・東京モノレール1000形
1024以下6連
徐々に消えつつある標準色の1024以下6連
2002.8.12 大井競馬場前駅にて撮影
 1989年に登場した、東京モノレール初の6両固定編成となりました。従来は2両編成を3本併結した6連で運転されていたところ、中間運転台による定員のロスを防ぐこと、先頭部を流線型にしたかったことなどの理由で6両固定化となったようです。
 性能的には在来車と大きくは違わないようですが、羽田空港の沖合展開に合わせた延長区間での短い駅間隔や急勾配などへの対応でモータ出力をやや向上させ、また、駆動系の騒音低減のためにモータの回転数を従来よりやや低くするよう駆動装置の新規設計が行われました。側窓は大形の熱線吸収ガラスとしカーテンは省略されていますが、近年新たに取付けられるようになっています。
 1996年度までに6連16本が製造され、2000形と共に活躍しています。
 走行音[tmr1000a.rm/227KB] 直接再生
 抵抗制御により直流モーターを駆動する、既にない在来車と同様のシステムが採用されています。この路線の車号の付け方は、1000形では第1編成が1001〜1006、次は1007〜1012というように第16編成の1096号車までが存在しますが、2000形では千位は形式を表す2、百位と十位で編成番号、一位で連結位置(1号車〜6号車)を表すという違いが見られます。最近はこの2000形のような付番方法を採用する事業者も結構多いようですね(ゆりかもめもそうですし)。
 録音は昭和島→流通センター間です。
・その他の写真
 こちらは2000年度より開始された、塗装変更を受けた車両です。イメージ的には2000形と似てはいるものの、青の濃さ等に差異があります。
 写真は1042以下6連です(2本目の塗装変更車らしい)。
 2002.8.12 大井競馬場前駅にて撮影

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