・2000形
2613以下6連
2613以下6連
1999.2.27 名城線久屋大通駅にて撮影
 1989年、世界デザイン博覧会開催を機に名城線に導入された車両で、名古屋市交通局の量産車としては初めてのVVVFインバータ制御が採用されています。車体は16m級のオールステンレス製で、3扉ロングシートとなっています。
 路線の延伸や非冷房の旧形車の置換えのため長期間の増備となり、車椅子スペースの設置や路線図式の車内案内装置の設置などが行われています。
 2001年4月1日現在、6連32本が在籍しています。
 走行音(原形)[ngy2000a.ra/178KB] 直接再生
 こちらは多くの編成が属するタイプで、VVVF制御車の中でも初期のグループに属します。制御装置やモータの製作は三菱、日立、東芝の3社が関わっているものの、鳴っている音にはメーカーによる違いがなく、共通の仕様であることは見当がつくのですが、どこが主導なのか、ということについてはよく分かりません。大阪の地下鉄車両と比べると、三菱系にも聞えるし、東芝系にも聞えるというところでしょうか。少なくとも日立の音でないことは確実ですが・・・。
 それにしても、回生ブレーキの失効するあたりで結構衝動がありますね。音を聞いていてもはっきり聞えてきます(音から想像できるほど大きな揺れではありませんが)。これを軽減するのが後のソフト変更車の目的なんでしょうかね。
 録音は名城線砂田橋→名古屋ドーム前矢田間です。ちなみに、始発駅ではありますが特にポイントレールによる速度制限などはかかりませんでした。
 走行音(ソフト変更車)[ngy2000b.ra/167KB] 直接再生
 第23編成が登場からしばらくしてまずこのタイプの音となり、その後、2000年1月の砂田橋開業に合わせて登場した28番以降のグループで本格的に採用されている模様です(どの編成が該当しているのか厳密には覚えてませんが・・・)。音は近鉄の三菱車の多くの車両や都営地下鉄の5300形などと類似しているんですが、以前の音と比べると、最初の3段階くらいの音を非同期モードにまとめました、というのが明らかですね。近鉄の車両でも当てはまることではあるんですが・・・。
 録音は名城線志賀本通→平安通間です。
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