・関鉄キハ2100形

キハ2103以下2連  1993年末に登場、1994年1月から営業を開始した関鉄の自社発注車で、久々の完全新造車となっています。2両固定編成で奇数番号が下館側、偶数番号が取手側を向いています。1993年度には2101〜04、1994年度には05〜08、1996年度には09〜12と年間4両のペースで新造され、現在12両が在籍しています。このうち01〜04の行先表示機が字幕である他は、全てLED表示機となっています。
 下回りはキハ350形の換装車と同じDMF13HZ形機関ながら330PSで使用し、在来車との混結も考慮し自動空気ブレーキを使用し、変速直結間は手動、2段ある直結同士の切替は自動の方式となっています。
1999.10.9 水海道駅にて撮影
 キハ2101走行音[knt2100a.ra/357KB] 直接再生
 キハ2100形のトップナンバー、2101の走行音です。2次車以降とはドアエンジンが違っていたりとか、いろいろな差があるわけですが、音的には特に・・・、というところです。
 録音は稲戸井→新取手間で、この付近では唯一と言っていいくらい珍しい直結段を使用する区間です。が、この区間に新駅設置の噂か、地元の要望かがあるらしいので、直結段を使用する区間がまた減ってしまうのかもしれませんね。
 このときはおそらく3ノッチで起動し、その後4ノッチにして加速していたものと思われます。変直切替時に空噴かしが入っているのは一旦ノッチオフして切替レバーを操作したためであるはずです。
 キハ2108走行音[knt2100b.ra/811KB] 直接再生
 こちらは2次車のラストナンバー、2108の走行音です。小絹→信号所→水海道と入れてしまったので長いファイルになってしまいました。信号所までのよく飛ばす区間と変速段しか使わない水海道駅進入時とのギャップもよく味わえるのではないか、と。
 このときは加速中ほとんど3ノッチのままではないかと思われます。そうでなければここまで時間がかかるはずはないので・・・。
・キハ2100形の姿
 こちらは行先表示器がLED式に変更された2次車の写真で、キハ2108+2107の2連です。
 1999.10.9 水海道駅にて撮影
 こちらは何となく写してみたキハ2108の屋上の様子です。結構すっきりとしているものですね。
 1999.6.13 新守谷駅にて撮影
 キハ2103の冷房装置です。特に書くことはないです。
 1999.6.13 新守谷駅にて撮影

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