【11月19日(木)】


 ここんとこずっと、SFマガジン2月号の50年代SF特集用にスタージョンの短編を読んでるんだけど、やっぱり面白いのは全然SFじゃないへんな話のほうだね。しかし面白いやつは長いので枚数制限にひっかかるかも。だいたい翻訳も来月はじめまでにやらないといけないので、長いの選ぶと原稿が間に合わないのだった。



【11月20日(金)】


 2時、飯田橋のトリノ。野尻抱介氏が東京に来て、SFオンライン次号のゲラ直しをやってるというんで、打ち合わせ場所にちらっと顔を出して挨拶。
 野尻さんは結局、川越のサーコン夫婦の家に泊まることになったらしい。うちの仕事場に泊まってもらってもよかったんですが、ガイジンがいるからなあ。まあ、夜は池袋でうち合わせだそうだから、川越のほうが一本で行けて便利という考えかたもある。しかしあした横浜まで行くのはたいへんかも。
 最近のWWW状況、SF状況、宇宙状況の話など一時間ほど。

 3時、馬場でトーレン社長と落ち合ってコア・マガジンで商談。芳林堂ビルの2階の中華レストランでそそくさと飯食って、5時に新宿三丁目の辰巳出版でふたたび商談。今回はミーティング少なくて楽勝でした。

 打ち合わせ終わって時間見ると、ちょうど「がんばっていきまっしょい」の最終回に間に合うので、トーレンと別れて東映パラス2。客は五分の入り。それなりに入ってますね。
 松山の高校の女子ボート部の話なんですが、冒頭、なぜ回想シーンから入るのか謎。琵琶湖のレガッタって、たしかボート借りてだれでも出られる一般の部みたいなのがあって、大学のときは同級生がよく遊びにいってましたね。オレも誘われたけど、あんなしんどそうなことができるかと断った記憶が。みんなで呼吸を合わせるスポーツには向いてないのかも。まあしかし、たまに見るとスポ根映画はけっこう燃える。「卓球温泉」は勝負しないので不可。あとは「ヒロイン」見なきゃ。

 帰りの電車で、河野武彦@SFオンラインにもらった、野尻さんの新作、「沈黙のフライバイ」のプリントアウトを読む。ジャック・マクデヴィットの「クリプティック」をちょっと思い出したけど、イメージ的にはこっちのほうがはるかに気宇壮大。大ネタなのにウソっぽくならないのはさすが野尻抱介で、今年の国産SF短編ではベスト5ぐらいに入るかも。いや、SFマガジンあんまりまじめに読んでないので自信はありませんが。

 家に帰ると、ゲームウォーカー編集部から「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が届いてたので、仕事場の64を回収してさっそくプレイ。しかし……ボタンの数が多すぎる。全然思い通りに動かない感じ。こんなんではたしてクリアできるんだろうか。向いてないかも。

 ビデオでカレカノ8話。今日はオープニングつき。どこが修正されたのか見比べないとよくわかんないな。本篇は動かない絵に合わせた演出手法が確立されてきたっていうか、すでにカット割りだけで見せる状態。いや、でも見てて楽しいからりっぱ。



【11月21日(土)】


 ミストラルでSFオンラインの映画レビュー原稿2本でっちあげ、ユタ@高田馬場。ぱらんてぃあ例会流れの人々が合流して大盛況。東茅子嬢と溝口くんは初登場、かな。

 家に帰ってゼルダのつづき。というか、めずらしくさいとうよしこがやる気なので、公式ガイドブック片手にうしろから見物。やっぱり人間のナビも必要でしょう。ひとりでやってると親指が攣りそうになるもんな。道に迷いがちだし。ニワトリ集めとかボス戦とか要所要所で交替しつつ朝まで遊ぶ。


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