乳の詫び状

Last update 2009/08/14

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

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乳の詫び状(2009/07/30)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ミラーニューロン、クラウドソーシング、ハヤカワ新書juice、ビジネス書の作られ方、売られ方
---
 早川書房は、新書を出し始めたんですね。ハヤカワ新書juiceというそうで
す。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200026/showshotcorne-22/
ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新
書juice) (単行本)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200018/showshotcorne-22/
クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice) 
(単行本) 
ジェフ ハウ (著), Jeff Howe (原著), 中島 由華 (翻訳)
が売れていて、初めて気づきました。
 いま出ているものでは、もう1冊、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200034/showshotcorne-22/
インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) (新書) 
ジョナサン・ジットレイン (著), 井口耕二 (翻訳)
がありますね。
 これ、梅田望夫の「ウェブ進化論」ならぬ、「ウェブ退化論」だそうですね。

ハヤカワ新書juiceについては、
http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000245
ハヤカワ新書juice創刊!
をどうぞ。
 新書というには、値段的にはどれも高いよね。海外作品だからなのか。
 これまでなら、もっと高い値段のハードカバーで出していたものを新書とし
て出すから、これくらいの値段に安くできたということなのか。

 ミラーニューロンの本といえば、ミラーニューロンの発見者ジャコモ-・リ
ゾラッティが一般向けに書いた、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431401055X/showshotcorne-22/
ミラーニューロン (単行本) 
ジャコモ ・リゾラッティ (著), コラド・シニガリア (著), 茂木健一郎 (監
修), 柴田裕之 (翻訳)
があります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002GP07NM/showshotcorne-22/
日経サイエンス2009年9月号
のブックレビュー欄には、京都大学の乾敏郎氏による詳しい紹介が載っていま
した。最新の成果を丁寧に解説したものだそうです。

 「クラウドソーシング」から思い出すのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224587X/showshotcorne-22/
ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ (単行本) 
ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ (著), 井口 耕二 (翻訳)
のこと。
 「ウィキノミクス」は、日経BPから、感想をウェブやブログに書いてくれと
いって送られて来たけど、食指が動かなくて、ほったらかし。すみません。
 2ヵ月くらいして、本の整理をしているときに、手にとって、たしか、オビ
にIBMやP&Gの名前があって、IBMはオープンソースに熱心になっていたから、
集合知でやるという話も事例として当然なので読む気にならなかったけど、洗
剤などの日用品を作っているP&Gの名前をみて、ちょっと読む気になったんで
す。
 P&Gが、インターネットを使ってどう製品開発に役立てているかは、興味が
あるなら、読んでください。へえ、そういうやり方かと思いました。
 読んで、おれが面白かったのは、IBMの部分。
 オープンソースの連中と本格的に共同プロジェクトをやるので、天下のIBM
の連中がびびってるの。ヒッピーみたいなのが大勢殴り込んできたら、どうし
ようかみたいな感じなんです。
 なんとか、オープンソースの連中を理解して付き合おうとするんだけど、フ
ァーストコンタクトがネタになるような話だったのは、この本に書いてあった
のかな。
 最初のミーティングのとき、IBMの連中は、オープンソースの連中に合わせ
て、Tシャツにジーンズといったラフな服装。一方、オープンソースの連中は、
IBMに合わせてスーツにネクタイだったんです。お互い、びびってたんですね。
 ほかの本だったかもしれないけど、なんか、そういう微笑ましいエピソード
があったんです。どこまでほんとかは、知らないけどね。
 その後は、さすがIBMだなと思ったのは、非常にシステマティックにオープ
ンソースやその連中と付き合うんです。ちゃんとシステム化されていくんです。
 日本人、日本軍を深く分析、理解して、システマティックに対応していった
米軍みたいな感じですよ。
 著者はがんばって、これら、ウィキノミクスを実践している企業の事例から、
共通する特長、普遍的なものを抽出しようとしていると思います。でも、それ
がどこまで通用するかは、やっぱ、疑問があるんですよね。

 この手の「話題のビジネス書」「全米ベストセラー」などという本の常とし
て、どこまで信用できるかというのは、ずっとおれの中にあるんです。
 おれが20代前半のころかな。全米のビジネスマンはみんな読んでいる大ベス
トセラーという触れ込みの「エクセレント・カンパニー」という本が、日本で
バカ売れしたんです。
 でも、エクセレント・カンパニー、すなわち超優良企業として登場するゼロ
ックス、IBMがその後大不振に陥って、アメリカじゃ、著者が批判を浴びて、
結局、あの本の多くはでっち上げだと、ゲロっちゃったんです。
 たしか、最初に1社か2社調べて、適当にエクセレント・カンパニーの基準
を作って、あとはそれに合うように、データをでっち上げたんですよね。
 翻訳したのが大前研一で、当時、そろそろ大前研一を卒業するころだったと
思うけど、この顛末を知って、やっぱ、大前研一らしい仕事だなと思いました。
 調子よく煽ってるなというビジネス書に対する不信感は、あの頃からあるね。

 「ウィキノミクス」の感想を書くときに、「エクセレント・カンパニー」の
でっち上げのことを書こうと思って、メモしていたものをついでに出します。
http://chu-ken.info/text/2008/14.html
なぜビジネス書は間違うのか
には、「エクセレント・カンパニー」の捏造の話が出ていますね。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081204/162401/?P=1
天然疑惑
にある
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081204/162401/?P=7
カリスマ経営者の末路
の部分。これがエクセレント・カンパニーの捏造とも関連する話ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062005816/showshotcorne-22/
エクセレント・カンパニー―超優良企業の条件 (単行本) 
T・J・ピーターズ (著), R・H・ウォータマン (著), 大前 研一 (翻訳)
をみると、出版は1983年だ。おれが24歳のときか。
 そうそう、この1,2年後が、大学院を出て結婚して府中に住み始めたころ。
 いまやすっかり建て替えられて立派な駅になった府中駅だが、建て替え前の
府中駅そばにあった啓文堂書店で、手に取った記憶がある。
 げっ、2003年に復刊してますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901234331/showshotcorne-22/
エクセレント・カンパニー (Eijipress business classics) (単行本)
トム・ピーターズ (著), ロバート・ウォーターマン (著), 大前 研一 (翻訳)
 あ、素人評のカスタマーという人の書き込み
--- ここから ---
いまさら再発されたのが不思議, 2003/10/20
(略)
が、登場する企業はその後業績不振に陥った(あるいは消えてなくなった)企
業ばかりだし、本書で企業の業績を測るために使用されているデータがでっち
上げであることを著者自身が認めた今となっては、本書を盲目的に信仰するの
はいかがなものかと思う。
--- ここまで ---
は、前述の捏造のことですね。このカスタマー氏、「「成功本を読む奴は成功
しない」を証明するような復刻ブーム」とも書いてますね。
 でも、不朽の名作といって絶賛する感想を書いている人もいるね。
 ね、日本のサラリーマン、ビジネスマン(ビジネスパーソン)相手の商売は、
すごいでしょ。
 サラリーマンは奴隷、ビジネスマン(ビジネスパーソン)は自分はサラリーマ
ンではないと思っている奴隷ですから、奴隷相手の商売って、楽勝でしょ。
 勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの本は、海外のベストセラービジネス書
はもちろん、大前研一たちの本より、もっと中身がないもんね。それでも売れ
ちゃうのが、不安心理に煽られたいまの日本。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246663/showshotcorne-22/
なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 (単行本) 
フィル・ローゼンツワイグ (著), 桃井 緑美子 (翻訳)
を読んでいると、少しは引っかからない免疫ができるかもね。

みなさん、教えてください:
 ビジネスマンに人気だった竹村健一、大前研一、渡部昇一、堺屋太一、長谷
川慶太郎たちをまとめて呼ぶ言い方があったでしょ。あれ、何でした?
 一姫二太郎みたいな言い方。
 名前が一で終わる人が4人で、太郎が1人で、四一一太郎?
 絶対、違うな、これ。でも、なんか、そんな考え方の言葉。
 誰か教えてください。

2009/08/01追記:
 ブログのほうでは、すでにコメントしているのでかぶっちゃいますが、上記
の質問の答が判明しました。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/30/4464182
ミラーニューロン、クラウドソーシング、ハヤカワ新書juice、ビジネス書の作
られ方、売られ方
にあるJosiahさんのコメント。
--- ここから ---
3一1介(さんぴんいちすけ) 
竹村健一、渡辺昇一、堺屋太一、深田祐介 四氏の略称
--- ここまで ---
です。
 Josiahさん、ありがとうございます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 津村ゆかり「図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み」
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798022454/showshotcorne-22/
図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み (How‐nual Visual Guide 
Book) (単行本) 
津村 ゆかり (著)
が売れていた。
 それだけなら、紹介しないが、これ、著者の津村さん自ら、アマゾンの素人
評に正誤表のありかを書き込んでいて、
「誤字・ミスが多く申し訳ありません。(著者)」
だって。
 胸キュン。\(^O^)/
 正誤表は、
http://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/2245.html
に行くと、PDFで置いてあります。

 誤植の類は、基本的には著者ではなく、編集者、校正者の責任。というのが、
著者であるおれの考え。
 秀和もコンピュータ系といえばコンピュータ系。我々の業界の出版社、アス
キー、ソフトバンク、インプレス、技術評論社、翔泳社などなど、編集者、校
正者のレベルは低いのよ。これは20年前に原稿をこれらの出版社で書くように
なってから感じたこと。
 岩波書店、文藝春秋、新潮社、講談社、あるいは朝日新聞、読売新聞など新
聞社の学芸部の人たちと比べると、これは、まあ、レベルが落ちます。まとも
な人もいるけど、ひどいのもけっこう多い。
 藤本ベさんと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/20/4447113
感動で言葉にならない山下洋輔トリオ復活祭
の飲み会で飲んだとき、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/28/4460865
日経サイエンス2009年9月号、2009年8月号のこともちょっと
で書いたように、「ウェブ界のライターや編集者がいかにダメかという話も出
た」が、関連して、ICT業界の編集者がいかにダメかという話も出て、20年前
からあんまり変わってないと。優秀な編集者、仕事ができる人は、独立すると。
 たしかに、独立して編集プロダクションにしたほうが、何かと都合がいいこ
と多いもんね。
 日本は、社長一人だけの法人でもいいから会社組織にすると、いろいろな優
遇措置があるんですよ。自営業者や零細企業は、自民党の票田だから。小なり
といえど会社をひとつ持っておくと、いろいろ自由がきいて、なぜか金回りが
よくなったりするんです(笑)。
 小国といえども国であれば、主権が存在して課税権が存在して内政不干渉を
主張できてといったことと似てますね。
 地方分権といってるけど、究極的な姿として、一人一国家になると、どうい
う社会になるんでしょうね。考え出すとドタバタネタになりそうなこと、いっ
ぱいありそうだね。

 本書に戻ると、目次を見る限り、分析化学って、原子分光分析や質量分析な
どをやる化学なんですね。データの扱いを述べた章もありますね。

 あ、津村さんのウェブページとブログがある。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ytsumura/
津村ゆかりの分析化学のページ
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/
技術系サラリーマンの交差点 津村ゆかりの分析化学のページ 別館ブログ

 増刷される予定だって。おめでとうございます。
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-97bb.html
増刷が出る予定です
 7月下旬というから、そろそろ出ているのか。上記の誤植+αが訂正されて
いるようですね。
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-97bb.html
第2刷での修正箇所(予定)
 ほぉ、分析屋は口が堅いのか。カタクチイワシってこと?\(^O^)/
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2004/05/post_1.html
分析屋は口が固い
 ニセ科学(疑似科学)の話もあるね。
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/cat7730564/index.html
「ニセ科学」関連・本当の最終記事

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: うんこさん、東京進出か
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/09/4354396
うんこさんが、関西でブレイクだって!
で紹介した「うんこさん」。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/28/4396960
密教、真言宗高野山のゆるキャラ「こうやくん」
のコメントに、北九州在住の情報省の女スパイ、コードネーム「りぼん」さん
から、報告が。

http://news.walkerplus.com/2009/0725/6/
東京進出なるか!?関西発の強烈ゆるキャラ“うんこさん”の軌跡
だって。
 東京に、うんこがあふれる日も近いのか。^^;

 そうそう、りぼんさんは北九州だから、知っているだろうが、九州にはワシ
ワシというセミがいます。ワシワシというのは、おれらの子供の頃からの言い
方で、正式にはクマゼミ。
 これが東京には、いないんです。だから、九州と比べて、東京の夏は実に静
か。東京のセミが鳴くのなんて、鳴いているうちに入りません。
 しかし、ワシワシは、着々と北上してきているんですよ。
 ワシワシが関東を襲うとどうなるかは、別途、書きます。いつになるやら。
 ワシワシが東京に来る。うんこさんも東京に来る。
 こりゃ、新型インフルエンザもびっくりの大変なことになるぞ。\(^O^)/

乳の詫び状(2009/07/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Pocket Refは、すごすぎ!\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/30/4276800 
理工系研究者、エンジニア必携のポケットバイブルらしいPocket Ref 
で紹介し、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450599
ケンブリッジ物理公式ハンドブック, Pocket Ref, Scala, Clojure, AIMAなど
で、注文したけど、なかなか来ないと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1885071337/showshotcorne-22/
Pocket Ref (ペーパーバック) 
Thomas J. Glover (著)
が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356336/showshotcorne-22/
Programming Clojure (ペーパーバック) 
Stuart Halloway (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0981531601/showshotcorne-22/
Programming in Scala: A Comprehensive Step-by-step Guide (ペーパーバッ
ク) 
Martin Odersky (著), Lex Spoon (著), Bill Venners (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435631X/showshotcorne-22/
Programming Scala: Tackle Multi-core Complexity on the Java Virtual 
Machine 
Venkat Subramaniam (著)
とともに、やっと来ました。

 箱を開けてびっくり。Pocket Refは、なんとなく、コンサイス英和辞典くら
いの大きさかと思っていたけど、想像より、もっと小さい。
 測ったら、縦14センチ、横8センチ、厚さ2センチくらい。いまどきの日本の
携帯電話より大きいけど、iPod TouchやiPhone 3Gくらいの感じかな。本とし
ては、新書よりずっと小さく、文庫本より少し大きい感じかな。厚さはそれな
りにありますけどね。
 それでいて、中に何でもかんでも書いてある。元素の周期律表から、円周率、
黄金比など各種定数、数学や物理のいろいろな公式はあるし、数表はあるし、
度量衡換算はあるし、天気図の見方や、モールス符号や手旗信号もあるし、航
空会社の略号一覧はあるし、利率の計算もあるし、配管用の銅管や鉄管などの
規格一覧もあるし、ロープの結び方もある。
 軍の階級と階級章もあるぞ。一体何なんだ、この本。
 何でも載ってるぞ。すごすぎ。\(^O^)/

 あ、ネクタイの結び方と料理関係はなかったか。^^;
 個人的には、ネクタイの結び方と出汁の取り方、三杯酢など基本的な調味料
とカレー、肉じゃが、きんぴらなど基本的なおかずの作り方まで載っていれば
完璧だったね。\(^O^)/
 ガイジンさんなんだから、和食は無理!
 いーえ、和食だけじゃない。アメリカ人には、料理は無理。
 それをいうなら、イギリス人にも料理は無理。
 人種差別ギャグで、イギリスの料理はまずい、と必ずからかわれるもんね。
 結論としては、アングロサクソンに味覚はない!\(^O^)/

 難点は、字が小さすぎて、老眼では何が書いてあるか読めないことね(泣)。
 ということは、老眼鏡とセットで売ればいいのね。
 なるほど、アマゾンのレコメンド機能は、そこまで頭がよくないわけね。
 やっぱ、人間の勝ちだな。\(^O^)/

 Pocket Refは英語の本です。念のため。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Nonlinear Dynamics And Chaos, SYNC, 新しい自然学, 非線形科学の可能性
---
 また、難しそうな、高い原書が売れていました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0738204536/showshotcorne-22/
Nonlinear Dynamics And Chaos: With Applications To Physics, Biology,
Chemistry, And Engineering (Studies in nonlinearity) (ペーパーバック)
Steven H. Strogatz (著)

 非線形科学とカオス、いわゆる複雑系の本ですね。それも物理学、数学がで
きる人向けの専門書ですね。
 本家Amazonの素人評では、星5つ。Excellent, Great, Wonderfulなど絶賛
ですね。非線形科学のリファレンス的な教科書だということです。

 それから、同じ著者の、一般向けのSYNCという本がありますね。
 ここでまた、わからんことが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0786887214/showshotcorne-22/
Sync: How Order Emerges From Chaos In the Universe, Nature, and Daily 
Life (ペーパーバック)
Steven H. Strogatz
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/014100763X/showshotcorne-22/
Sync: The Emerging Science of Spontaneous Order (Penguin Press Science)
 (ペーパーバック) 
Steven Strogatz (著)

 この2冊、ほぼ、同じ著者でサブタイトルは違ってもタイトルは同じ。でも、
出版社が違う。でも、同時期に出版されている。
前者は、352ページ、Hyperion; Reprint版 (2004/4/14)
後者は、352ページ、Penguin; New Ed版 (2004/4/29)
 あ、わかった。自己解決。\(^O^)/
 前者は14.95ドル、後者は9.99ポンド。後者はイギリスの出版社が出したん
だ。でも、同じ英語圏で、アメリカの本をイギリスの出版社が改めて出す理由
があるんだろうか。よーわからん。
 ばかー。アメリカ英語を女王陛下の英語に翻訳してあるんだよ。\(^O^)/
 ほんまかいな。ま、でも、おれ、Spontaneousという言葉、好きなんですよ。
 やっぱ、ほかでもそうだけど、いま、前者のドルのほうが日本円にすると安
いね。

 本家Amazonにある前者の「Sync」の素人評の中には、「Strogatz beats 
Wolfram 10-0」なんてのもありました。
 この感想を書いた人は、Wolframの評判になった本、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1579550088/showshotcorne-22/
A New Kind of Science (ハードカバー)
Stephen Wolfram (著)
は、だめだと。Syncのほうが圧勝だという言い方ですね。
 おれは、どっちも未読だし、特にWolframの本は、1000ページ以上あるし、
読んでもわからんだろうから、なんともいえんが、10-0で圧勝という言い方が
すごいね。Wolframは、「A New Kind of Science」と叫んだはいいが、化けの
皮がはがれたという感じの書き方ですね。
 Wolframとは誰かというと、とても素晴らしいMathematicaという数式処理ソ
フトを作ったあの天才Wolframです。最近だと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/21/4314948
Wolfram|Alphaは、Googleを超える検索エンジンになるか
で名前が出ました。

 SYNCは日本語版があります。これも売れていたものです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086262/showshotcorne-22/
SYNC (単行本)
スティーヴン・ストロガッツ (著), 蔵本由紀 (翻訳), 長尾力 (翻訳)

 ああ、またしても、ゴルゴ十三 "じゅうそう" さんがいる。
 あ、訳者の一人は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/07/2479808
蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」
で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087204081/showshotcorne-22/
蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」
を紹介した蔵本由紀先生だ。
 ふむふむ、もっと本気の人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400026642X/showshotcorne-22/
新しい自然学―非線形科学の可能性 (双書・科学・技術のゆくえ) (単行本)
蔵本 由紀 (著)
が出ているのね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 現代萌衛星図鑑
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/28/4460865
日経サイエンス2009年9月号、2009年8月号のこともちょっと
で、月周回衛星「かぐや」のことが出ていると紹介しました。
 「はやぶさ」については、何度も書いています。
 そして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/13/4172347
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学
では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456970560X/showshotcorne-22/
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学 (単行本(ソフトカバー)) 
竹内 薫 (著), 藤井 かおり (著), 松野 時緒 (漫画) (著), 松野 時緒 (イラ
スト)
の名前を出しました。
 この2つが融合して、すごい本が出ていました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861992060/showshotcorne-22/
現代萌衛星図鑑 (単行本(ソフトカバー)) 
しきしまふげん (著), へかとん (イラスト), 松浦晋也 (監修)

 内容は、ちゃんと日本の衛星開発の歴史、関係者の奮闘ぶりを伝えるものの
ようですね。

 そうそう。先日、また、府中のプラネタリウムに「はやぶさ」の映画を観に
行きました。
 川崎のIMAXで観た映画より、こっちのほうが飛翔感、浮遊感がありました。
ほんと、気持ちいい。

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/12/4362011
観た、感動。泣いた。「ハヤブサ〜バック・トゥー・ジ・アース」\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/16/4436983
日食、宇宙の本、太陽系大地図、IMAX, トランスフォーマーリベンジ

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ、ますます拡大中
---
 最近、喉元過ぎて、スルーされてますが、新型インフルエンザ、ますます拡
大中です。
 国内は5000人突破。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090724/bdy0907241222006-n1.htm
【新型インフル】国内感染者5千人超す 脳症発症も
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090726/bdy0907261642000-n1.htm
【新型インフル】 国内感染者5000人突破 夏本番でも流行収まらず

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424319
新型インフルエンザ、山形県が最後の砦
で、2000人突破と書いたのが、今月の10日でっせ。たった2週間ほどで3000人
も増えたのね。

 タミフル耐性も出てますね。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090728/bdy0907281649005-n1.htm
【新型インフル】徳島でタミフル耐性ウイルス 国内3例目

 イギリス、かなりすごいね。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071601053&rel=j&g=int
前首相夫人も新型インフル感染か=英
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090724/bdy0907240045000-n1.htm
【新型インフル】英イングランドの感染者、1週間で10万人に
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090719/bdy0907192204003-n1.htm
【新型インフル】妊婦さんご用心 英国が旅行自粛勧告へ

 オーストラリアもすごい話が出ていました。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090716k0000e040013000c.html
新型インフル:オーストラリアで感染者が1万人超える
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071600820&rel=j&g=int
最悪なら死者6000人=新型インフルの被害想定−豪
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20090717k0000m030047000c.html
新型インフル:豪で最悪6000人死亡の可能性

 秋から冬が怖いですね。いまのうち、準備しておいたほうがよさそうですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 朝日新聞、CNET Japanを手に
---
 もう古いネタだけど。リンクのみ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/01/news079.html
朝日新聞、CNET Japanを事業継承 9月1日から運営へ
http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20395945,00.htm
朝日新聞社、CNET Japan、ZDNet Japan等の事業を米CBS Interactiveより継承

 なんか、まんまと不良なものを押しつけられた気がするけど。^^;
 ソフトバンクがZDNetからITMediaにした経緯などは、
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/02/09/6415.html
CNET Japan、新生「ZDNet Japan」を4月スタート〜企業向けに特化

 ITMediaと日経ITProでほとんど終わってる気がするが。少なくともおれはそ
れ以外あんまりみてないし。ってか、それもあんまりみてないし。どれみても、
あんまり、面白くないから。もう生きてる時間が限られてきたから、これらに
時間をかける価値を感じていない。^^;
 ほかに読みたいこと、知りたいこと、やりたいこと、いろいろあるからね。
 といって、連日、暑くて、風呂に入るか、寝てばっかり。\(^O^)/
 お気楽、極楽。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/28/4460822
超能力で億万長者の脳をコピペ\(^O^)/
の関連。

===
標題: MEMORY-PRO386、QEMM386云々
---
DOSで、どのようにメモリをアクセスするかという話は・・・
H.シュルト著 横山直樹(よこやま・なおき)訳『実用Cプログラミング
生粋のCプログラマへ』をよむのが吉である。

TSRやEMSといったタスク管理やメモリの使い方以外にも、Cラ
イクなインタプリタ製作などもあって、K&R卒業の記念にはちょう
どよいタームが凝縮されている本である。

とてもわかりやすく解説されており名著だと思います。当時『実用C
プログラミング生粋のCプログラマへ』に出会わなかったワナビーは
若干不幸な運命にあったかもしれない。

原書も、数々の著名なハッカーによい影響を及ぼしているようです。

ちなみに復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=19161
で、復刊投票をやってますので、興味のある方は投票の程お願いします。
--- FROM Musasino city, Tokyo metropolis, in Japan.
Name;      Masaya Ootsuki.
WWW;       http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/

===
標題: Re: MEMORY-PRO386、QEMM386云々
---
 懐かしいなあ、TSRだって。
 BorlandのSideKickは、TSRの芸術でしたね。
 TSRは、Terminate and Stay Residentの略。常駐終了ですね。そこのつばめ
どん、東京商工リサーチと間違えないように。
 いまどき、割り込みベクタを書き換えている人、何人いるんだろう。ほぼ、
組み込みの人だけですよね。
 ウェブプログラミングで、割り込みベクタ書き換えに相当するものって、何だ。
 XSS(クロスサイトスクリプティング)じゃないか。\(^O^)/

 おお、ウィキペディアにSidekickが項目がありますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Terminate_and_Stay_Resident
http://ja.wikipedia.org/wiki/Sidekick
http://ja.wikipedia.org/wiki/クロスサイトスクリプティング

 「実用Cプログラミング―生粋のCプログラマへ」は、全然知りませんでした。
すみません。
 手に入れるだけなら、アマゾンで中古はありますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895013960/showshotcorne-22/
実用Cプログラミング―生粋のCプログラマへ (単行本) 
H. シュルト (著), 横山 直樹 (翻訳)

 復刊ドットコムに久々に行って、投票しようと思ったけど、アカウントやパ
スワードを忘れているので、途端に面倒になりました。^^;

中村(show)

===
標題: 復刊ドットコムは・・・
---
復刊ドットコムは・・・何回か運営会社が変わっているので
しばらく使っていないと帰ってきた浦島太郎の状態ですわ。
--- FROM Musasino city, Tokyo metropolis, in Japan.
Name;      Masaya Ootsuki.

乳の詫び状(2009/07/28)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2009年9月号、2009年8月号のこともちょっと
---
 日経サイエンス2009年9月号の特別付録は、「親と子の科学の冒険2009」で
す。毎年、恒例になってきた付録ですね。たしか、3年目。
 夏休みに親子でできる、いろいろな観察、全国の科学館などで行なわれるイ
ベントの情報、科学を知るためのブックガイドなどがあります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002GP07NM/showshotcorne-22/
日経サイエンス2009年9月号
 目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55909
日経サイエンス 2009年9月号 目次
をどうぞ。

 本文の記事では、アポロ計画以来といわれた月の探査に挑んだ「かぐや」の
話が、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0909/200909_026.html
「かぐや」が見た月の600日
加藤 學(宇宙航空研究開発機構)
がすごいですね。
 太陽系以外にある惑星、いわゆる系外惑星の話が、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0909/200909_040.html
意外な星にも惑星が
M. W. ワーナー(NASAジェット推進研究所)/M. A. ジュラ(カリフォルニア大
学ロサンゼルス)
 系外惑星を見つける話、見つける手法については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/16/4436983
日食、宇宙の本、太陽系大地図、IMAX, トランスフォーマーリベンジ
でちょっと感想を書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774133671/showshotcorne-22/
宇宙は「地球」であふれている -見えてきた系外惑星の素顔- (知りたい!サイ
エンス 26) (単行本(ソフトカバー)) 
井田 茂/佐藤 文衛/田村元秀 須藤 靖 (著)
が面白かった。

 我々の業界に関係するところでは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0909/200909_072.html
サイドチャネル 盗み見られるあなたのパソコン
W. W. ギブズ(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0909/200909_080.html
スピンで走る 超高速レーストラックメモリー
S. S. P. パーキン(IBM)
がすごい。
 どっちも、あり得ないだろうと思うことをやってます。
 サイドチャネル攻撃は、少し知っていたけれど、ここまですごくなっている
のかと驚きました。情報省のスパイ技術、もっと進化させないと。^^;
 レーストラックメモリーは、すごいよ。ナノサイズのワイヤーに、スピント
ロニクスを使って磁気記録、読み書きをする。ハードディスクのような機械的
可動部分がないから、超高密度、超高速外部記憶になる。
 昔懐かしい、富士通が出していたバブルメモリの話も出てきます。

 ほかにも、面白うそうな記事があるけど、また読んでない。面白そうな本の紹
介や宣伝も出ているけど、それはまたいつか。
 あ、そうそう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002C7UOSW/showshotcorne-22/
日経サイエンス2009年8月号
のことを書いてないみたい。書く時間がないから、ちょっとだけ、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0908/200908_038.html
海を渡る日本脳炎ウイルス
古田彩(編集部)協力:森田公一(長崎大学熱帯医学研究所)
は、えっ、日本脳炎って、まだ危ないの? というか、新たな脅威になってき
ているのねと認識を新たにした。結核もとっくに終わった話だと思っていたら、
以外と結核になる人いるわけでしょ。認識を改めないといけないこと多いね。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0908/200908_068.html
食糧不足で現代文明が滅びる?
L. R. ブラウン(地球政策研究所)
は、シビアな話ですわ。
 茂木健一郎対談、
メスだけで生まれたネズミが語る男女の差/河野友宏(東京農業大学)
は、これはびっくりの話。
 一番ウケたのは、
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0908_3.html#2
ゾウリムシが光通信
です。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/20/4447113
感動で言葉にならない山下洋輔トリオ復活祭
で久々に会った、藤本ベさんも、最近、ウケた科学ネタとして、これを挙げて
いた。
 ウェブ界のライターや編集者がいかにダメかという話も出た。
 それは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424318
ゴールドマン一人勝ちの秘密兵器が流出。物理学者、ウォール街を往く
で、
--- ここから ---
ビジネスメディア誠というウェブマガジンのメルマガ「ビジネス通信 誠 Biz.
ID」で、鷹木創という人物が、メディアの側にいる人間とは思えないレベルの
低いことを書いていたので、それを批判しようと思って忘れていた。時間がで
きたら、書こう。
--- ここまで ---
と書いたことを、書くときについでに書こう。いつになるやら。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ひらめき☆ときめき サイエンス 〜ようこそ大学の研究室へ〜
---
 小、中、高校生に科学に触れてもらう、大学で何を研究しているか知っても
らうということで、この夏休みに
「ひらめき☆ときめき サイエンス 〜ようこそ大学の研究室へ〜」
というのが行なわれています。全国各地の大学でやっているので、夏休みの1
日をこういうところで過ごすのもいいと思います。
 詳しくは、
http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html
ひらめき☆ときめき サイエンス 〜ようこそ大学の研究室へ〜
https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar
実施プログラム一覧
http://www.jsps.go.jp/j-news/topix.htm#20090723
平成21年度の「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜
KAKENHI」が始まりました!
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 超能力で億万長者の脳をコピペ\(^O^)/
---
 ヤフオク(Yahoo! Japanのオークション)で、神田昌典や勝間和代で検索した
ら、変なのがいろいろ出てきて面白いというので、やってみた。

http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%BF%C0%C5%C4%BE%BB%C5%B5&auccat=0
とか
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%BE%A1%B4%D6%CF%C2%C2%E5&auccat=0
とか、やったわけ。
 引っかかって、本や教材を買ったけど、役に立たず、売りに出しているのが
よくわかるね。ほかにも、なんか、怪しげなセミナーのCDやらいろいろ売って
るね。

 中でもサイコーなのは、
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g72868318
超能力を獲得して億万長者になる秘密

 これ、オークションのふりして、怪しげなものを売りつけているのね。
 この田中武という人、写真、本人なのかなあ。なんか、全部、でっち上げで、
裏にはオークションに参加するふりして、こうやって宣伝しているバイトの連
中がいっぱいいる気もするね。
 結局、神田昌典や勝間和代に引っかかる連中は、だましやすいわけ。すなわ
ち、怪しい商品も売りつけやすいから、神田昌典や勝間和代というキーワード
で検索すると、こういう商品が出てくるんだろうね。売りつけようと思ってい
る連中、少しは頭使ってるよね。

 しかし、すごいね。超能力者に教わって、億万長者の脳をコピペする技を身
に付けた、あなたにもできるというんだもんね。
 なんか、説明を読んでいると、その技とは、セックスじゃないかと思わない
でもないが、誰か、買って試してみてください(笑)。もちろん、おれは責任も
たないよ。
 ともかく、これは、神田昌典や勝間和代の世界に引っかかり続けた先に何が
あるかを、拡大してみせてくれている。彼らのビジネスは、これとあんまり変
わらないと思うのね。
 神田昌典や勝間和代は、新しいビジネスモデルを打ち立てろと説教垂れてい
るが、彼らのビジネスモデルは、大昔と変わらない。要は、大昔からある怪し
げなビジネスや詐欺的商法と基本手法は同じなんだよね。
 不安心理につけ込んで売り込む。いまの時代、みんなクビ切りに脅えている
から、なんとかスキルアップで会社にしがみつこうと思っている。その心理が、
引っかける側の連中には、好都合。
 有名大学教授の肩書きがあれば、なおいい。科学的なことを装えるなら、な
おいい。
 科学的といっても自然科学や工学のように、しっかりしたベースがあって、
白黒がはっきりわかっているものは、嘘がすぐバレるので避けたほうがいい。
狙い目は、脳科学、心理学、経済学といった、まだ何が何だかよくわかってい
ない分野。これらはいずれも人間を対象にしている分野なんです。
 そういう分野なら、いろんな学説が飛び交っているし、どれが本当なのかま
だわかってないから、何を言っても嘘にはならない(逆にいえば、何を言って
も嘘)。
 科学の臭いをちょっとかがせるだけで、ころころ引っかかるんだもん、科学
は最高の撒き餌。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380917X/showshotcorne-22/
バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5) (新書) 
竹内 薫 (著)
にも、だます方とだまされる方の情報格差があればあるほど、リテラシーの差
があればあるほど、だましやすいという話が出てくる。
 以上は、詐欺師がやるのと同じ手口なんですよ。

 さて、この怪しい広告にあるA-10神経で思い出したが、昔、電脳騒乱節にお
いて、「もっと側頭葉を刺激してくれ」というタイトルで書いたネタを思い出
した。
 脳科学とパソコンの技術とを意図的に混同して、臨死体験を語る、いや、騙
るというネタ。これは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874085423/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈オブジェクト指向臨死体験編〉 (単行本) 
中村 正三郎 (著)
に収録されているが、A10神経が出てくる部分を抜粋する。

--- ここから ---
死後の世界は存在するか
 臨死体験の解釈において厳しく立場が別れるのが,死後の世界を想定するか
どうかという点である.
 体外離脱が起こったと体験者はいうが,それは極限状態におかれた脳のイメ
ージを見ているにすぎないのではないか.上昇する,トンネルに入る,光の中
に突入する,といった体験も脳のイメージではないか.
 先に文化的背景によって体験が違うと書いた.川があって向う岸から死んだ
父母が呼んでいたという,あの世との境と思しきイメージは,実は仏教徒に特
有のものである.三途の川があり,それを渡って死後の世界,彼岸に到達する
という仏教によって作られたイメージを持っている人のみが,体験している.
 最新の大脳生理学が解き明かした地点から臨死を眺めれば,死後の世界はな
く,脳のイメージを体験者は見ているという説が有力になる.
 では,大脳生理学は脳の何を解明したのだろうか.そのキーとなるモデルが,
メモリモデルである.これには,タイニー,スモール,コンパクト,ミディア
ム,ラージ,ヒュージといくつもモデルがあるのだが,共通しているのは以下
の点である.かつて大脳基底核,脳幹,辺縁系と呼ばれた部分を ROM に,新
皮質を1次記憶の RAM と2次記憶のディスクに分離統合している.ROM メカ
ニズムには,シャドウ RAM,ファントム ROM,CMOS バッテリバックアップ領
域などが含まれる.RAM は心理学でいう短期記憶,ディスクは長期記憶になる
ことは論をまたない.
 最近の研究では,RAM も内部を複雑なモデルで使い分けていることが明らか
になってきた.通常メモリ,EMS,UMB,HMA,プロテクトメモリなどに分類さ
れているが,臨死体験との関係でいえば,通常メモリ以外のメモリが有効化さ
れてのち,臨死体験が急増している(総理府平成3年度国民意識調査による).
バイオテクノロジーが解明したところによれば,汚染された食物に対する特別
の抗体が作られ,その反応が,ないものをあるように見せる一種のメモリの幻
覚を作り出すのではないかと考えられている.脳内麻薬物質エンドルフィンの
作用である.抗体として明らかになっているのは,日本人に多い MEMORY-
PRO386 とアメリカをはじめ外国人に多い QEMM386 である.
 これらの抗体はエンドルフィンを作り,それがページと呼ばれる酵素を作る.
ページ酵素が活動すると,ノルアドレナリンやドーパミンが脳内に大量に分泌
される.すると快感神経 A10(アドレス線としては A20)が興奮し,プロテクト
モードに移行する.このモードでは,ページング機構による仮想メモリが発生
して,NMDA受容体が混乱する.受容体が混乱するとどうなるか.いわゆる上昇
感が発生するのだ.つまり,もっと高いところへ自分自身を移動できるような
感覚になり,恍惚となる.専門家はこれをロードハイ(LoadHigh)感覚と呼んで
いる.ロードハイ感覚が高じると,実在しない場所にも自由に行けるようにな
る.これは臨死体験者の,「自由自在に時空を超えて移動できた」という報告
ともよく合致する.専門家はこれを,仮想アドレスから物理アドレスへのアド
レス変換で説明している.
--- ここまで ---

 タイニー、スモールなどのメモリモデルの話は、インテルの8086系プロセッ
サでプログラミングをした人、特にアセンブラでプログラミングをした人なら、
みんな知っていた技術用語。EMS,UMB,HMA,プロテクトメモリなども当時の
パソコンで使われていた技術。
 MEMORY-PRO386は、日本のメガソフトのメモリ管理ソフト、QEMM386は、アメ
リカのメモリ管理ソフト。
 ロードハイは、QEMM386が、いまからみれば、640KBのメモリの上のほうの狭
っちい猫の額みたいなところに、無理矢理、データやプログラムをロードする
技術。当時、ここにどういう順序でどう詰め込むかをみんな競っていた。1坪
1億円という銀座のスプーン一杯分の土地に、高層ビルを何棟も建てるような
ことをやっていたのだ。
「通常メモリ以外のメモリが有効化されてのち,臨死体験が急増している(総
理府平成3年度国民意識調査による)」というのは、もちろんでっち上げ。

 1992年に書いて、単行本になったのは、1993年。もう15年以上前なんだね。
  A10神経が、実はパソコンのアドレス線としてはA20線で、ここを刺激する
と脳はプロテクトモードに移行して、脳は物理的な制約から解き放たれ、脳を
物理脳よりはるかに巨大な仮想メモリとして使えて、世界を自由に飛び回れて
臨死体験までできるというんだから、そのヴィジョンの壮大さからすれば、神
田昌典の全能思考なんて、小さい、小さい。鼻くそ以下ですね。\(^O^)/
 いまでも書き直して、「IT脳はA20力で作る!」という本が書けそうだね。
勝間和代に推薦してもらえば、馬鹿売れだろうね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 小野善康「誤解だらけの構造改革」その他
---
 本や雑誌を整理しなければならず、捨てようとしていた本の中に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532149576/showshotcorne-22/
誤解だらけの構造改革 (単行本)
小野 善康 (著)
があった。
 2001年の出版だが、手を止めて、ざっと読み返したが、小泉純一郎・竹中平
蔵構造改革バカヤローの声が高い今、8年前になかなか示唆的なことが書いて
ある。

 調べると、小野善康氏は、これ以降にも一般向けのものを書いているね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860520165/showshotcorne-22/
節約したって不況は終わらない。―日本経済に答えはある (単行本) 
小野 善康 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121018931/showshotcorne-22/
不況のメカニズム―ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ (中公新
書) (新書) 
小野 善康 (著)

乳の詫び状(2009/07/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: カール・セーガン「悪霊にさいなまれる世界」
---
 カール・セーガンの新著が出たというので、えっ、まだ未発表原稿があった
のかと思ったら、出版社を代えて改題して出版したもの。内容は折り紙付き。
 その本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150503567/showshotcorne-22/
悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカ
ワ・ノンフィクション文庫) (新書) 
カール セーガン (著), Carl Edward Sagan (原著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150503575/showshotcorne-22/
悪霊にさいなまれる世界〈下〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカ
ワ・ノンフィクション文庫) (新書) 
カール セーガン (著), Carl Edward Sagan (原著), 青木 薫 (翻訳)

 元の本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105192035/showshotcorne-22/
カール・セーガン 科学と悪霊を語る (単行本)
カール セーガン (著), Carl Edward Sagen (原著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102294031/showshotcorne-22/
人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
カール セーガン (著), Carl Sagan (原著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410229404X/showshotcorne-22/
人はなぜエセ科学に騙されるのか〈下〉 (新潮文庫) (文庫)
カール セーガン (著), Carl Sagan (原著), 青木 薫 (翻訳)

 「悪霊にさいなまれる世界」の内容は、上記、「人はなぜエセ科学に騙され
るのか」「科学と悪霊を語る」にある素人評で十分わかるだろう。

 「人はなぜエセ科学に騙されるのか」「科学と悪霊を語る」は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4383735
脳を鍛え、脳力アップのパズル、数学パズル、論理パズル
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063127/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典〈上〉 (単行本(ソフトカバー)) 
ロバート・ T・キャロル (著), 小内 亨 (編集), 菊池 聡 (編集), 菊池 誠
(編集), 高橋 昌一郎 (編集), 皆神 龍太郎 (編集), 小久保 温 (翻訳), 高橋
信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063135/showshotcorne-22/
懐疑論者の事典 下 (2) (単行本) 
ロバート・T. キャロル (著), Robert Todd Carroll (原著), 小久保 温 (翻
訳), 高橋 信夫 (翻訳), 長澤 裕 (翻訳), 福岡 洋一 (翻訳)
をもっと詳しく紹介するとき、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502722/showshotcorne-22/
奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF) (文庫)
マーティン ガードナー (著), Martin Gardner (原著), 市場 泰男 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502730/showshotcorne-22/
奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか (ハヤカワ文庫NF) (文庫)
マーティン ガードナー (著), Martin Gardner (原著), 市場 泰男 (翻訳)
と一緒に名前を出そうと思っていた本。
 いつまで経っても書かないなら、本のタイトルが変わっちゃったね。^^;

 「懐疑論者の事典」のことを少し。
 速読術の項目もある。日本でも、フォト・リーディングなどといって、神田
昌典や勝間和代が盛んに宣伝して、教材を売りつけている。
 「懐疑論者の事典」によれば、この手の速読術はインチキ。
 実際、まんまと引っかかって、本や教材買っても、金と時間と労力をどぶに
捨ててるカモが多い。おれにいわせれば、これらは、ほとんど詐欺まがい。
 そういう人物が書いたものをダイヤモンド社など立派な出版社がせっせと出
し、書店もプッシュする。立ち腐れていく日本を象徴している。
 それも仕方ない。関西テレビ、フジテレビだって、「あるある」というイン
チキ健康番組を放送していたわけだし、出版社も関連本を出し、書店もせっせ
と売っていたわけだから。
 あんなのに引っかかるカモがいっぱいいる以上、カモを食い物にしないほう
がおかしいといえば、それまでだもんね。
 サラリーマンは奴隷、ビジネスマン(ビジネスパーソン)は自分はサラリーマ
ンではないと思っている奴隷。どっちにしろ、奴隷に変わりはないので、いい
カモなんだよね。
 その構図に気づかない奴隷が何度も何度も食い物にされる様は、インチキ宗
教に救いを求めて、宗教を渡り歩く連中と同じ。おれは中学、高校、大学とそ
ういう連中を見たからね。かわいそうだけど、もう、ああなっちゃうと洗脳さ
れた状態なので、なかなか抜け出すのは難しい。
 神田昌典や勝間和代を信奉する連中も同じにみえるね。

 ついでに、買ったばかりでまだ読んでいないが、懐疑論者と同傾向の本を。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569706452/showshotcorne-22/
なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書) (新書)
松尾 貴史 (著), しりあがり 寿 (イラスト)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: クーリエ・ジャポン2009年8月号
---
 紹介し忘れていたが、クーリエ・ジャポン2009年8月号は、宇宙開発など、
先端技術の特集。宇宙開発については、なんと、堀江君が責任編集。実に生き
生きしている。宇宙服まで着てご機嫌だ。
 弾さん(小飼弾)も、堀江君に宇宙のことを熱く語られて、ころっとライブド
ア(当時は、オン・ザ・エッジ)に入る気になったといってたからね。
 おれ、知らなかったけど、ペイパル創業者のイーロン・マスク、アマゾン創
業者のジェフ・ベゾス、DoomやQuakeを作ったPCゲーム界のカリスマのジョン・
カーマックなど、IT関連で大儲けした連中、宇宙開発をせっせとやってるのね。
 マイクロソフト共同創業者のポール・アレンが宇宙開発に投資しているのは
有名だし、ヴァージンのリチャード・ブランソンもやっているのは知ってたけ
ど、けっこう、みんな、入れ込んでいるのね。

 「世界がみたNIPPON」の中では、フランスのル・モンドが報じた女性ホーム
レスの記事は鋭かったね。

 森巣博「越境者的ニッポン」は、日本のメディア(新聞、テレビ)は検察のリ
ークを書くしか能がないのか、そんなのが報道なのかとニューヨーク・タイム
ズに書かれた話題。世界に冠たるニューヨーク・タイムズに、日本のジャーナ
リズムは腐っていると書かれたも同然の報道があったことは、もちろん、大半
の日本人は知らない。なぜなら、新聞、テレビは自分らの恥部は一切報じない
から。という日本のメディアの現状を痛罵。

 山形浩生「英「エコノミスト」を読み解く」は、オープンソースの現状。以
前のクラウドコンピューティングの記事もそうだったが、今回も短いながら的
確。
 週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済を読んでいたころの両誌が、この手の話題
を書いた内容と比べると、彼我の差を感じる。ITに関して嘘を書く野口悠紀雄
がITの達人と思われている日本のビジネスパーソンの世界だから、仕方なしか。
 山形さんのコメントも、なかなか面白かった。コピペ馬鹿には笑ったね。ウ
ェブは、トータルでみると紙媒体など伝統的メディアに比べ、質がすごく落ち
ることがよくわかる。

 さきごろ有罪判決が出た佐藤優だが、元気に新連載「佐藤優の国際ニュース
解説室」という新連載が始まった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002EQ6A3O/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2009年8月号
http://courrier.jp/contents/courrier058.html
クーリエ・ジャポン2009年8月号目次など

 いちいち言及しないけど、ほかにも小ネタでも面白い記事が多かった。
 あ、でも、ひとつ。英「ガーディアン」がミステリーサークルの記事を書い
ていた。
 元々はUFOを信じる連中をからかうために始めたいたずらだったのが、話題
になって、観光ブームになり、でも、最初に始めた人たちが亡くなったりして、
一時は絶滅寸前だったのが、突如として復活。
 いまやナイキ、ペプシや三菱自動車なども頼んでミステリーサークルを作っ
てもらっているそうな。宣伝になるから。地元も観光客で潤うし、超常現象支
持派も講演などでしっかり稼いでいる。
 まあ、そういうことですわ(笑)。
 あ、もひとつ。
 「チリを「勝ち組」にした凄腕財相の”戦略”」は、この金融危機、世界同
時不況でも経済絶好調のチリ。それは、チリが資源ブームに湧いていたころに
財務相になった元ハーバード大学教授アンドレアス・ベラスコ氏の功績だと。
 銅価格が高騰して、チリが儲かっているとき、相場は変動するからと、専門
家チームを作って今後10年の平均価格を推定、これで国家の予算を組むように
して儲かっている分は貯蓄した。「どこの家庭でもやっていることをやったま
で」とベラスコ氏は言ってるそう。ところが、儲かってるのに分け前を寄こさ
ないのはけしからん、貧しい人のために使えと国民の3分の2が騒いで、辞任
寸前まで追い込まれた。そこに金融危機、世界同時不況がやってきて、貯蓄は
こういうときに果敢に使うものだと、40億ドルの景気刺激策を断行。これでチ
リは大被害を受けずにすんだ。やっぱり、貯蓄があったから、よかった。ベラ
スコ、偉い! あんたはチリの救世主だと、評価が大絶賛に変わったそうな。
 人物の評価なんか、ころころ変わる実例ですね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/29/4398048
気になった本(文系編)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/16/4436997
気になった本
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380917X/showshotcorne-22/
バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5) (新書)
竹内 薫 (著)
 これはすでに書いたように、竹内薫が経済学を教わる先生は、匿名の先生に
なっているが、それは窃盗で逮捕された高橋洋一。彼は、竹中平蔵の懐刀であ
り、自らを構造改革の中身を作ったコンテンツクリエイターといってたそうだ
が、一般向けには、霞ヶ関埋蔵金で表舞台に登場した人物だろう。いま、小泉・
竹中構造改革路線は批判のまっただ中にあり、反構造改革派に潮目が変わって、
そのせいで、高橋洋一は逮捕によって社会的生命を抹殺されたという見立てが
ある。
 それはともかく、この本の中で、霞ヶ関が万一のときのためといって貯め込
んできた霞ヶ関埋蔵金の話も出てくる。これを使えといっても、霞ヶ関の官僚
は握った金は離さない。100年の一度の危機というなら、いま、使わなくて、
いつ使うんだという話になっていた。結局、この前の補正予算では、霞ヶ関埋
蔵金からも出しましたよね。もっとばばーんと使えばいいのにね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/15/4367726
立川の伊勢丹の大北海道展をスパイしてきた\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/30/4276798
府中の伊勢丹で大北海道展
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/07/4230633
ほんと、みんなだまされやすいのね
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/26/4268290
Re: ほんと、みんなだまされやすいのね
の関連。

===
標題: 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似て・・・
---
> 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似てきたのか(爆)。法律に触れようが何
 いえいえビル・ゲイツというよりはブルル社長とコブルくんでしょう。
 それで、かいけつゾロリの悪戯に計画を阻まれる結末が用意されている・・・
な、わけないかぁ。
--- FROM Musasino city, Tokyo metropolis, in Japan.
Name;      Masaya Ootsuki.
WWW;       http://www.ne.jp/asahi/pursuits/ootsuki/

===
標題: Re: 田中義剛、ますますビル・ゲイツに似て・・・
---
今日の北海道発の話題は、終焉近しを感じさせますね・・・。

ここから
花畑牧場 札幌工場一時閉鎖へ 派遣300人 契約更新せず (07/24 10:22)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/178906.html

 タレントの田中義剛さんが経営する花畑牧場・・・(中略)
札幌工場の製造分は、販売動向を見ながら夕張工場や十勝工場で補う。

ここまで

販売動向を見ながらっていうのがね。キモなんだけど。

まともな事業計画を立てずに隣接地に工場を作って、・・・。

>社員・パート60人は主力の夕張工場や札幌市内直売店へ異動し、派遣
>社員300人の契約更新はしない。

派遣切りもズバズバだし。単に札幌での製造コストが高いから、製造コスト
の安いところに移して、いらなくなったら使い捨てにするということなのだ
と思うのだけどね。

>田中義剛、ますますビル・ゲイツに似て・・・

終焉は近いかな。

FAT'N

乳の詫び状(2009/07/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コルメン本、アルゴリズム・イントロダクション
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450605
気になったプログラミング本の新刊
で、コルメン本という言葉を出したせいでもないだろうが、「アルゴリズム・
イントロダクション」が売れていました。これ、コルメンという人が書いてい
るから、おれ、コルメン本と呼んでいます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764903342/showshotcorne-22/
数学的基礎とデータ構造 (アルゴリズムイントロダクション) (単行本) 
T. コルメン (著), R. リベスト (著), C. シュタイン (著), C. ライザーソ
ン (著), Thomas H. Cormen (原著), Clifford Stein (原著), Ronald L. 
Rivest (原著), Charles E. Leiserson (原著), 浅野 哲夫 (翻訳), 岩野 和
生 (翻訳), 梅尾 博司 (翻訳), 山下 雅史 (翻訳), 和田 幸一 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764903350/showshotcorne-22/
アルゴリズムの設計と解析手法 (アルゴリズムイントロダクション) (単行本)
T. コルメン (著), R. リベスト (著), C. シュタイン (著), C. ライザーソ
ン (著), Thomas H. Cormen (原著), Clifford Stein (原著), Ronald L. 
Rivest (原著), Charles E. Leiserson (原著), 浅野 哲夫 (翻訳), 岩野 和
生 (翻訳), 梅尾 博司 (翻訳), 山下 雅史 (翻訳), 和田 幸一 (翻訳)

 この2つは、改訂第2版の翻訳。初版は昔ざっとみたけど、買ってない。こ
の第2版も買っておらず、未読。後述のように第3巻が出ていない。尻切れト
ンボをやられるのはイヤなので、買うとしても、それが出てからと思っていま
す。買ってないから、なんともいえないが、世界的には定評があって、多くの
大学で教科書になっている本です。
 著者の一人、リベストは、RSA暗号のリベストですね。

 初版の翻訳は、全3巻になっていましたが、改訂第2版は、まだ第3巻が出
てませんね。第1巻、第2巻は、2007年3月に出ているから、もう2年経ちま
すね。第1巻、第2巻を勉強していると、第3巻が出たりして。^^;
 それとも、第1巻、第2巻で終わり? まさか。
 目次を知らせたくても、ネットじゃ、わからなかった。近代科学社(実はイ
ンプレスグループ)のサイトで調べても、目次は出てない。だめだなあ。
 英語が読めれば、原書で買うのが、値段的にもとてもお得ですね。
 原書は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262531968/showshotcorne-22/
Introduction to Algorithms (ペーパーバック) 
Thomas H. Cormen (著), Charles E. Leiserson (著)
です。
出版社: Mit Pr; 2nd Revised edition版 (2001/9/1)
となってますね。以前、みたときは、2nd edなどとなっていたのに、Revised
が入りましたね。だから、何だってことですが。

 MIT Pressにある原書改訂第2版の紹介は、
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=8570
Introduction to Algorithms, Second Edition
をどうぞ。ここに目次もあります。
 原書の正誤表は、
http://www.cs.dartmouth.edu/~thc/clrs-2e-bugs/bugs.php
で検索できます。
 第1刷から第12刷までの正誤表が検索できますね。第12刷まで来ているんだ
から、やはり、売れていますね。
 ほほぉ。
www.introductiontoalgorithms.com
www.introtoalgorithms.com
といったドメインがありますね。
 実際にアクセスすると、McGraw-Hill(マグロウヒル)のオンライン学習セン
ターに行きますね。
http://highered.mcgraw-hill.com/sites/0070131511/

 マグロウヒルといえば、日経マグロウヒルですね。いまの日経BPの前身。日
経データプロなんて、すごい代物だったよなあ。研究室に新しいのが送られて
くるたびに、おれら学生はバインダーの中身を入れ替えていたもんね。
 あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/日経BP
をみると、昔は、
--- ここから ---
マグロウヒル傘下時代は忠実に直販による読者への提供に限定。年間購読料は
前払いのため、同社は前受け金として会計処理し、実際の雑誌発行日までの間
の長期信用銀行割引債購入などの金融収益だけで従業員の給与を支払い可能と
いう超優良の財務体質を誇っていた。
--- ここまで ---
というから、やっぱ、すごい商売だったんだね。

 あれれれれ。おーーーーーーーーー。
 調べたら、もうすぐ第3版が出ますね。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262033844/showshotcorne-22/
Introduction to Algorithms (ハードカバー) 
Thomas H. Cormen (著), Charles E. Leiserson (著), Ronald L. Rivest (著)
, Clifford Stein (著)

 MIT Pressのハードカバーの原書の紹介は、
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=11866
にあります。目次もありますね。
 ペーパーバックは、
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=11867
ですね。
 安いけど、同じ内容のはず。でも、これは、International Student 
Editionということで、Not for sale in the U.S. or Canada.になってますね。
安いペーパーバックはUSAとカナダには売らないというのは、なんか、すごい
商売だと思うんだけど。
 改訂第3版は、
--- ここから ---
The third edition has been revised and updated throughout. It includes
 two completely new chapters, on van Emde Boas trees and multithreaded
 algorithms, and substantial additions to the chapter on recurrence 
(now called "Divide-and-Conquer"). It features improved treatment of 
dynamic programming and greedy algorithms and a new notion of edge-
based flow in the material on flow networks. Many new exercises and 
problems have been added for this edition.
--- ここまで ---
だそうです。
 マルチスレッドのアルリズムもやるわけね。van Emde Boas treesって、な
んだ。知らんわ。オランダ人っぽい名前だけど。
 あ、なるほど、連想配列で、優先度付きキューに使うのか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Van_Emde_Boas_tree
http://ja.wikipedia.org/wiki/優先度つきキュー

 さて、原書改訂第3版は、2009/09/30に出版予定です。ほんとに予定通り、
出るのかな。^^;
 AIMAみたいに、最初の予定からすればどんどん延期になったりして。ま、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450599
ケンブリッジ物理公式ハンドブック, Pocket Ref, Scala, Clojure, AIMAなど
で書いたように、いまだに出てないわけすが。
 原書第3版が出たら、改訂第2版の日本語版の地位は、だいぶ怪しくなりま
すね。特に第3巻は出るんだろうか。^^;

 あ、偉い。改訂第2版の翻訳を使って、勉強会をやってますね。
 「はてな」、偉いね。
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20080813/1218639129
アルゴリズムイントロダクション輪講@京都
 これが2008/08/13。そして、第1巻が終わって第2巻に入る
http://d.hatena.ne.jp/motemen/20090224/1235486053
アルゴリズムイントロダクション輪講も2巻に入ります
が、2009/02/24。半年で1巻だから、いいペースかな。
 そして、
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20090622/1245672111
アルゴリズムイントロダクション第24章 単一始点最短路問題
になると、最終回まで残りあと2回だそうです。これが、2009/06/22だから、
いまごろ、もう第2巻までやり終えたのかな。第3巻がないのは、どうするん
だ。
 あ、いまごろ、古田島さんのところ(http://www.yfcbookshelf.com/)に、初
版の目次があるのを見つけました。
 単一始点最短路問題は、第2巻の25章になってるな。上記では第24章だから
1章分、章番号が違うね。何が違うんだろう。ちょっと気になるね。
 初版第3巻の目次をみると、やっぱ、改訂第2版の第3巻が出ていれば、や
っぱり、やりたくなるよね。それとも初版でやるのか。でも、最終回まで残り
2回というから、やらないよね。

 「アルゴリズムイントロダクション 輪講」でググると、輪講の資料があち
こち出てきます。
 若い、みんな、がんばってるね。素晴らしい。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/09/4420190
岩波の自然科学の復刊
で書いたように、
--- ここから ---
神田昌典や勝間和代が書いているバカビジネスパーソンを何度もカモにしてし
ゃぶるインチキ臭い本に書いてあるテクニックは、まともなプロになろうとし
ている人には通用しない。少なくとも理系には通用しない。小手先のやり方は
通用しないからね。もっとしっかりした基礎作り、基盤作りをやってないと、
社会に出て使い物にならないし、先に進めないんだもの。
--- ここまで ---
ということ。「はてな」の連中は、ちゃんと基礎をやらないとこの先だめだと
気づいてやってるところが偉いね。
 「〜力」などというタイトルがついたよくあるビジネス本。勝間和代、神田
昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを駆使して売りまくる、中
身がないクソみたいな低レベルの安直ビジネス本を読むより、時間がかかって
も、こうやってまともな教科書をこつこつやるほうが、軽く1億倍は本当の実
力がつくし、将来の成長をいえば、軽く1無量大数倍は伸びるよ。
 くじけず、こつこつ、がんばりましょう。
 お前、基幹物理学、どうしたの? 熱力学、こつこつやってます。でも、い
ま、ピアノのほうにもっと時間を使ってるから、なかなか。
 あ、そうそう。ピアノの初心者向け、子供向けの教則本が売れていて、おれ
のようにバイエルしか思い浮かべない古い世代は全然知らない本だったので、
今度、紹介しましょう。

乳の詫び状(2009/07/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 皆既日食
---
 昨日の皆既日食、みなさん、観られたのかな。
 東京は、だめで、おれも皆既日食の時間に空を見上げたけど、全然、だめで
した。
 一番長く皆既日食が観られるらしくて観光客が大枚はたいて殺到した悪石島
は、悪天候で残念でしたね。
 昨日、朝のワイドショーだと、フジテレビだめでしたね。日テレは、沖縄か
らの映像は部分日食がちゃんと写っていました。テレ朝も、福岡かどこかの部
分日食はちゃんと出てましたね。中国の映像も放送したのは、どこだったかな。
忘れた。
 しかし、なんといっても、圧勝したのは、NHKですね。
 屋久島からの中継は雲が厚くてだめでしたけど、太平洋の船上からと硫黄島
からの中継は素晴らしかったですね。特に皆既日食前後と皆既日食の間は、ほ
んとに素晴らしかった。
 あんなに幻想的な世界が数分間続くんだね。

 雲が厚かったり、雨が降ったところに行った連中については、さっそく情報
省が個人情報を入手して、データベースに登録しました。
 なぜ、そんなことをする?
 だって、彼らは、雨男、雨女だろ。日照りになって雨乞いするときに、徴兵
できるようにしておくのさ。
 だったら、晴れたところに行った連中の個人情報もデータベース化しないと
だめだろう。晴れ男、晴れ女なんだから。
 なぜ?
 小学校の遠足の前日に、全国に派遣して、遠足に行けるようにしてやれば、
みんなから感謝されるぞ。
 なるほど。みなさまに愛される情報省ってわけね。

 ところで、NHKの太平洋の船上からの中継。あの船の船長はすごいね。
 船長の名前は、尾形民雄。天気図をみて、雲がけっこうあるけど、雲の切れ
間を縫う進路を計算して、そこを通って観測・鑑賞できるようにしたんだもん
ね。お見事、立派としか言いようがない。
 しかも、日食中も、小さな雲さえ避けるように小刻みに進路を変えていたと
いうプロ中のプロだ! 素晴らしい船長だ。
 運も太いぞ!
 となると、こりゃ、あれだ。来年のサッカーワールドカップの日本代表監督。
いまの岡田監督を尾形民雄船長に代えるべきだな。\(^O^)/


===
標題: ということで雨の日蝕
---
晴れたら休んじまうか、と思ってたけど雨なので出勤。

日蝕のときいつも思うこと、

宇宙にどれだけ地球型の惑星が有るのだろう
そのうちどのくらい生命が宿っているのだろう
そのうち、衛星があって潮汐を実感しているのはどのくらいだろう
そのうち、衛星と主星の視角が同じで主星蝕があるのはどのくらいだろう

なにかものすご〜〜〜〜く 希な星に住んで居るんだろうなぁと。

今回の日蝕で期待していたのは、シャトルか宇宙ステ−ションかお天気衛星か
それ等から見た地上に映る月の影。
なかったなぁ。。。

mtv

====
標題: Re: ということで雨の日蝕
---
>今回の日蝕で期待していたのは、シャトルか宇宙ステ−ションかお天気衛星
かそれ等から見た地上に映る月の影。
>なかったなぁ。。。

 夜、どこかのテレビでやってましたよ。気象衛星からの画像で、月の影が移
動する様を。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 気になったプログラミング本の新刊
---
 並列・並行プログラミングの新刊がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596521537/showshotcorne-22/
The Art of Concurrency (ペーパーバック) 
Clay Breshears (著)
 副題がすごいよ。
A Thread Monkey's Guide to Writing Parallel Applications
だって。スレッド猿!\(^O^)/
 出版社にある
The Art of Concurrency 
A Thread Monkey's Guide to Writing Parallel Applications
のページは、
http://oreilly.com/catalog/9780596521530/
です。目次は、
http://oreilly.com/catalog/9780596521530/toc.html
をどうぞ。
 出版社はオライリーだから、オライリー・ジャパンの矢野さん。これ、翻訳
を出す予定はあるんですか。
 おいおい、いきなり、呼びつけるなよ。おっとろしいな、お前。
 まあ、立ってる者は、親でも使えというからね。

 プログラミングをがっちり数学的なことからみっちり教えてくれる本らしい
のが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/032163537X/showshotcorne-22/
Elements of Programming (ハードカバー) 
Alexander Stepanov (著), Paul McJones (著)
 本家Amazonでは、絶賛ですね。
 アマゾンにある「Martin Newell, Adobe Fellow」の推薦文、
--- ここから ---
Ask a mechanical, structural, or electrical engineer how far they 
would get without a heavy reliance on a firm mathematical foundation, 
and they will tell you, ‘not far.’ Yet so-called software engineers 
often practice their art with little or no idea of the mathematical 
underpinnings of what they are doing. And then we wonder why software 
is notorious for being delivered late and full of bugs, while other 
engineers routinely deliver finished bridges, automobiles, electrical 
appliances, etc., on time and with only minor defects.
--- ここまで ---

 数学的基礎をベースに、きっちりとちゃんとしたコードを書く、それが高品
質なソフトを納期までに作る秘訣だと。他の分野のエンジニアは、数学的基礎
をベースに仕事をしているのに、ソフト屋は、数学がわからないバカが多くて、
勘に頼ったりしてからだめなんだと。この本を読んで、ちゃんとしなさいと。
そういうことですね。
 著者の一人、Alexander Stepanovって、どこかで聞いた名前だなと思って調
べたら、C++のSTL(Standard Template Library)を作った中心人物ですね。な
るほど、目次をみても、それらしい雰囲気があるわ。
 「Elements of Programming」は、300ページ足らずだけど、決してやさしい
本じゃなさそうですね。
 でも、食らいつけば、
mathematics is good for programming, and that theory is good for 
practice.
がわかると。
 公式サイトもありました。
http://www.elementsofprogramming.com/
です。コードもありますね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/02/3735338
Jon Kleinberg, Eva Tardos著「アルゴリズムデザイン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741466
Re: Jon Kleinberg, Eva Tardos著「アルゴリズムデザイン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782920
アルゴリズムデザイン、Algorithmic Game Theory
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122178/showshotcorne-22/
アルゴリズムデザイン (単行本) 
Jon Kleinberg (著), Eva Tardos (著), 浅野孝夫 (翻訳), 浅野泰仁 (翻訳),
小野孝男 (翻訳), 平田富夫 (翻訳)
もそうだけど、クヌースの本もコルメンの本も、定評あるちゃんとしたアルゴ
リズムの本は、数学的基礎の部分の話もいろいろ書いてありますよね。
 そこがわかると、ほかへの応用が利くしね。おれ、数学ができなくて、いろ
いろ苦労してきたもん。若い人は、若いうちにみっちりやってください。

 ところで、面白いものを発見。Alexander Stepanovさんが推薦の言葉を書い
ているのを発見。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113555/showshotcorne-22/
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング (単行本) 
James Reinders (著), 菅原 清文 (監修), エクセルソフト株式会社 (翻訳)
の推薦の言葉。
ftp://ftp.oreilly.co.jp/9784873113555/IntelTBB_sample01.pdf
にあります。
 親ディレクトリは、
ftp://ftp.oreilly.co.jp/9784873113555/
です。JPEGの画像は、著者の写真?と、訳者?と著者?のツーショット?
 推薦の言葉以外にも、
ftp://ftp.oreilly.co.jp/9784873113555/IntelTBB_sample02.pdf
2章の一部
ftp://ftp.oreilly.co.jp/9784873113555/IntelTBB_sample03.pdf
11章の一部
もあります。
 と、ここまで書いて、上記、ブログエントリをみたら、
--- ここから ---
 関連情報は、 
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000159.html
をどうぞ。
--- ここまで ---
とあって、行ってみたら、なんだ、ここで使われている写真や抜粋なんだ。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772078
並行・並列プログラミング

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ケンブリッジ物理公式ハンドブック, Pocket Ref, Scala, Clojure, AIMAなど
---
 ケンブリッジ物理公式ハンドブックという本が売れていて、本家Amazonだと
絶賛、星5つ、フルマークですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432003452X/showshotcorne-22/
ケンブリッジ物理公式ハンドブック (単行本) 
Graham Woan (著), 堤 正義 (翻訳)

 もちろん、おれ以外、間違える人はいないと思うが、「ケンブリッジ大学物
理学科」の「公式ハンドブック」ではありません。「ケンブリッジ大学」が出
版した「物理学の公式集」です。
 2000以上の物理公式と方程式をコンパクトに収録したハンドブックだそうで
す。
 英語の書名は、「The Cambridge Handbook of Physics Formulas」なので、
間違えようがないけど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521575079/showshotcorne-22/
The Cambridge Handbook of Physics Formulas (ペーパーバック) 
Graham Woan (著
 いま、4,570円です。翻訳が、税込み3,465円なので、共立出版、偉い!

 関連して、便利でコンパクトなハンドブックといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/30/4276800
理工系研究者、エンジニア必携のポケットバイブルらしいPocket Ref
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1885071337/showshotcorne-22/
Pocket Ref (ペーパーバック) 
Thomas J. Glover (著)
が、よく売れています。
 おれも、注文したんだけど、なかなか来ない。
 なぜかといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/16/4368021
やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
をはじめ、何回か名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356336/showshotcorne-22/
Programming Clojure (ペーパーバック) 
Stuart Halloway (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0981531601/showshotcorne-22/
Programming in Scala: A Comprehensive Step-by-step Guide (ペーパーバッ
ク) 
Martin Odersky (著), Lex Spoon (著), Bill Venners (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435631X/showshotcorne-22/
Programming Scala: Tackle Multi-core Complexity on the Java Virtual 
Machine 
Venkat Subramaniam (著)
の3冊も一緒に注文したんです。
 「Programming Scala」は、もうだめぽと書いたけど、出たんですよね。で
も、発送に1週間から3週間かかることになっていて、それでPocket Refの入
手も遅れています。
 前も書いたはずだが、ついでに、もう一度。
 出版社のサイト。目次がある。
http://www.artima.com/shop/programming_in_scala
Programming in Scala
 出版社のサイト。目次、正誤表やコードがある。
http://www.pragprog.com/titles/shcloj/programming-clojure
Programming Clojure
 出版社のサイト。目次、正誤表やコードがある。
http://www.pragprog.com/titles/vsscala/programming-scala
Programming Scala: Tackle Multi-Core Complexity on the Java Virtual 
Machine

 あと、助かったのが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/07/3887011
エージェントアプローチ人工知能第2版、原書第3版、人工知能概論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/09/4048340
エージェントアプローチ人工知能(AIMA)原書第3版、拡張現実(Augumented 
Reality)、ベントリー、ネットワークアルゴリズム
で紹介して、お金を貯めておきましょうなどと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0136042597/showshotcorne-22/
Artificial Intelligence (3rd Edition) (ハードカバー)
Stuart Russell (著), Peter Norvig (著)
 やっと、出そうだから、これも一緒に注文しようとしたんですが、もう、と
っくの昔の2008/11/10に予約を入れていました。為替変動があっても、アマゾ
ンは一番安いときの価格で売ってくれるから。いやあ、危なかった。こんな高
い本、2冊も買っちゃうところだった。
 本書は、アマゾンにあるぼくの注文したものがどうなっているかの情報では、
2009/08/01発送予定になっています。楽しみ〜〜〜〜。
 と思って、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0136042597/showshotcorne-22/
をみると、いつの間にか、出版予定が2009/11/23に延びてるじゃん。
 どっちが正しいんだろう。
 何度も書いたけど、ほんと、アメリカの出版社の出版予定は全然信用できん
ね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonにも、tti/salon(筒井康隆会議室)にも書かず、直接。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/20/4447113
感動で言葉にならない山下洋輔トリオ復活祭
とウェブの両方に、以下の補足を追加しました。

--- ここから ---
さらに補足(2009/07/23):
 tti/salonで、Heavy Moon(重月)さん教えてくれました。
 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログに、虹の写真と曲目
(セットリスト)が出ています。
http://yyt40.exblog.jp/8667720/
山下洋輔トリオ復活祭、大成功で終了
をどうぞ。
 たしかにうっすらと2つめの虹が出ていますね。
 ぼくがみたのは、下側(内側)にあるくっきりした虹だけでした。
--- ここまで ---

乳の詫び状(2009/07/20)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 感動で言葉にならない山下洋輔トリオ復活祭
---
 圧倒的なエネルギーの奔流でした。
 言葉になりません。
 こっちの体と心に、そのエネルギーが強制注入されたことがわかるだけです。

 コンサートの構成は、山下洋輔トリオの活動を、メンバー構成によって4期
に分けて、一番最近の第4期から第1期へと、40年の時間を遡る趣向でした。
 相倉久人さんの軽妙な司会で、山下トリオの伝説の披露などもありました。
 曲目は、Heavy Moon(重月)さんが、iPhone 3Gにメモをとっていたのをみせ
てもらったので、Heavy Moonさんが書いてくれるでしょう。

 あまりの熱演に熱中症は大丈夫なのかと心配していました。特に山下さんは、
他のメンバーと違って出ずっぱり。他のメンバーは途中ステージでも水分補給
をしていたけれど、山下さんはその気配もないし。

 コンサートの途中、虹が出ました。ドラムの森山さんが、スティックで空を
指すので、相倉さんが、「あ、虹が出ています。しかも、2重に虹が出ていま
す」と、会場に紹介しました。
 ぼくのところからは、1つの虹しか見えませんでしたが、あほうどりさん、
FAT'Nさんが書いておられる通り、これは亡くなった武田和命さん、平岡正明
さんが来られたと直観しました。

 平岡さんが、この復活祭を観たら、山下洋輔トリオは40年前にiPS細胞の出
現を予言していたと書くと思いました。
 読み筋は次の通り。
 #21771「西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・イン
パクト」で書いたことからの連想。
 そこでは、音楽、太鼓音楽や叫び、言語の順に、情動(感情)的なものから論
理的なものへと、組織化、体系化された世界が構築されてきた話を書きました。
 言語化される過程で、原初の音楽がもっていた混沌が整理整頓され、失った
ものもいろいろあると。叫びは、音楽と言語の中間表現で、言語で表現できな
いものを、やむにやまれぬ思いで混沌のエネルギーとともにはき出すものだと。
 これを音楽自体に当てはめると、原初の音楽から現代音楽(クラシックもジ
ャズ)へと進化発展する過程で、原初の音楽がもっていた混沌のパワーやエネ
ルギーのうち、失ってしまったものもいろいろあったと想像できます。
 実際、クラシックでもジャズでも行き詰まりました。
 山下洋輔トリオは、原初の音楽のパワーやエネルギーを取り戻す活動だった
と。それも単純に原初の音楽に戻るのではなく、技術的にも音楽的にも当時の
最先端のジャズを知り尽くした上で戻ることで、進化発展の過程で失ったもの
を取り戻す活動だったと。
 これを表にすると、
==================================================================
原初的   中間的存在    組織化体系化済み
------------------------------------------------------------------
音楽    太鼓音楽や叫び  言語
------------------------------------------------------------------
原初音楽  山下洋輔トリオ  組織化体系化されたが行き詰まった音楽
==================================================================
という構図。
 実際、復活祭の演奏は、叫びでした。中でも、坂田明さんは、ほんとにマイ
クパフォーマスで吠えまくり、叫びまくってました。それは、叫びのもつ原初
的パワー、エネルギーそのものであり、会場は大ウケの大ウケの大ウケ。
 iPS細胞はご存じの通り、すでに体細胞として機能が固まってしまったもの
を、遺伝子の操作で、何にでもなれる原初の細胞、万能細胞の状態、混沌の状
態へと戻す技術によって造られる細胞です。
 もう、ばっちり、山下洋輔トリオと筋書きが対応しますね。\(^O^)/
 あとは、落語、歌舞伎、狂言か、山下さんの新刊「蕎麦処 山下庵」での平
岡さんの文章から連想すれば、最近の平岡さんに似せるには、座頭市とうどん
を添えれば、平岡節が出来上がるのではないかと。
 虹から、そんなことを考えていました。
 そうそう。平岡さん。「蕎麦処 山下庵」の原稿依頼は、蕎麦に関する依頼
なのに、蕎麦を入り口に座頭市が出てそこからうどんに飛んでしまうという、
相変わらずのワンダホーな平岡節。入院してからの依頼だったそうですが、さ
すがです。

 コンサート終了後は、221の面々と集まり、大歓迎なので突入せよと山下
さんからお許しを頂戴していた楽屋突入へ。
 のら☆さん、立派なお花が届いているのを楽屋でみました。猫のぬいぐるみ
付きの花は初めてみた。\(^O^)/
 その後、午前0時からの打ち上げまでは、みんなで居酒屋に移動して、呑み
食い談笑。
 本日の演奏のあそこがこうだ、あれはすごかったという今日の話から、過去
の山下トリオのライブのこと、楽器のこと、レコード・CDに何がどう収録され
ていて、あれが入っているあれを再発売しろなどと、221の面々も精神高揚
興奮ドーピング状態。
 よー、みんな、細かいところまで聴いとるし、知っとるわ。おれ、全然、わ
からんわ。

 打ち上げ会場の新宿ピットインに移動してからが、また、すごかった。
 山下さん、のっけからピアノに向かい、「今日は、コンサートの途中で虹が
出たそうですね」といって、いきなり、「オーバー・ザ・レインボー」をソロ
で弾き始めました。
 あれだけのエネルギーを大放出する演奏をやり終えたばかりなのに、深夜に
なってもまだ弾く。
 あほか、こいつ。
 男どあほうジャズピアノ。\(^O^)/
 それから、セッションが続いて、まあ、ほんと、すごいわ。
 この人、一体、底がどこにあるのか、空恐ろしい。
 こういう生活をほぼ毎日、旅をしながら原稿も書きながら、40年間続けてき
たわけですよ。それを思うと、世界的な演奏家、超一流の人のエネルギーの巨
大さに、背筋が凍る思いでした。
 まあ、ともかく、圧倒されました。ありがとうございます。
 朝へべさん(朝日新聞 大上朝美さん)、五十肩治療のトレーニング方法、ご教
授ありがとうございました。
 半漁人さん(SF作家 堀晃さん)、Cosyさん(ジャズ評論家 村井康司さん)、ほ
んとうにお久しぶりでした。皆様とまたお会いでき、楽しかったです。
 なお、地上波はフジテレビで、8月8日の深夜に、このコンサートの模様が放
送されるそうです。日にちについては、もう一度、ご自分で確認してください。
 フジテレビ系のデジタルでもやるようです。

 最後にとんでもない副産物があった報告を。
 この数ヵ月、五十肩で悩まされていました。
 四十肩をやったときのように、ほとんど腕が上がらないということはないの
ですが、服を着るとき、右腕を袖に通して次に左腕を袖に通そうとすると左腕
を体の側面からやや後ろでひねる形になるので左肩が痛くて往生し、痛みが少
ない左腕から袖に通すようにしていました。もちろん、左腕を頭の側面につけ
る形でまっすぐ上に伸ばすことなど、痛くてできませんでした。
 しかし、最初は気づいていなかったのですが、終了間近に気づいたんです。
 山下洋輔トリオの演奏に感動して、1曲終わるたびに頭の上で拍手をしてい
る自分がいる!
 あれ? おれ、左腕をまっすぐ上に伸ばして拍手している。左腕、伸ばして
平気じゃん。
 なんという、霊験あらたか、御利益満点の復活祭なのでしょうか。
 ああ、ありがたや、ありがたや。五十肩が治った。\(^O^)/
 これもすべて、歴代山下洋輔トリオ皆様の熱演のおかげです。
 稲尾もびっくり、神様、仏様、山下様。
 ああ、ありがたや、ありがたや。

 最後はインチキ宗教のおかげ話みたいになってすみません。

追伸:
 五十肩が治ったのは、演奏に興奮してアドレナクリン出まくりで痛みを感じ
なかっただけではないのかという疑問をお持ちの方。この部分を書いている今、
復活祭からすでに24時間以上、経っています。少し違和感は残っていますが、
左腕はまっすぐ上に伸ばせます。
 ああ、ありがたや、ありがたや。
 神様、仏様、山下様。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339624
題名のない音楽会「山下洋輔大特集」など6月、7月は怒濤の洋輔祭!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/02/4405784
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/05/4415006
Re: 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424320
平岡正明さん、亡くなる

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093878412/showshotcorne-22/
蕎麦処 山下庵 (単行本) 
山下 洋輔 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094083995/showshotcorne-22/
山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫 や 10-1) (文庫) 
山下 洋輔 (著)

補足:
 ぶるさんが、曲目や新宿ピットインでのセッションの模様もブログに書いて
います。
http://syoshii.blog52.fc2.com/blog-entry-892.html
結成40周年記念!山下洋輔トリオ復活祭@日比谷野音

さらに補足(2009/07/23):
 tti/salonで、Heavy Moon(重月)さん教えてくれました。
 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログに、虹の写真と曲目
(セットリスト)が出ています。
http://yyt40.exblog.jp/8667720/
山下洋輔トリオ復活祭、大成功で終了
をどうぞ。
 たしかにうっすらと2つめの虹が出ていますね。
 ぼくがみたのは、下側(内側)にあるくっきりした虹だけでした。

===
標題: Re: 感動で言葉にならない山下洋輔トリオ復活祭
---
 書き忘れ。
 jouwa/salonで、たまさんが紹介してくれた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415050346X/showshotcorne-22/
はじめての現代数学 (数理を愉しむ)シリーズ (ハヤカワ文庫NF) (文庫) 
瀬山 士郎 (著)
という本があります。名著です。
 この最後にこんな一節があります。
--- ここから ---
 19世紀数学は「モノ」から「コト」へ、具体的な対象から抽象的な関係へと
その研究対象を変えていったが、20世紀も後半に入り、再び「モノ」が数学の
中によみがえりつつあるようだ。(略)
 もちろん、この「モノ」は19世紀流の単純な「モノ」ではなく、「コト」を
経た「モノ」であって、複雑な構造を内蔵した「モノ」である。
--- ここまで ---
 これ、さっき書いた
--- ここから ---
 山下洋輔トリオは、原初の音楽のパワーやエネルギーを取り戻す活動だった
と。それも単純に原初の音楽に戻るのではなく、技術的にも音楽的にも当時の
最先端のジャズを知り尽くした上で戻ることで、進化発展の過程で失ったもの
を取り戻す活動だったと。
--- ここまで ---
と、よく似ています。
 人類の営みはこういうことの繰り返しなんですね。

乳の詫び状(2009/07/17)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 小田嶋隆が元気でうれしかった\(^O^)/
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062154374/showshotcorne-22/
人生2割がちょうどいい (単行本) 
岡 康道 (著), 小田嶋 隆 (著), 清野 由美 (著)
という本を買ってくださった人がいて、小田嶋隆の名前を見つけて、なんか、
うれしかった。
 おれの中で、小田嶋さんは、我々の業界が生んだ名コラムニストという位置
付けになっている。その後、活躍の場を他の世界の媒体に広げ、という流れで
あったと認識している。勝手に。だから、おれは小田嶋ファンである。
 しかし、ファンであるくせに、ずっと追いかけるという熱心さはなかった。
ウワシン(噂の真相、噂の眞相)の連載以外を常時ウォッチすることはなかった。
 今回調べて、日経ビジネスに連載をもっているのがわかって、ちょっと読ん
だ。おもろいねえ。懐かしい小田嶋節だ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081022/174784/
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
をどうぞ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081222/181016/
「ハケン切り」の品格
にある、「テレビ局は、派遣労働についてとやかく言える立場の職場ではない」
というのと、そこに書いてある奴隷労働とコネ入社は、本当だよ。よく、こいつ
ら、すまして報道したり、ワイドショーで派遣切りに憤慨したり、同情したり
できると思って不思議だよ。テレビ局は、メーカーよりはるかにひどい格差、
差別、奴隷の世界ですと、なぜ、報道しないのか。なぜ、ワイドショーのコメ
ンテーターは、指摘しないのか。
 偽善や実態がバレて、都合が悪いからね。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090313/188998/
電チャリ(@大阪)と「生キャラメル」に通底するもの
には、「花畑牧場の生キャラメル」が出てますね。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090605/196820/
「ROOKIES(ルーキーズ)」が教えてくれた手前味噌の味
 テレビ、つまらなすぎてほとんど観なくなったが、そんなおれでもわかるく
らい、TBSのルーキーズの番宣はひどかったね。
「テレビの提供する娯楽が、今後、数ある娯楽のうちの、最底辺に位置するこ
とになるだろう」
「複雑な背景を丹念に描くよりは、単純な感情を繰り返す方が物語を作る上で
作業効率が高いから」
 よって、テレビを観ていると、バカなカモになるわけ。
 同様に、勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの本を読む奴は、バカなカモで
す。なぜなら、複雑なことを丹念に書かずに、都合よくテキトーに単純化して
書いてあるから。その単純化は、往々にして間違っているか、限定的にしか通
用しないもの。これ、何度も失敗するダイエットと同じね。
 そんなものを、わかりやすいといって喜ぶバカがいっぱいいて、アマゾンの
素人評で跋扈している。彼らの本をひどい本だと素人評に書くと、削除されて
しまう話も聞いたし、バカなカモを食い物にするのには、よくできた世界です
よ。

 週刊ダイヤモンドの先週号あたり、中身は見なかったが、電車の中吊り広告
では、神田昌典の全脳思考などという大特集。要は、勝間和代の本をプッシュ
したときと同じで、神田昌典本のプッシュだろう。
 これ、ルーキーズの番宣と同じことを誌面でやってるわけ。
 TBSはじめ、テレビ局もやってることがクズだけれど、よくもまあ、勝間和
代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを 駆使して売り
まくる、中身がない安直ビジネス本のようなクソみたいな低レベルの代物を
ダイヤモンド社のような出版社、そして書店も共犯になって、売りつけるなあ
と思う。
 でも、バカなカモがいっぱいいるから、釣って食ってやらないとビジネス的
にはおかしいもんね。という理屈も成り立つわけで、ほんと、よく、引っかか
るなあと思うね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/08/4291650
岡嶋裕史「ジオン軍の失敗」(アフタヌーン新書 6)
で書いた
--- ここから ---
簡単に情報操作&情動操作に引っかかって、思考することなく、仙骨射精中枢
的反応で行動してしまう、おれがいう「動物化したポストモダンより、もっと
知能の退化が進んだ、昆虫化(群体化した昆虫のイメージ)したポストモダン、
どころか、 もはや生命でもなく、砂や粉が集まった世界、すなわち粉体化し
たポストモダン、どころか、原子レベルにまで解体されて操られてしまうボー
ス・アインシュタイン凝縮体(BEC)化したポストモダン」の世界が現出。
--- ここまで ---
していますね。
 ま、奴隷は生かさず殺さず、知恵がつかないようにして、収奪すべしですね。
 食う側のみなさん、粛々とこれを実行なさっておられます。

 さて、小田嶋さんのコラムに戻ると、読んだ中では、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090619/198095/
不発に終わるか? バンカーバスター
が、一番、よくできていた。こういう小田嶋節が、おれ、一番好きなんです。

 小田嶋さん、イラストも描くのね。上手だよね。知らんかったわ。
 あ、もうひとつ別の連載ももっている。しかも週刊。大変だな。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070906/134215/
人生の諸問題 〜ウェブ時代のコミュニケーション作法(笑)〜
 なるほど。これが、本になったのが、「人生2割がちょうどいい」だったの
ね。

 なんだか、うれしいなあ、小田嶋さんが元気で。
 平岡正明さんが亡くなったことで、落ち込んでいたけど、なんか、元気が出
てきたぞ。
 よし、なんか、やってみろ。

 受信料対初診料。押し出して石川遼の勝ち。\(^O^)/
 四十肩対五十肩。物言いがついて行司差し違えのため、胃酸過多の勝ち。\(^O^)/

 おお、完全復活。\(^O^)/
 いま、午前3時だが、ゴルフの全英オープン観ている。すごいね。石川遼君。
世界の舞台でタイガー・ウッズと堂々と渡り合ってる。トップは4アンダー。
遼君1アンダー。タイガーはイーブンパー。
 この数ヵ月、五十肩でだめ。左腕がうまく動かない。服を着るときに腕をね
じると痛い。だいぶ動くようになり、痛みもなくなってきたけど、完全復活に
はほど遠いね。

 あ、前述の「ROOKIES(ルーキーズ)」が教えてくれた手前味噌の味」を読
んだから、もうひとつできた。
 君は、ヤンキー、モンキー、ベイベー。

 完全復活にはほど遠いね。
 もう寝ます。

 いま、午前3時45分。トップは5アンダー。遼君2アンダー。タイガーは1
オーバー。タイガーより、上にいるぞ。すごいなあ。
 もうちょっと起きて、全英オープンを観ます。

 と思ったら、中継、終わったみたい。
 もう寝ます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新版 ロボット工学ハンドブック CD-ROMつき
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339045764/showshotcorne-22/
新版 ロボット工学ハンドブック CD-ROMつき (大型本) 
日本ロボット学会 (編集)
という、33,600円もする高い本が売れていて、どういう本なのか、あわてて調
べた。
 この本、日本ロボット学会が編集したわけだから、現在、といっても出版は
2005年6月だから、2004年から2005年時点での、ロボット工学の集大成という
ことですね。
 日本ロボット学会にある同書の説明は、
http://www.rsj.or.jp/publications/handbook_description.html
新版ロボット工学ハンドブックのご紹介
をどうぞ。
 CD-ROMに全文を収録しているわけではないけれど、CD-ROMで検索の便宜を図
るようになってるのね。

 おお、素晴らしい。「新版ロボット工学ハンドブック」のためのサイトがあ
りますね。「ロボ工ネット」といいます。
http://www.robotics-handbook.net/
ロボ工ネット
 この中にある
http://www.robotics-handbook.net/Library/index.htm
『新版ロボット工学ハンドブック』(非公式増補版)について
が、その名の通り、「新版ロボット工学ハンドブック」の非公式増補版。
 本に収録されていないいろんなロボットが紹介してありますね。
 素晴らしいな、これ。

乳の詫び状(2009/07/16)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ニュートン2009年8月号は、確率の特集
---
 ニュートン2009年8月号は、確率と統計の特集です。確率と統計で特集を組
むのは初めてとのこと。
 ざっくり確率とは何かを知るには、とてもいいと思います。
 確率と統計に特化したものではないけれど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/04/4341662
プリンキピアを読む。ニュートン別冊のことなど
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518492/showshotcorne-22/
宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は?
(ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
はありますね。

 今回の特集の内容をざっと書くと。
 大数の法則から、場合の数の数え方から、確率を使って損得をどう計算する
か(期待値の計算)、乱数の話や乱数が暗号にも使われていること、確率分布の
うち正規分布の解説、偏差値の正体とは何か、視聴率の本当の意味、保険の話、
ベイズ統計とスパムフィルタ(迷惑メールのフィルタ)、ランダムウォークにブ
ラウン運動まで話が広がっていきます。
 確率の問題も出題されていて、条件付き確率の問題として、またしても、モ
ンティ・ホール問題が出ています。

 この号、間近に迫った皆既日食の話、火星の表面の鮮明な写真があったり、
自然界の4つの力の統一の話があったり、そういうのもいいんですが、こりゃ、
すげえと思ったのが、「巨大結晶の迷宮」。
 これ、メキシコ北部のナイカ鉱山にある巨大結晶群の写真。幅1メートル、
全長11メートルといった巨大な石膏の結晶がたくさん洞窟内を駆け巡っている
んです。写真に写っている人間は、巨大建造物に迷い込んだ小動物みたいです。
 山口県厚峡高校の生物部が、山口県全域のメダカの生態を調べた話も興味深
かった。メダカは外来種のカダヤシというのにやられているんだって。
 カダヤシは、蚊絶やし。北アメリカ原産でめちゃ食う。ボウフラを食いまく
り。それで蚊がいなくなるから、蚊絶やしだって。ターミネータ−4か、お前
は。
 で、メダカがカダヤシによって絶滅の危機に瀕している。
 かと思ったら、どっこい、水温の差や酸素濃度などいろいろな条件があって、
片方が一方的に優位なわけじゃないらしい。自然は複雑だね。
 あと、抗菌の話。
 恥ずかしながら、知らんことばっかり。抗菌というと、かびも生えないイメ
ージがあるが、細菌とかびは別だって。そりゃそうだ。なるほど、それで防菌・
防かびなどと、菌とかびと両方の効用を書いてあったりするのね。
 抗菌にまつわる誤解がいくつも書いてあるけれど、お子さんをもつお母さん
たちが一番びっくりなのは、抗菌グッズは乳幼児には使ってはならないという
ことじゃないか。お母さんたち、常識?
 おれ、知らんかった。微量とはいえ、抗菌剤として重金属や化学物質が使わ
れているから、極力避けるようにだって。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002C3WR36/showshotcorne-22/
Newton (ニュートン) 2009年 08月号 [雑誌] 

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 気になった本
---
 マーヴィン・ミンスキーの新刊が出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122372/showshotcorne-22/
ミンスキー博士の脳の探検 ―常識・感情・自己とは― (単行本) 
Marvin Minsky (著), 竹林 洋一 (翻訳)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424309
新宿ジュンク堂で平積みされていたコンピュータ関係
を書いたせいで、情報省が共立出版に手を回してあわてて出したな。\(^O^)/

 買ってくださった人がいて、へぇ、面白そうと思ったら、もう、在庫なし。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903595013/showshotcorne-22/
ボトルバイオロジー日本語版 〜ミニ生態系を創ろう〜【ウィリアムズ先生の
おもしろサイエンスシリーズ】 (新書) 
Paul H Willams /John Greenler/Robin Greenler/Lori Graham/Mrill Ingram/
Lisa Kehle/David Eagan/Daniel Lauffer/Clare Radtke/Sarah Lauffer (著),
 小林辰至 森本弘一 (翻訳)
 原書はありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0757500943/showshotcorne-22/
Bottle Biology (リング製本) 
Wisconsin Fast Plants Program (著)
 似たようなのもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/084038601X/showshotcorne-22/
Bottle Biology: An Idea Book for Exploring the World Through Plastic 
Bottles and Other Recyclable Materials (ペーパーバック) 
Mrill Ingram (著)
 その初版?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0787201324/showshotcorne-22/
Bottle Biology: An Idea Book for Exploring the World Through Plastic 
Bottles and Other Recyclable Materials (ペーパーバック) 
Mrill Ingram (著)
は、いま、中古で14,272円だって。すごいね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067556/showshotcorne-22/
プログラマのための論理パズル 難題を突破する論理思考トレーニング (単行本)
Dennis E. Shasha (著), 吉平 健治 (翻訳)
 これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4383735
脳を鍛え、脳力アップのパズル、数学パズル、論理パズル
を書いたせいですね。:-)
 アルゴリズムを知っていると、日常生活でも楽に効率的にできることってあ
りますよね。あ、そうか。野口悠紀雄の超整理法があつかましいという話を書
く予定だったのだ。そのうちね。--;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/013089592X/showshotcorne-22/
C: A Reference Manual (5th Edition) (ペーパーバック) 
Samuel P. Harbison (著), Guy L. Steele (著)
の翻訳が出ているんですね。知らなかった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434124234/showshotcorne-22/
S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマ
ニュアル (単行本) 
3世,サムエル・P. ハービソン (著), ガイ・L.,ジュニア スティール (著), 3,
Samuel P. Harbison (原著), Guy L.,Jr. Steele (原著), 玉井 浩 (翻訳)
 原書のほうが安いけど、よく翻訳出しましたね。
 ま、おれはいまさら C の本は買わないけれど、ちゃんと言語仕様を知りた
い人には、いいと思いますね。
 さて、この翻訳を出したエスアイビーアクセスという会社はどこだと思った
ら、
http://www.hh.iij4u.or.jp/~sib-tom/
エスアイビーアクセス
にありました。なるほど、ピアソンやトッパンの翻訳の仕事をずいぶん手がけ
てきたところなんですね。ピアソンやトッパンは、良書が多いもんね。期待で
きるということか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1041912
バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/28/1077900
Re: バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434046683/showshotcorne-22/
ジュニア,ヘンリー・S. ウォーレン著, 滝沢徹, 赤池英夫, 藤波順久, 鈴木 
貢, 葛毅, 玉井浩訳「ハッカーのたのしみ―本物のプログラマはいかにして問
題を解くか」
も、出しているんですね。
 全然、名前を意識してなかった。エスアイビーアクセスさん、すみません。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981308/showshotcorne-22/
日本を貶めた10人の売国政治家 (幻冬舎新書 こ 10-1) (新書) 
小林 よしのり (編さん)
を買ってくださった人がいた。これ、小学館のSAPIOの路線みたいにみえるな
あ。アマゾンの素人評に、総選挙前に読んだ方がいいと書いてあるのをみて思
い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/29/4398048
気になった本(文系編)
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380917X/showshotcorne-22/
バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5) (新書)
竹内 薫 (著)
も、選挙前に読んだ方がいいと思うよ。
 財務省を頂点に、霞ヶ関の官僚は、やはり、すごいよ。自分たちが生き延び
て甘い汁を吸うため、あらゆる策謀をやってるのがわかる。中央官庁の地方出
先機関は、ほんとにやり放題なんだね。監視が効いてないからね。
 それと、前も書いたと思うが、地方分権と騒いでるけれど、地方自治体の官
僚の監視ができないと、もっとひどくなるだけね。地方のテレビや新聞は、地
元有力者や地元有力企業が大株主だったり、遠慮してるから、政官業メディア
の完全なる癒着というね。「ジョジョの奇妙な冒険」でいえば、カーズのよう
な完全体だよ。^^;
 いまのまま、財源が地方に行けば、やり放題だろう。
 本書については、またいつかもう少し詳しく感想を書くかも。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日食、宇宙の本、太陽系大地図、IMAX, トランスフォーマーリベンジ
---
 7/22の皆既日食が近いせいか、宇宙関係の本がよく売れていますね。
 おれのところでもいろいろ売れています。
 アマゾンでは、望遠鏡メーカーのビクセンの日食メガネは、もう売り切れで
すね。この前、買ってる人がいて、おれもソッコー注文しました。いまからだ
とアマゾンでは、たぶん間に合わないんじゃないかな。どこか、お店で買わな
いと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002ECD6CQ/showshotcorne-22/
世界天文年2009日本委員会公認 Vixen(ビクセン)社製「日食グラス」 
VIXEN
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0026FK6JM/showshotcorne-22/
日食かもめがね 日食グラス 日食メガネ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0024NK0NI/showshotcorne-22/
Amazon.co.jp 日食グラス SUN CATCHER-X
VIXEN

 おれが注文したときは、アマゾンバージョンしかなかったので、それにしま
した。かもめバージョンがほしかったけど。
 22日、晴れるといいなあ。

 NHK教育テレビのサイエンス・ゼロでは、日食と太陽の特集をやっていまし
た。
 コロナの観測の話では、乗鞍岳のコロナ観測所が老朽化したので、今年の秋
で60年の歴史に幕を下ろすが、観測は、日本の太陽観測衛星「ひので(SOLAR-B)
」に受け継がれているといってました。
 日本のコロナ観測は世界をリードしているそうですが、それも乗鞍岳のコロ
ナ観測所と先人の努力があったからだし、それが受け継がれているから「ひの
で」も世界的な成果をどんどん出し続けることができていると、よく伝統が脈
々と受け継がれていることを強調していました。
 屋久杉に蓄積された炭素C14の量を地道に調べることで、昔の太陽活動がど
うだったかわかるんだそうです。
 活動の周忌は普通11年周忌だけど、活動が弱まると14年周期になって地球が
寒冷化したり、すごく影響があるそうです。でもって、いま、ひょっとして活
動が弱まってきて14周期のパターンに入ってきている可能性を示唆していまし
た。
 まあ、太陽活動がどうなろうが、サイエンス・ゼロに出演中、府中出身、よ
って情報省の女スパイである安めぐみちゃんが元気でいてくれれば、おれはそ
れだけでいい。\(^O^)/

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp265.html
NHK サイエンス・ゼロ 日食目前! 太陽活動の謎に迫る
http://hinode.nao.ac.jp/
国立天文台 ひのでプロジェクト 太陽観測衛星 ひので(SOLAR-B)
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/12/07hinode/index-j.shtml
「ひので」の成果が、科学雑誌「サイエンス」の特集と表紙に!
http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/norikura.html
国立天文台 太陽観測所 乗鞍コロナ観測所

 ホーキング博士親子の本が売れていました。第2弾は新刊です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265820115/showshotcorne-22/
宇宙への秘密の鍵 (単行本) 
スティーヴン ホーキング (著), ルーシー ホーキング (著), さくま ゆみこ(翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265820123/showshotcorne-22/
宇宙に秘められた謎 (ホーキング博士のスペース・アドベンチャー 2) (単行本)
ルーシー&スティーヴン・ホーキング (著), 佐藤勝彦 (監修), さくまゆみこ(翻訳)

 太陽系の新刊といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4095260793/showshotcorne-22/
星の地図館 太陽系大地図 (大型本) 
渡部 潤一 (著), 布施 哲治 (著), 矢野 創 (著), 石橋 之宏 (著), 片山真人 (著)
というのが出ています。ご参考までに。

 おれは、最近、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569657974/showshotcorne-22/
目からウロコの宇宙論―最新理論から宇宙の謎がここまでわかった! (単行本)
富永 裕久 (著), 佐藤 勝彦
を買いました。
 まだ、積ん読だけど。
 似た名前の本に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462305201X/showshotcorne-22/
目からウロコの宇宙論入門 (MINERVA TEXT S.LIBRARY) (単行本)
福江 純 (著)
があるけど、安い方にしました。^^;

 府中論、もとい、宇宙論でいえば、初心者向け入門の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816324240/showshotcorne-22/
宇宙論―図解雑学 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-) (単行本(ソフトカ
バー))
二間瀬 敏史 (著)
もあります。
 あとは、まだ途中でほったらかしの
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/19/4190504
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217005/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 上 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217013/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 下 (単行本) 
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
 その前の著書である
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794211090/showshotcorne-22/
ブライアン・グリーン著, 林一, 林大訳「エレガントな宇宙―超ひも理論がす
べてを解明する」
もあります。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613301
出たぁ。リサ・ランドール「ワープする宇宙」\(^O^)/
などで(ほかは、上の検索窓に「ランドール」と入れて検索して)、紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
も、結局、宇宙論につながるし。
 この本の感想、書いてないね。翻訳と見比べる必要があって、わざわざ九大
で原書まで買ったのに。
 簡単に書くと、各章の冒頭に、有名な曲の歌詞が引用されているんですよ。
ところが、日本では許可が出なくて別の歌詞に差し替えたのがあるらしいんで
す。それを調べようと思って、原書を買ったの。
 本書で、一番感心したのは、素粒子に質量をもたらすヒッグス機構の説明。
よくある説明だと、ボールが水の中を進むようなものになって質量が与えられる
とかなんとかでしょ。本書だと、重力がなぜ、他の力と比べて文字通り桁違い
に微弱な力なのか、そういう説明と組み合わさって、非常に納得できた。もう
忘れたけど。\(^O^)/

 もっと本格的なもので、数学的な記述も知りたいなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/06/2990620
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607222/showshotcorne-22/
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
ね。
 結局、宇宙論は時間論でもあるので、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248741
科学雑誌「ニュートン」2009年5月号は、時間論特集
もどうぞ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/22/3703178
技術評論社、知りたい!サイエンスシリーズ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928287
服を着てても、みんな、チンチン出したまま!\(^O^)/、テクノバーンネタ
で名前を出したり、ちょろっと感想を書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135151/showshotcorne-22/
江戸の天文学者 星空を翔ける ‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐
(知りたい!サイエンス (032)) (単行本(ソフトカバー)) 
中村 士 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774133671/showshotcorne-22/
宇宙は「地球」であふれている -見えてきた系外惑星の素顔- (知りたい!サイ
エンス 26) (単行本(ソフトカバー)) 
井田 茂/佐藤 文衛/田村元秀 須藤 靖 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413516X/showshotcorne-22/
拡がる宇宙地図 ~宇宙の構造はどう解明されてきたか (知りたい!サイエンス)
(単行本(ソフトカバー))
矢野 太平 (著)
は、いずれも買って読んで、とてもよかった。
 また少し感想を書くと、「江戸の天文学者」からは、徳川吉宗は、すごい天
文オタクだったのね。忙しい公務の合間を縫って、毎日、自分は江戸城で正午
に太陽を観測して、高輪でも観測させて結果を早馬で取り寄せて、いろいろ調
べていたそうです。6年間か7年間か忘れたけど、毎日、やってたそうです。す
ごいね。
 昔の天文観測機器の写真や図がよかった。幕府は、どうもだまされて高く売
りつけられた観測機器もあるのね。まあ、世界を知らない鎖国の江戸幕府、そ
れも官僚でしょう。だまされるわな。
 日本で作られた望遠鏡で、非常に工芸品として価値が高いものがあるのね。
その世界的コレクターはオランダの人だったかな。そういうものも出ていた。
 江戸時代に描かれた月面の詳細な地図が出ていたのは、この本だったかな。
確認する暇なし。
 昔の人が偉いのは、西洋から入ってきた観測機器をみて、自分たちでやはり
作ってることね。あれ? このこと書いた気もするが、まあいい。
 それと、あの当時、日本に入ってきた観測機器、あれ、ガラスだけ?は、ヨ
ーロッパ製ではなく、東南アジア製なの。技術的にヨーロッパに負けないくら
い観測機器やガラスを作る技術が発達していたようなことが書いてあったと思
う。もう、おぼろげな記憶だから間違っていたら、すまん。

 「宇宙は「地球」であふれている」は、太陽系以外の星系にある惑星をどう
やって探し出すかの話で、よくそんなことからわかるもんだと、ほんと感心す
る。
 いま、系外惑星がばんばん見つかってますね。大体はホットジュピターとい
う木星のようなガス惑星で、それも我々の、あ、我々のというとおれたちがや
ってきたおとめ座銀河団方面と誤解する人がいるから、地球人がいま住んでい
る太陽系と言い直すが、この太陽系の木星とは違って、ホットジュピターは、
その星系の太陽に非常に近いところを回っているので、地球型生命はいそうに
ないけれど、地球のような岩石惑星も見つかり始めているので、ひょっとした
らひょっとするかも。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/11/105262
すばる、インフレーション理論、クェーサー
をみると、佐藤勝彦先生や田村元秀先生の講演を聴きに行ったのは、もう4年
も前なのか。なんか、時間がおかしいなあ。^^;

 「拡がる宇宙地図」は、一番、感動したよ。地球人が大昔から、宇宙をどう
捉えていたかの話。
 いま、すぐ本を引っ張り出せないから名前が出てこないけど、あのね、かな
り地動説に近い太陽系モデルを考えていた人がいたんです。プトレマイオスの
ころか、もっと前に。
 でも、プトレマイオスの天動説のモデルが非常によくできていて、プトレマ
イオスの名声もあって人気があったために、その地動説に近いモデルとそれを
思いついた人の名前は忘れ去られたんだってね。おれも、いま、名前が出てこ
ないしさ。
 3歩、歩いたからね。\(^O^)/
 実際、プトレマイオスのモデルは、非常に精度が高い。周天円で説明してい
るのは知ってたけれど、さらに微妙に補正する、なんとかという考えも入って
いるのよ。名前が出てこなくてすみません。その説明もある。
 それと50歳になるまで知らずにいて、この本で知ってびっくりだったのが、
コペルニクスの地動説のモデルは、プトレマイオスの天動説のモデルが観測と
矛盾するから勝利したのかと思ったら、そうじゃないのね。コペルニクスの時
代の観測精度じゃ、プトレマイオスの天動説には勝てないんだって。それくら
い、プトレマイオスのモデルは精度が高い。
 で、結局、200年くらい経ってかな。年周視差を観測できるようになって、
これが直接的な証拠になり、初めて、地動説が正しいことが証明されたという
話になっていて、びっくりしたわけ。
 ま、とにかく、この本に出ている太陽系のモデルを考えた連中は、どいつも
こいつも天才ですよ。モデルをみているだけで、感心する。

 天文学といえば、おれ、川崎のIMAXシアターに、映画「トランスフォーマー
 リベンジ」を観に行ったんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364640
映画「スター・トレック」、予想をはるかに超えていい!
で書いたように、やっぱ、川崎のIMAXはどんなものかと思って。
 なぜ天文学がこの映画に関係あるかといえば、天文学が役に立って、地球は
救われました。やっぱ、天文学はやったほうがいいですね。\(^O^)/
 エジプトのピラミッドはボロボロにしちゃうし、マイケル・ベイ監督、世界
遺産なんかどんどん破壊します。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/03/16099
スペースワールド、IMAX, 国際宇宙ステーション
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175457
大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも
で書いた、かつて北九州のスペースワールドやカナダのバンクーバーで味わっ
たIMAXのすごさがこの映画で実感できたかというと、そうじゃなかったのが残念。
 たしかに大画面、大迫力なんだけど、IMAX用の専用カメラで撮影したシーン
は、わずからしいのね。だから、浮遊感を味わえたところはほんのちょっと。
ほかは、府中の東宝シネマズにだって、大スクリーンはあるし、それと比べて
特別どうこうというのはなかった。北九州やバンクーバーで観たのは、たしか
にIMAX専用カメラで撮影したIMAX専用の番組だったもんね。だから、困ったな
あと思って。
 何が?
 おれ、自分用のAVルームは、IMAXにしたいとほざいてたでしょ。
 ああ、↓この辺ね
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/03/16099
スペースワールド、IMAX, 国際宇宙ステーション
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/19/217472
全局録画。草野さん、小倉さんもやってるぞ
 そうそう。7階建てのビルを建てるだけじゃだめなんだ。
 何が?
 今回わかったのは、観たい映画があったら、全編、IMAX用に撮影してもらわ
ないと、ほんとにはIMAXの実力を引き出せないということ。
 それじゃ、大変だろ。今回のトランスフォーマーは、制作費200億円。毎回、
観たい映画がったら、同じだけかけてIMAXでもう一度撮り直すのか。
 まあ、その金を捻出するために、人民が餓死するだけだけどね。
 ジンバブエか北朝鮮か、お前は。\(^O^)/

 川崎のIMAX、次は、ハリーポッターの新作ですが、今度は、IMAX 3Dだって。
羽田空港からの帰りに時間が合えば行ってみてもいいけど。

 さて、IMAXよりびっくりしたのは、IMAXの映画館が入っているショッピング
センター。ラゾーナ川崎とかいうの。人がいっぱい。すごかった。
 そして、なにより、ここ、でかいねえ。越谷にあるイオンレイクタウンより
はずっと小さいけど、それでもでかい。
 というより、越谷のイオンレイクタウンはでかすぎ。太陽系が10個くらい入
る。\(^O^)/
 ラゾーナ川崎は、IMAXやレストランのあるフロアまで、どでかい円形の吹き
抜けになっているのがいいなと思ったね。真ん中が広場になってるのね。

http://www.lazona-kawasaki.com/index.shtml
ラゾーナ川崎プラザ
http://www.aeon-laketown.jp/index.html
イオンレイクタウン

乳の詫び状(2009/07/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424320
平岡正明さん、亡くなる
の続き。

===
標題: 平岡正明さんの葬儀
---
 平石さんが、2009/07/13にあった平岡正明さんの葬儀の模様を教えてくれま
した。
 山下洋輔さん、見たことがないくらいボロボロだったと。それでも、素晴ら
しい弔辞を読まれたそうです。洋輔さん、さらに、tti/salonに書き込まれた、
平石さん、J.Paulさんとおれの書き込みを弔辞として代読してくださったそう
です。恐縮至極。光栄です。ありがとうございます。
 葬儀委員長は、ビレッジセンターの元社長、中村満さんだったそうですが、
満さんもボロボロだったと。
 やっぱり、そうなるよね。
 平岡さんと付き合いはなかったおれだって、月曜日は仕事をする気にならず、
会社を休んだくらいだから。

 筒井さんも書いてらっしゃいますね。
http://shokenro.jp/00000239
笑犬楼大通り 2009/07/14
 尾川さんも書いてらっしゃいますね。
http://d.hatena.ne.jp/flow2005/20090713/p3
本日は平岡正明さんのお葬式の日でした。

 出たばかりの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093878412/showshotcorne-22/
蕎麦処 山下庵 (単行本) 
山下 洋輔 (著)
を読んでいると、平岡さんの文章が載っているんです。平岡節です。
 それを読むと、また泣けて、泣けて。
 はあ。だんだん、じわじわ、来るんだよね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/13/4432673
電子書籍。障碍者向けのマルチメディア書籍関連。DAISY規格。
の続き。

===
標題: Re: 国立国会図書館
---
> >行ってきたのこのセミナーです。
> >http://current.ndl.go.jp/node/13296
>
>  長尾国立国会図書館館長のセミナー内容は、
> http://www.pot.co.jp/diary/20090710_225637493912683.html
> 07.10堀渡さん・図書館本の買い方、TIBF長尾国立国会図書館館長のセミナー
> にありますね。

井上です

長尾館長は、国会図書館の蔵書の電子化に当たり、デイジーフォーマット
も候補の一つとするよう、指示したとの情報も得ています。
ニュースソースはきちんと示せず申し訳ありませんが。

そもそも、国会図書館に対して、デイジー図書の検定教科書作製を求める
こと自体筋違いで、講演会の後で、館長さんへはその旨をお伝えはしまし
た。文科省がやらないなら何処かに頼むしかないのですよ。冗談で、著作
権法33条の2を最大限解釈し、米国のフェアユース規定を活用して、グ
ーグル社に、日本の検定教科書の電子化(デイジー化)をお願いしようか、
なんて言ってます。そのぐらい日本の状況は遅れています。これって実現
したら国辱もの?

米国ではすでにNIMAS(National Instructional Materials
 Accessibility Standard )が策定され、デイジーフォーマットも採用さ
れています。米国では、教科書を中心にして急速にデイジー図書が普及し
ているようです。北欧なども先進地域のようですし、アジア・アフリカ諸
国でも少しずつ紹介されているようです。
http://nimas.cast.org/

デイジーはオープンソースだそうです。これも強みですね。

普及の様子は、下記など見てください。
http://www.normanet.ne.jp/~atdo/index.html
http://www.gsk.org/

私も、10年近く普及のお手伝いしてきました。正直技術的なことは不得
手なもので、著作権法改正の課題に取り組んできました。

お陰様で、今期国会で改正著作権法が成立し、来年1月1日より施行され
ます。第31条 第33条の2 第37条 第37条の2などの改正によ
り、法的な課題はクリアされつつありますが、問題はそれを担保する制度
や財政的裏付けでしょうね。

今まで、福祉分野としてしか捉えられていなかった情報保障ですが、今後
は教育分野でもきっちりやってほしい。文科省よしっかり取り組んでよ。
お願いだから。

ということで、失礼します。

===
標題: Re: 国立国会図書館, DAISY
---
>  井上さん、ありがとうございます。
>  紹介してくださった
> http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/bknos/yousei.html
> LDニュース読者の皆様へ LD等の発達障害に関心を寄せる方へ
> は、しょうもないなんて、とんでもない。

井上です。

ありがとうございます。

文化審議会著作権分科会報告書
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/pdf/shingi_hokokusho_2101.pdf

ここには、こうも書いてあるのです。このての報告書でこのように
デイジーとして名指しされているのは、隠れた著作権法改正の意図
の一つにあるのかも知れない。

−−−−−−−ここから
知的障害者、発達障害者等にとって、著作物を享受するためには、
一般に流通している著作物の形態では困難な場合も多く、デイジー

図書が有効である旨が主張されており、著作物の利用可能性の格差
の解消の観点から、視覚障害者や聴覚障害者の場合と同様に、本課
題についても、何らかの対応を行う必要性は高いと考えられる。
−−−−−−−ここまで

ASAHIネットのjouwa/salonから。2009/07/10にjouwa/salonには書いていたけど、 転載し忘れ。

標題: リラックマのパソコンが出た\(^O^)/、じーも君もがんばれ!
---
 全身、リラックマだ。
http://www.gpara.com/article/cms_show.php?c_id=14734&c_num=14
“だら〜っ”と癒し系PCライフ♪「リラックマ」ノートPC発売

 じーも君も、どこかで出してくれないかな。:-)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1841817
生「じーも」君に、会えた\(^O^)/
から、
--- ここから ---
 まず、みんなを改札でお迎えしているじーも君です。 
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/jimo/jimo1.jpg
 じーも君が気づいてこっちを向いてくれました。\(^O^)/ 
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/jimo/jimo2.jpg
 もっと近づいて写真を撮りました。\(^O^)/ 
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/jimo/jimo3.jpg
 じーも君の後姿。しっぽがかわゆい。\(^O^)/ 
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/jimo/jimo4.jpg
--- ここまで ---

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325516
門司みなと祭、じーも君、うみまる、うーみん、スナQ
から、
http://www.youtube.com/watch?v=ixjgu2BwUFo
じーもくん登場 ひこにゃんエスコート

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ついに山形も陥落!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424319
新型インフルエンザ、山形県が最後の砦
で書いたように、新型インフルエンザに感染していないのは、山形県が最後の
砦でしたが、ついに陥落しました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2009071400425
山形県でも感染者確認=新型インフル、全都道府県に
をどうぞ。

 タイから帰国した女性だそうです。つばめどんの山形感染者第一号はなりま
せんでした。
 いや、わからんぞ。これ、つばめどんがタイに行って性転換して帰国したの
かもしれん。
 でも、10代女性だぞ。
 いや、わからんぞ。若返り手術をしてきたのかもしれん。
 そりゃ、そうだ。優秀なスパイなら、それくらいのことはやるわな。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/13/4432641
電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
の続き。

===
標題: Re: 電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
---
>伊沢さんのBIG FACEの芝居。両国で毎年やっている奴。
>あれ、いつのときだったかな。ナレーションを幸森さんがやっていた。

 1999年8月の「筒井ワールド」で演目はたぶん「ヒノマル酒場」だよぉ。

                              穂高

===
標題: Re: 電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
---
 よー、覚えとるなあ。

中村(show)

乳の詫び状(2009/07/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 新宿ジュンク堂で平積みされていたコンピュータ関係
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/10/4424309
新宿ジュンク堂で平積みされていたコンピュータ関係
の続き。
 最初に就職した管理工学研究所の元社長吉村鐵太郎さんからのメール。
 吉村さんは、業界の良心です。吉村さんは口に出さなくても、ぼくはいろい
ろ教わったと思います。吉村さんと出会えたのも、ぼくの人生の中で大きなラ
ッキーですね。

--- ここから ---
正三郎君:

ご無沙汰していますが,相変わらずのご健筆を拝読しています.

今日の「乳の詫び状」に慶應義塾長安西祐一郎とありますが,最近の塾長選挙
で安西さんは落選し,清家篤教授が塾長に就任したそうです.

ところでドラゴンブック第2版(邦訳)ですが,原田賢一訳なら信頼できるで
しう.何せ原田先生は中田育男先生と並ぶ我が国コンパイラ研究の第一人者で,
いくつか著書も出しています.
例えば 「コンパイラ構成法」共立出版 1999
ISBN-13: 978-4320029224

ちなみにこういう本が出てます.なんか面白そうですね.
The Art of Multiprocessor Programming 
Maurice Herlihy (著), Nir Shavit (著) ペーパーバック: 528ページ
出版社: Morgan Kaufmann Pub (2008/2/29)
ISBN-10: 0123705916
ISBN-13: 978-0123705914

ではまた.

2009/07/10

吉村鐵太郎
--- ここまで ---

 遅くなってすみません。
 安西さんが塾長ではなくなったこと、訂正しました。ありがとうございます。
 コメントしてくれたsakuradaさんもありがとうございます。

 ドラゴンブック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478191229X/showshotcorne-22/
コンパイラ―原理・技法・ツール (Information & Computing) (単行本) 
A.V. エイホ (著), R. セシィ (著), J.D. ウルマン (著), M.S. ラム (著), 
Alfred V. Aho (原著), Jeffery D. Ullman (原著), Ravi Sethi (原著), 
Monica S. Lam (原著), 原田 賢一 (翻訳)
については、感想を書きたいと思っていますが、簡単にいうと、やっぱり、よ
く書けている。もっといたほうがいい本ですね。
 昔の版の記憶はおぼろげですが、ガベージコレクションの章が増えているの
は、ちょっとびっくり。Javaでパーサを書いてあったりして、時代の流れを感
じますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320029224/showshotcorne-22/
コンパイラ構成法 (単行本) 
原田 賢一 (著)
は、買ってないし、名前もだしていないですね。原田先生、すみません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0123705916/showshotcorne-22/
The Art of Multiprocessor Programming (ペーパーバック) 
Maurice Herlihy (著), Nir Shavit (著)
については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772078
並行・並列プログラミング
で名前を出しています。
 取り急ぎ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

電子書籍。障碍者向けのマルチメディア書籍関連。DAISY規格。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/13/4432641
電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
とも関連。

===
標題: 国立国会図書館
---
井上と言います。中村さんの記事いつも楽しみにしてます。

さて、電子出版で反応しますが、今日、国立国会図書館の長尾館長の
お話聞いてきました。うーん、長尾館長はすばらしい人です。

国会図書館の蔵書を電子化して全ての国民に解放したいというのが持論。
そのためにはデジタル化は必須ですよね。来年1月1日から著作権法第
31条が改正され、国会図書館に納本された図書は直ちにデジタル化で
きるようになる。

だけれども、デジタル化といっても実は、単なる画像ファイル化であり、
言ってみれば本のページをデジカメで撮って保存する話。館長自身は、
きちんとOCRでテキスト抽出して、検索やらできるようにしなければ
ならないと考えてらっしゃいます。

さらに付け加えますと、単にテキスト抽出するだけではダメで、構造化
されたファイルに変換してやらないとダメ。

私どもは、長尾館長さんには、DAISYコンソーシアムが開発してい
るDigital Accessible Information SYstemをフォーマットにして図書を
デジタル化するように提案しているのです。館長は「我が意を得たり」
との感想を持たれたようですが、なかなか館長さんだけの意志では、前
に進まないようです。

今日は、あまりお話しする時間がなかったのですけど、私なりに応援さ
せて頂きますと、生意気にも申し上げておきました。

しょうもないサイトですが、良かったら皆様見てください。
http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/bknos/yousei.html

============================
 井上 芳郎 (Yoshiro Inoue)
============================

===
標題: Re: 国立国会図書館
---
井上です。

行ってきたのこのセミナーです。
http://current.ndl.go.jp/node/13296

============================
 井上 芳郎 (Yoshiro Inoue)
============================

===
標題: 国立国会図書館, DAISY
---
 井上さん、ありがとうございます。
 紹介してくださった
http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/bknos/yousei.html
LDニュース読者の皆様へ LD等の発達障害に関心を寄せる方へ
は、しょうもないなんて、とんでもない。
 国会でのやり取りなど、知らないから、興味深く読みました。
 恥ずかしながら、DAISY規格、知りませんでした。
 ざっと探しました。

http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/index.html
エンジョイ・デイジー 私らしい方法で読む、わかる!
が一番、まとまってますね。
 DAISYは、ANSIになってるんですね。全然、知らなかった。みっともない。^^;
 規格自体へのリンク集は、
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/about/standard.html
DAISY規格

http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/index.html
DAISY出版物
にある中では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4990304403/showshotcorne-22/
赤いハイヒール―ある愛のものがたり (LLブック-読みやすい本-)
ロッタ・ソールセン (著), 中村 冬美 (翻訳), ビョーン・アーベリン
だけが一般販売なんですね。
 でも、1500円のものが、いま、5,197円からだもんね。どういうこっちゃ。

中村(show)

===
標題: Re: 国立国会図書館
---
>行ってきたのこのセミナーです。
>http://current.ndl.go.jp/node/13296

 長尾国立国会図書館館長のセミナー内容は、
http://www.pot.co.jp/diary/20090710_225637493912683.html
07.10堀渡さん・図書館本の買い方、TIBF長尾国立国会図書館館長のセミナー
にありますね。
 Googleの著作権問題もある。おれも関係あるんだけど。^^;
 漫画週刊誌「モーニング」の最後のほうのページでも、数回にわたって、採
り上げていましたね。tti/salonのほうには、書きましたが、転載せずほった
らかしですね。すみません。

 Twitterの中継もあったんですね。
http://search.twitter.com/search?q=%23tibf

 ボイジャーの名前も出ていて、懐かしかった。
 電子出版の活動もしていた古瀬幸広君と、創業間もない頃のボイジャーに行
ったことがあるんです。社長は、萩野さんでしたっけ。
 あ、ちゃんとある。
http://www.voyager.co.jp/
ボイジャー
http://www.voyager.co.jp/company/index.html
会社概要 
をみると、萩野さん、ご健在のようですね。あのとき、行ったのは、いまでい
う、いわゆる裏原宿で、現在もそういう場所みたいだから、あのときと変わっ
てないんじゃないかな。
 東京の筒井康隆宅のそばですね。
 これで、幸森さんとつながった。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 国立国会図書館, DAISY
---
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4990304403/showshotcorne-22/
> 赤いハイヒール―ある愛のものがたり (LLブック-読みやすい本-)
> ロッタ・ソールセン (著), 中村 冬美 (翻訳), ビョーン・アーベリン
> だけが一般販売なんですね。
>  でも、1500円のものが、いま、5,197円からだもんね。どういうこっちゃ。

井上です。
bk1からだと、1500円で手にはいると思います。
http://www.bk1.jp/product/02696907
国内送料無料です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
---
 電子書籍、電子出版関係でたまたま見つけた記事。1年前の記事なんだけど、
なんと、永井豪のダイナミックプロの幸森さんが出ていて、びっくり。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/08/news012.html
「出版界、このままでは崩壊する」――ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを
電子書籍化 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/news117.html
「ネットという黒船で“出版村社会”は崩壊した」――永井豪のダイナミック
プロに聞く著作権(前編)
http://bachelors.moura.jp/?p=542
おもしろさは誰のものか「黒船が来て、村社会は崩壊した」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/26/news112.html
「人の目に触れないコンテンツは忘れられる」――永井豪のダイナミックプロ
に聞く著作権(後編)
http://bachelors.moura.jp/?p=562
コンテンツは消費するものではない。リザーブするものである
をどうぞ。

 幸森軍也といっても誰か知らない人が大半だろうが、悪い人です。^^;
 筒井康隆公認のファンクラブ「日本筒井党」の会長だった人です。以後、陰
謀をたくらんで暗躍してきた人です。上の記事でもわかるように、いまでも暗
躍しているんだ。やっぱ、じっとしてないな、こいつは。

 おれ、最初は、ASAHIネットつながりで、知り合ったんだったけな。筒井さ
んに呼ばれて初めてニューオータニに行ったときに、当然、幸森さんはいて、
あれが初めてかな。
 そのうち、幸森さん、われわれの業界のともいろんなつながりができて、ビ
レッジセンターの中村満社長ともつながりができて、まあ、中村ブラザーズと
もつながったということで、ビレッジセンターは、永井豪さんのイラスト集を
出すんですよね。
 そんなこんなで、おれもダイナミックプロにお邪魔して、永井豪の原画をみ
せてもらったことがある。漫画の原画を間近にみたのは、あれが最初かな。カ
ラーだったし、すごくきれいで迫力があってびっくりしました。
 漫画週刊誌に載っているのは、かなり、味消ししたバージョンになってます
ね。印刷の具合で仕方ないんだけど。原画はやはり作者の魂が入っていると感
じますね。

 ま、話はそんなことではない。
 上記の記事は、1年前の記事。このあと、去年の5月に下北沢で、筒井康隆
+山下洋輔の朗読パフォーマンスがあって、その時に、幸森さんと満さんが一
緒にいて、めちゃめちゃ久しぶりに幸森さんと会った。5年ぶりくらい?
 そのとき、こんな、悪いことを始めたこと、全然、言わないんだもん。会話
と言っても、いつも幸森さんが、
「showさん、元気?」
「まあ、なんとか。幸森さんは?」
「ぼちぼちでんな。なんか、おもろいことない?」
「別に。なんか、ない?」
「別に」
くらい。酒が入らないと、こんなもんよ。\(^O^)/
 それにしても、電子書籍やってるなんて言ってくれたら、宣伝したのに。水
臭い。
 それが言いたかったの?
 いや、それほど、言いたいわけじゃない。なんか、懐かしかった。満さんと
もあれ以来会ってないからね。
 みんな、偉くなって、忙しいんだもん。
 いや、満さんは引退して、自転車乗りまくって忙しいと思うけど。^^;

http://wikipedia.atpedia.jp/wiki/筒井康隆
には、幸森さんの名前が出てるね。
1983年、公認ファンクラブ「日本筒井党」発足。会長・幸森軍也(1987年に解
散)
となってる。
 平石さんや尾川さんとともに、幸森さんは、筋金入りのツツイストで、この
人たちにはかなわんなあと思う人だったんだよね。
 こうやって振り返ると、人と知り合うのって、やっぱ、縁だし、運だね。
 おれ、ラッキー\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
---
> 電子書籍、電子出版関係でたまたま見つけた記事。1年前の記事なんだけど、
>なんと、永井豪のダイナミックプロの幸森さんが出ていて、びっくり。

 わしも読んだ。白髪が増えていて吃驚した(元々多かったが)。

> 上記の記事は、1年前の記事。このあと、去年の5月に下北沢で、筒井康隆
>+山下洋輔の朗読パフォーマンスがあって、その時に、幸森さんと満さんが一
>緒にいて、めちゃめちゃ久しぶりに幸森さんと会った。5年ぶりくらい?

 2007年11月17日、上野の一角座であった「スタア」上映とライヴトークの
際にshowさんも幸森さんもいたけど話さなかったのかな。

 他に、showさんの「電脳曼陀羅」の解説だかは幸森さんが書いてた。

                               穂高

 こんなこともやってるとは知らなかった。
 ↓
http://syllabus.acc.senshu-u.ac.jp/syllabus/syllabus/search/ResultListKyoin.do?
nendo=2009&staffnum=1324420&syozokucode=&kana=&setti=1

===
標題: Re: 電子書籍、電子出版で幸森さんが出てる\(^O^)/
---
 さすが、穂高さん。
 よー、日付まで覚えてはるわ。
 上野で幸森さんと話したかな。覚えてない。^^;

>showさんの「電脳曼陀羅」の解説だかは幸森さんが書いてた。

 あ、そういえば、そういう気がする。なんもかんも忘れてる。
 幸森さん、すみません。
 あ、ひとつ、思い出した。
 伊沢さんのBIG FACEの芝居。両国で毎年やっている奴。
 あれ、いつのときだったかな。ナレーションを幸森さんがやっていた。
 そんだけです。すみません。

 記憶容量が小さいから、新しいことを覚えるのに、古いのをどんどん捨てて
るんだろうな。
 おれ、ウェブやブログに書いているのも、外部記憶に出して、忘れるためだ
ね、こりゃ。

http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
BIG FACE, ビッグフェイス

>こんなこともやってるとは知らなかった。

 専修大学で、漫画やアニメのことを講義しているのか。
 日本文化特殊講義というのが、すごいタイトルだな。
 特別講義や特論という言葉はよく見かけるが、特殊講義だもんね。
 なんか、秘密っぽいし、スパイ養成講座っぽい。^^;

中村(show)

乳の詫び状(2009/07/11)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 天才羽生の頭脳を探る。脳画像から心を読み取る。その他、脳科学関係
---
 いま(2009/07/11 20:00)、NHK総合の「追跡! A to Z」という番組で、脳の
中を追跡しています。

http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
NHK 追跡! A to Z
の「脳の秘密 未来はどう変わる?」
という回です。

 最初に出てきたのは、将棋の天才、羽生名人。
 理化学研究所。田中博士といってましたが、以前に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626100
将棋脳の解明へ1歩
で紹介した
http://www.dei.brain.riken.jp/index_j.html
理化学研究所 脳科学総合研究センター 創発知能ダイナミクス研究チーム
の
http://www.dei.brain.riken.jp/shogiexp/
将棋を用いた脳研究:脳研究協力棋士 募集
の世界ですね。

 詰め将棋の局面を1秒毎にみせて、手を考えさせ、そのとき脳のどこが活性
化しているか調べていました。
 前頭前野が活性化するのはアマチュアでも同じだったけど、羽生名人や他の
プロは、脳のもっと深いところ、大脳基底核尾状核が活性化していました。こ
れは、行動や思考の習慣化を司っているところだそうです。
 体に染み込ませる大切さ、持続することの大切さがわかるそうです。
 ずっと書いてきた脳と身体性の話ですね。上の検索窓で「脳 身体性」で検
索してください。
 まあ、でも、プロのレベルになるには、毎日3時間、集中して訓練する必要
があるそうですが。将棋に限らず、普通、どういうジャンルでもその程度の努
力は続けないと一人前にはなりませんよね。
 他のプロの平均正解率が68%なのに、羽生名人は82%というのがすごい。1秒
で答を出さないといけない過酷なテストなので、羽生名人の瞳孔が開いてまし
た。すごく集中している証拠だそうです。
 羽生名人と他のプロとの違いは、羽生名人は、脳のもっともっと深いところ、
嗅周皮質や、もっともっともっと深い網様体も活性化しているそうです。
 嗅周皮質は記憶を司る海馬のそばにあって、記憶に関係あるそうですし、嗅
周皮質や網様体は、脳全体のネットワークを司る部分だそうです。

 次は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の神谷之康氏の研究で、彼は世界
で初めて脳画像から心を読み取ることに成功したといって、紹介されていまし
た。
 その次は、ハーバード大学での心の傷を読み取る研究。子供のころに虐待を
受けた人を募集していました。そういう人たちは、脳のある部分が萎縮してい
るんだそうです。たとえば、いつもひどい言葉を投げつけられていると、聴覚
に関する部分が小さくなっていくんだそうです。
 オーストラリアの脳科学を使ったコマーシャルもやってましたね。これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/12/4114191
記憶、脳科学や認知科学方面の本
などで、何度か話題にした、ニューロ・マーケティングの話ですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
下條 信輔 (著)
もお薦め。この本に関する他の書き込みは、上の検索窓で「サブリミナル・イ
ンパクト」で検索して下さい。

 最後は、脳科学の悪用の懸念についても、追跡していました。心を読んだり、
脳画像からその人の優劣や犯罪性まで知ることができるようになってくる時代。
果たして、人類は耐えられるのか。
 人類は、我々おとめ座銀河団星人よりはるかに民度が低いので、耐えられま
せん。人類、発狂して破滅します。\(^O^)/
 これで思い出した。買う候補になっているのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034802/showshotcorne-22/
暴走する脳科学 (光文社新書) (新書)
河野哲也 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/02/4281926
プラズモン、量子力学、遺伝子工学など、本気の本ばかり売れてる。
で書いたように、萩谷さんのDNAロボットの本から、そこに出ていた参考文献
や関係する本やらもあれこれ紹介しようと思ってメモしていたけれど、いつに
なるかわからないので、リストだけ。いくつかは読んだけど、まだ買ってない
のもあります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074938/showshotcorne-22/
DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械 (岩波科学ライブラリー) (単行本)
萩谷 昌己 (著), 西川 明男 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769371004/showshotcorne-22/
図解 ナノテクノロジーのすべて (単行本)
川合 知二
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/31/1690683
NHK「50年後の未来」、レイ・カーツワイル「加速するテクノロジー」
で紹介したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812176/showshotcorne-22/
レイ・カーツワイル―加速するテクノロジー (NHK未来への提言) (単行本)
レイ カーツワイル (著), 徳田 英幸 (著), Ray Kurzweil (原著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309906982/showshotcorne-22/
超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会 (単行本)
ラメズ・ナム (著), 西尾 香苗 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274501418/showshotcorne-22/
ブレイン・デコーディング―脳情報を読む (単行本)
「脳を活かす」研究会 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427450140X/showshotcorne-22/
ブレイン・マシン・インタフェース―脳と機械をつなぐ (単行本)
「脳を活かす」研究会 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769351348/showshotcorne-22/
ブレイン‐マシン・インタフェース最前線―脳と機械をむすぶ革新技術 (単行
本)
櫻井 芳雄 (著), 小池 康晴 (著), 鈴木 隆文 (著), 八木 透 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140813024/showshotcorne-22/
老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言 (単行本) 
オーブリー デグレイ (著), マイケル レイ (著), Aubrey De Grey (原著), 
Michael Rae (原著), 高橋 則明 (翻訳)

 つい、最近、買って積ん読なのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772695133/showshotcorne-22/
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? (ハードカバー) 
メアリアン・ウルフ (著), 小松 淳子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048673629/showshotcorne-22/
マインド・ウォーズ 操作される脳 (単行本) 
ジョナサン・D・モレノ (著), 久保田 競 監訳 (翻訳), 西尾 香苗 訳 (翻訳)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633510
ICT業界とアスペルガー障害
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/01/3727996
考える脳 考えるコンピューター 
でちょろっとだけ紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270000600/showshotcorne-22/
考える脳 考えるコンピューター (単行本) 
ジェフ・ホーキンス (著), サンドラ・ブレイクスリー (著), 伊藤 文英 (翻 
訳)
のもっと長い感想も書くといって書いてないね。関連が多いんですよね。関連
まで紹介するのをあきらめるのがいいんだろうけど、つい、ちょこちょこメモ
を取るもんだから。
 それでも、この本は、何度も名前を出しているので、上の検索窓で「考える
脳」で検索してください。

 ついでにいうと、ざっと眺めただけですが、買ってみて、やはり、これはい
いと思ったのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/443110013X/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 上 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本) 
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431100318/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 下 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本) 
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳)
 サポートページは、 
http://ibisforest.org/index.php?PRML 
PRMLのサポートページ 
です。

 この1週間か2週間くらいの間で、心は幻想だと断言している科学者のこと、
また読んだか、見たんだけど、何だっけ、思い出せない。外国人だったと思う
けれど。
 脳科学のことを調べて、楽しむ前に、物忘れをなんとかしろ!\(^O^)/
 またというのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
で紹介したもらった本のことや、日経サイエンスの茂木健一郎対談で前野隆司
(慶応義塾大学)が言ってる話がすでにあるからです。

 おお、ちゃんと「心、脳、身体性」には、冒頭で述べた身体性や将棋の話の
話があるじゃないですか。訳もわからず書き殴ってもちゃんと辻褄があって、
大団円を迎えるというね。やはり、おれ、天才としかいいようがないね。誰か、
おれの脳を調べてみないか。
 はい、調べました。あなたの脳は、「秘」ばかりで、中心は「休」でした。
 すげえ、あまりに当たってる!\(^O^)/ どうやって調べたんだ。
 もう2年ほど前に流行った脳内メーカーです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの?
で、遊んでいたころだから。
 あ、いまもある。
http://maker.usoko.net/nounai/
脳内メーカー
 ここで、名前を入れると脳内をスキャンして画像化してくれます。^^;
 おれの結果は、
http://nounaimaker.com/?a=Maker&oo=%C3%E6%C2%BC%C0%B5%BB%B0%CF%BA
をどうぞ。ね、当たってるでしょ!
 こいつらだけだな。我々おとめ座銀河団の科学に追いついているのは。

乳の詫び状(2009/07/10)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

昨夜(2009/07/09)に書いたもの

===
標題: 平岡正明さん、亡くなる
---
 tti/salon(筒井康隆会議室)にちょっと書いたけれど、改めて。
 評論家の平岡正明さんが亡くなりました。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090709AT1G0901809072009.html
平岡正明氏死去 ジャズや落語で評論活動
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2009070900461
評論家の平岡正明氏死去
など。
 ほかもいくつか見たが、「筒井康隆はこう読め」を挙げているのは、時事通
信だけのようだ。
 時事通信、偉い! いま、おれが、グーグルニュースより、先に見るだけあ
る!\(^O^)/
http://www.jiji.com/
時事通信

 これまでも何度か書いたけれど、やはり、また書く。
 「筒井康隆はこう読め」こそ、おれに「読む」という行為が何か、どれほど
深い行為なのかを教えてくれたものだった。勝間和代たちのデータ処理的な読
み方、あんなのは人間としての読解力があるとは言わないんだよ。ウェブにあ
ふれる「書評」や「レビュー」と称するクズな文章。ああいうのは、読んだと
は言わないんだよ。
 それを、20歳くらいの青二才のおれに教えてくれたのが、平岡さんの「筒井
康隆はこう読め」シリーズだった。
 tti/salon(筒井康隆会議室)には、次のように書いた。FAT'Nさんが書いた平
岡さん死去の第一報へのコメントだ。

--- ここから ---
===
標題: Re: 平岡正明氏死去
---
 大学生のとき、いっぱしの筒井読み気取りでいたけれど、平岡さんの「筒井
康隆はこう読め」を読んで、「お前の読みなんぞ、100万年早い」とガツー
ンとやられました。
 あれは、自分のその後の人生を考えると、非常によかったです。

 平岡さん、山下洋輔トリオ復活祭には、行けなかったんですね。それが何よ
り無念じゃないかな。

 ご冥福をお祈りいたします。
--- ここまで ---

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J7Y79E/showshotcorne-22/
筒井康隆はこう読め (1981年) [古書]
平岡 正明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789701204/showshotcorne-22/
筒井康隆はこう読めの逆襲
平岡 正明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4803331480/showshotcorne-22/
筒井康隆はこう読めの報復 (単行本)
平岡 正明 (著)

 最初の「筒井康隆はこう読め」の出版年が1981年だから、おれが21歳のとき
なのか。後述のブログの中では、18, 19歳と書いているのもあったと思うが、
21歳が正しいのね。ま、誤差の範囲。^^;
 絶版になってから、まだアマゾンもないころで、入手困難だったが、ビレッ
ジセンターの中村満社長が、後に、合本にして出してくれました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360101/showshotcorne-22/
筒井康隆はこう読め (単行本)
平岡 正明 (著)
 さすがは、パソコン業界を震撼させた中村ブラザーズ(おれと満さんが勝手
にタッグを組んだという設定)の兄。中村満、やっぱり、偉い! それが1995年
なのか。もう、15年近く経つのね。早いね。
 そういえば、満さんの小説の感想、書くといって書いてないね。出版されて
からもう1年近くになるのにね。すみません。
 いずれ書くから、いまはとにかく、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022504684/showshotcorne-22/
紅蓮 (単行本)
村中 豊 (著)
を読んでおけ。村中豊が、中村満なのは、もう秘密じゃないからね。
 そういえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の詳しいバージョンも書いてないね。これももう1年だ。すみません。

 最後にまとめて、平岡さんの文章を読んだのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761890
平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
を書いたときですね。

 以下、香典代わりに、平岡さんに言及したものを列挙。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/08/397769
Re: 京王線で人身事故&閉じ込められたときのウンコとシッコ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/07/690490
伸びない典型
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/30/1152747
世界最長手数詰将棋
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/24/1462603
トゥモロー・ワールド
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658941
高校生のための文章読本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/27/1683498
高木さん、もっと文学、勉強しましょう
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706855
Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761890
平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761927
銀河最強コンビ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/04/3562367
「アリエス」編集人の横山建城と申します

 と、なんとかここまで書いて、もう気力がなくなった。

 一度だけ、平岡さんとちょっとお話しさせていただいたことがある。
 ビレッジセンターの中村満社長が大金をはたいて、中野サンプラザでやった、
筒井康隆断筆祭の打ち上げ。新宿の京王プラザかあの辺のホテルだったと思う。
 文章では大暴れし、思想も過激だが、素顔の平岡さんは、非常に繊細で穏や
かでおとなしい感じの人。よく戦闘服を着てるけどね。^^;
 やっぱ、平岡さんが死んじゃったと思うと、かなり喪失感がある。勝手に恩
人だと思っていたから。
 合掌。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ、山形県が最後の砦
---
 つばめどん、朗報、朗報(爆)。
 新型インフルエンザ感染者が国内で2000人を突破したよ。
 まだ、感染者が出てないのは、山形県だけだって。
 山形県在住のつばめどんが、山形県の感染者第1号になるチャンスだよ!\(^O^)/

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090708-OYT8T00288.htm
新型インフルの感染者数、2000人突破
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090707-OYT8T01096.htm
山形県「最後の砦」に

 一般向けには市販されないけれど、すごいマスクができたそうです。
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20090709-OYO8T00319.htm
インフルエンザウイルス死滅、銅イオンマスク開発…京産大と繊維会社

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ゴールドマン一人勝ちの秘密兵器が流出。物理学者、ウォール街を往く。
---
 金融工学の粋を極めたソフトが、ゴールドマン・サックスから盗まれたとい
うことなんでしょうね。
http://newsweekjapan.jp/stories/business/2009/07/post-295.php
ゴールドマン一人勝ちの秘密兵器が流出

 スラドJにも出てましたね。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/07/08/0229232
米ゴールドマンサックスの取引システムのソースコード盗まれる?

 スラドJといえば、アンテナハウスが破綻したクセロから事業譲渡して、無
償PDFソフトの配布を中止したことで、スラドJでおれの名前が出ていたそうだ
ね。
 それについて何か書くというより、ビジネスメディア誠というウェブマガジ
ンのメルマガ「ビジネス通信 誠 Biz.ID」で、鷹木創という人物が、メディア
の側にいる人間とは思えないレベルの低いことを書いていたので、それを批判
しようと思って忘れていた。時間ができたら、書こう。

 金融工学とゴールドマン・サックスといえば、出たときに、当時はまだ大き
なビルに入っていた渋谷のブックファーストでたまたま見かけて、開いたペー
ジに、ブラック・ショールズ方程式のフィッシャー・ブラックのことが出てい
たので、思わず買って、非常に面白かったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492653600/showshotcorne-22/
物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進 (単行本) 
エマニュエル ダーマン (著), Emanuel Derman (原著), 森谷 博之 (翻訳), 
長坂 陽子 (翻訳), 船見 侑生 (翻訳)
 いわゆるクオンツの自伝。
 簡単に感想を書けば、フィッシャー・ブラックのことが書いてあるのは、著
者エマニュエル・ダーマンが、ゴールドマン・サックスで、ブラックと出会う
ところ。分量的には少しだった。^^; でも、いかにもという人物像でしたね。
 ブラックに関する記述が少ないので不満に思って、後に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224511X/showshotcorne-22/
金融工学者フィッシャー・ブラック (単行本) 
ペリー・メーリング (著), 今野 浩 (翻訳), 村井 章子 (翻訳)
を買ったけれど、これ、積ん読のままですね。^^;

 ダーマンさんは、いろんなところに行ってるから、金融工学の話より、その
話が面白い。だいぶ前に読んだので、ほとんど忘れたけど。
 たとえば、彼はコロンビア大学の物理学にいて、当時のコロンビア大学とい
えば、パリティ対称性の破れを楊振寧と共同で研究して、ノーベル物理学賞を
受賞した李政道がいたわけ。そして、この二人の仲がすごく悪かったというこ
とを書いていて、印象に残っている。
 ほぉ、ノーベル賞を受賞する共同研究者でそんなに仲が悪いのかと思ったが、
これ、漫才のコンビと一緒ね。ステージでは笑わせる芸をちゃんとやるけれど、
ステージを降りたら仲が悪いコンビは、よく聞くものね。
 楊振寧、李政道の理論を実験で検証した女性物理学者、呉健雄がノーベル物
理学賞を、共同受賞できなかったことについても、何か書いていた気がするが、
気のせいかな。あるとすれば、女性差別の話のはず。
 楊振寧、李政道は中国系初のノーベル物理学賞受賞者だけど、呉健雄も受賞
していれば、中国系女性初の受賞だったんだよね。

 それと、いまを基準にすれば、Unixの初期のころ、System III(ローマ数字
の3の代用)か、System V(ローマ数字の5の代用)のころにベル研にもいて、
Writer's Workbench(WWB)でどうのこうのと奮闘していた様を書いていた記憶
がある。

 一番印象的だったのは、ユーザインターフェース(UI)がいかに大事かがわか
るエピソード。
 ゴールドマン・サックスで、ダーマンさん、必死こいて、それまでよりいい
モデルを作って、それを使うプログラムをトレーダーに提供するんだけど、反
応がイマイチなんだって。でも、あるとき、UIを使いやすく変更したときは、
トレーダーから非常に喜ばれたそうな。
 当時は、DECの端末を使っていて、いいUIじゃなかったのを、キャラクター
ベースだけど、フルスクリーン制御して使いやすくしたんだっけな。細部は忘
れたが、当人としては、金融工学の本丸のモデルの改良より、UIの改良が喜ば
れたので、残念な気持ちがあったろうけど、やっぱ、UIは大事ですね。

 以上のように書くと、ダーマンさん、順風満帆に思えるかもしれないが、け
っこう大変な人生を送っている。
 ソ連崩壊、冷戦崩壊で、核兵器開発などの予算がなくなり、それで食ってい
た物理学者もどんどんクビを切られる時代。藁をも掴む思いで転身したのが、
金融の世界。金融工学が隆盛になっていくちょうど時期に職にありつけたのは
ラッキーだったと思いますね。
 でも、それからも、真理探究に励む研究者の世界と、金への欲望でギラギラ
して生き馬の目を抜く金融の世界とのギャップに悩んだり、いろいろですわ。

 あ、日本語のウィキペディアにある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・ダーマン
を読むと、いまは、コロンビア大学の教授なのか。
 本を書いたときには、もう、そうだったのか。本では、最後、どうなったか、
忘れてるもんね。
 何はともあれ、本来の人生に戻れて、よかったですねえ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: GoogleのAndroidにスクリプト言語ざくざく?
---
 リンクのみですみません。

http://www.itworld.com/open-source/70324/
android-becoming-ever-more-unmoored-java?source=ITWNLE_nlt_unix_2009-07-09
Android becoming ever more unmoored from Java

http://arstechnica.com/open-source/news/2009/06/
android-goes-beyond-java-gains-native-cc-dev-kit.ars
Android goes beyond Java, gains native C/C++ dev kit

http://code.google.com/p/android-scripting/
android-scripting

http://www.ibm.com/developerworks/opensource/library/os-eclipse-scala/
index.html
Scala on your phone

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175458
Scala, Android, Hecl

 JVMがSunのものとは違うとはいえ、JPython, JRuby, Groovy, Scala, 
ClojureなどJVM上のスクリプト言語は動かしやすいでしょうね。
 Lua, PythonやRubyは、ネイティブで作ってあるようですけど。

 スクリプト言語といえば、そろそろLightweigth Language会議の季節。今年
は、なんと、TVだそうです。
http://ll.jus.or.jp/2009/
Lightweight Language Television (通称: LLTV)

 8/29か。ビミョーな日だ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新宿ジュンク堂で平積みされていたコンピュータ関係
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/09/4420190
岩波の自然科学の復刊
で、書き忘れたこと。
 理工系の平積みから、神田昌典や勝間和代のクズ本がなくなって、代わりに
岩波の復刊された本が置いてあって、英断だと書いたが、ほかにエスカレータ
横の平積みにも、以下の本をはじめ、コンピュータ関係のよさげな書が平積み
になっていて、おれはうれしかった。
 高い本が多いし、数が出る本ではないと思うが、読むと将来の力になってい
くいい本が多いのよ。若いうちにこういうのをやっとくと、あとが違う。それ
はあとにならないとわからないところが、人生の難しく厳しいところ。
、ともかく、こういうのを平積みして売ってくれるのは、うれしいなあと思っ
たので、いくつか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4782800541/showshotcorne-22/
心の社会 (単行本) 
安西 祐一郎 (著), Marvin Minsky (著), マーヴィン・ミンスキー (著)

 ミンスキーといえば、AI(人工知能)の大御所。安西祐一郎は、いま、慶応義
塾の塾長。認知心理学者でもある。AI以外にも脳科学や心理学に興味がある人
もご一読を。

2009/07/13 訂正:
 安西先生は、先日の塾長選挙に敗れて、塾長ではなくなりました。

 安西先生については、

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/25/2456807
Lispで学ぶ心理学
などで、「LISPで学ぶ認知心理学」を紹介していますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120212/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 1 (-) 
安西 祐一郎 (著)
は、いま、16,987円からだって。高杉晋作。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120220/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 2 (-) 
安西 祐一郎 (著)
は、いま、 3,981円から。まあ、なんとか妥当な値段か。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516
本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。
のときは、両方とも12,000円だったからね。1はさらに値上がりしてるのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120239/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 3 (-) 
田中 穂積 (著)
は、いま、9,246円からで出ている。困ったなあ。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975922
Lisp, Prologネタその2
のときは、状態が「良い」ものは、11,323円からだったからなあ。2000円も安
いと思えば、そう思える。^^;
 勝手に悩んでろ。先に行くぞ。

 次も、Lispに関係があるといえばある。なぜなら、著者がLispハッカーのポ
ール・グレアムだし、訳者の川合史朗さんは、Shiroさんであり、いわずと知
れたGaucheの作者。

http://practical-scheme.net/gauche/index-j.html
Gauche

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274065979/showshotcorne-22/
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち (単行本) 
ポール グレアム (著), Paul Graham (原著), 川合 史朗 (翻訳)

 これ、文章自体は、Shiroさんのところの
http://practical-scheme.net/index-j.html
Practical Scheme
にあるけれど、ご祝儀で出た時、即買いました。紹介したかと思ったら、して
ないのね。
 まあ、よくあること。^^;
 ちょっとやると、これはエッセイ集です。Lisperの発想というより、ポール・
グレアム個人の考え方がよく出ています。
 ハッカーと画家の部分だけに絞っていえば、ハッカー(優れたプログラマ)と
画家は似ていると。画家は作品を描くとき、最初にスケッチするよねと。ハッ
カーももちろんプログラムを書くとき、最初にスケッチするよと。そのときに、
ハッカーはLispを使うよと。なぜなら、Lispは試し書きをするにはもってこい
だからと。しかも、Lispならスケッチだけじゃなくて、本番のプログラムまで
スムーズに書いていけるよと。インタープリタで、さささっとスケッチして、
だんだん、形を整えていって、最後はコンパイルすれば10倍から100倍速くな
るしね、と
 まあ、そういうお話だったと思う。もう、とっくに忘れたけど。\(^O^)/

 これらの本が、目立つところに平積みにしてあるから、おれ、新宿ジュンク
堂はLispにやさしいなあと思って、よく行くの。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1488584
Lispにやさしい新宿ジュンク堂書店\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/08/1494815
Re: Lispにやさしい新宿ジュンク堂書店\(^O^)/

 でも、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/16/4368021
やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
で気にしていたScalaやClojureの洋書があるかと思っていったら、なかった。
というか、おれには見つけられなかった。ちょっと残念。

 最後は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478191229X/showshotcorne-22/
コンパイラ―原理・技法・ツール (Information & Computing) (単行本) 
A.V. エイホ (著), R. セシィ (著), J.D. ウルマン (著), M.S. ラム (著), 
Alfred V. Aho (原著), Jeffery D. Ullman (原著), Ravi Sethi (原著), 
Monica S. Lam (原著), 原田 賢一 (翻訳)

 おー、アマゾン、偉い! 「ドラゴンブック」で検索して出てくる!

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343412
ドラゴンブック第2版が出ました!\(^O^)/
で書いたように、もう、買わないつもりだったけど、九大に行って、荒木先生
の部屋に行ったら、机にドラゴンブック第2版があって、「あ」などといった
ら、「そうなんよ」ということなので、おれもやっぱり買わねばの娘と思って、
bk1に注文しました。
 ということで、ジュンク堂さんでは買わなかったんです。紀伊國屋書店さん
でも買ってないので、各書店さん、気を悪くしないでください。
 謝罪になっとらん!

乳の詫び状(2009/07/09)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 岩波の自然科学の復刊
---
 また、新宿ジュンク堂に行った。実は楽譜を買いに行ったのだが、当然、利
口書、あれ、理工書ね、のところにも行った。
 基本的には、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364761
先週かな。新宿ジュンク堂に行ったら。
で書いたのと同じ状態だったが、エレベータそばの平積みには変化があった。
 神田昌典や勝間和代が絶賛推薦しているという、アインシュタインなんとか
というタイトルの本が消えていた。万歳。\(^O^)/
 神田昌典や勝間和代が書いているバカビジネスパーソンを何度もカモにして
しゃぶるインチキ臭い本に書いてあるテクニックは、まともなプロになろうと
している人には通用しない。少なくとも理系には通用しない。小手先のやり方
は通用しないからね。もっとしっかりした基礎作り、基盤作りをやってないと、
社会に出て使い物にならないし、先に進めないんだもの。
 かつての「伊藤家の食卓」やいまなら「賢コツ!!」でやってる小手先テクニ
ックを身に付けても、プロの料理人にはなれないのは自明でしょ。なぜ、何度
も、神田昌典や勝間和代に引っかかるのか、不思議だね。それだけ、金と時間
を無駄にして人生を遠回りしているのにね。酷使されるだけのサラリーマンと
いう奴隷階級から抜け出せる可能性を自ら否定しているのにね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/19/3698999
Re: 成功本はムチャを言う!?
で書いたように、発想が奴隷的だから、使われる立場なのに、
「会計士や弁護士、脳科学者など自営業・自由業系に属する人たちの手による
自己啓発本に夢中になる」
矛盾に気づかないんだよね。

 で、神田昌典や勝間和代が書いているバカビジネスパーソンを何度もカモに
してしゃぶるインチキ臭い本の代わりに、どどーんと置かれていたのが、以下
に示す、岩波の自然科学で最近復刊されたもの。どれも待望の復刊というオビ
が付いていた。
 高い本ばかりだが、おれ、ジュンク堂、大英断だと思う。偉い!
 数学ばかりで、手に取ってみたけど、「自然科学者のための数学概論」以外
は、歯が立ちそうになかった。^^;
 でも、きっと役立つ人たちがいるだろうから、メモを取ったので、列挙して
おきますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000054813/showshotcorne-22/
自然科学者のための数学概論 応用編 (単行本) 
寺沢 寛一 (編さん)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000058681/showshotcorne-22/
微分位相幾何学 (単行本) 
田村 一郎 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000056328/showshotcorne-22/
代数函數論 増補版 (単行本) 
岩澤 健吉 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000061607/showshotcorne-22/
連続群論 上 (単行本) 
ポントリャーギン (著), 柴岡 泰光 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000061615/showshotcorne-22/
連続群論 下 (単行本) 
ポントリャーギン (著), 柴岡 泰光 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000056425/showshotcorne-22/
楕円曲線入門 (単行本(ソフトカバー)) 
J.W.S.キャッセルズ (著), 徳永 浩雄 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000078135/showshotcorne-22/
体とガロア理論 (岩波基礎数学選書) (単行本) 
藤崎 源二郎 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000078151/showshotcorne-22/
複素解析 (岩波基礎数学選書) (単行本) 
小平 邦彦 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000078100/showshotcorne-22/
関数解析 (岩波基礎数学選書) (単行本) 
藤田 宏 (著), 伊藤 清三 (著), 黒田 成俊 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000056301/showshotcorne-22/
代数的整数論 (単行本) 
高木 貞治 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000054961/showshotcorne-22/
数論講義 (単行本) 
J.P.セール (著), 彌永 健一 (翻訳)

 以上11冊です。
 「自然科学者のための数学概論 応用編」の基本編にあたる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000054805/showshotcorne-22/
自然科学者のための数学概論 増訂版改版 (単行本) 
寺沢 寛一 (著)
のケントさんの素人評をみると、
「通称「寺寛(てらかん)の数学概論」と呼ばれ、理系の者であれば誰もが知っ
ている一冊です」
とあるね。おれ、知らんかった。^^;
 物理数学の本をあれこれ買ったけど、これをまず買ってやるべきだったのか。
 そういえば、お前、基幹物理学はどうなってるんだ。
 すみません。すみません。いま、熱学の最初のほうで止まったまま。実は、
ある練習問題の答がどうしても合わない。それで引っかかったままで、それじ
ゃ、先に進めないからと少し熱学を始めたという状態。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/14/4056567
星崎憲夫、町田茂著、町田茂監修「基幹物理学」(てらぺいあ)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175507
レバレッジ勉強法よりこつこつ勉強法
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325514
基幹物理学、やっと第1章終了

 岩波に行くと、
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/science/reprint.html
自然科学 重版・復刊情報
があるね。メモする必要なかった。^^;
 ま、このページはそのうち変わるから、ここに書いたのは無駄ではないとは
思うが。
 知らなかったけれど、復刊希望のものを厳選して毎年6月に復刊するのね。
ボーナス狙いだな。\(^O^)/

 ボーナス狙いに釣られて、
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/science/
自然科学
をみると、
「非線形言語モデルによる自然言語処理―基礎と応用」
「心をつくる―脳が生みだす心の世界」
「テキストデータの統計科学入門」
は気になりますね。

 「猿橋勝子という生き方」の著者、米沢富美子は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/02/1087928
人妻で語る物理入門
で紹介した米沢富美子先生ですね。正しい書名は「人妻」ではなく「人物」で
す。「人物で語る物理入門」です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/02/4405788
ほんと、目が悪くなった
で、
「首相、「一両日中に人事」で最終調整 与党側の対応焦点」
を
「首相、「一両日中に人妻」で最終調整 与党側の対応焦点」
と読み間違えることを書いたが、もう2007年1月段階で人妻好きだったんだ。\(^O^)/

「切っても切ってもプラナリア 新装版」
「フジツボ」
は、とても面白く読んで、紹介しようとしてしていない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074628/showshotcorne-22/
クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー) (単行本) 
鈴木 忠 (著)
の路線ですね。高校のときに、実はクマムシの記事に遭遇していたんだけど、
この本を読んで、あれはクマムシだったのかと35年ぶりくらいに謎が解決した
という喜びもあったんです。
 世間では、最近、ハダカデバネズミも人気だそうです。本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074911/showshotcorne-22/
ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの)
 (単行本) 
吉田 重人 (著), 岡ノ谷 一夫 (著)
ですね。
 フジツボで思い出したが、世間では、一時、ウミウシの写真集も大人気でし
たよね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000058827/showshotcorne-22/
非線形言語モデルによる自然言語処理―基礎と応用 (単行本) 
池原 悟 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400006312X/showshotcorne-22/
心をつくる―脳が生みだす心の世界 (単行本) 
クリス フリス (著), Chris D. Frith (原著), 大堀 壽夫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000057022/showshotcorne-22/
テキストデータの統計科学入門 (単行本) 
金 明哲 (著)
 「テキストデータの統計科学入門」関連で出てくる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414301718/showshotcorne-22/
人文・社会科学のためのテキストマイニング (単行本) 
松村 真宏 (著), 三浦 麻子 (著)
もちょっと気になりますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074970/showshotcorne-22/
猿橋勝子という生き方 (岩波科学ライブラリー) (単行本) 
米沢 富美子 (著)
 猿橋勝子さんの生き方につながるかどうかは不明だけど、女性研究者の生き
方がガイドについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/24/3842471
iPS細胞、理系のための人生設計ガイド、理系の女の生き方ガイド
で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573075/showshotcorne-22/
理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法 (ブルーバックス) 
(新書) 
宇野 賀津子 (著), 坂東 昌子 (著)
を紹介しています。

 「切っても切ってもプラナリア」は、新装版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000052454/showshotcorne-22/
切っても切ってもプラナリア (大型本) 
阿形 清和 (著), 土橋 とし子 (イラスト)
ですが、旧版の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001163144/showshotcorne-22/
切っても切ってもプラナリア (科学であそぼう (4)) (大型本) 
阿形 清和 (著), 土橋 とし子 (イラスト)
は、いま、中古で17,999円だって。あり得ん値段。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074997/showshotcorne-22/
フジツボ―魅惑の足まねき (岩波科学ライブラリー) (単行本) 
倉谷 うらら (著)

乳の詫び状(2009/07/08)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: iRobotのお掃除ロボット「ルンバ」、そんなに人気なのか
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394316
iRobotのお掃除ロボット「ルンバ」、そんなに人気なのか
の続き。

 ジャパネットたかたでも、売ってたぞ。
 テレビで延々15分くらい、ルンバの説明をしていた。
 搭載されている人工知能は、AWAREという名前だそうです。
 あ、あった。
http://www.irobot-jp.com/product/index.php#aware

 バーチャルウォールとかもあるのね。なんか、すごいね、これ。
 モデルは、530。ジャパネットたかた特別で8000円相当の消耗品も付けて、
通常価格79800円を限定50台で69800円だって。

 たしか、世界40ヵ国で300万台の販売実績だといってたぞ。そんなに人気あ
るのか。
 おい、これ、トロイの木馬じゃないのか。
 どういうことだ。
 お掃除ロボットとみせかけて、世界各国の家庭に普及させる! ある日、ア
メリカ政府の命令を受けて、iRobot社から指令を出す! すると、ルンバが一
斉武装蜂起!
 なるほど! 掃除だから、箒は得意技だ。しかし、どうやって、指令をルン
バに伝えるんだ!?
 ばかー。ルンバは自動的にホームベースという装置に戻って充電するぞ! 
そのホームベースは、家庭用電源につながれている!
 そうか。PLCを使うのか! さすが、MMR(マガジンミステリー調査班)を超え
た「ざべ・ミラクル探偵団」\(^O^)/

 PLCについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/電力線搬送通信
http://e-words.jp/w/PLC.html
をどうぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/MMR_(漫画)
をみると、いろいろおもろいね。
 そうか、おれ、電脳騒乱節で、MMRをマガジンミステリー調査班をマガジン
ミステリー探偵団と書いているな。調査班が正しいのか。
 調べたら、雑誌掲載が「ざべ」の1992年3月号だから、もう、どうでもいい
けど。この回のタイトルとpresented byは、
--- ここから ---
ざべ・ミラクル探偵団

presented by

黒豆はバッチグーだった
大川 UFO 中村
--- ここまで ---
となっていて、大川隆法ならぬ、大川 UFOが書いたことになってますね。^^;
 内容も宗教のおかげ話をパロディにしたものです。
 「ざべ・ミラクル探偵団」は、略称「ざべたん」にして、マスコットキャラ
を作れなどと吠えてますね。あのころから、キャラ好きなんだ。
 読み直すと、我ながら、面白いね、これ。
 たぶん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874085423/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈オブジェクト指向臨死体験編〉 (単行本) 
中村 正三郎 (著)
に収録されている。これは、いま、中古で1円からです。

 電脳騒乱節は、大体、中古で1円だったのに、調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084419/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.1 書き殴り西麻布日記編〉 (リターンブックス) (単行本) 
中村 正三郎 (著)
は、29円。コレクター商品は、3000円だって。
 はああ、Vol1, 2, 3の3巻セットで3000円なのか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084427/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.2 電脳バトルロイヤル宣戦布告編〉 (リターンブックス) 
(単行本) 
中村 正三郎 (著)
は、99円だ。すごい、99倍の値上がり。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874084567/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈VOL.3〉スペース空海即身成仏編 (リターンブックス) (単行本) 
中村 正三郎 (著)
は、いま、269円だって。
 すごい。269倍もの値上がり。\(^O^)/
 でも、256だったら、キリがいいのに。それか、369とかね。

 ちなみに、お買い上げいただいても、私には、もう印税は来ません。アマゾ
ンのアフィリエイトで数パーセント来るかどうか。1円のものって、支払い、
あるのかな。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: リベラルタイム2009年8月号
---
 雑誌「リベラルタイム」2009年8月号は、
世襲・旧体質! 「ダメ知事」「おとぼけ知事」の名前一覧
「全国知事」一斉点検
という特集なので、また、買ってみました。有名知事は1ページ使ってます。
ほかの人は、一人、6分の1ページ。
--- ここから ---
東京都・石原 慎太郎
「福祉は切り捨てで 黒字都政に転換」
神奈川県・松沢 成文
「『禁煙ファシズム』を先導」
大阪府・橋下 徹
「人気は高いが『ぶち上げ方式』だけでは限界」
宮崎県・東国原 英夫
「マスメディアへの露出は多いが 県民の期待に応えず」
--- ここまで ---

 東国原知事は、役人に丸投げで「役人の操り人形」「テレビ出演をするより、
もっと県政に専念すべき」と評判悪いですね。

 ほかに九州・山口だと、福岡の麻生渡知事は、「目玉政策が頓挫し、セール
スポイントが皆無」は、そうでしょうね。
 鹿児島の伊藤祐一郎知事が「マニフェスト達成で、成果上げる」と評判よく
書いてある。「道州制等、大胆な改革に向け、九州のリーダーとして力を発揮
すべき」だって。
 薩長の時代、復活か。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002DMI7Y4/showshotcorne-22/
月刊 リベラルタイム 2009年 08月号
http://www.l-time.com/
月刊 リベラルタイム

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/4355718
雑誌「リベラルタイム」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 都議選バトル in 府中
---
 都議選、選挙カーがうるさくなってきました。
 府中では、民主党の小山くにひこという候補が、号外として入れていたチラ
シが面白かった。
--- ここから ---
民主党と備邦彦氏は一切関係がありません!
--- ここまで ---
などと書いてある。
 えっ、そうなの。そなえ邦彦という人、民主党支持で民主党と関係あるよう
にしていたけど。
 このチラシによると、すでに党除籍になってるから、一切関係ないと。
 つまり、いま、民主党人気があるけど、間違って、そなえ氏に投票するな、
民主党唯一の公認候補は、自分、小山くにひこであると、やってるわけ。
 両方とも、名前は「くにひこ」だが、登録名は、「小山くにひこ」に対して、
「そなえ邦彦」で、ひらがなにしているのが、姓と名で違うとか、いろいろお
もろいね。

 で、それよりもっと興味深かったのは、府中のゴミ問題。いわゆるダストボ
ックス廃止問題。
 府中は、ダストボックスといって、専用のボックスがあり、365日24時間、
ゴミを捨てられるようになっている。これは大変に便利で、府中に引っ越して
きた奥様は、ほとんど感激する。我が家もそうだった。
 そのダストボックスが平成22年2月2日。つまり、来年、廃止される。
2009/09/06訂正:
 平成22年2月22日と書いていたが、平成22年2月2日が正しい。

 ずっと揉めたけど、結局、自民党と公明党が議会を押し切って条例を改正し
たわけ。
 ダストボックスの廃止理由は、ゴミの減量。ゴミが簡単に捨てられるから、
府中市民はゴミを減らさずけしからんという話。それと近隣から不法投棄があ
る。
 でも、ダストボックスが廃止されるとけっこう大変で、知り合いの奥さんの
中には、府中に住むメリットがなくなったから、引っ越すなどという人もいる。
実際に、引っ越すかどうかはわからないが、それくらい、憤慨している。
 廃止されてから、ゴミ捨てがあれこれ時間的にも制約されるので、単身者や
共働き家庭は、影響は大きいと思う。
 有料化して、ダストボックスを廃止する以上、責任を明確化するために個別
収集というけど、マンションなどどうするんだという話もあって、ダストボッ
クスがなくなっても、ネットをかけるだけじゃ、カラスや猫にゴミを漁られる
し、いろいろ、悩ましい。
 そんなこんなが背景にあるが、小山くにひこのチラシには、経費が8億円浮
くというのは嘘で、実際は5000万円程度などと書いてある(実際はもっと細か
い説明)。アンケートの結果も、全面的に賛成は11.7%で、絶対に反対が33.2%
で、市民の理解を得られてないという話も書いてあるな。
 どの陣営も自分に都合のいい話なので、どの話がほんとかわからんが、府中
市民にとって、都議選とはいえ、ダストボックス問題は重要な選択基準です。

 あ、
http://www.youtube.com/watch?v=CznBzOIO6WY
府中市 ダストボックス撤去
というのがあった。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 2009年 九州大学伊都キャンパス・フォーラム「伊都キャンパスを科学する1」
---
財団法人九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)から。

--- ここから ---
 本日は、「2009年 九州大学伊都キャンパス・フォーラム これからの知的拠
点のデザイン」についてお知らせいたします。

******************「伊都キャンパスを科学する1」 特別講義****************
           アジア景観デザイン学会夏季大会

日時: 2009年7月19日(日)13:30−17:30
会場: 九州大学伊都キャンパスセンター地区2号館2403教室

主催: 九州大学新キャンパス計画推進室
共催: アジア景観デザイン学会、タウン・オン・キャンパスまちづくり推進
会議
    九州大学学術研究都市推進機構
後援: 日本サインデザイン協会、
    日本建築学会キャンパス・地域連携小委員会 (予定)
    日本都市計画学会九州支部

司会:鶴崎  直樹 (九州大学新キャンパス計画推進室准教授)

【ごあいさつ】 13:30-13:40
◆今泉 勝己(理事・副学長、新キャンパス計画専門委員会委員長)

◆佐藤   優(アジア景観デザイン学会会長、九州大学大学院芸術工学研究院 
教授)

【記念講演】  13:40-14:50
◆有川 節夫(九州大学総長)「都市と大学−九州大学伊都キャンパス」

◆吉田   宏 (福岡市長)   「福岡市の都市戦略と大学のあるまちづくり」
 
◆柿沼 康二(書家)    「字書きの泡と九州大学」

【ビデオ上映】 14:50-15:20
「九州大学の歩み」, 「知の拠点へ」, 「知のパワーみなぎる未来都市」

【講演】     15:20-17:25
■坂井   猛 (九州大学新キャンパス計画推進室教授、
       アジア景観デザイン学会夏季大会実行委員長)
      「伊都と糸島のグランドデザイン」

■田中  宣彰 (MCM設計共同体:三菱地所設計+シーザー・ペリ&アソシエー 
ツ・
       ジャパン+三島設計事務所)
      「マスタープランと工学系地区のデザイン」

■岡村  和典 (黒川・日本設計共同企業体
       黒川紀章建築都市設計事務所+日本設計)
       「センター地区のデザイン」

■真隅   潔 (九州大学学術研究都市推進機構次長)
       「タウン・オン・キャンパスまちづくりの展開」

■松本   新 (INAX設備事業部商品部パブリック事業担当部長、
       アジア景観デザイン学会)
       「パブリック市場への環境負荷低減の提案
         ━イベント向けトイレへのINAXの新しい提案━」

【意見交換】

《まとめ》
加納  博義  (九州大学施設部長)

* 終了後、九州大学ビッグオレンジレストランに於いて、
     懇親会(一般3000 円、学生1000円)を行います。

問合せ・申込み:7月16日までに、九州大学新キャンパス計画推進室 
     Email:tsakauos@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp
        までお送りください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加申し込み
氏 名:
所 属:
連絡先:tel.
E−mail:
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
------------------------------------------------------------------------
--- ここまで ---

 検索したら、5月に行なわれたものの報告がありますね。知らない場所、い
っぱいあるなあ。
http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/news/newsimg/report_kankyou.pdf
講義「伊都キャンパスを科学する〓」環境ツアー レポート

 今回のお知らせは、
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/index.php
プレスリリース
http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/
九州大学新キャンパス計画推進室
をみてもないね。
 あ、
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2009/2009-05-15-01.pdf
新博多駅ビル九州大学サテライトキャンパスについて
は、なるほど。九州新幹線関係で、ずっと博多駅は工事中なのか。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394321
まりもっこり、九州侵略中
で書いた疑問が解けた。

 あ、
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2009/2009-05-12-01.pdf
ナノレベルの散逸構造(散逸ナノ構造)の発見とそれを利用する金ナノ材料合
成手法の開発
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/07/2479808
蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」
で出てくる散逸構造のナノスケール版だ。
 うひゃー、ベルーソフ・ジャボチンスキー反応、もう忘れていた。^^;

 あ、
http://www.kyushu-u.ac.jp/notice/index_read.php?kind=&S_Category=N&S_Page=Main&S_View=&word=&page=&B_Code=1934
「爆笑問題のニッポンの教養」に都甲教授が出演決定!
だって。
 都甲潔先生は、世界で初めて味覚センサーを開発した先生です。

http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K000252/index.html
をみると、荒木先生たちと同じシステム情報科学研究院ですね。システム情報
科学といっても、先生がいっぱいいるからなあ。さっぱりわからん。
 あ、都甲先生は、システム情報科学研究院長だ。じゃ、システム情報科学で
一番、偉いんだ。^^;

http://ultrabio.ed.kyushu-u.ac.jp/
都甲・林 研究室

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 私は猫ストーカー
---
 浅生ハルミンという人の「私は猫ストーカー」という人気エッセイがあるん
だそうです。
 で、映画になったそうです。
 一部、猫好きにはたまらん映画だそうです。

http://kikitodd.exblog.jp/
浅生ハルミンの「私は猫ストーカー」ブログ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896919114/showshotcorne-22/
私は猫ストーカー (単行本) 
浅生 ハルミン (著)
http://www.cinematoday.jp/movie/T0007547
映画「私は猫ストーカー」の紹介
http://nekostalker.jp/#/
映画「私は猫ストーカー」公式サイト

乳の詫び状(2009/07/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Erlangの新刊
---
 プログラミング言語Erlangの新刊本が出ていますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0596518188/showshotcorne-22/
Erlang Programming (ペーパーバック) 
Francesco Cesarini (著), Simon Thompson (著)

 副題が、
A Concurrent Approach to Software Development
となっています。
 O'Reillyにある紹介は、
http://oreilly.com/catalog/9780596518189/
Erlang Programming
をどうぞ。目次は、左上のイメージの上にBrowse Bookボタンを押すと出ます。
 引用しようかと思ったが、長いので止めた。でも、11章以降がこの本の持
ち味でしょうかね。
Chapter 11 : Distributed Programming in Erlang 
Chapter 12 : OTP Behaviors 
Chapter 13 : Introducing Mnesia 
Chapter 14 : GUI Programming with wxErlang 
Chapter 15 : Socket Programming 
Chapter 16 : Interfacing Erlang with Other Programming Languages 
Chapter 17 : Trace BIFs, the dbg Tracer, and Match Specifications 
Chapter 18 : Types and Documentation
Chapter 19 : EUnit and Test-Driven Development 
Chapter 20 : Style and Efficiency 

 Erlangのサイト
http://erlang.org/
に行くと、前述の本以外に、
Concurrent Programming with Erlang/OTP
という本が制作中となっている。
 で、リンク先の
http://www.manning.com/logan/
に行くと、表紙の絵は同じでも、書名が「Erlang and OTP in Action」。しか
も、Early Access Editionとして、まだ書いている途中のものを売っている。
 出たあ。適当な書名で書き始め告知しているのに、なかなか出ず、途中で書
名を変えつつ、未完成のものを売るパターン。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/16/4368021
やっと出たClojure本、Scala本。ScalaのウェブフレームワークLift本も
で紹介した、ScalaベースのウェブフレームワークLiftの本のパターンですね。
 すごいな、アメリカは。
 いつ出るかわからん書きかけのものを売りつけるんだもんね。^^;

 出版年が1996年と古いけれど、無料でダウンロードできるものもあって、
http://erlang.org/download/erlang-book-part1.pdf
Concurrent Programming in ERLANG Second Edition
 これは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/013508301X/showshotcorne-22/
Concurrent Programming in Erlang (テキスト) 
Robert Virding (著), Claes Wikstrom (著), Mike Williams (著), Joe 
Armstrong (編集)
のテキスト。ただし、Part IIのApplicationsのテキストはない。
 古いとはいえ、いま、10,676円もする本が、無料でダウンロード可能。最新
の仕様ではないにしろ、お金のない人には、ありがたいことでしょう。

 その他、Erlangのことは何度も書いているので、上の検索窓に Erlang を入
れてやってみて。

乳の詫び状(2009/07/05)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: Re: 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/02/4405784
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃

 ぼくのブログで紹介したら、CDがいろいろ売れていたので、図に乗って。
 前回紹介したのは、最近、そしてもうすぐリリース(リイシュー、再発売)さ
れるものでしたが、あれを買った人は当然、去年、再発売された「ミナのセカ
ンド・テーマ」「木喰」「DANCING古事記」も買わねばの娘。
 なぜなら、スタジオ録音第1作など、山下洋輔トリオの原点だからです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00144678A/showshotcorne-22/
ミナのセカンド・テーマ(紙ジャケット仕様) 
山下洋輔トリオ (アーティスト, 演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00144678K/showshotcorne-22/
木喰(紙ジャケット仕様) 
山下洋輔トリオ (アーティスト, 演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FOSMFU/showshotcorne-22/
DANCING古事記(紙ジャケット仕様) 
山下洋輔トリオ (アーティスト), 山下洋輔 (演奏), 森山威男 (演奏), 中村誠一 (演奏)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ここにも有罪確定。植草一秀。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/04/4412047
佐藤優有罪確定、支援ご祝儀? 検察批判本、勝間和代はなぜダメか
で、佐藤優の有罪確定を書いたが、おれがよそ見している隙に、植草一秀も刑
が確定しましたね。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062701000276.html
植草元教授の実刑確定へ  電車内で女子高生に痴漢
http://www.asahi.com/national/update/0627/TKY200906270087.html
痴漢事件・植草被告の実刑確定へ 最高裁が上告棄却

 佐藤さんと違って、執行猶予無しだから、もう、塀の中に入ったのかな?
 実刑4ヵ月だそうだが、どうせなら、年始をはさんだほうがよかったかも。
寒いけど、正月はいい食事が出るそうだから。
 これも、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101331715/showshotcorne-22/
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) (文庫) 
佐藤 優 (著)
で知ったこと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490314528X/showshotcorne-22/
知られざる真実―勾留地にて― (単行本)
植草 一秀 (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: TOEICにも私物化疑惑
---
 知らなかったけど、TOEICにも私物化疑惑があるんですね。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/79988
漢検だけじゃないゾ「TOEIC」にも財団私物化疑惑浮上
2009/6/1 10:00
をどうぞ。

 たしかに、TOEICはめちゃめちゃ儲かってる気がする。
 おれも「じーも君」検定作るか。\(^O^)/

乳の詫び状(2009/07/04)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「はじめての現代数学」・・・
---
 まだパラパラと流し読みだけど、瀬山士郎さんの「はじめての現代数学」とい
うハヤカワ文庫の著作を読む。

 第一章の中に「代数方程式の解法についての構造主義的方法」なんぞがある。
更に「非ユークリッド幾何学の発見と別世界への旅」などが続く。1988年に出版
されたものの文庫落ちだからと言って侮ってはいけない。それ以降の知見も注釈
という形で文庫化に際し収録されている。従って、ポアンカレ予想の解決やら
フェルマーの最終定理の証明なども触れられている。

 あたしゃ位相幾何学、つまりトポロジーとかはまったくイメージそのものが掴
めないアンポンタンだから、何とかそうしたイメージだけでも門外漢に伝えよう
とするこの本は実にありがたい。

 この本に書かれている内容の概略の上澄みだけでもちょいとかじると、とても
他人からは賢そうに見えるのは間違いない。ハッタリを効かせるにはよいかも知
れない。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re:「はじめての現代数学」・・・、ちくま学芸文庫
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415050346X/showshotcorne-22/
はじめての現代数学 (数理を愉しむ)シリーズ (ハヤカワ文庫NF) (文庫) 
瀬山 士郎 (著)
をみると、名著の復刊なんですね。
 2009年度日本数学会出版賞受賞作ですね。
 買ってみようかな。
 やはり、ゴルゴ十三 "じゅうそう"さんが素人評を書いてますね。この人、
ほんと数学が好きなんだなあ。
 ところで、オリジナルの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061489097/showshotcorne-22/
はじめての現代数学 (講談社現代新書) (新書)
瀬山 士郎 (著)
は、いま、
中古商品6点¥ 8,396より コレクター商品1点¥ 18,900より
だって。
 高過ぎ晋作\(^O^)/

http://mathsoc.jp/publicity/pubprize2009.html
日本数学会 2009年度日本数学会賞出版賞
をみると、「はじめての現代数学」以外に、筑摩書房「ちくま学芸文庫 Math 
& Science」も受賞していますね。これまで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220708
ちくま学芸文庫 Math & Science
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/09/3617104
ちくま学芸文庫 Math & Scienceやら物理学の名著が続々復刊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
など、何回も紹介しているので、うれしいです。
 ほかのは、上の検索窓で「ちくま学芸文庫」で検索してください。

 九大の高瀬正仁先生が、
--- ここから ----
高瀬正仁氏(九州大学大学院数理学研究院)は、オイラー、ガウス、ルジャン
ドルなどによる古典的著作の優れた翻訳をはじめとした数々の執筆活動を通し
て、数学文化の普及に大きな貢献をした。
-- ここまで ---
として、受賞していますね。
 存じ上げない先生だ。理学部のほうとは交流ないもんね。
 で、調べたら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004311543/showshotcorne-22/
岡潔―数学の詩人 (岩波新書) (新書) 
高瀬 正仁 (著)
を書いた人じゃないですか。ほかにもいろいろ出版されてますね。
 こりゃ、ご祝儀で何か買わないとなあ。
 岡潔モノは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875252145/showshotcorne-22/
評伝 岡潔―星の章 (単行本)
高瀬 正仁 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875252188/showshotcorne-22/
評伝 岡潔―花の章 (単行本)
高瀬 正仁 (著)
を書いておられるし、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875252021/showshotcorne-22/
オイラーの無限解析 (単行本) 
レオンハルト オイラー (著), Leonhard Euler (原著), 高瀬 正仁 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875252277/showshotcorne-22/
オイラーの解析幾何 (単行本) 
レオンハルト オイラー (著), Leonhardo Eulero (原著), 高瀬 正仁 (翻訳)
という、すごい本を翻訳しておられますね。
 オイラーといっても、おいらは、「おいらはドラマー」で石原裕次郎しか思
い浮かばない。
 バカか、お前。とっと、23回忌に行ってこい。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 佐藤優有罪確定、支援ご祝儀? 検察批判本、勝間和代はなぜダメか
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/03/4410178
母の女学校時代からの友人が亡くなる
などで、ジタバタドタバタしている間に、佐藤優の有罪が確定しましたね。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090702ddm041040007000c.html
国後島・発電施設不正入札:佐藤優被告、有罪確定へ 最高裁、上告棄却

 そのせいなのか、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4384906
ノンフィクションの逆襲。佐藤優責任編集「現代プレミア」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/29/4398048
気になった本(文系編)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/02/4405826
Re: 気になった本(文系編)
で名前出した、佐藤さんの本がいろいろ売れていました。支援のご祝儀なんで
しょうか。
 そこに名前が出てないもの(というか佐藤さんの著作の多さからいえば、ほ
とんど出てない状態だが)で、へえと思ったのをいくつか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594059279/showshotcorne-22/
インテリジェンス人生相談 [個人編] (単行本)
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594059287/showshotcorne-22/
インテリジェンス人生相談 [社会編] (単行本) 
 これ、週刊SPA!の最終ページにある人生相談ですね。SPA!はたまにしか読ま
ないので、全体はよく知らないが、読んだものは、どれも切れ味がいい返事を
していた。例を挙げると、
 その場合は、すぐチンチン出したまま!になりなさい。それで逃げてしまう
相手なら、所詮それまでの関係。あきらめなさい。チンチン出したまま!とい
う外見に惑わされず、あなたの本質を見抜ける人だけがあなたの生涯の友人、
財産になります。
 インテリジェンスの世界では、必要なときには躊躇なくチンチン出したまま!
が要求されます。各国の諜報部員は、チンチン出したまま!ができる人間以外
は信用しません。チンチン出したまま!になれるかどうか、それが信頼関係を
築く鍵です。
というような回答ですね。
 そんな答、佐藤さん、してないだろうが。
 ま、雰囲気、こんな感じ。即物的といえば即物的。
 「チンチン出したまま!」を流行語大賞にしようと思って、書いただけだろ。
 はい、そうです。

 人生相談で思い出したので、また、勝間和代はなぜダメかを書いておこう。
書いてないと思うから。
 去年の春ごろ。あることを調べるのに、新聞をサーベイした。府中の中央図
書館に行って、全紙朝刊夕刊を半年分ほど調べた。そのときに、たまたま朝日
で勝間和代が人生相談しているのが目について、それを読んだが、全然、つま
らない。
 実に学校秀才的、教科書的というか、つまらない模範解答の典型で、生身が
感じられない代物だった。前述のチンチン出したまま!の回答と比べてみれば
すぐわかる。
 所詮、ブルペンエース的であって、新聞の全国紙で人生相談をやる意味がま
るでわかっていない。こういうところに知性のなさ、教養のなさが出てしまう。
知的生産とは無縁の人物だから仕方がないが。
 隣で藤巻健史も人生相談をやっていた。生き馬の目を抜く金融マーケットで
生き抜いてきただけに面白い答をしているのかと思ったら、実につまらない。
 勝間にしろ藤巻にしろ、所詮、金勘定しかできない奴はこの程度かと。
 朝日もそうだが、こんなのに紙を使って、さらには押し紙までやる新聞は購
読をやめて正解だと改めて思った。
 藤巻健史といえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/29/4398048
気になった本(文系編)
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4406052275/showshotcorne-22/
新自由主義の破局と決着―格差社会から21世紀恐慌へ (単行本) 
二宮 厚美 (著)
でも、浅さを批判されていたね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/07/203034
藤巻健史本
もどうぞ。
 狭い範囲しか知らないが、朝日の人生相談で史上最高だとおれが勝手に思っ
ているものがあるので、そのうち、紹介しよう。それと去年か一昨年読んだ人
生相談本で非常に面白いものがあったので、それもそのとき、一緒に。
 いつになるかな。思い出したときに時間があれば、いいんだけどね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400603184X/showshotcorne-22/
獄中記 (岩波現代文庫) (文庫) 
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198627088/showshotcorne-22/
外務省ハレンチ物語 (単行本(ソフトカバー)) 
佐藤優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776204355/showshotcorne-22/
反省 私たちはなぜ失敗したのか? (単行本) 
鈴木 宗男/佐藤 優 (著)

 このうち、「反省」はたしか買った気がするんだけど、忘れた。^^;
 どこかで、新幹線か飛行機に乗る前に買ったような。。。
 あれ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062811391/showshotcorne-22/
闇権力の執行人 (講談社プラスアルファ文庫) (文庫)
鈴木 宗男 (著)
のほうだったか。じゃ、「反省」は買ってないね。マーケットプレイスで買お
うかな。
 未読の人は、佐藤優のデビュー作、原点でもある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/showshotcorne-22/
佐藤優「国家の罠」(新潮社)
もどうぞ。いまはもう文庫で安く入手できますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101331715/showshotcorne-22/
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) (文庫)
佐藤 優 (著)

 あと、面白いのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980115/showshotcorne-22/
手嶋龍一, 佐藤優著「インテリジェンス 武器なき戦争」
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/13/1398865
電通の正体
で書いたように、おれ、間違って2冊買っちゃったのよね。1冊、おれが勝手
にサインしてマーケットプレイスに出すか。
 お前、反則、それ!

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/24/1677153
田原総一朗責任編集「オフレコ! Vol.4」
で名前を出していますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/01/1618907
新宿ジュンク堂「佐藤優書店」
のころは、感想を書こうとして、国家機密に触れるというネタを考えていたが、
なかなか書かないから、ネタに登場するはずだったイギリスのブレア首相もア
メリカのブッシュ大統領も二人とも政権からいなくなりました。^^;
 思い出したら、書くかもしれないが。ああ、そうそう。安部ちゃんが首相の
ころだったなあ。

 以下は、検察批判本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167656655/showshotcorne-22/
特捜検察の闇 (文春文庫) (文庫) 
魚住 昭 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062154552/showshotcorne-22/
「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関 (単行本) 
石塚 健司 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043827032/showshotcorne-22/
歪んだ正義―特捜検察の語られざる真相 (角川文庫) (文庫) 
宮本 雅史 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344013433/showshotcorne-22/
田中森一著「反転―闇社会の守護神と呼ばれて」

 「特捜検察の闇」は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/10/1901131
魚住昭著「特捜検察の闇 (文春文庫)」
で紹介しています。
 「反転」は、ベストセラーになりましたね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/24/1677154
田中森一著「反転」、魚住昭著「特捜検察の闇」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/25/1679510
Re: 田中森一著「反転」、魚住昭著「特捜検察の闇」
で名前を出していますが、冒頭の里帰りにヘリで戻っていくあたりで止まって、
積ん読のままです。もう2年も経ってる。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 3Dムービー図解で数学や物理関連、DIMENSIONS日本語版
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/01/4404117
3Dムービー図解で数学や物理、Isigas 
に、横田@狸穴さんからコメントが。
 横田@狸穴さんって誰?と思ったら、Maxima本の横田博史さんじゃないです
か。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123372
Maxima、すげえじゃん 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/28/1350929
横田博史著「はじめてのMaxima」

 さっそく、横田さん推薦の
http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/users/dim_jp/
DIMENSIONS日本語版
を観に行きました。
http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/users/dim_jp/dim_jp_streaming.htm
日本語版のオンライン視聴のページ
から、第1章2次元を観ただけですが、これもまたすごいですね。
 3次元の地球を平面に展開するCGがすごいね。
 いやーん、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364772
ニュートン別冊の数学、量子論、相対性理論
で書いたように、おれがびびった射影幾何学の世界。わからんけど、好き。か
っちょいい。
 3次元の地球と2次元に展開した地球があって、3次元の地球を転がしたり、
緯度経度を動かすと、2次元のほうも一緒に動くのがすごいですよね。

 ところで、横田さんの狸穴にある怪しい世界というコーナー。
http://www.bekkoame.ne.jp/~ponpoko/OW/OW.html
怪しい世界
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4384906
ノンフィクションの逆襲。佐藤優責任編集「現代プレミア」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757208332/showshotcorne-22/
ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 (ペーパーバック) 
都築 響一 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796662367/showshotcorne-22/
ニッポンの笑い VOW!! (別冊宝島 1501 ホーム) (単行本)
の世界ですね。笑いました。

乳の詫び状(2009/07/03)

ASAHIネットのjouwa/salonから。昨夜書いたもの。

標題: 母の女学校時代からの友人が亡くなる
---
 亡くなった母の女学校時代からの、60年来の友人が亡くなり、明日(2009/07
/03)、葬儀。
 おれもお世話になった人。
 とてもきれいな人で、美人ゆえに大変な苦労もしたと母がよく心配していた。
 ずいぶん前に、九州のほうにいらしたときに、母の病院を訪ねてくださり、
母は非常に喜んでいた。母が言葉を交わしたのは、あれが最後だったか。
 昨年夏、何十年ぶりかで、姉と一緒にお会いした。
 我々が知らなかった母の青春時代、女学校時代の話がいろいろ聞け、驚いた
り、笑い転げたりで、非常に楽しく濃密な時間を過ごすことができた。
 それが最後になった。
 お礼を述べ、ご冥福を祈ってくる。
 女学校時代に戻って、あの頃のように、母と、はしゃいでくださればと願う。

 そういえば、母が亡くなる何年か前に、女学校時代の別の友人たちが、病院
に訪ねてきたことがある。
 同窓会か何かで友人たちが集まったときに、母に会いに行こうという話にな
り、居場所を調べまくり、はるばる来てくださったそうだ。突然の来訪で、母
は非常に驚き、また非常に喜んだ。
 母はもう目がみえないので、昔の友人だとわかったのか訊ねたら、声ですぐ
わかったという。60年の時を一瞬にして飛び越えたのだ。声は年を取らないと
いうものの、母の記憶力に驚く。
 そのうちのお一人は、母の葬儀にも来てくださった。他の方は、もう、足腰
が弱っているので、ということだった。

 ここんとこ、そんなこんなで気分も落ち込むし、雨も降るし、憂鬱やわ。

 60年以上も続く友情は、素晴らしい。それが希望であり、光だ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ、じわじわじわじわ
---
 日本でも、これまで感染がみつかってなかった沖縄、島根でも見つかったし、
愛知や北海道でも感染者が増えていますね。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090630-OYT8T00414.htm
新型インフル、不気味な拡大
によると、日本では、6/29段階で1200人以上。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/19/4376053
新型インフルエンザ、まだまだ感染拡大中
を書いた2009/06/12で、700人突破だったから、あっという間の1000人突破ど
ころか1200人突破ね。
 でも、日本はまだいいよ。アメリカなんか、2万人以上だってよ。しかも、
米疾病対策センター(CDC)の推計だと、受診してない人を考えると、100
万人以上だろうと。

 世界的には冬場に向かう南半球、けっこうひどいですね。
 アルゼンチンは、26人も死者が出て対応に失敗したので、大臣の首が飛び
ましたね。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090701k0000m030013000c.html
新型インフル:アルゼンチン保健相が辞任 対応失敗で引責

 東南アジアも、ヤバげ。ここがヤバいのは、強毒性の鳥インフルエンザと合
体・変身しそうだから。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090626ddm007040073000c.html
新型インフルエンザ:東南アジアで猛威 急拡大を警戒
 フィリピンの死者は、下院議員だったから、下院閉鎖だってね。

 タミフル耐性も出ました。このウイルスはまだ感染拡大の危険性はないそう
ですが、不気味ではあります。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090630k0000e040010000c.html
新型インフル:タミフル耐性のウイルス確認

 おれも、熱が出そう。

乳の詫び状(2009/07/02)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/29/4398048
Re: 気になった本(文系編)
の続き。
 ぼくの書き込みの今日は、2009/06/29です。

===
標題: Re: 気になった本(文系編)
---
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404710177X/showshotcorne-22/
> テロリズムの罠 左巻 新自由主義社会の行方 (角川oneテーマ21) (新書) 
> 佐藤 優 (著)
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101788/showshotcorne-22/
> テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力 (角川oneテーマ21) (新書) 
> 佐藤 優 (著)
>  アマゾンの右巻の素人評に、
> 「新自由主義で中間団体が解体され、国民一人がアトム化されている日本の状
> 況において、、、、ファシズムが有効性を持つ思想として登場する可能性があ
> る」
> と、本文を引用しているが、このアトム化というのは、おれがいう、人々が極
> 限まで解体されて自由に操られている
> 「動物化したポストモダンより、もっと知能の退化が進んだ、昆虫化(群体化
> した昆虫のイメージ)したポストモダン、どころか、もはや生命でもなく、砂
> や粉が集まった世界、すなわち粉体化したポストモダン、どころか、原子レベ
> ルにまで解体されて操られてしまうボース・ アインシュタイン凝縮体(BEC)化
> したポストモダン」と同じ意味だろう。
>  解体すると、不安による操作、すなわち、論理より感情、情動による操作が
> やりやすいんです。

 個が分断されてその疎外感からテロが生まれ、そのテロに対する抑止として反
テロを標榜しつつファシズムが台頭する。これはその通りでしょうし、テロの萌
芽としては大阪の池田小学校の無差別殺人事件が個のレベルでは存在し、それ以
前には集団のレベルでオウム真理教が存在する。

 いずれもテロを起こす側の理屈は分断された個人の閉塞感だったり、閉じた集
団から見た世界のあり方に否を唱える行為だったりする。オウムの場合はなまじ
学校の成績が良い優等生ばかりだったために、未体験の霊的経験とやらにまんま
と騙されたわけです。特に宗教論では麻原が幸福の科学の大川という高学歴の教
祖を論破した経緯があって、尚更与太話に箔がついたという塩梅。特に島田裕巳
や中沢新一というニューアカの旗手と目されていた連中が麻原に軍配をあげたた
めにオウムは調子に乗りすぎた。

 今度の選挙ではオウムと同様に幸福の科学も泡沫政党を作って立候補だとか。
顕在化した疎外される社会が生み出した鬼っ子が再び、という感じが強い。オウ
ムも幸福の科学も、池田小学校殺人事件も秋葉原無差別殺人も、同じコインの裏
表にしか見えない。

 今はまだ、オウムのような宗教の皮を被ったファシズムだけが突出しているけ
ど、これが環境ファシズムなどのように「絶対的正義」の貌で表出するときが怖
い。ヒトラーだって当時のドイツでは焚書にあったケストナーのような人物は少
数派だったわけで、多数派の正義だったわけです。暴力的多数による少数の抑圧
というファシズムの本質に対しては常にジャーナリズムはチェックしなければな
らないけど、今やジャーナリズムこそが大政翼賛の装置になっているからなぁ。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 気になった本(文系編)
---
 小泉政権当時、小泉劇場と呼ばれた報道をみていると、戦前・戦中の大政翼
賛報道の反省なんかどこにもないと思いましたね。
 いまも、東国原劇場みたいな報道になっているし。
 いつまで経っても、新聞もテレビもこれじゃあね。

 ちなみに、今日、幸福実現党の選挙カーがあれこれしゃべりながら走ってい
ました。
 車の横には、「消費税廃止、ミサイル阻止」などと書いてありました。
 あまりにわかりやすい。^^;

中村(show)

===
標題: Re: 気になった本(文系編)
---
 麻原と大川の直接対談は、麻原のかなり大差の判定勝ち。
 幸福の科学って、様々な宗教の「つまみ食い」ですから、そのつまみ食いの矛
盾を突かれると・・・・。

-- 
たま@無精庵

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 3D球体パズル、3次元ジグソーパズル
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/22/4383735
脳を鍛え、脳力アップのパズル、数学パズル、論理パズル
で、
「パズルの世界」にある三次元ジグソーパズルで思い出したことがあるけど、
それは別の機会に。
と書いたこと。
 アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KKIRNQ/showshotcorne-22/
3D球体パズル 60ピース 月球儀ーTHE MOON- 2003-362
を買ってくださった人がいて、3次元のジグソーパズルがあるんだと、びっく
り。
http://www.asahi.com/edu/student/atama/TKY200802050331.html
3D球体パズル 快感、カーブに「ピタッ」
もどうぞ。

 おれ、全然、知らなかったけれど、これを作った「やのまん」ってジグソー
パズルのすごいところなんですね。それに、水木しげる妖怪グッズもすごそう。
http://www.yanoman.co.jp/
やのまん

http://www.yanoman.co.jp/product/blueearth/index.html
BLUE EARTH
という高精度地球儀パズルなんて、960ピースもあるよ。作れるのか。発狂し
そうだ。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。文中の今日は(2009/07/01)です。

標題: ほんと、目が悪くなった
---
 山下洋輔さんのCDのリイシューが怒涛のごとくあるので、「怒涛の新譜攻撃」
と書いたつもりが、「怒涛の新婦攻撃」になって、ウケた中村(show)です。

 こういうのは、最近、増えています。
 老眼で、目が悪くなったから、今日、ウェブでみたニュースだけでも、いく
つもある。
 たとえば、

その1

「東国原氏入籍、承知していない 官房長官」

 そりゃ、そんなもん、いちいち承知していないだろう。
 ほんとは、
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070101000498.html
「東国原氏入閣、承知していない 官房長官」

その2

「首相、「一両日中に人妻」で最終調整 与党側の対応焦点」

 えっ、人妻を担ぎ出すのか。太郎ちゃん、すごいウルトラC人事だな。
 ほんとは、
http://www.asahi.com/politics/update/0630/TKY200906300162.html
「首相、「一両日中に人事」で最終調整 与党側の対応焦点」

その3

「【故人献金】民主・鳩山代表が夕方に釈明会見」

 個人献金と故人献金のダジャレか。死んだ人間が献金できるわけねえよ。
 ほんとは、
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090630/stt0906301605011-n1.htm
【故人献金】民主・鳩山代表が夕方に釈明会見

 えっ、やっぱり、故人献金が正しいのか。
 つまり、これはおれの目が悪くなったんじゃないのね。
 ややこしい。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/02/4405784
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ、怒濤の新婦攻撃
---
 ご存じの方はご存じと思いますが、ブログができています。
http://yyt40.exblog.jp/
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ
をどうぞ。

 それから、寿限無、アンブレラ・ダンスなど、再発売のCDが5, 6枚、7/15発
売です。
 遡れば、6/24には、故武田和命さんと山下トリオがやった「ジェントル・ノ
ヴェンバー」、そして「暖流/山下洋輔イントロデューシング国仲勝男」も出
ています。5/27には、「キアズマ」も出ています。
 復活祭に合わせて怒濤の発売ということですね。

 それから、復活祭で特別限定発売されるのは、「結成40周年記念特別限定盤
 BRILLIANT MOMENTS〜栄光の山下洋輔トリオの軌跡」。復活祭以後は、ジャ
ムライス通販及びディスクユニオンのみで販売だそうです。
 詳しくは、ディスクユニオンの
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JACD0940
や、ジャムライスの
http://www.jamrice.co.jp/new/new.htm
をどうぞ。

 題名のない音楽会、録画していて、観ました。
 坂田明、森山威男、タモリといったみなさん、異口同音に、山下さんは、人
を焚きつけて乗せるのがうまいと言ってましたね。火をつけて下からうちわで
あおぐんだよねなどという話が出たら、すさかず、坂田さんがうちわで下から
あおぐ格好をしながら、
  「あおげば尊し」\(^O^)/
 もう、油断も隙もありゃしない。さすが、親子三人猫いらずの面々。

 個人的には、森山威男さんの話が興味深かった。
 自分はクラシックでやっていたけれど、行き詰まっていて、たまたま山下さ
んのところに行って一緒にやったら、すごくよくて、ジャズが叩けなかったの
に、それでいいんだ、がんがんそれでやってくれと言われて、以後、突っ走っ
たというような話をされていました。
 森山さんは、東京藝術大学打楽器科なのに、それでもクラシックの世界で行
き詰まっていたのかと思いました。ジャズが叩けなかったというのも信じられ
ない話でした。

 そうそう、番組を観て、命拾いしました。
 画面に、復活祭は7月19日と出ているんです。あれ? 20日のはずだっ
たけどと思って、手帳をみると20日になってる。気になって、チケットを確
認したら、19日でした。
 気がついて、よかったああ。

 あ、この書き込みのタイトル、間違えた。怒濤の新婦攻撃だって。新譜なの
に。まずいよなあ、これ。
 もっと正確にいえば、新譜というより再発売(リイシュー)なんだよね。
 面白いからそのままにしよう。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/03/4339624
題名のない音楽会「山下洋輔大特集」など6月、7月は怒濤の洋輔祭!

怒濤のリイシュー:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA1232/showshotcorne-22/
キアズマ 
山下洋輔トリオ (アーティスト), 山下洋輔 (演奏), 坂田明 (演奏),
森山威男 (演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VEH2ZA/showshotcorne-22/
ジェントル・ノヴェンバー 
武田和命 (アーティスト, 演奏), 山下洋輔 (演奏), 国仲勝男 (演奏),
森山威男 (演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VEH2ZU/showshotcorne-22/
兆 
富樫雅彦=山下洋輔デュオ (アーティスト),
富樫雅彦 (演奏), 山下洋輔 (演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VEH2Z0/showshotcorne-22/
山下洋輔イントロデューシング国仲勝男 (アーティスト),
山下洋輔 (演奏), 国仲勝男 (演奏), 佐山雅弘 (演奏), 小山彰太 (演奏)他

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VEH31S/showshotcorne-22/
プレイズ・ガーシュウィン 
山下洋輔ニューヨーク・トリオ (アーティスト), 山下洋輔 (演奏),
セシル・マクビー (演奏), フェローン・アクラフ (演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029PY3SO/showshotcorne-22/
ホット・メニュー [Limited Edition] 
山下洋輔トリオ (アーティスト), 中山晋平 (作曲, Lyricist),
北原白秋 (作曲, Lyricist), 山下洋輔 (作曲, Lyricist), 野口雨情 (作曲, Lyricist)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029PY3SE/showshotcorne-22/
砂山 [Limited Edition] 
山下洋輔トリオ (アーティスト), 中山晋平 (作曲, Lyricist),
北原白秋 (作曲, Lyricist), 野口雨情 (作曲, Lyricist)

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寿限無 VOL.1&2 [Limited Edition] 
山下洋輔トリオ (アーティスト), 小山彰太 (作曲, Lyricist),
山下洋輔 (作曲, Lyricist), 武田和命 (作曲, Lyricist)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029PY3S4/showshotcorne-22/
アンブレラ・ダンス [Limited Edition] 
坂田明 (アーティスト), 山下洋輔トリオ (アーティスト),
山下洋輔 (作曲, Lyricist, 演奏), 小山彰太 (演奏)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029PY3RU/showshotcorne-22/
モントルー・アフター・グロウ [Limited Edition] 
坂田明 (アーティスト), 山下洋輔トリオ (アーティスト),
アルバート・アイラー (作曲, Lyricist), 山下洋輔 (作曲, Lyricist, 演奏),
小山彰太 (演奏)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第9回OPACK交流会、テーマ:「ソフトウエアの安全・安心」
---
 第9回OPACK交流会
テーマ:「ソフトウエアの安全・安心」
というのが、九大学研都市駅南口であります。詳しくは、
http://www.opack.jp/event/21_back/infoexchange9.html
をどうぞ。

 荒木先生ご登場です。
 それはいいんですが、荒木先生の所属は、情報知能工学部門になってますね。
いつの間に、こんなのができたのでしょうか。^^;

 ちなみに、山下洋輔さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094083995/showshotcorne-22/
山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫 や 10-1) (文庫)
山下 洋輔 (著)
にも、荒木先生が登場します。2007年の終わりのほうか、2008年の最
初のほうだったと思います。
 ステージに焼酎をもって乱入というね。いつものことや。\(^O^)/
 雑誌連載のときに、洋輔さんから、荒木先生の肩書きは何にすればいいか問
い合わせがあって、そのとき、フルの肩書きを一応お伝えしましたが、さすが
に長いということで、実際には、九州大学大学院教授になっていたと思います。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: PostgreSQL勉強会@九州
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 PostgreSQL勉強会@九州というのがあります。詳しくは、
http://www.itm.ne.jp/postgresql/20090710/index.html
をどうぞ。

乳の詫び状(2009/07/01)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 並列言語Nano-2
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/01/4404107
ISIT定期交流会、先端計算機科学セミナー、並列言語XcalableMP
で書いた、九大と並列言語で思い出した。
 昔、計算機工学の有田研究室で、並列言語を作っていて、その名前が、Nano-2
だった。

2012/07/13 補足:
 Nano-2を作っていたのは、有田研究室ではなく、牛島研究室かもしれない。
 毎日のように有田研に行ってたので、どっちがどっちか、もうわからん。

 Nano-2は、「ナノツー」と読むが、これは、博多の古い地名「那津(なのつ)」
にかけたネーミング。
 たしか、Nano-1はなく、最初から Nano-2 だったはず。
 8bitのパソコンの時代に、dBASE2という世界的にヒットしたデータベースソ
フトがあったが、あれも1はなく2から。Apple2が大ヒットするなどして、マ
ーケティング屋が、パソコン業界は、2から始めたほうがいいと思って付けた
名前だと聞いた。そして、実際に大ヒットしたのが面白いね。

 あ、Nano-2の論文がある
http://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j71-d_8_1518&category=D&year=1988&lang=J&abst=
並列処理用高水準プログラミング言語Nano-2の設計とその処理系の実現

 ああ、亡くなった平原君の論文だ。荒木先生、有田先生の名前もある。
 平原君が亡くなってから、もうほぼ1年なのか。早い気がするし、でも、3年
くらい前に亡くなった気もするし、もう、おれ、記憶がぼろぼろで訳がわから
んね。

以下、楽屋オチ
 この前、九大に行った後の中洲でのミーティングでも、平原が早死にしたの
は、「くんくん」や「股の機械」といった必殺技をもつ梅田と坂本のせいだと
いうことで、みんなの意見が一致した。^^;

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/03/3670571
追悼:平原正樹さん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/05/3674188
Re: 追悼:平原正樹さん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/07/3676783
Re: 追悼:平原正樹さん、その2

参考:
http://100.yahoo.co.jp/detail/博多/
http://museum.city.fukuoka.jp/je/html/261-270/269/269_01.htm
那津官家とその時代

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 3Dムービー図解で数学や物理、Isigas
---
 3Dムービー図解で数学や物理を学べるIsigasというサイトがありますね。
 無料でみられるのは、一部で、有料の教材を買うとちゃんと全部学べるんで
すが、無料部分だけでも、興味深いし、感心する。

http://www.isigas.com/index.html
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 栃木で「ゆるキャラサミット」、じーも君もがんばれ!
---
 栃木って、恐ろしいね。栃木県内のゆるキャラだけでサミットが開けるんだ。
18種類24のキャラクターが勢揃いだって。

http://www.shimotsuke.co.jp/movienews/20090629/166454
栃木のゆるキャラ大集合 大田原でサミット
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090629/CK2009062902000109.html
一番人気は誰かな 『ゆるキャラ』サミット開催
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090628-OYT8T00865.htm
ゆる〜い人気者集結,大田原

 門司の「じーも」もがんばれ!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325516
門司みなと祭、じーも君、うみまる、うーみん、スナQ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/21/4314961
じーも君は、門司に上陸してすでに10年!\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ISIT定期交流会、先端計算機科学セミナー、並列言語XcalableMP
---
 第64回 ISIT 定期交流会のテーマは、「クラウドコンピューティングの動
向と課題」ですね。詳しくは、
http://www.isit.or.jp/kouryuu.html
をどうぞ。
 その前に、九州大学情報基盤研究開発センター主催の先端計算機科学セミナ
ーがあって、これのテーマが、並列言語XcalableMPですね。
 詳しくは、
http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/scp/users/c_news/2009/168.html#1
講演会「高生産・高性能プログラミングのための並列言語XcalableMP」の御案
内
をどうぞ。
 XcalableMPって、筑波大学でやってるのね。プラグマを使ってコンパイラに
並列化のヒントを与えるんですね。
http://www.xcalablemp.org/
XcalableMP
http://www.pccluster.org/event/workshop/pcc2009osaka/Sato_XMP-PCCC-090304.pdf
e-science XcalableMP プロジェクト
をどうぞ。

http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/
九州大学情報基盤研究開発センター
の
http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/scp/
研究用計算機システム
をみると、「並列プログラミング講習会のお知らせ」や「 計算科学チュート
リアル2009〜超並列プログラミングとチューニング〜」やらいろいろセミナー
をやってますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: DITAの日本語情報源
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 アンテナハウスでは、DITAのセミナーなどやって、盛況ですが、それでも日
本語の情報が不足していることは否めません。
 ここでは、日本語で精力的にDITAの情報発信を行っているブログを紹介しま
す。

http://d.hatena.ne.jp/ditahack/
ditahackの日記
をどうぞ。

http://d.hatena.ne.jp/ditahack/20090521/1242860692
XSL-FOフォーマッターにAntenna House Formatter V5.0を推奨する理由
http://d.hatena.ne.jp/ditahack/20090625/1245928149
Antenna House Formatterによる索引出力
など、アンテナハウスのFormatter V5(AHF V5)を使った情報もよく登場します。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/14/4364682
DITAコンソーシアムジャパン、多言語ソート、日本語組版

追記:
 アンテナハウスの小林社長のブログも、当然ながら、DITAの話が出ます。
http://blog.antenna.co.jp/ILSoft/
I love software!

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