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孫娘3歳までの成長記録

 第1章:まえがき

2011.12.22. 掲載
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孫3年成長記録 全目次


孫娘が生まれ、身近でその成長していく様子を観察すると、驚きと感動、そして楽しさが絶えない。この経験を記録に残したいと思うのは自然の感情だろう。記憶力低下が著しい年齢となり、記録に残しておかなければ、ほとんど何も残らなくなる恐れがあるのだから、なおさらである。

記録に残したいという自然の感情だけではなく、こどもがどのように成長していくのか、たとえば、ことばをどのようにして身につけていくのかを知りたいという知的好奇心が日増しに高まってくる。そのためには、記録することは必須の条件になるが、その記録は、いろいろな分析に耐えうる整理されたデータでなければならない。


年を重ねて得た老人の知恵と、これまでに身につけてきた技術を総動員して、孫娘3歳までの成長記録をまとめたいと思った。期間を3年としたのは、石の上にも3年の一区切りであることと、自分の年齢を考えたからである。

この記録は祖父である私と、祖母である妻のために作ったものだが、父母、母方祖父母にも役立つところがあるかもしれない。孫が将来これをどうとらえるか分からないが、許してくれることを願う。最後に、幼児の成長に関心のある人のお役に立つところがあれば嬉しく思う。


孫の成長の記録は、行動を14のカテゴリーに分け、それぞれのカテゴリーを数個〜十数個の下位カテゴリーに細分して記録した。下位カテゴリーは、カテゴリーとの区別を分かりやすくするため「カテゴリー特性」と名付けた。つまり、「カテゴリー特性」とは「下位カテゴリー」のことである。

孫の行動のデータは膨大なものとなったが、ある生活年齢で、そのカテゴリー特性に分類される行動が表示できるようにした。そのカテゴリー特性に分類される行動が複数ある場合は、その中で一番代表的なものを1件選んだ。

記録は全体を通して、「あらまし」でそのカテゴリーの概略、「生活年齢ごとの特性」でカテゴリー特性の横断的分析、「特性の経時変化」でカテゴリー特性の縦断的分析を載せている。なお、これらを総合した「生活年齢ごとの特徴」では、すべてのカテゴリーとカテゴリー特性の横断的分析をまとめた。これを見るだけで、何歳何ヶ月という生活年齢での孫の行動を概観することができる。

また、この記録は、ハイパーテキストのメリットを生かし、できるだけ多くの項目とリンクできるようにネットを張り巡らせた。青文字太字で書かれた項目をクリックすると、その記事に即リンク(ジャンプ)できる。


<2011.12.22.>

第2章:方法と構成

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