乳の詫び状

Last update 2008/04/26

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/03/31)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: リトルウイングの新作ピンボールとピンボール昔話
---
 ぼくの大好きな、リトルウイングの新作ピンボール。
 メールがスパム扱いになっていて、全然、気づかず、たまたまあるメールが
間違ってスパム扱いになってたのを拾い出すときに、気づいて拾い出したら、
新作ピンボール「フェアリータワー」のお知らせが出ていました。
http://www.littlewingpinball.com/contents/ja/index.htmlhttp://www.littlewingpinball.com/contents/ja/downloads.html
をどうぞ。
 「モンスターフェアー」も知らなかった。\(^O^)/
 元々、マック版でしかプレーしてなくて(当時の家のMacintoshはMac OS 9か
それ以前)、Mac OS X以上になった「エンジェルエッグ」からWindows版を買い
ましたが、なんか、のめり込めなくてあまりプレーしてない。
 だから、「ゴールデンログレス」「ジニージーラ」もそんなにプレーしてな
いんですよ。
 マック版でやってたころは、「ルーニーラビリンス」や「クリスタルカリバ
ーン」は死ぬほどプレーして、自己評価では相当なレベルに達していたのに。

 ブログも始める前には、言及してますね。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo55.html
乳の詫び状(2002/05/07) 標題: 新作ピンボールJINNI ZEALA
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo71.html
乳の詫び状(2003/09/09) 標題: リトルウィングから
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo85.html
乳の詫び状(2004/11/22) 標題: リトルウイング、新作ピンボール
をどうぞ。
 そうか、表記は「ウィング」じゃなくて「ウイング」だったのか。すみませ
ん。

 もう機械式のピンボールなんて、どこのゲーセンにもないでしょう?
 もはや、コンピュータ上でやるしかないと思ってるんだけど、リトルウイン
グのピンボールは、ほんと、世界最高峰ですからね。
 一度、遊んでみてください。
 いま、1200円から売ってあるんだ。出来、内容からするとタダみたいなもん
です。面白さはぼくが保証します。
 まずは、「クリスタルカリバーン」からね。

 書いていたと思ったけど、ググっても出てこないので、書いておく。
 ぼくの人生の中で機械式ピンボールで最も興奮してハマったのは、いまから
35年ほど前の中学生のころ、北九州市門司区大里のスーパーの「とみやま」の
上にゲームセンターがあって、そこにあった「サッポロ」という台。
 この台、当時の札幌オリンピックをモチーフにした台なんですが、初めてマ
ルチボール、それも3つ同時にプレイになったと思うけど、非常に興奮しまし
たね。マルチボールになると、カンカン鳴るんですよ、鐘が。ドーパミン、出
まくりですよね。
 あ、あった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ピンボール
に、「サッポロ」のことが書いてある。やはり、歴史的名機だったんだ。

 それと、大学時代に大好きだったのが、プレイボーイという台。小倉の京町
のゲーセンにあって、小倉に行ったときは、よくやっていた。ピンボールは、
得点を伸ばしたり、あるパターンをこなすと再ゲーム権利が発生するんですが、
ある日は非常に調子がよくて、25ゲームくらい再ゲーム権利がたまりました。
 しかし、その日は、デートの日で、早めに来たからゲーセンで時間を潰すた
めに遊んでたのに、25ゲームも消化しようとするとデートの時間に間に合わな
い。\(^O^)/
 それで、そこにいた高校生か中学生かの連中に、お前ら、これ、遊んでいい
よといって譲ってデートに行きましたね。
 もちろん、少し遅れて、相手に逆上されて、当時はまだ走っていたチンチン
電車の線路めがけて、ツームストン・パイルドライバーですわ。\(^O^)/
http://game.2ch.net/arc/kako/1033/10335/1033536318.html
をみると、2002年から1年前くらいに、プレイボーイという名前の台が出たの
ね。同名の別のマシンなのか、リメイクなのか。

 コンピュータのピンボールだと、最初にハマったのは、Apple 2で出た天才
ビル・バッジのRaster Blaster。Apple 2でこんなことができるんだと信じら
れなかった。窮屈な8bitマシンの6502のアセンブラでガリガリ書いてあるんで
すが、ちゃんと物理計算もやってるようだし、あちこち光るし、音は出るしで、
あり得ない!\(^O^)/
 その後、David's Night Magicなど、ピンボールソフトが出たんですが、そ
したら、ビル・バッジが何をやったかというと、フツーに新作のピンボールソ
フトなんか出さずに、後続ゲームを全て無効化するために、ピンボールソフト
をユーザが自由に作れるソフトを出したんです。メタな世界ですよ。この人、
ほんとに天才だと思いました。しかもそれを、あの貧弱なApple 2でやったん
ですよ。
 それが、PCSことPinball Construction Set。ハマったなあ。
 あ、ちゃんとありますね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bill_Budge
をどうぞ。

 この後は断絶して、リトルウイングの「トリスタン」「クリスタルカリバー
ン」に出会って、ハマったんです。まさか、日本の会社が作っているとは思わ
なくて、びっくりしました。藤田ご夫妻からは、お手紙、メールなども頂戴し
てそれもまたびっくり、恐縮ですわ。

 ピンボールといえば、ついでに、懐かしの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749114/showshotcorne-22/
1973年のピンボール (講談社文庫) (文庫) 
村上 春樹 (著)
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lisp, Scheme, Gauche, CLOS, STklos, Gaucheのオブジェクトシステム
---
 お気に入りの新宿ジュンク堂に行ったら、6Fの理工系の本もあるフロアの
レジ前は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
から
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。 
まで、4回にわたって紹介した「CORE MEMORY」がどどーんと柱のような棚に
展示してありました。
 そして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ 
から、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2743564
プログラミングGauche サポートページ
まで何度か紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
が、「Core Memory」より大々的にどどーんと陳列してありました。
 ああ、首都東京新宿の大書店で、LispやSchemeの本が、こんなに大々的に陳
列してあるなんて、夢ではなかろうか。\(^O^)/

 ところで、「プログラミングGauche 」をめくっていて第21章「デバッグ」
で気づいたけれど、Gaucheって、ifなどもsytaxオブジェクトというオブジェ
クトなのね。
 Gaucheのオブジェクトシステムは、CLOS風なので、Common Lisp(CL)の人に
も馴染みやすいと思う。
 で、それは、12ページの記述によると、STklosのオブジェクトシステムの影
響を受けていると。このSTklosのオブジェクトシステムはCLOSの影響を受けて
いる。
 STklosは、Schemeの実装の1つですが、そのオブジェクトシステムについて
は、
http://www.stklos.org/Doc/html/stklos-ref-8.html#STklos-Object-System
STklos Reference Manual 8. STklos Object System
をどうぞ。
 さらに興味深いのは、STklosは、Tiny CLOSの影響を受けているんですね。
Tiny CLOSを拡張し効率的に実装したと。
 で、Tiny CLOSは、以前、紹介しています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/06/1374459
Shiroさんが作ったScheme、Gaucheに関するお知らせ
をどうぞ。
 今回発見できたことで、個人的に面白かったのは、Tiny CLOSは、CLのオブ
ジェクトシステムとMOP(Meta Object Protocol)を設計・実装し、AOP(Aspect 
Oriented Programming)の提唱者でもあるGregor Kiczalesさんが作ったんです
ね。
 紹介しておきながら、今回、読み直して気づいた。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/14/1111083
AMOPはThe Art of the Metaobject Protocolのこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
も参照。

 そして、「Practical Common Lisp」で思い出しましたが、Lispboxは、もう
バージョン0.7になっています。Lispboxについてとダウンロードは、
http://www.gigamonkeys.com/lispbox/
をどうぞ。
 古いバージョンのLispboxについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/21/81689
Practical Common LispのLispboxと亀井さん作のxyzz
で書いてます。
 あ、すごいな。Lispboxでウェブ全体をググったら、ご本家の上記リンクの
次の第2位が、上記のおれのリンクだ。大丈夫か、LispboxかGoogle\(^O^)/

 「Practical Common Lisp」は、
http://www.gigamonkeys.com/book/
で、HTMLで読めます。
 その他、ネットで無料で読めるLispのオンラインテキストは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/26/88383
ネットで読めるLisp本
をどうぞ。

 「中村さん、いま、円高だから、洋書を買うなら今ですよ」といわれて、
「そうか、そりゃ、そうだ」と思って、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
でメモってた奴を買おうとしていて、別のScheme本を見つけました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262082810/showshotcorne-22/
Simply Scheme: Introducing Computer Science (ハードカバー) 
Brian Harvey (著), Matthew Wright (著)
です。
 これ、UCバークレーのコンピュータサイエンスの教科書のようですね。目次
は、
http://www.cs.berkeley.edu/~bh/simply-toc.html
をどうぞ。
24. Example: A Spreadsheet Program
25. Implementing the Spreadsheet Program
は、類書にはない題材でしょうね。
 The Best Computer Science Book 
 Beyond SICP
 Why Common Lisp Exists
なんてのもあるなあ。^^;
 高いんだけど、本家アマゾンで買えば、円高だしと思って注文しました。の
んびり船便で数ヵ月後に来るでしょう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その6
---
スティグリッツ教授「過去に学ばぬサブプライム処理」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/18/2769831
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その5
の続き。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080327/151379/
「過去に学ばぬサブプライム処理」
ノーベル賞学者・スティグリッツ教授が直言
というのが出てました。
 モラルハザードの問題は、日本の場合、竹中平蔵、木村剛のやり方に、植草
一秀が執拗に攻撃していましたね。
 植草氏は、手鏡でスカートの中を覗いたということで、捕まりましたが、こ
れも、国策逮捕じゃないかという話も出ましたね。

 経営破綻状態の新銀行東京に追加で税金400億円投入で大騒ぎになってまし
たが、なぜ、金融庁が検査に入らないのか。UFJのときはあんなに追い込むの
に必死だったのに。
 と思っていたら、石原慎太郎の3選がらみで手を出しにくい、三男の地盤に
ある中小企業に無審査融資が集中しているからなどという話もあったんですね。
 ま、日本に、法の下の平等はないということです。\(^O^)/

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200701231356392
石原都知事2期目の目玉「新銀行東京」が倒産寸前 融資が集中する3男の地
盤 捜査当局も関心

 そういえば、木村剛の日本振興銀行も同じように中小企業融資でしたが、あ
んまりよくないようですね。
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2005/04/post_bed1.html
[木村剛のコラム] 新銀行東京にエールを送る
も、虚しく響きますね。^^;

乳の詫び状(2008/03/30)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Sun SPOT(無線センサーネットワークデバイス)
---
 Sunが、Sun SPOTという無線センサーネットワークデバイスを出荷し始めて
いますね。
詳しくは、
http://jp.sun.com/products/software/sunspot/
Sun SPOT(無線センサーネットワークデバイス)
をどうぞ。
 FAQをみると残念なことに、「学校教育、研究を目的とする団体、個人に限
定して販売しています」「ご購入の際には、教育研究機関の教職員、学生であ
る旨を証明する物をご提示ください」だそうです。

http://jp.sun.com/communities/0802/feature01.html
をみると、アメリカでは個人にも550ドルで売ってますね。あっちで買えばい
いのか。
 あ、でも、無線の周波数の関係とかいろいろあるんだ。
 慶応大学や法政大学、九大や九工大に買わせればいいのか。\(^O^)/

 なお、日本発売記念のセミナーが、ぷらっとホームであります。
http://www.plathome.co.jp/seminar/sun_080411.html
Sun SPOT 日本発売記念セミナー
をどうぞ。
 ぷらっとホームといえば、もうずっと会ってないけど、本多の親父さん、元
気にしているのかな。社長の鈴木さんも株式公開以来ずっと針のむしろだろう
けど、元気にしているのかな。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 道路特定財源は、国際リニアコライダー(ILC)に使え!\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844343
日経サイエンス2008年5月号はLHCの大特集
で、国際リニアコライダーの構想が予算不足で頓挫しそうだという話を紹介し
た。

 明日で期限切れになるガソリン税など暫定税率で与野党が綱引きやってるの
をみて、また、道路関連にしか使えないはずの道路特定財源で、官僚が好き放
題やって無駄遣いしているのをみて、そして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/30/2891741
猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
を書いてて、思いついた。
 道路特定財源は、国際リニアコライダー(ILC)に使え!\(^O^)/

 ILCは、超高エネルギーで何が起きているかを探る電子と陽電子をぶつける
加速器です。
 詳しくは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/国際リニアコライダー
をどうぞ。
 LHCとともに、ILCによって、宇宙の起源がどういうものか、素粒子の世界の
さらなる理解、いまは謎となっている宇宙の質量の大部分を占める暗黒物質
(ダークマター)や暗黒エネルギー(ダークエネルギー)の正体に迫る手がかりが
得られるかもし、我々が感知している4次元時空を超える余剰次元がどうなっ
ているのかわかるかもしれないのです。それで、LHCが稼動する今年は、物理
革命の前夜といわれている。それくらい、科学の進歩に対しては重要なプロジ
ェクト。
 日経サイエンスによると、これをどこに作るか、日米欧で、調査中。アメリ
カは議会が予算を大幅に削ったのでやや脱落気味。ヨーロッパは、すでにLHC
がある。ということで、うまくやれば日本の山岳地帯のどこかにILCを建設で
きる可能性は大。
 ILCの加速器自体の建設費の予想が、67億ドル(約7000億円)。測定器やら用
地買収やらその他もろもろを合わせても、ざっくり3兆円くらいあればいいの
ではないか。道路族の政治家と官僚お得いの水増しを含めても5兆円規模で足
りるのではないか。
 道路の建設費は今後10年で59兆円などといってるでしょ。それも民主党が突
っ込んだから安くしたけど、その前は、65兆円だったけど、すぐ安くなりまし
たもんね。つまり、6兆円の増減くらいさじ加減ひとつ。
 猪瀬直樹が改革で年に7000億円くらい剰余金が出るようになったということ
をいってたけど、ILCの加速器自体の建設費がたった1年で出てくるくらい道
路関連の金はうなっている。これを利用しない手はない。
 よって、情報省は、道路特定財源は、ILCに使えと政策提言する。\(^O^)/
 ばかー。どうして、高エネルギー物理の加速器が道路と関係あるんだよ。
 お前こそ、ばかー。加速器って、結局のところ、電子などの素粒子が、光速
の99%以上という超高速で走る高速道路なんだよ。
 そ、そうなのか。
 そうそうそ。インターチェンジのところで、わざと衝突事故が起きるように
作ってある高速道路。
 それじゃ、道路そのものだな。ワケのわからん建物を作ったり、マッサージ
チェアやカラオケボックスに使うより、はるかにまっすぐに道路に使うことに
なるな。
 だろ。国民もこれで大納得だよ。

 ということで、九州人として、道路族のドン、古賀誠に告ぐ。\(^O^)/
 道路関連予算で、ILCを作りなさい。地元に道路や橋を作って、九州の地元
で、古賀道路や古賀大橋などといわれて悦に入ってる場合じゃないぞ。
 ILCを日本に建設することに、古賀誠の政治力が多大な貢献をしたというこ
とになれば、世界中の物理学者はおろか、科学者が、「ああ、ありがたや、古
賀先生、古賀先生」と随喜の涙を流し、世界中の尊敬を集め、その名は永遠に
科学の歴史に刻まれ、さらにはノーベル平和賞、果てはノーベル物理学賞でさ
え、夢ではないぞ。\(^O^)/

 大演説の途中ですが、ニュースです。
 福田首相が、自民党の了解を得ず、道路特定財源の全額一般財源化に言及し
たぞ。
 ぎゃふーん。じゃ、ILC税を設けましょう。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/18/2769753
道路の暴走
で紹介した週刊ダイヤモンドの道路特集。
 今週の週刊ダイヤモンド2008/04/05号(月曜日に店頭に並ぶでしょう)では、
猪瀬直樹が大反論しています。
 文藝春秋あたりでやるかと思ったら、直接でしたね。載せた週刊ダイヤモン
ドも偉いといえば偉い。
 というのは、猪瀬直樹のいうことをそのまま載せているのは、どうか。
 適宜、ツッコミを入れて、自分らがやった特集とどこがどう主張が違うか、
どっちが説得力があるか、わかりやすくする必要があったと思うから。

 猪瀬直樹対櫻井よし子の直接対決もみてみたいんだけど。
 いまのところ、櫻井よし子の完敗ですからね。

乳の詫び状(2008/03/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 海面上昇を招く新たな脅威
---
 日経サイエンス2008年5月号の「海面上昇を招く新たな脅威 なだれ落ちる
氷床」は、やばいですよ。
 IPCCの報告でも、地球温暖化の影響予測で最も極地圏の氷床がどうなるかは
最も不確実なもので、ここの予測がはずれていると、現在の予測より温暖化の
影響はずっと激しく厳しいものになります。
 そして、最近の研究だと、どうも、やばいです。IPCCが考えていたモデルよ
り、ずっと海面上昇の脅威が増えていきそうです。概要は、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0805/200805_078.html
海面上昇を招く新たな脅威 なだれ落ちる氷床
R. E. ベル(コロンビア大学)
をどうぞ。
 氷床の下の水が、潤滑剤の役目を果たしていて、従来予想より氷床が滑り落
ちる動きが激しくなってるようなんです。それで、降雪量と海に滑り落ちる量
のバランスが崩れてきているようです。
 しかも、2002年のラーセンB棚氷の崩壊のように、海に接している部分の棚
氷が崩壊すると、栓がなくなった状態になるので、動きが加速してしまうそう
です。
 研究者たちは、グリーンランドや南極の過酷な自然と戦いながら、この複雑
なメカニズムを解明しようとしています。
 IPCCの報告やこれまでの研究では、海面上昇の要因の一番は、海水温上昇に
よる水の膨張でしたが、今回の研究の通りだとすると、ほんとに氷床が融けて
海面上昇の危険性が高まってくると考えられますね。
 氷床が全部融ける一番ひどい状態を想定すると、海面が60メートル以上も上
がって、記事だと、フロリダ半島全水没です。\(^O^)/
 日本も平野部は全部水没じゃないかな。\(^O^)/
 ま、おれが生きている間にそうならないならいいや。\(^O^)/
 ばかー。緊急調査が必要ということで、文字通り命懸けで現地で調査してい
る科学者たちに失礼だぞ、お前。
 す、すみません。

乳の詫び状(2008/03/28)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: KY式日本語。いとう耐の解耐新語
---
 「空気読めない」とKYと表記するなど、ケータイ文化から出てきた?略号日
本語を収集した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221961/showshotcorne-22/
KY式日本語―ローマ字略語がなぜ流行るのか (新書) 
北原 保雄(編著) (著), 「もっと明鏡」委員会(編集) (編集)
が、20万部を超える大ヒットだそうです。
 「KY式日本語」というタイトルが素直だし、謎めいていて、いいですよね。

 さて、このKY式日本語について、漫画雑誌「スーパージャンプ」増刊の「オ
ースーパージャンプ」2008/04/25号「いとう耐の解耐新語」で、漫画家いとう
耐が、素晴らしいツッコミをみせています。
 おれ、記憶から消えていたけど、朝日新聞がやったサンゴの捏造記事。つま
り、サンゴに落書きするひどい奴がいるといって、報道した記事が実は自分で
サンゴに落書きして作った記事だとわかって大騒動になったあの事件。
 あのとき、サンゴの書かれた落書きの文字が、なんと、KYだったんですね。
 1989年4月20日の朝日新聞だそうです。
 KY式日本語、あのころから、あったのか。\(^O^)/
 いとう耐氏は、KYってどこかでみたと思って図書館で調べたそうですが、ち
ゃんと記事があったということは、縮刷版から削除してないということですね。
さすがにその辺は朝日の矜持か。
 朝日も含めてだけど、新聞は縮刷版にするときに、都合の悪い記事、恥ずか
しい記事を消してしまうことがありますよね。
 朝日が縮刷版で削除して一番有名なのは、伊藤律会見かな?

 大修館書店といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221686/showshotcorne-22/
問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい? (単行本(ソフトカバー)) 
北原 保雄 (著, 編集), いのうえさきこ (イラスト)
は、数年前のヒット作で、買って読んだ記憶があるけど、続編が出てるんです
ね。しかも第3弾まで。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221724/showshotcorne-22/
続弾!問題な日本語―何が気になる?どうして気になる? (単行本(ソフトカ
バー)) 
北原 保雄 (著, 編集), いのうえさきこ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221937/showshotcorne-22/
問題な日本語その3 (単行本(ソフトカバー)) 
北原 保雄 (著, 編集), いのうえさきこ (イラスト), 北原保雄 (監修)
 これらもヒットしているようですね。
 ほかに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469221880/showshotcorne-22/
みんなで国語辞典!―これも、日本語 (単行本(ソフトカバー)) 
「もっと明鏡」委員会 (著, 編集), いのうえさきこ (イラスト), 北原保雄 
(監修)
も出ていて、ヒットしているのか。
 漢字検定は大人気だし、日本人は日本語が好きだし、日本語への意識は高い
ですね。活字離れといわれても、紙の印刷物からの活字離れなんでしょうかね。
 ぼくが本や雑誌が、電子書籍やウェブの文章やPDFより好きなのは、やはり、
物理的質感があることですね。さらにいえば、めくりやすいし、手軽だし、読
み継がれている名作、古典は、内容からすればタダみたいに安いし、何よりい
いのは、電池や充電が要らないこと!
 おれにとって、本や雑誌の最大の欠陥は、全文検索できないこと。でも、こ
れは、紙の媒体と電子媒体の二本立て、デュアルになれば、解決することだし、
いま、自分で本をスキャンしてPDF化して検索できるようにしている人も増え
ているでしょ。
 また書くけど、勝間和代が自分をグーグル化するとかいって、フォトリーデ
ィングやら速読やらメモを取らずに頭の中に記録するとか提唱しているけど、
おれにはバカのやることにしかみえないのね。
 速読やら、全文検索できるようにするのは機械に任せて、数を読むより、
深く読む訓練をしたほうがいいし、深い意味を掘り出すことがまだコンピュータ
にできない人間らしい、ほんとの知的作業なんです。
 でも、そういう作業ですら、浅いものはコンピュータに置き換え可能になっ
て来ているので、人類に残された知的作業は、そんなにないのかもね。
 特に普通の人が知的作業だと思っていることも、意外に知的作業じゃないこ
とをコンピュータは暴いて来ているし、逆にこんな簡単なことがコンピュータ
やロボットにできないのかということも明らかになって来ているし。
 その辺の技術の進展、バランスを考えると、勝間和代が知的生産革命と称す
る手法は、バカのやることにしかみえないんです。

 そんなこんなで、大修館書店は、ヒット作連発でウハウハ?
 ばかー。それをHRUと言うんだよ。\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 大分トリニータ物語
---
 漫画雑誌「ビジネスジャンプ」増刊、「ビージャンこん」2008/05/01第40号
に、原作木村元彦、漫画宮城シンジ「大分トリニータ物語」というのがありま
した。
 ほんとにゼロからの出発だったんですね。
 中心となったのは、当時の自治省(現在の総務省)から大分県文化振興課長と
して出向していた溝畑宏(当時28歳)と、韓国代表で1990年イタリアワールドカ
ップで活躍し、スペイン戦でFKを決めたエースのファンボ・カン選手。当時の
韓国サッカーの英雄です。
 ファンボ・カン選手の活躍を覚えていた溝畑氏が、大分にワールドカップ招
致、そのためにはクラブチームが必要ということで、1994年に大分トリニータ
の前身、大分トリニティを作るときにファンボ・カン選手をくどいたそうです。
 ファンボ・カン選手はアメリカのMLSなどからも誘われていたのですが、溝
畑氏の熱意にほだされて来日します。
 ところが、あなた。練習場がなく、大分ガスの野球グランドを使用。当然、
芝生ではない。着替えのロッカールームなどなく、ワゴン車の中で着替え。埋
立地なので、雨が降ると土の中から海藻が湧いてくる。\(^O^)/
 それでもファンボ選手は、親会社がなく、当然、元になる企業チームもなか
った大分を闘志あふれるプレーと高い技術でJFLへ昇格させ、1997年に引退。
一度は韓国に戻りますが、下部組織を育てるために助けてくれという溝畑氏の
要請にこたえて来日。
 大企業がなくメインのスポンサーがいない大分は、資金繰りが大変。ファン
ボさんも大分から日本代表を出すために資金をお願いしますと、大分の企業に
頭を下げて回る毎日。
 その中から、オスムジャパンで日本代表に呼ばれたGKの西川などが育ってく
るわけですね。
 ファンボさんは、J2時代の監督をやりましたが、結果が出ず、溝畑氏は、全
てを捨てて大分に尽くしてくれたファンボ監督を断腸の思いで解任。ファンボ
さんは、トリニータの育成部長になり、日本に骨を埋める覚悟を決めます。
 そして、溝畑氏もキャリア官僚としての人生を捨て、自治省を退職。トリニ
ータの経営に専念することになったと。
 最初はたった3人しかサポーターがいなかったそうですが、いまや、毎試合
2万人近い観客動員があるそうです。
 やはり、日韓ワールドカップで大分が一番話題になったのが大きかったんで
しょうね。県民が初めて世界とダイレクトに肌で接して、サッカー文化が何か
をつかんだんだと思います。
 大分は経営が苦しく、2005年に債務超過になったとき、税金を投入すること
に県民の反対はほとんどなかったそうです。それだけ、我が県のサッカーチー
ムをもつことの、金銭を超えた意義を県民が理解していたんでしょうね。
 大分トリニータは、チームとして日本代表クラスの若い選手も育ているし、
外国人の補強も上手にみえるし、いま、シャムスカ監督の手腕もすごいですし、
監督選びも上手にみえます。
 お金がないけど、知恵と人脈とフロントとサポーターの熱意で、いい監督、
いいコーチ、いい選手を集めてなんとかしているところは、オシム監督時代の
ジェフ千葉に似ている感じがします。

 ジーコがJリーグ発足前に、鹿島アントラーズの前身である、住友金属の社
会人チームをJリーグに参加できるようにするために来日した頃の話もすごか
ったですよね。
 あの世界のジーコが、満員電車に揺られて練習場に通い、芝生のないグラン
ドでサッカーをし、選手にはサッカーの基礎から教え、フロントには何をどう
改善していけばいいか、施設から体制から指導方法から惜しげもなく伝授して、
しかも、自身はスーパープレーの数々を、わずかな観客しかいない、そして、
たぶん、そのほとんどはジーコという選手がどれほど偉大な選手だったかも知
らない人たちの前で、見せ続けていたんですよね。
 ファンボ・カン選手は、それより、もっと過酷な状況で熱意を持って、大分
トリニータに貢献してきたんだなと思いました。
 アビスパ福岡は、静岡県にはチームが多すぎるというので、藤枝ブルックス
が福岡に移転する形で発足してというのは、以前、テレビでドキュメンタリー
をやっていたので、少しは知っていましたが、大分トリニータのことは、全然、
そういう話を知らなかったので、このノンフィクション漫画に教えられました。
 いいチーム、いい組織を作り、人を動かすのは、結局のところ、夢と情熱で
すね。

乳の詫び状(2008/03/27)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 筒井時空論解読の鍵は鳥だった!!\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2748427
『マス・フォア・インダストリ』のご案内
の冒頭で
--- ここから ---
 時空操作小説、あるいは量子力学におけるエヴェレットの多世界解釈操作小
説としておれは読んだ筒井さんの 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (文庫) 
筒井 康隆 (著) 
に関係あるんだろうか。\(^O^)/ 
 あ、単行本はもう品切れなのか。 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145242/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (単行本) 
筒井 康隆 (著) 
 ええ、どうしよう。おれ、単行本を買ったはずなのに、邪眼鳥よろしく亡霊
化していなくなって、文庫を買ったんだけど、これも亡霊化していなくなって、
倉敷の親戚の葬儀に出席するために家を出る直前にまた出現して、なるほど、
冒頭の葬式のシーンからの連想でこいつ実体化したなと思って、それをもって
葬儀に行きました。 
 おれの読み筋では、邪眼鳥は、新作 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本) 
筒井 康隆 (著) 
を読み解くには、非常に重要。っていうか、邪眼鳥を読み直したことで、筒井
時空論解読の鍵を発見できたのである。\(^O^)/
--- ここまで ---
と書いた。
 その詳しい内容がいま明らかになる。アインシュタインやリサ・ランドール
もびっくり。\(^O^)/

 「ダンシング・ヴァニティ」の白いフクロウ。あれ、何の隠喩なんだろう。
意味はないかもしれないが、それでも勝手に意味を求めるのが人間の脳なので、
我が脳内情報省は白いフクロウの正体を調査していた。
 そしたら、あなた。心にずっと引っかかっていたんでしょうね。葬儀の帰り
の新幹線で「邪眼鳥」を読み直して、筒井時空論解読の鍵は鳥であることを発
見できた。\(^O^)/
 「邪眼鳥」の多世界的世界では、邪眼鳥は時空を超える存在になっている。
これだけなら、おれは、もとい、情報省は白いフクロウとの関係に気づかなか
った。
 しかし、あの赤鳥という名前の悪い奴が出てくるでしょ。この赤鳥も時空を
超える存在として描かれている! その瞬間、電撃ネットワークですわ。\(^O^)/
 そうか、筒井さんの時空操作作品においては、鳥類が時空を超える存在とし
て描かれているんだ!
 それで、白いフクロウなんだ!
 チルチルミチルのパロディ作品として時空操作小説が書かれれば、きっと青
い鳥が出るに違いない。\(^O^)/
 いまにして思えば、時空操作小説の傑作「夢の木坂分岐点」に、果たして鳥
や鳥の名前をもつ人物は出ていたか。いま手元にないので、すぐにはわからな
い。もし、出ていれば、あの頃から、鳥は時空を超える存在だったのだ。
 ま、それくらい、時空操作作品においては、鳥が決め手。\(^O^)/

 さてここで、話は現代物理学および宇宙論の最先端へと飛翔する(*1)。
 現代理論物理学での最大の難問に、相対性理論と量子力学の統一がある。こ
れが統一できれば究極の理論たり得る。それに最も近いと目されているのが、
超ひも理論(あるいは超弦理論)。
 この理論は、宇宙の究極の構成要素は粒子状のものではなく、超超超超超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さいひも、
あるいは弦であって、その弦の振動の違いによってさまざまな粒子が観測され
ているとする理論(*2)。
 バイオリンの弦を想像してほしい。弦のどこを押さえるかによって振動数を
変え、さまざまな高さの音を生み出せる。すなわち、我々の宇宙は、この超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さ
いひも、あるいは弦の響きに満ちている。
 なんと、音楽的であることか!

 超ひも理論の研究が進んで、そこからブレーンワールド仮説、ブレーン宇宙
論というものが出てきた。
 簡単にいえば、我々が暮らしているこの宇宙は、4次元時空だが、これはも
っと高次元のバルクと呼ばれる世界に漂う膜(英語のmembrane(メンブレーン)
からブレーンと略される)ではないかというのが、ブレーンワールド仮説。

 ブレーンワールド仮説については、簡単なものは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーンワールド
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレイン宇宙論
をどうぞ。

 高次元のバルクに漂うブレーンを想像するために、まず、(時間の1次元は
省いて)我々の3次元空間の中にある2次元の世界を想像してみよう。
 この2次元世界は、平たくいえば、といっているのだからもちろん平たくて
紙の世界。
 1枚の紙の中に住民が住んでいるとして、その住民は紙1枚が全宇宙だと思
っている。彼らは決して紙の外に飛び出すことはできない。隣にもう1枚紙を
置いてあっても、隣の紙の世界には行けない。いわば、この紙がブレーン。
 このブレーンというものに、我々は縛り付けられていて、決してブレーンの
外に出ることはできない。光でさえも逃げ出すことは不可能。
 ところが、あなた。唯一、重力だけがブレーンを超えて他のブレーンに行け
るのである。
 ここまで書けばもうお分かりだろう。
 白いフクロウ、さらにいえば筒井時空操作作品群における鳥の正体は、重力
だった。\(^O^)/

 鳥が重力であって、唯一ブレーンを渡り歩ける存在であることを思うと、あ
の美人の功刀(くぬぎ)さんが突如鳥が羽ばたくような格好をして走り回るシー
ンは、実に象徴的。
 聡明な彼女は、自分が縛り付けられているブレーン以外にもブレーンがある
ことを直感的に理解している。それは別の4次元時空であって、そこには別の
自分がいてなどと考え始めるといてもたってもいられず、鳥=重力になって飛
んで行きたいという衝動に駆られてしまうと解釈できる。
 あれ?突然、壁に向って走り出して激突する癖がある精神科医の川崎も鳥の
格好はしないけれど、他のブレーンの存在を知っているのか。
 あ、ブレーンなどといわなくても、彼らは文字通り印刷物という紙の世界で
暮らしている住民であって、決して紙の外には出ていくことができない。でも、
紙の外に別の世界があることだけは知っていて、なんとか飛び出そうとしてい
ると思ってもいいのか。
 ま、いいや。どうせ、テキトーだからな。\(^O^)/
 そうそう、素人だますには、紙より現代物理学の最先端であるブレーンの概
念を持ち出したほうが、だましやすいしな。\(^O^)/

 ちなみに、文庫版「邪眼鳥」の解説は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (新書)」
の東さん。この解説、感心、感動した。そういう読み筋もあるのかと。自分の
読み込みは足らんなあと。
 「ダンシング・ヴァニティ」が東氏の「ゲーム的リアリズムの誕生」にイン
スパイアされて書かれたことを思えば、やはり、「邪眼鳥」は「ダンシング・
ヴァニティ」解読においても、重要な作品だろう。

 さらにちなみに、超ひも理論(超弦理論)についての入門書は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498134/showshotcorne-22/
川合光著「はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く」(講談社
現代新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
あたりがいいのでは。
 それぞれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/25/2836932
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
で紹介した。
 もっと分厚く詳しい入門書は、昨年のベストセラーのひとつ、個人的にはノ
ンフィクション第1位だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
 これについては、まとまった感想はなくて、あれこれ書き散らしているので、
ぼくのブログ
http://iiyu.asablo.jp/blog/
に行って、上部の検索窓で「ランドール」か「ワープする宇宙」で、森田検索
してください。

 なお、川合氏が「はじめての“超ひも理論”」で試論として書いている新サ
イクリック宇宙論は、数学的、理論的な裏づけがなければ、単なるトンデモだ
が、数学的、理論的な裏づけがあって、提案されている理論。
 この理論によれば、我々の宇宙はビッグバン(宇宙の始まり)とビッグクラン
チ(宇宙の終わり)を何度も繰り返していて、なんと、いまの我々は50回目の宇
宙に住んでいる。\(^O^)/
 すなわち、「ダンシング・ヴァニティ」は、川合氏の新サイクリック宇宙論
を紙という2次元世界で繰り広げてみせたとも言えるのである。
 言えるか。言える、言える、イェール大学。\(^O^)/

*1
 鳥にかけている。
 こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は気づかないん
だよね。
*2
 えっと、これは何か仕掛けがあるなと思って、すぐ、超の個数を数えた人、
気づきました?
 普通は、こういうの明かさず、ほんとに読書ができる人、「読む」ことがで
きる人の楽しみに残しておくんだけど、勝間和代のあんなのを知的生産だとい
う詐欺、偽装がはびこっているので、少しは明かしておこうと。
 一応、プランク長の、10の-35乗メートルに合わせて35個の超を並べてみま
した。\(^O^)/
 再びいうが、こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は
気づかないんだよね。
 速読自体は、所詮、脳に記録しているだけで、読んでいることにはならない。
いずれか、もうすでにコンピュータに置き換えられてしまう処理。いずれにせ
よ、読書の楽しみを知らない。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: さよなら絶望先生、対象外\(^O^)/
---
 久々に週刊少年マガジン2008年第17号を読んだら、おれの好きな久米田康治
「さよなら絶望先生」が相変わらずすごかった。
 世の中「対象外」が多すぎると。
 冒頭では、オタクっぽくて、女の子の恋愛対象から対象外な「対象GUY」が
でてきます。\(^O^)/
 その他対象外は、

・動画はマック(Macintosh)は対象外。
・ガチガチのアニメソングはテレ朝ミュージックステーションの対象外。
・「アイスどれでも半額」は、ハーゲンダッツは対象外。

などからはじまって、ほかにも羅列がいっぱいあって、いくつか挙げると、

・CD2枚買わない客はコンサートの対象外。
・持ち家のない漫画家はクレジットカードの対象外。
・バナナはおやつの対象外。

 だんだん、世の中の闇をえぐる対象外の羅列がはじまって。

・日本はギャンブル禁止なのに、パチンコは対象外。
・納税は国民の義務なのに、宗教法人は対象外。
・日銀福井総裁が村上ファンドに預けたお金はインサイダー取引の対象外。

 ここで、「もうこれ以上は、少年誌の対象外です」と主人公が叫ぶがかまわ
ず、羅列は続き、

・電波利権はTV報道の対象外。
・空白の一日はプロ野球規約の対象外。
・タイプ1日5000タッチ以上は労働の対象外。
・子供2人乗せた自転車は2人乗り禁止の対象外。
・ジャニーズスキャンダルはワイドショーの対象外。
・道路特定財源の使い道 マッサージチェアは対象外。

 主人公が、これらの秘密を知ったために拉致されてどこかの島に流されます
が、ここがどうやら、日本の領土なのに韓国が基地まで作っている竹島。\(^O^)/
 「安心してください。ここは日本固有の領土ですよ」といいつつ、
 「日本なのに日本の主権の対象外」\(^O^)/

 久米田康治、パワー衰えず。安心した。\(^O^)/
 会社のY君は、マガジンの連載は読んだことがなく、アニメで初めて観て、
「さよなら絶望先生」に、ハマっています。\(^O^)/ いまでもまだマガジ
ンの連載というか、紙のコミックは観たことがない。
 それもUHF局でしか放映されないUHFアニメなんだそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/UHFアニメ

 世の中、複雑ですね。^^;

乳の詫び状(2008/03/26)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2008年5月号はLHCの大特集
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015RA14M/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年5月号
は、「特集:革命前夜の物理学」と題した、いよいよ稼動するCERN(セルン)の
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の大特集。
 目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55805
をどうぞ。
 茂木健一郎の対談は、「超ひも理論は世界を説明できるか」というタイトル
で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
で
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498134/showshotcorne-22/
川合光著「はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く」(講談社
現代新書)
を紹介した川合さんがゲスト。
 川合さんもLHCに期待していますね。ヒッグス粒子の重さが標準理論通りだ
ったら、もう素粒子物理は超ひも理論(超弦理論)以外やることがなくなるなん
ていってる。
 そして、ひもの構造を調べたら、下の階層があるかもしれないし、ひもで最
後かもしれないと。
 川合さん、川合さん。ひもそのものに物理的構造はないんです。ひもには
LispのS式でプログラムが書いてあるんだってば。\(^O^)/
 というか、ひもは実はLispのS式なんだってば。
 だから、ひもの下には、物理的構造はなくて、ひもそのものに書かれた情報
的構造があるんです。
 あ、でも、プランク長の世界だと物理的構造=情報的構造なのかもね。^^;

 国際リニアコライダー構想の記事もあるけど、これ、米議会が予算削減をし
たので、職員一時解雇だとか挫折しそうなんですね。
 ほんとバカ。イラク戦争なんかに金使ってるから。こんなに文明の進化が遅
いと人類はだめだね。おれら、おとめ座銀河団星人からみると歯がゆいね。\(^O^)/

 カミオカンデの連載
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0805/200805_100.html
短期集中連載:第2回
カミオカンデとスーパーカミオカンデ 物理学を変えた四半世紀
素粒子論の標準モデルを超えて
中島林彦(編集部)協力:戸塚洋二
は、質量ゼロと思われていたニュートリノに微小質量があるという大発見の話
ですが、巻頭のダイジェストには、1998年6月の国際会議で発表したとき拍手
が鳴り止まず、ニューヨーク・タイムズなど世界の主要紙が報じ、米クリント
ン大統領(当時)は、「日本における基礎研究の大成果」と演説したそうです。
 1998年6月の日本の内閣総理大臣は、橋本龍太郎ですね。クリントンみたい
な演説したのかな。きっとしてないよね。日本は理系を虐げて搾取する国家だ
から。詳しくは、上の検索窓で、「理系白書」で検索してね。

 NEWS SCANは、オンラインでは、
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0805_1.html#1
つぶれた形の太陽系
だけは、読めるね。パイオニア1号、2号、ボイジャー1号、2号。がんばっ
てるんだね。特にボイジャー2号は、不滅のど根性ですね。はやぶさみたい。
 堀さんの「バビロニア・ウェーブ」や「太陽風交点」を連想しますね。詳し
くは、上の検索窓で、「堀晃」で検索してね。

 あとUpdatesには、「プリオンなしのプリオン病?」もありますね。これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/16/1727472
福岡伸一著「プリオン説はほんとうか?」
の世界です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

ほんとは、tti/salon(筒井康隆会議室)にアップするつもりが、
間違ってjouwa/salonにアップしてしまった数日前の書き込み。^^;

===
標題: ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
---
 「ダンシング・ヴァニティ」や今度書かれる「ビアンカ・オーバースタディ」
に関係ある東浩紀氏の「動物化するポストモダン」や「ゲーム的リアリズムの
誕生」が気になる人に参考になるかなと思ってお知らせします。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書 1883) (新書) 
東 浩紀 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495755/showshotcorne-22/
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) (新書) 
東 浩紀 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本) 
筒井 康隆 (著)

 昨年、社会現象にもなったボーカロイドの初音ミク。
 ボーカロイドは、音声合成システムで、歌詞とメロディを入れてやると歌い
ます。\(^O^)/
 コンピュータで音楽をやるときに、電子的にボーカルをやってくれるもので
す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/VOCALOID

 その初音ミクを作ったクリプトン社の佐々木氏のインタビューがあるので、
紹介します。

http://codezine.jp/a/article/aid/2265.aspx
クリプトン佐々木氏に聞く 「初音ミクムーブメントの当事者が今思うこと」

 読むと、オタクが萌えるようなアニメ女の子キャラクターを設定したことで、
分かりやすい共通認識基盤ができて、ユーザが好き勝手にいろいろやり始めた
ようですね。
 まさに東浩紀氏のいう、データベース消費とポストモダン的物語消費ですね。
動物に対する刺激の与え方ひとつでこうなっちゃうという。\(^O^)/
 ぼくは、こういうネットでよく起こるわーっと殺到する雪崩現象は、動物と
いうより、虫をいつも想像するんですけどね。

 この場合の物語消費は、どこか(旧来的にはテレビ局や出版社)から、与えら
れたものを単に受動的に消費するわけではありません。
 ユーザが初音ミクに託した自分たちの小さな物語を構築して、ネットに投稿。
それを他のユーザが消費し、刺激を受けてまた自分でも小さな物語を投稿とい
う、Web2.0的消費者によって生成されるコンテンツを消費するタイプの物語消
費です。
 こういうことを可能にするメディアをCGM(Cosumer Generated Media)といい
ます。メディアといっても、主にインターネット上のサービスのことを指しま
す。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Consumer_Generated_Media

 ユーザが自分の創造性を発揮し、それがまた他のユーザの創造性を刺激しと
いった好循環で、非常によさげですけど、これもすぐに、制度化、システム化
されて、マーケ屋(マーケティング屋)が需要喚起に使うようになるんでしょう
ね。
 東氏が「ゲーム的リアリズムの誕生」で指摘していましたが、美少女ゲーム
の製作が、あっという間に制度化、システム化されたように。

 「ゲーム的リアリズムの誕生」は非常に刺激的でした。もっと早く読めばよ
かった。順序は逆になりますが、「動物化するポストモダン」を買ってきて、
読もうとしています。
 「ゲーム的リアリズムの誕生」の描く世界は、ぼくにはほとんどソフトウェ
アの世界とパラレルですね。コンピュータのハードとソフトが50年間やってき
たことを、別の形で再発明したようにみえます。

中村(show)

===
標題: Re: ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
---
>  まさに東浩紀氏のいう、データベース消費とポストモダン的物語消費ですね。
> 動物に対する刺激の与え方ひとつでこうなっちゃうという。\(^O^)/
>  ぼくは、こういうネットでよく起こるわーっと殺到する雪崩現象は、動物と
> いうより、虫をいつも想像するんですけどね。

 激しく同意してしまうなぁ。自分で物事を判断するという人が少ないのは事実
で、だからコンサルタントなどという「あなたに代わって考えます」というよう
なお仕事が成り立つ。

 私、初音ミクの名は登場した頃からネットを通じて知ってはいたけど、そもそ
も「萌え」という現象がキモチワルイという立場なので、まぁこうした試みは以
前もバーチャルアイドルなんぞであったなぁ、程度にしか見ていなかったんだけ
ど、そんなに浸透しているんですかぁ。驚くなぁ。

 元々、人間にしてもアイドルなんぞに興味を持つことが皆無だった人間なの
で、実はどこが良いの初音ミクにしろバーチャルアイドルにしろ、実在するネッ
トアイドルにもまったく興味がないのです。

 表現者の評価は表現されたモノ(結果)で判断すべきで、表現者自身の人間性に
はまったく無関心、という立場なのです。筒井康隆さんはごく普通の人格を持つ
社会人として尊敬はするけど、それ以上に作家としての筒井康隆という存在のす
ごさに敬意を表しているわけです。もし仮に筒井さんが極悪非道な人であって何
十人も虐殺していたとしても、あの作品群を評価しないという立場には立ちません。

 外挿法のような評価軸しか持たない人が多すぎる、と感じるのは私だけでしょ
うか。つまり、評価軸を自らの中で醸成していないという事です。どこかで見
知ったような事ばかりを並べて評価の基軸に据える(猪瀬直樹の得意技だな)。そ
うした個々が持つ評価軸も流行に乗せられてしまうわけで、だからブレの振幅が
大きい。これが年々大きくなっていって、その振幅の大きさだけ中間やら中庸が
取り払われて極端から極端に走る。右が駄目なら左とか、上が駄目なら下などと
いうように、間に何があろうと無視して突っ走る状態となるわけです。

 更に自分で判断しない人は、乗り遅れるのが怖いので、大きく傾いた方に大挙
して押し寄せるため、その振幅は幾何級数的に大きくなる。政治でこれが起きる
と、大政翼賛とアナーキズムの狭間で右往左往する羽目になるわけで、マスヒス
テリー状態となり、しかも自分たちは正しい情報から正しい選択をしたのだと思
いこむ。

 気持ちが悪いなぁ、と思うわけですよ。私は。
---
たま@無精庵

乳の詫び状(2008/03/25)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542865
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
で、買うかどうかビミョーと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
 やっぱり、買って読みました。2月かな。
 本書は、少し数式が出てきてもいい人向き。数式が出るとビビって読まない
人が(特に文系には)多いだろうが、数学ができないとわからないような数式で
もないし、話の進め方でもない。ちゃんと日本語でその式がどういう意味をも
つのかが丁寧に説明してあるので、説明を読んで、式の形だけ鑑賞してもいい。
 本文は少しハードな話。それを和らげるために、猫好き竹内薫の面目が躍如
してニクコケをポケなさいなシュレ猫が出てきて、シュレ猫談義でフォローし
てくれている。
 Dブレーンの話までちゃんと出ている。

 数学アウトなおれでも、わかる間違いが1つ。
 86ページの下のほう。ローレンツ変換で電荷が保存される話で式が出てくる
けど、D=24となっているが、これ、D=26じゃないと、右辺に0になりませんよ
ね?

 参考文献をみると、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/08/1492152
数学とファーストコンタクト
で書いた、見栄で買ってしまった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130641018/showshotcorne-22/
橋本幸士著「Dブレーン―超弦理論の高次元物体が描く世界像」 
を、なかなかこれだけわかりやすくは書けないと評価してありました。

 以下、余談。
 最近、おれ、数式は、水族館にいる魚のように見えるようになってきた。\(^O^)/
 つまり、鑑賞している。自分ではそういう数学をやれないけれど、鑑賞はで
きるようになってきた。これ、囲碁や将棋は強くなれないけど、トッププロの
試合は鑑賞できるのと同じ。おれは、囲碁や将棋は、スポーツ観戦というより
も、演劇、それも即興劇として鑑賞している。

乳の詫び状(2008/03/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋の最新戦法
---
 早く紹介しないと来月号になっちゃうので。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00143XRKM/showshotcorne-22/
将棋世界2008年4月号
の特集は、「勝又教授のこれならわかる!最新戦法講義スペシャル」です。
 将棋の戦法の革命といわれた藤井九段が編み出した藤井システムも以前ほど
勝てなくなってますし、最近、角道を止めない振り飛車という、振り飛車の常
識を覆す戦法もプロが熱心に指してますね。
 近藤正和六段のゴキゲン中飛車はブームで、対策もいろいろ出て研究が発展
しているし、超急戦は新手がいろいろ出てますよね。佐藤二冠の佐藤新手(後
手5四歩)、さらに羽生二冠の羽生新手(先手9六角)。
 この戦形で最近注目は、久保八段が羽生二冠に負け続けても意地を張って、
ゴキゲン中飛車超急戦を挑み続け、羽生二冠も喜んで応じていることですね。
その中で羽生新手も出たんですが。
 いま、囲碁将棋チャンネルでは、村山慈明五段の「最新定跡は村山に聞け!」
というのを断続的にやっていて、これは大流行の後手一手損角換わりという戦
法の解説ですが、研究が進むにつれ、どんどん定跡が変化してきたのがよくわ
かります。
 それはわかるんだけど、変化そのものはおれには難しすぎる。\(^O^)/
 特集では、阪口悟四段のワンパク中飛車も出ているし、何がなんだかわから
ないまだ未踏の領域に思える相振り飛車の話も出ています。
 囲いも銀冠が流行してきたり、次々と対策、対策、対策でいろいろ戦法が変
化していることがわかります。
 そういえば、特集ではありませんが、2手目3二飛というものすごい手があ
るんですが、これを公式戦で初めて指した長岡裕也四段の解説もあります。こ
の前の銀河戦では、長岡四段はこれを採用して強豪阿久津六段を破りました。
 人気連載企画(少なくともおれにとっては大人気)の「イメージと読みの将棋
観」でも、この2手目3二飛を採り上げています。この企画、トッププロ6人
に同じ局面をみせて、どう思うか聞いているんですが、いろいろ考え方があっ
て面白い。人によって評価が正反対のときも珍しくない。
 羽生さんは、2手目3二飛について、序盤にはいろんな可能性がありますよ
ねってな短いコメントだけでそっけない。まだ本書の解説執筆時の公式戦で3
局、先の銀河戦を入れても4局しかないうちの1局を羽生さんは公式戦で指し
ているんですけど。^^;
 このそっけなさは、実は、この戦法を深く研究してまたやってみようと思っ
ているからなのでは。\(^O^)/
 森内名人は、これは重大な発見になるかもしれないという意見です。
 解説によると、この作戦、関西奨励会の今泉健司三段の発案が久保八段経由
で関東の長岡四段に伝わったものだそうです。

 囲碁と将棋のコラボといえば、囲碁将棋チャンネルの週刊囲碁パラダイスに、
なんと、米長将棋連盟会長が出演して、囲碁と将棋を語ってました。
 米長流というか、囲碁の局面評価には独特の尺度をもっているんですね。な
るほど、そういう考え方なのかと思いました。棋力は、プロが本気を出すと四
子でも勝てないが、三子でも勝つ秘術をもっていると。それで趙治勲さんに勝
った。その秘術がすごかった。\(^O^)/

 特集を読みながら、あれこれ考えると、たしか
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063927/showshotcorne-22/
頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688) (新書) 
渡辺 明 (著)
の中で書いていたと思うが、渡辺竜王がいうように、コンピュータ将棋が人間
の名人に、一度や二度は勝っても、常に勝つのは非常に難しいんじゃないか。
 ハードウェアの進化があっても、よほどのブレークスルーがないとあと10年
で人間の名人に常に勝つようになるとは、あまり、考えられない。
 プロが指した棋譜から統計的な学習や強化学習をする手法だと、どうしても
プロの後追いにしかならない。人間は、コンピュータの棋風がわかれば、徹底
的に研究し、対策を編み出してしまうだろうし、コンピュータそのものには創
造性や創発性はないから、対策を思いつくことがない。コンピュータ囲碁に革
命を起こしたモンテカルロ法による手法も人間の名人級に常に勝つには難しい。
 この辺は、1980年代までのAI(人工知能)をかじった人なら、その限界が容易
にみえると思うので、なんか、ブレークスルーがないとね。目からウロコ、コ
ロンブスの卵みたいな発見かもしれないけれど。
 いっそ、量子コンピュータを完成させて囲碁や将棋の全局面を計算してしま
わないとだめなのかも。^^;
 量子コンピュータは、実用化されて普及するには、少なくともあと50年はか
かると思うのね。おれが生きているうちは無理でしょう。くやしいなあ。残念
なことです。^^;

 そうそう、銀河戦では、まだ高校生の最年少棋士である豊島将之四段が、飯
島栄治五段に勝ちましたね。解説の橋本崇載七段によれば、途中、飯島五段が
勝勢といっていいくらいだったのに、豊島四段が丁寧に粘りに粘って、9五角
一発で一気に差を詰めて逆転までもっていきました。これで、豊島四段は6連
勝。プロになって初めての年で、勝率が8割ですって。
 関西では、谷川永世名人以来の超大型有望棋士と期待沸騰です。
 銀河戦の決勝トーナメントでは、トッププロとも戦うので、楽しみですね。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 佐渡裕さんが司会に。「題名のない音楽会」リニューアル
---
 4月から、テレビ朝日系の「題名のない音楽会」がリニューアルして、エン
カウンターのトリノライブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WZO5XG/showshotcorne-22/
山下洋輔/ピアノ協奏曲(エンカウンター)+山下洋輔のボレロ
で、ヤノピ様との共演もなさっている佐渡裕さんが司会者になるんですね。
 詳しくは、
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080124/tnr0801240823001-n1.htm
「題名のない音楽会」4月リニューアル 45年目の再出発
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 或るダメ学生さんから
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
に「或るダメ学生さん」からコメントがついていた。
 慶応でもLispやPrologの講義があるけど、学生さん、見向きもしないんだっ
て。
 まあ、そういうもんよ。\(^O^)/
 あとになって、わかる。
 おれなんか、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727866
留数
に書いたけど、習って30年経って、留数、フーリエ解析やテイラー展開やらの
すごさがわかってきた。仕事とは全然関係ないんだけど、こりゃ、すごい考え
方だなあと。
 これらの発想は、それ以前の数学への批評としても読めるし、知的作業です。
 だから、
「それが面白くて(難解すぎてあまり理解できませんでしたが)僕は毎回ちゃん
と出席していました」
でいいんです。心の片隅にでもちゃんと残っていれば、いつか役に立つ日が来
る。役に立たなくても人生のある日に、ああ、あのときのあれはそういうこと
だったのかと、一気に視界が開けるときが来ますって。
 だから、わからなくても、細々とでもしがみついているのが大事です。そう
いう時間的余裕があるのは、学生時代だけですから。
 しかも、安村通晃先生や向井国昭先生から直接LispやPrologを教わるなんて、
すごい贅沢ですよ。両先生とは、ぼくはもちろん面識はないですが。^^;

「しかし、学事やコンピュータ・サイエンスに無理解な他の先生から「論理プ
ログラミング」の授業を止めろ、と言われたりするそうです」
 そういうのは、どこにでもあります。バイオでさえ、金がかかる割には結果
が出ないなんていわれて、研究費を化学など他の分野に投入しろという話もあ
るそうですし。
 そこを踏ん張ってどう伝えていくかでしょうね。
 或るダメ学生さんから教わった
http://web.sfc.keio.ac.jp/~mukai/2006-LP/04/index.html
2004年度 論理プログラミング
http://web.sfc.keio.ac.jp/~mukai/mathcgi/
CGI in Prolog
の2つのリンク。
 どっちもすごいよね。
 「2004年度 論理プログラミング」の内容をみると、素晴らしいじゃないで
すか。
 差分リスト、制約論理プログラミング、機械学習、データマイニング、知識表
現,推論とメタプログラミングなどなど、これからの時代にこそ求められる話
がてんこ盛り。おれ、聴講に行きたいくらい。\(^O^)/
 こんなのを教わる機会があるとは、贅沢。
 社会人になって、独学しようと思うと大変だよ。せいぜい、どこかの勉強会
でみんなでやるくらいしかないからね。
 「CGI in Prolog」も、どれも面白そうなのばっかり。「正規表現をオート
マトンに変換する( 改訂版)」は、視覚的にもいいですね。
 JavaScriptからサーバ側のPrologを呼べるようにしてあるんですね。

 話変わるけど、Prologなど宣言的な、論理型言語で実用的なものを書けるの
かという疑問があると思うけど、何度か名前を出す九工大の梅田先生(もう呼
び捨てにも君付けしません^^;)は、昔から医療関係の実用的なシステムをやっ
ているし、最近、知って驚いたのは、ある世界中に販売されているソフトが、
Mercuryを使って書いてあること。
 Mercuryは、論理型関数型の言語です。詳しくは、
http://en.wikipedia.org/wiki/Mercury_(programming_language)
http://www.cs.mu.oz.au/research/mercury/index.html
The Mercury Project
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本のLispマシン
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2810715
日本のコンピュータ博物館
で紹介した
http://museum.ipsj.or.jp/index.html
コンピュータ博物館
には、日本のLispマシンの紹介ページ
http://museum.ipsj.or.jp/computer/work/index.html
ワークステーション・Lispマシン
がありますね。\(^O^)/
 そこで紹介されているLispマシン、いくつか断片的に紹介しています。
 神戸大学のLispマシン、Prologマシンについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/11/1107622
全文検索とSBCによるサムネイル化デモ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
をどうぞ。
 TAOとELISについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/17/145926
Lisp特別イベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613199
Gauche Night
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」の記録
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714537
第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
の素晴らしいリポートがありますね。
 Ruby on RailsならぬGauche on Railsを作ったyuum3さんの
http://d.hatena.ne.jp/yuum3/20080310
に、それらがリストアップしてあります。

http://mono.kmc.gr.jp/~yhara/w/?BiwaScheme
BiwaScheme
を当日発表したyharaさんの
http://mono.kmc.gr.jp/~yhara/d/?date=20080309#p02
にも記録がありますね。

 yharaさんの記録にちょろっと出てますが、会場では、司会のえんどうさん
が、ぼくの名前を出して、ぼくがCommon LispやSchemeの標準規格は、休戦協
定だといってたことを紹介していましたが、そうなんですよ。
 Lisp系の言語はいくらでも変化できてしまうし、そういう変化のエネルギー
を常に内に秘めていて、油断するとすぐ変化しちゃう。方言が非常に多かった
のもそうですし。
 だから、とりあえず、産業界への応用や移植性を考えて結んだ休戦協定が標
準規格だと。
 休戦協定であって終戦を迎えたわけじゃないところがミソ。\(^O^)/
 Lisp屋が終戦なんか受け入れるわけがない。\(^O^)/

 移植性に関しては、おれが学生当時の30年くらい前に聞いた話。
 FORTRANはすでに標準規格があって、各社のFORTRANは規格準拠だった。
 Lispは、標準規格がなくて方言乱立。
 でも、LispのほうがFORTRANより移植性が高いという話があった。
 今から思うに、Lispの差異はかなり小さいということなのか。あるいは、
Lisp屋は簡単に他のLispで書かれたプログラムを自分のLispに変形するプログ
ラムをすぐ書けたんだと思う。
 たぶん、後者の比重のほうが大きいかな。

乳の詫び状(2008/03/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本のコンピュータ博物館
---
 情報処理学会が、ちゃんと日本のコンピュータをまとめたサイトを作ってる
んですね。
http://museum.ipsj.or.jp/index.html
コンピュータ博物館

 恥ずかしながら、富士通あたりが蒲田かどこかにパソコンの博物館を作って
いたとかなんとかいうのは、聞いたことがあるけど、こういうサイトがあるの
は知らなかった。
 ここには、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
で書いたMSS(Mass Storage System)のことを探して辿り着きました。
http://museum.ipsj.or.jp/computer/device/magnetic_tape/0007.html
【富士通】FACOM 6450 大容量記憶システム
の内部の写真をみてください。ね、蜂の巣状になってて、美しいでしょ。

 その他、「コンピュータ博物館」や「パソコン博物館」でウェブを検索する
と、いろいろありますね。
 懐かしのパソコン雑誌集もありますね。直接のリンクは文字化けするURLな
ので、
http://wiki.livedoor.jp/okyota/d/FrontPage
に行って、「懐かしのパソコン雑誌」に行ってください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 清浄歓喜団
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/18/2638741
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)、水魚堂
に、こいもさんがコメントしてくれた
http://kyogashi.kyoto-np.co.jp/modules/tinyd1/index.php?id=6
清浄歓喜団

 京都に行ったときに、八坂神社そばの
http://kyogashi.kyoto-np.co.jp/modules/xwords/entry.php?entryID=36
亀屋清永
に行って、買って食べました。
 密教の仏具みたいな形だし、1個525円もするし、興味津々。
 食べようとしての第一印象。
 硬すぎる!! 歯が欠けるかと思ったくらい。
 で、説明書をみると、底を押すと割れるから、そうやって食べてくれと。
 やってみたら、うまくいった。\(^O^)/
 ごま油で揚げてある皮は硬いけど香ばしい。
 中の餡は、インドやイスラムを想像させるようなエキゾチックな味。おいし
い。\(^O^)/
 これで、おれも清浄歓喜団の仲間入りだね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714533
『CORE MEMORY』の写真家・著者が来日!
で紹介した新宿ジュンク堂でのイベントに、昨夜行ってきました。
 30分くらいで終わるのかと思ったら、だんだん雰囲気がほぐれてきたことも
あって、結局、1時間半くらいやりましたね。
 撮影も大変、文章をまとめるのも大変、日本語版も大変といろいろと苦労話
が聞けました。
 一番笑ったのが、防空システムのSAGEコンピュータ。いまとなっては壮大な
無駄ともいえるが、いろんな技術革新をもたらしたそうなんですが、最高なの
は、巨大なSAGEコンピュータには、組み込みの灰皿があったそうな。\(^O^)/
 ほんまかいな。禁煙の世の中では考えられないよ。コンピュータに組み込み
の灰皿!\(^O^)/

 周辺機器で撮ってみたいのはないのかという話もありました。空調システム
とか周りの環境とか。でも、歴史と美の両方があるのは、やはりマシンそのも
のなのでということでしたが。
 周辺機器で、学生時代に九大の大型計算機センターの見学でみて、感動した
のが、富士通のMSS(Mass Storage System)。
 これ、大容量外部記憶装置なんですが、筒状の記憶媒体があって、筒(ボビ
ン)をいっぱい蜂の巣状に収めてあるんです。
 アクセスするときは、ゲームセンターのクレーンゲームを上から見ているみ
たいなもので、上下左右にボビンを引っ張り出すメカが動いて、ボビンを取り
出して、アクセスできるようにするんです。
 あれなんか、とってもアート、芸術、美を感じましたね。

 訳者の鴨澤眞夫さんともお話できたし、とってもうれP(死語)。
 なんか、鴨澤さんがおれをえらく持ち上げてくれるので、恐縮したよ。
 お前、そんなに体重軽いか?
 いやいや、そういう意味じゃないだろ。お前、ほんとに隠喩ってわかってな
いね。
 冗談冗談。
 とにかく、おれのことを持ち上げてくれるので、恐縮してしまいました。鴨
澤さん、とっても力持ち。\(^O^)/
 やっぱり、そっちかい。\(^O^)/

 鴨澤さんとの話でわかったこと。
 オライリーが出している電子工作やら生物実験やら、アレげな実験や制作、
すなわち、技術オタクがちょっとヘンテコなもの作ってみたりするMakeという
雑誌があって、これ、おれ、何かでオライリー・ジャパンのカタログをもらっ
たときに見て知りましたが、それも鴨澤さんがやってて、その中の電子工作を
実際に作って試している方も紹介していただきました。名前を失念、失礼。
 元はアメリカの雑誌だから、部品が日本で入手できなかったり、いろいろ日
米の事情の違いがあるので、単に訳すだけではなく、実際に作ってみて検証す
るんだそうです。大変だねえ。
 でも、コストがかかっても、そういう検証をちゃんとやるから、信頼感が出
てくるんですよね。これ、まだ、コンピュータやロボットにできないんです。
翻訳も単に訳すだけじゃ、知的作業じゃないもん。コンピュータにかなり侵食
される作業ですもん。
 何度かちょろちょろからんでいる、週刊ダイヤモンドの勝間和代の新・知的
生産術の特集の世界は、知的作業じゃないというのはそういう意味もあるわけ。
すでにか、いずれか、コンピュータやロボットで置き換え可能な世界のどこが
知的なんだと思うんだけどね。
 Makeは、日本では、第4巻まで出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112982/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 01 (大型本) 
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113180/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 02 (大型本) 
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113385/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 03 (大型本) 
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113601/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 04 (大型本) 
オライリー・ジャパン (編集)

 個人的には、第2巻の「生物をハックする」が気になりますね。

乳の詫び状(2008/03/18)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 道路の暴走
---
 週刊ダイヤモンド2008/03/22号の特集は、「「道路」の暴走。不採算路線の
拡大は止まらない!」です。
 道路特定財源が、でたらめに使われまくっている話がマスコミでいろいろ出
ますが、この特集でも詳しくやっています。
 ちょろっとテレビのニュースでみたことはあったが、ウィキペディアの文章
をコピペして、英語Wikipediaの文章は機械翻訳にかけてコピペして、そうや
って作った報告書に約1億円払っていたというのが、個人的には一番いい話で
した。\(^O^)/
 そして、暫定税率を維持する止めるといった次元でしかやってない国会やマ
スコミの議論に批判的な話も出てますね。

 櫻井よし子は、やっぱり恨み骨髄なんでしょう。案の定、猪瀬直樹叩きをや
っています。^^;
 この特集では、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/24/1677153
田原総一朗責任編集「オフレコ! Vol.4」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776204029/showshotcorne-22/
田原総一朗責任編集「オフレコ! Vol.4
で猪瀬直樹の論を、否定していますね。
 会計操作されて、猪瀬がまんまとだまされていると読める。
 でも、まだ闇は深そうで、どっちがほんとなんだという思いは残るが。

--- ここから ---
 でも、最近でも、道路公団ファミリー企業は焼け太りだという話も聞きます
よね。ほんとはどうなの? 猪瀬直樹のいう通りなんだろうか。どこか、ビジ
ネス誌が検証してくれないかな。「道路公団民営化の今」という特集で。定期
購読している週刊ダイヤモンドでやってくれると一番いいけど、週刊東洋経済
でも、週刊エコノミストでも、日経ビジネスでもいいです。月刊文藝春秋だと
猪瀬直樹に書かせそうなので、やっぱ、別の人がいいと思うんだけどね。
--- ここまで ---
ということで、やってくれた週刊ダイヤモンドありがとう。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
で、勝間和代の自分をグーグル化するという新・知的生産術の特集をやってい
たのを、こんなの知とは関係ない、こんなジャーリズムのないチョウチン記事
を特集にするなと批判して、定期購読止めようかと書いたが、とりあえず、撤
回。
 週刊ダイヤモンド、ありがとう。がんばってください。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その5
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/12/2733715
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その4
の続き。
 週刊ダイヤモンド2008/03/22号、ノーベル経済学賞受賞の経済学者ジョセフ・
E・スティグリッツ「スティグリッツ教授の真説・グローバル経済」は、「ダ
ボス会議に見たアメリカの不幸を喜ぶ途上国の姿」。
 FRBが異例なことに日曜日に緊急利下げ、大手証券会社が破綻しそうなど、
サブプライムローン問題の激震がますますひどくなっていますが、スティグリ
ッツ氏が、ダボス会議の様子を書いている。
 さんざん途上国を食い散らかしたり、説教してきた欧米の金融機関関係者が
面目を失っている様が描かれている。
 スティグリッツ氏が主張した、中央銀行も失敗したし、FRBのグリーンスパ
ン前議長が住宅バブルを煽ったことで、問題が深刻化したという話が、支持さ
れたそうだ。

 前回述べた野口悠紀雄との対比で違いがくっきり出たのがここから。
--- ここから ---
 中央銀行関係者の一人が「この問題は誰にも予測できなかったはずだ」と訴
えたが、それに心を動かされた聴衆はほとんどいなかった。それはおそらく、
そこに出席していた何人かの人間が、私と同じく、問題が差し迫っているとは
っきり警告していたからだろう。我々が間違っていたのは、銀行の融資慣行が
どれほどお粗末で、銀行が実際にはどれほど不透明であるかという点と、銀行
のリスク管理システムがどれほど不十分かという点を認識していなかったこと
だけだった。
--- ここまで ---

 金融万歳だと危ないと警告しつつ、銀行のでたらめを見抜けなかったことへ
の反省があるよね。野口氏とは全然違うね。学者としての実績の差はしょうが
ないけど、人間としての考え方も差が大きいね。

 日本の銀行のCEOだったら、行員、国民に謝罪し、自分の年金とボーナスを
辞退して、企業の失敗のせいで損害を受けた人びとにそれのカネが回るように
していただろう。それに加えて辞任していただろう
は、そこまで日本の銀行のCEOはするかなと思ったけれど、欧米の問題金融機
関の幹部たちは、この期におよんで、どれだけ巨額のボーナスを奪って逃げる
かの話になってるらしいですね。

 なお、週刊ダイヤモンドのこの連載、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/06/2605257
Re: 毒ギョーザ問題
でも紹介したけど、これまでの分は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
としてまとまっています。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数日、いません
---
 明日、あ、もう今日だ。数日、お留守で〜〜〜〜〜す♪
 よろぴく〜〜〜\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 浅井さん、ご登場だ\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/12/2733688
九分九厘をもって半ばとする? 大丈夫か三菱東京UFJのシステム統合(^^;
で、ITmediaの浅井さんに呼びかけたら、ご当人がご登場。
 恐山のイタコか、おれは。霊能力者ゼロの面目が躍如してニクコケをポケな
さいだな。
 浅井さん、ほんとにお懐かしい。返事が遅くなってすみません。

 九分九厘以外で、最近、気づいたのでは、鶏口牛後が日本で誤用されて鶏頭
牛後、あるいは鶏頭牛尾という四字熟語があるそうです。ぐぐってみてくださ
い。

 さて、浅井さんが元気そうでなにより。
 最近、肉親、知人、友人がどんどん死んでいなくなってるから。
 ということで、浅井さんはお元気と。ちゃんと記録しておけよ。
 えーっと、浅井英二さんは行方不明。死亡か?
 ちょっと待て。ちゃんと浅井さん本人からコメントがついただろう。
 えっ、コメントしてくれたのは、e-あさいさんですよ。別人でしょ。
 お前は、消えた年金問題か。こんな名寄せもできないのか。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/03/17)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コンパイラ本
---
 日本では珍しいことに、昨年、コンパイラの入門書が出ていたんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627817215/showshotcorne-22/
はじめてのコンパイラ - 原理と実践 (単行本(ソフトカバー)) 
宮本 衛市 (著)
 200ページ足らずの本で、目次をみましたが、ポイントは押さえてあるよう
ですね。
 これまでコンパイラ本に言及したことが何度かあって、ざっと調べたら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/13/1851600
Re: The LLVM Compiler Infrastructure 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
くらいですね。
 これまで言及してないコンパイラ本で、ぼくが個人的に好きのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432002382X/showshotcorne-22/
コンパイラの理論と実現 (計算機科学・ソフトウェア技術講座) (単行本) 
疋田 輝雄 (著), 石畑 清 (著)
です。これコンパクトなのがいい。簡潔にして明瞭。
 25年くらい前、25, 6歳のときかな。ソフトウェア技術者協会関係だったか、
石畑先生が、言語理論やyacc/lexの使い方などを各社の若手に教えるセミナー
があって、言語理論自体は習っていたことだしと思っていたけど、yacc/lexが
実際に動くのをみたのは初めて。\(^O^)/
 あれ、九大のPDP-11で動かしたっけ? 記憶がない。
 とにかく驚いたのは、石畑さん、ちょっとやってみましょうなどといいつつ、
viでいきなり、lexのコードを書き始めて、すぐyaccのコードも書き始めて、
えーっと、あれ? こうかな、あ、ここがエラーか、ふむふむなどちって、5 
分くらいで、小さな言語のコンパイラ、より正確には構文解析部を作ってみせ
てくれたこと。
 自分では、手で再帰下降型のしか書いたことなかったから、驚いたし、石畑
さんのキーボードさばきの速さにも驚いた。
 なお、当時は、まだ、ターミナルは1200bpsが高速だった時代です。VAX-11
にVT-100でアクセスできるのは夢のような世界だった時代です。

 どでかい本では、ドラゴンブックは、翻訳が出るなら待てばいいんだけど、
待てない人は、原書でしょうね。1000ページあるから大変だけどね。^^;
 日本の第一人者の中田先生の本も
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274130134/showshotcorne-22/
中田育男著「コンパイラ 新コンピュータサイエンス講座」(オーム社) 
は、入門的なものでページ数も少ないけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254121393/showshotcorne-22/
中田育男著「コンパイラの構成と最適化」(朝倉書店)
は、みっちりです。
 これについては、前述
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
をどうぞ。

2009/11/23 追記:
 中田育男先生の「コンパイラの構成と最適化 第2版」が出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254121776/showshotcorne-22/
コンパイラの構成と最適化 (単行本) 
中田 育男 (著)
 詳しくは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/23/4714067
中田育男著「コンパイラの構成と最適化 第2版」、タイガーブックも
をどうぞ。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761890
平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
に、筒井康隆大辞典の平石さんから頂戴したコメントにコメントしたもの。

===
標題: 銀河最強コンビ
---
>この「筒井さん=山下さん=平岡さん」というラインが最強ですね。
 いえいえ、銀河最強コンビもいます。
 かつて
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658941
高校生のための文章読本
の最後に書いたこと。
--- ここから ---
後に、銀河一の筒井康隆研究家である平石さん、尾川さんと実際に知り合え 
たのも、我が人生の大きな喜び。このお二人も、また、とんでもないんです。\(^O^)/ 
 筋金入りの筒井ファンとはどういうことなのか、思い知らされましたもんね。
 あきれるよ、ほんと。
--- ここまで ---

 「筋金入りの筒井ファンとはどういう「人」なのか」ではなく、「筋金入り
の筒井ファンとはどういう「こと」なのか」と書いているところに注目。
 名前が多すぎるので井上さんにしますが(すみません)、井上さんの、#19557
「標題: ごはんこぼすちゃわんわった です」や#19579「標題: バッタリ倒れ
た部分について」じゃないけれど、速読じゃ、見落とすようなこういうところ
をちゃんと読み込むところが、「読む」ということ。
 ぼくにとって、平石さん、尾川さんの銀河最強コンビは、人ではなく、人知
を超えた現象です。\(^O^)/

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706855
Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
の流れから、
http://moura.jp/scoop-e/seigen/pdf/20061130/sg061130_jazz.pdf
平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
というのを見つけました。
 この中に、
三遊亭圓生「百川」と山下洋輔ニューヨーク・トリオ「四神剣」
を見つけました。
 日米和親条約百五十周年の史実を演奏したのが、山下洋輔ニューヨーク・ト
リオの「四神剣」だという、相変わらず、脳みそがぶっ飛ぶものすごい読み筋。\(^O^)/
http://moura.jp/scoop-e/seigen/downloads/index.html
に行くと、他にも平岡さんの文章があります。

 以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/07/690490
伸びない典型
で、このように書きました。
--- ここから ---
 おれの場合、最初に「読む」とは何かを思い知らされたのは、高校か大学に
入ったころに読んだ、山下洋輔さんが書いた筒井康隆作品の解説。アフリカ人
の歩くリズムがどうのこうのという、あれ。森羅万象をジャズとして読んでし
まう洋輔さんの世界に初めて触れてのけぞった。えっ、そういう読み筋があっ
たのかと、脳みそ、バーン\(^O^)/ 
 トドメを刺されたのが、平岡正明さんの「筒井康隆はこう読め」のシリーズ。
平岡さんの読み筋は、ぶっ飛びまくり。 
 「この作品はね、この辺から穴を掘ると面白いんだよね」といわれてついて
いったら、出たところが地球の裏側ブラジルだったみたいな、面白さ。
 それまで、いっぱしの筒井読みのつもりだったが、いかに思い上がっていた
か、井の中の蛙だったか、このお二人には、こてんぱんにやられましたね。あ
のとき、初めて「読む」ことの面白さ、怖さを実感しましたね。
--- ここまで ---

 ぼくにとって、筒井康隆さんは、もちろん大恩人ですが、山下洋輔さん、平
岡正明さんのお二人も大恩人です。
 若いときにこのお三方から、脳みそぐちゃぐちゃにかき混ぜられたのは、ほ
んとによかったと思います。
 こんな人間になっちゃいましたけど。(^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 野口悠紀雄のトンデモIT論その3
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
に続く、第3弾。
「野口悠紀雄のトンデモIT論その2」自体の続きは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2

 まず、「野口悠紀雄のトンデモIT論その2」の補足。
--- ここから ---
 さらにいえば、野口悠紀雄は、携帯電話にもJavaが入っていることを知らな
いのか。家電やら組み込み系にもJavaが入ってたりするんだよね。全世界で何
10億台という規模でJavaは動いている。
--- ここまで ---
について。
 この前、テレビ東京のWBS土曜日版を途中からみてたら、Rubyのまつもとさ
んとか出てたけど、Javaは、世界で600万人の開発者が使っていて、PCで55億
台、携帯電話で18億台に普及しているといってたよ。
 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/10/2554830
はじめてのJavaFX その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777513076/showshotcorne-22/
清水美樹著「はじめてのJavaFX―最新スクリトプト言語の基礎を徹底解説!」
のJavaFXが、Blu-rayで使われる可能性があるのね。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20369054,00.htm
Javaの生みの親が語る「Blu-ray勝利の意味」
をどうぞ。
 以上で、補足終わり。

 ITのこと、技術のことは書かないほうがいいと思っている野口悠紀雄が、週
刊ダイヤモンド2008/03/22日号の連載「超整理日記」で、NGNについて書いて
いる。やっぱり、変。
 過去の週刊ダイヤモンドでの超整理日記には、もっとひどいのがいくつかあ
るんだけど、それはまたいつか。いつの日になるのか。^^;
 優先度低いから書く番になかなかならない。たまたま今週号がNGNだったら、
ツッコミ入れてみます。^^;

 野口氏の認識は、NGNが独占的な巨大通信キャリアがやろうとしているクロ
ーズドなネットワークで、独占的な巨大企業がやることなので、自由で競争的
なインターネットのよさが殺されるという認識のようだ。
 「ようだ」と書くのは、野口氏自身がよくわかってないので、視点がボケて
いるから。
 あー、別のこと、思い出した。野口氏が独占を危惧する人間だったとは。^^;
 それはまた別の機会に書くとして、つい、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727859
マルチプレフィックス
で、草野さんが教えてくれたように、大体、NTTのNGNに限っても、グローバル
なIPv6とNTT NGNは併用できますよね。いま、ちょっと面倒な過渡期というこ
とで。
 いまのインターネットが電車の普通車とすれば、NGNは新幹線ってことでし
ょ。もっとお金を払ってくれれば、いい品質のネットワークとサービスがある
よと。でも、実際は
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617277
宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210790/showshotcorne-22/
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
によれば、普通車と新幹線の違いが打ち出せないので、困っていると。\(^O^)/
 上記エントリを読んで思ったけど、Kenjiさん、コメントくれてたんだね。
おれもコメント返しているし。それなのに、前記「マルチプレフィックス」で
は、Kenji、元気でなによりなんて、相当、連絡も取ってない感じで書いてる。
1ヵ月前のことすらもう忘れているんだね。恐ろしい、恐ろしい。さすが、3
歩歩くと忘れる鶏頭。鶏には悪いが。
 「鶏頭となるも牛後となるなかれ」ですね。
 おい、諺、間違ってる。\(^O^)/
 えっ?
 「鶏口となるも牛後となるなかれ」だよ。
 はうあ!! ^^;

 前記「マルチプレフィックス」で、Kenjiさんが教えてくれた
http://www.rbbtoday.com/news/20070319/39788.html
【特集・NGN】KDDIに聞くNGN――「NGNは“次世代インターネット”ではない」
でも、
「NGNは“次世代インターネット”ではありません。NGNができたからといって、
インターネットが影響を受けるという話では全くないのです」
とあって、誤解が蔓延しているという話で出ているが、野口氏も同じ誤解をし
ているみたいに思える。
 影響は受けるとしても、おかしな話はほかにもある。
 次世代ネットワークによる統合サービスにはNGN以外もあってという例で、
アメリカではIMS(IP Multimedia Subsystem)で統合を進めていて、「NGNはほ
とんど問題にされていない」と書いている。
 えっ、IMSはNGNの中核技術の1つじゃないの?
 上記、KDDIの話でも、「IMS/MMD(Multimedia Domain)はコンポートネント
化され」と、KDDIのNGNであるウルトラ3G構想では、NGNの部品だし、
http://en.wikipedia.org/wiki/Next_Generation_Networking
でも、
The IP Multimedia Subsystem (IMS) is a standardised NGN architecture 
for an Internet media-services capability defined by the European 
Telecommunications Standards Institute (ETSI) and the 3rd Generation 
Partnership Project (3GPP).
とあって、標準アーキテクチャだし、日本語のWikipediaでも、
http://ja.wikipedia.org/wiki/Next_Generation_Network
に、
第三世代携帯電話に関する標準化団体である3GPP(Third Generation 
Partnership Project)規定のIMS(IP Multimedia Subsystem)を基本構造として
使用する。
とあるし、そのものズバリ、
http://wbb.forum.impressrd.jp/feature/20060720/165
連載:NGNの核となるIMS (1)
という連載もある。この連載、(1)から(8)まであります。
 IMSについて語ることは、NGNを語ることにもなるよね。野口氏は、木を見て
森を見てないのか。

 かつての日本のキャプテンシステムとフランスのミニテルは失敗した。なぜ
なら、クローズドなネットワークだったからという論を述べているが、キャプ
テンは普及しなかったけど、ミニテルは当時世界中がああなればいいとうらや
むようなサービス基盤を作り、日常生活に深く溶け込んだんですよ。それのど
こが失敗なのか。
 結局、ミニテルは「オープンなネットワークであるインターネットに太刀打
ちできず、97年にはミニテルを発展的にインターネットへ統合し、廃止するこ
とが決められた」というが、たとえば、ASAHIネットだって、かつてのパソコ
ン通信(BBS)のサービスを受けるには、特定アクセスポイントに電話をかけて
アクセスするクローズドな世界だったけど、インターネットの普及に合わせて、
パソコン通信部分(BBS)は、telnetでもウェブでもアクセスできるようにして
いるし、もう止めちゃったかもしれないけど、インターネットニュースのNNTP
でもアクセスできたよね。おれはいまでもtelnetアクセスだけどね。^^;
 ミニテルのインターネットへの発展的統合というのは、そういうことでしょ
う。それのどこが失敗なんだ。
 サービスの話と足回りのネットワークの話がごっちゃになってるようにも思
えるし、なんか、野口氏はさっぱりわかってないように思える。
 サービスからみればインターネットは手下。インターネットからみればサー
ビスは手下。そういう相互再帰、コルーチン的な構造になってるだけでしょ。
 野口悠紀雄には、相互再帰、コルーチンの概念は、難しいのか。\(^O^)/

 そんなこんなの話の締めくくりが、iPodに代表される水平分業論。それもナ
イーブな奴。これじゃ、説得力ゼロ。

 とにかく、野口さん、いいこともいろいろ書いてるんだから、これ以上、晩
節を汚さないためにも、技術のことは書かないほうがいいよ。
 このままじゃ、どんどん大前研一化していくね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2748523
大前研一、スラドJでも突っ込まれてる
で書いた危惧が現実になっちゃうかも。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論その2 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論

ASAHIネットのjouwa/salonから。

さらに
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741912
Re: 緊急連載 食の未来は大丈夫か?
の続き。

===
標題: Re: 緊急連載 食の未来は大丈夫か?
---
> それなら、高層ビルの中でも栽培できるような技術を作って、都会や少ない
>土地でたくさん作れる方法のほうがいいのかな。

 これからはポールなどを使った縦の栽培も普及して行くんじゃないか
な。肥料の配合をうまくやれば効率よく栽培ができるし、確立はしてい
ないけど開発はされている。この手法、わし10年以上前から考えてたん
だけど漸く出て来たって感じ。今は野菜などが効率良く養分を吸収すべ
く磁気を利用できないかと考えてる。

 エネルギーはやはり、無料の資源で国内どこでも入手できる太陽光を
活用する方法を促進した方がいいと思う。原油=全面他国依存ばかりで
は現状を抜け出せない。エタノールも原料に限界があるやろし。現在、
太陽光や風力の活用が一番進歩しているのはドイツなんだろうか。

                              穂高

===
標題: Re: 緊急連載 食の未来は大丈夫か?
---
 アメリカは、本気で太陽エネルギー利用に乗り出すかもしれません。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013LOIDA/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2008年 04月号 [雑誌] (雑誌)
には、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_036.html
「化石燃料から太陽エネルギーへ 米国の大転換構想」
K. ツヴァイベル(プライムスター・ソーラー社)/J. メーソン(ソーラーエ
ネルギー・キャンペーン)/V. フセナキス(国立ブルックヘブン研究所)
という記事があります。
 これ、ホラ話にしか思えないような大構想なんですけど、アメリカはもしや
るとなったらやるでしょうね、これくらいのこと。
 どういう構想かというと、アメリカの南西部8万平方kmにびっしり太陽電池
モジュールを敷き詰めて、エネルギー自給率100%を目指すという計画。
 太陽電池のほか、圧縮空気エネルギー貯蓄システムで蓄電、大規模集光型太
陽熱発電所を建設、直流送電線で全米にソーラー電力供給といったアイデア。
 これを段階的にやっていって2050年までにエネルギー自給率100%を目指すそ
うです。ロードマップも載ってます。
 これをやるには、2011年から2050年までに4200億ドルかかると試算されてい
るけれど、年間支出は農産物の価格支持制度(要は海外の安い農産物に対抗す
るための補助金)よりは安いと。
 この記事に出ていますが、ドイツでは圧縮空気エネルギー貯蓄システムは、
安定的に稼動しているそうです。

乳の詫び状(2008/03/16)

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビー、三洋電機が悲願の初日本一
---
 ラグビー日本選手権。三洋電機対サントリー。40−18で三洋電機完勝、
サントリー完敗でした。
 強気で傲慢でさえあるサントリー清宮監督も、完敗と一言。
 三洋電機は、前半から着々とリードを広げ、後半も着々と突き放し、サント
リーはほとんどなすすべなかったですね。
 前半最後にPGが決まって、17-11に追いすがったときは後半の逆転を期待
したんですが。
 やはり、この前の東芝との府中ダービーで、FWの中心で運動量が多い佐々木
がケガ。そして、身長197cmで、ラインアウトの中心であるサイモン・メイリ
ングが練習中にケガ。この二人を欠いたせいか、しばしばサントリーは密集で
ターンオーバーされ、守備もほころんでいました。
 そして、三洋電機の司令塔元オールブラックス(ニュージーランド代表)のト
ニー・ブラウンの芸術的なキックと攻撃でも守備でもどこにでも顔を出す圧倒
的な仕事量。
 サントリーは、前半からスクラム・ハーフをベテランの田中に代えて、リズ
ムを変化させて一時は盛り返したんですけどね。
 三洋電機の宮本監督は、男泣きでしたね。
 ぼくも思い出すのは、かつて神戸製鋼との決勝で、あとワンプレイしのげば
三洋電機悲願の初優勝だったのに、ロスタイムのラスト・ワンプレイで、イア
ン・ウィリアムスの独走大逆転トライで涙をのんだ試合。当時の宮地監督の呆
然とした顔。
 宮地さんも今日は感無量でしょう。
 慶応大学の黄金期を築いた元監督でスポーツニュースのキャスターもやって
た上田昭夫さんのブログがありますね。その中で、宮地さんの話がありますね。
http://wwwx.fujitv.co.jp/zoo/blog/index.jsp?cid=199&tid=350
「ミスター三洋ラグビー」とは
 今日もテレビ神奈川(tvk)の中継の解説は、上田さんでした。
 中継の解説といえば、NHKは、前東芝監督の薫田さんと元ヤマハというか元
々東芝府中の村田さんでした。村田さん、今度は、7人制ラグビー日本代表監
督になるんですね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2598322
名スクラムハーフ、村田亙選手引退セレモニー

 薫田さんは、日本ラグビー協会のコーチングディレクターに就任しましたが、
出身地の岐阜の高校生を指導したりもしているんですね。
http://www.gifu-np.co.jp/news/sports/20080115/200801150908_499.shtml
岐阜国体へ県高校ラグビー強化 薫田監督が指導

 三洋電機、ラグビー部創部以来約50年にしての初優勝。おめでとうございま
す。
 それにしても、日本選手権は、東芝が連覇して今年はサントリーが日本一と
思ったのに、我が府中市は、久々に栄冠を逃しました。
 サントリーはトップリーグ優勝ですけど、やっぱり日本選手権もとってほし
かったね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: データフロー変数(論理変数)
---
 Oz/Mozartのデータフロー変数(論理変数)に注目している人がいますね。
http://d.hatena.ne.jp/mzp/20080229/mozart
Mozartのデータフロー変数すげぇ
http://d.hatena.ne.jp/mzp/20080120/dataflow
データフロー変数

 特に後者がすごい。ふーん、面白い。じゃ、OCamlを改造してみようと30分
で作ってるんだもんね。\(^O^)/
 camlp4ってのが、パーサ? その4パス目?^^;
 みずぴーさんって、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879026
中山茂著「Fortress言語」、OCaml-Nagoya著「入門OCaml」
で、ちょっと紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839923116/showshotcorne-22/
OCaml-Nagoya著「入門OCaml プログラミング基礎と実践理解」
を書いた人たちの一人なのね。
 さすが、ソッコーでパーサに手を入れて作っちゃうところなんか、すごいな
あ。
 元気よすぎ。\(^O^)/
 日本のソフトウェアの未来は安泰です。\(^O^)/

 ちなみに、CTM/CTMCP/ガウディ本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
では、データフロー変数と呼んでいますが、並列・並行論理型言語の研究のほ
うでは、論理変数というのがフツーですね。
http://www.ueda.info.waseda.ac.jp/~n-kato/clp/clp.html
並行論理プログラミングとは
 あと、
http://ja.wikipedia.org/wiki/Future
http://ja.wikipedia.org/wiki/Oz_(プログラミング言語)
http://en.wikipedia.org/wiki/MultiLisp
もどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/15/2750925
エコなの?
の続き。

標題: Re: エコなの?
---
>  杉並区が、レジ袋を有料化する条例を可決だそうだが、これ、エコになって
> るの?
>  そもそもレジ袋って、原油を精製するとき出る廃物利用で作られていて、す
> ごく安く作れるし、廃物利用だし、資源を無駄にしない立派なものという説明
> も聞いたことがあるけど。
>  ひょっとして、レジ袋をやめてマイバックにしようというのは、
> http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558286
> マイ箸は環境保護になっているのか
> http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559580
> Re: マイ箸は環境保護になっているのか
> で話題にしたように、実は環境保護どころ廃物の有効利用をだめにするんじゃ
> ないの?

 現在の割り箸は、10年ほど前とは違って、その生産拠点のほとんどが中国で
す。中国は必ずしも森林国家というわけではありませんから、日本で生産してい
たような簡抜材の有効利用というわけではありません。東南アジアでの割り箸生
産なども同様です。
 コストの低廉を求め続けた結果、環境破壊を輸出している、という側面がある
わけで、それを封じるにはマイ箸というのはひとつの方法ですが、それとは逆に
国産の割り箸を使うことで、簡抜材の伐採などの費用もできて、山林の保全にも
役立つので、割り箸を国産に変えて、多少高くてもそちらを使う、という考え方
もあります。そこが厄介な「現実」なんですね。

>  それから、最近、JRがエコ出張といって、新幹線はCO2排出量が少ない乗り
> 物で地球に優しい、環境保護を考えるなら飛行機じゃなくて新幹線で出張しよ
> うという宣伝をやってましたよね。
>  あれ、正しいんですか?
>  新幹線を通すためにやった線路敷設工事やらトンネル工事やら橋を架ける工
> 事やらその他もろもろを含めると、飛行機より環境に悪いんじゃないかって話
> があったような。

 これは原発に似た話です。原発はエネルギーが有効に取り出せるし、安定して
クリーンで低廉な持続的エネルギーだと言う話でした。ところが、建設コストや
ら、地元対策費、保守点検の費用などを含めると、実際にはそれほど安くなって
いないことが分かっています。特に原発を建設する地方自治体へ落ちる金額は大
きく、それが結局電気料金に上乗せされている、ということですから。

 でも、現在の関空とかセントレアだっけ、あんなものを作るコストを考えると、
確かに使用エネルギーの積算が明白でないだけに、何でもアリで言えるもんなぁ。
これ、道路のコスト計算でも同様で、利用見積もりなんざぁいかにいい加減だっ
たか、という道路が日本中のそこかしこに・・・。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: エコなの?
---
 結局、環境保護派も反対派も、環境問題は、一番政治的に利用しやすく、利
権化しやすいということだと思います。
 科学的にも社会的にも複雑な話だから、マスコミ大衆は深いことは知ろうと
もしないから、あとは情報操作の巧拙ですよね。
 ブッシュ政権みたいに自分らの思惑に逆らうような科学的な研究には、国家
の研究予算をつけないように画策したりなどいろいろありますからね。

 話は変わりますが、最近、日本の捕鯨船にも攻撃をしかけて、日本でも注目
されるようになった、環境テロリストともいわれるシー・シェパード。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シー・シェパード

 まるで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/17/180279
マイクル・クライトン「恐怖の存在」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/21/184445
Re: マイクル・クライトン「恐怖の存在」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086688/showshotcorne-22/
恐怖の存在 (上) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086696/showshotcorne-22/
恐怖の存在 (下)
を地で行く連中ですね。^^;
 東京湾で、漁船を沈没させて乗組員親子を殺したイージス艦「あたご」が出
動して、シー・シェバードの船にハープーン・ミサイルを撃ったらどうなるん
でしょうか。\(^O^)/
 ハープーンは銛のことだから、捕鯨にぴったりだと思うんだけど。^^;

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2748523
大前研一、スラドJでも突っ込まれてる
の続き。

===
標題: Re: 大前研一、スラドJでも突っ込まれてる
---
すっかり「面白いことをいうおじさん」になっちゃったのか
なあ。面白いおじさんに天下国家を語らせるってのは、日曜
朝の政治番組みたいなもんなわけだな。
首相を辞めた後の宮澤喜一さんは好きだったなあ。日本の新
聞には興味も示さず、もっぱら読むのは英字新聞。自分の派
閥が分裂しても、なんかどーでもいいような、無関心という
か。それを引き継ごうとした加藤紘一の悲劇だよね。
日経BP社もコンテンツを充実したい(あわよくば日経依存体
制を薄めたい)あまりに、なんでもかんでも掲載している感
があるし。今度は日経本体も日経ヴェリタスなんて媒体も発
行するみたいだけど、媒体を増やせば広告スペースも増える
という考え方は20世紀に置いてきて欲しかったなあ。日経本
紙も一行十五文字の視力検査のような小さい文字の頃が好き
だったなあ。

--
つばめどん

===
標題: Re: 大前研一、スラドJでも突っ込まれてる
---
>首相を辞めた後の宮澤喜一さんは好きだったなあ。

 たまごっちのブームのときだったかな。なんか、子供のおもちゃ。
 お孫さんから頼まれたといって、そのおもちゃを買うのに、原宿のキディラ
ンドに一般人と一緒に並んでました。
 元首相が!\(^O^)/

>今度は日経本体も日経ヴェリタスなんて媒体も発行するみたいだけど、媒体
を増やせば広告スペースも増える

 日経ヴェリタスは、日経金融新聞の衣替えみたいですけど。
 ネット連動などということをやって広告主を集めるには、日経金融新聞とそ
の名前は、古臭いイメージがつきまとっていて、それを捨てて心機一転という
ことなのでは。

中村(show)

乳の詫び状(2008/03/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 明日の将棋NHK杯決勝
---
 明日の将棋NHK杯決勝は、生放送なんですね。
 だから、教育テレビで10時から12時じゃなくて、14時まであります。
 危ない、危ない。いままでと同じ録画設定だったら、出かけて帰ってきたら、
肝心なところがない!になるところだった。
佐藤 康光 NHK杯 VS 鈴木 大介 八段
解説者:森内 俊之 名人
です。
 佐藤さんが後手になったら、最近話題の2手目3二飛車の超新手を出したり
して。
 ないか。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンスその2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/03/2542866
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
で、買ってないけど、これはすごくいい本ではないかと直感した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490401300X/showshotcorne-22/
Tim Bell/Ian H.Witten/Mike Fellows著, Matt Powellイラスト, 正田良、鎌
田敏之、紅林秀治訳、兼宗進監訳「コンピュータを使わない情報教育 アンプ
ラグドコンピュータサイエンス

 実際に買ってきて、通読しました。素晴らしい。
 また、内容紹介のページを紹介しておきます。
http://www.etext.jp/unplugged.html
です。
 「学習1 点を数える(2進数)」の話も、カードを使って子供たちに数を
作らせることで、非常に素直に入っていけるでしょう。
 「学習2 色を数で表す(画像表現)」では、自分がファックスになってや
らせるのね。これ、楽しそう。
 「学習4 カード交換の手品(エラー検出とエラー訂正)」は、簡単な手品
でパリティビット、チェックディジット、チェックサムのことがわかる。
 「学習5 20の扉(情報理論)」は、決定木とエントロピーの話だ。
 「学習6 戦艦(探索アルゴリズム)」は、線形探索、2分探索、ハッシュ
で戦艦を当てるゲームをやって、アルゴリズムの優劣が体でわかるようになっ
てる。\(^O^)/
 もっと体でわかるのが、
 「学習8 時間内に仕事を終えろ(並び替えネットワーク)」。これね、並
列分散処理の話。ネットワークの図を地面に書いて、決められたルールで生徒
が実際に図の上を動くことで、数字がちゃんとソートできることをわからせる
もの。
 こういう風に、身体性を使うと興味も続くし、理解も深まるし、なかなか忘
れないよね。入門段階は、座学で、読んで理解するだけじゃ、だめ。読んでも
実は理解できてないことが多いもんね。自分で頭だけじゃなくて、手や体を使
わないと染み込まないもんね。
 「学習10 みかんゲーム(ネットワークにおけるルーティングとデッドロ
ック)」のみかんゲームもいいね。パケットのルーティングとデッドロックが
体で体験できる。\(^O^)/

 どの学習も、教材をどう作り、どう指導していけばいいかが書いてあります
し、コピーして教材として使えるページも用意してあります。
 身近な素材で教材を作り、コンピュータなしでコンピュータサイエンスの多
くの話題を体験的に学習させる。鮮やかです。
 小学生からできる教材だけど、この前も書いたが、これ、大学の情報処理教
育の入門でも十分でしょう。
 本書を、心から推薦します。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: エコなの?
---
 杉並区が、レジ袋を有料化する条例を可決だそうだが、これ、エコになって
るの?
 そもそもレジ袋って、原油を精製するとき出る廃物利用で作られていて、す
ごく安く作れるし、廃物利用だし、資源を無駄にしない立派なものという説明
も聞いたことがあるけど。
 ひょっとして、レジ袋をやめてマイバックにしようというのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558286
マイ箸は環境保護になっているのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559580
Re: マイ箸は環境保護になっているのか
で話題にしたように、実は環境保護どころ廃物の有効利用をだめにするんじゃ
ないの?
 どっちが正しいの?

 それから、最近、JRがエコ出張といって、新幹線はCO2排出量が少ない乗り
物で地球に優しい、環境保護を考えるなら飛行機じゃなくて新幹線で出張しよ
うという宣伝をやってましたよね。
 あれ、正しいんですか?
 新幹線を通すためにやった線路敷設工事やらトンネル工事やら橋を架ける工
事やらその他もろもろを含めると、飛行機より環境に悪いんじゃないかって話
があったような。
 飛行機も空港を作るのに埋め立てたり、そこへのアクセス道路を作ったり、
いろいろあるから、どっちがどっちなのか、さっぱりわからん。
 ばかー。そんなときは、でかい声で言ったもん勝ち。広告屋、マーケ屋(マ
ーケティング屋)に金を払えば、バカな大衆の情報操作なんて簡単なんだから。\(^O^)/
 JRのエコ出張、そういうことなの?

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
で話題沸騰だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862481221/showshotcorne-22/
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
が売れるはずですわ。

乳の詫び状(2008/03/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 大前研一、スラドJでも突っ込まれてる
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741930
そりゃ三歳児にはわからない
と示し合わせたわけじゃないのに、大前研一は、スラドJでもいじられてます
ね。^^;
http://slashdot.jp/hardware/08/03/14/0655215.shtml
ブルーレイすら消え行く運命と大前研一氏が論評?
をどうぞ。
 ま、すぐには消えないと思うけどね。
 おれみたいに、音楽もダウンロード販売では買わず、CDも紙ジャケ仕様(昔
のレコードのミニチュア復刻版になっているCD)があると、喜んで買っちゃう
奴や、DVDボックスでおまけ付きみたいなものを買っちゃう奴がいる限り。そ
の層は、あと10年は有力購買層として存在しているんじゃないかな。
 鑑賞できればいいといって、音楽や映画のデジタルデータを求めているんじ
ゃないもんね。
 なんというか、たとえバンバーガーを食うにしても、マクドナルドよりはモ
スバーガー、いや、それじゃほぼ同じか。ファストフード店よりレストランや
ホテルのレストランで店の雰囲気やらも含めて味わいたいという感じかな。

 大前研一、やっぱ、ちょうどいいキャラなんだろうねえ。偉そうにいって頭
よさそうにみえて、けっこうバカだからな。
 お前も一緒だろ。
 はうあ!!
 野口悠紀雄がそうなるのも、時間の問題?(爆)
 いや、野口さんは、もっとまともな感じがするよ。ときどき大ボケかまして
くれるけど。^^;
 それ、お前にゃ、言われたくないね。
 はうあ!!

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミング言語の罠と味噌
---
 出来の悪い人が出来の悪い言語で出来の悪いソフトを作るという悪循環。
 出来のいい人が出来のいい言語で出来のいいソフトを作るという好循環。

 世の中、はっきり分かれてきている。これも格差社会?

 出来の悪い言語は、とっつきやすいから、出来の悪い人でも手を出しやすい。
そこが罠。
 出来のいい言語は、とっつきにくいから、出来のいい人しか手を出さない。
そこが味噌。

 出来の悪い人でもとっつきやすい出来のいい言語というのがなかなかない。
 とっつきのよしあしは、しがらみのなさや吸収力に関係する。若ければ、し
がらみもなく吸収力があるだろうけど。^^;

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1041912
バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック
でも書いた
--- ここから ---
 とにかく、プログラミングってね。こういうハードウェアの命令レベルに近
いところと、LispやProlog、最近の流行りでいえば、HaskellやCleanなどの関
数型言語のように抽象度の高いところを学べば、あとはなんとでもなるのよ。
 
 ほかの、CやC++やJavaやJavaScriptやPerlやRubyやPythonなんて、全部、そ
の中間だからね。 
 慶応大学教授かつLispハッカーの故中西正和先生の持論は、「プログラミン
グの最初にアセンブラとLispを教えるべし」でした。BASICとかそんなのでプ
ログラミング入門をして、変な癖がつく前に、アセンブラとLispだけやれば、
あとはなんとでもなるということ。
--- ここまで ---
を、ひしひしと感じる今日この頃です。^^;

http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/30/58463
Outlook Expressでメールが消える
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/07/65944
プログラミング言語で考える「小泉改革とは何か」
でも、同じこと言ってますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 『マス・フォア・インダストリ』のご案内
---
 おれがちょっと30年前に戻って数学の勉強を始めたら(まだ微積分の初歩)、
すぐ、こういう案内メールが来るようになって、情報省の手配のよさにはびっ
くり。\(^O^)/
 平日で行けそうにないし、おれの数学力では聴いても全然わからんだろうけ
ど、『次世代スーパーコンピューターにかける夢』は聴いてみたい。
 『データ分析のビジネス最適化への応用』『金融機関における数理ファイナ
ンスの応用』も聴いてみたい気がするが、タイトルで一番気になったのは、
『モンテカルロ法と「次元の呪い」』。
 「次元の呪い」ってなんだろう。
 ルパン3世?\(^O^)/
 時空操作小説、あるいは量子力学におけるエヴェレットの多世界解釈操作小
説としておれは読んだ筒井さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (文庫) 
筒井 康隆 (著)
に関係あるんだろうか。\(^O^)/
 あ、単行本はもう品切れなのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145242/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (単行本) 
筒井 康隆 (著)
 ええ、どうしよう。おれ、単行本を買ったはずなのに、邪眼鳥よろしく亡霊
化していなくなって、文庫を買ったんだけど、これも亡霊化していなくなって、
倉敷の親戚の葬儀に出席するために家を出る直前にまた出現して、なるほど、
冒頭の葬式のシーンからの連想でこいつ実体化したなと思って、それをもって
葬儀に行きました。
 おれの読み筋では、邪眼鳥は、新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本) 
筒井 康隆 (著)
を読み解くには、非常に重要。っていうか、邪眼鳥を読み直したことで、筒井
時空論解読の鍵を発見できたのである。\(^O^)/
 あ、アホなことを書いている場合ではない。『マス・フォア・インダストリ』
の案内をどうぞ。

--- ここから ---
 
     九州大学産業技術数理コンソーシアム第0回フォーラム
        『マス・フォア・インダストリ』のご案内
   
   http://staff.math.kyushu-u.ac.jp/board/view3.php?B_Code=640

 拝啓 早春の候 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、九州大学大学院数理学研究院におきましては、2007年4月に学内共同利用
 施設「九州大学産業技術数理研究センター」を立ち上げるなど、数学と諸分野
 (とくに産業界)との融合研究の展開をはかっているところです。

  この活動の一環として、下記のように、企業研究者を交えた標記ワークショッ
 プを開催いたしますのでご案内申し上げます。今回は、計算機・情報等にかかわ
 る産業技術数理を主体としたプログラムです。今後はさらに、メーカーにおける
 数理等をテーマにしたワークショップを開催する計画です。ワークショップで
 は、企業等の研究所と大学関係双方の研究者から先端的研究の話題を提供してい
 ただき、活発な質疑応答や研究討論を通じて、数学の産官学連携を実質化する方
 策を探ることを目的とします。各講演にはモデレーターを指名し、講演者と聴衆
 が活発にコミュニケーションをとれるようリードしてもらいます。充実した高い
 水準の研究内容に触れることが主眼ですが、ワークショップ自体は大学院生を含
 む大学関係者や一般の企業関係者に広く開かれたものです。

  なお、ワークショップ終了後、懇親会の席を設けておりますので、あわせてご
 案内申し上げます。
                 敬具

            九州大学大学院数理学研究院長
                      若山 正人


              記
 1. ワークショップ
  日 時  2008年3月27日(木) 9:30〜17:00  (受付開始9:00)
  場 所  第一ホテル東京シーフォート 3階 ハーバーサーカス
      (東京モノレール「天王洲アイル駅」そば)
       http://www.hankyu-hotel.com/hotels/08dhtseafort/index2.html
  主 催  九州大学大学院数理学研究院
  共 催  九州大学産業技術数理研究センター

 2. 懇親会
  日 時  2008年3月27日(木) 18:00〜19:30  (受付開始17:30)
  場 所  第一ホテル東京シーフォート 29階 ライトハウス
  参加費  7,000円

 ◎ワークショップ参加事前登録
 参加ご希望の方は、3月19日までに gp-jimu@math.kyushu-u.ac.jp または、
 Fax: 092-642-7301 宛に、氏名(ふりがな)、所属と連絡先をお知らせ下さい。
 参加は無料です。

 ◎懇親会申し込み
 準備の都合上、懇親会出席ご希望の方は、3月19日(水)までに上記宛てにお知らせ
 下さい。

 ◎問合せ先
  九州大学大学院数理学府 大学院GP事務室
  Tel&Fax: 092-642-7301
  e-mail: gp-jimu@math.kyushu-u.ac.jp
  ホームページ(産業技術数理研究センター)
  http://www.mrit.kyushu-u.ac.jp/index.php



 3月27日(木)   【プログラム】     3階 ハーバーサーカス

 9:30〜9:35  小寺山 亘(九州大学理事・副学長)  挨拶
 9:35〜9:45  林 弘  (富士通研究所常務取締役) 挨拶
 9:45〜9:55  若山 正人(九州大学数理学研究院長) 趣旨説明

 9:55〜10:40  安倍 直樹 (IBMワトソン研究所 研究員)
       『データ分析のビジネス最適化への応用』
        モデレーター
         竹内 純一(九州大学システム情報科学研究院教授)

   概要 統計的モデリング、データマイニング、および機械学習技術の
      ビジネス分析およびビジネス最適化への応用について、技術的
      な課題と実問題への適用の両観点から紹介します。

 10:50〜11:20 姫野 龍太郎(理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ
               開発実施本部 開発グループディレクター)
       『次世代スーパーコンピューターにかける夢』
        モデレーター
         田端 正久(九州大学数理学研究院教授)

   概要 現在取り組んでいる次世代スーパーコンピュータ開発プロジェクト
      では、そのスーパーコンピュータの能力によって生命の謎にどこま
      で迫れるのか試してみたいと考えている。その挑戦計画について紹
      介する。

 11:30〜12:00 手塚 集 (九州大学数理学研究院教授)
       『モンテカルロ法と「次元の呪い」』
        モデレーター
         小西 貞則(九州大学数理学研究院教授)

   概要 「次元の呪い」に関して正反対の事が書かれている2冊の本(和書)
      をとりあげ、どちらが正しいか検証する。

            〈昼食〉

 13:30〜14:15 穴井 宏和(富士通研究所 主任研究員/JST CREST主任研究員)
        管野 政明(JST CREST研究員/ 東京大学情報理工学研究科研究員)
       『代数的手法を用いた制御系解析・設計手法』
        モデレーター
         横山 和弘(立教大学理学部教授)

   概要 固定次数の制御器設計問題や実パラメータを有する制御対象に対す
      る解析・設計問題への代数的手法を用いたアプローチを紹介する。
      効率的な代数的手法や、考えている制御問題の解の構造を利用する
      ことによる、現実的な手法の構築に関する研究について報告する。

 14:25〜14:55 松尾 和洋 (金沢工業大学工学部情報工学科教授
 /前米国富士通研究所カレッジパーク研究所長)
       『新しい数学を創るフィールドワーク』
        モデレーター
         横山 和弘(立教大学理学部教授)

   概要 純粋数学や伝統的数理科学の分野では、日本においては強みを発揮
 してきたが、新しい数学の応用を切り開く分野は比較的に弱いよう
 だ。美しい数学を探求するだけでなく、思いもよらない新しい分野
 で現実の問題を解く数学を創り出すことの必要性について、私見を述べる。

            〈休憩〉

 15:30〜16:00 樋口 知之 (統計数理研究所副所長)
       『統計的モデリングによるシミュレーションとデータ解析の統合』
        モデレーター
         小西 貞則(九州大学数理学研究院教授)

   概要 シミュレーション計算を測定・観測データと一体化する計算技術で
      あるデータ同化の、その基本的考えと基盤的な計算アルゴリズムを
      紹介する。

 16:10〜16:40  Wayne Rossman(神戸大学理学研究科准教授)
       『Visualization and Discretization in Surface Theory』
        モデレーター
         宮岡 礼子(東北大学理学研究科教授)

 16:50〜17:20 中山 季之 (三菱UFJ証券 研究開発部 部長代理)
       『金融機関における数理ファイナンスの応用』
        モデレーター
         谷口 説男(九州大学数理学研究院教授)

   概要 デリバティブ(金融派生商品)は資金運用・調達、事業リスクマネジ
      メントからのニーズに答えるかたちで著しく発展してきた。その背
      後には確率解析を中心とした数学に裏付けられた時価評価やリスク
      管理手法の高度化がある。本講演では、数理モデル・計算アルゴリ
      ズムの開発と実装を行うクオンツ業務について紹介する。

 17:30〜17:35 中尾 充宏(九州大学産業技術数理研究センター長) 閉会の挨拶

            〈移動〉


 18:00〜19:30    【懇親会】       29階 ライトハウス
--- ここまで ---

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: プログラミングGauche サポートページ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714537
第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
で、報告した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」

 このサポートページは、
http://karetta.jp/book-cover/programming-gauche
にあります。正誤表やサンプルソースがあります。
 なお、
http://karetta.jp/book-cover/gauche-hacks
Gaucheプログラミング(立読み版)
は、書籍の草稿です。たまたま、
http://karetta.jp/book-node/gauche-hacks/009133
Schemeの評価モデルとは?
と本書の「第11章評価モデル」を読み比べたけど、カラーなのはウェブがいい。
図は本のほうがいい。11.1.2 副作用の書き方は、本のほうが簡潔明瞭。ウェ
ブのほうが冗長な感じですね。ただ、そのほうが親切丁寧と思う人も多いかも。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067149/showshotcorne-22/ 
プログラミングErlang (単行本(ソフトカバー)) 
Joe Armstrong (著), 榊原一矢 (翻訳)
を買った人は、カワハギ本こと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
と、CTMあるいはガウディ本こと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
を買って勉強しなさい。\(^O^)/
 時代は、
 RubyよりGaucheです。\(^O^)/
 ErlangよりOzです。\(^O^)/

 CTMは、Gaucheの本みたいな実践的な話じゃなくて、プログラミングの各種
概念とモデルや技法の教科書なのと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
で書いたように、訳語に大きな難があるところがあるので、その辺は注意して
ください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 恐るべし、新言語、織田信長\(^O^)/
---
 ErlangやOzの流れで、並行・並列論理型言語と論理変数(データフロー変数)
のことをちょっとぐぐっていたら、ものすごい研究に出くわしました。
 それが、平田圭二(NTT CS 基礎研究所)と山崎憲一(NTT 未来ねっと研究所)
による
http://www.brl.ntt.co.jp/people/hirata/Papers/spa99.pdf
織田信長: 優先度に基づく並行論理型言語
です。
 spa99というから1999年の論文ですね。だから、新言語というには古いんだ
けど、やっぱり、新言語なんです。その秘密は後述。
 spa99は、
日本ソフトウェア科学会オブジェクト指向コンピューティング研究会主催
第2回プログラミングおよび応用のシステムに関するワークショップ
SPA'99
のようで、1999年3月17〜19日(静岡県・熱川温泉)に行なわれたようです。
 さて、上記論文は真面目な話で、真面目な内容はここでの話題に関係ない。\(^O^)/
 この織田信長という並行論理型言語を心底恐るべし!と思ったのは、上記論
文のスライド
http://www.brl.ntt.co.jp/people/hirata/Papers/spa99-on-slides.pdf
をみたとき。

 なぜ、織田信長なのか。その理由が強力かつ簡潔に述べてある。

 新しい言語 => 新言語 => 信玄後 => 織田信長

\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

 恐ろしい。恐ろしい。おれは、もう完全に感染した。
 これ以後、「新言語」という字面を見ただけで、おれの脳は織田信長を想起
するようになった。
 この感染力。新型インフルエンザを超えたぜ。パンデミック(感染爆発)が起
きるぞ。\(^O^)/
 男塾の民明書房も、これには勝てんだろう。
 男塾、大ピンチ。どうする男塾。\(^O^)/

 真面目に分析すれば、このネーミングルールは、強烈。
 ダジャレ論理という日本古来の伝統、オヤジギャグのためらいのない投入と
いうポストモダン性。矛盾により破綻してもおかしくないところを強引に結び
つけて瑕がない。\(^O^)/
 さすがは、並行論理型言語の研究者。面目が躍如してニクコケをポケなさい
だ。
 数学的にも論理学的にも社会学的にもコンピュータサイエンス的にも情報工
学的にも完璧ですね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: そりゃ三歳児にはわからない
---
前にも紹介したことがあったような、大前研一さんの
オモシロ連載。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/122/index.html
新銀行東京はもともと自分のアイデアだったという
自慢はさっくり無視するとして、石原慎太郎閣下に
問題があったということなんだと。記者クラブに所属
する記者が批判記事を書くと、閣下に名指しされるか
ら、批判記事が書けなかった、のくだりにいたっては
会社員ジャーナリストってそんなに弱いのかよ、と
ちょっと真に受けてもみたり。
今回のヒット賞は『貸し出し債券はどこの銀行でも買
い取ってくれる。そのときに買い手はDD(債券価格の
精査)をするだろう。』。たぶん、『貸し出し債券』
は『貸し出し債権』がただしく、『DD(債券価格の精
査)』なんて面倒な書き方よりも、『デューディリ
ジェンス』と書いたほうがわかりやすいんじゃないか
な。『債券』は日経BPの校正がテキトーだっただけか
もしれないが、『DD』は、そんな略し方しねえよ、と
言っておきたい。DDってば、ダイレクト・ディストリ
ビュートの略かなあ。DD原油とか。

まともな編集者にリライトさせたら、それなりに楽し
く読める文章になりそうな気がするんだがなあ。大先
生の文章だから、朱を入れては失礼にあたるのかな?

--
つばめどん

===
標題: Re: そりゃ三歳児にはわからない
---
> まともな編集者にリライトさせたら、それなりに楽し
> く読める文章になりそうな気がするんだがなあ。大先
> 生の文章だから、朱を入れては失礼にあたるのかな?

 スカポンタンによるスカポンタンのためのスカポンタン批評。
 読んだけど、一刀両断にできるような話ではあるなぁ。我田引水、
牽強付会な批判記事ではある。交流のあった人から疎まれるように
なったのは、あるいは平成維新の会が選挙で惨敗したのは、自身の
小さな誤謬を絶対に認めようとしないミニ官僚的姿勢が周囲や有権
者に見透かされていたからではないか。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: そりゃ三歳児にはわからない
---
 J:COMのケーブルテレビで観ている東京MXTVで一番面白いコンテンツは、石
原都知事の会見だと、おれは思っている。
http://www.mxtv.co.jp/
Tokyo MX
 あ、ケーブルテレビじゃなくても、
http://www.mxtv.co.jp/tochiji/
石原東京都知事の定例記者会見
で、観られるのね。
 これ、世界中から観られるでしょ? 県域放送なんか関係ないよね。^^;

 石原都知事は、名指しで批判するけど、名指しじゃない批判なんて批判とし
ては腰が引けてておかしいわけだし、名指し批判のほうが当たり前で、それに
びびる記者の方が、ジャーナリスト失格なんだよね。名指し批判されて、自分
のほうが正しいと思うなら、さらに反論をぶつけていくのがジャーナリストで
しょう。情けない。
 あと、時々、衒学的に(当人はそう思っておらず、わからないほうが無教養
と思っているだろうし、実際、そうなのだが)石原都知事が、作家の発言や文
学作品の一節を引用したりする。そのとき、記者がぽかーんとしているのね。\(^O^)/
 おれは石原都知事のマッチョ、独裁者ぶりは、どちらかといえば嫌悪するほ
うだし、東京都というそこらの国より経済的にも人口的にも文化的にもどでか
い都市の大統領的存在が独裁的になることの政治的な心配をするほうだが、彼
の作家的な感性が、ジャーナリストもどきの無教養な記者たちとぶつかる瞬間
は、実に、文学的だと思って眺めています。
 お前、無教養な記者同様、ぽかーんとしているだけだろ。
 はい。\(^O^)/

 DDは、やっぱ、ダイレクトドライブでしょう。\(^O^)/
 レコードプレーヤーがみなベルトで回していたベルトドライブの時代。そこ
に登場したダイレクトドライブ方式。なんか知らんけど、かっちょいいと思っ
たもんね。
 CDの時代になって、いまや過去の遺物?

http://ja.wikipedia.org/wiki/ダイレクトドライブ
をみると、おお、そうか。なにもレコードプレーヤーだけじゃないよね。そり
ゃ、そうだ。

中村(show)

===
標題: Re: そりゃ三歳児にはわからない
---
>前にも紹介したことがあったような、大前研一さんのオモシロ連載。

 あったあった。AGが何の略かと思ったら、After Gatesという爆笑ネタでし
た。
 探したら、↓です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/15/142823
新語流行語大賞狙いか?

 ざっと2年半前か。時が流れるのは早いねえ。
 それにしても、このときも、記者が、NASDAQをNASDACとスペルミスしたりと、
2年半経っても水準は低いままね。^^;

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/13/2737244
緊急連載 食の未来は大丈夫か?
の続き。

標題: Re: 緊急連載 食の未来は大丈夫か?
---
>  エネルギー問題、食料問題、環境問題(地球の気候変動問題)、安全保障は、
> 「1枚のコインの4次元的裏表」、あるいは「四面体」ですもんね。

 日本の農業は、少なくとも露地栽培ならば相当に省エネです。土地単位の収量
は多く、比較的ロスが出ない品種なんぞも揃っています。問題は、真冬でも生ト
マトが食べたいなどという消費者の我が儘。ハウス栽培がエネルギーを大量に消
費してしまうのは事実ですが、もっぱらこれは「消費者のニーズ」という伝家の
宝刀があったため。

 エネルギーの確保や食糧の確保というのは、軍備増強以前の安全保障の基本問
題。米国が20世紀をリードしてきたのだって、自国にあるエネルギー資源と潤沢
な農業生産に拠るところが多かったわけです。

 ところがエネルギーなどでは中東の新興国からの安い原油などが市場に溢れ出
し、価格競争が困難となったため、まだ枯渇には至っていないであろうアメリカ
の国内石油生産業は倒れました。今ほど原油価格が高騰していれば、確実に生き
延びていたであろう中小零細の油田などは、長年放置されたまま、再開発の投資
にすら至っておらず、それは投資に見合うだけの回収が、現在の原油高でも無理
という事なのでしょう。

 それでも、いざとなれば自前である程度はまかなえるという資源があるわけで
す。だから色々な意味で「大国」となりました。その方式をやや強引に行ってい
るのが現在のロシアや中国です。中国は特にエネルギーと食料の双方で覇権を目
指していますが、開発による砂漠化の影響から、今後農業生産が現在のように輸
出するほど維持できるかは疑問です。特に水資源の問題は大きくて、世界有数の
長江などの大河が供給する水資源だけでは、実はまかないきれなくなる可能性も
出てきています。農業用水というよりも工業用水に大量の水が消費されるためです。

 地球を直径一メートルの球体だとすると、海水を含めた水の総量は2リットル
の家庭用の薬罐程度、真水となると大さじ一杯程度となるらしいのですが、つま
りはこの程度の量を、同じ縮尺で言えばウィルス並の大きさになる人間が奪い
合っているという事なのでしょう。

 都市のヒートアイランド現象による熱を、蓄熱できれば、それはそのまま冬場
の農業生産に利用できるわけですが、どうなんでしょうね。蓄熱は可能で放熱に
はある手順が必須、というような新素材の開発なんぞはできないものか。エント
ロピーは増大しそうだけど・・・。
----
たま@無精庵

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 私がGoogle Adwordsをやめたわけ その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
に、通りすがりさんからコメントがついて、読み直しました。
 少し補足しておきます。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
では、小林社長の
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2005/12/28/
2005年12月28日 私がグーグルのアドワーズ広告を止めた理由
については、5日連続掲載の最初のリンクだけ紹介しています。
残りのリンクを書いたほうが親切だろうと思うので、補足として
以下に書いておきます。

http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2005/12/29/
2005年12月29日 私がグーグルのアドワード広告を止めた理由(2)
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2005/12/30/
2005年12月30日 私がグーグルのアドワード広告を止めた理由(3)
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2005/12/31/
2005年12月31日 私がグーグルのアドワード広告を止めた理由(4)
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2006/01/01/
2006年01月01日 私がグーグルのアドワード広告を止めた理由 まとめ

 その他、関連情報は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
にある、リンクをみてください。

乳の詫び状(2008/03/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 不死身の探査機「はやぶさ」情報
---
 なんとか、地球に帰還してほしい、小惑星イトカワに行った「はやぶさ」。
 現状は、いま、
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html
小惑星探査機「はやぶさ」
をみると、
--- ここから ---
2008年3月6日 更新
「はやぶさ」、3回目の遠日点を無事通過
--- ここまで ---
だそうです。
 なんとか、戻ってこようとして暗く冷たい宇宙の中で一人で懸命にがんばっ
てますね。
 涙が出てくるわ。あー、ほんと、書いてて、涙が出てきた。
 はやぶさ、がんばれー。はやぶさチーム、がんばれー。

 はやぶさのことは、上部の検索窓に「はやぶさ」と入れて検索すればいっぱ
い出ますが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/09/989971
はやぶさ、がんばれ!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/25/155290
はやぶさ、がんばれー!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/02/163732
はやぶさ、大丈夫か。しっかりしろ、はやぶさ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/27/156713
「はやぶさ」、イトカワのサンプル採取成功!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/25/1136308
おれも勝手に、イトカワ、はやぶさ特集号
がいいですかねえ。
 本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1042009
吉田武「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980158/showshotcorne-22/
吉田武著「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)
が、絶対的お薦めです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 緊急連載 食の未来は大丈夫か?
---
 食に関する緊急連載が始まっていますね。詳しくは、
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/281/index1.html
緊急連載 食の未来は大丈夫か?
をどうぞ。
 第1回は、食料自給率の話。
 この辺が好きな人は、以下も興味があるかも。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796660232/showshotcorne-22/
食品のカラクリ6 輸入食品の真実!! (別冊宝島 1458 ノンフィクション) (ム
ック) 
小倉正行 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796660879/showshotcorne-22/
食品のカラクリ8 知らずに食べるな!「中国産」 (別冊宝島 1484) (単行本)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576061062/showshotcorne-22/
テレビじゃ絶対放送できない「食」の裏話 (単行本) 
垣田 達哉 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599027
Re: 毒ギョーザ問題
で書いたように、経済学者の野口悠紀雄は、
--- ここから ---
 簡単にいえば、自給率が低くてもかまわない。買える金があればいい。むし
ろ、世界中から分散して食料を輸入できれば、効率的に食料を調達できるし、
リスク分散になる。というもの。 
--- ここまで ---
で、ぼくは、
--- ここから ---
 ぼくはエネルギー自給率が低いのに食糧自給はあり得ないと思っているから、
基本的にその考えに賛成ですね。
--- ここまで ---
なんですけど、これも、世界的に食料が値上がりすれば、だめですね。^^;
 でも、そのときは、エネルギーも値上がりして、だめだから、日本国内での
食糧自給も破綻すると思いますけどね。なぜって、この辺の問題は、三位一体
どころか、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/02/1551137
エネルギー問題のひとつの解決策、メタルカラー、極限環境生物、チーム★ア
メリカ
で書いたように、
--- ここから ---
 エネルギー問題、食料問題、環境問題(地球の気候変動問題)、安全保障は、
「1枚のコインの4次元的裏表」、あるいは「四面体」ですもんね。\(^O^)/
--- ここまで ---

 食糧安全保障の解決策として、海外に農地を買ってそこで農業をして日本に
もってくればいいという案をいう人もいるようだけど、戦争状態や経済緊張が
高まると禁輸措置もしてくるから、安全保障になるのかなあと思うんだけど、
どうですか。
 リスク分散するなら、あらゆる国に農地を買って作るしかないんでしょうか
ね。
 それなら、高層ビルの中でも栽培できるような技術を作って、都会や少ない
土地でたくさん作れる方法のほうがいいのかな。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: トレンドマイクロ、ウイルスを埋め込まれる^^;
---
 ウイルス対策ソフトのトレンドマイクロのウェブがクラックされ、ウイルス
を埋め込まれていたそうです。当該時間にトレンドマイクロの当該ページにア
クセスした人は、ウイルスをダウンロードしてしまった可能性があるそうです。
 詳しくは、
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/12/18775.html
トレンドマイクロのウイルス情報ページが改竄、ウイルスを埋め込まれる
をどうぞ。

 知らせてくれたeMacさん、ありがとう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Excelにリモートから実行されるセキュリティホール
---
 Excelにリモートから実行される脆弱性があるというので、IPAから緊急対策
情報が出ています。詳しくは、
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20080312-ms08-014.html
Microsoft Excel の脆弱性(MS08-014)について
をどうぞ。

 知らせてくれたeMacさん、ありがとう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ogochanと坂下さんの連載開始
---
 ogochanこと、生越昌己さん(おれ、初めてフルネーム書いて、さん付けした
んじゃないか。\(^O^)/)の連載が始まってますね。
 題して、「オープンソースGTD」。詳しくは、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080304/295403/
オープンソースGTD
をどうぞ。
 ogochanは、去年の4月にWASP株式会社を設立してるんだね。すごいなあ。

 坂下さんの連載も始まっているのか。長くアスキーのUnix Magazineで連載
してましたよね。SEA(ソフトウェア技術者協会)関係で飲んだのは、ひょっと
してもう15年くらい前かもしれない。ずっとアステックかと思ったら、2003年
に株式会社アクタスソフトウェアを設立して社長なんですね。
 みんな、偉くなってるね。いいこっちゃ、いいこっちゃ。
 連載は、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080309/295728/
ワークステーションのおと#
をどうぞ。
 昔の名前で出たほうが馴染み客がやってきやすいということなんだろうけど、
ワークステーションという言葉も、だいぶ使われなくなりましたね。

乳の詫び状(2008/03/12)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その4
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
の続き。
 週刊ダイヤモンド2008/02/23号、野口悠紀雄の連載「超整理日記」は、「サ
ブプライム問題の本質は格付けへの全面的な依存」。
 「だから、サブプライム問題は、「ファイナンス理論や金融工学の利用によ
って引き起こされた問題」ではない。むしろ逆であって、「本来であればファ
イナンス理論や金融工学を利用して投資対象のプライシングを行なうべきであ
ったにもかかわらず、それをしてこなかった」ことが問題だったのだ」
 それはそう思うが、野口さん、あんたが言っちゃおしまい。
 それを知ってて、金融立国を煽ったのなら詐欺的だし、それを知らずに金融
立国を煽ったのならマヌケ。
 どっちにせよ、まずは、自分の不明を恥じて、読者に謝るのが筋。
 それをスルーして、自説を披露しても、ふざけるな、このヤローでしょう。
 まあ、厚顔無恥でないとやってられないのだろうが、何度も繰り返すけれど、
メディアに登場する経済学者、エコノミスト、経済ジャーナリスト、経済誌は、
こういう手合いが多すぎませんか。
 ベストセラー作家の野口氏は、週刊ダイヤモンドにも週刊東洋経済にも連載
をもっているから、作家タブー。よって、経済誌で批判されることはない。
 経済学者、エコノミストは、本日も反省なし。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
でも書いたが、一方、ジョージ・ソロスは、ウケに入ってますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270001534/showshotcorne-22/ 
ジョージ・ソロス著, 越智道雄訳「世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」
への警鐘」
は、モロにきてるし、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812257/showshotcorne-22/ 
ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学 (NHK未来への提言) (単行本) 
ジョージ・ソロス (著), 山本 正 (著)
も出たし。
 ただ、こういうのも5年10年経つと、また風向きが変わって評価が逆転する
のもよくあることで、そうなったら、やれやれという気分。
 あ、この「やれやれ」は、がんがん行けという煽りの「やれやれ」じゃなく
て、ぐったりしてため息まじりで「またかよ。はあ、やれやれ」の「やれやれ」。

 マスコミは、株屋と同じく上げ下げの手数料で食っている。マスコミの場合
は、企業の株ではなく、人物の評価の上げ下げ。
 だから、ある人物を英雄として持ち上げて、次は奈落に突き落として、さら
にまた持ち上げて、そしてまた突き落とすことを平気でやり続ける。
 マスコミ大衆の欲望がそれを望んでいるという半分の真実と半分の嘘を言い
訳にして。
 またぞろ話題になっているロス疑惑三浦和義報道をみると、よくわかるし、
ため息まじりの「やれやれ」になるのだ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九分九厘をもって半ばとする? 大丈夫か三菱東京UFJのシステム統合(^^;
---
 おれ、突然、ソフトバンクの浅井さん(浅井英二さん)のことを思い出して、
ずっと会ってないなあ、元気かなあと思ってウェブを探しまくった。そういえ
ば、磯貝さんも元気なのかなあ。
 たしか、以前のZDNet, いまのITmediaのアンカーデスクで書いていたと思っ
て、
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/
に行って、浅井英二で検索しても、浅井さんの書いたものは、2004年くらいの
しかなくて、バンクやめちゃったのか、もう連絡つかないのかなと思っていた
ら、
http://blogs.itmedia.co.jp/e_day/
というところで健在。
 ITmediaのトップに行って検索すればよかったのね。
 ああ、えがったああ。\(^O^)/

 さて、本題はバンクはバンクでも、三菱東京UFJのシステム統合の問題。
 たまたま、今日、表示された、浅井さんの
http://blogs.itmedia.co.jp/e_day/2008/03/ufj-f09a.html
「九分九厘をもって半ば」── システム統合完遂を目指す三菱東京UFJ銀行を
読んで、三菱東京UFJのシステム統合、こりゃ、アウトかと思った。
 根本武彦システム部長が、
「九分九厘をもって半ばとし、これからもコツコツと努力を継続したい」
といったというのだ。
 ばかー、こんな言葉、ないぞ。
 おそらく、
百里を行く者は九十を半ばとす
を間違って覚えて、それが
百里を行く者は九十九里を半ばとす
に変容して、さらに、九十九里が九分九厘に変化したんじゃないか。
 こんなんで大丈夫か、システム統合。\(^O^)/

 週刊ダイヤモンド2008/02/23号に、当初予定より、システム統合費が倍以上
増えて4000億円も注ぎ込むのに、サービスが低下だろうという記事があったも
んね。
 旧三和のUFJのほうがシステムは先進的でサービスも先進的。ところが三菱
が吸収したからUFJの連中は冷や飯で、システムも冷や飯。結果、サービス水
準が低いほうにシステムが統合される形になったとも読める記事。
 その反論も一応載ってますが。

 いやあ、浅井さんが元気かどうか探したら、思わぬものに出会って、よかっ
たよかった。
 それにしても、浅井さんも意地が悪いのか、ことわざ知らないのか。わざわ
ざブログのエントリのタイトルに「九分九厘をもって半ば」なんて入れてるん
だもんね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Scilab/Scicos本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
に、kznさんから、
「ぜひScilabも仲間に入れてあげてください。(MATLAB系です)」
というコメントがあって、心のどこかに引っかかってたんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274204871/showshotcorne-22/
Scilab/Scicosで学ぶシミュレーションの基礎―自然・社会現象から、経済・
金融、システム制御まで (単行本) 
橋本 洋志 (著), 石井 千春 (著)
が出てますね。
 Scicosって、すごそうですね。

http://atmori.info/engineer/scilab/index.htm
SCILABとは
http://atmori.info/engineer/scilab/scicos/index.htm
GUIツール SCICOS
http://www.scilab.org/
Scilabホームページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/Scilab

 あ、Octaveの本もある。数式処理系の本は、目立たないけどじんわりいろい
ろ出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777513262/showshotcorne-22/
Octave教科書―オープンソースの数値計算システム (I/O BOOKS) (単行本) 
赤間 世紀 (著)

 しかーし、当分は数式処理システムなどには頼らず、手で微積分などやりま
す。リハビリ、リハビリ。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725375
物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
の続き。

標題: Re: 物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
---
やっぱり岩波の「ファインマン物理学I〜V」でしょう。
竹内薫さんの解説本「『ファインマン物理学』を読む」シリーズを
副読本にするとさらに分かりやすい(ような気になります)。

さらにさらにお得なことに、ファインマンによる劣等生のための
補習授業の講義録「ファインマン流物理がわかるコツ 」もあります。

これを立ち読みしたところ、まずファインマンは簡単な関数の微分は
暗記しろと説いています。九九や英単語を暗記するようにと。
繰り返し繰り返し実践して反射的に微分できるようになれと。

まずそこで詰まってしまって先に進めなくなっています。
高校のときにもやっていたはずなのになあ。
-- 
ryo

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000077112/showshotcorne-22/
ファインマン物理学 (1) (単行本) 
ファインマン (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000059556/showshotcorne-22/
ファインマン流物理がわかるコツ (単行本) 
ファインマン (著), 戸田 盛和 (翻訳), 川島 協 (翻訳)

===
標題: Re: 物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
---
 いやぁ、ファイマン物理学を本気でやる気も時間もないような。。。
 反射的に微積分ができるほど、鍛えようとは思ってないし。もう少し、数式
を味わいたいというぐらい。
 なんというか、昔は少しあった感覚がもうないんです。
 囲碁の棋譜を読むのと同じ感じかな。将棋の棋譜は読むと、ああなるほどそ
うかという感覚がようやく育ってきたんですけどね。

 竹内さんのは、量子力学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061532510/showshotcorne-22/
「ファインマン物理学」を読む 量子力学と相対論を中心として (単行本) 
竹内 薫 (著)
は、以前、買って読んだ。ただ、ファイマン物理学を横に置いて読んだわけじ
ゃないので、なんか、観光名所の中に入らず、ガイドの説明を聞きながら遠く
からざっと眺めた感じでした。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: XBRLの衝撃
---
 もう何号か前の週刊ダイヤモンド2008/02/23号は、「「会計力」の鍛え方」
という特集。
 冒頭で、XMLを使った財務情報の標準形式であるXBRLを扱っています。
 ジャストの浮川さんもインタビューに出てますね。

 この前の勝間和代本ヨイショ特集ほど露骨ではないけど、これ、ダイヤモン
ド社の新刊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003742/showshotcorne-22/
XBRLの衝撃―日欧米40数カ国550余機関が推し進める世界標準 (単行本) 
花堂 靖仁/ダイヤモンド社 (著)
とのタイアップですね。^^;

 さて、アンテナハウスではXBRLには以前から取り組んでいます。
http://www.antenna.co.jp/xsl-fo/sample/XSLSample.htm
には、XBRLからXSL Formatterを使って印刷物やPDFの財務諸表を作るスタイル
シートが公開されています。ただ、作ったのが2004年で、XBRLのバージョンが
古いのでいまのXBRLにはそのままでは使えないと思いますが。
 XBRLから財務諸表のPDFを作りたいといったご用命は、アンテナハウスにご
相談ください。

http://www.antenna.co.jp/
アンテナハウス

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/06/2700452
Re: ピアノ再炎上!
の続き。

===
標題: ピアノ炎上の報道
---
 各紙に写真入りで出ています。
http://www.asahi.com/culture/update/0308/OSK200803080089.html
炎上するピアノ 防火服で山下洋輔さん弾く 能登の砂浜
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080308-OYT1T00605.htm
燃えるピアノから流れるジャズ、弾くは世界の山下洋輔さん
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/080308/msc0803082035002-n1.htm
防火服で炎上ピアノ演奏、ジャズピアニスト山下洋輔さんが熱演

 読売の写真が一番躍動感と迫力があるように感じました。

 フジテレビのめざましテレビへの電話出演は、録画失敗してました。\(^O^)/

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 新幹線とノートパソコンにフクロウ\(^O^)/
---
 みなさん、気になって気になって仕方がない、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
筒井康隆著「ダンシング・ヴァニティ」
のあの白いフクロウ。
 思わぬところに潜んでいたのが、我が情報省の調査によって判明しました。\(^O^)/
 なんと、新幹線とノートパソコンです。
 新幹線のほうは、500系新幹線です。
http://www.yorozubp.com/9907/990707.htm
500系新幹線に生かされた野鳥の形態
をどうぞ。
 ノートパソコンは、以前はIBM、いまは中国のレノボに買収されましたが、
IBM時代から世界に熱烈なファンを多く持つThinkPadというノートパソコン。
おれは、先月発注して、増設メモリだけ来て本体が来なかったり、すったもん
だでやっと来たThinkPadが7台目です。あれ、8台目? とにかく、
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0712/19/news123.html
ThinkPadに隠された“フクロウの羽根”の秘密
をどうぞ。

 おれ、フクロウのぬいぐるみやら置物やら少し集めているから、フクロウに
は目がないんです。
 ばかー。フクロウにあの大きな、くりくりした愛らしい目がなかったら夜活
動できないだろうが。
 暗喩、隠喩が分からん奴やね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Joe Armstrong著, 榊原一矢訳「プログラミングErlang」その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714548
Joe Armstrong著, 榊原一矢訳「プログラミングErlang」
の続きです。
 本書の編集を担当されたオーム社の鹿野さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様(CC:オーム社森田)

 オーム社の鹿野と申します。

 昨日3/9のHotCorerの記事、拝見しました。
 3/8のgauche.nightのデモをごらんいただいていたんですね。
 恥ずかしながら、とても光栄です。

 それで、Joe Armstrong著/榊原一矢訳『プログラミングErlang』ですが、
遅まきながらさっそく献本を送付させていただきました。
 ぜひ宣伝してください  ;) 
(OnLispのときと同じく会社宛に送付しています。)

 これからも、面白い本を作ったら(勝手に)献本させていただければと思い
ます。

 Erlangを実用に迫られて勉強するという読者はあまり多くはないと思うので
すが、それでもErlangという言語の考え方やノリは一人でも多くのプログラマ
に知ってもらいたい面白さがあると思っています。
 とくにJoeさんの本は、彼がいうところの「並行指向プログラミング」の精
神があふれていて、とても刺激的です。
 自分も、Erlangを積極的に使う機会は正直なところないのですが、編集しな
がらこの本を読めてとても楽しかったです。

 ところでアンテナハウスさんから発信されているPDF千夜一夜などの情報に
は、とてもお世話になっています。中村さんへのメールでお礼を言うのは場違
いかもしれないのですが、この場を借りて。

 アンテナハウスさんのXSL Formatterは、気にはなっているけれど、自分の
XSL-FOに対する勉強不足があったりして及び腰でした。
# 『OnLisp』の担当だった森田のほうが、XSL-FOなんかも視野にいれて
# 本作りのシステムを模索しているようですが、やっぱりまだLaTeXへ
# の依存は捨てられてないみたいですね。

 まとまりのないメールになってしまい申し訳ありません。
 今後ともよろしくお願いします。
--- ここまで ---

 ぼくも本書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067149/showshotcorne-22/
プログラミングErlang (単行本(ソフトカバー)) 
Joe Armstrong (著), 榊原一矢 (翻訳)
はいい本だと思っています。
 こんなに早くいい翻訳が出るんだったら、原書を買わずにすんだのに。:-)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
の日付からすれば昨年11月下旬だったのね。

 鹿野さんのプレゼン、自虐ギャグありで、面白かったですよ。
 でも、やってることは、日々の仕事をGaucheでばりばりやっちゃう話で、非
常にまともで真面目で、ああ、ほんとにLisp/Schemeはこういう分野にも使え
るようになったんだなと感慨深いものがありました。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590592395/showshotcorne-22/
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
は、従来のLispの適用分野ではない日常的なことに使う話で、Common Lispで
すけど、鹿野さんのプレゼンをみて、もっとGaucheの日常業務に使う事例が集
まれば、そこからエッセンスを抽出して、「Practical Common Lisp」の
Gauche版が作れそうな気がしました。
 そういうのって、Perlでいえば、クックブックになるの? よーわからんけ
ど。

 鹿野さんのメール中の「PDF千夜一夜」は、ぼくが勤める
http://www.antenna.co.jp/
アンテナハウス
の小林社長が、PDFに関して、お寺の修行でいう千日行を行なうと宣言してか
ら始めたブログです。
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/
PDF千夜一夜
をどうぞ。
 ついでに、
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2008/03/09/#000989
製品アップデート情報 まとめ
をどうぞ。

 オーム社では、GaucheでXML処理して、LaTeXでこれだけのものを作ってるわ
けですから、もはや、XSL-FOにするメリットがないでしょう。だから、経営判
断的にはXSL-FOに移行する理由はないと思いますし、それに負い目を感じる必
要もないと思いますよ。
 それに、商業出版物の場合、特に高品位のものは、LaTeXがどうのXSL-FOが
どうの、組み方がどうのより、まず、フォントのよしあしでほとんど勝負が決
まっているような気がしていますし。^^;

 LispでXMLを処理すると、ほんと楽なんですよね。
 RubyでXML処理しても、C++やJavaでDOMを使ってるのが馬鹿馬鹿しくてやっ
てられない気分になりますが、Lispだともっとそう思いますよね。
 Lispでいうリストは、配列じゃなくて、木ですからね。それも多分木なので
XMLなんかはS式にしちゃえば、あとはリスト処理でやり放題ですもんね。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo85.html
乳の詫び状(2004/11/27)の「Lispミーハー猿、しょの2」
で、そんなこと書いてますね。あれから4年半経ってるのに、いまだにJavaで
DOM操作に近いことやってます。
 ま、いまは、
http://www.biopax.org/
BioPAX : Biological Pathways Exchange
を操作する
http://www.inoh.org/inohblog/main/2007/10/paxtools_level2_persistency_la.html
http://www.inoh.org/inohblog/main/paxtools/
がある(というか目の前の机にいる米木君が一緒に作ってる)ので、だいぶ
違ってはきているけど。

 ところで、自分のブログのほうじゃなくて、ウェブのほうを検索すると、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo54.html
乳の詫び状(2002/04/17)の「LispとSchemeでXML」
がありました。
 Gaucheの作者、shiroさんこと川合史郎さんとは、ほぼ6年前のこのときがフ
ァーストコンタクトなんですね。Gaucheもはじめてみて、世界で一番進んでい
るSchemeだと興奮してますね。

 おいおい、お前。いまは、GaucheのことじゃなくてErlangだろ。
 はいはい、そうですね。このErlang本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067149/showshotcorne-22/
プログラミングErlang (単行本(ソフトカバー)) 
Joe Armstrong (著), 榊原一矢 (翻訳)
は、いいです。買いなさい。
 そんだけかよ。
 それ以外、いうことないでしょ。
 あ、思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/20/491884
形式仕様記述(フォーマルメソッド、Formal Methods)
で、Erlangのこと紹介してますね。
http://unit.aist.go.jp/cvs/tr-data/sympo/tokimatsu.pdf
「形式仕様記述言語VDM++による形式モデルの構築と関数型言語Erlang による
実行」
です。
 おれって偉いでしょ、2年半前にちゃんと形式仕様記述とErlangのこと書い
てるんだから。
 お前が偉いんじゃないけどな。

 最後にある「腐れ頭のチンポとマンコとケツの穴が騒いでるだけのウンコな
こと」というのは、ちょうどこの頃、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B5IM0Y/showshotcorne-22/
「チーム★アメリカ ワールドポリス」
を観たころなんだね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GM4CF6/showshotcorne-22/
チーム★アメリカ-ワールドポリス-スペシャル・コレクターズ・エディション
のほうが安いね。
 ちょろっとした感想は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/02/1551137
エネルギー問題のひとつの解決策、メタルカラー、極限環境生物、チーム★ア
メリカ
にありますね。

 じゃ、最後にもう一度。
 もう、あなたは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067149/showshotcorne-22/
プログラミングErlang (単行本(ソフトカバー)) 
Joe Armstrong (著), 榊原一矢 (翻訳)
を買いたくなる、買いたくなる、買いたくなる。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 留数
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725375
物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
で買った物理数学入門本を眺めていたら思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2631977
コンボリューション、畳み込み、ホプキンス
に続く、題して、懐かしの数学用語第3弾。\(^O^)/

 留数、あったよ、あった。覚えているよ、名前だけは。\(^O^)/
 留数定理ってあったもん。
 あれは、複素関数論だったのか。30年経った、いまごろ、気づいた。\(^O^)/
 さらに思い出した。おれ、複素関数論のテストは追試になったんです。数学
できないから(泣)。
 よーし、今度、学生時代の連中と飲んだら、「デデキントの切断」のリベン
ジで、留数でみんなをいぢめてやろう。\(^O^)/
 ばかー。みんな、予習してきて、お前を返り討ちだよ。
 えーっ、50歳になって、みんな、飲み会に来るのに、数学の予習、それも
複素関数論の予習をしてくるわけねえだろ。
 いや、そのお前の考え、甘いと思うぜ。

 でも、いま、こうやって眺めていると、30年前と数学的な式の変形能力は落
ちているけど、大局的には何をやろうとしているのか、30年前よりよくわかる
ね。
 これ、将棋や囲碁でベテラン棋士は、若い棋士より同じ時間では読むスピー
ドや深さでは劣るけど、経験や大局観で十分対抗できるというのと似ているの
かな。
 ばかー。人生経験を積んでお前の大局観が進化したというより、これら物理
数学入門本が、個々の数学的な厳密さや細かいところより、大局観に訴える書
き方をしてあるからだよ。
 ぎゃひーん。身も蓋もない言い方。お前、冷たいね。でも、きっと、そうだ
よね(泣)。\(^O^)/

参考演算子:\(^O^)/
http://ja.wikipedia.org/wiki/留数

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725386
NGNとIPv6インターネットは併用できない?
の続き。

===
標題: マルチプレフィックス
---
このマルチプレフィックス問題については、力武さんのブログの記事を読
むと良いです。

ひとつのインターフェースが複数のIPネットワークに属していけない理由は何もない
http://d.hatena.ne.jp/jj1bdx/20080228/1204198866

NGNに限らず、現行のフレッツ網でも、すでにグローバルだけど、外とつ
ながってないIPv6アドレスが配られています。

Windows であればコマンドプロンプトから
   netsh interface ipv6 show prefixpolicy
で表示されるポリシーテーブルを操作すれば対応できそうです。現状は
面倒な問題ではありますが。

私の自宅にはグローバルなIPv6ネットワークと、Bフレッツで流れてくる
NTTに閉じたのIPv6ネットワークが来てるので、上記の設定を実験しよう
と思ってますが、まだ動かせてません。

  KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: マルチプレフィックス
---
 なんだ、大した問題ではないのね。
--- ここから ---
仮に上記の内容を,以下の引用の記事を書いた人が理解していなかったとした
ら,それはIPネットワークのプロトコルスタックの理解をできていない,とい
うことに等しい.
--- ここまで ---
 おれは、これですね。^^;
 どうしてもおれは、NGNは、NTTの再編など政治がらみで、技術的な問題より
いろんなことがおかしいなあと思う先入観が抜けないということね。
 Kenjiさんの記事では、
http://d.hatena.ne.jp/jj1bdx/20080228/1204162890
Java登場前のある日のこと
がミョーに懐かしく、面白かった。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NGNとIPv6インターネットは併用できない?
---
 とんでもない話ですね、これ。詳しくは、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20080227/294865/
NGNとIPv6インターネットは併用できないって知ってました?
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/21/2648242
山口浩樹, 松本洋一郎著「道具としての流体力学」
の最後で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534034903/showshotcorne-22/
一石賢(著)「道具としての物理数学」 
は、買って勉強してみようかなと思い始めた。
と書いたが、新宿ジュンク堂であれこれ見てたら、どれがいいのか、なんかわ
からなくなった。--;
 で、気になったもの、いくつかまとめて大人買い。\(^O^)/
 いよ、太っ腹。さすが、ビル・ゲイツにYahoo!買収資金、5兆円を貸してや
った男!
 いやあ、照れるなあ。
 否定しろよ、バカ。

■物理数学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479800698X/showshotcorne-22/
図解入門 よくわかる物理数学の基本と仕組み―物理、工学のための数学入門
(How‐nual Visual Guide Book) (単行本)
潮 秀樹 (著)
 これが一番、教科書的というか受験参考書的というか、まとまっている気が
した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061556517/showshotcorne-22/
今日から使える物理数学 (今日から使えるシリーズ) (単行本)
岸野 正剛 (著)
 これは、日常のいろんなところに使われている物理の現象をきっかけに、そ
の数理を解説するパターン。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534034903/showshotcorne-22/
道具としての物理数学 (単行本)
一石 賢 (著)
 この序章に、大学に入ったら、高校数学と違って、ε-δ法、デデキントの
切断などがいきなり出てきて、みんな恐怖を覚えたんじゃないかという話があ
って、共感したので、買ってみた。\(^O^)/
 この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626470
デデキントの切断
を書いたばかりだったもんね。
 あ、コメントをみて、思い出した。
 コメントしてくださってる北斗柄さんは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872944496/showshotcorne-22/
安倍晴明「占事略决」詳解 CD-ROM付 (単行本) 
松岡 秀達 (著)
を送ってくださった北斗柄さんですよね。
 紹介もせず、積読のままになってすみません。ブログでも、コメント返して
おこうっと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924460893/showshotcorne-22/
物理数学の直観的方法 (単行本(ソフトカバー))
長沼 伸一郎 (著)
 これは、もう少し高尚な読み物の気がした。だから、買わなかった。もう少
し、数学がリハビリできたら買うかもしれないけど。

 これ以下は、実は、もっと基本的なところから復習しないといけないと思っ
ていて(その経緯は別に説明したいですが)、リストを作ったときのもの。これ、
もって、ジュンク堂で見てましたが、結局、これらは買わずに別のシリーズを
買おうと、いまは、思ってます。

■道具としてのシリーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534036973/showshotcorne-22/
道具としての微分方程式 (単行本)
野崎 亮太 (著)

■「なっとくする」シリーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545205/showshotcorne-22/
なっとくするフーリエ変換 (なっとくシリーズ) (単行本(ソフトカバー))
小暮 陽三 (著)
 ブラウン運動とか出ていた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545264/showshotcorne-22/
なっとくする複素関数 (単行本(ソフトカバー))
小野寺 嘉孝 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545582/showshotcorne-22/
なっとくする偏微分方程式 (なっとくシリーズ) (単行本)
斎藤 恭一 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545221/showshotcorne-22/
なっとくする行列・ベクトル (単行本(ソフトカバー))
川久保 勝夫 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545418/showshotcorne-22/
なっとくする微積分 (なっとくシリーズ) (単行本)
中島 匠一 (著)

■「今日から使える」シリーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061556525/showshotcorne-22/
今日から使える微積分 (今日から使えるシリーズ) (単行本)
大村 平 (著)
 読み物調。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061556576/showshotcorne-22/
今日から使える微分方程式 (今日から使えるシリーズ) (単行本)
飽本 一裕 (著)
 単に数学的な話だけではなく、物理、工学での応用の実例が出ている。

■「マンガでわかる」シリーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066320/showshotcorne-22/
マンガでわかる微分積分 (単行本)
小島 寛之 (著), 十神 真 (著), ビーコム (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066177/showshotcorne-22/
マンガでわかるフーリエ解析 (単行本)
トレンドプロ (著), 渋谷 道雄, 晴瀬 ひろき

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066657/showshotcorne-22/
マンガでわかる物理 力学編 (単行本)
新田 英雄 (著), 高津 ケイタ (著), トレンドプロ (著)

■「東大流まんが」シリーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061531336/showshotcorne-22/
東大流 まんが力学 (単行本)
スタジオ東大四畳半 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061531328/showshotcorne-22/
東大流 まんが電磁気学 (単行本)
石川 真之介 (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 電子工作、回路図エディタ、基板エディタ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/18/2638741
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)、水魚堂
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/24/2659103
水魚堂の岡田信子さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677369
放課後の電子工作
と関係する話。
http://www.chiaki.cc/index.html
放課後の電子工作
みたいなページとして、
http://www.hobby-elec.org/menu.htm
趣味の電子回路工作
がありますね。
 ただし、こっちは、「放課後の電子工作」より、もっと基本的な電子工作の
話題を扱っています。
 実は、ここに辿り着いたのは裏ルートというか、回路図エディタにどんなの
があるのかと思っていて、
http://www.hobby-elec.org/eagle.htm
EAGLEによるプリントパターン自動作成
を見つけたからです。
 パターンの自動生成なんてのもやってるんですね。

 回路図エディタといえば、
http://www.suigyodo.com/
水魚堂
のダンナの分の
http://www.suigyodo.com/online/index.htm
水魚堂online
にある
http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
水魚堂の回路図エディタのBSch3V

 これの本があるのね。すごい人気なんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789812375/showshotcorne-22/
回路図エディタBSch3V―マウス操作で簡単回路図作成 (単行本) 
能登 尚彦 (著)
 基板エディタもあって、
http://www.suigyodo.com/online/mbe/mbe.htm
Minimal Board Editor(MBE)
です。
 ばりばり作ってすごいな。
 何がすごいって。電子工作するだけじゃなくて、電子工作をするためのツー
ルさえも自分で作ってること。
 道具を作る道具を作るというか、こういうメタな思考ができて実行できるの
が知的生産なんです。
 何度もちょろちょろからんで悪いが、勝間和代本みたいな、自分をグーグル
化するなんてアホなことをやってるうちは、こういうふうにはならないんです。

 ところで、アマチュアが簡単なCPUなどを設計できるようなツールってある
んですか? 論理設計して、チェックして、そのデータからLSIを作ってもら
えるような奴。
 プリント基板は、EAGLEやMBEのページでもみたけど、Olimexなど少量でも作
ってくれる会社があるけど、LSIの場合、数個からなどという少量でLSIを作っ
てくれる会社あるんですか?
 ああ、なるほど、VHDLやVerilog-HDLのシミュレータにいろんな機能が入っ
ているんだ。
http://www.cqpub.co.jp/dwm/Contents/0026/dwm002600820.pdf
市販HDLシミュレータ一覧
 VHDLやVerilogは、ステファニーちゃんの野々下が、こういうの使っていろ
いろLSIを設計しているんだったな。馬場もやってたんだっけ。
 フリーやオープンソースの奴はないんですかね。テキストで編集するだけな
ら、エディタは、VHDLやVerilog-HDL用のモードをもっるものがあったり、
Emacsのそれ用のモードもあるみたいですけどね。
 ま、あったからといって、設計するわけじゃないけど、コンピュータアーキ
テクチャの本が売れてないらしくて、それについて思うところがあってね。そ
ういえば、コンピュータアーキテクチャ本の紹介するといってしてないね。も
うどんどんいろんなことがたまってる。^^;

 で、あれこれ検索していたら、こんなん出ました。\(^O^)/
http://www.nanodesign.co.jp/products/products000.html
NS-Draw
 この会社、何? 
http://www.nanodesign.co.jp/
ナノデザイン
 えっ、九州工業大学(九工大)のベンチャーなのか。
 そういえば、似た名前で、九工大のベンチャーで、LispハッカーかつProlog
ハッカーのumerinこと梅田君が関係しているところがあったよね。Prologでい
ろいろやってる会社なんだけど、と思って調べたら、やっとわかった。
 「なうデータ研究所」だ。\(^O^)/
 リンクは
http://www.nau.co.jp/
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/16_3/16_3_30_1.pdf
をどうぞ。

 VHDLに名前が似た言語で、ハードじゃなくてソフトウェアの検証をする言語
があったなあと思って、検索したら、やっと、出た。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/20/491884
形式仕様記述(フォーマルメソッド、Formal Methods)

 そうそう、形式仕様記述言語のVDMだ。
 やっと思い出すとは、もう終わっとるね。\(^O^)/
 でも、ま、脳が覚えてなくても、外部記憶と検索システムががんばってくれ
てるから、知的生産ができますね。
 どこが、知的生産だよ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」の続報の続報
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/20/2520955
コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/09/2552503
コピーフリーの地デジ受信機「フリーオ」の続報
の続き。
 いや、前記続報で、肝心の続報のリンクを書いてないことにいまごろ気づい
た。^^;
 その続報とは、
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071225/290226/?ST=pc_news
フリーオ駆逐の最終兵器、「合法外付けチューナー」の胎動
です。
 すみません。

乳の詫び状(2008/03/09)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 高田純次著「適当教典」
---
 いま、検索したら出なくなったけど、昨夜、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714537
第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
を書くために、アマゾンで「Gauche」で検索したら、第5位に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309408494/showshotcorne-22/
高田純次著「適当教典 (河出文庫 た 23-1)」
が出た。\(^O^)/
 おれ、この本、読むものがなくて、どこかで、お、高田純次と思って買って
読んだ。
 もう1年以上前? 京王線のPR誌「あいぼりー」に高田純次が出ていて、調
布で暮らしていた話があって、相変わらずファンキーで面白かった。ちゃんと
調べてないけど、
http://www.keio.co.jp/press/ivory/list/lis.html
あいぼりーのバックナンバー
には、その記事は電子化されていない感じですね。
 で、本書は、人生相談なんだけど、ほんとにテキトー(笑)。疲れたとき、笑
ってポイで十分。\(^O^)/
 もちろん、深読みはできるし、これだけのテキトーさで答えて笑わせるのは、
それは大事な芸なんだけどね。

 それにしても、なんで、Gaucheで検索して、高田純次が出たのか。いまはも
う出ない。
 高田純次はLisperなのか。\(^O^)/
 あの計算されつくした破綻、テキトーぶりは、そうなのかも。
 あ、いやいや、「あいぼりー」に出た頃から、高田純次がまたテレビに復活
したような気がする。その後、ルー大柴も復活しましたよね。
 つまり、これは、Lisp復活の予兆?\(^O^)/
 「RubyよりLispへ」は、高田純次とルー大柴によって敷かれた路線だったの
だ。\(^O^)/

 ちなみに、高田純次が出たときの1位から10位は、
1位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
2位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471163X/showshotcorne-22/
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著、和田英一訳「計算
機プログラムの構造と解釈」
3位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797336021/showshotcorne-22/
青木峰郎著, 山下伸夫監修「ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログ
ラマのための関数型言語入門」
4位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894714337/showshotcorne-22/
ポールグレアム著, 久野雅樹, 須賀哲夫訳「ANSI Common Lisp」
5位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309408494/showshotcorne-22/
高田純次著「適当教典 (河出文庫 た 23-1)」
6位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839920818/showshotcorne-22/
新納浩幸著「入門Common Lisp―関数型4つの特徴とλ(ラムダ)計算」
7位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
8位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774132640/showshotcorne-22/
五十嵐淳著「プログラミング in OCaml 関数型プログラミングの基礎からGUI
構築まで」
9位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894712261/showshotcorne-22/
R.ケント ディヴィグ著「プログラミング言語SCHEME」
10位
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320026926/showshotcorne-22/
B.W. カーニハン (著), D.M. リッチー (著), 石田 晴久 (翻訳)「プログラミ
ング言語C ANSI規格準拠 (単行本)」
という具合。
 見事にLisp関係とCTMが揃っていて、10位のCの本以外、これまで紹介してい
ますね。おれのブログ、テキトーに検索してみてください。

 そして、11位は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476620851X/showshotcorne-22/
桜井 朝雄 (著)「セーヌ左岸 Rive gauche―桜井朝雄写真集 (大型本)」
という、セーヌ川の写真集。
 そして12位にやっと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
でした。\(^O^)/

 いまは、高田純次が消えて、前述のもの以外は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113393/showshotcorne-22/
実例で学ぶゲームAIプログラミング (大型本) 
Mat Buckland (著), 松田 晃一 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274065979/showshotcorne-22/
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち (単行本) 
ポール グレアム (著), Paul Graham (原著), 川合 史朗 (翻訳)
 そして、12位には、宮沢賢治ですよ。それも日英の絵本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489811007X/showshotcorne-22/
セロ弾きのゴーシュ-GAUCHE THE CELLIST (二カ国語絵本) (大型本) 
宮沢 賢治 (著), 天沢 退二郎 (著), 司 修 (著), Roger Pulvers (著)
です。
 宮沢賢治が入ったために、本家「プログラミングGauche」は、13位でした。^^;

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: スコット・マクラウド選手
---
 JSportsの中継では、日本選手権準決勝サントリー対東芝の試合終了後、勝
ったサントリーより、負けた東芝の選手をよく写していた。
 たぶん、この試合で、東芝を退団して日本を離れ、母国ニュージーランドの
ワイカト州のコーチに就任するスコット・マクラウド選手を写したかったから
だと思う。
 実際、試合終了後は、東芝の選手がマクラウド選手と抱き合ったり、涙ぐん
だりしていた。さらには、サントリーの外国人選手も来て、話し込んでいた。
そういうシーンをずっと写していた。
 マクラウド選手は来日5年目か6年目。薫田監督と冨岡キャプテンで、日本ラ
グビーのタイトルを総なめしたこの数年間の最大の立役者。
 世界に冠たるニュージランド代表、通称、オールブラックスの元メンバー。
192cm, 102kgの巨体に似合わずスピードがあり、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2708637
東芝ブレイブルーパスの大野均選手
で、大野選手がいっていたように、何より、判断が速くて的確。
 そしてテクニックがあって、当たりにも強い。元オールブラックスの選手は、
サッカーでいえば、元ブラジル代表みたいなもの。日本に来る元オールブラッ
クスの選手の中でも、マクラウド選手は、さすがオールブラックスは伊達じゃ
ないというのが素人目にもわかるくらい、非常にいいパフォーマンスを見せ続
けてくれたと思います。
 東芝は、向い監督時代に日本選手権3連覇したときも、アンドリュー・マコ
ーミックというすばらしいキャプテンシーをもったセンターを擁していた。
 センターにいい外国人選手を入れるというのが、基本パターンみたいですね。

http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/member/center.htm#01
東芝のハーフ団。マクラウド選手の説明や写真はいつまであるかわかりません。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2559010
ラグビー東芝、マクラウド選手、ホルテン選手を見た\(^O^)/
で書いたように、マクラウド選手、ホルテン選手を京王線の電車で見たのがい
い思い出です。
 マクラウド選手、ありがとう。

 マコーミック選手を見たときのことは、ブログが始まる前、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo29.html
乳の詫び状(2000/02/08) マコーミック引退
で書いていますね。そうか、あのシーンは、2000/02/06だったのか。
 その他、マコーミック選手のことは何回も書いているので、ウェブやブログ
についけている検索窓をまず、「www.asahi-net.or.jpを検索」にして、
「Wabijou マコーミック」で検索してください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Joe Armstrong著, 榊原一矢訳「プログラミングErlang」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で、ちょろっと紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
の翻訳が出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067149/showshotcorne-22/
プログラミングErlang (単行本(ソフトカバー)) 
Joe Armstrong (著), 榊原一矢 (翻訳)
です。
 Erlangのバイブルだから、この手の言語が好きな人は手元にぜひ。

 さて、この本が出ていることを知ったのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714537
第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
で出てきた
「Gauche *で* 本を作る」k16.shikano(鹿野桂一郎)(オーム社)
という発表のとき。
 鹿野さんが担当なのね。デモで、Gaucheを使ってXMLの原稿をLaTexにしてい
るシーンがあったが、その原稿が、本書だったわけ。2月に出ましたので買っ
てくださいということだったが、知らせてくれれば、宣伝したのにと思いまし
た。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 第2回gauche.nightと「プログラミングGauche」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
で紹介した
http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?gauche.night
第2回gauche.night
に行ってきました。
 そして、この日刷り上ったばかりという綱渡り(苦笑)の見本販売で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
を買いました。
 Gaucheが興味がある人はもちろん、LispやSchemeに興味がある人、関数型言
語に興味がある人は、必ず買いなさい。情報省からの命令です。\(^O^)/

 表紙はカワハギなんですが、Gaucheの作者shiro(川合史朗)さんがハワイ在
住なので、ハワイにちなんだカワハギで、ハワイ語では、フムフムヌクヌクア
プアアといって、ハワイ州の州魚だって。冗談みたいだけど、ほんと。
 フグ目モンガラカワハギ科で、和名はタスキモンガラ(英語名reef trigger 
fish)だそうです。
 おれが、世界一のフグ・カワハギの展示だと勝手に思っている下関の水族館
http://www.kaikyokan.com/
海響館
にいるかなと思って調べてみた。トップページからは、検索ができるとは思え
ないけど、偶然、
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi
で、検索できることを発見。
 カワハギで検索すると、フムフムヌクヌクアプアアはいないけど、フグ目モ
ンガラカワハギ科の魚としては、
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi?type=%95%5C%8E%A6&docfile=203.htm&word=%83J%83%8F%83n%83M
サーガッサムトリガーフィッシュ
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi?type=%95%5C%8E%A6&docfile=43.htm&word=%83J%83%8F%83n%83M
ゴマモンガラ
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi?type=%95%5C%8E%A6&docfile=36.htm&word=%83J%83%8F%83n%83M
クマドリ
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi?type=%95%5C%8E%A6&docfile=35.htm&word=%83J%83%8F%83n%83M
 イソモンガラ
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi?type=%95%5C%8E%A6&docfile=10.htm&word=%83J%83%8F%83n%83M
クイーントリガーフィッシュ
がいますね。
 CGIの名前が、fish0.cgiだったので、fish1.cgiなどあるんじゃないかと思
って調べたら、ありますね。\(^O^)/

http://www.kaikyokan.com/cgi/fish0.cgi
ここは名前がないが、新着の魚らしい。トップページの左フレーム「お魚情報」
の「ニューカマー」に対応。
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish1.cgi
まんぼう川柳
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish2.cgi
ペンギン飼育日誌
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish3.cgi
あくあはーつ通信
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish4.cgi
ここは名前がないが、新着ニュース。トップページの左フレーム「海響館NOW」
の「イベント&トピックス」に対応。
http://www.kaikyokan.com/cgi/fish5.cgi
オープンラボ

 全然、Gaucheじゃなくなってきたので、戻ります。^^;

 gauche.night第1部では、奥付の書名間違い(プログラミングGaucheではな
く、Gaucheプログラミングになっていた)を紙を貼って訂正している話が出て、
言わなければ誰も気づかないのにといってましたが、おれは、買ってすぐ気づ
いた。だって、奥付、すぐ見るのが癖だから。
 とにかく、Gaucheの作者、shiro(川合史朗)さんのサインをもらえたので、
チョーうれしい。\(^O^)/
 本書は一般にはまだ予約販売状態で、次は、2008/03/12に新宿ジュンク堂書
店で、shiroさんとえんどうさんのトークイベントがあって、そこでも販売さ
れるそうです。ただし、もう、紙を貼って奥付を訂正してないバージョンです。
コレクターには残念ですね。
 コレクターなら、紙貼りバージョンとそうでないバージョンの両方買うでし
ょうが。^^;
 正式には、3/14が発売日だそうです。
 トークイベントの詳細は、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000165.html
『プログラミングGauche』出版記念トークイベントのお知らせ
をどうぞ。
 そうそう、第1部では、以前2chで話題になって、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839917639/showshotcorne-22/
MONA―2ちゃんねる発祥の手作りOS (単行本) 
ひげぽん(著)
という本まで出たMONA OSのひげぽんさんもご登場でした。
 Paul Grahamのarcが出たという話もありましたね。出たこと知らなかった。たとえば、
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/30/022/index.html
「ハッカーと画家」の著者が新しいLisp系言語「Arc」を公開
をどうぞ。
 「ハッカーと画家」の翻訳は、もちろん、shiroさんです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274065979/showshotcorne-22/
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち (単行本) 
ポール グレアム (著), Paul Graham (原著), 川合 史朗 (翻訳)
をどうぞ。

 gauche.night第2部は、デモ大会「gauche.gong」で、ご登場は、
第2部: デモ大会「gauche.gong」 
「そうだ Scheme もどきを作ってみよう!」amachang(天野 仁史) (サイボウ
ズ・ラボ) 
「Gaucheで誤植共有」tabe(安部武志) 
「Cyber Earth」横田裕思 
「Gaucheで作るPIC電子工作」naoya_t 
「Gauche on Rails」吉田裕美(EY-Office) 
「Gauche *で* 本を作る」k16.shikano(鹿野桂一郎)(オーム社) 
「OldType」西山清香 
「PHPはGaucheの夢を見るか?」hogelog(小室直) 
「BiwaSchemeでAjax&Comet」yhara(京大マイコンクラブ) 
「glint - Gauche用コードチェックツール」小黒直樹 
「ステップ実行eval(仮)」山田淳雄
の面々。
 どれも面白くて、Gaucheファンがいろいろなところでいろんなやり方で
Gaucheを使っているのがわかりました。LLのときも同じ感想になるけど、みん
な、相変わらず、アイデアが面白いし、プレゼンも上手だね。こういうファン
キーな若い連中がいる以上、日本のソフトウェアは何の問題もない。\(^O^)/
 みんな、もっとごんごんやってくださいね。人類の未来は君たちの双肩にか
かっておりますぞ。\(^O^)/
 中でも印象に残ったのは、
「Cyber Earth」横田裕思 
「Gauche on Rails」吉田裕美(EY-Office) 
「Gauche *で* 本を作る」k16.shikano(鹿野桂一郎)(オーム社) 
「BiwaSchemeでAjax&Comet」yhara(京大マイコンクラブ) 
「glint - Gauche用コードチェックツール」小黒直樹 

 「Cyber Earth」の横田さんは、DNS Balanceの横田さんですね。
 Google Earthに国土地理院のCyberJapanのデータを貼り付けるというもの。
 Cyber Earthの詳しいことは、
http://www.netlab.cs.tsukuba.ac.jp/~yokota/izumi/cyber-earth/
電脳日本の旅 / Cyber Earth - Cyberjapan map layer for Google Earth
をどうぞ。
 吉田さんの「Gauche on Rails」は、Rubyを世界的に認知させた、いわずと
知れたRuby on Railsと同じことをGaucheでやっちゃうもので、えらくウケて
いました。
 特に、「JavaからRubyへ」という本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113202/showshotcorne-22/
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド (単行本(ソフトカバ
ー)) 
Bruce A. Tate (著), 角谷 信太郎 (翻訳)
をもじって、「RubyからLispへ」という話が出たときには、会場大拍手でした
ね。
 何度もいうけど、Rubyは結局AlgolシンタックスのLispなので(笑)、Rubyに
不満で知的好奇心、知的冒険心の強い層は、もっと自由度が高くてプログラマ
に全部を開放しているLispに行っちゃうのは自然な流れなんです。
 知的好奇心という意味で、「そうだ Scheme もどきを作ってみよう!」で
amachang(天野仁史)さんが、なんか、ちょっとLispとかSchemeとかいうのやっ
てみよう。SICPは敷居が高いけど、自分が得意なJavaScriptなら作れるんじゃ
ないかといって、それもJavaScriptとSchemeと混在記述ができるものを作って
みたのも、正しいアプローチ。
 簡単なLispやSchemeは、SICPを読まなくても作れますから。特にGC(ガベー
ジコレクション)やコンパイラ、それもネイティブコンパイラを作ろうと思わ
なければ。
 SICPは、Schemeを勉強する教科書じゃないんです。高階関数とか強力な抽象
化を簡単にできる言語を使って、プログラミングのいろんな側面を勉強する本
なんです。
 その意味では、CTM(ガウディ本)もOzという、Prolog的な宣言的な記述や関
数型言語的記述やオブジェクト指向や遅延評価もできて、Erlang的な並行・並
列・分散のモデル化もすっきりできるマルチパラダイムの言語を使って、プロ
グラミングのいろんな側面を勉強する本なんです。
 amachangのブログ
http://d.hatena.ne.jp/amachang/
IT戦記
に行くと、
http://d.hatena.ne.jp/amachang/20080301
で、kmoriさん、kmoriさん、kmyaccが使われてますよ!\(^O^)/
 チョー懐かしい。kmyaccは、
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kmori/kmyacc/
をどうぞ。
 ははあ、いつの間にか、C以外、Java, JavaScript, Perlにも対応なのか。
 kmoriさん、元気にしてるのかなあ。

 「Gauche *で* 本を作る」は、オーム社の鹿野さん。オーム社がGauche本出
せなくてくやしいなどといってたけど、いま、日本だと、オーム社、オライリ
ー、翔泳社くらいしか、おれ的にまともなコンピュータ関係の本は出せてない
ので、オーム社はよくやってくれてると思います。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で書いたように、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
も出してくれたし。
 で、Gauche本は出せなかったけど、実はオーム社社内では、Gaucheをバリバ
リに使って、本を制作しているという話。ほんと、バリバリですごかったです。
 LaTexもいいけど、XSL-FOでアンテナハウスのFormatterを使う組版もいいで
すよ、なんちゃって。詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/
をどうぞ。海外でも、というか、日本より海外のほうが評判がいいです。特に
国際的な企業はよく使ってくださってます。

 BiwaSchemeの話は、JavaScriptでSchemeを作ってブラウザでもSchemeが動く、
つまりは、ウェブページのスクリプトがSchemeで書ける仕掛け。
 BiwaSchemeは、
http://mono.kmc.gr.jp/~yhara/w/?BiwaScheme
をどうぞ。
 おれ、以前、Ajaxには未来を感じない、こんなので10年やるの?などと書い
たが、ブラウザにLispでも入ってLispで書けると面白いのにな、それも分散や
マルチスレッドが自然にかける奴が入ればなと思っていたけど、BiwaSchemeの
ようなアプローチもあるということですね。
 2重のインタープリタだから遅そうなんだけど。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で紹介した、ハーフフルで考えれば、ないよりは絶対いいよね。
 関連して、「PHPはGaucheの夢を見るか?」は、PHPが気に食わん人は、実は
PHPといいながら、Gaucheで全部書けるようにしたという代物。
 いまはどうか知らないけど、昔のPHPは、たしか3項演算子かな、何かがおか
しかったんですよ。3項演算子が大好きなk16(石野)さんなんか、PHPはクズと
かいって怒ってたもん。

 「glint - Gauche用コードチェックツール」は、実行時にしかほんとのチェ
ックはできない動的言語であっても、実行前にチェックできることはあるでし
ょう。だから、使ってみましたというので、実際、これでチェックすると、
GaucheにもKahuaにも、5箇所バグがあるそうです。^^;
 Gaucheって偉いなあと思ったのは、コンパイルのときの中間表現をプログラ
マが触れるのね。IFormという名前の中間表現です。
 あ、さすが、ひげぽんさん。ちゃんと調べようとしているわ。
http://d.hatena.ne.jp/higepon/20080201/1201875260
Scheme処理系 Gauche の最適化まとめ前編

 余談その1。
 Lispは、やってると頭がよく見えるし(笑)、実際、やってると頭がよくなり
ます。反例はおれだけどな(爆笑)。
 これまた何度もいうけど、おれは経験上、Lisp屋とゲーム屋は信用してい
る。最近のゲーム屋は昔ほどアイデア勝負じゃないし、ハードを作ることもな
くなってるけどね。そういう意味で、経験上、一番ダメなのは、大手システム
構築業者のSEと称する連中ね。^^;
 なんで、Lispをやると頭がよくなって、知的になるかというと(笑)、Lispが
知的好奇心を刺戟してメタ思考を促すからだと思うのね。Lispは、常に枠から
飛び出そうとしているし、実際に動的に自分を書き換えることで既存の枠をす
ぐ飛び越えますからね。
 いま、人間の知的とされる行為も、いずれ、機械に駆逐されていきます。そ
のときに人間の知的行為として残るのは、メタな思考や美の創造など、真善美
の創造的な部分だけじゃないかな。そういうところにしか、知性は残らない気
がするのね。いや、それすらも危ないかもしれないけれどね。
 その意味で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677369
放課後の電子工作
で、何度かちくちく書いてるが、自分をグーグル化して知的生産革命などとい
う勝間和代の本や、その本をダイヤモンド社が出したがために組まれた週刊ダ
イヤモンドのチョウチン特集にあるものは、知的や知性とは関係ない。少なく
ともほど遠い。
 あれは、食品偽装と同じで看板に偽りです。\(^O^)/

 余談その2。
 一番ダメなのは、大手システム構築業者のSEと称する連中の極端な例として、
NTTデータが累計1兆円ももらって腐った年金システムしか作れなかった事実
があるが、おれも何か書いていたなと思って、「NTTデータ 年金」で、自分
のブログを検索したら、面白いね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/12/1647280
年金問題そもそも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/13/1649723
Re: 年金問題そもそも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/28/1610959
Re: 消えた年金問題
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/23/1674169
年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/30/1688821
年金、片山さつき「システムは数カ月でできる」\(^O^)/

 「年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言」では、
--- ここから ---
 おれら学生のころは、COBOLを知らないアーキテクトやソフト屋は信用でき
ないといわれたりもしたんだぜ。世の中の大半を動かしているのは、実は
COBOLなんだから。逆方向でいえば、Lispを知らないアーキテクトやソフト屋、
特にソフト屋は信用できないのと同じね。
--- ここまで ---
なんてこと書いてるね。
 gauche.nightの余熱で書いちゃうと、年金システムはGaucheで書き直せばい
いんだね。\(^O^)/
 完成したら、オープンソース、かつ、草の根から出てきたプログラミング言
語で書かれた世界最大のシステムになりますね。^^;
 さっき、「人類の未来は君たちの双肩にかかっておりますぞ」と書いたが、
あながち、間違いじゃないね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 『CORE MEMORY』の写真家・著者が来日!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654047
Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core 
Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
で紹介した
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
の写真家・著者が来日して、イベントがあります。詳しくは、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000168.html
『CORE MEMORY』の写真家・著者が来日!2つのイベントを開催します
をどうぞ。
 ロフトプラスワンでもやるのか。昼間と歌舞伎町のイメージが合わん。おれ
の場合、歌舞伎町は、夜の散歩場所だったから。一応過去形。^^;

http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000167.html
『CORE MEMORY』ミニ写真展、開催中!
というのもありますね。まだやってるかどうかはわかりませんが。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: サントリー、府中ダービーを制す
---
 ラグビー日本選手権準決勝、サントリーサンゴリアス対東芝ブレイブルーパ
ス。
 25-14で、サントリーの完勝、東芝の完敗でした。
 東芝は課題だった、そして修正したはずのラインアウトがぼろぼろ。攻撃の
リズムがつかめず、キックで陣地を取られて攻められ、逆にキックで陣地をと
ってもラインアウト失敗で敵にやられるパターン。
 前半は22-0でサントリーがリードする一方的な試合。
 後半の後半、ほぼ試合が決まってから、2トライ返しましたが、もう15分あ
ればさらに2トライ上げて逆転かというくらいで、2トライ返したあと、東芝
のリズムだったので、清宮監督の顔も少しひきつっていましたが、終わってみ
れば、サントリーの余裕の逃げ切りでした。
 トップリーグが始まったころ、国立競技場に東芝府中対サントリー戦を観に
行ったら、東芝府中が前半24-0くらいでリードして楽勝ムードだったのに、後
半はサントリーが0-24で追いついて、引き分けになった試合がありました。あ
の再現かと一瞬は思ったけど、そうはなりませんでした。

 もう1つの準決勝、三洋電機対トヨタは、25-24の大接戦で三洋電機が競り
勝ちました。
 これで三洋電機は初の栄冠に挑戦。トップリーグでは、レギュラーシーズン
全勝で首位ながらプレーオフでサントリーに敗れて苦杯。悲願の初優勝ができ
ず。今回はリベンジに燃えているでしょう。
 サントリーは、東芝との試合で佐々木など主力選手がケガで退場したので、
それが心配ですね。事実、佐々木が抜けたあとは、東芝に一方的に攻められま
したから。
 ともかく、サントリーには日本一になって、東芝に続いて、我が府中市にま
た栄冠をもたらしてほしいです。

乳の詫び状(2008/03/07)

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 東芝ブレイブルーパスの大野均選手
---
 筒井さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
筒井康隆著「ダンシング・ヴァニティ」
に関係することで、調べものがあって、府中の中央図書館に行ったんです。
 それで、日経新聞を調べていたら、スポーツ欄にラグビーの東芝ブレイブル
ーパスの大野選手のことが3回連載されていました。思わぬ拾い物でした。
 日経新聞夕刊2008/02/18, 02/19, 02/20の3回です。執筆は、合六謙二氏。

 大野選手は、なにかにつけて規格外、日本人離れといわれます。
 大学になってラグビーを始めたこと、191cm, 105kgなのに50メートル6秒台
の俊足。ずば抜けた身体能力など。
 今シーズン開幕戦、サントリーサンゴリアスとの試合で、サントリーの選手
に踏まれて左足の人差し指を骨折したんですね。それでも、そのまま試合を続
け、以後、シーズン全試合に出てます。\(^O^)/
 開幕戦後、病院に行ったけど、レントゲンは拒否。骨折と判明すれば試合か
らはずされるから。\(^O^)/
 薫田前監督も、肋骨が2,3本折れたまま試合を続けていたとか、すごい話
が多いですよね、ラグビーは。それくらい体も精神も強くないと世界とは戦え
ないということなんでしょうけど。
 トップリーグが開幕した年だったか、それ以前か忘れたけど、ヤマハ発動機
ジュビロの木曽選手もものすごかった。
 目の上の付近がぱっくり割れて大量出血。
 一時、ピッチ外に出されたんだけど、ちょっとしてカメラがジュビロのベン
チをとらえたら、あなた。なんと、麻酔なしで、その場で、木曽選手の額を縫
ってました。\(^O^)/
 何針縫ったんだったか。とにかく縫って包帯とバンドを巻いて、5,6分か
な、それでまた木曽選手はプレーを再開しました。お前ら、バケモンか。\(^O^)/

 大野選手は、大学から本格的にラグビーを始めた遅いスタートで有名ですが、
身体能力が高いというので、卒業する年に、薫田さんが、東芝府中の練習に呼
びました。
 東芝の練習は、親には見せられないといわれるほどハードなんですが、大野
は、知らずに来て、地獄を見た。\(^O^)/
 しかも、その日の練習では、重傷者が出て、東芝府中のグランドに救急車が
来た。\(^O^)/
 大野も肩鎖関節を亜脱臼。でも、「呼んでくれた薫田監督への感謝から痛み
を隠して、走り続けた」そうです。\(^O^)/
 薫田さんは、身も心もずたぼろになりながら、最後までついてきた大野に惚
れ込んで、東芝が採用する(東芝に就職できる)から3日以内に返事をくれとい
ったそうな。
 親思いの大野選手は、長男だし、就職は地元の福島県(彼は郡山市の出身)で
しようと思っていて、内定ももらっていた会社もあったし、夢だった消防士に
もなろうと勉強もしていたんだそうです。
 でも、薫田さんが、3年でお前を日本代表にするといったし、ご両親も後押
ししてくれたので、東芝に決めたそうです。
 実際、3年で日本代表になってます。すごすぎ!\(^O^)/
 ただ、薫田さんは、大野が優しいことに憤慨したこともあるそうな。敵と戦
っているときにそんな気持ちでどうするんだと。
 サントリーの清宮監督も、大野は買っているけど、もっと周囲の期待以上の
プレーをやってほしいとのこと。大野ならこれくらいのことができて当たり前
のことしかやれてないという、ハイレベルな要求をしています。

 昨年のフランスワールドカップ。日本代表、カーワンジャパンは、結局1勝
もできなかったけど、それでも、感動的な引き分けがありました。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/26/1823163
カーワンジャパン、感動、奇跡の引き分け\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/01/1830692
Re: カーワンジャパン、感動、奇跡の引き分け\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/05/1773903
まもなく、ラグビーワールドカップ 2007 フランス大会開幕

 大野選手は、このワールドカップのフィジー戦で、体重が6キロ減ったんで
すって。たった1試合ですよ。さらに他の試合でも平均4キロくらいずつ減っ
たそうです。
 いかにすさまじい戦いか。トップリーグなら1週間間隔があるから体重も体
調も戻るだろうけど、ワールドカップでは日本代表は中3日くらいで戦いまし
たからね。
 どういう体をしているのでしょうか、彼らは。\(^O^)/

 大野選手がいうには、体格に劣る日本選手でも、低くて速いタックルは続け
るべき。速いテンポで相手の虚を突くことも大切。これを80分やれれば海外の
トップとも互角に戦えるだろうと。ただし、判断のスピードをもっともっと上
げないとだめだといってますね。
 サッカーも同じことを言われていて、似てますよね。

 いよいよ、明日は、日本選手権準決勝で、府中ダービー。
 府中に本拠地を置く、サントリー対東芝の対決です。
 清宮サントリーはトップリーグに続いて2冠を目指します。
 東芝はトップリーグを逃したので、日本選手権3連覇は是が非でもと思って
いるでしょう。大野選手の活躍に期待しましょう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「どこでもゆびピアノ ドレミくん」小学一年生の付録
---
http://slashdot.jp/hardware/08/03/06/0353203.shtml
アレゲながっきのおまけつき!「小学一年生」4月ごう、ぜっさんはつばい中!!
で知って、その「どこでもゆびピアノ」がほしいと思い、昨夜、「小学一年生」
2008年4月号を買いに近所の本屋に走りました。

 レジに小学一年生を持っていくと、おばちゃんが
「男の子? 女の子?」
「は?」
「だから、お子さんは、男の子? 女の子?」
「あ、いや、その、これ、おれ用です。子供用じゃなくて」
「はうあ!! そうなの? 男の子なら男の子用の袋、女の子なら女の子用の袋
に入れてあげようと思ったんだけど、じゃ、フツーの袋でいいわよね」
ということで、フツーの袋に入れてもらいました。^^;

 帰宅して、さっそく、「どこでもゆびピアノ」を試したが、がびーん。
 小さいよ、これ。
http://sho1.jp/sho1/index.html
にあるみたいに、手首にボティ部分が来ないよ。手の甲の指側のところにちょ
こんと乗っちゃう状態。
 ま、それでも、なんとか弾けました。
 曲は、ちゃんと簡単な曲の楽譜が本誌にあります。
 「おしりかじり虫」「チューリップ」「ぶんぶんぶん」「ちょうちょう」の
4曲。
 知らなかったが、「ぶんぶんぶん」はボヘミア民謡、「ちょうちょう」はス
ペイン民謡なんですね。驚きました。
 「おしりかじり虫」も、すぐ弾けたよ。あまりに簡単だから、おれでも初見
で弾ける。\(^O^)/

 それにしても、小学一年生を買ったのは、20年ぶり?
 ポケモンも知らないキャラがいっぱいいるね。また幻のポケモンが出るんだ
ね。シェイミだって。
 「おしりかじり虫」や、「ぜんまいざむらい」は、NHKでやってるから、か
ろうじてわかるが、浦島太郎感が強し。

 何万冊出ているか知らないけど、これだけシールやカードや付録やら挟み込
みが多い本を、全部のパーツをちゃんと揃えて漏れなくパッケージングするの
は、スケジュール管理から資源管理からなんから、大変なノウハウなんじゃな
いですか?
 ソフトウェア開発は、このレベルは達成できてないんじゃないか。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
で紹介し、
--- ここから ---
そして、あなた、古田彩「多世界から生まれた計算機」が出色。おれはこれ 
を読んで雷撃を受けたように感動した。
--- ここまで ---
と書いた、古田彩さんその人からメール。

--- ここから ---
中村正三郎さま

日経サイエンスに「多世界から生まれたコンピュータ」を書きました古田彩で
す。
中村さまのブログで過分なお言葉を頂き、感激しております。

ドイチュ氏への最初のインタビューで彼の発想の経緯を聞き、
2ヶ月後に感動のあまり熱が出そうになった(理解するのにそれだけかかった)
のが、量子情報の歴史取材を始めたきっかけでした。
なので、彼がひらめくくだりで「雷に打たれて失神した」と言って下さったの
が、とても嬉しいです。ブログを何度も読み返しては、にやついております。

量子コンピュータ発見後の経緯を、講談社の雑誌「アリエス」に書いています。
アリエスは廃刊されましたが、記事は講談社のサイトからダウンロードできま
す。
http://moura.jp/scoop-e/seigen/downloads/index.html
かぶるところもありますが、ご高覧頂けましたら幸いです。

どうもありがとうございました。

古田彩 拝
--- ここまで ---

 こちらこそ、よい記事、ありがとうございました。
 ぼくも含めて、ブログで氾濫する雑文と違って、取材と考察と推敲がきちん
となされている文章はやはりいいですね。ゴミはいくら読んでもゴミだもん。
フォトリーディングや速読で読めるものは、所詮、ゴミとしてしか読んでない。
ジャンクフードはどれだけ食ってもジャンクだもん。少数でもいいものをじっ
くり読まないとね。
 これからもいい記事をお願いします。

 で、さっそく「アリエス」の記事を読もうと講談社のサイトに行ったら、あ
なた。
 古田さんには申し訳ないけど、平岡正明さんが書きまくってるじゃないです
か。
 ダウンロード猿になりました。\(^O^)/
 もちろん、古田さんのもダウンロードしましたし、これから読みますが、そ
れより平岡正明さんの未読の文章がある場所を教えていただいたことにも感謝。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/07/690490
伸びない典型
で、
--- ここから ---
 トドメを刺されたのが、平岡正明さんの「筒井康隆はこう読め」のシリーズ。
平岡さんの読み筋は、ぶっ飛びまくり。 
 「この作品はね、この辺から穴を掘ると面白いんだよね」といわれてついて
いったら、出たところが地球の裏側ブラジルだったみたいな、面白さ。
--- ここまで ---
と書いたが、ここに並んでいるものでも、「満洲における志ん生、圓生、森繁」
とか、タイトルだけでも雰囲気すごいでしょ。
 「読む」とは何か。その文章を通じてぼくに教えてくれた一人が、平岡さん
ですね。

 あ、武澤秀一氏の「マンダラの謎を解く」を面白そう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: サーチエンジンはどこでもドアか?
---
  第59回ISIT定期交流会のご案内。
■日 時  平成20年 3月28日(金)
 講演会 15:30〜17:00
 交流会 17:00〜18:00
■会 場  福岡SRPセンタービル(ももちキューブ) 2階 視聴覚研修室 
    (福岡市早良区百道浜2丁目1−22)  
■テーマ   「サーチエンジンはどこでもドアか?」
      〜探索と学習のための情報アクセス技術〜
■講 師 神門 典子(かんど のりこ)氏 
     国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授
     NTCIRプロジェクトリーダ ・ 総合研究大学院大学 情報学専攻 教
授)

 詳しくは、
http://www.isit.or.jp/kouryuu-new.html
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 囲碁対決、与謝野馨対小沢一郎
---
 昨年2007/10/28に打たれた与謝野馨対小沢一郎の一局を、囲碁将棋チャンネ
ルがやっていて、面白いね。当時の報道は、たとえば
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/10/28/20071028010004331.html
囲碁対決は小沢氏快勝 与謝野氏と師弟関係逆転
をどうぞ。
 依田九段が大盤解説していましたが、途中、大竹英雄名誉碁聖も登場して、
序盤の打ち方をみていて、小沢さんは強くなった、大満足といってました。
 与謝野さんはとっても強いのね。30年前から銀座の囲碁サロンにしょっちゅ
う出入りしていたそうな。
 与謝野さんは、プロ相手に4目くらいでいい勝負。小沢さんは5か6目でい
い勝負らしい。
 与謝野さんは、ネット囲碁も好きでしょっちゅうやってるらしい。ネット囲
碁やると、与謝野さんと打てるのか。でも、相当に強くないと話にならんだろ
うけど。

 依田九段は、小沢さんの指導をやったみたいですね。
 前、書いたっけ? 依田九段は時々市ヶ谷でお見かけするんですよ。すぐそ
ばに座ったこともある。もちろん、緊張して、声なんかかけられない。^^;

 将棋だと、政治家では、村上誠一郎が有名ですね。
 これも書いたっけ? 以前、森内名人相手に飛車落ちでほとんど勝勢で、森
内名人もいつ投了しようかというところだったけど、さすが森内名人。歩一発
で混乱させて一気に寄せてしまいました。余分に1歩渡したのが命取り。恐ろ
しい。

 囲碁の本で紹介したいのがあるんだけど、ちょっと待ってね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/20/2569889
マジシャン、上口龍生(かみぐち りゅうせい)
で、江川さんの奥様のいとこ(前記リンクでは、甥っ子と書いていましたがが、
訂正します)であることを知ってびっくりした、上口龍生さんが、アキバのマ
ジックメイド喫茶に来るというので、会社のマジック愛好家堀さんに連れてい
ってもらって行ってきた。
 すごーい。マジック、不思議〜〜〜〜〜。楽しい〜〜〜〜〜。

 マジックメイド喫茶というのは何かというと、もはやアキバでは、メイド喫
茶は増えすぎてプラスアルファがないと差別化できないんだって。それで、こ
のお店では、メイド姿の女の子が、マジックをテーブルでやってみせてくれる
というのが売りらしい。
 そのお店というのは、最近、着せ替え衣装屋さん?と提携して、「スタジオ
カフェ・ストロベリー」から名前が変わった、「キャンディフルーツ・ストロ
ベリー」というお店。サイトは、
http://candyfruit-strawberry.com/
です。着せ替えカフェになってる。\(^O^)/
 本来、火曜日が定休日だったんだけど、この日をマジシャンを招いて演じて
もらう日にしたそうな。それで、上口龍生さんも来るというので、火曜日に行
ってきたわけ。
 ショーの模様は、
http://blog.livedoor.jp/akibabot/archives/50994438.html
マジックカフェ☆ストロベリィ −毎週火曜の夜はマジックナイト
にありますね。
 ああ、この日は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2560489 
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ
で紹介した百瀬さんがご出演だったのか。

 上口龍生さんがステージでやる前には、火曜日店長のレフティ平田さんが、
テーブルでカードとマジックのコインをやってみせてくださったんだけど、す
ごい、不思議な現象ばかり起きて、超能力者でしたね。\(^O^)/
 情報省のスパイ採用決定。\(^O^)/
 平田さんは、鮮やかに決めて「問題ないですよね?」というけど、おれに言
わせると問題ばっかりだよ。
 なんで、そこで消えて、こっちに出てきたり、あれがああなったり、こうな
ったりするんだよ。
 しかも、これ、トリックグッズは使わず、手の技だけです。大まかにはわか
るんだけど、実際は、目の前でやられてもわからないね。

 上口龍生さん、しゃべりも上手ですね。
 堀さんがいうには、YouTubeにある上口龍生さんの動画は、根暗自虐キャラ
を演じつつのマジックだったらしくて、今回もその路線かと思ったら、観客を
巻き込んで驚かせたり、笑わせたりする演出でした。
 一緒に行った会社の特に名を秘すH君がいじられキャラになって、龍生さん
にいじられまくりました。\(^O^)/
 カード当てなんか、みんな、どこに正解のカードがあるかわかるのに、H君
だけわからないようになってたり、ロープマジックも一緒にステージに上がっ
た女性はちゃんとできるのに、H君はできないようになってたり。
 でも、なんか、いじられてたH君がうらやましい気もした。\(^O^)/

 前田知洋さんがやる、アンビシャスカードという、真ん中付近に入れたはず
のカードが一番上に上がってくるマジックもやってくれた。違うシーケンスや
演出でね。
 以前、百瀬さんのDVDのカード編のテクニックだけでやってるんじゃないか
と書いたけど、ほんとそうなんだって。トリックカードじゃなくて、手のテク
ニックだけ。
 少しはあそこであの技が使われているというのは知ってるんだけど、今回も
やっぱりわからない。頭でわかっていても、認識できない。\(^O^)/
 どう考えてもあの瞬間にやったはずなのに、そんなそぶりがなかったしなあ
という具合で、以前も書いた、脳科学だかなんだかでわかった人間は0.3秒以
内?でやられると認識できないというのを地で行く感じでしたね。
 ロープマジックは、百瀬さんのDVDにあったロープなんだけど、演出が違う
と何がどうなってるのか、ほんとにわかりませんね。
 一番、訳がわからなかったのは、ハンカチを結ぶマジック。きつく結んでお
客に確かめさせて、おれも確かめたけど、それが0.1秒でほどけちゃうんだよ
ね。
 このマジック、ウケはいいんだけど、片付けるときに結び目をほどかないと
いけないのが難点でね、などとぶつぶつ言いながら片付けるんだけど、結び目
をほどいて、ハンカチを振ると一瞬でまた硬い結び目になったりね。
 結局、つけたりはずしたりできる結び目だと思うんだけど、それがどうなっ
てるのかは、見ているだけはわかりませんね。

 以前、龍生さんのサインほしいとか書いたけど、お話とかサインとか、緊張
してできませんでした。\(^O^)/
 当然、上口龍生さん、情報省のスパイ採用決定。\(^O^)/

 いやあ、マジックって、ほんとにマジカルで不思議で楽しいですね〜〜〜。
 テレビよりも目の前で実演されると、もっともっと楽しいね。
 テレビは映像トリックもあるから、どうしても醒めてみちゃうことがあるけ
ど、目の前で実演されると、もう異空間に放り込まれるもんね。どう考えても、
物理法則を無視している魔術の世界。\(^O^)/
 お暇と興味がある人は、一度、眼前の魔法を体験してみたらいいと思います。

中村(show)

===
標題: Re: 上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
---
 テーブルマジック系は、ほとんど手の技術ですからねぇ。凄いものがありま
す。掌の筋肉を作るのに最低でも五年はかかるとか。
 親指の付け根と掌の筋肉で500円玉を自在に飛ばせるようになって、初めてで
きる技とかあるらしく、どうすりゃそんな掌が出来るのかという気もします。修
練の世界ですね。
 同様に修練と言えば腹話術で、いっこく堂の口の中に舌でもう一つの口を作る
なんてぇことは、多分舌の長さの関係から物理的に絶対できない人も居るでしょ
うね。
---
たま@無精庵

===
標題: 上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
---
 いっこく堂といえば、上口龍生さんは、いっこく堂さんとよく全国を回って
るそうです。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Oz/Mozartのドキュメント
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of 
Computer Programming」
では、最初は非常にシンプルな言語で始めて徐々にフルセットの言語を紹介し
つつ、いろんなプログラミングの概念、モデル、パラダイムや技法を解説して
いるので、早く全貌を知りたい人もいると思う。
 付録には本書で使われているプログラミング言語Ozの文法と意味論は載って
いるんだけど、チュートリアルや例がもっとほしい人は、Ozとそのシステム
Mozartについてのドキュメントを以下から入手してください。

 ブラウザで読みたい人は、HTML版が
http://www.mozart-oz.org/documentation/
Mozart Documentation
にあります。
 印刷したり、PDFで読みたい人は、PS版とPDF版が
http://www.mozart-oz.org/download/view.cgi?action=print
Printed Documentation for Mozart 1.3.2
があります。

 まずは、Tutorial of Ozからでしょうね。

乳の詫び状(2008/03/06)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのtti/salonから。

ヤノピ様こと山下洋輔さんの書き込みにコメント。

===
標題: Re: ピアノ再炎上!
---
 ちょっとググって(グーグルで検索して)みたら、YouTubeに昔のピアノ炎上
の動画がちょろっとありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=x34cIKPZ-ug
山下洋輔 粟津潔 ピアノ炎上
をどうぞ。

 読売と毎日の地方版にニュースがありますね。
http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub2/art/ho_s2_08021801.htm
山下洋輔氏、志賀で「ピアノ炎上」 来月8日
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080303ddlk17040105000c.html
山下洋輔さん:オマージュ、炎の再共演 8日・志賀町の海岸でピアノ演奏/石川

 石川県羽咋郡志賀町のサイトにも出ています。
http://www.town.shika.ishikawa.jp/shika_event/piano_enzyo2008.jsp
山下洋輔、燃えるピアノに再び挑戦『ピアノ炎上2008』

 ヤノピ様がおっしゃった、金沢21世紀美術館、粟津潔展の関連イベントで、
作品「ピアノ炎上」と共演したというのは、2008/02/17にあった
http://www.kanazawa21.jp/ja/04event/event_one.php?id=865
「荒野のグラフィズム:粟津潔」展関連企画
山下洋輔ライブ「ピアノ再炎上ー粟津潔の映像作品とともに」
のことなんですね。
 これを観た人の感想がブログにありました。
http://pub.ne.jp/GREEN_HILL/?entry_id=1216996
山下洋輔ライブ『ピアノ再炎上』
 これを読むと、この日、20cmを超える大雪だったんですね。
 そして、作品「ピアノ炎上」は、ニューヨーク近代美術館にも収蔵されてい
るんですか。すごいなあ。
 やったほうもすごいけど、コレクションに加えるニューヨーク近代美術館も
すごいなあ。
 こういう話を見聞きすると、脳みそのしわをぐいっと押し広げられるという、
意識が拡張される感じがしますね。
 芸術のパワー、知性や知とは何かということを考えてしまいます。
 コンピュータは、こういう発想を得て、実際に演じようとする意識は、いま
だ持ちえていませんから。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: JavaScriptでつくるSchemeインタプリタの基礎の基礎
---
 詳しくは、
http://codezine.jp/a/article/aid/739.aspx
JavaScriptでつくるSchemeインタプリタの基礎の基礎
[中級] JavaScriptによるSchemeの実装
をどうぞ。
 ガベージコレクションをやらず、継続もやらないと、ほんと簡単ね。
 SUBRやFSUBRは懐かしい言い方ですね。30年前にLispを知ったときは、こう
いう言い方でした。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数学定数、オンライン整数列大辞典
---
 もう変わってしまっているが、先々週くらいに、
http://slashdot.jp/
スラッシュドット ジャパン: アレゲなニュースと雑談サイト
に行ったとき、アンケートをやっていて、それがどんな数を知っているかとい
うものだった。
 そして、おれは予想通り、ほとんど知らない。
 コープランド-エルデシュ定数とか、チャンパーノウン定数とか知ってます?
 じゃ、もっとやさしいピタゴラスの定数、テオドルスの定数、ネイピア数は?
 おれは、自慢じゃないが、全部、知らん。\(^O^)/
 ネイピア数は、あ、聞いたことがあるある。でも、ティッシュとは関係ない
んだよね。あれは、ネピアだから、くらいのもん。\(^O^)/
 で、しらべたら、
 ピタゴラスの定数は、なんだ、2の平方根のことじゃん。
 テオドルスの定数は、なんだ、3の平方根のことじゃん。
 でも、実際の数は、2の平方根、それも1.414くらいしか思い出せない。3の
平方根は、1.414より大きいけど、2よりは小さいよねだって。\(^O^)/
 ネイピア数は、なんだ、自然対数の底じゃん。
 じゃ、具体的な数をいってみろ。
 えーと、2.7くらいだった?\(^O^)/
 じゃ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ネイピア数
をみろ。ってな具合。
 コープランド-エルデシュ定数、チャンパーノウン定数は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/コープランド-エルデシュ定数
http://ja.wikipedia.org/wiki/チャンパーノウン定数
をどうぞ。
 そんなこんなで、実は、これらの数学の定数の説明ページがちゃんとあるの
ね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/数学定数
をどうぞ。

 この探索の過程で、すごいものを発見。いろんな数列を集めているサイトが
あるのね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/オンライン整数列大辞典
をどうぞ。実際のサイトは、
http://www.research.att.com/~njas/sequences/
をどうぞ。
 AT&Tがやってるんだけど、始めたのは、アメリカの数学者スローンさんで、
学生だった1960年半ばから、こういうコレクションをやっているそうです。\(^O^)/
 そして、「約40年にわたって「自分の」数列たちを一人で管理し」てきたそ
うです。いまは、編集委員会ができてますね。
 それにしても、世の中にはものすごい人がいますねえ。
 AT&Tがやっているのは、スローンさんがAT&Tの研究所の研究員だからなんで
すね。

 LLRingで、座談会でリングに上がったときにしゃべったのかな。
 LLRingは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/24/536516
LLRingのフォロー
くらいしかないね。
 ま、ともかく、そのとき、素数サーバとか円周率サーバとかあってもいいん
じゃないかといったんです。
 で、先の
http://www.research.att.com/~njas/sequences/
に行くと、ちゃんといろんな数があって、素数や円周率もかなりの桁、ここか
ら入手できますね。
 たとえば、円周率は、
http://www.research.att.com/~njas/sequences/A000796
に説明があって、Linkにある
N. J. A. Sloane, Table of 10000 digits of Pi labeled from 0 to 9999 
[based on the Plouffe link below]
http://www.research.att.com/~njas/sequences/b000796.txt
には、10,000桁までの円周率があります。1行の左が通し番号、右が実際の値
ですね。
 素数は、
http://www.research.att.com/~njas/sequences/A000040
に説明があって、Linkにある
N. J. A. Sloane, Table of n, prime(n) for n = 1..10000 
http://www.research.att.com/~njas/sequences/b000040.txt
には、10,000個の素数
N. J. A. Sloane, Table of n, prime(n) for n = 1..100000
http://www.research.att.com/~njas/sequences/a000040.txt
には、100,000個の素数があります。フォーマットは先の円周率と同じです。
 いろんな数、もう自分(や自分の計算機)で計算する必要ないですね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

2008/03/03に書いて、その後のやりとり。

===
標題: 住基カードご臨終?
---
 住基カードがさっぱりだそうです。
http://www.asahi.com/politics/update/0302/TKY200803020165.html
住基カード手詰まり 普及率1.5% 使い道不足空回り
2008年03月03日06時00分
をどうぞ。
 偽造カードを出回ってるのね。知らなかった。

 391億円かかったとされる住基ネットだそうですが、このまま、お陀仏でし
ょうか。

中村(show)

===
標題: Re: 住基カードご臨終?
---
「確定申告が、簡単で便利〜」などと言われているe-taxも
住基カードとそれが読み取れるカードリーダがないと使え
ないのよね。そこまで揃っている人には、メリットはある
かもしれないけど、5000円の税額控除(一度だけ)のため
に、そこまでするひとは、あんまりいないわなあ。

--
つばめどん

===
標題: Re: 住基カードご臨終?
---
もしかして、シグ……
あわわ、すいませんすいません
通産省の皆さんもう言いません。
Σなんて\(^o^)/…言っちゃった^^;

持田(pochi)

===
標題: Re: 住基カードご臨終?
---
>もしかして、シグ……

 ここで吹き出しちゃった。お茶飲んでなくてよかったぁ〜。(^o^)

                           穂高

乳の詫び状(2008/03/04)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 将棋界の一番長い日
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686581
将棋界の一番長い日
の続き。
 すごかったねえ。
 将棋会館に行こうかと思ったけど、断念してテレビ観戦へ。
 初めてA級順位戦最終局の中継観たけど、勝負というのは、ものすごいドラ
マですね。良質のスポーツの感動と比肩しうるドラマでした。
 注目の羽生-谷川戦は、谷川さんがあっさり投了していて、残念。\(^O^)/
 羽生さんの完勝だったようです。これで名人挑戦者は、羽生さん。もし、森
内名人を破れば永世名人です。
 谷川さんは、今季調子が悪いですね。やはり年齢的な衰えなんでしょうか。
まだまだがんばってほしいんですけど。おれなんか、コンピュータ将棋激指の
8級に光速の負けばっかりだもん。\(^O^)/

 挑戦者への最後の望みと、残留への最後の望みがぶつかった久保-三浦戦は、
夜11時くらい?に千日手指し直しになりました。そして指し直し局を、まだ、
やってます。
 でも、羽生さんが勝ったから、三浦さんは勝っても挑戦者になれないし、現
役タイトルホルダーが降級かと注目が集まっていた佐藤さんが激戦の末に勝っ
たので、久保さんも勝っても降級なんです。
 それでも、知力、体力、気合をぶつけ合って午前2時を過ぎても戦っている
様は、感動的です。

 そして、今回、何より、感動的だったのは、佐藤-木村戦。
 途中、佐藤ペースで佐藤勝勢、必勝などといわれていたのに、木村さんが猛
然と追い上げて、互角。
 木村さんが佐藤玉に迫ったころは、逆転模様。
 佐藤さんは持ち時間を使い果たしてすでに1分将棋。すごく苦しそうな表情。
マラソンランナーがあえいでいるかのような表情。体を使わず、頭を使ってこ
んなにもがいている表情はまずお目にかかれないでしょう。
 午前1時半過ぎかな。佐藤さんが勝ったんですが、直後に先崎八段が、控え
室で検討していた結果、木村さんが詰みを逃したことを指摘。解説の深浦王位
と橋本7段も、詰みがありそうだけど、歩の数が足りるかどうかぎりぎりとい
っていた6七銀打ちからの詰み筋。
 このとき、木村さんは、9九と金で香車を取ったのが結局敗着なんですね。
 その詰みを指摘されたとき、佐藤さんも木村さんも呆然とした表情。
 12時間以上戦って最後に1分将棋の連続では、さすがのトッププロもこうい
うことがあるということですね。
 奇跡的に詰みを逃れた佐藤さんに運があったということでしょうね。
 筋書きのない大ドラマでした。
 あえいであえいで鬼の形相だったのが、5九玉と引いたところだったかな。
佐藤さんは勝ちを確信したんでしょうね。表情が人間に戻りました。
 その後、木村さんも負けを覚悟してからは、さっぱりとした表情に戻りまし
た。
 これがまた人間ドラマ。

 録画して、寝ようと思ってたのに、結局、この時間まで起きてるなんて、そ
れくらい人を惹きつける大熱戦でした。

乳の詫び状(2008/03/03)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋界の一番長い日
---
 今日は、将棋の名人への挑戦者を決めるA級順位戦の最終局。「将棋界の一
番長い日」といわれます。
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20080301k0000e040056000c.html
名人戦:A級順位戦最終局…10人の中で勝ち残れるのは?

 名人挑戦者に羽生2冠さんがなるか、三浦八段がなるかも注目だが、A級か
ら落ちるほうも注目。なんと、2つもタイトルをもっている佐藤2冠が落ちる
かもしれないのだ。
 久保さんは、このところのタイトル戦で羽生さんにこてんぱんにやられてい
るからね。
 青森の星、行方さんは、残念ながら降級が決まっています。

 将棋会館でお金とってみせてくれるんですね。
 市ヶ谷にいるから、囲碁の日本棋院は何度が足を運んだが、千駄ヶ谷の将棋
会館はまだ行ったことないです。

http://www.shogi.or.jp/~doujou/event/index.html#a-class-last
A級順位戦最終局大盤解説会!!

 時間があるようなら、行ってみようかな。でも、大体、午前までになるんで
すよ。だから、テキトーに帰らないと。
 指しなおし局になったりして、ひどいと明け方までやってるもんね。もっと
すごいのもあって、行方さんの
http://ja.wikipedia.org/wiki/行方尚史
にある、中川大輔七段戦では「持将棋、千日手による2度の指し直しでトータ
ル23時間(午前10時開始、翌日午前9時15分終局)」だもんね。これは写真を
みたことがある。

 NHKでもBS2で中継しますね。
http://www.nhk.or.jp/goshogi/special/
衛星第2テレビ
3月3日
(1)午前9:40〜11:54
(2)午後3:00〜6:00
(3)午後10:45〜午前2:00

 やっぱ、午前2時までやるんだ。\(^O^)/
 うっふん、今夜は寝かせてあげないわ。
 いやーん。オネムー。
 あなたは寝ててもいいの。こっちの息子さんだけ起きてれば♪

 朝からエロモードになって、なに、♪つけてんだよ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908371
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語
の第2弾。
 CTMの日本語版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
を買ってくださった人がいて、思い出した。
 今回は、気になった訳語というより、間違った訳語といっていい。
 日本での標準的な訳語は、

concurrent  並行
concurrency  並行性
parallel   並列 
parallelism  並列性

 ところが、訳者の羽永洋氏は、これを完全に逆に訳している。

concurrent  並列
concurrency  並列性
parallel   並行 
parallelism  並行性

 これは間違い。最初に述べたものが正しい。
 フツー、concurrent(並行)は論理的なことで、parallel(並列)は物理的なこ
とを指す。
 たとえば、
http://lise.me.sophia.ac.jp/kktm/Essay/concurrent_parallel.htm
並行,並列,同時,および,分散:
concurrent, parallel, simultaneous and distributed
をどうぞ。
 こういう標準的な意味を知っていて読むと、話がえらいギクシャクする。
 とりわけ、並行・並列の概念が出てくる、第4章の「宣言的並列性」のあた
りから。
 で、原書をみたら、第4章は、「Declarative Concurrentcy」、すなわち
「宣言的並行性」と訳すべきこと。訳書、349ページの注24なんて、
--- ここから ----
「並行性」が並列性の意味で使われている。当時、どちらの概念も「並行性」
といわれた。
-- ここまで ---
となっていて、おれ、何をいってるかわからなかった。\(^O^)/
 原文は、
By "parallelism" he means concurrency. In those days the term 
parallelism was used to cover both concepts.

 表示的意味論の訳は、プログラムの意味論という情報科学でも基礎科学にな
る専門性の高い分野だから、訳者が知らなくてもまだ許せるけど、今回のはア
ウトだね。
 この並行・並列の訳し間違いは膨大な数に上るので、増刷時にちょっと修正
というわけにはいかないでしょう。改訂版でも出すときじゃないと。
 ということで、自分で上記の読み替えを行なってください。わずらわしいけ
ど、逆に覚えてしまうよりいい。
 今回の間違いは、担当編集者も責任大だよ。名前が出てないから、翔泳社に
担当編集者いないのかも。^^;
 原書がいい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of 
Computer Programming」
をどうぞ。

 それと今回見直していて、気づいた間違いがもう1つ。
 訳書346ページの「表4.6 同期の分類」が間違い。

-------------------------------------------------------
     供給駆動       要求駆動
-------------------------------------------------------
明示的  データフロー実行   遅延実行
暗黙的  ロック、モニタ、等  プログラムされたトリガ
-------------------------------------------------------

となっているが、左端の明示的と暗黙的が逆。原書では正しく、上がImplicit,
 下がExplicitになってる。
 逆が多いね。\(^O^)/

 そんな話はあっても、第4章を読んで改めて思うが、データフロー変数と部
分値をプログラミング言語がサポートしているとすごいね。並行なプログラム
が恐ろしく簡単に見通しよく書けるのね。
 これでも、お勉強のために、まだ状態を入れずに宣言的な範囲に抑えて、わ
ざとOz/Mozartの表現力を殺しているんですけどね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/02/2682012
週刊ダイヤモンド、来てる?
の続き。

標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
>ヤマト運輸に問い合わせるのが一番早いと思う。
>年中無休の9時から18時まで、0120-668-775。

 ありがとう。
 電話したらね、集荷が1日遅れたんだって。だから、今日、届くかも。
 集荷が1日遅れた原因は何かな。印刷トラブル? 原稿がギリギリ?

中村(show)

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
なんかね、それはね、騙されたっぽいよ。
なあんでこんな遠いところには土曜日に届いて、
都内に土曜日に届かないわけ?発送先であるダイ
ヤモンド社の問題ではなく、配達しているヤマ
ト運輸の問題だと思うなあ。

メール便ってのは、普通の宅配便の配達とは全
く別な流れで、パート・アルバイトにはいこれ
よろしくって配達をさせてるはずなのね。送る
側との契約にしても、多少時間がかかってでも
安く引き受けますよ、ということになってるは
ずなの。
で、トラブると。遅れはともかく、受領印が不
要なことをいいことに不配達、第三者宅のポス
トへ投函、などというトラブルは私が経験して
いるんだから、ありませんとは言わせない。あ
る営業所では何年経ってもまともな配達ができ
なかったため、定期購読の雑誌については出版
社にクロネコメール便を使用するつもりであれ
ば、ほかの配送手段に変更してくれと依頼しな
くてはいけなかった。逆に他人宛のメール便が
ポストに突っ込んであることもあった。金融機
関からの案内だったのだが、取引していること
自体を知られたくない場合だってあるだろうに。
他社のメール便にしても、悪天候時はビニール
袋に入れて投函してくれる会社もあれば、ポス
トに入らない大きさだったからか地べたに置
きっぱなしという会社もあった。ヤマト運輸だ
けの問題ではないということは、これまでの報
道でもおわかり頂けるかと。

ちなみに、クロネコメール便のご案内から多少
引用してみよう。
>>
A4サイズのチラシやパンフレットを全国一律80
円の価格からお預かりします。
お急ぎの方には、クロネコメール便の運賃にプ
ラス100円で翌日にお届けする、クロネコメー
ル便速達サービス※をご用意しております。
※クロネコメール便速達サービスは目安として、
600km圏内は翌日、600km圏以上は翌々日のお届
けとなります。またこちらのサービスは一部地
域を除いたサービスとさせていただきます。
<<
別料金を取っても、翌日配達にしかならないの
よね。125%割増料金でそれはどうなのよ。

あ、一部の地域だったのかもよ。ナイター9時
で打ち切られたりしてるでしょ。

--
つばめどん

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
 実はshowさんちだけ地球を反対回りして来たのかも。(^o^)

 うちに届く旅行会社のメール便、クロネコじゃないけど先日は泥が
一杯ついてて袋を開けるのもヤだったな。
 荷物は実家にいる時に行方不明になったことがある。仕事絡みの、
大きなダンボール箱だったけど、宅配業者に「探せっ!」と言っても
配達員にも確認せず「ありません」の一点張り。送付状も有るのに無
責任もいいとこ(佐川だよ佐川(--;))。
 一番ひどいのは郵便局だなぁ。西調布に住んでいた時、死んだ隣室
のおばはん宛の郵便物をまとめてうちへ放り込む、前に住んでいた人
宛の郵便物は「引っ越して既にいない」と言っても何度でも配達して
来る。ポストにちゃんと名前を書いておいても、住所さえ合っていれ
ば何でも放り込んで行く。それ以前にも、地元から私と似た名前の人
宛の郵便物が誤配で東京に転送されて来て吃驚したことがある。いい
加減なもんだよぉ。

             当たったPSPが行方不明のままだ 穂高


===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
とりあえずPSPは遊べそうなので、運送会社宛にお手紙する
なあ。お手紙もいろいろ。電子メールから、社長宛親展、
内容証明、訴状…。

郵便局は民営化されたんだから、さぞやサービスがよくなっ
ていることでありましょう。うちには郵便物がない日でも、
各種チラシを入れていくことがあるわよ。そんな営業努力よ
りも、いろいろとカイゼンしていただきたい点はあるんです
けど。

郵便物の配達先がいいかげんだといろいろと困ることもある
わけ。役所からの書類なんて、郵便で送ったら当然届くこと
を前提に作業が進められてしまうので、税金・手数料の通知
書が届かずにいきなり督促状が来てみたり、差し押さえを喰
らってしまったり…。転居届を出したから大丈夫、なんて
思っちゃいけない。配達も満足にできない郵便局が、届出書
類をきっちり管理できるわけがないじゃないの。クレジット
カードは受け取れないわ、イベントのチケットは受け取れな
いわ、朝日ネットのアカウント再発行は…できるのか?

直接乗り込んだらいいのに。あ、脅迫と見なされるから顔を
出せないわけね。あら大変。

--
つばめどん

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
 さっき、夜10時ごろ、帰ってきてたときに届いていたよ。21時ごろまでには
届いてたんだろうね。

>なんかね、それはね、騙されたっぽいよ。
>なあんでこんな遠いところには土曜日に届いて、
>都内に土曜日に届かないわけ?発送先であるダイ
>ヤモンド社の問題ではなく、配達しているヤマ
>ト運輸の問題だと思うなあ。

 ダイヤモンド社の問題だったよ。
 A4 1枚の詫び状が入っていた。
 「『週刊ダイヤモンド』3月8日号 発送についてのご連絡」というタイトル
で、日付は2007年3月1日、文責は、ダイヤモンド社営業開発部長  今給黎 
健一。
 恥ずかしながら、今給黎という苗字が読めませんでした。^^;
 調べたら、「いまきいれ」と読むことが多いようですね。鹿児島に多い苗字
のようです。「いまきゅうれい」と読む場合もあるようです。

 お届けが遅れた件について心からお詫びするという話があって、この文書に
よると、
「編集作業でトラブルが発生し、弊誌の納品が1日遅くなり、一部地域に発送
が遅れが生じたためになります」
とあります。そして、今後はこういうことがないようにしますという話。
 電話したときも、府中だと遅れる地域に含まれていますので、といっていた
から、時間がかかる地方発送を優先したんでしょうね。
 電話して、読者コードがあったほうがいいことがわかったので、今号を送っ
てきたビニール袋の貼られているタックシールを切り取って保存しました。

 おれ一人をだますために、ここまで金と暇をかけるほど、ダイヤモンド社は
金と暇が余っているわけではあるまい。
 ばかー。情報省転覆を狙うCIAとKGBとMI6とモサドと中国公安局とKCIAと、
えーっとえーっと、まあ、もろもろの謀略工作じゃないか。\(^O^)/
 
中村(show)

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
>とりあえずPSPは遊べそうなので、運送会社宛にお手紙する
>なあ。お手紙もいろいろ。電子メールから、社長宛親展、
>内容証明、訴状…。

 ヤマトの問題ではないのに、ヤマトの問題っぽいと書いたつばめどんのとこ
ろに、ヤマトから内容証明だったりしてね。\(^O^)/
 いよっ、歩く内容証明ポスト。\(^O^)/
 ばかー。つばめどん、ほんとに泣くぞ。ウワシンの岡留さんじゃないんだか
ら、褒め言葉にならんってば。

中村(show)

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
遠隔地でラッキーだったの、俺?

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
ご連絡いただきたいですねえ、ヤマト運輸。クロネコメール
便の配送体制がどのように改善されたか、ゆっくりとお話を
お伺いしたい。あれは過去の話、今では遅配や不配なんてあ
りませんよ、と言っていただければこれほどうれしいことは
ない。あー、内容証明じゃなくて、普通のお手紙で結構です
よ。料金高いし。

これまで何度も裏切られてきたために、予断を持って判断し
てしまいました。その点についてはお詫びいたします。

--
つばめどん

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
書き忘れちゃった。

しかしまあ、ダイヤモンド社もどうしたもんかねえ。
遅配になるならWEBに一文を掲載しておけばいいん
じゃないの。ついこの間、恐怖のクレーマーなんて
特集をしたばかりじゃないの。紺屋の白袴かしら。

以上、追記っと。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/03/02)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 早稲田、東芝相手に大健闘
---
 ラグビー日本選手権、東芝ブレイブルーパス対早稲田は、47-24で順当に勝
ちましたが、2年前、学生ラグビー史上最強といわれた清宮早稲田を43-0で完
封したときに比べると、主力選手も年齢が上がっているし、バツベイも抜けた
し(バツベイが移籍した近鉄は来シーズントップリーグ復帰)、大黒柱マクラウ
ドもケガで今シーズンはいまひとつ冴えないし、力は落ちてますね。
 2年前の日本選手権のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/02/22/263793
東芝府中、早稲田を激粉砕!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/02/12/251356
早稲田、トヨタに勝つ!
をどうぞ。
 早稲田は、トップリーグのレベルが上がっている中で、4トライだから、す
ごいもんです。大健闘。早稲田の選手は負けた悔しさは大事にしないといけな
いけど、胸を張っていいです。4トライも取られた東芝は反省しないとね。

 東芝は今度の土曜日にサントリーと戦いますが、気になった点はいくつかあ
って、それが修正できないと、トップリーグプレーオフ決勝で、三洋電機が負
けたのと同じように負けちゃいますよ。
 まず、ラインアウトの不安定さ。サントリーはラインアウトが上手だから。
昨年のトップリーグの決勝でも、サントリーのラインアウト対策で前半は苦し
みました。
 次に、モール。前半5分の早稲田がモールでトライを取ったのは、まだ、試
合開始直後だからという甘さがあったかもしれないけど、後半にもモールでト
ライを取られたのはだめです。あれでは、三洋電機戦でみせたサントリーのモ
ールを止められないでしょう。
 ドライビングモールによる攻撃は、東芝の十八番だし、モールディフェンス
も本来上手なはずですけど、バツベイのような重量フォワードがいなくなった
せいでしょうか。
 そして、スタミナ切れ。主力選手の年齢が上がったせいか、後半残り10分く
らいでスタミナ切れになるのが今シーズン。だから、勝ちきれなかったり、三
洋電機にロスタイムに劇的な逆転トライを許すといったことが起きてますね。
昨年までと逆パターンですね。
 昨年までは、後半20分過ぎから相手が疲れたときに、バツベイなどが入って、
一気に突き放したり、逆転してたんですけど。
 体力的な疲れより、精神的なもんかもしれませんが。どこか王者として受け
てるところがあるのかも。ギリギリの必死の必死の必死の必死の必死の最後の
最後の最後の一滴を搾り出すようなヒリヒリしたものが少なくなって来ている
のかも。

 この試合で、すごいと思ったのが、東芝の前キャプテンの冨岡選手。
 5年間強力なキャンプテンシーでチームを引っ張って東芝黄金時代を築いて、
今年から広瀬選手にキャプテンを譲って、プレーに専念したいといってました。
 この試合でびっくりしたのが、非常にキレのあるランニングで角度を変えて
早稲田ディフェンスを切り裂いて、最後はこれもキレのあるステップで相手フ
ルバックを触らせずに抜いて、独走トライしたこと。失礼ながら、冨岡がこん
なにキレのあるランニングができるなんて。\(^O^)/
 三洋電機戦で、トップリーグ初のドロップゴールを決めて、驚かせてくれま
したが、31歳になってもまだ進化してますね。すごいですね。
 昨年のトップリーグ決勝、東芝対サントリーの激闘は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/05/1164445
東芝ブレイブルーパス、トップリーグ3連覇\(^O^)/
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
 毎週土曜日に来る週刊ダイヤモンド、今週はまだ来てない。
 2008/3/8号。
 週刊ダイヤモンドのウェブをみたら、働き方格差という特集らしい。

 2008/02/09号の特集、「年収が20倍増えた仕事術「グーグル化」知的生産
革命」はクズだ、こんなのが知的かよなどと書いたから、怒ったのかな。\(^O^)/
 でも、この号、売れたらしいね。やっぱ、日本、危ないんじゃないか。知力
が落ちて、低レベル反射で生きている奴が多いということなのか。
 仙骨射精中枢で生きてるなら、まだ救いはあるが。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
雪国にも来たでよ。時間は知らんけど。
特殊な配送法を依頼していなければ、クロネコメール便で
配送されるはずだから、ヤマト運輸に問い合わせるのが
一番早いと思う。
年中無休の9時から18時まで、0120-668-775。
クロネコメール便の不達問題はご存じですよね?まあ、私
も被害者で、ブログにもそのことを書いたけど。あ、
ブログ閉じちゃったぃ。読めないわね。

とりあえず切ります。

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
ジャーナリズムなどといっても営利企業なのは、放送局も
新聞社も雑誌社も同じ。ひとつの組織の中でも、報道の人
間と営業の人間では利害も一致しないわけで。ダイヤモン
ド社だって書籍は売りたいだろうし、広告も取りたいだろ
うし。

まさか、雑誌はすべて真実が書いてあるのだなどと思って
いる人もいないだろうし、取材される側と取材する側の認
識は必ずしも一致しないというのは、JASRACとダイヤモン
ド社が訴訟になった(一審はJASRACが勝訴)例でもおわか
りのとおり。事実を曲げることはないかもしれないけれど、
商売に差し支えがあることをわざわざ書く必要はないし、
商売に都合のいいことに誌面を割くのは当然のことだろう
と。

佐高信さんの言葉を借りれば、
>>
リクルートは「広告」に「情報」という名をつけて売った。
日経は果たして、「広告」と「情報」の区別はついている
か。
その言い方を借りれば、「日経」の記事は「情報広告」か
もしれない。

『日本に異議あり・講談社刊・1992年』より
<<
ということである。

その記事がどのような意図を持って書かれたものか、真実
であるか否か、あなたはどう判断していますか。

--
つばめどん
#「それでもボクはやってない」に見入ってしまい、筆が止
#まりました。

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
 クロネコメール便の不達問題について、
http://www.azaban.com/mailDeliveryServices.html
クロネコメール便とは? メール便を賢く利用しよう
を読むと、同業者による嫌がらせ、盗難・窃盗の増加(オークション人気と関
連あり)とか、すごい話があるのね。
 配ってる人の中には、障碍者の人たちもいるのか。
 さすが、晩年は障碍者自立に全力をかけた創業者の小倉昌男さん。

 よそのポストに入っちゃってるのかな。
 それより、レノボ、おれが買ったThinkPadはいつ来るんだ。
 納期3週間、そろそろ、過ぎてるぞ。
 増設メモリだけ、送られてきた。まさか、これで終わりじゃないだろうな。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 週刊ダイヤモンド、来てる?
---
 商売だからしょうがないよねで、全部、許していると、文化や知は腐ってい
くだけだよ。
 商売だからしょうがないよねなら、食品偽装なんて文句をいう必要ないしね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/03/01)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

jouwa/salonでは、昨日2008/02/29に書いたもの。
放課後の電子工作

===
標題: 自作っていう発想そのものがなかったなあ
---
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
ヘッドセット部分ならまだしも、液晶付きリモコンまで
自作するとはすごいもんだ。市販品を使ってここまで
できるんだから、創意工夫ってのはしてみるもんだねえ。

いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
それテキトー」だそうですが、そんなもんか?


--
つばめどん

===
標題: 放課後の電子工作
---
 すごーい。いやあ、これぞ、知的な活動。\(^O^)/
 こういうことできる人って、うらやましいよね。
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
【Timpy Rev6.0 - クリップ型MP3プレーヤ+インナーイヤーヘッドフォン】
もいいけど、
http://www.chiaki.cc/Timpy/index.htm
からみると、変遷がわかっていいですね。
 さらに驚きは、
http://www.chiaki.cc/index.html
放課後の電子工作
のページにある「Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]」。
 これ、マンデルブロ集合を描画するためだけの専用ハード。\(^O^)/
 すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。
 こんなの作っちゃうんだもんね。
http://www.chiaki.cc/Pyxis/index.htm
Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]
に行って、左の各項目から辿ると、すさまじいですね。
  361個のTTLの塊で、おれもラッピング配線を少しやったからわかるけど、
5000から6000本も配線するなんて、聞いただけでめまいがして失神しますね。
http://www.chiaki.cc/Nacom/index.htm
初めて作った思い出のマイコン [ Nacom-68 ]
http://www.chiaki.cc/Lynx/index.htm
デュアル Z80 CP/Mマシン [ Lynx ]
もいいなあ。
 そして、また、
http://www.chiaki.cc/Omake/index.htm
おまけ クリップ電車
が、いいアイデアですね。

 こういうのみると、豊かな人生だなと思うね。
 「放課後の電子工作」の世界は、勝間和代本をいくら読んでも、1ヵ月に500
冊本を読んでも決して到達できない世界。仮に電子工作の分野で勝間和代本が
あっても、その分野の本を毎月500冊読んでも無理。
 あっちは創造性がない世界。知的じゃない世界だもん。知的活動とは関係な
いつまらない効率性だけ考えてるから、人生を豊かにする体験もないしね。

>いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
>決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
>それテキトー」だそうですが、そんなもんか?

 いや、計算したよ、おれ。真空管とかトランジスタとか、ゲインをどれくら
い取ってどうのこうので。中学のときかな。あと無線だって、計算するでしょ。
インピーダンスがどうのこうのって。データシートみながらやったけど、もう、
全部、忘れた。\(^O^)/
 もうとっくにないけど、小倉の嘉穂無線、それも小倉駅の近くに狭くなって
移転する前の、もっと遠いところにあった広いころから、よく通ったもんね。

 ただ、そういう基礎レベルを超えて達人の域になると、経験と勘の世界らし
いです。特にアナログ系は。
 20数年前、ソニーに就職した奴がいってたもん。アナログの世界はすごい。
達人、名人の世界。
 アンプなんてさ、なんか、音がビミョーに濁ってる。基板を見ながら、じゃ
あ、こことここにこれくらいのコンデンサを入れてみてと、達人、名人がいう
から、その通りにしたら、ばっちりだったとか、そんな話がごろごろなんだっ
てね。
 どこでノイズを抑えるなどというのは、けっこう経験なんでしょうね。
 そういうアナログ技術者が定年を迎えて、日本の誇るアナログ技術が失われ
るというので、問題になってましたよね。どうなったんだろう、その後。

 あ、そうそう、達人、名人で思い出した。中島敦のこと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/13/1906668
酒見賢一「墨攻」と中島敦
で書きましたが、新宿ジュンク堂で、じっくり見比べて、結局よくわからず、
値段の割りにいろんな作品が入っていると思った
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003114515/showshotcorne-22/
中島敦著「山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)」
を買いました。
 まだ読んでいない。どこに行ったんだろ。^^;

中村(show)

===
標題: Re: 放課後の電子工作
---
そうだよねえ。適当なわけないよねえ。ウソ教えちゃ
いかんなあ>欠席裁判ですまんな、いからしさん

インピーダンスとかリアクタンスとかインダクタンス
とか言葉だけは記憶の奥底に残ってるもんな。計算上
の数値を当てはめてもうまくいかないところはあるの
かもしれないけどさ。

でもまあ、金帯と銀帯の抵抗器を取り間違えても、動
作しちまうんだろうなあ。

--
つばめどん

===
標題: ううむ懐かしい
---
ガキの頃、アマチュア無線だのBCLだのやってて、ハンダごても握りましたよ。
でも結局、僕は自作よりもDX(海外との交信)のほうに行ってしまって、自作の
ほうはあんまり熱心にやりませんでした。
もちろん、抵抗だのバリコンだのコンデンサだのの知識はきれいさっぱり全部
頭から消えてしまいました(自爆)。
あの頃はインターネットなんて影も形もなかったなあ。

ぶる

ASAHIネットのjouwa/salonから。

jouwa/salonでは、昨日2008/02/29朝に書いたもの。

標題: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
---
 定期購読で送られてきてから1週間くらい経って
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013LOIDA/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2008年 04月号 [雑誌] (雑誌)
をやっと読み始めた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2568444
これって常識? 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607997
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で名前だけ出して、まだ感想を書いてない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
と大いに関係ある話なので、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_086.html
エヴェレットの多世界
P. バーン(ジャーナリスト)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_096.html
多世界から生まれた計算機
古田 彩(日本経済新聞科学技術部)
の2つから読み始めたが、おれ、すごく感動した。

 量子力学の観測問題をどう考えるか、これは哲学的にも宇宙論的にも非常に
大きな問題ですが、世界は無限に分岐していく、並行宇宙があるんだというエ
ヴェレットの多世界解釈は有名だけど、エヴェレットその人のことは全然知ら
れてないし知らなかったから、なるほどそういう人かと思ったのが1つ。よく
も悪くもとんでもない人ですね。
 エヴェレットは、多世界解釈が妄想扱いされて物理学の世界からは離れたの
ね。
 そして創業した会社の名前がラムダ。Lisperなのかも。\(^O^)/
 指導教官のホイーラーはエヴェレットの天才を惜しんで、コペンハーゲン解
釈、量子力学の大御所中の大御所のボーアのところまで論文の草稿をもって説
明に行ったり、その後もなんとかエヴェレットが物理学に戻ってきてほしいと
いろいろやってるんですね。
 いい奴じゃん、ホイーラー。\(^O^)/
 なお、ホイーラーは、ブラックホールという言葉の発明者であり、あらゆる
ものは情報からできているという意味の、"It From Bit."という言葉を残し、
量子情報科学に道を拓いた大物理学者。

2011/01/24 追記:
 ホイーラーは、ビッグバンという言葉の発明者と書いていましたが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
の、こがらしさんのコメントにあるように、ホイーラーは、ブラックホールや
ワームホールの命名者。ビッグバンの命名者は、フレッド・ホイルです。
 訂正してお詫びします。

 ラグランジュの未定乗数法を大幅改良したエヴェレット・アルゴリズムとい
うのがあるのね。やっぱ、Lisperなんじゃないか。\(^O^)/
 ま、年代的にまだLispはできてないのかな。^^;

 そして、あなた、古田彩「多世界から生まれた計算機」が出色。おれはこれ
を読んで雷撃を受けたように感動した。
 量子現象を使ったコンピュータの可能性を指摘したのは、物理学の巨人にし
て名講義や名エッセイで有名なファイマンが最初だそうですが、具体性をもっ
て提唱したのが天才ドイチェ。
 彼が、ホイーラーの下で研究を始め、量子コンピュータにたどり着くまでの
話が実にドラマチックだった。特に、量子暗号でも有名なベネットとの何気な
い会話から、雷に打たれたがごとく天啓を得るシーンなど、感動のあまり、お
れも雷に打たれて失神した。\(^O^)/
 おれも、初めて、腹の底から、色即是空、空即是色がわかったね。\(^O^)/

 ボーア、ハイゼンベルグ、フォン・ノイマンといった量子力学を確立した巨
人が推奨したコペンハーゲン解釈が主流で多世界解釈はSFでは当たり前だけど、
物理学の世界ではほとんど忘れられた存在かと思っていたけど、以前、日経サ
イエンスの何かの記事で、多世界解釈もかなり支持を集めていて、そうなのか
と思った記憶がある。
 そして、量子コンピュータやら量子情報科学やらの研究者になると、すべて
が量子力学なんだという多世界解釈のほうが支持が多いみたいなのね。量子現
象と古典的な現象を無理につないで、そのつないでいる部分は不可知論でわか
りませんといってるコペンハーゲン解釈より、統一性があるし、合理的だとい
うことなんでしょうね。

 SFと多世界解釈、並行宇宙といえば、P. バーンの記事には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488711014/showshotcorne-22/
宇宙消失 (創元SF文庫) (文庫) 
グレッグ イーガン (著), Greg Egan (原著), 山岸 真 (翻訳)
が出てますね。
 これについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/01/1547352
興味のある基礎研究、合成生物学、iGEM、分子コンピュータなど
で書いてますね。あ、ディアスポラを積読のままと書いたら、早く読んでくだ
さい、すごいからと、わざわざメールをくださったファンの方がいたんです。
すみません。まだ、読んでいません。というか、どこに行ったんだろう、あの
本。\(^O^)/
 そして、いま、映画が公開されている「ライラの冒険」3部作も出ています。
原作は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102024115/showshotcorne-22/
黄金の羅針盤〈上〉ライラの冒険 (文庫) 
フィリップ プルマン (著), Philip Pullman (原著), 大久保 寛 (翻訳)
など。
 ははあ、文庫だと上下2冊になるから、全部で6冊になるのか。
 この作品、並行宇宙モノのファンタジーなのね。作品中でエヴェレットが多
世界解釈を話しているそうです。
 映画、観に行くかなあ。

 以下は、これから読みます。
 カミオカンデの4半世紀を振り返る短期連載が今月から始まってます。カミ
オカンデ・スーパーカミオカンデの現場実質親分の戸塚洋二東大特別名誉教授
の全面協力ですね。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_026.html
短期集中連載
カミオカンデとスーパーカミオカンンデ
物理学を変えた四半世紀
地の底から見えたニュートリノ宇宙
中島林彦(編集部)/協力:戸塚洋二(東京大学)

 あと、セマンティックウェブの記事もあります。翻訳は慶応の村井純さんた
ちです。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_076.html
離陸するセマンティックウェブ
L. ファイゲンバウム(ケンブリッジセマンティックス)/I. ヘルマン(ワー
ルド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)
T. ホングサーメイヤー(パートナー健康科学システム)
E. ニューマン(クリニカル・セマンティックス・グループ・コンサルティン
グ)/S. スティーブンズ(イーライリリー)

 何度もいうけど、オントロジーは大事だよ。いまのうちに勉強しておいたほ
うがいいよ。最近もちょろっと書いたから、検索窓に「オントロジー」を入れ
て検索してみて。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
で
--- ここから ---
 第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。
--- ここまで ---
と書いたこととも関係があるのよ。
 ほんと、あんなのが知的生産革命で、勝間和代の本が売れているなんてのは、
バカげている。あとでひどい目に遭いそうなんだけどね。止めろといっても、
奴隷は自ら地獄に行きたがるもんね。\(^O^)/

ホットコーナーのトップページへ