Last update 2007/12/16
ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。
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標題: 将棋、竜王戦、佐藤2冠執念の入玉 --- 将棋の第20期竜王戦は、昨年と同じ顔合わせ。 昨年は渡辺竜王が連敗スタート、しかし盛り返して第7局までのすさまじい 熱戦で大いに盛り上がりましたが、今年は渡辺竜王が好調で3勝1敗とすでに 佐藤2冠を瀬戸際に追い詰めていました。 その第5局。昨夜、何気に中継サイトをみたら、すごいことになってました。 佐藤2冠の王様がどんどん逃げて相手の陣地に入玉しちゃいました。\(^O^)/ 相手に入玉されると詰ますことが難しいので、自分も入玉して、持将棋とい うのにします。持将棋では、自分の駒を点数化してどっちが多いかで勝敗を決 めます。ぼくは持将棋なんて難しすぎるのでやったことないけど。 ということで、渡辺竜王も入玉しないとまずいんだけど、穴熊の囲いの堅固 さが仇となって、囲いから王様が抜け出せない。\(^O^)/ 渡辺竜王が穴熊に組んだら、ほとんど無敵だと思っていましたが、こうやっ て相手に入玉されると、王様がお城の中にいたまま負けちゃうのね。いってみ れば窒息死。こんなことってあるんですね。 なぜだか、小説「墨攻」の攻防を思い出しました。 将棋は、先手のほうが若干有利といわれていますが、次は渡辺竜王の先手だ から、佐藤2冠がしのげるかどうかですね。しのげば第7局にもつれ込みます。 渡辺竜王は防衛すれば史上初の竜王4連覇ですから、先手番である次の第6 局で決めたいでしょうし。 http://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/ 将棋竜王戦 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20071129ij22.htm 受けの勝負手連発、佐藤が逆転勝利…竜王戦第5局 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/28/1875400 酒見賢一「陋巷に在り」「墨攻」「後宮小説」 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/13/1906668 酒見賢一「墨攻」と中島敦 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/24/2455299 映画「墨攻」
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標題: 柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148 Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf で、Erlangの入門書 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/ Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」 を紹介したあとで、気がつきましたが、日本で書かれた和書があります。出た ばかりです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150705/showshotcorne-22/ 柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」 をどうぞ。 しかも出版社がアスキー! 失礼ながら、アスキーにこんな本を出す力が残っていたとは。\(^O^)/ 編集者がんばったんだろうなあ。 でも、アスキーに行って、 http://www.ascii.co.jp/books/books/detail/978-4-7561-5070-7.shtml をみても、目次すら出してない。 ちょっと根性ないなあ。^^; でもがんばってね。
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標題: オープンソースカンファレンス2007 Fukuoka --- オープンソースカンファレンス2007 Fukuokaが、2007/12/08(土)に福岡で開 催されます。 詳しくは、 http://www.ospn.jp/osc2007-fukuoka/ オープンソースカンファレンス2007 Fukuoka 開催概要 をどうぞ。 会場は、博多スターレーンの横なのね。なんか、懐かしいぞ、博多スターレ ーン。 次の週だったら九州に戻るから行けたのにと一瞬思ったが、母の四十九日法 要で戻るんだった。大バカ。\(^O^)/ http://www.ospn.jp/osc2007-fukuoka/modules/eventrsv/register2.php で、セッション内容がわかるが、 http://www.ospn.jp/osc2007-fukuoka/modules/eguide/event.php?eid=1 おなかいっぱい全部のせ!オープンソースデータベース御三家の新機能紹介 は、タイトルがいいね。「全部のせ!」だもん。 http://www.ospn.jp/osc2007-fukuoka/modules/eguide/event.php?eid=14 仮想化使ってWindowsもLinuxも1台のSUSE Linux Enterpriseでね も、語尾が「でね」となってて、なんか、かわゆいね。 http://www.ospn.jp/osc2007-fukuoka/modules/eguide/event.php?eid=18 生YARV Maniacs in 福岡 - Ruby 1.9 は、個人的には興味つんつん。 興味津々だろ。 けっこう、同じ時間にあるものから、どれを選ぶか迷うね。
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標題: Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf --- Erlangの本を買ったんです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/ Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」 本書はすいすい読める。Erlangは、簡潔・明快でいいですね。 Erlangもそうですが、Ozもそうだし、HaskellやConcurrent Cleanも、関数 型言語やPrologのユニフィケーション的パターンマッチやらを言語に積極的に 取り入れていて、やはり、ヨーロッパだなあと思います。 Ozはちょっと文法がごちゃっとした感じはしますけど、Erlangはすっきり。 Ozといえば、CTM/ガウディ本の訳本 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/ セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ ラミングの概念・技法・モデル」 は、みなさんのおかげで、翔泳社の予想以上にすごく売れていて、次も何かあ の手の本を出せそうな機運になってるそうです。\(^O^)/ さて、「Programming Erlang」を出しているのは、The Pragmatic Bookshelfという出版社で、サイトは、 http://www.pragprog.com/ です。これ、実はもっと長い名前のサイトがあります。 http://www.pragmaticprogrammer.com/ すごいね。Pragmatic Programmer。すなわち、実践的プログラマ、もっとい うと現場プログラマ。\(^O^)/ 上記サイトに行くとわかりますが、行ってみてびっくり。ここはいま、Ruby とRuby on Railsに命をかけてます。ほとんどが、RubyとRails本です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0974514055/showshotcorne-22/ David Thomas, Chad Fowler, Andrew Hunt著「Programming Ruby: The Pragmatic Programmer's Guide」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0977616614/showshotcorne-22/ Brian Marick著「Everyday Scripting with Ruby: For Teams, Testers, and You」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0976694069/showshotcorne-22/ Maik Schmidt著「Enterprise Integration with Rudy: A Pragmatic Guide (Facets of Rudy Series)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0977616606/showshotcorne-22/ Chad Fowler著「Rails Recipes (Pragmatic Programmers)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0977616630/showshotcorne-22/ Dave Thomas, David Heinemeier Hansson, Leon Breedt, Mike Clark, James Duncan Davidson著「Agile Web Development With Rails (Pragmatic Programmers)」 「Advanced Rails Recipes」などは、いくつかは 日本のamazonにはないで すね。 他の言語を使っている人にRubyやRailsを勧める本もあります。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0976694093/showshotcorne-22/ Bruce Tate著「From Java to Ruby: Things Every Manager Should Know (Pragmatic Programmers)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/097761669X/showshotcorne-22/ Stuart Halloway, Justin Gehtland著「Rails for Java Developers」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356042/showshotcorne-22/ Derek Devries, Mike Naberezny, Daily Historian著「Rails for PHP Developers: Refining Web Applications」 GUIをRubyで作れるFXRubyというのもあるんですね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356077/showshotcorne-22/ Lyle Johnson著「Fxruby: Create Lean and Mean GUIs with Ruby」 「Rapid GUI Development with QtRuby」は、日本のamazonにはなかった。 Rubyのクイズ本まである!\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0976694077/showshotcorne-22/ James Edward Gray著「Best of Ruby Quiz (Pragmatic Programmers)」 個人的に気になったのは、以下。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0978739256/showshotcorne-22/ Terence Parr著「The Definitive Antlr Reference: Building Domain- specific Languages (Pragmatic Programmers)」 ANTLRは、パーサジェネレータです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/097873923X/showshotcorne-22/ James Edward, II Gray著「Textmate: Power Editing for the Mac (Pragmatic Programmers)」 TextMateは、Mac OS X用の強力なエディタなんですね。サイトは、 http://macromates.com/ TextMate です。 10数年ぶりにマックを買おうかと思いつつ、いろいろ環境をどうするか悩ま しいんです。エディタは、TextMateで決まりなんですかね。いまさらEmacsと いうのも芸がない気がするし。^^; そして、一番気になった本がこれ! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0976694018/showshotcorne-22/ Chad Fowler著「My Job Went to India: And All I Got Was This Lousy Book (Pragmatic Programmers)」 すごいでしょ、これ。「52 Ways to Save Your Job」ですもん。 IT関係も仕事がどんどんインドにアウトソーシングされていく。どうしたら 生き残れるか。スキルの上げ方、自分の売り込み方などが書いてある本のよう です。 日本も他人事じゃないです。^^;
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標題: 野口悠紀雄のトンデモIT論 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835 日本の金融立国はあり得るのか http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679 The LLVM Compiler Infrastructure を読み直して、思い出したが、 --- ここから --- さあ、あとは経済学者野口悠紀雄氏の間違いを指摘すれば、たまった週刊ダ イヤモンド、捨てられそうかな。 --- ここまで --- の話。 囲碁・将棋風にいえば、大掃除までに、細かく書く手番が、とても回ってき そうにない。^^; それで、結論だけ書いておくが、野口悠紀雄の書くIT論は、勘弁してくれよ というレベルの嘘、でたらめが目について、ほとんどトンデモの世界。おれの 学生がこんなレポート書いてきたら、まず、赤点。もっと調べて書けよという 話になる。 それだけなら、笑い話だが、そんなIT論をベースに影響力の大きい人物が政 策提言までするから、大丈夫なのかなと思う。彼がITに強いといって持て囃さ れているようだが、日本のビジネスパーソン向けなら、所詮、この程度という ことなのか。国を誤まらなければいいがなあと思う。 もちろん、前提が間違っていても、結論だけは合っているというのは世の中 でよくあることなので、彼の主張も結論は合っているかもしれないが、IT論は だめ。 眉唾と思って読むほうがいい。 === 標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論 --- うちではお風呂の中で読む雑誌としてダイヤモンドは 繰り返し利用されているので捨てられません。ほんの 数年前のバックナンバーを引っ張り出してくるだけで、 この国の先の見通しの甘さが確認できて、笑えること うけあいです。 野口さんは日本に税金を納めているだけマシなんじゃ なかろうか。どこかの国には1月1日時点の住所を海外 にして課税逃れをしていた学者上がりの大臣がいたら しいじゃないの。どんな成果を上げたのか、なにか 後世に残る素晴らしい仕事をしたという記憶がないと いうことはたいした大臣じゃなかったんだと思います けど:-) つばめどん ==== 標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論 --- ええ、だから、メディアに登場している経済学者、 エコノミスト、アナリストうんぬんの中では、 まともな部類であろうと思ってます。 ただ、少なくともITに関しては、筋が悪い、 センスが悪い、トンデモ的なことは否めません。 いまどき、ITという言葉を使ってるのも、 どうかなとも思うし。 中村(show) 関連: http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127 野口悠紀雄のトンデモIT論その5 http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421 野口悠紀雄のトンデモIT論その4 http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877 野口悠紀雄のトンデモIT論その3 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155 野口悠紀雄のトンデモIT論その2 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228 Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155 野口悠紀雄のトンデモIT論
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標題: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論 --- サブプライムローン問題が底なし沼の様相を濃くしてから、ぱったりと日本 はモノ作りから脱却して金融立国を目指せなんて話がなくなった感じがしない? しきりと喧伝した現代ファイナンス理論、金融工学やらが被害を拡大してし まった感があって、都合が悪くなったから黙ってるの? メディアによく登場する経済学者、エコノミストの中では信用しているほう の野口悠紀雄も何も言わなくなったよね。^^; 現代ファイナンス理論、金融工学を使えば、正しいリスク評価ができるとい ってたのに、これだけ大被害をもたらした現代ファイナンス理論、金融工学っ て、結局、何ってことにならない? 現代ファイナンス理論、金融工学やらを吹聴した連中は、どう落とし前をつ けるの? 単に使い方が悪くて暴走しただけで、理論自体は正しいなどといって、お茶 を濁すつもり? 破綻したLTCMのときはそれで済んだ?から、今回もそれでい く? そういえば、一時は経済誌でも大賑わいだったデフレ論議もすっかりなくな ったし、日本のデフレは何だったかの総括ってやってるんですか? 相変わら ず、構造改革派、リフレ派双方が、非科学的に自分の主張、我田引水を繰り返 してるだけ? 日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムも説明責任を果たすことが あまりない? 所詮、競馬の予想屋、プロ野球開幕前の順位予想レベルの話を和気藹々でや ってただけなんだから、目くじら立てるなってこと? 日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムもわからんことだらけ。と いうか、単に、連中、でたらめ?\(^O^)/ そういえば、野口氏は、イギリスが経済がすばらしくよくなったのは金融サ ービスの発展のおかげ。それに比べ、ドイツはモノづくりに固執してEUのお荷 物になったという話を書いていたが、いま、全然、状況が変わっているね。 この1ヵ月ほどの週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、週刊エコノミストを読 んで知ったけれど、サブプライムローン問題が出て、イギリスの金融界は大打 撃で6000人以上が首切りになるそうだし、ドイツは復活してEU経済の牽引役に なってきてるんだってね。しかもドイツの復活は金融じゃなくて、モノづくり での復活。 グリーンスパン前FRB議長は、アメリカの好景気を演出した神様扱いだった のが、いまや、サブプライムローンを勧めて被害拡大をもたらした悪魔扱いだ もんね。 この数ヵ月の風向きの変わり方からすると、売り出したばかりの http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002959/showshotcorne-22/ 野口悠紀雄著「モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わら ない日本」 は、マヌケな感じがしますね。^^; また、風向きが変わると、いいことが書いてある本ということになるのかも。 所詮、世の中、そんなもん。\(^O^)/ まさに「禍福は糾(あざな)える縄のごとし」。 確実なのは、不確実だということだけ。\(^O^)/ もうずっと前から、経済関係の主張や雑誌や書籍に感じていることだが、99. 99%は一過性の話を針小棒大にふくらませて、やれ、トレンドだ、時代はこう なるなどと煽ってるだけに思える。それもフローであって使い捨てだもんね。 後からその主張がどうだったか、検証されることはまずないし、すごくテレビ 的といえばテレビ的。 以前、何度か言及したことがある、そして、あの本は信用するなと経済学に 詳しい?人からいわれたこともある http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/ 東谷暁著「エコノミストは信用できるか」(文春新書) のほうが、当たってる気がする。 実際の書き込みは、ぼくのウェブのブログの上部にある検索窓で「エコノミ ストは信用できるか」で検索してください。 その点、金融工学のように数理をベースとしたものは、日本語など自然言語 で書いた主張を理論などといってる経済学の多くよりは長持ちします。 金融工学関係は、数学の本である http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200003.htm 数理科学別冊の「デリバティブの数理」 やら、数式が出てこない一般向けなどいくつか読んだが、野口悠紀雄もわかり やすいのを書いています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601237/showshotcorne-22/ 野口悠紀雄著「金融工学、こんなに面白い (文春新書)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478260745/showshotcorne-22/ 野口悠紀雄著「ビジネスに活かすファイナンス理論入門 ここまでは知ってお きたい基本」 野口悠紀雄で読むなら、超XXXみたいなものより、こっちでしょう。 後者のほうがしっかりしている印象。ある程度、数式も出しているし、わか りやすい。前者は数式なしで説明しようとして却って話がわかりにくい印象だ った記憶がある。 ただ、ファイナンス理論は金持ちになる魔法の杖じゃないことは、野口氏も 本の中で書いているし、勘違いしないように。 ベータなんかは、もうずっと前から金融の現場では使われてないという話も、 山崎元も書いていたし、元々金儲けの実践には役に立たないということは、す でにLTCMの破綻で実証済み?だったし、今回のサブプライムローン問題で駄目 押し? おれにとっては、得体の知れない金融商品が氾濫する中で、スカをつかまな いためのディフェンスの技術になるかと思って読んでみたが、まあ、株で大損 こいてるからディフェンスにも役に立たなかったね。\(^O^)/ モデル化の興味はそれなりに満たされましたが。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835 日本の金融立国はあり得るのか http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679 The LLVM Compiler Infrastructure も参照。 === 標題: Re: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論 --- 経済理論通りに市場が動くなら、トレイダーはすべてクビにして コンピュータにさせればいいのです。余計なことをしないし、 余計なコストもかからないし、いいことずくめです。それができ ないということは、理論通りに市場が動かないことがある、しか もその頻度は結構高いということではありますまいか。 サブプライム問題に関連して、格付け会社の信頼性が揺らいで しまうという問題も発生していますが、ミシュランガイド東京 だってあれだけ異論反論が出ているのですから、予想外のことに は対処できないのが格付けであるということがわかっただけでも 収穫ではありませんか。だいたい、粉飾決算とかやられていたら、 決算書を見て投資をする人はどうしようもないんです。粉飾など 起こらない、返済できない事態に陥る人などいない、という世界 であれば安心して投資できるのでしょうが、リスクがないのであ れば、期待リターンも少ないことになっているのです。 最後に信頼できるのはやはり現金だって?国がインフレにならな いという絶対的な保証があればそうですね。有事には金(Gold)を 保有しろ?数十年前の予測では枯渇しているはずの石油がまだ 産出されているのですよ。大量の金鉱脈が発見されないという 保証もやっぱりないのです。 理論通りに物事が動くのであれば、今ごろ年金問題は解決してい るはずなのです。あれ?あの厚生労働大臣は国際政治学者だった かな。この国で一番安心できる職業は国会議員ですね。ヤバく なったら病気になって入院すればいいんだもの。 つばめどん
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標題: ニュートン2008年1月号 次元とは何か? --- 科学雑誌「ニュートン」2008年1月号が「次元とは何か?」と題した次元の 特集をやっています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/ リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」 のリサ・ランドール博士も登場です。\(^O^)/ 原書まで買って、調べようと思ったことがあったのに、まだ時間がなくて調 べていません。それを調べてから感想をまとめようと思ってるから、年内無理 か。^^; ランドール博士たちのワープした余剰次元モデルは、これまで2007年稼動予 定のCERNのLHCで実験的に確認できるかもしれないといわれていましたが、上 記ニュートン今月号だと、2008年稼動になってますね。 CERNはセルンと読んで、ヨーロッパの原子核研究機構です。ここでみんな普 段お世話になっているインターネットのウェブ(正しくは、World Wide Web)が 生まれました。みんな知ってる常識の類。 LHCは大型ハドロン衝突器。これで陽子(「ようこ」じゃないよ「ようし」) をどかんとぶつけて、超高エネルギー状態で何が起こるか調べます。 その他の「ワープする宇宙」やランドール博士に関する書き込みは、ウェブ やブログの上部にある検索窓で「ランドール」で検索してください。
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標題: 中西先生のこと --- 日本のLisperの草分けだった故中西正和先生について、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/25/2456807 Lispで学ぶ心理学 で、 --- ここから --- あれえ、中西先生が亡くなってから、もっと詳しく九大での講義のことやら 記号処理研究会で発表がつまらないと思ったら先生がばりばりアセンブラのコ ードを紙にお書きになっていたことやらを書いたことがあって、それで奥様か ら夫のことを書いてくださってありがとうというお礼のお手紙を頂戴した記憶 があるんだが、ウェブじゃなくて、電脳騒乱節など雑誌連載で書いたんだっけ。 うー、もう、よーわからん。^^; それに、あのお手紙、どこにある? また、家捜しか。^^; --- ここまで --- と書きましたが、わかりました。 中西先生のことを詳しく書いたのは、Linux Japanでの「Bravo! Linux」の 連載でした。2001年3月号の第33回です。 また、奥様から頂戴したのは、手紙ではなくメールでした。最初は、人を介 して2001/02/02に転送されてきたメールでした。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894361418/showshotcorne-22/ 中村正三郎著「星降る夜のパソコン情話2002―Linux狂騒曲第3番変マ短調作品 30-42」 に収録してあります。 Linux Japanに書いたものは、「星降る夜のパソコン情話」のLinux狂騒曲編 に入っていて、全3巻あります。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894361310/showshotcorne-22/ 中村正三郎著「特選 星降る夜のパソコン情話―Linux狂騒曲」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894361388/showshotcorne-22/ 中村正三郎著「特選 星降る夜のパソコン情話―続・Linux狂騒曲」 どれも、amazonの中古なら、たったの1円からあるので3冊そろえてもわず か3円です(泣)。 もってけ、ドロボー。\(^O^)/ 第33回は雑誌掲載時のゲラがPDFであったので、置いておきます。URLなどは 古いだろうし、ぼくも会社を変わっているし、Ringの代表も降りたし、古田島 さんももう「YF Computer Bookshelf」は更新していないし、7年近く経って いろいろ変わっていることはご承知おきください。 http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/linux-japan/linux33.pdf Linux Japan 2001年3月号、連載「Bravo! Linux」の第33回 GB18030の話やらRubyの話やらもあって、いやあ、我ながら面白いな、これ。
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標題: 時の門、夏への扉、広瀬正 --- 太田さんから、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/24/2455297 映画「デジャブ」 の内容について、間違いの指摘。 --- ここから --- 中村正三郎のホットコーナー 11/24付けの内容について 中村正三郎様 太田と申すものです。 (Sambaユーザー会の太田、というと少し知名度があるかもしれません) さて、中村様が書かれました、ホットコーナーの11/24日の所に、 ---引用--- タイムトラベルものの突っ込みといえば、かの有名なハインラインの傑作 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103453/showshotcorne-22/ ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「夏への扉 (文庫)」 の矛盾を、日本のタイムトラベルものの傑作を書いた、故広瀬正が詳しく分析 しているんです。これ、たしか筒井さんが紹介していて知ったんです。 ---引用終--- ですが、これはその少し下のURLで書かれている ---引用--- 実は、もう、内容忘れたから、説明のしようがないんだけど。\(^O^)/ 「ツィス」もよかったなあ。でも、タイムマシンものといえば、ショートシ ョート集の http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087505359/showshotcorne-22/ 広瀬正著「タイムマシンのつくり方」 この中に、ハインラインの「時の門」の矛盾を詳細に検討している文章があ るんです。これを筒井康隆さんが激賞・驚嘆していた記憶があります。 ---引用終--- と異なっております。ホットコーナーの方が間違いであろうと思い、 ご連絡差し上げました。 oota --- ここまで --- ああ、恥ずかしい、恥ずかしい。太田さん、ありがとうございます。恥を末 代までではなく数日かいただけで助かりました。\(^O^)/ いい読者をもって、おれ、ほんと、幸せ者。 今後とも、よろしくお願いします。 さっそく、2007/11/24の該当部分を http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103453/showshotcorne-22/ ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「夏への扉 (文庫)」 から、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415010624X/showshotcorne-22/ ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「時の門(文庫)」 に修正しました。 なお、広瀬正のことは、 http://homepage3.nifty.com/boumurou/book/hirose/ 広瀬 正(1924-1972) ――タイムマシン搭乗者―― に詳しく出ていますね。
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標題: Re: 世界最高速はこうして生まれた 〜フランス TGV開発の舞台裏〜、量子暗号 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/23/2452959 世界最高速はこうして生まれた 〜フランス TGV開発の舞台裏〜、量子暗号 で、録画録画と書いておきながら、録画失敗しました。\(^O^)/ 20時からなのを22時からと思っていた。\(^O^)/ でも、20:20ごろ、たまたまチャンネルを回したら、やってた。\(^O^)/ 世界最高速達成といっても、ベースは、予想通り、実に地道に当たり前のこ とをやり続けることなんですね。 高校時代、「なぜ、新幹線はシートベルトをしなくていいんだろう」と同級 生の阿南君が言ってたけど、時速500キロメートルを超える世界でもシートベ ルトをしなくていいんでしょうかね。 TGVは、田園地帯を突っ走っていて、線路に人や動物が簡単に入れそうにみ えたけど、大丈夫なんでしょうか。ちゃんと入れないようになってるんでしょ うか。 時速500キロメートルを超えるTGVに飛び込む奴がいたら大変ですよね。
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標題: ジョー・ザビヌル、マイケル・ブレッカー、渡辺香津美さんのことも --- 先日、渋谷のタワーレコードにまた出かけて初めて知りましたが、ウェザー・ リーポートのジョー・ザビヌルは2007/09/11に亡くなってるんですね。 今年の前半かな。楽器屋でたまたま目にした、コルグの広報誌にもザビヌル はインタビューに出ていたし、50歳代をターゲットにした?男性雑誌にも表紙 で出てたでしょ。だから、元気だと思っていたんですが、急に体調を崩したん でしょうか。 黙祷。 おれ、ウェザー・リポートで1枚だけといわれたら、「8:30(エイト・サー ティ)」 なんです。 スタジオ録音よりライブ録音のほうが好きということもあるし、ウェザー・ リポートの頂点だったときの録音だし。ジョー・ザビヌル(キーボード)もジャ コ・パストリアス(ベース)もピーター・アースキン(ドラム)もウェイン・ショ ーター(サックス)もすごいのよ。 あれ? これ、 (1) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005BGTH/showshotcorne-22/ ウェザー・リポート「8:30 [Limited Edition] [Original recording remastered] [Live]」 (2) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000024DYR/showshotcorne-22/ ウェザー・リポート「8:30 [Live] 」 (3) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000N4RBJQ/showshotcorne-22/ ウェザー・リポート「8:30(紙ジャケット仕様) [Limited Edition] [Live]」 と何種類もあるなあ。 どう違うんだ。ふむふむ、紙ジャケになったものがあるのか。 紙ジャケのことは、数年前、笹塚の江川さんにそのすごい世界を教わって、 書こうと思って忘れてるね。また、思い出したら、書きます。 それと、(3)は、CD1枚で収録曲が1曲少ない。スカーレット・ウーマンが 入ってないんだ。amazonの評では、怒っている人がいるね。^^; 内容は、1曲目「ブラックマーケット」からして、もう、ぶっ飛び。 「バードランド」は、スタジオ録音とアレンジが違って、後半はシャッフル になってるけど、これがまた煽る、煽る。心地よいグルーブです。 あれ、これも別バージョンがある。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000584TT/showshotcorne-22/ ウェザー・リポート「ヘヴィー・ウェザー」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GA0T/showshotcorne-22/ ウェザー・リポート「ヘヴィー・ウェザー」[SACD] なるほど。SACD(スーパーオーディオCD)なのか。ややこしいなあ。 大体、紙ジャケかそうじゃないかで2パターンあるし、さらに何とかエディ ションとかいってパターンが分かれるし、おれの頭ではどれを買っていいのか、 薦めていいのか、もう、よーわからんよ。 だから、買うときは自己責任でお願いします。 今年は、マイケル・ブレッカーも亡くなったし。 最近、マイケル・ブレッカーがフュージョン系でプレイしたCDをいくつか買 ってます。 ブレッカー・ブラザーズの録音より、マイク・マイニエリなど他のバンドで やった録音を集めています。ブレッカーの凄いソロは、ブレッカー・ブラザー ズより他のバンドでやったときのほうが多いような気がしているので。 たとえば、STEPS(のち、STEPS AHEADにバンド名変更)の六本木ピットインで の伝説のライブである http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JY6J/showshotcorne-22/ Steps Ahead「Smokin' in the Pit [Live] [from US] [Import] 」 とか。 あれ? amazonで出てくるCDは、おれがこの前買ったCDとは、ジャケット写 真が違うなあ。上記amazonのは、輸入物だから? ともかく、この中で、ザビヌルが作曲した「Young & Fine」をやっています。 ジョー・ザビヌルとマイケル・ブレッカーを追悼しつつ、聴きました。 そうそう、STEPSのピアニストだったドン・グロルニックもだいぶ前に亡く なってるんですよね。彼の演奏は、上記「Smokin' in the Pit」で聴くことが できます。 それから、この録音、写真をみると、STEPSの5人だけじゃなくてもう一人 写っている人がいて、誰かと思ったら、若いころから天才ギタリストの名をほ しいままにした渡辺香津美さんです。 当時のニューヨークの凄腕ミュージシャンたちだった、マイク・マイニエリ (バイブ)、ブレッカー兄弟(兄ランディはトランペット、弟マイケルはテナー サックス)、スティーブ・ガッド(ドラム)、スティーブ・カーン(ギター)たち が来日したとき、六本木のピットインに行ったら、ちょうど香津美さんのバン ドが出ていて、あまりにすごいのでみんなぶっ飛んだという逸話があります。 それで、この録音でも共演・競演しているんでしょう。ぼくのCDでは、2枚目 の3曲目「Not Ethiopia」でギターソロをバリバリ弾きまくってます。この曲、 香津美さんのソロもすさまじいけど、ブレッカーのソロもすさまじいです。 渡辺香津美とマイケル・ブレッカーといえば、名盤「TO CHI KA」ですよ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007VLVR8/showshotcorne-22/ 渡辺香津美「Better Days レプリカ・コレクション-6 TO CHI KA(紙ジャケッ ト仕様) [Limited Edition] 」 そうか、いま、「Better Days レプリカ・コレクション」なんてシリーズに なっているんだ。しかも、紙ジャケなのね。 amazonの評だと、テレビコマーシャルに使われた「ユニコーン」を絶賛して いるが、おれにとっては、やっぱり、「コクモ・アイランド(KOKUMO ISLAND」 です。バンドでやった曲だし。^^; この曲、香津美さんのソロがすごいんです。かっこいいだけじゃなくて、凄 みがすごい。鳥肌が立つようなソロ。しかし、マイケル・ブレッカーのソロが それに輪をかけたようにすさまじい。まさに鬼神。\(^O^)/ 香津美さん自身が当時の「ジャズ・ライフ」か「アドリブ」か、ひょっとし て「スイング・ジャーナル」か、もっとひょっとしてひょっとこ、当時、LPで 出たときのライナーノーツ?で、この曲、ブレッカーのソロがばりばりのとき にフェイドアウトしていくんですが、あの後、10分だか20分だか、ブレッカー は吹きまくっていたそうです。 そんなこんなで、「TO CHI KA」は、当時のフュージョンが到達した1つの 頂点だと、文句なく言えます。 香津美さんといえば、前も書いたかもしれないけど、もう10年くらい前にな るのかな。 移転して新しくなった新宿ビットインでやった朝日ネットのオフ会で、音楽 ど素人の朝日ネット会員でもウクレレを持ってくれば、ステージに上がって、 ピアノの山下洋輔とギターの渡辺香津美のデュオと共演できるというものすご い趣向がありました。あのときは、何、やった? ブルー・ボッサ? なんか、 サンバの曲をやったと思うけど。 音楽をまったくやったことがないけど、前日、ウクレレを買って、今日、新 幹線で大阪から来ましたなんていう人(女性だったと思う)もいて、しかも、チ ューニングも何にもしてないから、渡辺香津美さんがみんなチューニングして あげてたんだよね。 あり得んでしょ、フツー。\(^O^)/ もっとあり得んのが、香津美さんが、流しのギターよろしく伴奏してあげる からといって、カラオケ大会になったこと。ハンドル名「磯爺」さんなんか、 「では遠慮なく」といって、「清水港の名物は〜」などと、旅姿三人男を歌っ てさ。 渡辺香津美さんに伴奏させて、ステージで、旅姿三人男を熱唱。これ、もう、 贅沢の極みでしょ。どんな大金持ちだって、そう簡単にできるこっちゃねえよ。 おれなんか、畏れ多くて遠くから観てるだけだったもんね。\(^O^)/ そういえば、たまさんもステージでブルースハープを吹きまくってた。 一生の思い出になる恐ろしい夜でした。\(^O^)/ 別の機会に六本木でオフ会やってたときに、なぜか、香津美さんがぶらりと 来てくださって、その場でギターだったっけ、あれ、ハマっているといってい たウクレレだったかな、をバリバリに弾いてくださいました。ハンドル名「好 餌」さんが呼んだ? 信じられんよ。おれの隣あたりで、みんなで酒を飲んでいる席で、世界の渡 辺香津美が、テキトーにみんなのリクエストに応じて何でも弾いちゃうんだも ん。 ギターを弾いてないと呼吸もできないというくらいギターが大好きで、しか も、気取りも衒いも躊躇もなく、おれら素人さんの相手をしてくれて、とこと ん楽しませようとしてくださるわけ。 ピットインのときといい、六本木のときといい、香津美さんの凛々しくも温 かいドンバ精神に感服して、ジーンときちゃいました。やはり、世界トップレ ベルの人は、もう心の大きさからして全然違うなあって。 フジテレビの小倉さんの「とくダネ!」でもやってたけど、いま、50歳代の オヤジたちが集まってやっているオヤジバンドが全国的にブームだそうで、で も、メンバーが病気になったりするんですってね。 小倉さんもいまドラムをやってるそうですが、それはドラムだった人が脳梗 塞?だかなんかで倒れたからだそうです。^^; おれの知り合いの女性がやってるバンドでは、ベースの人が亡くなった(!) ので、キーボード担当だった彼女がベースをやるようになったとか。^^; みなさん、バンドに熱中するのもいいけど、健康にも気をつけましょう。^^;
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標題: Lispで学ぶ心理学 --- 新宿ジュンク堂に10月下旬に行ったとき、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516 本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。 で話題にした http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120212/showshotcorne-22/ 安西祐一郎著「LISPで学ぶ認知心理学 1」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120220/showshotcorne-22/ 安西祐一郎著「LISPで学ぶ認知心理学 2」 が、2巻揃ってきれいなものがビニールにくるまれて、1組だけ在庫僅少本と して置いてありました。持ってるけど古くて汚くなっているので買おうかなと 思ったものの、次に来たときあれば買おうなどと悠長なことを考えて見送り。 そのときに、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879026 中山茂著「Fortress言語」、OCaml-Nagoya著「入門OCaml」 で紹介した2冊を買ったのかな。 ともかく、その後、母が危篤という連絡が来て、亡くなって、葬式してなど とやっていて、東京に戻ってきて、再び、新宿ジュンク堂に行ったときには、 「LISPで学ぶ認知心理学」の2巻は、もうありませんでした(泣)。 教訓:いつまでもあると思うな、親と本。\(^O^)/ ところで、「おれ、両方持ってます。たぶん、実家というか姉の家のどこか に。^^;」と書いたのは嘘で、探したら、いま、手元にありました。^^; もうヤケて古びてふやけた感じで、状態は悪いです。やっぱ、買っとくべき だったな。 あのきれいな2巻を買った人。おれの青春を返してくれ(爆)。\(^O^)/ あ、いまamasonでみたら、以前12000円もしていたのに、両方安くなってま すね。 1が4231円から、2が4000円からですね。すいぶん下がったなあ。サブプライ ムローン問題の影響でしょうか。\(^O^)/ このシリーズは第3巻まで出ていたのですが、第3巻はもってないんです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120239/showshotcorne-22/ 田中穂積著「LISPで学ぶ認知心理学 3」 をみると、中古もないですね。^^; 東大出版会にいえば全3巻、耳を揃えて手に入るのだろうか。^^; さらにところで、手元にあるのをみたら、メモがはさんであって、我ながら 面白かった。ぼくが20歳のころのメモです。 Lispのコードは、S式じゃなくて、M式で書いています。九大に特別講義でい らして、ぼくにLispを教えてくださった慶応の故中西先生の本の影響ですね。 当時は、トップレベルだけM式という方法で書く習慣がまだ残っていたんです ね。 S式なら、(car l)と書くところを、car[l]のように書く方式です。 中西先生のこと、M式のことは、ブログでは、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1041912 バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367 Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/07/65944 プログラミング言語で考える「小泉改革とは何か」 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/30/58463 Outlook Expressでメールが消える で、話題にしていますね。 中西先生がお亡くなりになったときのことは、 http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo38.html の 乳の詫び状(2000/11/05) 標題: 中西先生 で書いています。もう7年以上になるんですね。 九大での講義のことやらは、 http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo64.html 乳の詫び状(2003/02/27) 標題: Lispネタ http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo62.html 乳の詫び状(2002/12/27) 標題: デパート閉店 で少し書いていますね。 あれえ、中西先生が亡くなってから、もっと詳しく九大での講義のことやら 記号処理研究会で発表がつまらないと思ったら先生がばりばりアセンブラのコ ードを紙にお書きになっていたことやらを書いたことがあって、それで奥様か ら夫のことを書いてくださってありがとうというお礼のお手紙を頂戴した記憶 があるんだが、ウェブじゃなくて、電脳騒乱節など雑誌連載で書いたんだっけ。 うー、もう、よーわからん。^^; それに、あのお手紙、どこにある? また、家捜しか。^^; さて、M式で書いていたことより、もっと面白かったのが、そのメモには、 ジェイ・ベッケンスタイン、ジェレミー・ウォール、マイケル・ブレッカーな どの名前があって、これ、当時、「モーニング・ダンス」が大ヒットして、一 躍人気フュージョングループになったスパイロ・ジャイラのどれかのLPレコー ドのパーソネル、つまり、レコーディングに参加したミュージシャンの一覧を 書き留めてあったことです。 やっぱ、ちっとも真面目に勉強しておらんな、こいつ。\(^O^)/ そうか、スパイロ・ジャイラ、ずっと聴いてないなあ。CD集めようかな。^^;
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標題: エクスメディアのバーゲン --- 新宿ジュンク堂では、WordやExcelの操作解説である超図解シリーズなどを 出していたエクスメディアが倒産したので、同社の本を50%オフでバーゲンを やっていました。 この前、出版関係者と飲んだときに、倒産の話がもう出回っていました。数 年前からいろいろいわれていましたが、やはりだめだったわけですね。
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標題: ラグビー、トップリーグ情報その他 --- あれこれあって、しばらく観てなかったラグビートップリーグですが、開幕 戦の府中ダービーで東芝ブレイブルーパスを破ったサントリーサンゴリアス。 清宮監督が全勝優勝宣言していましたが、なんと、第3節にコカ・コーラウエ ストレッドスパークスに22-23で負けています。 コカ・コーラウエストレッドスパークスの監督は、以前、東芝府中の監督で 日本選手権3連覇をしたり、日本代表監督でもあった向井監督です。コカ・コ ーラウエストレッドスパークスは、だんだん力をつけているということですね。 試合後の会見の模様は、 http://www.top-league.jp/news/news3842.html をどうぞ。 現在の順位は http://www.top-league.jp/ranking/index702.html をどうぞ。 神戸製鋼コベルコスティーラーズと三洋電機ワイルドナイツがまだ無敗です ね。 余談ながら、関東大学ラグビーの優勝を今年好調の東海大と争っていた関東 学院大は、部員の大麻事件で対外試合自粛。残念なことです。 このせいもあって、東海大が大東大を48−8で下し、初優勝を飾りました。 関東学院大の不祥事の影響があったとはいえ、東海大の強さは本物ですね。関 東学院大との試合は、あと少しで勝てそうな試合でしたから。 http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007112400192 東海大、リーグ戦初優勝=関東大学ラグビー
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標題: 映画「墨攻」 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/28/1875400 酒見賢一「陋巷に在り」「墨攻」「後宮小説」 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/13/1906668 酒見賢一「墨攻」と中島敦 で言及した「墨攻」。映画にもなっていたので、DVDを借りてきて観ました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000R17JM4/showshotcorne-22/ 映画「墨攻」 酒見賢一の原作とは、全然違いますね。\(^O^)/ コミックにもなってるそうだけど、それとはどう違うんだろう。 とにかく、大スペクタクル、ラブ・ロマンスありのいかにも映画的な作り。 無駄をそぎ落とした静謐ともいえる淡々とした文章で、開戦前の緊迫感、戦 闘の苛烈さ、戦争のむごさを描き切った酒見賢一の原作のままでは、映画的に は、純文学作品的な佳品として小さな劇場で上演されるものになるかもしれな いけど、大々的に宣伝する大作にならないということでしょう。 ただ、これはこれで別の作品だと思えば、戦闘の迫力、人間の醜さ、哀しさ もよく出ていて楽しめる作品でした。 最初、「全然、小説と違うじゃんよー」などと思いつつ、途中から、引き込 まれていたもんね。 http://www.bokkou.jp/ 映画「墨攻」公式サイト
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標題: 映画「デジャブ」 --- これも1ヵ月以上前かな。映画「デジャブ」をDVDで観ました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PTYQZ6/showshotcorne-22/ デジャブ 以下、ネタバレになると思うので、まだ観てなくて、これから観ようと思う 人は、読まないでください。 このシステム、情報省にほしいわーーーーー。\(^O^)/ すごいわ、これ。 アメリカ政府が極秘開発中の、衛星からカメラ、町に張り巡らされた監視カ メラや各種センサー、電話、ネットなどあらゆるネットワークの盗聴などから 得られたデータで、過去を再現しちゃうことができるシステム。 システムの名前は「タイム・ウィンドウ」だけど、最初に説明があった場面 では、別の名前でしたよね。なんだったっけ。女神の名前だったかなあ。もう、 ほんと、すぐ忘れる。 これのもっと簡単なものは、映画「ブレードランナー」でも出ましたよね。 ハリソン・フォード扮する主人公が、端末のスクリーンをみながら、どこかの 部屋の中をパンしたりズームしたりするシーンが。カメラがその部屋にあるわ けじゃなくて、部屋のデータから?再現するだと思いました。 25年くらい前、映画館で観たとき、これ、すげえと思って、ほかのシーンは ほとんど印象に残ってない。\(^O^)/ ブレードランナーって、DVDもいろんなエディションがあって、エディショ ン地獄ですよね、あ、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VNST5E/showshotcorne-22/ 【10,000セット限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメ ット・コレクターズ・エディション・プレミアム(5枚組み) なんてものまで、出してやがる。 何度も何度もしゃぶるなあ。グリコのキャラメルならとっくに溶けてるぞ。\(^O^)/ 「デジャブ」に戻ると、カーチェイス、すごいね。自分が運転していたらと 思うと、発狂しそう。 どういうカーチェイスかというと、3日前にそこを通過したテロリストの車 を追うんですが、片目で過去を見ながら、もう片目で現在を見て運転している! しかも逆走! おれなら、すぐ死ぬなあ。 最後まで観終わると、冒頭にその時点では何がなんだかわからない出来事に いろいろと説明がついて、ああ、なるほどと思う仕掛けなんですが、タイムト ラベルものの常として、いろいろ矛盾など突っ込みどころはあると思うが、そ こは他の人に任せて、おれは楽しんだ。 タイムトラベルものの突っ込みといえば、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415010624X/showshotcorne-22/ ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「時の門(文庫)」 の矛盾を、日本のタイムトラベルものの傑作を書いた、故広瀬正が詳しく分析 しているんです。これ、たしか筒井さんが紹介していて知ったんです。 注: 最初、勘違いして、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103453/showshotcorne-22/ ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「夏への扉 (文庫)」 の矛盾と書いていた間違いを、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/26/2459989 時の門、夏への扉、広瀬正 で書いたように、太田さんから指摘されて訂正しました。 広瀬正については、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/26/1681607 タイムマシンもの で、その大傑作SFについても書いたので、どうぞ。 映画の冒頭だけ、もう一度観直したんですが、やはり、ちゃんとあの連中が いて、データを収集しています。\(^O^)/ タイムマシンものじゃないけど、演出上、時間をぶつ切りにして、非常にエ キサイティングな効果を上げているのが、映画「メメント」。これについては、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658841 アニメ「時をかける少女」と「ダンシング・ヴァニティ」 で書いてます。これ、何度も巻き戻して観直しました。\(^O^)/
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標題: 映画「ガメラ、小さき勇者たち」 --- 1ヵ月以上前かな。以前、ガメラの「小さき勇者たち」がないんだとなどと 書いたので、笹塚のビデオ屋ピープルの江川さんが、わざわざテレビ放映を録 画してくださって、貸してくださった。 http://www.sasahata.com/d010/index.html 笹塚 ピープル http://d.hatena.ne.jp/pegawa/ ピープル江川映画日記 「ALWAYS 三丁目の夕日」的世界というのは、なるほどね。前半のそういう のんびりした昔懐かしい感たっぷりの平和な日常と、後半の血なまぐさい怪獣 の戦いのコントラストがいい。 あざとい演出とは思っても、子供たちががんばってるの観ると、うるうるす る。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GTLQF8/showshotcorne-22/ 小さき勇者たち ガメラ スペシャル・エディション http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FG4LGS/showshotcorne-22/ 小さき勇者たち ガメラ DTSメモリアル・エディション ガメラのことは、いろいろ書いたので、暇な人は、ぼくのブログ http://iiyu.asablo.jp/blog/ の上についている検索窓に「ガメラ」を入れて検索してください。
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標題: 世界最高速はこうして生まれた 〜フランス TGV開発の舞台裏〜、量子暗号 --- 石井さんから。 --- ここから --- 用件のみにて失礼します。 先日の日曜の夜遅くやっていた、こちらのおフランスのドキュメンタリーはご らんになられましたでしょうか? http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071118b.html もし、まだでしたら、次の日曜に再放送があるようなのでどうぞ。\(^o^)/ 車輪では時速500Kmが限界といわれていたような気がするんですが、なん と、574Kmなんですねー!\(^o^)/ TGVの場合は、「地の利」(広大な平野)がありますね? ではでは。 --- ここまで --- おー、観てません。録画録画。 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071118b.html <シリーズ 世界を狙う欧州交通産業> 世界最高速はこうして生まれた 〜フランス TGV開発の舞台裏〜 ですね。 余談: 昨夜、某所で友人たちと食事して帰ってくるとき、京王線が午後10時に聖 蹟桜ヶ丘近辺で人身事故。帰り着いたのは午前0時になろうとしていた。疲れ た。 もうひとつ余談: 石井つながりでいえば、感想は別に書こうと思うが、例によっていつになる かわからないので、簡単に推薦だけ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822282759/showshotcorne-22/ 石井茂著「量子暗号 絶対に盗聴されない暗号をつくる」 は、これまでの石井さんの2作に比べて、一番、ツボにはまった。よく丁寧に 解説してある。量子暗号について勘違いしていたところなど、訂正できた。も う忘れたけど。\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822282112/showshotcorne-22/ 石井茂著「量子コンピュータへの誘(いざな)い きまぐれな量子でなぜ計算で きるのか」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822282333/showshotcorne-22/ 石井茂著「ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか」 と本書で、石井茂の量子3部作が揃ったといっていいだろう。
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標題: 直筆で読む「坊っちやん」 --- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087204146/showshotcorne-22/ 夏目漱石著「直筆で読む「坊っちやん」 (集英社新書 ビジュアル版 6V)」 を本屋で実際に手にとって見ました。 夏目漱石直筆の「坊っちやん」の原稿を全編カラー写真で新書にしたもので す。集英社新書、いろいろやってますね。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449895 非線形科学、失敗学 で、名前だけは触れた http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087204081/showshotcorne-22/ 蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」 といい、ツボに入ってきた感じ。 直筆原稿だから、あちこち手直しているのがそのまま入っているので、その 意味では興味深いし、作家の研究している人にはたまらんものなんでしょうが、 フツーに読もうと思うと、これ、読めませんよ。 なんて書いてあるのかよくわからないんです。編集者も配慮したんでしょう。 脚注がいっぱいあります。 筒井さんの手書きが非常に読みやすいのと比べると雲泥の差です。 石原慎太郎でしたっけ。作家にも何人か悪筆で原稿が読めない人がいて、専 門の解読者がいるそうですね。ほとんど暗号ですね。\(^O^)/ http://www.asahi.com/edu/nie/kiji/kiji/TKY200711040061.html (観流)直筆「坊っちやん」 夏目漱石の誤字・当て字に味わい なんて記事もありますね。 手書き原稿フェチは筒井ファンにも多そうですね。 某氏のように、譫妄状態で、病室の天井に未発表原稿を幻覚で観てしまう人 もいるし。\(^O^)/ 奥さんに、早くデジカメ持ってこいとどなったとか。\(^O^)/ 元気になられたから笑い話だけど、奥さん、この人、完全に発狂したと思っ たでしょうね。^^;
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標題: 徳間書店 5次元文庫 --- 徳間書店といえば、オカルト本、トンデモ本の宝庫として有名ですが、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613301 出たぁ。リサ・ランドール「ワープする宇宙」\(^O^)/ など、何度も言及した http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/ リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」 にあやかってなんでしょう。 とうとう、5次元文庫というのを創刊しました。 http://www.tokuma.jp/bunko/gojigen 5次元文庫 徳間書店 キテマスネ。\(^O^)/ テレパシーは重力波通信とか、双子の間によくあるテレパシーは量子からみ 合い(量子エンタングルメント)とか、いくらでもでっち上げはできそうですし ね。 この数日、何度か名前を出している http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612307/showshotcorne-22/ コンノケンイチ著「般若心経は知っていた」(徳間書店) は、けっこう、よくできてますよ。
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標題: 任天堂DSで般若心経 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449920 みうらじゅん「アウトドア般若心経」とボイン40周年 で、般若心経といった途端にこれ↓に遭遇だもん。\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RSSA8O/showshotcorne-22/ It's tehodoki! 般若心経入門 任天堂DSはすごいね。般若心経入門だもん。PS3やXbox360じゃあり得んでし ょう。 さらに、練習帳まである。\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000M7N93G/showshotcorne-22/ 書き込み式「般若心経」練習帳DS 携帯ゲームマシンと般若心経の組み合わせ。すごくシュール。SFそのものか。 あ、 http://www.bhe.co.jp/hannya/shingyo.html It's tehodoki! 般若心経入門 というのがある。 桑田二郎(桑田次郎)のイラスト。うしろの百太郎か。 それは、つのだじろう。なんもかんも一緒くたにすんな。 http://www.bhe.co.jp/hannya/shingyo/shingyo2007.html に行くと、もっと詳しくわかるね。 写経はわかるけど、仏像を塗り絵ってどうよ。\(^O^)/ あ、般若心経といえば、この前も名前を出した http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612307/showshotcorne-22/ コンノケンイチ著「般若心経は知っていた」(徳間書店) は、はずせませんね。\(^O^)/
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標題: 杉沢志乃著「「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿」 --- amazonで買ってくださっている人がいて、知ったが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777103250/showshotcorne-22/ 杉沢志乃著「「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿」 という本があって、なんと、3巻も出ている。 落合以来の3巻王。\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777104435/showshotcorne-22/ 杉沢志乃著「「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿2」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477710575/showshotcorne-22/ 杉沢志乃著, 浅野幸恵監修「「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿3」 第3巻だけ、お姉ちゃんの表紙じゃないのは、なぜ? ひょっとして、キャバ嬢、引退したから? これら3冊買って、著者が勤める六本木のキャバクラに行ってサインねだっ た奴、いっぱいいたんだろうね。\(^O^)/
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標題: ThinkPad誕生15周年モデル --- 元IBM, 現レノボのノートPC ThinkPad。これが誕生15周年というので、記念 モデルが出ますね。 http://www-06.ibm.com/jp/pc/awards/15th/?cid=JPEN1481904& をどうぞ。 いま3年くらい使っているT41で5台目かな。最初にNECの98noteを買った以 外は、全部、ThinkPad。バタフライキーボードの701Cもちゃんとあります。\(^O^)/ http://www-06.ibm.com/jp/pc/awards/15th/answers.shtml 中の人に聞きたい! 回答編 に、「ThinkPadクリックボタンの赤・青ラインを復活して欲しい」というのが あって初めて気づきましたが、いま、ないんですか? T41はまだ赤・青ライ ンがありますよ。 さて、15周年記念モデルですが、Lenovoのロゴじゃなくて、IBMのロゴを入 れるというサービスはないんでしょうか。\(^O^)/ 昔、電脳騒乱節だったか、どこかで、いまは無きDECのDigitalというロゴ、 あれだけ売ってほしいとか、あれだけ作って闇で売れば儲かるんじゃないかな どと書いた記憶があるが、なんか、IBMのロゴがほしくなってます。\(^O^)/
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449888 失敗知識データベース の続き === 標題: Re: 失敗知識データベース --- Σ計画とか、年金100年安心プランとか、あーいうのは失敗のうちに 入らないのか? つばめどん === 標題: Re: 失敗知識データベース --- わはははは。 そうか。あまりにでかい失敗で分析ができず、原因も判明せずといったもの は、データベースに載せようがないんだ。 どうせ失敗するなら、でかい失敗をしろという教訓だ。\(^O^)/ いっそ、人類が一瞬で滅びるようなどでかい失敗なら、誰も文句いわんわな。 中村(show) === 標題: Re: 失敗知識データベース --- 役所絡みの失敗は掲載しないというルールでもなさそうですもんね。 個人的には、Σ計画と日本科学技術振興財団テレビ事業本部は是非 掲載していただきたいんですけど。ちなみに日本科学技術振興財団 テレビ事業本部は現在のテレビ東京。失敗知識データベースの運営 にあたっている独立行政法人科学技術振興機構とは別法人です。 あ、Σ計画といえば会議に出席したことのある藤本べさんの出番か な? つばめどん === 標題: Re: 失敗知識データベース --- Σ計画のキックオフのころは、おれも岸田孝一さんたちと合宿やったり、シ ンポジウムみたいなのに出てたよ。盛岡まで行ったもんね。 わんこそば、あんまり食べられませんでした。犬が入ってるんだもん。\(^O^)/ あ、ワンコが入っているそば。お前はなあ。 おれさ、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/22/1813126 ねこ鍋 も、最初、猫が入った料理としての鍋だと思ったもんね。 まだ未体験だけど、犬鍋はおいしいし、体が暖まるというでしょ。その流れ で、ああ、日本も猫を食うようになったのか。食の間口がどんどん拡張されて いるのか、今後、食糧事情が悪化することに備えているのか、などと思ったわ け。 それ、失敗知識データベースに登録しておけ。\(^O^)/ 中村(show) === 標題: Re: 失敗知識データベース --- 水木しげる大先生の漫画の中だったか、猫を食う話があって「猫はオカフグと 言って美味いのだ」などという台詞があった記憶があるなぁ。 犬を食わせる韓国の店は、ソウルオリンピック時に町の裏通りに追いやられて しまったようですが、今でもあるのでしょうか。韓国のグルメ番組などでもほと んど出てこないけど。 --- たま@無精庵 === 標題: Re: 失敗知識データベース --- 嘘かほんとか。 昔(李氏朝鮮のころ?)、朝鮮の王様にイギリスの大使が、献上品として犬を 送ったと。 後日、大使が王様に謁見したとき、「あの犬はお気に召しましたか?」と訊 ねたら、王様は、「旨かった」と答えたと。\(^O^)/ イギリスは、ペットとして犬を送ったのに、朝鮮の王様は、食材として食べ ちゃったわけです。 文化、価値観の違いを示す例ですね。 これ、書いた記憶があるけど、いまでも大久保のコリアンタウンには犬鍋を 食わせるところがあって、某女性編集者は、それとは知らずに食ってすごくう まくて、あとで犬鍋だったと知らされた。 よくあるパターンは、特に女性は「げっ」などとなるんですが、その女性は 吐いたりもせず、「また食べたい」とのたまったそうです。\(^O^)/ ほんとに体が温まるので、冷え性のその女性は、その後も、寒くなると犬鍋 を食べに行くそうです。 中村(show)
アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。
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標題: こんなものがある\(^O^)/ --- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000P9903E/showshotcorne-22/ こういうものがあるとは、さすが、世界エアギター選手権で2連覇したチャ ンピオンがいる国ですね。\(^O^)/ チャンピオンは、お笑いコンビのダイノジの大地(おおち)さん。 http://mycasty.jp/ohchi/ ダイノジ大地
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標題: みうらじゅん「アウトドア般若心経」とボイン40周年 --- みうらじゅんが、週刊文春2007年11月22日号の書評欄で、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088664/showshotcorne-22/ スーザン・セリグソン著, 実川元子訳「巨乳はうらやましいか?―Hカップ記者 が見た現代おっぱい事情」 を評した冒頭において、今年2007年こそ、大橋巨泉が深夜番組11PMにおいて、 朝岡雪路の胸元を見て、「ボイン」と発言してから40周年であると、高らか に宣言している。 みうらじゅん曰く、今年は、「Anniversaryボイン40」だそうだ。\(^O^)/ さすがは、みうらじゅん。\(^O^)/ みうらじゅん以外の誰も、そんなこと知らんだろう。^^; それにしても、ボイン40周年かあ。勉強になるなあ。\(^O^)/ そして、この巨泉のボイン発言があり、月亭可朝の大ヒット曲「嘆きのボイ ン」があり、その中で可朝小さい乳「コイン」があり、もっと小さい乳「ナイ ン」があってと小学生のみうらじゅんに教えてくれた、などとうまい導入。 そのみうらじゅんが、またけったいな本出してますわ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344013972/showshotcorne-22/ みうらじゅん著「アウトドア般若心経」 みうらじゅんは仏像に並々ならぬ関心を寄せていて、これまでも http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861913209/showshotcorne-22/ みうらじゅん編「みうらじゅんマガジン vol.2 仏像ロック」 や http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RTUX/showshotcorne-22/ みうらじゅん, いとうせいこう「みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記 1」 などというものを、すでに10巻(!)も出しているんですが、とうとう、般若 心経に来ました。\(^O^)/ しかも、アウトドア\(^O^)/ 観るとわかるけど、これ、作るの大変だったろうなあ。 オビでは中沢新一が絶賛。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449888 失敗知識データベース で中沢新一のこと書いたら、もう、これだもんね。 やっぱ、情報省はこっちをスキャンしてますね。\(^O^)/ ついでに、般若心経ネタならこういうのもあります。トンデモの大家コンノ ケンイチ大先生の http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612307/showshotcorne-22/ コンノケンイチ著「般若心経は知っていた」(徳間書店) です。
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標題: 平朝彦, 徐垣, 末廣潔, 木下肇著「地球の内部で何が起こっているのか?」 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449895 非線形科学、失敗学 で言及した http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033148/showshotcorne-22/ 平朝彦, 徐垣, 末廣潔, 木下肇著「地球の内部で何が起こっているのか? (光 文社新書)」 は、楽しかった。 地球の内部で何が起こっているかを調べるために、何をすべきか。 やっぱり、海底を掘りまくるしかない。\(^O^)/ そのための日本主導の国際プロジェクトが統合国際深海掘削計画(IODP)であ り、そこで活躍する日本が誇る世界最先端深海掘削船が「ちきゅう」です。 「ちきゅう」はものすごい船なんです。詳しくは、 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.html 「ちきゅう」の情報満載のサイト「地球発見」 や http://ja.wikipedia.org/wiki/ちきゅう を参照。 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/status.html をみると、いま現在は、南海トラフを掘ってますね。\(^O^)/ 「はやぶさ」といい「かぐや」といい「ちきゅう」といい、インターネット でいまどこでどうしているか情報が得られるのはいいですね。広報、がんばっ てください。 本書に寄稿している元宇宙飛行士の毛利衛さんが、「いまさら海底掘ってど うするの。そんなのに金を使うくらいなら、やっぱ宇宙でしょう。と思ってい たけど、「ちきゅう」やIODPのことを知るにつれ、これは科学として素晴らし い成果をもたらす可能性があるプロジェクトであって、宇宙しかないと思って いた自分が恥ずかしい」みたいなこと、もちろん、もっとちゃんとした文章で 書いていて、おれも同感。 本書を手に取ったとき、おれも毛利さん同様に宇宙じゃなくて、海底掘る話 かあなどと思いつつ、口絵のカラー写真に引き込まれ、中をぱらぱらめくって いるうちに、すげえ面白そうと思って買いました。九大の伊都キャンパスの紀 伊國屋書店です。 プレートテクトニクスって聞いたことありますよね? 地球はマントルというどろどろした溶岩がつまっていて、それが対流してい て、その上に板チョコみたいなプレートというものが乗っかっていて、だもん でプレートが動いて、それが日本近海でぶつかっているから日本は地震が多い などという話。 本書には、そういうプレートテクトニクス入門としてちゃんとした話が出て くるし、読み進めると、地球の歴史、地球生命の歴史といった地球科学や生命 科学や気象や地球環境問題にまで関係あることが、海底を掘ることでわかって くる、そういう話が続々出てきます。 一口で海底を掘るといっても大変な話なんです。 まず、海面から何千メートルも下にしか地面がない。\(^O^)/ さらにそこから何千メートルも掘る。\(^O^)/ 地上と違って海の上では、潮の流れ、波や風があるから、一点に静止するの も大変。\(^O^)/ その上、何千メートルも海の中、さらに海底から何千メートルもパイプやド リルを真下に突き刺して掘らないといけない。\(^O^)/ できるか、そんなもん。\(^O^)/ と思うよね。でも、やってるんです。すごい技術開発や運用のノウハウがい っぱいあるんです。本書ではそういうのがいろいろと出てきます。 著書たちは、いずれ、海底を掘りぬいてマントル上部まで掘って、直接、マ ントルを採集したいなどというすごいことを言ってます。海面下4000メートル の海底からさらに7000メートル掘るとマントル上部に到達できるようです。 SF映画で、人類を救うため、地球の中心の核(コア)まで行く映画 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000657NP4/showshotcorne-22/ ザ・コア というのがあったけど、現実には、そう簡単には行けないんだと実感。たぶん、 火星に行くよりずっと難しいんでしょうね。 地球科学的な時間スケールでみると、たとえば、日本の場合、南アルプスの 山々を削って、天竜川で海に運んで、そこから四国沖に土砂を流して、四国沖 を埋め立ててるんです。\(^O^)/ 話がでかすぎるぜ。自然はすごいゼネコンですね。\(^O^)/ 深海の底には、地球から熱水が噴出しているところがあって、そういう太陽 の光も届かない、酸素もない、高温のところでも暮らしている生物がいます。 極限環境生物といって、これまたすごいんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/極限環境微生物 をどうぞ。 ちゃんと日本には、そういう生命を研究する研究所があります。 http://www.jamstec.go.jp/xbr/index.html 極限環境生物圏研究センター をどうぞ。 生命の歴史や地球の歴史とのからみでいえば、こういうたくましい生物がい たから、地球全体が厚い氷に覆われて地上の生命がほとんど死滅した全地球凍 結(スノーボールアース)という大事件にもめげず、結局、我々人類の誕生へと 生命がつながってきているんです。 スノーボールアースについては、 http://ja.wikipedia.org/wiki/スノーボールアース や http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202097/showshotcorne-22/ 川上紳一著「全地球凍結 (集英社新書)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152085509/showshotcorne-22/ ガブリエル・ウォーカー著, 渡会圭子訳「スノーボール・アース」 をどうぞ。 スノーボールアースについては、以前、NHKスペシャルでやったんです。調 べたらありました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140808624/showshotcorne-22/ 「地球大進化 46億年・人類への旅 2巻 全球凍結 (NHKスペシャル)」 ですね。漫画まであるんだ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409226402X/showshotcorne-22/ 小林たつよし著、NHK「地球大進化」プロジェクト編「まんが NHKスペシャル 地球大進化〈2〉46億年・人類への旅 全球凍結」 DVDは、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002T254I/showshotcorne-22/ 「NHKスペシャル地球大進化 46億年・人類への旅 第2集 全球凍結 大型生物誕 生の謎」 や http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002K7BIC/showshotcorne-22/ 「NHKスペシャル 地球大進化 46億年・人類への旅 DVD-BOX 1」 ですね。 あのNHKスペシャル、断片的にしか観ていないので、まとめて観たくなって きた。府中の中央図書館に早くリニューアルオープンしてくれないかな。たぶ ん、置いてあると思うけど、なければ、これ、クリスマスプレゼントだな。\(^O^)/ ついでといっては何ですが、川上先生は、「縞々学」というのを唱えていま す。川上先生はじめ地球の歴史を丸ごと理解しようとしている人たちは、全地 球史解読という壮大な夢をもっているわけですが、その手法のひとつが縞々学。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/413060709X/showshotcorne-22/ 川上紳一著「縞々学―リズムから地球史に迫る」 をどうぞ。 日経サイエンス2007年11月号の茂木健一郎さんとの対談に、川上先生が出て いて、地球温暖化でマスコミからいろいろ質問される話があって、笑った。 マスコミは、どうしても「大変だ、大変だと」と言わせたいみたいなのね。 でも、全地球史解読なんてやってる人たちの感覚からいえば、人類が滅びたっ て、全然、大変じゃない。\(^O^)/ だって、地球生命は、スノーボールアースあり、巨大隕石衝突ありで、ほと んどの生命が絶滅するようなものすごい地球史的大事件を乗り越えてきたわけ で、そういうことを研究している人たちなんだから、きっと人類65億人が1 億人になったって、「そうか、人類、1億人も生き残ったか。立派、立派、よ うやった」くらいの感じじゃないかな。\(^O^)/ あれはおかしかったな。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VT6WKW/showshotcorne-22/ 日経サイエンス2007年11月号 目次は、 http://www.nikkei-bookdirect.com/science/item.php?did=55711 をどうぞ。 「地球の内部で何が起こっているのか?」に戻ると、海底を掘るのは、前述 のような科学の話だけじゃなくて、地震の研究、観測や資源開発にも重要。地 震が多くて天然資源が少ない日本だと特に重要。 偉いと思ったのは、掘ったらちゃんと穴に観測機器をつけて地震波を記録で きるようにしていること。ま、水面下何千メートルのところに置く観測機器だ から、これもまた大変な技術なんですけど。 地震波を詳細に分析して、地球の内部がどうなっているか推測するマントル トモグラフィーというのもあるんですね。よくもまあ、手の届かないところを わずかな手がかりでいろいろ調べられるもんだと思って感心します。直接星に 行って観測できない天文学と似てますね。 プレートではなく、マントル対流を研究するプルームテクトニクスという考 えもあるんですね。 そうそう、日本の地震のことを調べるには、日本近海を堀りまくらないとい けないんですが、日本海側はなかなか掘れないそうです。なぜかというと、ロ シア、中国、韓国、北朝鮮などの外交問題がからむから。カムチャッカ方面は、 ロシアと共同研究という形で掘れる可能性があるそうです。 地震といえば、読んでないけど、気になっているのが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891731176/showshotcorne-22/ 産業技術総合研究所著「きちんとわかる巨大地震 (産総研ブックス)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140910550/showshotcorne-22/ 川崎一朗著「スロー地震とは何か―巨大地震予知の可能性を探る (NHKブック ス)」 産総研ブックスなんてのがあるのに、びっくり。いいこっちゃ。理化学研究 所の理研ブックスってのは、ない? また、「地球の内部」に戻ると、国際プロジェクトの進め方、科学プロジェ クトのマネジメントの話にも、多くのページを割いているのが本書の特長。い ま、高知大学にコア総合研究センターという、宇宙科学のNASAに匹敵するコア 研究ならここという世界最先端のセンターができているそうです。 こういう記事もありますね。 http://osaka.yomiuri.co.jp/shitei/te70814a.htm “異端”プレート理論 酒で酷評笑い飛ばす 「いごっそう」の魅力 本書で惜しむらくは、索引がないこと。用語解説があるからほぼ事足りると はいえ、やっぱ、索引はほしい。そもそも索引がない本は本じゃないと思って いるし、用語解説は章毎に並んでいるから、あいうえお順で一発で検索できな いんですよ。 著者たちは、若い人たちに、この非常にエキサイティングな分野にどんどん 来てほしいと願って本書を書いています。 寄稿の1つにある「土方からサイエンスまで」というキャッチフレーズがす ごい。何でも来いだし、何でもやらないと地球という怪物を相手にできないっ てことですよね。熱き想い、情熱が感じられます。 あ、まさか、こいつら、高温のマントルが人間をしている地底人じゃないか。\(^O^)/
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標題: 非線形科学、失敗学 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/21/2449888 失敗知識データベース で紹介した内藤さんのメールをもらって思い出しました。 ぼくが最初に就職した管理工学研究所の元社長、吉村さんからのメール。 2007/10/05に受け取ったメールですが、ちょうど、九大に行ってたときで、 すぐには返事できず、その後、仕事の忙しさ(もっと頭がいいとすぐこなせる のに(泣))やら母の死やらあって、返事を忘れていました。すみません。^^; --- ここから --- 正三郎君: 早速ご返信有難うございました.プログラマは英語力がないと,これからます ます損するでしょうね.何年か前に情報処理技術者試験を改訂したとき,英語 を止めましたが,全くバカなことをしたものです. ところで,昨夜のメイルで書こうと思っているうちに忘れてしまった(年は取 りたくないですね)事ですが,最近読んだ本の中では 蔵本由紀著 非線形科学 集英社新書 700円 ISBN978-4-08-720408-7 が非常に面白かったです.(理解できたのはほんの一部だけでしたが,本家が 書いたものには説得力があります.集英社も良い本を出しますね.) そのほかでは多少古い(2001年) が本屋をうろついているときに見つけた ヘンリー・ペトロスキー著 中島・綾野訳 橋はなぜ落ちたのか-設計の失敗 学 朝日選書686 1300円 ISBN4-02-259786-0 が良い本でした.ソフトウェアのことはほとんど出てこないが,思い当たるこ とがいっぱいあるはずだから,プログラマは是非読んだ方がよいと思いました. 別件ですが,先月末にハノイに行ってきました.ひょんなことから,北陸先端 大学院大学情報科学研究科(片山先生)とInstiture of Info. Technology, Vietnamese Academy of Science and Technology が共催している Japan Vietnam Software Engineering Workshop 2007 に招かれたので,野次馬とし て参加しました.若い人々のエネルギーを実感しました.あの国は将来性があ る と思います. ではまた. --- ここまで --- このメールを拝見して、奇遇だなと思いました。 九大の新キャンパスである伊都キャンパスは、まだ、理系しか引っ越してい ません。六本松の教養部がたしか来年4月からやってくるそうです。文系キャ ンパスはまだ工事中なので、もっと先のようです。 伊都キャンパスについては、 http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/ をどうぞ。 伊都キャンパスでは、理系キャンパス、文系キャンパスは大きく分かれてい るので、いま伊都キャンパスは理系キャンパスのみ稼動中というところ。食堂 や書店が入っている「ビッグどら」というところがあって、その書店は紀伊國 屋書店が入っています。 http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ito/ito.html をみると、地図の右側は山・森の絵で切れてますが、あの辺を開発して文系キ ャンパスができるようです。 いま地図にある建物はウェスト何号館となっていますが、文系キャンパスが できるとそこにはイースト何号館という建物が建つと思います。 余談ですが、福岡・北九州の人間には、ウェスト何号館といわれると焼肉チ ェーンのウエスト天神店みたいな語感があります。\(^O^)/ http://www.gnavi.co.jp/west/ 焼肉ウエスト 書店は小さな書店ですが、さすが理系キャンパス。入るとすぐの棚はサイエ ンス一般の読み物になっていて、これまで何度か言及した、そして感想を書く といいながら書いてない、といいながら、ぼくの今年の個人的ノンフィクショ ンベスト1である http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/ リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」 と、その原書が平積みになっていました。原書が翻訳書のすぐ横に置いてある のが、いかにも大学にある書店ですね。^^; 実は、翻訳を読んで気になっていることがあって調べようと思ったけど、わ ざわざ原書を注文してまで調べるほどのことじゃないと思ってあきらめていた んですが、それを見透かしたかのように原書があったので、これで調べられる と思って、ソッコー買いました。 情報省がぼくの脳内をスキャンして、置いてくれたものと思います。\(^O^)/ そういえば、おれが書店に入った瞬間、黒い影が壁を通り抜けて逃げていっ たような。。。\(^O^)/ といいつつ、まだ調べていませんが。^^; そして、本題。偶然とはいえ、このときに、失敗学と非線形科学に遭遇して います。 失敗学は、これまたさすが理系キャンパスというべきか。文庫本が平積みさ れているところに、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062747596/showshotcorne-22/ 畑村洋太郎著「失敗学のすすめ (講談社文庫)」 をはじめとする一連の失敗学の文庫や新書が集めてありました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816341870/showshotcorne-22/ 畑村洋太郎著「失敗学 (図解雑学)」 はあったかな。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022597860/showshotcorne-22/ ヘンリー・ペトロスキー著, 中島秀人, 綾野博之訳「橋はなぜ落ちたのか―設 計の失敗学 (朝日選書 (686))」 があったかどうかは失念。 ところで、これ、amazonでは、失敗学で検索しても出てきませんね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791763343/showshotcorne-22/ ヘンリ・ペトロスキ著, 北村美都穂訳「失敗学―デザイン工学のパラドクス」 のほうが出てきた。 ヘンリー・ペトロスキーとヘンリ・ペトロスキは、同一人物だと思いますが、 amazonの検索は、音引き「ー」の有無を無視せず区別しているようで、ヘンリ ー・ペトロスキーで検索すると、ヘンリ・ペトロスキは出てこないし、逆もそ う。なんか、いまいちの検索ですね。^^; http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822207994/showshotcorne-22/ 不条理なコンピュータ研究会著, 日経コンピュータ編「IT失敗学の研究―30の プロジェクト破綻例に学ぶ」 は、IT分野に絞ったの失敗学ですね。 それはともかく、失敗学の本を集めて並べているということは、理系の学生 には必読ということなんでしょう。誰か先生から指示があったのかもしれませ ん。とにかく、やっぱ、理系向けの書店になってると思いました。\(^O^)/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087204081/showshotcorne-22/ 蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」 も、そこで見つけて手に取ったんです。しかし、すでに「ワープする宇宙」の 原書は買うことにしていたのと、旅先で荷物を増やしたくなかったので、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033148/showshotcorne-22/ 平朝彦, 徐垣, 末廣潔, 木下肇著「地球の内部で何が起こっているのか? (光 文社新書)」 とどっちを買うかちょっと悩みました。 「地球の内部」なら帰りの行程で読み終えそうだし、非線形科学モノはこれ までにも、複雑系の一般向け入門書は http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061493280/showshotcorne-22/ 吉永良正著「「複雑系」とは何か (講談社現代新書)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816340882/showshotcorne-22/ 今野紀雄著「複雑系 (図解雑学)」 それから、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568958 新ネットワーク思考、ネットワーク科学、複雑ネットワーク で紹介したバラバシの本をはじめとする複雑ネットワーク系の本やら、何度も 言及した http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/ 高安秀樹著「経済物理学の発見」 やら、いくつかは読んでいるし、フラクタルやカオスの概説・紹介は雑誌記事 やらでも読んでいるので、今回は「非線形科学」はあきらめて、「地球の内部」 のほうを買って帰りました。 「地球の内部」は、蒙を啓かれる思いでした。 それからほぼ1ヵ月半経っていますが、「非線形科学」も読み終わっていま す。これも蒙を啓かれる思いでした。 脱線しますが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406132845X/showshotcorne-22/ 吉永良正著「数学・まだこんなことがわからない―素数の謎から森理論まで (ブルーバックス)」 は、いま新装版になって http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574551/showshotcorne-22/ 吉永良正著「新装版 数学・まだこんなことがわからない (ブルーバックス)」 として出ています。
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標題: 失敗知識データベース --- 内藤さんから。 --- ここから --- 前略 中村様の乳の詫び状、毎回興味深く拝見させて頂いております。 本日朝日新聞のHPにて、完成した諫早湾干拓が漁業被害からみてみると、 失敗であった事を、“失敗知識データベース”なるものに登録された 記事が載っておりました。 早速、失敗知識データベースをアクセスし、タイタニックの事例を拝見した ところ、タイタニックに乗船し、唯一生き残った日本人の細野正文氏が YMOの細野晴臣氏の祖父に当たる事を知り驚いております。 失敗には学ぶべき点が多く有りますが、恥として学問としても成立せず むしろ覆い隠そうとすべき事が多々見受けられます。 失敗を教訓として正しく生かしていけば、人はもう少し賢くなるのではと 思っている次第です。 内藤 なお失敗知識データベースのURLは以下の通りです。 http://shippai.jst.go.jp/fkd/Search --- ここまで --- 内藤さん、ありがとうございます。 こういう素晴らしい情報をもたらしてくださる読者がいて、幸せ者だと実感 しました。 細野氏の話は聞いたことがあります。 似た話?で、個人的にびっくりしたのは、亡くなった網野善彦氏の甥が中沢 新一氏だったこと。追悼文を中沢氏が書いていて、初めて知りました。 網野善彦氏は、日本の中世の歴史をひっくり返したことで有名です。天皇中 心の国家観をひっくり返したので、左翼筋は大喜びですが、右翼筋は快く思っ てないと思いますが。 http://ja.wikipedia.org/wiki/網野善彦 をどうぞ。 ぼくは、網野善彦には、20代のころかな。30代になってたかな。時代小 説の隆慶一郎にハマっていて、そこからたどり着きました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/隆慶一郎 をどうぞ。 失敗知識データベースは、面白いですね。「失敗まんだら」というのもある のか。 http://shippai.jst.go.jp/fkd/Contents?fn=1&id=GE0106 ランキング をみて初めて知ったけど、深海無人探査機「かいこう」はどっかに行っちゃっ たんですね。 あらまあ。世界で最も深く潜った探査機でしょう? もったいないことしましたねえ。アメリカか中国かロシアか、どこかの国が かっぱらって黙って持ってたりして。\(^O^)/ ソフトウェアで失敗事例をキーワード検索すると、たった6件しか出ません。 少なくとも1桁少ない気がする。^^; あ、これで、吉村さんからのメールを紹介して失敗学を紹介するのを忘れて いたのを思い出した。このあと、アップします。
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=== 標題: 映画「スタア」&トークライブ報告 --- 2007/11/17土曜日。上野の国立博物館の横に作られている一角座という小劇 場で、筒井康隆原作、内藤誠監督、山下洋輔音楽の映画「スタア」の上映と筒 井さん、内藤監督のトークライブというイベントがあったので行ってきました。 それにしても、上野はいますごいですね。大ロボット博はあるわ、シャガー ル展はあるわ、ムンク展はあるわ、大徳川展はあるわ。ほかを回る時間がなか ったのが残念。 さて、「スタア」は、1986年の映画ですから、若き筒井さん、洋輔さんなど ご出演です。 配役は http://www.jmdb.ne.jp/1986/dj000630.htm をどうぞ。 会場にも来てらっしゃって、平石さんとお話されてましたが、筒井ワールド で「陰悩録」の一人芝居を演じられた上山克彦さんも、「スタア」にご出演な んですね。今回、初めて気づきました。この頃からつながりがあったのか。ほ かに、いまは、ドラマや映画の「踊る大捜査線」の署長役で人気の北村総一朗 さんもご出演。すごいスリム。\(^O^)/ 山下洋輔、中村誠一、坂田明、タモリなど、ズージャドンバ軍団ご出演で熱 演です。中でも、坂田明のヤクザはハマリ役。\(^O^)/ 犬神博士役の筒井さんが、時給のねじれ、もとい、時空のねじれなど講釈を ひとしきりぶったとき、洋輔さんがドアップで、「いやな奴だねえ」などとい ってます。\(^O^)/ もちろん、洋輔さんはピアノを弾いて、みんなで主題歌「銀色の真昼」を歌 うというシーンもありました。 筒井康隆大一座の舞台「スタア」を観てないので、この映画、個人的には観 られてよかった。 筒井さんと内藤さんのトークのとき、筒井さんが、この撮影は、大一座の舞 台公演直後に行なわれたので、まだ、みんな、舞台演出の影響が残っていて、 映画としてちょっと大げさな演技になっているところがあるなどというお話も ありました。 タモリがなぜにあの人にならずあの人になったかなどの裏話も。来年の「ダ ンシング・ヴァニティ」出版。ライトノベル「ビアンカ・オーバースタディ」。 下北沢ライブなどの話も。 その他、報告は、☆Lunaさんの通り。 半分だけ読んだ段階で、「ダンシング・ヴァニティ」のこと、ちょろっと書 きましたが、その後残り半分読んで、またちょろっと書きます。 これ、筒井時間論の極だと思いました。読むと、自分の人生を必ず振り返る、 そういう強い喚起力があります。 思えば、筒井文学の柱の1つは、デビュー作「お助け」から時間論ですもん。 時間論は、物理学からはエントロピー増大の法則(熱力学第2法則)などいろい ろあるけど、結局、個人にとっては記憶の反芻のみが時間ということ。 ちなみに、今年読んだ時間論では、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249 橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」 で書いた、ハードSF作家でもある橋元淳一郎さんの http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203735/showshotcorne-22/ 橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」 が面白かった。 昔、ここで話題になった映画「禁断の惑星」の話もありました。あのとき、 おれは、地下の謎の巨大施設が発生するエネルギー量を示すメータがいっぱい あって、普段はその一番下の桁のメーターが少ししか動いてないのに、自我 (イド)の怪物が出るときは、全メーターが振り切れるシーンに感動したと書い たら、笑犬楼様から、主演女優のあの色気がわからんのかという話がありまし た。だって、テレビで観たの小学生2年生くらいだもん。\(^O^)/ 白いフクロウは何のメタファーなんだろう。なんにせよ、おれ、フクロウ好 きで、フクロウの置物とか少し集めてるから、最後にまた出てきてくれてうれ しかった。 ほかに印象に残ったシーンは、前も書いた息子がマンションから飛び降りて 無限に落ちていくシーン、涙が宝石となって夜の廊下に落ちているシーン。短 い文章なのに、すごいイメージ喚起力。マジックリアリズムですね。 ところで、ひょっとして、「ビアンカ・オーバースタディ」って、ウィリア ム・ギブスンの「モナリザ・オーバードライブ」を踏まえているのか。サイバ ーパンクは全然読んでないし、おれの妄想だからどうでもいいけど。\(^O^)/
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これも、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。 === 標題: 映画「俗物図鑑」と「スタア」の情報 --- 一角座で公開中の映画「俗物図鑑」、そして公開予定の映画「スタア」の情 報。 映画「俗物図鑑」の配役などの情報が http://www.jmdb.ne.jp/1982/df003550.htm があります。 映画「スタア」の配役などの情報は http://www.jmdb.ne.jp/1986/dj000630.htm にあります。 筒井康隆と関係ある映画の情報は、 http://www.jmdb.ne.jp/person/p0306460.htm にあります。 ここ、 http://www.jmdb.ne.jp/ は、日本映画データベースというところで、どうも、Y.Nomuraさんという人が 一生懸命やっているようです。 俗物図鑑は、大学生のとき、福岡で観ました。 たしかパンプレットだったか、筒井さんの文章があって、制作費が600万円? だったか、すごく少ないのによくやってくれた、おれが金を出せばよかったみ たいなことが書いてあったような記憶があります。 忙しいのもあって、今回パスです。 「スタア」は観てないので、行きたい。それも17日にと思ってはいるんです が、仕事たまってるから。^^;
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これも、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。 === 標題: 恐るべし、週刊分冊百科の世界 --- 筒井康隆初のライトノベルが、講談社の雑誌「ファウスト」に発表されると いうので、どういう雑誌なんだと思って探したら、 http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust/ にありました。 「ファウスト」そのものより、「メフィスト」ってのもあるのか、講談社か ら「週刊日本の仏像」、「週刊日本の合戦」、「週刊ユネスコ世界遺産」など というものが出ているのに、けっこうびっくり。「月刊ディズニーファン」な んて雑誌が、成立しているのにもびっくり。 何より、「週刊昭和の「鉄道模型」をつくる」があるのにびっくり。 これは、デアゴスティーニ(旧同朋社出版)路線じゃないか。 こういう週刊雑誌の形態を、分冊百科というそうです。 そして、やっぱり、すごい人、いますね。 http://www007.upp.so-net.ne.jp/metaseko/room51b-weeklybook.html 週刊 分冊百科の世界 というページがあります。 「週刊分冊百科 2007年の動静」に、 「仏教シリーズで、真っ向対峙! 朝日と小学館 『金峯山寺』 同時発売!」 とあるけれど、これ、笑うところなんでしょうか。^^; http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908375 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」 で、 --- ここから --- ともあれ、この本、おれの中では、ポルシェやフェラーリがチョロQの値段 で買えるようなインパクトでした。\(^O^)/ --- ここまで --- などと書いたとき、そのうち、本にポルシェやフェラーリがついてくるかもね、 などと思いつつ書いたが、さすが、デアゴスティーニ。 いま、一押しが、なんと、あなた。まもなく創刊の「週刊ハーレーダビッド ソン」\(^O^)/ http://www.de-club.net/hrd/ 週刊ハーレーダビッドソン ずっと購読していくと、ハーレーダビッドソンが作れる。\(^O^)/ ロボットや蒸気機関車のときも驚いたが、これもインパクト大。 しかもですね、デアゴスティーニにかかれば、講談社の「月刊ディズニー ファン」なんて甘い甘い。 こっちは、自分だけのディズニーランドを作っちゃう、「週刊マイディズニ ーランド」ですよ。\(^O^)/ http://www.de-club.net/mdl/ 週刊マイディズニーランド もう、デアゴスティーニ、なんでも来いだね。 http://www.de-club.net/fad/ 「隔週刊ファイティング・エアクラフトDVDコレクション」 なんて、すごくそそられるけど、全巻そろえると、結局、ものすごい値段にな っちゃうんですよね。創刊号だけ異常に安くして引きつけておくのが、敵の常 套手段だし。 それと、 http://ja.wikipedia.org/wiki/デアゴスティーニ・ジャパン にも書いてあるけど、途中で、尻すぼみになって、やめちゃうことあるんです よね。 ロボットか機関車だったか、なんか忘れたけど、日記書いている人がいて、 設計変更になったのもあったりして、長丁場は大変ですね。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/13/1851446 筒井さんの三島賞、選評が読めますよ に書いたことの続き。「ビアンカ・オーバースタディ」の準備について、tti/salonの書き込みにコメントしたもの。 これは、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。 === 標題: Re: 「脳内メーカー」 --- > 笑犬楼さま、皆様、Luna瀬、たびたび。\(^^)/ ぎゃはははは。 ツボに入っちゃいました。 「Luna瀬、たびたび」 いいなあ、これ。 なんか、☆Lunaさんのは、ときどき、ずどんとぼくのツボに入っちゃい ますね。 「ビアンカ・オーバースタディ」発表に備えようとしています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/ 東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2 (新書)」 は、入手済みなので、群像2007年7月号を借りようと思ったら、我が府中市の 中央図書館は、移転のため閉館中です。 12/1に新中央図書館としてオープン。12/9に記念講演として詩人大岡信氏の 「あなたに語る『折々のうた』」がありますね。 ビアンカ発表は、来年年1月発売の雑誌「ファウスト」だそうですから、新 中央図書館オープン後に借りても間に合うね。といいつつ、行ったら、先に誰 かが借りっぱなしだったりして。 犯人は穂高?\(^O^)/
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標題: Re: 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908375 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」 に、コメントがいくつもついていました。 らいおん丸さん --- ここから --- 組み込み用のCPUなら「トランジスタ技術」「Interface」「Design Wave Magazine」などの雑誌の付録についてくるくらいだから、それほど驚くほどじ ゃないぞ。 --- ここまで --- えーっ、それはおみそれしました。いまやそうなってるんですか。 昔、電脳騒乱節で、いずれ、雑誌にハードディスクが付いて、GNUのソフト を配るようになればいいなどと書いた記憶があって、ハードディスクは付かな かったけど、CD-ROMやDVDは付くようになりましたね。 そのうち、雑誌の付録で、遺伝子操作キットや、自分だけの生物を作ろうキ ットが付くね、これは。\(^O^)/ あと、マイクロコンビナートが付録に付くんじゃないか。 コンビナートには化学工場などが集まってるでしょ。あれを小さな基板の上 でやっちゃうのが、マイクロコンビナート。デスクトップコンビナートもあっ たと思う。ナノサイズでやるナノコンビナートってのもあるよね。バイオコン ビナートもあったな。 それにつけても、らいおん丸、懐かしいなあ。 なんで、らいおん姿の忍者?だったんだろう。 きっと、遺伝子操作されたんだ。 あ、思い出した。おれが、小学生のとき、学研の科学の付録についていた遺 伝子操作キットで作った生物が、らいおん丸だった。\(^O^)/ たきやまさん。いま、学生に演習で、半田ごてを使わせたりすることってあ るのかな。 おれは自分では、小学生や中学生のとき、半田ごてでラジオ作ったりしたけ ど、大学の演習だとラッピングをやった記憶がある。あれ、あれは有田研に遊 びに行ってたときに、邪魔になるのもかまわず、少しやらせてもらっただけか な。 あ、ラッピングといっても、おしゃれな包装紙で包む話じゃなくて、ラッピ ング配線のことです。 たまさん。そんなに相対的に高い買い物だったのね。ジャズ研のドラムの西 村君は、よく買ったなあ。きっと、バイトで金貯めて買ったんだね。電気・電 子・情報系じゃなくて、機械系だったけど。トヨタに行ったから、車の中のプ ロセッサで遊んでいるんでしょうか。\(^O^)/ いま、車の中、プロセッサ、いくつも入ってるでしょ。何個くらい入ってい るんでしょうか。高級車だと100個以上入ってる? さっき、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/16/2114348 第7回九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナー で紹介したQUESTは、そういうのもやってるんですよ。今回のセミナーの特別 講演は、ITRONをやった高田広章先生の『車載制御システム向けOSとTOPPERSプ ロジェクト』です。 TK-80は、ハンドアセンブルしたもんね。ソフトのアセンブラがないから、 自分で、CPUの命令のニーモニックを紙に書く。なぜ、紙に書くかというと、 パソコンなんてないし、ワープロもないから、手で紙に書くしかない。\(^O^)/ でもって、命令表をみながら何バイトあるか計算して飛び先アドレスを計算 したりしてね。 最終的に、16進コードにして、電卓のキーみたいなキーで、その数字を入れ てプログラムをコンピュータに入れるんだもんね。いま考えると非常に非効率 だけど、面白かったね。
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標題: 第7回九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナー --- 第7回九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナーがあります。 詳しくは、 http://www.quest9.org/Forum/index.php?%BB%B2%B2%C3%CA%E7%BD%B8%A5%BB%A5 %DF%A5%CA%A1%BC%BE%F0%CA%F3%2F%C2%E87%B2%F3%B6%E5%BD%A3%C1%C8%B9%FE%A4 %DF%A5%BD%A5%D5%A5%C8%A5%A6%A5%A7%A5%A2%A5%B3%A5%F3%A5%BD%A1%BC%A5%B7 %A5%A2%A5%E0%A1%CAQUEST%29%20%A5%BB%A5%DF%A5%CA%A1%BC%B9%D6%B1%E9%B2%F1 第7回九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)セミナー講演会プログ ラム <ETロボコンとTOPPERS/車載組込みソフトウェアOS> をどうぞ。
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昨日、朝の情報なので、穂高さんの書き込みの「今夜」は、すでに昨日です。見逃した方、すみません。^^; http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/10/1901788 「かぐや」と「はやぶさ」 の続きです。 あ、すでに日付が変わった。もう一昨日ですね。^^; ==== 標題: Re: 「かぐや」と「はやぶさ」 --- 今夜8時からNHK総合で「かぐや・月の謎に迫る」という番組が あるだよ。 http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1114.html#20071114000 録画予約済み 穂高 === 標題: Re: 「かぐや」と「はやぶさ」 --- サンキュー。おかげでNHK総合で「かぐや・月の謎に迫る」を録画できた。 やっと観た。 月からのハイビジョン映像。 すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。\(^O^)/ まるで、自分が月上空を飛んでいるみたいな臨場感だった。 子衛星(リレー衛星)など、「かぐや」の工夫もいくつか紹介していましたね。 あと1ヵ月ほど観測機器のチューニングをして、本格観測が始まるそうです ね。わくわくわくわく。 月から映像のときの音楽。トランペットの響き。どこか、スタートレック DS9(ディープスペース9)のテーマに似ていた。 シュレディンガー・クレーターなんてのがあるんだ。プランクの名前もあっ たな。 おれも、名前が付くような偉業をなさねば。\(^O^)/ DS9は、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008OK39/showshotcorne-22/ スター・トレック ディープ・スペース・ナイン DVDコンプリート・シーズン 1 コレクターズ・ボックス シーズン1だけで、15000円くらいするんだ。やっぱ、高いなあ。 ところで、新スタートレック http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000TJIV7Q/showshotcorne-22/ 放送開始20周年記念 新スター・トレック大全集 【1,000セット限定生産】 は、48枚(既発同内容)+新規特典ディスク1枚!で、73000円くらいということは、 かなりバーゲンってこと? 7シーズン分だから、1シーズン1万円くらいか。 けっこう、高いといえば高いなあ。 キャスリン・ジェインウェイ艦長、ベラナ・トレス、セブン・オブ・ナイン など女性陣が魅力のスタートレック・ヴォイジャー、好きなんですよ。\(^O^)/ なんたって、女性艦長はシリーズで最初で西郷でしょう。もとい、最後でし ょ。 ホログラムのドクターというのが、万能の設定ですよね。スタートレックは 伝統的にドクターが重要な役どころだし。 そういえば、NHKが最初のスタートレックをデジタルリマスターしたのを放 映するじゃなかった? あ、あった。 http://www3.nhk.or.jp/kaigai/startrek/ だ。もう、放送始まってるんだね。夜遅いなあ。 http://www.startrek-dvd.jp/ は、DVD屋さん? http://www.usskyushu.com/ スタートレック総合サイト それにしても、スタートレックの総合サイトのドメイン名がなぜ、 usskyushu.comなんだ。やってる人は九州の人? ということは、もう、九州による地球統一は終わって、ワープ航法も開発で きていて、宇宙に出ているということですね。\(^O^)/ あ、九州自体が宇宙船になってるのか。\(^O^)/ そこまで進んだ文明をもっているということは、ここは、あ、おれがやって るサイトなのか。\(^O^)/ あ、脱線した。 最後にまとめ。 「かぐや」の臨場感あふれる映像を観ていると、月の上空にいるかのような 気分になって、しかも、あれだけ鮮明に地球が見えていると、 (1) 早く、あの地球という星まで行ってみたい。 (2) あの青い海と白い雲は、実際に行ってみると一体どんなものなのか。 (3) 果たして、生物はいるのか、いるとすると、どんな形態の生き物なのか などと思わず考えてしまった。\(^O^)/ それくらい、不思議な感覚だった。
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標題: 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」 --- 新宿ジュンク堂のコンピュータの棚をぶらぶらしていて驚いた本。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789837262/showshotcorne-22/ 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン―魅惑の開発ツールで楽々マイコン・プ ログラミング! (マイコン活用シリーズ)」 目次や中身の抜粋は、 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/37/37261.htm をどうぞ。 78Kって、NECがやってるのね。 http://www.necel.com/micro/ja/index.html をどうぞ。 All Flash宣言だって。Flashといっても、Macromediaじゃないよ、もちろん、 買収したAdobeじゃないよ。\(^O^)/ 何が驚いたって、あなた。この本、8ビットマイコンである78Kマイコンの基 板付き。\(^O^)/ しかも、USBになっててパソコンにつないでいろいろコントロールできる。\(^O^)/ しかも、コードジェネレータや開発環境やシミュレータのソフト付き。 これで、組み込み系ソフト入門をやろうということなんです。 CQ出版すごいなあ。NECも協力・強力プッシュなんだろうね それにしても、USBの動くマイコン基板付き、開発ツールのソフト入りCD- ROM付きの入門書が、3500円弱で手に入る。ものすごい世の中ですねえ。 おれが18歳くらいだから、30年前か。NECのTK-80のキット、いくらしたんだ っけ? ともあれ、この本、おれの中では、ポルシェやフェラーリがチョロQの値段 で買えるようなインパクトでした。\(^O^)/
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標題: CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語 --- CTM/CTMCP/ガウディ本の翻訳が出て、喜んでいることは、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/08/1897079 CTM、本日、全国発売日(らしい) で、既報通り。 さっき、何気にめくっていて、気になった訳語がある。 スコット先生の「Denotational Semantics」の訳を「記述的意味論」として いる。 これは本邦初じゃないか。 普通、業界で使われている訳語は、「表示的意味論」。 これを嫌って意図的に「記述的意味論」としたのかもしれないが、標準的な 訳語でないのはたしか。 もし、CTM/CTMCP/ガウディ本で、Denotational Semanticsの訳語を「記述的 意味論」と覚えてしまったら、話が通じないことが多いだろう。「表示的意味 論」という訳語も覚えましょう。 ちなみに、おれらの学生時代は、京大の中島玲二先生の http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254114133/showshotcorne-22/ 中島玲二著「数理情報学入門―スコット・プログラム理論」 で、表示的意味論を勉強しました。amazonでは完全に品切れですね。 中島先生の講義もあったけど、3歩歩いたので、何も覚えてないです。\(^O^)/ あ、中島先生がバイオリンかチェロを弾くという話があったような。。。^^; http://ja.wikipedia.org/wiki/表示的意味論 をみても、参考書は英語ばかりですね。 http://en.wikipedia.org/wiki/Denotational_semantics もどうぞ。
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標題: 酒見賢一「墨攻」と中島敦 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/28/1875400 酒見賢一「陋巷に在り」「墨攻」「後宮小説」 で言及した「墨攻」。 薄い本だけど、5、6時間かけてじっくり読みました。 小説だと時間かけて読みますね。やはり文章の細部まであれこれ味わいたい ね。 端整な文体が開戦間近の緊迫感を伝えますね。 題材が題材だから、中国の悠久の歴史、思想史をあれこれ想像しながらだっ たので、すごく長い旅、でも楽しい旅をさせてもらいました。 中島敦記念賞受賞作だというのもわかる。 墨守って、そういうことだったのね。全然、知らなかった。 お前、教養がないからね。いつから? 今日よー。\(^O^)/ こればっか。 墨守がそうであるがゆえの「墨攻」というタイトルなのね。 やっぱ、中国の思想史って深くて怖いね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101281122/showshotcorne-22/ 酒見賢一著「墨攻 (新潮文庫)」 中島敦は、高校の頃かな。国語か漢文の授業でどれかの作品が出てきて、 文章の格調高さにとっても感激して、山月記は読んだ記憶がある。 文庫があちこちから出てるのね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003114515/showshotcorne-22/ 中島敦著「山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041103029/showshotcorne-22/ 中島敦著「李陵・山月記―弟子・名人伝 (角川文庫クラシックス)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101077010/showshotcorne-22/ 中島敦著「李陵・山月記 (新潮文庫)」 違いは何だろう。収録作品に違いがあるのかな。解説が違う? よーわから ん。 本屋に行って見比べて、また読んでみようかな。30年ぶりくらいかな。いま だと、どういうふうに感動するか、自分で自分に興味津々。
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標題: マネーロンダリング、下半身経済 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/11/1903798 NHKスペシャル「ヤクザマネー」 を書いたついでに、似た話題。前から紹介しようと思っていた本。 門倉貴史はBRICsなど新興国経済以外にも地下経済関係やら書きまくってる けど、当然、マネーロンダリングの本も出している。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413041542/showshotcorne-22/ 門倉貴史著「マネーロンダリング―汚れたお金がキレイになるカラクリ」 それなりに面白いんだけど、橘玲を読んだあとでは色褪せますね。 門倉のマネロン本が、レポート的な作りなのに比べ、橘玲は、小説として読 ませる。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344403533/showshotcorne-22/ 橘玲著「マネーロンダリング (幻冬舎文庫)」 は、穂高さんが貸してくれたんだよね。もう去年? だいぶ前だよね。 これ、当時、ほとんど日本では知られてなかったマネロンの手口が書いてあ って話題になった。国際金融、マネロンの世界を知る情報小説として一級だけ ど、ストーリーも読ませるものだし、小説としても面白いです。お薦め。 おれ、冒頭に出てくる中小企業の経営者夫婦。彼らより何も知らないよね。 香港まで行って、どうしていいか絶対わからないもん。 文庫解説は、たしか国税庁の人かな。とにかく税務署の人が書いていた。本 書に出てきた手口は税務署はまだ知らなかったらしいけど、当然、いまからや ろうとしてももう遅い。穴は塞がれているから。 さっき、手口が話題になったと書いたけど、実は、この手口、山口組系の五 菱会のヤクザが実際にやってて捕まって、手口を調べたら小説にしている奴が いるってんで、作者の橘玲のところに警察がやってくるんですよね。 お前が山口組に教えたのかって。\(^O^)/ 偶然とはいえ、すごいことですよね。 その橘玲が、今度はフィクションではなくノンフィクションとして、マネロ ンを書いたのが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980093/showshotcorne-22/ 橘玲著「マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで (幻冬舎新 書)」 おれ、カシオがこんな巨額の国際的詐欺に引っかかっていたなんて知りませ んでした。本を探すのが面倒なのでうろ覚えですが、たしか100億円以上だっ た。それをやった資金部長が大分県(たしか佐伯だった?)出身だというのが記 憶に残っている。 でね、これ、カシオが裁判を起こしたから、詳細な記録がいろいろ残ってい るんです。それを橘玲が丁寧に読み解いて、作家らしく、ぐいぐい読ませる読 み物に仕上げています。 もちろん、カシオの事件だけじゃなくて、ほかのマネロン事件も扱ってます が、おれには、カシオの事件が一番インパクトがあって、抜群に面白かった。 本書で、印象的だったのは、詐欺師の食物連鎖。\(^O^)/ ある詐欺師が会社を食い物にするでしょ。そしたら、その詐欺師を食い物に する詐欺師がいるんです。そしてそれをさらに食う詐欺師がいる。そういう連 中が国際的に蠢いているんです。 http://www.alt-invest.com/pl/book/gs_ml/intro.htm で、「はじめに」が http://www.alt-invest.com/pl/book/gs_ml/atogaki.htm で、「あとがき」が読めますね。 ついでといってはなんですが、門倉貴史の夜の経済、下半身物も紹介。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100501/showshotcorne-22/ 門倉貴史著「「夜のオンナ」はいくら稼ぐか? (角川oneテーマ21)」 これもずいぶん前に読んだからうろ覚えだけど、人の出入りや建物の大きさ やらから、そのソープランドがどれくらい稼いでいるかなど、推計していたと 思う。隠れマルコフモデルを使ってた気がする。ほかにも推計方法を教科書的 に詳しく教えてほしいと思った部分が何箇所かあった。その辺を書き込んでく れてないのが、不満だったね。 そんなことより、おれがうらやましいと思ったのが、風俗嬢20数人にイン タビューしたということ。それって、店に行って、セックスしたりフェラで抜 いてもらってから、インタビューしたんでしょうか。\(^O^)/ しかも、その費用は研究経費で落としたんでしょうか。\(^O^)/ だとしたら、うらやましいなあ。おれも早くそうなりたいよ。\(^O^)/ 中洲産業大学経済学部夜の女学科でも研究費で落とせるようにしよう。\(^O^)/ あ、あと、冒頭に、どこかの講演会で銀座のママと一緒になった話が出てき たと思う。いいよなあ。銀座のママと一緒に講演に呼ばれるなんて。門倉貴史 は写真をみると、ホストでもやれそうないい男ですもんね。 お前、そんなことしか、印象残ってないのか。 うん。\(^O^)/ 門倉貴史は、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757213549/showshotcorne-22/ 門倉貴史著「世界の下半身経済が儲かる理由―セックス産業から見える世界経 済のカラクリ」 というのも出していますね。これは未読。
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標題: NHKスペシャル「ヤクザマネー」 --- いま、NHKスペシャルで「ヤクザマネー」をやってますが、これ、ベンジャ ミン・フルフォードの世界ですね。\(^O^)/ 彼は、日本が政官業だけじゃなく、政官業ヤクザの癒着で運営されている社 会であり、失われた10年といわれた不況は、ヤクザ不況だと断じました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433493305X/showshotcorne-22/ ベンジャミン・フルフォード著「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 (光文 社ペーパーバックス)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933238/showshotcorne-22/ ベンジャミン・フルフォード著「ヤクザ・リセッション さらに失われる10年 (光文社ペーパーバックス)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933327/showshotcorne-22/ ベンジャミン・フルフォード著「泥棒国家の完成 (ペーパーバックス)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776791722/showshotcorne-22/ ベンジャミン・フルフォード、早見恵, 土井 洸介著「ペテン師の国 ヤクザの 帝国 国家破産へのスロープ編―政・官・財・ヤクザが日本を吸い尽くす」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776791714/showshotcorne-22/ ベンジャミン・フルフォード、早見恵, 土井 洸介著「ペテン師の国 ヤクザの 帝国 バブルの暗黒編―政・官・財・ヤクザが日本を吸い尽くす」 実際、バブル崩壊後、銀行が不良債権処理から手を引いたのは、住友銀行名 古屋支店の支店長がヤクザに殺されてからですよね。あれで、銀行、びびっち ゃったもんね。それで低金利やら住専管理機構やら税金投入やらで銀行の尻拭 いしたんだもんね。 http://www.wikihouse.com/dorosuki/index.php?1994%2F09%2F14%A1%A1%BD%BB %CD%A7%B6%E4%B9%D4%CC%BE%B8%C5%B2%B0%BB%D9%C5%B9%C4%B9%BC%CD%BB%A6%BB %F6%B7%EF ヤクザは、ゴールドマン・サックスとかJPモルガンとか、ああいう金金金の エグい、ハイエナ外資などといわれる連中とはどう付き合ってるのかな。うま く共生してるんでしょうか。 それとも、ヤクザを外資連中が飲み込もうとしている? 逆にヤクザが外資 連中に食い込んで操ろうとしている? 誰か、闇をえぐるジャーナリストはいませんかね。経済学者でもいいんだけ ど。 しかし、日本の経済学者に http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313656/showshotcorne-22/ スティーヴン・レヴィット, スティーヴン・ダブナー, 望月衛訳「ヤバい経済 学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する」 に出てくる、ヤクの売人たちと生活してヤクの売人の経済システムを暴いた経 済学者のような命懸けの研究をやる根性がある奴がいるとは思えないしね。 門倉貴史は、そこまでやれないだろうし。^^; いまんとこ、ベンジャミン・フルフォードか須田慎一郎くらいなんでしょう かね。ほかには山岡俊介くらい? なお、ヤバい経済学は、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/09/1173221 ヤバい経済学と相撲の八百長 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/16/1188058 図工とゆとり教育と社会の残酷さの話 で紹介しています。 おれんところでも、これ、すごく売れたんです。トータル何十冊か売れてた みたい。 あ、あれから、「ヤバい経済学」は、増補改訂版が出ています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313788/showshotcorne-22/ スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー著, 望月衛訳「ヤ バい経済学 [増補改訂版]」 買うならこっち。
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標題: T-Kernel/x86開発キット --- パーソナルメディアからは、ずっとプレスリリースを受け取ってますが、紹 介する時間がなくてすみません。今回は、ちょっと紹介します。 あ、いま、電話があってこれからやらないといけないことができたので、プ レスリリースを読んでください。^^; http://www.t-engine4u.com/press/tkx86kit.html x86用の組込み開発パッケージ 「T-Kernel/x86開発キット」を新発売 〜 PC上でT-Kernelのソフトを開発できる仮想マシンにも対応 〜 をどうぞ。
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標題: カルキング --- 数式処理ソフトのことは、これまで何度か書きました。自分じゃ、使わない んだけど。^^; たとえば、ぼくのブログ http://iiyu.asablo.jp/blog/ の検索窓で、MaximaやRやS-Plusで検索してください で、たまたまGoogleの宣伝で入っていたのが、 http://www.simplex-soft.com/ シンプレックスソフトのカルキング 輸入物じゃなくて、自社開発しているみたいだから、偉いですね。 使ったことないから、よしあしはよくわからないけど、おれが非常に面白か ったのが、注文のページ。 ご購入のページ http://www.simplex-soft.com/pi_shop.html に行って、シンプレックスソフトから買おうとすると http://www.simplex-soft.com/order1.html に行くんですが、これが素朴ながら、カルキングがいかにいいかを切々と訴え ていてなかなか読ませます。 ウェブのデザインとしては、ダサダサなんだけど、それがかえって誠実な感 じを打ち出していますね。 それにしても、注文のページで、こんなに長々と一本のHTMLの中で説明して いるのは、初めてみました。\(^O^)/ http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879026 中山茂著「Fortress言語」、OCaml-Nagoya著「入門OCaml」 で紹介したFortress言語は、数式をそのまま入れられる文法にしているところ が特長となってますが、カルキングはワープロのようにそのまま数式を入れて 計算できることを謳ってますね。
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標題: 喜久屋書店 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879024 コンピュータ本の棚 で書いた、北九州は小倉の伊勢丹の上にある喜久屋書店。 数日前、出版関係の人たちと久々に飲んで、 「この前九州に帰ったら、いまコンピュータ関係の棚が日本で一番いいと思っ ている新宿ジュンク堂に匹敵するような棚をもつ書店がなぜか突如小倉にでき ていて、それが喜久屋書店というんですが、知ってますか?」 と訊いたら、即、 「あ、それ、長男がやってる書店。次男がやってるのがジュンク堂」 だって。 そうなのか。道理で、店の雰囲気がジュンク堂に似ていたんだ。落ち着いて いていいんですよ。 で、新宿ジュンク堂のコンピュータ関係の棚は、棚の移動前より少し広くな ったんじゃないかというのが、他の人の声でした。おれの錯覚じゃないみたい。
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標題: 「かぐや」と「はやぶさ」 --- 月探査衛星「かぐや(SELENE)」は、ハイビジョンで撮影した月の映像を送 ってきましたね。詳しくは、 http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071107_kaguya_j.html 月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による 世界初の月面撮影の成功について をどうぞ。 月はやっぱりちっちゃいね。高度100kmからなのに、もう地平線が完全に丸 みを帯びてるもんね。 「はやぶさ(MUSES-C)」も地球に戻ってくるため、がんばってますよ。詳 しくは、 http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html をどうぞ。 2007年10月29日 更新 「はやぶさ」復路第1期軌道変換を完了! となってますね。2010年の地球帰還を目指して、チームは必死にやってますし、 はやぶさも宇宙空間の過酷さに耐えながらがんばってますね。 テレビ屋が作るわざとらしい亀田一家のストーリーより、「かぐや」や「は やぶさ」のほうにはるかに感情移入できるよね。 その他、「かぐや」や「はやぶさ」について書いたものは、ぼくのブログ http://iiyu.asablo.jp/blog/ の検索窓に、「かぐや」や「はやぶさ」を入れて検索してください。
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標題: 魚住昭著「特捜検察の闇 (文春文庫)」 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/24/1677154 田中森一著「反転」、魚住昭著「特捜検察の闇」 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/25/1679510 Re: 田中森一著「反転」、魚住昭著「特捜検察の闇」 で、言及した http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344013433/showshotcorne-22/ 田中森一著「反転―闇社会の守護神と呼ばれて」 は、まだ積読のままです。^^; 「反転」を読む前に、気になっていた http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167656655/showshotcorne-22/ 魚住昭著「特捜検察の闇 (文春文庫)」 は、一時、amazonのマーケットプレイスで1500円(いまは630円)くらいしてい て躊躇していたところ、穂高さんが貸してくれたので、これを読みました。 「反転」の著者、元検察で闇社会の人間の弁護士となり悪徳弁護士と呼ばれ た田中森一のことも冒頭に出てきます。 すぐ読んだんだけど、以後、もう何ヵ月も借りっぱなしで、そろそろ紹介文 を書いて返さないと思って書きます。 検察は、最近、検察ファシズムだとか、レベルの低下や劣化がよくいわれま すね。 休刊した「噂の眞相」(ウワシンともいう)が検察ネタをやって、検察の裏金 の話や裁判所との癒着やら司法界の腐敗などもやってましたが、本書を読むと、 またすごいね。 この数ヵ月くらいの週刊ダイヤモンドで、村上ファンドがインサイダー取引 でやられた件については、外国人の投資家だったかな。あれで、インサイダー 取引でやられるのは欧米じゃ考えられない。日本への投資は司法リスクもある ことがわかってびっくり(よって、日本への投資は控えるというニュアンス)な どという話があったと記憶しています。 ライブドアの件も村上ファンドの件も、拝金主義はいかんという国民的ムー ドに押されて無理やりやった国策捜査であって、筋が悪い事件という話もあり ますしね。 まさに時代のムードで検察が強引にやっちゃう国策捜査、あるいは自分らの 闇をえぐられそうになったら無理でもやっちゃう権力乱用気味の捜査。これが 検察の腐敗と劣化を助長しているという話。 さすがに亀田一家を無理やり検察がやるのは、無理かな。\(^O^)/ でも、亀田の長男が、なぜかボクシングの会見でいきなり検察の裏金問題を 話したら、あれこれでっち上げて一発でやられるんだろうね。\(^O^)/ 日本は法の下の平等も報道の下の平等もないことがわかります。 思えば、鈴木宗男と佐藤優の件も、国民の宗男叩きブームの中で行なわれた 国策捜査の例ですね。それを知らしめたのが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/showshotcorne-22/ 佐藤優「国家の罠」(新潮社) でした。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/05/40462 国家の罠 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/12/71856 佐藤優「国家の罠」(新潮社) で、言及していますが、あの年、初登場1位みたいな感じで、すごく衝撃的で した。以後、佐藤優は一躍論壇やメディア界のスーパースターになっていくわ けです。 いま、光市の母子殺害事件の弁護をやってるので、叩きまくられている死刑 廃止論者の人権派弁護士安田好弘も本書「検察の闇」に登場します。オウム真 理教の弁護もやってますし、それまでも徹底的に国家に逆らうような、逆にい えば国家権力の横暴に歯止めをかけるような弁護態度なので、目を付けられて いて、検察にやられる話が出てきます。 しかし、これが目を覆いたくなるようなデタラメなでっち上げ。検察の捜査 能力がいかにダメになってるかを示す例として出てきます。映画のような大ど んでん返しの展開で、安田弁護士の無罪が1審で出てしまう。検察が犯人だと した安田弁護士とは全然違う人物が犯人だったんです。それが誰かは本書を読 んでください。 検察は国民の後押しがないと難事件をやれないの事実ですから、後押しして やらないといけないときもあるけれど、一時のムードに国民が熱狂しちゃうと 検察が暴走するというのもまた事実。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/23/51997 日本をいつ捨てるか http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/23/51991 日本をいつ捨てるか あれ? この2つ、まったく同じ? 2重投稿になっちゃってたのか。まあ、 いいや。^^; http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/30/1474274 「つっこみ力」「スピー力(すぴーりょく)」 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報 化社会」 で書いたのに、また書くんだけど、小泉純一郎首相が「痛みに耐えてよくがん ばった。感動した」と絶叫したのに熱狂するようじゃ、やっぱアウトなんです よね。 そういうことが、本書を読むとよくわかる。 本書では、一時マスコミで正義のヒーローとして賞賛された住専管理機構の 中坊公平が実はけっこうひどいという話も出てきます。やっぱ、熱狂すると視 野狭窄になって何をやってもダメということですね。 本書のオビにある「正義って何や? 検察だけが正義か?」というのは、検 察にとっても重い問いだけど、本来、多くの国民が重く受け止めないといけな い問いでしょう。 なお、文庫では単行本にはなかった検察の裏金を大阪高検の現役検事三井環 が暴露しようとして、直前に逮捕されてしまった三井環事件のことも出ていま す。 三井環は、テレ朝で当時鳥越俊太郎がやってた「ザ・スクープ」という番組 の取材を受ける直前に逮捕されるんですよね。検察の口封じですよね。 「噂の眞相」も取材する予定だったのかな。とにかく、逮捕に至る経緯など、 当時の「噂の眞相」にはいろいろ出ていました。 http://www.uwashin.com/ 噂の眞相 は、まだありますね。^^; 岡留さん、まだ、生きてます。^^; ここに行っても、前述の検察裏金問題の記事が読めるわけではなく、バック ナンバーを買わないといけないんだけどね。 あ、いま、バックナンバー検索なんてのができるんだね。「検察 裏金」で やったら、いろいろ出てきます。たぶん、2002年6月号や2002年10月号だろう と思うけど。 ああ、あったあった、則定検事長のスキャンダルもありましたねえ。これ、 ウワシンがやったら、天下の朝日新聞がそれを引用するような形で報じたので 大騒ぎでしたね。 何度もいうようだけど、マスコミって、テレビはおろか新聞も、検察のスキ ャンダルは書けない、報道できないんです。検察にネタをもらってるから。だ から、検察は大変な国家権力を握っていながら、構造的に、チェックがまず効 かないんです。 朝日は自分たちが直接書けないから、ウワシンがやったという記事を載せる という苦肉の策でなんとか報じたわけです。 とにかく、検察ネタはウワシンの独壇場でしたね。そういう雑誌がもうない のが、検察の劣化、ひいては、日本の劣化につながっているんですよね。
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標題: CTM、本日、全国発売日(らしい) --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/28/1875396 CTM/CTMCP/ガウディ本の翻訳、先行発売!\(^O^)/ で、先行発売のことを書いた http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/ セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ ラミングの概念・技法・モデル」 先行発売によるテスト販売も好調だったそうです。そして今日いよいよ全国 発売のようですね。 昨日、現物を入手しました。いいわあ。\(^O^)/ オビにある --- ここから --- プログラミングとは何か? さまざまなプログラミングパラダイムの長所・短所が同時に学べ、プログラ ミングとは何か、その本質を計算モデルから深く理解できる1冊。 マルチパラダイムをサポートするOz(オズ)言語とMozart(モーツアルト)シス テムによって実際にプログラムを動かしながら学習 将来の飛躍に備え、幅広い基礎を確立するための必読書 --- ここまで --- は、ほんと、そう思います。 本書でメインに使われているOz言語以外にも、PrologやHaskellやErlangな ども採り上げて、どういう計算モデルなのかも詳しく解説してあります。つま り、各種プログラミング言語の背景にある計算モデルもよくわかるようになっ ています。これを逆方向で考えると、そういう計算モデルをどう言語仕様に反 映させているか、言語設計のこともわかるわけ。 予想より1年くらい早く翻訳が出たからうれしいですね。 翔泳社は地道にこういうコンピュータサイエンスやソフトウェア工学の本を 出してくれて、ありがたいことです。これも古田島さんのおかげですね。あり がとう。 いまね、海外のいい教科書や良書の翻訳を出すのは難しいんですって。日本 のコンピュータ系出版社は萎縮しちゃって、もっと安く手軽に作れて儲かりそ うな本ばっかりやる方向になってるからだそうです。 ま、以前 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/23/1527799 共立出版「アルゴリズム・サイエンスシリーズ」 で、紹介した共立出版のようなところは別ですけど。 だから、英語は読めるほうがいいですよ。海外はいまでもどんどんいろんな 本が出ている。それらが日本語になる確率は、現状、非常に低い。かといって、 日本オリジナルのいい本がどんどん出るかというと、これも望み薄。よって、 日本語しか読めないと、海外との差はどんどん開くだけというのが現実。 コンビニって狭いから、売れ筋、死に筋商品を徹底して選別して並べるとい う話があるでしょ。でも、それじゃ、教育や文化の場合、だめなんだよね。売 れ筋以外の、なんか変な本とか、数は売れなくても良書とか、そういうのがた くさんないと森にならないんですよね。 森が育つためには、こういう訳本はすぐ買うようにしています。売れ行きが そこそこあれば、もう1冊やってみるかと出版社も思うから。 ということで、CTMが出てくれて、非常に喜んでおります。
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標題: Re: タモリ、坂田明、中村誠一、山下洋輔、ハナモゲラ語 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/21/1863129 タモリ、坂田明、中村誠一、山下洋輔、ハナモゲラ語 で紹介した、山下洋輔エッセイコレクション http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479495154X/showshotcorne-22/ 山下洋輔著「ジャズ武芸帳(山下洋輔エッセイ・コレクション)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794951558/showshotcorne-22/ 山下洋輔著「洋輔旅日記(山下洋輔エッセイ・コレクション)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794951566/showshotcorne-22/ 山下洋輔著「へらさけ犯科帳(山下洋輔エッセイ・コレクション)」 を注文していたんですが、先月末には届いていたんですが、母、危篤の知らせ でほったらかしでした。 やっと戻ってきて、何気に「へらさけ犯科帳」をめくったら、ハナモゲラ語 について、自分の記憶をリフレッシュできました。 22ページの「ハナモゲラ語は河野邸で炸裂した」に、ハナモゲラ語の最初は、 作家河野典生さんの河野邸新築祝い、昭和51年2月11日にあった紀元節セ ッションだったという話がある。で、そこで坂田明がハナモゲラ語で叫びだし た話が出ている。 原型は中村誠一、それを恐怖の密室芸人タモリが進化させ、坂田明がここで 爆発させて発明したという流れになっています。
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標題: 魔法言語 リリカル☆Lisp --- Lisp特別イベントのことを書いたので、思い出した。 魔法言語 リリカル☆Lispというのがあるんです。\(^O^)/ 萌え系のLisp学習システムです。\(^O^)/ 詳しくは、 http://lyrical.bugyo.tk/ 魔法言語 リリカル☆Lisp をどうぞ。 いいでしょ、これ。こういうオタク、ビジュアル系のLisp文化ってなかった からね。Lispの普及に貢献しそうですね。メンバーのみなさん、感謝&お疲れ 様です。 上記ページには、地獄Lispというのもありますね。^^; あと、Lispネタとしては、 http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-cb02067.html 境界を越える: Lisp の美しさ プログラミング言語の黄金郷 もどうぞ。
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標題: 恒例、数理システムとFranzのLisp特別イベント --- もうそんな季節なんですね。 毎年、盛況の数理システムとFranzのLisp特別イベントが今年もあります。 --- ここから --- Allegro Common Lisp (ACL) ユーザおよび関係者の皆様へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2日間みっちり! Lispチュートリアル & Lisp 事例紹介セミナー 開催日: 2007年11月21日-22日 詳細: http://jp.franz.com/base/seminar-2007-11-22.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年度Lisp特別イベントを、下記の内容で開催致します。 お誘いあわせの上、ぜひご参加下さい。 ■ 日時/場所 【第1日目】 2007年11月21日(水)09:00-16:00 場所:株式会社数理システム(MSI) セミナールーム [東京都新宿区新宿] ★1日かけてCommon Lisp の基礎を学ぶ入門コースです 【第2日目】 2007年11月22日(木)13:00-17:00 場所:六本木アカデミーヒルズ 六本木ヒルズ森タワー49F [東京都港区六本木] ★数々のLisp 導入事例をご紹介します ■ プログラム 【第1日目】 2007年11月21日(水)-- Common Lisp 入門コース 09:00-16:00 Lisp in One Day by 黒田寿男氏 (株式会社数理システム) 【第2日目】 2007年11月22日(木)-- Lisp 導入事例紹介 13:00-13:40 仮想化の潮流はサーバから言語のレベルへ - LispによるPHPプラットフォーム by 山田敏博氏 (株式会社ITコア 代表取締役) 13:50-14:30 通信事業社のネットワーク運用技術 by 馬島宗平氏 (NTT ネットワークサービスシステム研究所) 14:40-15:20 遠隔コミュニケーションシステム t-Room - 未来の電話を目指して by 平田圭二氏 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所) 15:30-16:10 SVG 地図とメタデータによるセマンティックウェブ GIS アーキテクチャ by 高木悟氏 (KDDI 研究所) 16:20-17:00 オントロジーとデータマイニング by 黒田寿男氏 (株式会社数理システム) by Jans Aasman (Franz Inc.) ※2007年11月22日(木)のイベントは、数理システムユーザーコンファレンス 2007 の一環として開催されます ■ 参加費 無料 ■ 詳細/お申し込み http://jp.franz.com/base/seminar-2007-11-22.html ■ お問合わせ先 セミナー事務局 Japan-Seminar@franz.com ====================================================== フランツ社株式会社(Franz Inc.) http://jp.franz.com ★Allegro CL 8.1 Express版(無償)ダウンロードサイト★ http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml ====================================================== --- ここまで --- 残念ながら、ぼくは、だいぶ休んだし、夜は別の用事があって、行く時間が ないのですが、プログラムをみると面白そうな話がごろごろしてますね。 Common Lisp入門コース、 http://jp.franz.com/base/lisp-in-one-day-2007-11-21.html にあるテキストを、ざっとみましたが、これ、かなりいいと思います。Lispに 興味がある人は、これを申し込んだらいいと思います。実際に動かしながら人 に教わりながらLispを学べる機会はなかなかないので。 お前も教わったほうがいいよね。 そうそう。もうLispもEmacsも全部忘れたもんね。\(^O^)/ そんなおれですが、去年、講師としてバカ話をやらせてもらいました。\(^O^)/ 去年のことはブログに書いてますね。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/19/960972 Lispセミナー をどうぞ。 あ、一昨年のこともブログに書いている。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/17/145926 Lisp特別イベント http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472 Lisp特別イベントその2 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/23/151936 Re: Lisp特別イベントその2 http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/23/151936 では、中村誠一、坂田明、ハナモゲラ語のことを書いていますね。 この前、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/21/1863129 タモリ、坂田明、中村誠一、山下洋輔、ハナモゲラ語 で、書いたばかりなのに、こういうつながりが発見されるということは、やっ ぱり、情報省に監視され、誘導されてるな。\(^O^)/ 中村誠一のスピロヘータ・ブルースのことは、教えてもらって http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/24/152957 スピロヘータ・ブルース で書いているんだ。 そうそう。ハナモゲラ語について補足を書かないといけないこと、思い出し た。
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標題: 東京外大AA研、アフガニスタン展 --- もじもじカフェのことを書いたら、東京外大AA研から企画展のメールが。 やっぱ、情報省に行動を監視されていますね。\(^O^)/ --- ここから --- 《本メールは、東京外国語大学・AA研(アジア・アフリカ言語文化研究所)の 「好奇字展」にご来場下さり、E-mailアドレスのご記入のあった皆さま宛に発 信しております》 先日は当研究所の企画展にお越し下さいましてありがとうございました。 同じ会場にて下記特別展を開催しておりますのでご案内申し上げます。 「鮮麗なる阿(あ)冨(ふ)汗(がん)一八四八―石版画にみるアフガニスタンの風 俗と習慣」 日時:2007年10月29日(月)〜11月30日(金) 10:30〜17:00 土曜、日曜休場、ただし、11月10日(土)、23日(祝)、24日(土)、25日 (日)は開場 会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所1階資料室 備考:入場無料、詳細はWeb http://www.aa.tufs.ac.jp/afghan 1848年に出版されたイギリス軍中尉ジェームズ・ラットレーのアフガニスタン に関する石版画(リトグラフ)集を、高精度デジタル複製でご覧いただくもの です。 本画集は限定出版の非常に珍しいもので、我が国ではAA研が唯一所蔵している ものであり、本邦初公開となります。石版画は全部で30点、当時のアフガニス タンの人物や建築、風景が、鮮麗な色彩で描かれています。作者自身による詳 細な解説とあわせて、当時のアフガニスタンの風俗・習慣を知る第一級の史料 です。 一方で、本画集は、第一次イギリス・アフガン戦争の際に描かれたものであ り、「テロとの戦争」への我が国の関わりが焦点となるなか、大国に翻弄され てきたアフガニスタンの歴史を再考する機会ともなるかと存じます。多くの皆 様のご来場をお待ち申し上げております。 なお本展示を記念し、公開国際シンポジウムを企画いたしました。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 「アフガニスタン近代史再考――ラットレーの石版画展によせて」 (日英同時通訳付き) 日時:2007年11月10日(土) 14:00〜18:00 会場:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)大会議室 (東京都府中市朝日町3-11-1) 近藤 信彰(AA研)「ラットレーの作品とその意義」 小牧 昌平(上智大学) 「ヘラートのヤール・モハンマド・ハーンについて−−その人物像」 ロバート・D・マクチェスニー(ニューヨーク大学) 「20世紀初頭の二人のアフガニスタンの歴史家とアフガニスタン史学の運命」 コメント:山根 聡(大阪大学) 「鮮麗なる阿(あ)冨(ふ)汗(がん)一八四八」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター アフガニスタン展示担当 TEL&FAX 042-330-5665 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ --- ここまで ---
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標題: もじもじカフェ「消えた漢字の仲間たち」 --- 母の葬儀などで九州に行ってる間、 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/17/1412347#c1889417 のコメントがついていました。 --- ここから --- 2007年12月2日に東京でAA研の荒川慎太郎先生をゲストにお招きしてもじもじ カフェ第10回「消えた漢字の仲間たち」というイベントを開催します。西夏文 字などの擬似漢字のお話です。 http://www.moji.gr.jp/cafe/ ご興味があればぜひお越しください。 --- ここまで --- 文字に興味がある人には、たまらない話だろうと思います。 消えた漢字の仲間については、以前、東京外大AA研の好奇字展を紹介してい ます。 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368397 東京外国語大学の好奇字展 http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/17/1412347 東京外国語大学の好奇字展(その2) をどうぞ。 この企画をやったのが、今回のゲストである荒川先生です。 もじもじカフェでは、アラビア書道もやってたんですね。 http://www.moji.gr.jp/cafe/themes/007/ 第7回「アラビア書道の世界」 おれ、なんで見たかな。NHKかな。すごいんですよね、アラビア書道。 http://www.aii-t.org/j/maqha/thaqafa/calligraphy.htm アラビア書道 に各種書体がありますね。
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標題: 母、永眠 --- 母、美智子が2007年10月30日(火曜日)午後9時38分、永眠しました。 昭和4年1月28日生まれ。享年78歳。 通夜、葬儀、無事に終わりました。 残務整理などありますので、もう少し九州にいます。 父同様、受けた恩、かけた迷惑限りなし。 病室にぼく一人のとき、ぼくが無理な体勢をとっていたので、腰を伸ばしな がら何気なく「ああ、腰が痛い」といったら、母は意識が半ば混濁している状 態なのに、突然、「あんた、腰が痛いんかね」と心配してくれたときは、自分 がそんな状態なのにまだ子を想う母の愛の深さ、大きさを感じ、でも、もう、 ぼくは何もしてやれないから、涙が止まりませんでした。 仕事関係、ご迷惑をおかけしておりますが、来週半ば復帰予定。 ただ、ウェブとブログはしばらくお休みします。jouwa/salonには書くこと はあると思うけど。 それから、この件に関するメールや贈り物は、遠慮いたします。お心だけで 十分です。 父の死のことは、 http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo80.html 乳の詫び状(2004/06/28) 標題: 父、死去 に書いていたんだ。 ブログの開始は2005年2月。ブログを始める前だから、ブログの検索じゃ見 つからないわけだ。