歌のデータ・ベース
邦楽歌曲 30曲
ア
カ
サ
タ
ナ
ハ
マ
ヤ
<ア>
曲名:赤とんぼ
歌い出し歌詞:ゆうやけ こやけの あかとんぼ
歌い出しメロディー:G,CCDEGcAGACCDE 歌と思い出
作詞:三木露風
作曲:山田耕筰
年代:1927
歌手:
メモ:7歳の時に実家に戻った母を慕い、ふるさと播磨平野へ思いをはせた歌
曲名:秋のピエロ
歌い出し歌詞:なきわらいして わがぴえろ
歌い出しメロディー:EEEEEEEEFEDEFEC 歌と思い出
作詞:
作曲:清水 脩
年代:
歌手:
メモ:日本の男声合唱曲の中で、恐らく一番愛唱されている清水脩の曲
曲名:お菓子と娘
歌い出し歌詞:おかしのすきな ぱりむすめ
歌い出しメロディー:GcBAGcFEGDCE 歌と思い出
作詞:西条八十
作曲:橋本国彦
年代:1928
歌手:
メモ:シャンソン風な歌曲
<カ>
曲名:かもめ
歌い出し歌詞:かもめ かもめ さりーゆくかもめ
歌い出しメロディー:CDEz EFG
作詞:室生犀星
作曲:弘田龍太郎
年代:1919
歌手:奥田良三
メモ:歌い出しがささやきかけるようで、しみじみとした味わいがある
曲名:からたちの花
歌い出し歌詞:からたちの はなが さいたよ
歌い出しメロディー:G,EEEEFGECDDE 歌と思い出
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1924
歌手:
メモ:みんな みんな 「やさしかったよ」、と泣いているところが良い
曲名:荒城の月
歌い出し歌詞:はるこううろうの はなのえん
歌い出しメロディー:EEABcBAFFEDE 歌と思い出
作詞:土井晩翠
作曲:滝廉太郎
年代:1901
歌手:
メモ:少年期に腰をおろして尺八を吹いた大分県竹田市の岡城址をイメージして作られたという
曲名:この道
歌い出し歌詞:このみちーは いつかきたみーち
歌い出しメロディー:G,CDEEAGEDEDC
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1926
歌手:
メモ:白秋が北海道旅行中に作った詩に曲がつけられた。
<サ>
曲名:叱られて
歌い出し歌詞:しかられて しかられーて
歌い出しメロディー:EGAAGz GAGcded
作詞:清水かつら
作曲:弘田龍太郎
年代:1920
歌手:
メモ:ヨナ抜きで日本的情緒いっぱい、長調で民謡風旋律の中に、たまらないさびしさの経験が歌われている。
曲名:城ケ島の雨
歌い出し歌詞:あめは ふるふる
歌い出しメロディー:ECA,CA,CB,A, 歌と思い出
作詞:北原白秋
作曲:梁田 貞
年代:1913
歌手:
メモ:梁田 貞は尺八の名手だったという。利休鼠とはみどりがかったねずみ色のこと
曲名:砂山
歌い出し歌詞:うみはあらうみ むこうはさどよ
歌い出しメロディー:A,A,CEFECEz EAAABAFDE 歌と思い出
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1922
歌手:
メモ:中山晋平の童謡風な長調の曲に対して、山田耕筰は翌年哀愁をたたえた佳歌曲調のこの曲を作った。
曲名:早春賦
歌い出し歌詞:はるはなのみの かぜのさむさよ
歌い出しメロディー:G,CEGccA
作詞:古丸一昌
作曲:中田 章
年代:1913
歌手:
メモ:中田喜直の父、森繁のしれとこ旅情はこの曲を下敷きにしたと言われた
<タ>
曲名:田植唄
歌い出し歌詞:そろた そーろたよ たのくろーみちに
歌い出しメロディー:EecBABAFABz DEFAcBAFE
作詞:林 柳波
作曲:橋本国彦
年代:1938
歌手:藤原義江
メモ:若い娘の生命力を稲に託して、稲花の受胎を旺盛にするという原始宗教から若い娘の田植えが行われるのだろう
曲名:月の砂漠
歌い出し歌詞:つきのさばくを はるばると
歌い出しメロディー:CDEcBAB 歌と思い出
作詞:加藤まさを
作曲:佐々木すぐる
年代:1923
歌手:
メモ:加藤まさをは、美しい少女の絵を得意とした人気画家で、詩も書いた。
曲名:出船
歌い出し歌詞:こよいでふねか おなごりおしや
歌い出しメロディー:EABccBAddefffe 歌と思い出
作詞:勝田香月
作曲:杉山長谷夫
年代:1921
歌手:
メモ:勝田は、秋田県の能代港で見た粉雪舞う港の情景を思い出して、これを書いた
<ナ>
曲名:夏の思い出
歌い出し歌詞:なつがくれば おもいだす
歌い出しメロディー:EEFGFEDDDEF
作詞:江間章子
作曲:中田喜直
年代:1949
歌手:
メモ:夏の日の静かな尾瀬沼の風物の追憶の歌
曲名:平城山
歌い出し歌詞:ひとこうは かなしきものと ならやまに
歌い出しメロディー:EEB,DEz FAAFEFE
作詞:北見志保子
作曲:平井康三郎
年代:1935
歌手:
メモ:日本古来の音階の陰旋法で書かれ、この短歌によく合った気品ある作品
<ハ>
曲名:初恋
歌い出し歌詞:すなやーまのすなに すなにーはらばい
歌い出しメロディー:G,G,EEEFGDz G,G,DDDEFE
作詞:石川啄木
作曲:越谷達之助
年代:1938
歌手:
メモ:「啄木によせて歌える」という歌曲集の第1曲目、初恋の気持を切々と歌っている
曲名:花
歌い出し歌詞:はるのうららの すみだがわ
歌い出しメロディー:GGcz cdcBAGEGcdegd 歌と思い出
作詞:武島羽衣
作曲:滝廉太郎
年代:1900
歌手:
メモ:明治33年1900年の作品、日本人の詩に西洋音階で曲をつけた最初の曲とされている。
曲名:花の街
歌い出し歌詞:なないろのたにをーこえて
歌い出しメロディー:G,CDEEEEGECA,
作詞:江間章子
作曲:團伊久磨
年代:1947
歌手:
メモ:NHKのラジオ歌謡で発表された。各フレーズのアウフタクトが効果的に使われている。
曲名:波浮の港
歌い出し歌詞:いそのうのとーりゃ ひぐれーにゃかえる
歌い出しメロディー:EABecBcABdefafede
作詞:野口雨情
作曲:中山晋平
年代:1924
歌手:
メモ:「ヤレホンニサ」の囃子ことばは中山晋平が加えたという。船頭歌的民謡風の曲。
曲名:浜千鳥
歌い出し歌詞:あおいつきよの はまべーには
歌い出しメロディー:CDEGAcGAGEDCD
作詞:鹿島鳴秋
作曲:弘田龍太郎
年代:1920
歌手:
メモ:浜千鳥が、親を探して寒い月夜の海岸を游飛する情景を歌った曲
曲名:浜辺の歌
歌い出し歌詞:あしたーはまべーを さーまーよえーば
歌い出しメロディー:G,G,CDEDCDA,CB,A,G,CEDCD 歌と思い出
作詞:林 古渓
作曲:成田為三
年代:1918
歌手:
メモ:8分の6拍子特有の柔らかいリズムに乗せた美しい曲。
曲名:曼珠沙華(ひがんばな)
歌い出し歌詞:ごんしゃん ごんしゃん どこへゆく
歌い出しメロディー:A,EEEA,EFABAFz DE
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1922
歌手:
メモ:「ごんしゃん」は柳川の方言で、良家の娘のこと。
曲名:昼の夢
歌い出し歌詞:そうび はなさーーく かーーげにふして
歌い出しメロディー:EFGeedcAcBAEGFD^DE
作詞:高安月郊
作曲:梁田 貞
年代:1914
歌手:
メモ:わが国でグノーの「夜の調べ」が流行したので、日本最初のセレナーデとして作られた曲
曲名:ふるさとの
歌い出し歌詞:ふるーさーとーーーの
歌い出しメロディー:G^AGEDCA,CDE
作詞:石川啄木
作曲:平井康三郎
年代:1914
歌手:
メモ:「ふるさとの」という名の歌は、他に大中寅二、斎藤佳三、のものがある
曲名:ペチカ
歌い出し歌詞:ゆきのふるよは たのしい ぺちか
歌い出しメロディー:EEGAGGGz AccAdcG
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1925
歌手:
メモ:白秋が満州旅行で見た自然風景を思い浮かべ作った詩。わずか6小節の曲
<マ>
曲名:待ちぼうけ
歌い出し歌詞:まちぼうけ まちぼうけ あるひせっせとのらかせぎ
歌い出しメロディー:EGGGEGGGz AGGAAGGEGAEG
作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
年代:1925
歌手:
メモ:さらっとして、べたべたしない子どもの歌
<ヤ>
曲名:椰子の実
歌い出し歌詞:なもしらぬ とおきしまより
歌い出しメロディー:G,CEDG,z G,DFEFDG 歌と思い出
作詞:島崎藤村
作曲:大中寅二
年代:1936
歌手:
メモ:伊良子岬に流れ着いた椰子の実を歌った藤村の詩に、大中寅二が曲をつけ、36年に国民歌謡として発表された。
曲名:雪の降る町を
歌い出し歌詞:ゆーきのふるまちを ゆーきのふるまちを
歌い出しメロディー:EEEAGFGEEEEFEAcB 歌と思い出
作詞:内村直也
作曲:中田喜直
年代:1952
歌手:高 英男
メモ:NHKのラジオ歌謡で発表された。中ほどで短調から長調へ転調する。
曲名:宵待草
歌い出し歌詞:まてど くらせど こーぬひーとを
歌い出しメロディー:EecBAFEEDCB,CDE
作詞:竹久夢二
作曲:多忠亮
年代:1918
歌手:
メモ:多(おおた)忠亮23歳の作品。夢二の表紙画をつけた譜面で出版された。