・関鉄キハ2200形

キハ2201  1997年登場の、常総線水海道以北ワンマン運転化用の車両。竜ヶ崎線とは異なり、車内で運賃を収受する方式のため、運賃箱、料金表などが装備され、ドア配置はJR四国1000系のように、両端は片開き、中央は両開きという変則的なものになっています。
 下回りは先に登場したキハ2100形・2000形と同一で、330PSのDMF13HZ形機関を装備し、在来車との混結も考慮し自動空気ブレーキを使用し、変速直結間は手動、直結同士の切替は自動の方式となっています。
 時刻表上では取手〜下館間は直通列車のようになっているものの、実際には水海道で車両交換を行っているため、この車両が上り列車に充当されるときは「水海道乗換取手」のスクロール表示がなされています。
1999.5.4 下館駅にて撮影
 キハ2201走行音[knt2200a.ra/352KB] 直接再生
 玉村→石下間の走行音です。このときは3ノッチ起動で、その後ほとんど4ノッチで運転していたようなので、何とかこの区間でも直結2段に入ったようです。別の機会に乗ったときなどは3ノッチまでしか使わないためにほとんど直結1段で終わりということもありました。
 キハ2202走行音[knt2200b.ra/479KB] 直接再生
 下妻→宗道間の走行音です。3ノッチで起動し、一旦ポイント通過のためノッチオフし、その後3→4ノッチと進めて加速しているようです。直結2段に入った後もこれだけ長く加速しているということは、80km/hか85km/hくらいでしょうか。継ぎ目を通る間隔等で見当のつく方は勝手に予想してみて下さい(^^;たぶん定尺レール(25m)だと思うので。
 南石下到着時の自動放送[knt2200c.ra/56.6KB] 直接再生
 なぜか南石下だけイントネーションが妙なので載せてみました。一度自動放送の内容が一新されたようにも感じるのですが(記憶違いかもしれませんが)この部分は放置されたみたいです。
 ちなみに、1本目のファイルでは大きめの駅に向かうとき、2本目では大きめの駅から小さめの駅へということで、実はだいたいの放送のバリエーションが揃っていることになったりします。
・キハ2200形の姿
 キハ2203のエンジン付近の写真です。キハ2100形と2000形、そしてこの2200形までは全て同一と思われる機器配置のようです。2300形では大きく変わったわけですが。
 1999.10.9 下館駅にて撮影

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