乳の詫び状

Last update 2006/10/10

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2006/09/26)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

 昨日に続き、今日も、めずらしく、MS watchも書きました。^^; 読んでやってください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: どうしてこんなに甘えちゃうのかね
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/10/519062
テレビ屋は日本一の高給取りなのに、口外禁止
に、薬研堀由蔵というのが、コメントをつけていた。

--- ここから ---
それじゃ、まったく理解できないでしょうね。 
少しは経済学や政治を勉強したほうがいいでしょうね。
--- ここまで ---

と教えてあげたら、

--- ここから ---
2ちゃんねるではあるまいし、そんな捨て台詞では説得力がありませんね。 
まあもちろん、事細かに反論しなければならないとは言いませんが、 
少しがっかりしました。その程度で、ブログとは言え悪罵を書き散らすような
方だとは思っていなかったですから。
--- ここまで ---

などとまたコメントをつけてきた。
 自分の無知を棚に上げ、勉強もせず、私にまだ説明しろというのだから、厚
かましい。こいつ、学生? こういう甘えは、社会人なら許されない。学生で
もあまり許されない。
 これを捨て台詞と思うようでは、先が思いやられる。何度も言うようだが、
こういう人は、いつまで幼年期をやってるつもりなのか。
 こんなに不勉強なコメントをつけているとフツーは無視。
 ちょっと暇だったので、コメントして、
「少しは経済学や政治を勉強したほうがいいでしょうね」
とアドバイスまで親切にしているのに、恩を仇で返すんだもんね。
 以下、この件、最後の特別サービス。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902343/showshotcorne-22/ref=nosim
ゲーリーE.クレイトン著, 大和総研教育事業部監修, 大和証券商品企画部訳
「アメリカの高校生が学ぶ経済学」

 これで経済学の入門をしたらどうか。原書とは構成が違うけれど、この教科
書は、よく書けていると思った。感心するところがあった。
 ほんとにアメリカの高校生がこのレベルをきちんと理解しているなら、日本
に勝ち目はない。\(^O^)/
 この本については、もう少し詳しく書きたいとは思うが、今日はもう無理。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505/showshotcorne-22/ref=nosim
池田信夫著「電波利権」

 これはもう書いたから、いいでしょう。「電波利権 ホットコーナー」でググってくれ。

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/tsushin_hosou/index.html
通信・放送の在り方に関する懇談会

 これ、いくつか面白いところがあって、どこが面白いかは、今日はもう無理。
 会見概要と議事要旨だけなら、全部読んでも大した量ではない。ちゃんと自
分で読んでね。

 これだけ書くのに、もう40分くらいかかってるんだよ。
 薬研堀由蔵。人の時間をそれだけ使わせることを、どう思ってるのかな。
 幼年期でいつまでも甘えていると、社会じゃ、ほんとに痛い目に遭うよ。
 これが捨て台詞ではなく、見ず知らずの人間になんと親切な親切なアドバイ
スであることか、くらいはわかるよね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 水に話しかけて核融合!?
---
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/09/23/0332229
New Scientist誌を救え
の中で
「水に話しかけると核融合が起きるらしい」
という話があって、これ、物理学会で発表されたそうですが、それに
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=2070
また、九大か
というリンクがあって、なるほど、そういう奴が九大にいるんだと思って調べ
たら、
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/profile.htm
ししゃ科も会代表  高尾 征治 先生のプロフィール
などということをやってるんですね。
 いやあ、すごいなあ。10月に九大に行くので、会いに行ったりして。\(^O^)/
 そんな時間ないんだけど。^^;

 この種の本で、この5年くらいでおれが一番感動(爆)したのは、トンデモの
大家コンノケンイチ大先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612307/showshotcorne-22/ref=nosim
コンノケンイチ著「般若心経は知っていた」(徳間書店)
です。
 おれ、これ、持ってないんです。以前、府中の中央図書館で偶然見つけて読
んで、やられたぁと思ってそのままだから。\(^O^)/
 だって、真言密教と空海と量子力学のトンデモですよ。おれが書かずに誰が
書くと密かに思っていたのに。\(^O^)/
 トンデモなりに、この本、うまくできてるなあと思うところがあったんです
ね。もう忘れたけど。
 とにかく、やっぱ、コンノケンイチはすごいと思いましたね。\(^O^)/

 さらに、「水伝」という言葉がわからず、まさか水滸伝の書き間違い?など
と思いつつ、ググったら、ああ、あの、「水は何でも知っている」の世界だっ
た。\(^O^)/
 これ、ネタとして、この前のLLRingでも使ったばかりなのに。

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1130343337
水伝:mixiに書いたこと
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132493916
6億冊の「水伝」絵本
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=731
昨日発売のAERAに「水伝」批判が出た

 いっぱい、いるんだろうね、こういうの信じる人たち。
 怪しい商売やってる連中、みんなMixiをターゲットにしているもんね。
 Mixiが、カモばかりで入れ食いだとか、草刈場といわれるのもわかりますね。

===
標題: Re: 水に話しかけて核融合!?
---
官房長官談話
「水に話しかけると核融合を起こす可能性があるとのことでありますので、
 輸出禁止物資にこれを指定するものであります。」

水輸出禁止

そういう爆笑できるニュース、見てみたい気がするぞお。

--
つばめどん

===
標題: Re: 水に話しかけて核融合!?
---
 さっき書き忘れたことだけど、すごいなと思ったのは、こういうの信じて学
校教育で教えているバカ教師がいるらしいこと。さっき紹介した
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=731
にあるAREAの記事中で、そういうことが書いてるようですよね。

 安倍ちゃん、これ、大チャンス!
 こういうバカ教師をクビにするため、教師の評価システムを導入して日教組
を潰してしまう口実にできるね。\(^O^)/

 ま、こういうバカ教師がどの組合に入っているのか知らんが、いい加減にせ
んと、権力は喜んで口実にするぞ。

 それと、さっき紹介した
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132493916
のコメントに、NPO法人こどもプロジェクトというのが、どうもこの話に引っ
かかってるような記述がありますね。このNPOはアムウェイが後援しているな
どとも書いてあるなあ。
 その真偽はともかくとして、こういうNPO法人の人って、人を疑うことを知
らないみたいですね。詐欺師からすればいいカモですよね。しかも、こういう
社会的に真面目そうなNPOをサポートすることで、詐欺師の活動もいいことや
ってると世間が思ってくれるという効果がありますよね。^^;
 一石二鳥か。\(^O^)/
 よし、おれも、どっか慈善団体に寄付して自分のウェブで宣伝して、いかに
もいい人であることを装おうっと。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブートストラップの語源
---
同じく
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/09/23/0332229
New Scientist誌を救え
の中から、
 ブートストラップの語源
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20040720
の中に、岩谷宏の著作への言及があった。
 おれ、順に靴紐を編み上げるのが、コンピュータの起動時に順にいろんなプ
ログラムが読み込まれるのと似ているからなんて話、初めて、聞いたぜ。
 まあ、岩谷宏ということでしょうかね。^^;

中村(show)

===
標題: Re: ブートストラップの語源
---
> まあ、岩谷宏ということでしょうかね。^^;

まぁそうでしょうね(笑)。


べ@こないだ「16個のマルチタスクを実現したのが16ビットCPU」
  という珍説を読んでびっくりした

乳の詫び状(2006/09/24)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

 今日は、めずらしく、MS watchも書きました。^^; 読んでやってください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 細木数子の猛抗議で第3話削除
---
 フジテレビのトップキャスターっていうドラマがあったそうです。知らんけ
ど。^^;
 で、DVDになったときに、細木数子の猛抗議で第3話が削除されたそうです。
 政治的判断だそうです。視聴率、稼げば、なんでも通るってことですね。\(^O^)/
 詳しくは、
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060918-OHT1T00072.htm
細木数子さん猛抗議でDVDボックスから削除…「トップキャスター」第3話
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 超漢字がWindowsで動く「超漢字V(ブイ)」
---
 TRONプロジェクトの超漢字がWindowsで動くようになったそうです。詳しく
は、
http://www.chokanji.com/
をどうぞ。
 VMwareを使って仮想化して動かしてますね。
 asaharaさんからも情報をいただきました。ありがとうございます。

サメになれずに、コバンザメになってしまったようですね。(^_^;;;;;

とのことですが、仮想化していろんなOSを動かすのは、流行りなので、これで
もいいんじゃないですかね。消えてなくなるより。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: LLRingのフォロー
---
 2006/08/26に行なわれたLLRingの模様が動画公開されています。
http://www.sbbit.jp/article/art.asp?newsid=2658
【ストリーミング】 Lightweight Language Ring(LLRing

 あれれ? ソフトバンクだ。あのとき、ネットで発表模様の動画を公開して
いいか、インプレスの人だといってたけど。^^;
 この中の、05 Lisp:中村正三郎氏(アンテナハウス本社グループマネージ
ャ)が、ぼくの発表です。
 おれ、早口で聞きにくい?
 弾さんがいじられまくったのは、Perlの発表ですね。ほかでもいじられてた
けど。オープンソースの若い連中にとっては、弾さんはいいおもちゃなんです
よね。温厚な人柄で、キャラも濃いーいし、いじくりやすいよね。まあ、でも、
突然怒るけど\(^O^)/

 全体のまとめは、
http://www2.coins.tsukuba.ac.jp/~i021216/diary/?date=20060826
がよくまとまってますね。
 動画にはないけど、この中にはちゃんと書いてあるLL Gongには、審査員で
出ましたが、個人的にはc-wrapperに感心した。これ、探して
http://homepage.mac.com/naoki.koguro/prog/c-wrapper/index-j.html
にあるのがわかって、ソース読んでみて、Scheme用の優秀なパーサジェレータ
があるのを初めて知りました。\(^O^)/
 それと、real csh, real kshのプレゼンはサイコーでしたね。大笑い。うま
いなー。

 なお、おれの部分、8分間では到底全部をしゃべれず、とばしまくったので、
それについては資料が
http://ll.jus.or.jp/2006/event/download
にありますので、そちらを参照してください。
 特に後半の「知のマイニング」の話と、Franz社の宣伝のためにも紹介して
おきたかったAllegro Graphの話は、全然、できなかった。まあ、あんな時間
でできるわけないんだけど。
 Lispは、中でもACLのAllegro Graphは超高速RDFエンジンなので、「知のマ
イニング」の方面でも活躍しているんです。
 これで少しは義理が果たせたかな。^^;

 そのうち書こうと思うけど、いまは、これだけは覚えておいて。
 一般の人が想像している以上に、知のマイニングは行なわれていて、それは
生命科学の発展に寄与するようないい話もあるけど、ミクシィのようなSNS上
の日記やコメントをすべて解析して個人や集団の行動を分析・予測する監視社
会的な怖い話もあります。実は、もっと怖い話もある。
 だから、物書きなら炭鉱のカナリアとして、少しは警告を書いておくべきな
のに、イケイケドンドンだけの調子いいことしか書かない「ウェブ進化論」は
社会にとって犯罪的だし、梅田望夫はジャーナリスト、技術コンサルタントや
物書きではなく、マーケ屋(マーケティング屋)、広告屋だといってるわけ。
 それなら、佐々木俊尚著「グーグル」やデビッド・ヴァイス、マーク・マル
シード著、田村理香訳「Google誕生」を読むほうがずっとマシ。これらを読ん
でからなら、「ウェブ進化論」を読んでもよし。あるいは、先に「ウェブ進化
論」を読んだのなら、解毒剤として読むとかね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/showshotcorne-22/ref=nosim
梅田望夫著「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872576446/showshotcorne-22/ref=nosim
デビッド・ヴァイス、マーク・マルシード著、田村理香訳「Google誕生・ガレ
ージで生まれたサーチ・モンスター」(イースト・プレス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605011/showshotcorne-22/ref=nosim
佐々木俊尚著「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書)

 などと書いていたら、当のFranz社の小俣さんからメール。
--- ここから ---
中村様へ、

下記のビデオおよび発表資料を見せて頂きました。
素晴らしいです。ありがとうございます。

(実は、LL Ring 終了直後から、色々な人にブログを読んで
楽しんでいます。「中村さん、博識すぎ」とかのブログも読みました)
--- ここまで ---

 Allegro Cacheの話をしてないのに、恐縮です。ここで、そのうち、スモー
ルワールドネットワークの話や本も紹介したいですね。

 「中村さん、博識すぎ」は過分な褒め言葉で、悪い気はしないけど、簡単な
トリックに引っかかってますよね。トリックの鍵は、単に25年ほど長くこの
業界にいるというだけです。\(^O^)/
 たびたび書いているように、最近、25年経って一周してきた感じがするん
です。もちろん螺旋状に上昇しつつですが。それで、自分が学生や社会人に成
り立てだったころのことを話すだけで、若い人には新鮮で博識にみえるという
ことでしょうね。
 昔の音楽を若い人が初めて聞いて、新鮮に思うのと同じで。

 さあ、今週中になんとか、先週土曜日(2006/09/23)に早稲田大学であった日
本ペンクラブ・シンポジウム、「現代における作家とは何か〜売れなければ作
家じゃないのか」について、感想を書けるかな。
 あ、あと、スーパーサイズミーは、やっぱ感想書きたくなった。すごい映画
ですね。アメリカ、やっぱ、すごいわ。とんでもない奴ばっか。\(^O^)/

乳の詫び状(2006/09/22)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 渡辺明竜王ブログ
---
 今日、書いておかないとずっと書かなくなっちゃいそうで、書いておきます。
 いま、おれにとって最高に面白いブログは、将棋の渡辺明竜王のブログです。

http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/
渡辺明ブログ

 渡辺竜王のことは、
 jouwa/salonなら#12664、ウェブなら
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo102.html
乳の詫び状(2006/04/20)
 ブログなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/20/334281
毎日と朝日、将棋名人戦を巡ってバトル
でちょろっと書きましたが、渡辺竜王の名前を知ったのも、そして、森内名人
や佐藤棋聖のことを知ったのも、去年の夏ぐらいからなんですよね。
 で、本格的に?囲碁・将棋チャンネルを観るようになったのは、今年から、
つーか、今年の春からですかね。
 で、渡辺竜王は、20歳か21歳くらいなのに、積極的に将棋界のために発
言したりしているということは、風の便りで聞いていましたが、ひょんなこと
からブログがあることを見つけて、この2週間くらい、はまったはまった。
 渡辺竜王は、局後の感想戦も面白いし、解説も面白い。ストレートでわかり
やすい。変化をあれこれ解説したあとに、「なので」というのが口癖で、
「なので、この歩は取れません」
などお話になるわけです。
 若くして竜王を取って、しかも、防衛したわけですから半端な強さじゃない
ですし、いつまでも羽生世代にのさばらせちゃいかんという発言がかつてあっ
たとかなかったとかいわれてますが、その意気やよし!
 いま、羽生三冠、森内名人、佐藤棋聖が三強で羽生世代などといわれてます
が、やっぱ、渡辺竜王たち20代が、羽生さんたちをばっこんばっこんにやっ
つけてほしいし、谷川九段たちの世代も、羽生さんたちをばっこんばっこんに
やっつけてほしいわけです。
 なぜかというと、そうじゃないと将棋界が盛り上がらないと思うから。
 それに対して、羽生さんたちもばっこんばっこんに返り討ちするという展開
がみたいわけです。
 今年はタイトル戦、佐藤棋聖ばかり戦ってるみたいですけど、ここに渡辺竜
王も殴り込んでほしいですね。
 余談ながら、佐藤さん、なぜ、羽生さんに勝てないの?
 羽生さんが別格に強いのはわかるけど、佐藤さんの今年の充実振りで勝てな
いのは、解せん。あまりに強引に攻めたがるんですか? それを羽生さんに合
気道のように利用されて投げ飛ばされる感じなんでしょうかね。もう実力云々
とは関係ない、運や星の巡りの世界なんでしょうか。

 北島忠雄六段のことは別に書きたいと思うけど、銀河戦で北島対羽生の戦い
があったんです。北島さんは森内名人を破ってるし、どうなるかと興味津々で
囲碁将棋チャンネルを観たら、解説が渡辺竜王で、非常に面白かった。そのこ
とは、北島忠雄六段のことを書くときに。

 それから、世界コンピュータ将棋選手権でも渡辺竜王は解説してましたね。
 竜王が、「ここでこう指すと、相当強いけど、まあ、それは無理でしょう」
などといったら、コンピュータがちゃんとそういうふうに指したそうです。\
(^O^)/
 この辺の話は、渡辺竜王のブログを熟読すると、リンクがあります。彼のブ
ログで、「コンピュータ将棋選手権」で検索すれば、すぐ出てくると思います。

 jouwa/salonなら#12706、ウェブなら
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo103.html
乳の詫び状(2006/05/12)
 ブログなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/12/363107
名人戦大盤解説、行ってきました
で触れましたが、勝又五段によると、森内名人の時間の使い方が変わったのは、
渡辺竜王に敗れて竜王を失ってからだそうですね。この1点でも、渡辺竜王は
すごいんだなと、あのとき思いました。

 昨日朝(2006/09/21)の囲碁・将棋チャンネル、安倍ちゃんが新総裁になった
と騒いでいるワイドショーなどみてて、銀河戦の渡辺明竜王対丸山忠久九段を
やっていたのをすっかり忘れて、あわててチャンネルを変えたら、もう終わっ
て感想戦でした(泣)。渡辺竜王の負けでした。
 相当、激しい将棋になったみたいですが、感想戦も面白い。竜王、「これじ
ゃ、ダメだ」とか率直なこといろいろいってて。最初から観たいと思ったけど、
http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/ginga.html
をみると、今朝のが、再放送だったんですね。つーことは、いま、去年や一昨
年の銀河戦も放送しているけど、あと、1年待たないとだめなんでしょうね。
 そうそう。昨日は2度泣きたくなったのが、夜は銀河戦準決勝の羽生善治三
冠対谷川浩司九段の一戦があったんです。解説は藤井システムの藤井猛九段。
忘れてて、帰ってきたら、もうほとんど終わってました。\(^O^)/

 感想戦について一言。感想戦だけ30分くらいやってほしいくらい。\(^O^)/
 それから、他のテレビ対局の感想戦もそうなんだけど、ほとんどの棋士がぼ
そぼそとしゃべるんです。死力を尽くして戦った直後だから、しゃべるのもお
っくうなのはわかるけど、もっとはっきり聞き取れるように話してください。
あるいはマイクを近づけるとか。
 その点、渡辺竜王は声も大きくよく通るので聞きやすい。あ、思い出した。
関西の若手、山崎隆之七段のNHK杯での感想戦はあまりに率直で爆笑といって
いいくらい面白かった。これも藤井システムを書くときに書きましょう。
 やっぱり、若いと声も大きいし、よく通るんですかね。人気商売なんだから、
中堅、ベテランの棋士ももっとよく聞こえるように話してほしいです。

 渡辺竜王の最近の将棋でいうと、NHK杯で兄弟子、松尾歩六段と戦った一戦。
 これ、観てないんですが、終盤がものすごかったらしいですね。NHKの将棋
講座2006年10月号に観戦記が載ってますが、ほんと、ものすごい終盤。
 最近、やっと、これくらいはプロの戦いがわかるようになってきました。も
ちろん、解説がないとわからんけど。\(^O^)/
 この一局は、ブログでも紹介してあります。
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/abff86b13d8bbbc895b9ece523def676

 自分の対局をかなり丁寧に解説してくださるのも、渡辺竜王のブログの魅力。
忙しいだろうに、ありがたいことです。

 渡辺竜王のブログは熱心に読んでます。そして、ブログを始める前に書いて
いた日記も読みました。
http://www3.diary.ne.jp/user/321200/
若手棋士の日記

 これら全体を通じて一番いいなと思うのは、人間渡辺明の奮闘と成長が手に
取るようにわかること。
 プロ棋士としての戦いの毎日、それも竜王という頂点に立つ男としての生活
と、新婚で子供も生まれて間もない私生活と、それを若干20歳前後でこなし
てきた彼の奮闘と成長がとてもいい味。
 竜王を当時の森内竜王から奪取するころの日記は、特に面白かった。竜王に
なると、やっぱ生活が一変するんですね。揮毫もいっぱいしないといけないか
ら、あわてて習字を習ったり、大変ですね。

 渡辺竜王のブログを読んで勇気づけられるのは、いつも前向きなこと。
 「頑張ります」と力強く書いてある。いい。これはいい。

 こんなに面白くて、金もかからず、奥が深いゲームで、きっと脳も活性化す
るのに、少子化だけじゃなくて、囲碁や将棋の人口って減ってるんですってね。
 安倍ちゃん、科学振興とともに、囲碁・将棋に予算を割くように。\(^O^)/
 将棋人口の減少に歯止めをかける力が渡辺竜王のブログにはあると思ってま
す。
 少なくともおれは将棋ファンになりました。^^;
 この前、いま、朝から、夜遅くまで囲碁・将棋チャンネルばかり観ていると
書いたけど、最近、囲碁・将棋、特に将棋は生きがいですね。といいつつ、実
際に指さないから全然強くはならんわけです。能書きばっかりで。\(^O^)/

 はまり具合の一例は、もうおれ、「将棋世界」10月号まで買っちゃったもん
ね。森内名人のロングインタビューが特集でしたが、ほかも面白げで、思わず
年間購読しそうになって、いま、踏みとどまってます。\(^O^)/
 将棋や囲碁の雑誌って、おれは超初心者だから、すばやく読めないんです。
第1図からの指し手はかくかくしかじかって書いてあると、盤面想像しながら
読むから時間がかかるんです。これ以上、時間取られたら、ほかの資料や本が
読めなくなっちゃう。^^;

 あ、いま、ブログ観たら、さっき書いた銀河戦で丸山九段に負けた一局の解
説が出てますね。
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/cd733d49acbbb3ed5e965b912bd089fb
第14期銀河戦決勝トーナメント。
 そうそう、△4三金右。感想戦で、これを悔やんでおられました。

 もうすぐ、竜王戦。
 渡辺竜王、ぜひ、頑張って防衛してください。
 それより、第1局は、サンフランシコでの対局だから、竜王は乗り物に弱い
ということなので、疲れないようにしてくださいね。

http://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kaigai/ryuuou/index.html
竜王戦観戦ツアー
なんてのもあるんですよね。
 行けないけど、
http://earth.google.com/
Google Earth
で観戦できるからいいや。
 嘘嘘。みなさん、信用しないで。
 じゃ、
http://worldwind.arc.nasa.gov/
NASAのWorld Wind
で観戦できるからいいや。
 これも、嘘嘘。みなさん、信用しないで。たぶん、
http://www.iijnet.or.jp/shogi/
第19期竜王戦中継サイト
で、中継されると思うので、そっちで観ましょう。

 なんか、支離滅裂な一文になったが、これもまた一局。\(^O^)/

乳の詫び状(2006/09/20)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: カウンターテナー、永山フェスティバル、リスト
---
 多摩の永山で永山フェスティバルというのがあって、カウンターテナーの人
のミニコンサートがあるというので、聴きに行ってきました。
 カウンターテナーは生でまだ聴いたことがないので、これは行ってみようと。
 カウンターテナーについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/カウンターテナー
をどうぞ。
 永山フェスティバルは、
http://www.nagafes.net/
永山フェスティバル
をどうぞ。
 グリーナード永山やベルブ永山って、けっこう立派な施設なんですね。初め
て行った。特にベルブ永山はガラスを多く使ったきれいな建物でした。

 さて、このミニコンサート。歌うのは、カウンターテナーの菊池大翼(きく
ちだいすけ)さん。
 菊池さんは、一人でバリトンとカウンターテナーで歌えるので、それだけで
すごく面白かった。
 数曲カウンターテナーで歌って、次はバリトンで数曲という構成。
 カウンターテナーは高音だけどやっぱ男の力強さはどこか残っているし、そ
れだけで不思議な感じがするんですが、さらにそれを生で初めて聴き、さらに
さらに同一人物がカウンターテナーとバリトンで歌い分けるというので、ます
ます不思議感が募って楽しかったです。
 最後の曲なんて、1曲の中で、カウンターテナーとバリトンを歌い分けるん
だから、なかなかすごい趣向だなと。
 おれなんかすぐアホなこと考えるんだよ。
 ああ、これだと、一人で「銀座の恋の物語」のデュエットができる\(^O^)/

 それよりなにより今回一番のサプライズは、リスト。
 こういっちゃ失礼だが、まさか、こんなところでリストの超絶技巧練習曲第
8番が聴けるとは驚いたし、望外の感激。\(^O^)/
 菊池さんの伴奏で来ていたピアニスト高知尾純さんが、「1曲、自由にやら
せてもらいます。さっき、フェスティバルの店でホットチリドッグを食って燃
えてますので、やってしまいます」などといって、引き始めたのが、超絶技巧
練習曲第8番!
 非常に力強いリストでした。
 純君は、ブログがありますね。インターネットラジオまでやってます。
http://juntakachio.seesaa.net/
ピアノニスト高知尾純君のブログ

 終了後、お二人とほんのちょこっとだけごあいさつさせてもらいましたが、
二人とも初々しい感じとはつらつ感がほどよくミックスされていい感じ。この
ままがんがん伸びていってほしいね。

 なお、なぜ、リストに感激したかというと、一応、リスト処理をするプログ
ラミング言語Lisp屋のはしくれのはしくれなので、ぼく、リストの曲には相当
に詳しいし、自分でもかなり演奏するからです(大嘘)。\(^O^)/
 ほんとの話は、Lisp屋とリストの関係はシャレを通じて深いものがあるんで
す。
 Franz社がFranzなのは、作曲家・ピアニストのリストから取ってるんです。
ちょっとだけスペル違いますけどね。

http://www.d-vista.com/OTHER/franzliszt.html
フランツ・リスト
http://www.franz.com/
Lispのフランツ社

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 太郎ちゃん、これで一発逆転だ!?
---
 自民総裁選、もう間に合わんだろうが、太郎ちゃん、これで一発逆転だ!?の
アイデアをひとつ。
 ところで、麻生太郎ちゃん、えらい、ネットで人気なんだってね。応援フラ
ッシュも出てるし。Thanks eMacさん。

http://www.geocities.jp/project_p_plus/taro.html
ウルトラマンガタロウ
http://www.geocities.jp/project_p_jp/hasire.html
はしれアソウタロー
http://www.geocities.jp/project_p_jp/gaia.html
ウルトラマンガイヤ

 永田町一のマンガ通というか、マンガ大王だということも、だいぶ知れ渡っ
てきて、それで人気が出たんだね。太郎ちゃんの歴史観、世界観は、ゴルゴ1
3+沈黙の艦隊だもんね。\(^O^)/
 お前と一緒か。\(^O^)/
 太郎ちゃん、政策として、「義務教育の前倒し」を唱えているそうですね。
おれ、その中身、全然知らんのだけど、「素晴らしい。さすが」と思いました
ね。
 中身がわからんのに、素晴らしいのか。お前なら、どういう政策だと思うん
だ?

 「胎教から教育勅語」

 義務教育の前倒しである以上、これしかないと思うね。モーツァルトの調べ
に乗せて、教育勅語の朗読。\(^O^)/
 なるほど。いわれてみれば、それしかないな。母子手帳にも、ちゃんと教育
勅語、入れとくわけね。
 そうそう。生まれてからは、ドラエモンの教育勅語、アンパンマンの教育勅
語、キティちゃんの教育勅語。マンガからアニメからキャラクターグッズから、
全部に教育勅語。
 小学校になったら、少年ジャンプや少年マガジンのマンガにうまくまぶして
さ。小学生の女の子は、何のマンガ雑誌読んでるか知らんけど、読んでそうな
雑誌のマンガには、やっぱりまぶして。
 マンガ家や出版社がガタガタ逆らうようだったら、税務署何回か突入させて、
それでもだめなら秘密警察使って、何かでっち上げてしょっぴけばいいし。ち
ょうど共謀罪も成立しているだろうし。
 これで右翼票は、安倍ちゃんから太郎ちゃんへ流れて、一発大逆転。\(^O^)/

 まあ、今回は、安倍ちゃんでも太郎ちゃんでもいいんだよ。九州・山口地方
としては。
 安倍ちゃん、来年の参院選挙で惨敗して退陣しても、太郎ちゃんが押さえと。
 それで不沈空母九州が、いよいよ、朝鮮半島、中国大陸に向けて発進だな。
 そのために、ギャオスを福岡ドームで飼ってるんだもん。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

2006/09/09に書いたものだから、もう10日経ってますが。
標題: CTMの目次
---
 ある人から頼まれて、たびたび紹介している教科書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/ref=nosim
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of 
Computer Programming」
の目次だけ日本語にして渡すことになりました。うまく行くと日本語版が出る
かもしれません。こういういい教科書を日本人が書けてない以上、せめて日本
語版が出ないと、世界との差は広がるばかりですから。といって、コンピュー
タ系出版社は不況もあって、目先儲かることしかやりたがらない状態になって
ますから、どうなることやら。
 いままでCTMCPと略してましたが、どうも海外のサイトをみているとCTMと略
すことが多いみたいなので、これからCTMにします。^^;

 この本、大部なので目次も項目がいっぱいです。手で入力するのは面倒なの
で、amazon.co.jpやamzon.comに行ったらありません。\(^O^)/ 出版元の
MIT Pressに行ったら、かろうじて章のタイトルまではありました
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=10142&mode=toc
です。
 でも、節タイトルまでみないと、この本がどれほど幅広い話題を扱っていて、
意味論や宣言的なプログラミングに力を入れているか、関数型、命令型、オブ
ジェクト指向、論理型のプログラミング、さらには分散プログラミングや制約
プログラミングの概念、モデルやテクニックについて述べているかわからない
と思うので、節タイトルは手で本から入れました。スペルミスがあったら教え
てください。
 手で入れるだけで、小一時間かかりました。\(^O^)/

 目次からはすぐにはわかりませんが、Ozプログラミング言語のサブセットに
なるよう注意深く設計された核言語を、いろんなプログラミングモデルを表現
できるように徐々に拡張していくアプローチ、そしてそれらのコードは、
Mozartプログラミングシステムで実行可能なので、実際に動かしながら学べる
という点も、本書の美点です。

 長くなりますが、日本語の目次と英語の目次を以下に示します。
 おかしなところ、もっといい訳があれば教えてください。

 個人的に悩んだのは、
2.2 The single-assignment store
7.3 Classes as incremental data abstractions
11.5 Network awareness
かな。
 「The single-assignment store」は、「単一代入記憶」としましたが、こ
れは、命令型プログラミング言語でいう変数とは違うという話なんです。Ozは、
関数型でも宣言的に書ける言語なので、一度束縛した変数は変更不可です。い
わゆる数学的な変数ですね。この概念を使って、並行プログラミングや分散プ
ログラミングで使う、自動的に同期をとってくれるデータフロー変数、あるい
は論理プログラミングで使う論理変数の意味がクリアになっているわけです。
 「Classes as incremental data abstractions」は、「増分的データ抽象と
してのクラス」としましたが、これは、クラスは、継承によって増分というか
差分を徐々(インクリメンタル)に追加することで、データの抽象化ができると
いう話です。
 「Network awareness」は、「ネットワーク感知性」としましたが、なんか
しっくり来ない。これは、ネットワーク透過なプログラミングをできるように
するために、サブシステムがネットワークの存在を知っていてちゃんと下働き
をやってくれるので、プログラマは簡単に分散プログラミングができるという
話なんですが。


日本語の目次

まえがき
例題プログラムを実行するには
1. プログラミングのコンセプト入門
  1.1 計算機
  1.2 変数
  1.3 関数
  1.4 リスト
  1.5 リストを扱う関数
  1.6 正しさ
  1.7 複雑性
  1.8 遅延評価
  1.9 高階プログラミング
  1.10 並行性
  1.11 データフロー
  1.12 明示的な状態
  1.13 オブジェクト
  1.14 クラス
  1.15 非決定性と時間
  1.16 原子性
  1.17 ここからどこへ
  1.18 演習問題

I. 汎用計算モデル
2. 宣言的計算モデル
  2.1 実践的プログラミング言語を定義する
  2.2 単一代入記憶
  2.3 核言語
  2.4 核言語の意味論
  2.5 メモリ管理
  2.6 核言語から実践的言語へ
  2.7 例外
  2.8 より進んだ話題
  2.9 演習問題
3. 宣言的プログラミングテクニック
  3.1 宣言的とは何か
  3.2 繰り返し的計算
  3.3 再帰的計算
  3.4 再帰によるプログラミング
  3.5 時間と空間の効率
  3.6 高階プログラミング
  3.7 抽象データ型
  3.8 非宣言的なものの必要性
  3.9 小規模プログラムの設計
  3.10 演習問題
4. 宣言的並行性
  4.1 データ駆動型並行モデル
  4.2 スレッドプログラミングの基本テクニック
  4.3 ストリーム
  4.4 宣言的並行モデルを直接使う
  4.5 遅延実行
  4.6 ソフトリアルタイムプログラミング
  4.7 Haskell言語
  4.8 宣言的プログラミングの限界と拡張
  4.9 より進んだ話題
  4.10 演習問題
5. メッセージ伝達型並行性
  5.1 メッセージ伝達型並行モデル
  5.2 ポートオブジェクト
  5.3 簡単なメッセージプロトコル
  5.4 並行性のためのプログラミングデザイン
  5.5 リフト制御システム
  5.6 メッセージ伝達モデルを直接使う
  5.7 Erlang言語
  5.8 より進んだ話題
  5.9 演習問題
6. 明示的状態
  6.1 状態とは何か
  6.2 状態とシステム構築
  6.3 明示的状態をもつ宣言的モデル
  6.4 データ抽象
  6.5 状態のあるコレクション
  6.6 状態のある推論
  6.7 大規模プログラムの設計
  6.8 事例研究
  6.9 より進んだ話題
  6.10 演習問題
7. オブジェクト指向プログラミング
  7.1 継承
  7.2 完全なデータ抽象としてのクラス
  7.3 増分的データ抽象としてのクラス
  7.4 継承を使ったプログラミング
  7.5 他の計算モデルとの関連
  7.6 オブジェクトシステムの実装
  7.7 Java言語(逐次部分)
  7.8 アクティブオブジェクト
  7.9 演習問題
8. 状態共有型並行性
  8.1 状態共有型並行モデル
  8.2 並行性のあるプログラミング
  8.3 ロック
  8.4 モニタ
  8.5 トランザクション
  8.6 Java言語(並行部分)
  8.7 演習問題
9. 関係型プログラミング
  9.1 関係型計算モデル
  9.2 さらなる例
  9.3 関係から論理型プログラミングへ
  9.4 自然言語解析
  9.5 文法インタープリタ
  9.6 データベース
  9.7 Prolog言語
  9.8 演習問題
II. 特殊化された計算モデル
10. グラフィカルユーザインターフェースプログラミング
  10.1 宣言的/手続き的アプローチ
  10.2 宣言的/手続き的アプローチを使う
  10.3 対話的学習ツール ProtoTyper
  10.4 事例研究
  10.5 GUIツールの実装
  10.6 演習問題
11. 分散プログラミング
  11.1 分散システムの分類
  11.2 分散モデル
  11.3 宣言的データの分散
  11.4 状態の分散
  11.5 ネットワーク感知性
  11.6 分散プログラミングの共通パターン
  11.7 分散プロトコル
  11.8 部分的失敗
  11.9 セキュリティ
  11.10 アプリケーションを作る
  11.11 演習問題
12. 制約プログラミング
  12.1 伝播と探索
  12.2 プログラミングテクニック
  12.3 制約に基づく計算モデル
  12.4 計算空間の定義と使用
  12.5 関係型計算モデルの実装
  12.6 演習問題
III. 意味論
13. 言語意味論
  13.1 汎用計算モデル
  13.2 宣言的並行性
  13.3 8つの計算モデル
  13.4 よくある抽象方法の意味論
  13.5 歴史に関する注釈
  13.6 演習問題
IV. 付録
A. Mozartシステム開発環境
  A.1 対話的インターフェース
  A.2 コマンドラインインターフェース
B. 基本データ型
  B.1 数値(整数、浮動小数点数と文字)
  B.2 リテラル(アトムと名前)
  B.3 レコードとタプル
  B.4 チャンク(制限されたレコード)
  B.5 リスト
  B.6 文字列
  B.7 仮想文字列
C. 言語の文法
  C.1 対話的な文
  C.2 文と式
  C.3 文と式に対する非終端記号
  C.4 演算子
  C.5 キーワード
  C.6 字句構文
D. 汎用計算モデル
  D.1 創造的な拡張原則
  D.2 核言語
  D.3 コンセプト
  D.4 状態の別の形式
  D.5 他のコンセプト
  D.6 層化された言語設計
参考文献
索引


英語の目次

Preface
Running the Example Programs
1. Introduction to Programming Concepts
  1.1 A calculator
  1.2 Variables
  1.3 Functions
  1.4 Lists
  1.5 Functions over lists
  1.6 Correctness
  1.7 Complexity
  1.8 Lazy evaluation
  1.9 Higher-order programming
  1.10 Concurrency
  1.11 Dataflow
  1.12 Explicit state
  1.13 Objects
  1.14 Classes
  1.15 Nondeterminism and time
  1.16 Atomicity
  1.17 Where do we go from here?
  1.18 Exercises

I. GENERAL COMPUTATION MODELS
2. Declarative Computation Model
  2.1 Defining practical programming language
  2.2 The single-assignment store
  2.3 Kernel language
  2.4 Kernel language semantics
  2.5 Memory management
  2.6 From kernel language to practical language
  2.7 Excepctions
  2.8 Advanced topics
  2.9 Exercises
3. Declarative Programming Techniques
  3.1 What is declarativeness?
  3.2 Iterative computation
  3.3 Recursive computation
  3.4 Programming with recursion
  3.5 Time and spcae efficiency
  3.6 Higher-order programming
  3.7 Abstract data types
  3.8 Nondeclarative needs
  3.9 Programming design in the small
  3.10 Exercises
4. Declarative Concurrency
  4.1 The data-driven concurrent model
  4.2 Basic thread programming techniques
  4.3 Streams
  4.4 Using the declarative concurrent model directly
  4.5 Lazy execution
  4.6 Soft real-time programming
  4.7 The Haskell language
  4.8 Limitations and extensions of declarative programming
  4.9 Advanced topics
  4.10 Historical notes
  4.11 Exercises
5. Message-Passing Concurrency
  5.1 The message-passing concurrent model
  5.2 Port objects
  5.3 Simple message protocols
  5.4 Program desing for concurrency
  5.5 Lift control system
  5.6 Using message-passing model directly
  5.7 The Erlang language
  5.8 Advanced topic
  5.9 Exercises
6. Explicit State
  6.1 What is state?
  6.2 State and system building
  6.3 The declarative model with explicit state
  6.4 Data abstraction
  6.5 Stateful collections
  6.6 Reasoning with state
  6.7 Program desing int the large
  6.8 Case studies
  6.9 Advanced topic
  6.10 Exercises
7. Object-Oriented Programming
  7.1 Inheritance
  7.2 Classes as complete data abstrations
  7.3 Classes as incremental data abstractions
  7.4 Programming with inheritance
  7.5 Relation to other computation models
  7.6 Implementing the object system
  7.7 The Java language (sequential part)
  7.8 Active objects
  7.9 Exercises
8. Shared-State Concurrency
  8.1 The shared-state concurrent model
  8.2 Programming with concurrency
  8.3 Locks
  8.4 Monitors
  8.5 Transactions
  8.6 The Java language (concurrent part)
  8.7 Exercises
9. Relational Programming
  9.1 The relational computation model
  9.2 Further examples
  9.3 Relation to logic programming
  9.4 Natural language parsing
  9.5 A grammar interpreter
  9.6 Databases
  9.7 The Prolog language
  9.8 Exercises
II. SPECIALIZED COMPUTATION MODELS
10. Graphical User Interface Programming
  10.1 The declarative/procedural approach
  10.2 Using the declarative/procedural approach
  10.3 The Prototyper interactive learning tool
  10.4 Case studies
  10.5 Implementing the GUI tool
  10.6 Exercises
11. Distributed Programming
  11.1 Taxonomy of distributed systems
  11.2 The distribution model
  11.3 Distribution of declarative data
  11.4 Distribution of state
  11.5 Network awareness
  11.6 Common distributed programming patterns
  11.7 Distribution protocols
  11.8 Partial failure
  11.9 Security
  11.10 Building applications
  11.11 Exercises
12. Constraint Programming
  12.1 Propagate-and-search
  12.2 Programming techniques
  12.3 The constraint-based computation model
  12.4 Defining and using computation spaces
  12.5 Implementing the relational computation model
  12.6 Exercises
III. SEMANTICS
13. Language Semantics
  13.1 The general computation model
  13.2 Declarative concurrency
  13.3 Eight computation models
  13.4 Semantics of common abstractions
  13.5 Historical notes
  13.6 Exercises
IV. APPENDICES
A. Mozart System Development Environment
  A.1 Interactive interface
  A.2 Command line interface
B. Basic Data Types
  B.1 Numbers (integers, floatsand characters)
  B.2 Literals (atoms and names)
  B.3 Records and tuples
  B.4 Chunks (limited records)
  B.5 Lists
  B.6 Strings
  B.7 Virtual strings
C. Language Syntax
  C.1 Interactive statements
  C.2 Statements and expressions
  C.3 Nonterminals for statements and expressions
  C.4 Operators
  C.5 Keywords
  C.6 Lexical syntax
D. General Computation Model
  D.1 Creative extension priciple
  D.2 Kernel language
  D.3 Concepts
  D.4 Different forms of state
  D.5 Other concepts
  D.6 Layered language desing
References
Index

乳の詫び状(2006/09/14)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 鷺一雄著「また、「あるある」にダマされた」
---
 みのもんたの「おもいッきりテレビ」と共に、ひどいフードファディズム&
嘘健康番組の筆頭に挙げられることが多い、関西テレビ、東京だとフジテレビ
の「あるある大辞典」。これを批判するすごい本が出てるんですね。
 その名もずばり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861990424/showshotcorne-22/ref=nosim
鷺一雄著「また、「あるある」にダマされた」
だもんね。\(^O^)/
 まだ、買ってないけど、ほかに一緒に買う本ができて1500円以上で送料無料
になったら、amazonで買うかな。^^;

 jouwa/salon #12819(2006/08/04)の「フードファディズム」でちょっと紹介
だけしたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572311/showshotcorne-22/ref=nosim
高橋久仁子著「「食べもの情報」ウソ・ホント―氾濫する情報を正しく読み取
る」
も、騙されないためにはいいと思います。それと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575035/showshotcorne-22/ref=nosim
高田明和著「脳の栄養失調―脳とダイエットの危険な関係」
です。
 これ、以前書いた、若い女の子、ダイエットに熱心なのはいいけど、その分、
脳みそがパーになって悪い男にいいように食い物にされるというのを裏付ける
ような本です。^^;

 先に書いたときから、買って読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492222669/showshotcorne-22/ref=nosim
安部司著「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796653015/showshotcorne-22/ref=nosim
別冊宝島「食品のカラクリ―驚異のフードマジックそうだったのかこの食べ物!」
の2つ。週刊東洋経済も買いましたけど、けっこう、面白いというか怖い話が
載ってましたね。先日のNHKスペシャルでやってた、日本の食卓からマグロが
消えるというか、魚が消えるという話もあって、もっというと食品が消えちゃ
うんですよね。
 日本は終わったな。^^; その前に、おれは死ぬから、いいや。\(^O^)/
 安部司さんは、講演はもちろん、テレビでもちょくちょく見ますね。ただ、
かなり情緒的に食品添加物は悪いんだと煽っている部分もあって、ちょっとね
と思う部分はあります。もちろん、安部さん自身は、食品添加物=悪や毒なん
てバカなことはいいませんが、それでもちょっと情緒的に煽ってるところがな
と思ったりもします。
 たとえば、「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」に対しては、
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=696
松永和紀のアグリ話●企業のごまかさない情報提供こそが消費者と企業の共通の利益
という批判もありますね。

 ファストフードばかり食べたら体がどうなるか、ほんとに体を張ったドキュ
メント映画、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HDY8/showshotcorne-22/ref=nosim
スーパーサイズミー
は、DVDを借りてきたばかり。今週末に観る予定。感想書く時間ないみたい。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 最近、なかなか時間が取れません^^;
---
 最近、囲碁・将棋チャンネルばかり観ていて、それも朝の6時から観て、夜
は午前2時くらいまで観ているという、サッカーワールドカップ終わったのに、
あんまり、あのときと生活が変わらない。大丈夫か、おれ。\(^O^)/
 いまも、午前1時ながら藤井システムの藤井猛九段と瀬川晶司さん(現在は
プロになって四段。収録時は2004年なのでまだアマ)の対戦観ながら書いてい
るし。
 北島忠雄六段、羽生さんと佐藤さんの王位戦、渡辺竜王、森内名人、谷川九
段、藤井さんと山崎さんのNHK杯のこと、つるの剛士さん、山崎元さんなど、
コンピュータ将棋、Bonazaや北陸先端大学のことなど、いろいろ書きたいこと、
いっぱい溜まってますが、しばらくアウトね。
 それに囲碁もさっぱりわからないながら、面白くてよく観てる。この前、な
ぜか、囲碁の強い女性を紹介されたりして。^^;
 あとピアノの先生ね。^^;
 ま、ピアノやエレクトーンの先生をやってる女性の知り合いは昔からちょく
ちょくいるんだけど。
 とにかくいまは、時間があったら、囲碁・将棋チャンネルばかり観てるもん。
 その癖、実戦はほとんどしないから、将棋はコンピュータ将棋の激指4で8
級といい線だもんね(泣)。

 コタさんからの頼みもまだ片付けてないし。コタさん、ごめん。
 CTMの目次、jouwa/salonにアップしたけど、ウェブやブログには出してない
ですね。そのうち出すか。
 CTMとは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/ref=nosim
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of 
Computer Programming」
のことです。
 LL Ringのことも、フォローがあるんだけど。弾さんがいじられまくってた
話とか、タブや空白をいじめちゃいかんとか。^^;

 ああ、あと、「ミクシィは養鶏場論」「Google=ユービック論」も書きたい
けど。
 なぜ、梅田氏の「ウェブ進化論」や彼の態度がダメなのか、というか、犯罪
的なのか、言いたいことはあれこれある。
 1つ書くのに、10時間はかかりそうだもん。ちょっと時間がないです。
 飲み会じゃ、べらべらみんなとおしゃべりしながら、2時間もあれば終わる
んだけど。\(^O^)/
 あ、べらべらだべって、ネットで流してもらえばいいのか。\(^O^)/

 ミッションインポシブル3は、府中の東宝シネマズで観ようと思っていなが
ら、見逃した。スーパーマンリターンズも危ない。^^; Xメンも、ひょっとし
たらダメかも。
 ま、映画がダメでもダリ回顧展だけはさすがに行きますね。なんとしても。
 いまの生きてる目標は、ダリ回顧展と囲碁・将棋チャンネルだけ。\(^O^)/

乳の詫び状(2006/09/10)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: テレビ屋は日本一の高給取りなのに、口外禁止
---
 今週の週刊ダイヤモンド2006/09/16号の特集は、「給料全比較」です。
 相変わらず、テレビ屋、中でも東京キー局と、それとつるんでいる広告代理
店の電通は高いですね。
 詳しくは特集をみてもらうとして、大体、40歳くらいで1500万円。これは平
均で実際はもっともらってますね。
 ある東京キー局は「社内規定で給料の話は口外禁止」なんだそうです。世間
離れした給料実態が周囲の反発を招くことを懸念しているからとのこと。嗤う
よね。

 で、テレビ屋が実業ならこれはいいんだけど、虚業ですからね。
 ライブドア事件のとき、ライブドアは虚業だとしきりにテレビ屋が言ってた
でしょ。デーブ・スペクターとか。お嗤いですよね。お前らが虚業だってば。
政官業の利権に巣食ってぬくぬくと高給を食んでいるわけだから。

 そうそう、前も書いたけど、ライブドアはあれこれやって何がなんだかわか
らないという話も、盛んに言ってましたけど、あれも不思議な論理で、じゃ、
あの発言をしている連中、電鉄会社も何だかわからないんだね。
 電鉄会社って、電車の運行だけじゃないもんね。デパート、スーパー、パン
屋、花屋、本屋、不動産屋、金融屋、ITのネットワーク屋、なんでもやってる
でしょ。じゃ、こういうわからない会社って電鉄会社だけかというと、世の中
の多くの企業は、多角化でいろんなことやってるんだよね。そういうのも連中
はわからないはずだよね。
 それをわかったふりしているけど、実は何も観えてないんですよね。ITが何
かわからないから、彼らの既存のビジネスの概念の中に頼るものがない、だか
らライブドアは何がなんだかわからないという話になっちゃうんだよね。

 テレビ局社員が高給を取るのはいいとして、反面、下請けの製作会社を、年
収300万円とかそういう世界でこき使ってますよね。こういう実態は絶対テレ
ビでは報道しないし、親会社の新聞社も報道しない。社会保険庁とか攻撃しや
すいところは、がんがんやるけど、自分らも似たようなもんであることがバレ
るとまずいので報道しませんよね。
 前も書いたけど、朝まで生テレビでも、話題がそっちに行きそうになったら、
田原総一朗はすぐ別の話題にしたもんね。
 それでよくジャーナリズムとか、公正な報道とか、言えるなあと厚顔無恥振
りには感心しますね。
 談合で処分を受けている会社の社長たる「みのもんた」がポーズだけ談合に
怒ってみせたり、都合が悪いと思ったらスルーしたり、よくやるなあと感心し
ますね。TBSの朝ズバの出演料、みのもんたは1回300万円などといわれていて、
毎朝大変だけど、ちょっともらいすぎるだろうと思うね。あとワイドショーの
コメンテータ連中もね。
 テレビ、それもワイドショーに出ると、バカと思われるかバカがバレるので、
その補償としてギャラが高いなんて節もあるけどね。\(^O^)/
 そういえば、週刊ダイヤモンド2006/09/09号の山崎元「マネー経済の歩き方」
では、テレビで投資番組をやる得失を書いてあるけど、中に「だが、ファンド
マネージャやアナリストが競馬評論家並みの実力(本当だ)を天下に晒さねばな
らず、これは彼らの本業に差し支える」とあって、以前からおれが言ってるこ
とと同じなので、我が意を得たりですね。
 まあ、TBSは、沈没しない「日本沈没」という映画を強力にプッシュして大
ヒットにしたり、ボクシング亀田の八百長疑惑試合を大々的に煽ったり、いま、
詐欺のTBSという称号をほしいままにしてますよね。\(^O^)/
 でも、こういうのTBSだけじゃないからね。いま、TBSが一番露骨にひどいと
いうだけで。
 フジのお台場冒険王、今年はどうだったの? あれもひどいよな。去年、家
族がゆりかもめで不満をぶちまけてたもんね。こんなの金取ってやるこっちゃ
ねえだろってね。でも、フジからすれば、テレビに騙されて行っちゃったあん
たたちがバカ、カモだってことなんだよ。TBSプッシュの映画「日本沈没」に
行った連中もそう。怒ってもあとの祭り。
 それにさ、大ヒットといっても、ほんとの観客数じゃなくて、チケットがど
れだけ売れたかで判断しているでしょ? そして、そのチケットを取引のある
業者に押し付けるのが当たり前なんだよね。フジから何百万円分か押し付けら
れたという話も聞いていたし、TBSも相当押し込んだんじゃないかな。昨年の
愛知万博もトヨタから押し込まれたら下請けは引き受けざるを得ないといって、
だいぶ金を出したらしいですからね。

 こういう話は以前も話題にしていて、
jouwa/salonの#12557、ウェブの人は「乳の詫び状」2006/01/21、
jouwa/salonの#12610、ウェブの人は「乳の詫び状」2006/02/24。
 ブログなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220709
ご臨終メディアと電波利権
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/02/24/266452
テレビ屋のでたらめ

 そこで紹介したけど、こういう話題が好きな人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505/showshotcorne-22/ref=nosim
池田信夫著「電波利権」(新潮新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408720314/showshotcorne-22/ref=nosim
森達也、森巣博著「ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日
本人」(集英社新書)
も読んでいます。
 おいおい、人力アマゾンかよ。\(^O^)/

 あれ、ググったらこんなのもありますね。ひょっとして以前も紹介したかも。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/fujisankei/
 それと、「みのもんた 談合」でググったら、
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200602071202.html
なんてのもありますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 暇な文系教授は荒稼ぎ
---
 週刊ダイヤモンドには、いや、週刊東洋経済でもエコノミストでもいいんだ
けど、普通の給料全調査以外に、特殊法人の給料をやってほしいですね。
 この前、どこかの喫茶店かなんかでちらっとみたフライデーだかなんかで、
特殊法人の理事の給料や退職金やってました。あれのもっと網羅的でちゃんと
した奴ほしいですね。
 特殊法人の理事は、役所の天下りで高額の給料や退職金をもらうので有名で
すが、なんとか研究所の理事長に東大経済学部教授の伊藤元重の名前がありま
したね。理事長として年間2300万円ももらってるのね。じゃ、東大は給料払う
必要ないじゃん。

 それと、大学が給料払う必要ないなと思うのは、いわゆる有名マスコミ学者
ですね。
 たとえば、齋藤孝ね。週刊の連載を何本ももっていて、テレビのコメンテー
タもやってという生活で、研究や教育はどれだけやってるんだろうね。
 これ、明大も給料払う必要ないよね。広告塔の料金だというなら、齋藤はせ
めて明大ラグビー部のジャージを着て出演しなさい。そしたら、日本ラグビー
協会や関東ラグビー協会からも金を引っ張れるかもよ。\(^O^)/

 ああいうのみると、理系の教授に比べて、文系の教授って、ほんとに暇なん
だなと思うね。伊藤元重も齋藤孝も大学が相当暇だからあちこち顔出して金を
せしめることができて、利権作りにせっせと励めるんじゃないか。
 それでいて、日本の国際的競争力は、理系によって支えられているんだから、
不公平もいいとこ。理系はもっとこういう文系の世渡り上手に文句をいわない
といけません。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「空間の謎 時間の謎」「論争する宇宙」再び
---
 ベさんの
http://www.ne.jp/asahi/b/monkeybusiness/em0604/junks.html
の2006/04/18を以前読んで、書こうと思っていたことを突然思い出した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412101829X/showshotcorne-22/ref=nosim
空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (新書) 
内井 惣七

のことなんだけど、おれ、これ、紹介したと思ってたが、紹介してなかったの
ね。いま、jouwa/salonを探しても出てこない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203271/showshotcorne-22/ref=nosim
吉井譲著「論争する宇宙―「アインシュタイン最大の失敗」が甦る」(集英社
新書)
は、#12555で紹介しているけど(ウェブだと2006/01/21ですね)。

 先に、「論争する宇宙」のほうをまたちょっと書くと、これ、自説を証明す
るために望遠鏡を作る必要があって、まあ、ベンチャー経営者みたいに走り回
ってやっと作る話。物理学的には、アインシュタインの宇宙定数の話。できた
望遠鏡が、マグナム望遠鏡。雄姿は、
http://www.resceu.s.u-tokyo.ac.jp/proj3.html
マグナム望遠鏡
です。
 これ読んで、天文学の距離の梯子の作り方ってすごいなと思いましたね。距
離の梯子とは、近くの正確に距離が測れるところから初めて、梯子をつなぐよ
うに、遠くの宇宙までの距離をどうやって正確に測れるようにするかという各
種手法のことです。執念が半端じゃない。経済学者は少し見習いなさい。\(^O^)/
 あと、最後のほうで、ちょっとどうしてそうなるのかわからない記述があっ
たけど、時間がないし、本、探すの面倒だからいいや。^^;

 さて、もう1つの「空間の謎 時間の謎」。
 ベさんは、前半がて哲学的で面白くて、後半はイマイチというニュアンスで
すが、おれとは全く逆でしたね。
 おれは、「世に名高い「ライプニッツ〜クラークの往復書簡」」すら知らな
いバカ状態で読んでいたんだけど、前半は、なんだかなあと思って読んでいた。
 なぜかというと、こんなのは仏教哲学にはとっくの昔にわかってたことで、
なんだ西洋人はいまごろこんなこと言ってたのかと。\(^O^)/
 だから、前半の最後で、「ライプニッツ恐るべし」なんて言われても、谷岡
ヤスジになって、「おどりゃー、何をいっちょんぞー。ライブニッツのモナド
なんぞ、仏教哲学じゃ、とっくの昔に仏の偏在性で証明されちょんじゃ、バカ
タヂー」な気分で、こういう本を書くなら、もっと東洋哲学も勉強してから書
いてほしいなどと思ってたんです。
 でも、後半になると、科学(もっと正確にいうと数学と実験・観測)で明かし
ていくわけですよね。それまでの哲学が到達できなかった世界を。非常に面白
くて、最後は、「ライプニッツ恐るべし」になりました。\(^O^)/

 哲学に関して、ぼくの頭の中の地図を大まかにいうと、東洋哲学を、自然言
語でさらに精密化・細分化して記述し直そうとした試みが西洋哲学、人類が現
在持っている最も美しくて精密で強力な言葉である数学で記述し直しているの
が物理学という感じです。
 誰だっけな。日本の哲学者の人が、物理学より哲学が上だとかいってたけど、
21世紀の今となっては、数学ができない哲学者は信用できないし、数学もで
きず西洋哲学しか知らない哲学者はもっと信用できないというのが、ぼくの評
価ですね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 「噂の眞相」おかわりっ
---
 同じ長州でも毛利の頃の長州と、それ以前の大内の頃の長州勢は違いそうで
す。わはは。だって大内関連は毛利支配になってから、排斥されたりしたわけで
すから。潜在的怨敵は、長州の内部にもあるのですよ。
 極端なのは山内一豊の流れを汲む土佐藩で、山内家の譜代家臣が上士、以前か
らの長宗我部(ATOKで「ちょうそかべ」が変換不能であるのはケシカラヌ)時代か
らの地侍は下士と差別されたわけですが、長宗我部派の一領具足と呼ばれる武装
集団などの反乱なんぞもあって、決して平穏な治世が続いたわけではありません
でした。同様の軋轢は全国にあったのでしょう。

-- 
  たま@無精庵

===
標題: Re: 「噂の眞相」おかわりっ
---
> 長州に大政奉還ですよ。\(^O^)/
> 日本は、明治以来、所詮、薩長支配、それも長州支配ですから。\(^O^)/

 くそっ、他所は賑わっておるのに、美濃では上へ下への大混乱じゃ。この地は
ちょっと油断するとすぐ乗っ取りを計ろうとする者が出て来ていかん。「美濃を
制するものは天下を制す」なんてやってる場合じゃないっつーに。

> 皇室41年ぶりの男子誕生で、これで皇位継承は一安心ということで、

 2000年のどこかで血筋がすり変わっているに違いない。

                                  穂高

===
標題: Re: 「噂の眞相」おかわりっ
---
 結局、岐阜県は17億円くらい公金横領して裏金を作ったみたいですね。そ
れでも、梶原前知事は、退職金もきっちりもらうみたいだし、うらやましいね。^^;
 警察も検察も裏金作りに精を出してるんだから、一般の自治体もやり放題で
すわね、そりゃ。
 どうして、あいつらみんな、死刑にできないんでしょうか。\(^O^)/
 はい、警察も検察も裏金作りしているからです。\(^O^)/
 よくできてるよね、ポンニチの社会。\(^O^)/

 梶原前知事によれば、全国のどこでもやってることだということだから、
「美濃を制するものは天下を制す」で、率先してやったということでしょうか。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 占い詐欺師の懲りない面々
---

Mixiにはオレもアクセスしてるので「その仮説なりたってないぞ」と言いたい
とこですが,あそこで周りを見てるとなりたってる人も大変多いわけで(笑)。

まぁ早い話,自分でモノを考えるのが苦手で,他人やTVや本やネットの言うこ
とを鵜呑みにするやつが増えたほうが政治家と占い詐欺師,スケベ宗教家とか
は嬉しいわけです。安倍次期総理(もう決まったようなもんらしい)が教育改
革をやるって言ってるけど「子供を賢くする」とは言ってないもんね。

その安倍君とかもそうなんだけど,よくああいう人が「自国に誇りを持てない
ようなニンゲンが外国人に信頼されるか」とか言うぢゃないですか。本当にそ
う思うんならなんで彼らは北朝鮮の人を信頼しないのかね。彼らはもう頭痛く
なるくらい自国に誇り持ってると思うんだけど……。やっぱ頭悪いんだな,あ
れは。

べ@おれは自国に誇り持ってるからって人を信用したりせんよ,悪いけど。

乳の詫び状(2006/09/09)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: トップリーグ開幕
---
 サッカーは、オシムジャパンの戦いがどうのこうのといわれてますが、ラグ
ビーのトップリーグは、チーム数が増えた関係で、昨年より2週間早く開幕し
ました。
 この時期、ナイターをやるのはいいですね。残暑がひどいと、昼はラグビー
なんかやってられませんよ。観客もつらいし。^^;
 ただ、2週間早くなったので、各チームとも調整はむずかしかったみたいで
す。
 開幕戦は、昨年悲願の3冠を達成し、トップリーグ連覇も目指す我らが東芝
府中ブレイブルーパスと、日本選手権で東芝府中と引き分け同時優勝に輝いた
NECとの対戦。その模様は
http://www.top-league.jp/news/news2671.html
をどうぞ。なんとか、ブレイブルーパスが開幕戦を飾っています。これでまた
3冠に向けて走り出したというところでしょう。
 そして、今シーズン最大の話題といえば、早稲田を復活させた清宮監督がサ
ントリーを復活させられるかどうか。
 開幕戦は名門神戸製鋼コベルコスティーラーズ。この試合、清宮監督は、ル
ーキーを5人スタメンで使うという思い切った布陣。それが功を奏して、全体
にサントリーペースでした。神戸は、チームとして過渡期だし、大畑などもケ
ガで欠いているでどうしても劣勢。前半はよく守っていて試合巧者ぶりをみせ
ていたんですが、後半力尽きました。サントリーはルーキーの藤原選手がすご
かったです。
 まずは清宮サントリー、船出はなんとか白星です。

http://www.top-league.jp/
トップリーグ公式サイト
には、試合の模様と試合後の会見内容が出てます。将棋や囲碁の感想戦って面
白いですが、試合後の会見もそんな感じで面白いです。
 マイクロソフトは、あっさりカップ戦のスポンサーを降りましたが、MSNは
ラグビー特集を続けてますね。
http://inews.sports.msn.co.jp/rugby/topleague/
をどうぞ。
http://inews.sports.msn.co.jp/rugby/topleague/analysis/toshiba.html
東芝府中ブレイブルーパスの紹介
http://inews.sports.msn.co.jp/rugby/topleague/analysis/suntory.html
サントリーサンゴリアスの紹介

 東芝府中は、連覇と日本ラグビーの進化を目指してるのがわかりますね。
 日本代表がぼろぼろなだけに、各チームとも高い志をもって戦ってほしいで
す。日本ラグビー、応援しています。

 あー、いま、JSportsでみてたサントリーサンゴリアス対ヤマハ発動機ジュ
ビロ。
 サントリー逃げ切りかと思ったのに、ヤマハがロスタイムに逆転トライで大
逆転。すごい、粘り。
 サントリーゴール前での攻防で、ヤマハボールのスクラムを崩してサントリ
ーボールのスクラムになって、これでタッチに逃れれば21-15で勝ちかと思っ
たのに、ヤマハも執念のスクラムでプレッシャーをかけて、ミスキックを誘い
ました。蹴ったボールがほぼゴールライン上の真上に上がってしまって、これ
をヤマハの長身FWの木曽がキャッチしてトライ。ゴールキックを前半キック
をはずしていたネイサンがきっちり決めて逆転です。
 その後のキックオフからサントリーが攻め続けましたが、最後にノックオン
が出て、ノーサイド。
 清宮サントリー、2戦目で黒星ですね。

 そうそう、東芝府中は、帰化を熱望していたバツベイ選手が帰化して、ルア
タンギ・侍バツベイになりました。バツベイ選手は、日本の侍に憧れていて、
ミドルネームには侍を入れるといって、ほんとの戸籍上はどうなのか知りませ
んが、一応、侍入りになってます。
 ただ、
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/member/index.htm
東芝府中の公式サイトの部員紹介
には「侍」はないし、
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/topics/index.htm
トピックス
にも出ていませんね。^^; でも、
http://www.top-league.jp/news/news2660.html
1節 マッチ&会見リポート(東芝 17-10 NEC)
と
http://www.top-league.jp/game/2006/score1221.html
開幕戦のスコア
には、得点者として、ルアタンギ・侍バツベイが出ていました。\(^O^)/
 東芝府中は、司令塔の日原選手(おれ、握手してもらったことあるもんね\
(^O^)/)が引退して、スタンドオフのポジションをどうするのかが注目ですが、
開幕戦は、吉田大樹がスタンドオフで出てトライを決めてますけど、センター
のマクラウドを使うとかすごいこともいってますね。マクラウドのスタンドオ
フはあったんでしょうか。昨シーズンもちょこっとはやった試合があったよう
な気もするけど。
 オト選手は以前帰化してくれて、今回バツベイ選手が帰化してくれたので、
外国人選手枠は楽になりましたね。ホルテン、マクラウドとともに4人使える
わけですから。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

2006/08/14のjouwa/salonの書き込みを再掲。
====
標題: 東京大停電
---
 東京、千葉、神奈川などで、いま、大停電なんですね。
 起きたばっかりで、テレビみて、びっくり。
 府中は大丈夫。
 都内は、電車も止まっているし、信号も消えている。
 エレベータに閉じ込められている人たちもいるらしい。
 東京電力にも、原因もわからないし、停電範囲もわからないという。
 一体、どうなっておるのだ。
 テロ? 宇宙人の仕業?^^;
 やっと休みがとれて、遊びに行こうと思ってたのに。

 日テレが一番早く詳しくやってますね。 
 他はNHKを含めて、のんびりワイドショーやってる。^^; 
 あ、いま、やっとフジがやりだした。

中村(show)

----

以下は、同じ日にjouwa/salonに書き込まれたもの。表には出てなかったけど、今回公開。

====
標題: Re: 東京大停電
---
首都東京のアキレス腱を全世界に教えてしまいましたね。

古林

===
標題: Re: 東京大停電
---
 鉄塔を破壊するというテロなら、発電所を破壊するテロよりも実現が容易だろ
うし、それがインフラに壊滅的な打撃を与える事が分かりましたからねぇ。マン
ションなどは給水塔に水を上げるにも電力を使っていますし、東京の水道周りは
高低差による水圧ではありませんから・・・・。下水処理も駄目になりそう。

 これで、高速道路破壊などのテロが加わると、電力などのエネルギーと、それ
を使う情報通信インフラ、更に物流を停止し、東京に饑餓を与えるなどというテ
ロも空想ではなくなる。本当の危機管理って想定外であっても念のための準備を
怠らない事なんだろうけど。

-- 
  たま@無精庵

----

2006/09/09の書き込み。そろそろほとぼりが冷めたので。:-)

===
標題: Re: 東京大停電
---
 えーっ、そろそろみんな忘れてきただろうから、バラしますが、あの東京大
停電、実は我が情報省の仕業です。\(^O^)/
 もう15年前? 電脳騒乱節か電脳曼陀羅か、どの連載だったか忘れたが、
昨今、銀行のオンライン事故が多発しておるが、あれは我が情報省が、今後の
サイバーテロ時代を見越して、その予行演習として仕掛けておるのじゃ、など
ということを書きましたが、あれと同じ。\(^O^)/
 だから、高圧線を切った会社のこと、あんまり報道しなかったでしょ。あれ、
新聞もテレビも我が情報省とグルだから。つーか、ちょっと情報省の仕業だと
匂わすと、連中、もう報道できないのよ。脛に傷がありまくって情報省には逆
らえないから。\(^O^)/

 ほんとは、8/14じゃなくて8/15にやる予定だったの。敗戦記念日なのに終戦
記念日なんてゴマカシやってる平和ボケのポンニチを目覚めさせるには象徴的
な日だし、お盆休みで会社は休みで影響は少ないし、その上、早朝にやって影
響を最小限にしようと綿密に計画してたのよ。高圧線を切った会社に工作員を
潜入させたのは3年前だし。\(^O^)/
 そしたら、8月10日ごろ、小泉の純ちゃんから電話かかってきて。
「ねえねえ、正ちゃん。飯島から聞いたんだけどさ。8月15日にテロの予行
演習やるんだって?」
「そうだよ。一番、影響がないし」
「何言ってるのよ。影響、大ありよ」
「えっ、何の?」
「あのさ、おれ、8月15日に靖国参拝するんだよ。あ、いや、政治的な信条
じゃないよ。総裁選のとき、橋本龍太郎の票がほしくて遺族会に約束しちゃっ
て、首相在任中1回は8月15日行かないと右翼に何されるか怖くて怖くて」
「去年なんかさ、純ちゃん、平服でさ、てろてろ歩いて、ポケットから小銭出
してポンだもんな。あれ、ひどかったぜ。戦死した親父の兄弟、靖国にいるん
だけど、怒って霊界から蘇ってうちにやって来て大変だったんだもん」
「ああ、ごめんごめん。おれも、あれは絶対まずいよと思ってたんだけど、信
子姉ちゃんがあれでいいっていうんだもん。仕方ないでしょ。おれ、姉ちゃん
の言いなりなの、正ちゃんも知ってるでしょ」
「ああ、わかるわかる。おれもそうだから。\(^O^)/」
「ああ、わかってくれるんだ。うれしいなあ。それでさ、テロ演習の件、ずら
してもらえるかな」
「うーん、じゃ、仕方ないなあ。そんならさ、14日でいい?」
「あ、ほんと。うんうん、14日でいい、いい」
「ほんじゃ、わかった。14日にずらすようすぐ指示するよ」
「ほんと、ごめんね、ごめんね。いろいろお手数かけちゃって。ほんと恩にき
るよ。このお礼、させてもらうから。ありがとね、ありがとね」
という会話があったんです。\(^O^)/

乳の詫び状(2006/09/07)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「噂の眞相」おかわりっ
---
 雑誌「噂の眞相」がなくなり、いまは、朝日ニュースターで「TVウワサの眞
相」をやってますが、その一部が本になりました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062133199/showshotcorne-22/ref=nosim
「噂の眞相」おかわりっ
です。
 今回初めて知ったけど、「TV噂の眞相」ではなく「TVウワサの眞相」と「ウ
ワサ」になってるのは、岡留さんのこだわりなんですね。
 オビや目次は、こんな感じ。

皇室事情のウラ側から警察、検察、ポスト小泉の場外乱闘まで 暗黒ニッポン
を撃つ!
話題騒然の過激番組「TVウワサの眞相」が活字になった!
『噂の眞相』おかわりっ!が斬り込んだ「タブー」の数々
●ポスト小泉の虚像を剥ぐ
●小泉翼賛内閣の危険な香り
●小泉内閣の「闇」を暴く!
●米軍再編と日米新軍事同盟の深層
●日本はアメリカの「従属国」か!?
●混迷イラクを操る影
●警察の暗部を探る
●検察ファシズムと「国策捜査」
●スパイ国家に突き進む日本の憂鬱
●暴力団の世界を斬る
●皇室事情のウラ側に迫る


 安倍ちゃん、まずいぜ。いきなり、「ポスト小泉の虚像を剥ぐ」でいろいろ
バラされてるし。太郎ちゃん(麻生太郎)も、野中さんのことを被差別部落出身
がどうのこうのいって、自民党の会合で野中さんから罵倒されて、下を向いて
動けなかったことなんかもバラされて。^^;
 ま、北九州・山口の人間としては、安倍ちゃんでも太郎ちゃんでもどっちが
首相になってもいいもんね。場合によっちゃ、拓ちゃん(山崎拓)でも、誠ちゃ
ん(古賀誠)でもよかったし。\(^O^)/
 いやね、この前、帰ったときも、安倍ちゃんの地元、下関なんかは、もう戦
勝ムードだったもんね。
 長州に大政奉還ですよ。\(^O^)/
 日本は、明治以来、所詮、薩長支配、それも長州支配ですから。\(^O^)/
 おいおい。あんまり長州、長州というと、また、会津方面とか刺激するから
やめろってば。
 いやあ、下関の親戚はじめ、山口にいる親戚は万歳だろうな。
 そういえば、田布施町にも親戚いるんでしょ?
 まあ、親戚から頼まれて、おれが信ちゃん(岸信介)、栄ちゃん(佐藤栄作)も
総理したんだからな。
 お前、何年、生きているんだよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/田布施町

 本に戻ると、
●警察の暗部を探る
●検察ファシズムと「国策捜査」
●スパイ国家に突き進む日本の憂鬱
●暴力団の世界を斬る
が面白かった。
 治安維持のために警察官増やせといってるけど、警察幹部の腐敗を直さない
と、現場はやる気なくなるよね。
 こんな話が出てきます。
 拳銃一丁挙げると、報償費が100万円出るという慣習が警察にはあるとい
われてきたんだそうです。それくらい銃社会を警戒してるわけですね。でも、
現場の捜査員には、数万円だって。残りは、ネコババされて署長やら幹部の裏
金になるんだって。おれらの血税だぜ。
 さらにすごいのは、1993年に自主減免制度ができて、これは、拳銃を自首し
てもってきたら、そいつの罪を問わないという制度だそうです。拳銃の検挙数
を増やそうという意図なんだろうけど、これが腐敗に拍車をかけたと。たとえ
ば、こんな具合。
(1) Aという人間が拳銃5丁を持って自首する
(2) Aは罪に問われず、拳銃5丁のみ挙がる
(3) 拳銃5丁に対して500万円の報償費が出る
(4) 500万円はネコババされて裏金になる
(5) うまい仕組みなので、ヤラセ捜査が始まって幹部が潤う

 これじゃ、一所懸命やってる現場の人間はやってられないよね。
 北海道警の原田さんが告発を決めたのは、拳銃の報償費がらみがあまりにひ
どいからだったそうです。
 記者クラブという閉鎖利権組織に巣食って、警察から情報をもらうのが報道
だと思ってるような新聞、テレビばかりで、警察や検察スキャンダルをやると、
情報がもらえなくなる中で、警察の裏金作りを報じた北海道新聞、高知新聞、
よくやりましたよという評価が出てきますね。

 監視社会の話は、ツメが甘すぎるね。監視カメラ、Nシステム、盗聴法、共
謀罪など、国家による監視、プライバシー侵害がどうのこうのという話が出て
いるけど、いま、最も注目すべきは、国家云々よりも、そこらの連中がみんな
自ら進んで監視されたがっているということ。
 だから、GoogleやMixiに殺到して、監視され、プライバシー、検索データや
ら、日記やらをマーケティングデータとして活用されていることも知らずに、
むしろ、喜んでいるんだよね。タダだから。
 タダほど高いものはないということすら、気づかないんだよね。
 こういうソフトで静かな監視のほうが、気づかれにくいだけに重要なんだけ
ど、出演者は技術に詳しくない方々ばかりだから。^^;

 これ、読むと、いまの新聞やテレビがいかに報道してないか、というか、政
府・権力と共犯であることがよくわかります。
 特に、CSやケーブルテレビで朝日ニュースターが観られない人に、お勧めし
ます。
 観てる人もどうぞ。
 なぜなら、やっぱ本はいい。時間効率が非常にいいから。「TVウワサの眞相」
は2時間番組だけど、そのエッセンスがこれだけ入って2時間あれば読み終え
るもんね。

 そうそう、安倍ちゃんの話題といえば、いま週刊現代で「空虚なプリンス」
という連載をやっているジャーナリストの松田さんが、この前、出ていました。
 血脈のどろどろはすごいね。安倍ちゃんのお母さんの洋子さん。安倍家はど
うでもいい。岸家の復活がライフワークなんですね。だから、弟の信夫は生ま
れてすぐ岸家に養子に出してなどと、大変な話なんですね。信夫さんはこの前
参議院議員になりましたよね。安倍ちゃんより弁舌がいいらしいんですよ。岸
家本流はこっちだということになったら、兄弟で骨肉の争いになるんですかね。
 週刊現代の連載、ちゃんと読んでないので、図書館にでもいって読んでみよ
うと思います。
 それと、この前の放送だと、小泉首相についてもあまりに新聞、テレビが報
道しなかったことが多すぎると。若い頃に深刻な女性問題を起こして、横須賀
中、知らないものはいないほどになって、横須賀にいられなくなって、イギリ
ス留学したとか、姉の信子さんこと、飯島秘書官のことなどなど。

 作家らしい、いい表現もあるんだよね。
 ダイエーが産業再生機構送りになったことを、佐野眞一は、こんな表現をし
ています。
 ダイエー会長の中内という男は一度握ったものは決して離さない男だったと。
産業再生機構は竹中平蔵が作った国家機関だと。だから、ダイエーが産業再生
機構送りになったのは、小泉・竹中が、
「握ったまま離さない中内の腕を、その腕ごと切り落とした瞬間だったと思う
んです」

 経済ジャーナリストの須田慎一郎。割と好きなんです。
 最近、全然見てないけど、テレ朝のサンデープロジェクトにたまに出てまし
たよね。サンプロでは、財部誠一はレギュラー扱いだけど、おれは、須田慎一
郎のほうをはるかに信用している。
 財部誠一は、よくいえば、いいところだけ見て伝える。悪くいえば、ヨイシ
ョ、ヨイショばかり。そっちのほうが経営者のウケはいいだろうけど、ジャー
ナリストじゃないよね。一方、須田慎一郎は、闇、汚い部分、恥部にも手を突
っ込んで書くからね。立場としては、こっちのほうがつらいのに、田原総一朗
は、財部のほうを大事にしてるみたいだから、困ったもんです。田原総一朗の
限界なんだろうね。須田のほうをサポートしてやらないと、世の中に真相が出
てこないのにね。

 堀江君の裁判始まったけど、あれ、どうなったの?
 あれって?
 だから、ライブドアの堀江、村上ファンドの村上に続いて、楽天の三木谷も
逮捕とか、村上のバックにいて、政府の規制緩和の旗振り役で、でも、自分の
利権であるプロ野球の新規参入は認めず、自社が甘い汁を吸えるところだけ規
制緩和に熱心だったというオリックスの宮内会長逮捕とか、ライブドアの時間
外取引を問題ないと認めた当時の金融庁長官の伊藤達也の逮捕とか、その親分
の竹中平蔵の逮捕とか。
 ああ、小泉政権で羽振りがよくなった奴らを「時代のけじめ」として国策捜
査で検察が一網打尽にするという話ね。
 あんまり聞かなくなったね。検察は、安倍ちゃんがどうするか様子見なのか
な。

 皇室41年ぶりの男子誕生で、これで皇位継承は一安心ということで、昨日
の日本は祝賀ムードでしたが、本書でも、男系天皇、女系天皇、女性天皇、皇
室典範改正などの話が出てきます。
 右翼も左翼も大騒ぎだったけど、おれは全然、ピンと来ないのね。
 なぜかというと、生殖医療技術の進歩というものを考えてないから。

 将来は男女産み分けなんて技術的には当たり前だろうし、今だっておれが知
る範囲でも少々アレゲな方法であれば男女産み分けはできるわけだし。
 男子がほしいなら、そうできるようになってくる(あるいはすでになってる)
んだから、おれ的には皇室典範改正なんて未来永劫不要。\(^O^)/
 安倍ちゃんも、改正不要で行きなさない。\(^O^)/
 宮内庁が、秋篠宮様になんとか第3子がほしいなんて言い出したときに、お
れは、秋篠宮のお二人は、了承されたんだなと思ったもんね。
 自然・天然じゃなくて、人工・人為的なものが入るといかんとか言い出すと
キリがなくて、今回だって皇室の歴史上初の帝王切開なんでしょう? 帝王切
開は自然分娩じゃないでしょ。それがダメだと言わないんなら、その種の技術
もありだと思うよ。
 国民感情やらがあるというなら、そういう技術があることは黙ってればいい
んだよ。最高レベルの国家機密として。\(^O^)/
 でもって、一般大衆にはそういう技術は秘術として明かさないし、使わせな
い。皇室だけ使っていいと。こうするんだろうね。

 たとえば、一般大衆にも使われている技術として、人工受精ってありますよ
ね。すると、そうやって生まれた子供を差別するバカがいますよね。生まれた
子供に罪はないのにさ。それに、比喩的にいう試験管とスポイトの世界と、マ
ンコとチンポの世界のどこが違うんだって。同じじゃん。\(^O^)/
 いやいや、マンコとチンポの世界は二人の愛の共同作業であって、試験管と
スポイトの世界は医者が勝手にやってる世界です。
 じゃ、愛する二人が試験管とスポイトでかき混ぜたら、愛の共同作業だろう
が。
 お前、大雑把すぎるだろう、それじゃ。
 違うんだよ。お前らのヒューマニティって何だってことなのよ。それが問わ
れているということ。人間性なんて、人間の理性のことじゃないことが大半で、
だったら動物性といったほうが正しいんじゃないか。

 ちなみに、人工受精は、精液を子宮に戻す方法で、人工授精は、いわゆる体
外受精です。

 それにしても、他人ながら複雑な思いがするね。雅子様と紀子様の扱いって。
おれは子供が産めないから、ほんとのことはわからないけど、女の人ならなお
のことだろうね。
 ということで、安倍ちゃん。男も子供を産めるようにしよう。\(^O^)/
 安倍ちゃん、この技術開発に重点的に予算配分するように。\(^O^)/
 男も子供が産める技術が確立されると、男子の天皇自ら出産できるわけだか
ら、必ず男系だし、皇室典範は未来永劫改正の必要なし。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 占い詐欺師の懲りない面々
---
 「占い詐欺師の懲りない面々」読んだけど、日本にもまったく同じ手口が
あります。渋谷の駅近辺だの新宿西口だのに出没します。歩いていると突然、
20〜30代くらいの子が1人、40〜50代くらいの「先生」と呼ばれる人との2人
組が「すみませ、あなたの人相があまりにも良いので」とか「あなたの額か
ら金色の光が出ていたので気になって」とかいうのが常套句。私も何度か声
をかけられたことがありますが、(またか)と思いつつも、暇な時は退屈しの
ぎに面白がって聞くこともあります。でも、話をすると大概戸惑ってそそく
さと立ち去るか、やけくそ気味に(仕事?詐欺師?として)うちに来ないかとい
うのまでいる。わし何か悪いこと言ってるのかなぁ。
 細木の醜悪さには見るだけで反吐が出る。

                               穂高

標題: Re: 占い詐欺師の懲りない面々
---
 この前、友人たちと話してて話題になったのが、ああいう占いを信じてる連
中と、小泉万歳で投票して自分で自分の首を絞めた連中と、すっかり監視され
て養鶏場状態、マーケティングのモルモット状態になってるのも知らずに、
MixiやらのSNSにせっせとアクセスして日記やらあれこれ書き込んでる連中は、
ほとんど重なっている、同じ連中じゃないかという話。
 簡単にいえば、カモはやっぱカモってことです。\(^O^)/
 現代社会では、無知は罪ですよ。ほんとに。
 どうなんでしょう。この仮説、成り立ってるかな。成り立ってると思うけど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 哺乳類の色覚
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HD1BRQ/showshotcorne-22/ref=nosim
日経サイエンス2006年10月号
の、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0610/lens.html
光学技術に革命を起こすスーパーレンズ
のことを「恐るべし、負の屈折率!\(^O^)/」で書いて、そのとき、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0610/bird.html
鳥たちが見る色あざやかな世界
のことも

 鳥は、人間と違って紫外線も見えるんですね。つーか、哺乳類だけが紫外線
が見えないのね。哺乳類や人間のほうが変なわけです。\(^O^)/
 それには進化の歴史が関わっていて、面白い話が展開されています。

と書きました。
 そしたら、森田さんから、こんなメールが。
--- ここから ---
中村正三郎様

ひさしぶりにページを見ました。

「ほ乳類だけ紫外線が見えない」という話ですがNHKの番組で「恐竜vsほ乳
類 1億5千万年の戦い」という番組がありました。

これによると恐竜時代の始めのほ乳類はネズミ程度の大きさしかなく、恐竜時
代の終わりのほ乳類もネズミ程度の大きさしかなかったそうです。

最初に進化によりでかい体を得た恐竜が天下を取ったわけです。これにより、
ほ乳類は身を守るため穴倉で生活するようになり恐竜達が寝静まった夜に活動
したそうです。

この番組では目の話は出ませんでしたが・・

魚類や恐竜たちは常に太陽の光を浴びて生活していたので紫外線が見えていた
はず。そして、恐竜の子孫の鳥類も見えるわけです。

しかし、ほ乳類の先祖が何億年も穴倉生活をしていたのなら「退化してしまっ
た」ことは理解できると思います。

恐竜時代、昼間にのこのこ歩いていたら食われるだけですから、この話、なん
かせつなくなりますねぇ(^^;

ということで、今後も面白い記事を期待してまーす。
--- ここまで ---

 日経サイエンスで展開されていた進化の話は、まさに森田さんの言うとおり。
 もう少し詳しくいうと、網膜にある錐体視細胞には、4つのタイプがあって、
鳥類もそうだし、哺乳類以外のほとんどはこの4つを持ってるんだそうです。
 初期の哺乳類は夜行性だから、色は生存に必須じゃないから、4タイプのう
ち、たった2タイプしかもたないように退化したんですね。
 でも、恐竜が絶滅して、昼間に活動できるようになったら、果物を見分ける
など、色が重要になったので、ヒトを含む旧世界霊長類は、長波長タイプの錐
体視細胞の遺伝子が重複して、さらに変異を起こして、第3の錐体視細胞を
「再生」したんだそうです。
 鳥にほんとに紫外線が見えているかどうかの実験とか、いろいろ考えてます
ね。鳥はしゃべれないから、視力検査みたいに鳥に訊ねるわけにはいかないか
ら。^^;
 キク科の花を鳥が見えている風に再現した写真があるんですけど、人間の目
には、たとえば、中心に黒っぽい円(塗りつぶされている)が見えて、花びらは
全面黄色にしか見えないけど、鳥には、花びらの色が途中で変わって大きな円
(塗りつぶされている)も見えるんですね。
 紫外線が見えて役に立つのかといえば、ハタネズミの糞や尿は紫外線を反射
するから、通り道を見つけられるんですって。

 色覚に関連して、東大の中村正二先生(お、おれと名前が似ているな。
\(^O^)/)の「サルの色覚が教えてくれること」という論文もあって、これが
また面白い。
 中南米にいる新世界ザルは、同一種の中に、2色型と3色型の組み合わせで
6タイプもの色覚の種内多様性があるんだそうです。
 こういう多様性は色覚多型というそうですが、人間だと、赤緑色盲、色弱、
色覚異常などというネガティブな言い方しかされてこなかったと。
 うん。たしかに。
 2色型は、本来不利な形質なのに、文化・文明によって許容されるようにな
ったから、まだ保存されているという言い方がこれまでは一般的だったそうで
すが、研究が進んできて、どうもそうじゃない話も出てきて、2色型が有利な
ケースもあって、それで積極的に保存されてきたんじゃないかという説も出て
いるようです。
 たとえば、オマキザルの3色型は、背景の色に溶け込むカモフラージュした
昆虫を見分けにくいけど、色への依存度が低い2色型は見分けられるので、昆
虫を食べるのに有利なんだそうですね。
 現代の人間社会の場合、色に依存してるから2色型の色覚多型は、いろんな
ところで不利だろうと思うけど、物質的にも精神的にも豊かな社会であれば、
そういう人たちも暮らしていけるわけだから、そういう社会がなくならないよ
うにしないとね。

 鳥が鳥目といって夜がダメだというのは、小学校低学年のころから聞いて知
ってるのに、なぜなのかは、今回、やっとわかりました。\(^O^)/ つまり、
色が見えすぎるからなんですね。
 お前、トロすぎるよ。40年かかってるじゃん。^^;
 じゃ、2色型の色覚多型の人は、夜間に活動する特殊部隊に入ったら有利と
かってある?
 おいおい。\(^O^)/

乳の詫び状(2006/09/01)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2006年10月号。恐るべし、負の屈折率!\(^O^)/
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HD1BRQ/showshotcorne-22/ref=nosim
日経サイエンス2006年10月号
を読んで一番驚いたのは、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0610/lens.html
光学技術に革命を起こすスーパーレンズ

 負の屈折率をもつメタマテリアルという物質が作れるようになってきたです
って。
 40年前にロシアの科学者ベセラゴという人が負の屈折率をもつ物質があるは
ずだと言い出して、それがやっと実現しつつあるというお話。
 たとえば、水が負の屈折率をもっているとすると、水に手を入れると水から
手が突き出してくるように見えるんですね。
 ありかよ、そんなの。\(^O^)/
 しかも、これまで光の波長より短いものは回折限界によって見ることができ
ないとされていたのが、見えるんだそうです。こうなると、半導体の微細加工
や光ディスクに飛躍的な発展をもたらす可能性があると。
 しかもしかも、これまでの電磁気学も再検討を迫られているんだそうです。
 恐るべし、負の屈折率!\(^O^)/

 視覚に関連して、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0610/bird.html
鳥たちが見る色あざやかな世界
も面白かった。
 鳥は、人間と違って紫外線も見えるんですね。つーか、哺乳類だけが紫外線
が見えないのね。哺乳類や人間のほうが変なわけです。\(^O^)/
 それには進化の歴史が関わっていて、面白い話が展開されています。
 あと、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0610/csi.html
CSI効果 テレビドラマが捜査を変える
も、メディアの影響がすごいんだなと思う論文。
 ドラマCSIに陪審員がすごく影響されていて、たとえば、まったく不要なの
にDNA鑑定を要求したりして困ったちゃん状態だそうです。
 ドラマみたいなスーパーな活躍を期待される科学捜査官も大変だよね。人材
も予算も少ないのに。
 日本も裁判員制度が導入されるけど、相当、ドラマや映画に影響されそうで
すよね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 占い詐欺師の懲りない面々
---
 さっきの書き込みで、中国ネタを3つを紹介したが、今日行ったら、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060830/108926/
占い詐欺師の懲りない面々
があって、これは面白いね。
 日本じゃ、細木数子や江原啓之といった詐欺師同然の連中を、民放テレビが
持ち上げてるもんね。今後、中国だとどうなるんだろうね。
 それにしても江原啓之。金回りがよくなったのか、この1年でめちゃくちゃ
太ったよね。いまの守護霊のままだと、お前はメタボリックになると予言して
おいてやろう。\(^O^)/
 日経サイエンス2006年10月号、塩谷喜雄「いまどき科学世評」は「平和の季
節感」と題して、戦後日本の8月は平和を祈る季節であることの話。
 ところがいま、

--- ここから ---
 平和の季節感すら怪しくする妖怪がこのごろ跋扈し始めている。それは無知
から出発した浅慮とナショナリズムだ。両者はほとんど同義語であろう。薄っ
ぺらな自尊心はちょっとあおっただけで、簡単に火が付き燃え広がる。学力低
下がいわれ始めたころと、若者の急激な保守化のスタートは符合する。
(略)
 信じがたいほど予想が次々に外れるのに墓石を売るのはうまい女占師や、単
なる身の上相談に霊などを絡ませる前歴不詳の巨漢タレント。テレビが視聴者
をなめたオカルト番組で高視聴率を稼ぐようになったのも、学力低下がその背
景にある。
--- ここまで ---

だそうです。
 要は、バカは操りやすいということですね。昔の百姓に対する扱いと同じで、
大衆を死なない程度に搾れるだけ搾るってことですね。税金にしろ、詐欺にし
ろ、テレビで製品を売りつけるにしろ。

 集まって話をしただけで、警察が拘束できる共謀罪。安倍ちゃん政権になっ
たら絶対通るでしょうし、通すでしょう。
 フリーターやニートなのに、その差を拡大する小泉政治には反対せず、つい
には郵政民営化か否かという騙しに簡単に引っかかって小泉政権に投票して、
自分の首を絞めて、週刊ダイヤモンド2006年9月2日号の特集「リストラ父さん
 フリーター息子 悲惨世代」みたいに、「取り残された若年層 やりどころ
のない不満と悲痛な叫び」という状態になってるバカが多いんだもんね。
 マスコミ、特にテレビと新聞は共犯だし。
 ちなみにおれ自身は、小泉改革なんて生ぬるいと思ってるけどね。悲惨、悲
惨というけど、その陰には、いまだ利権でぬくぬく食ってたり、社会保険庁も
そうだし、あちこちの自治体の公務員もそうだし、ダニみたいな連中がいっぱ
い巣食ってるからね。ああいうの一掃しないと、悲惨な層は救えないよね。

 さて、共謀罪が成立したら、我が情報省は、予知能力者を使って予防拘束す
るディックの「マイノリティーレポート」の世界を早く実現するよう安倍ちゃ
んには言ってあるもんね。\(^O^)/
 そのために、民放テレビのバカを操って、超能力捜査員を使って失踪者を探
すなどというクソ番組作らせて、大衆の無知を強化して、そのうち、予知能力
者がいうことなら、突然拘束されて、死刑になっても、戦場に送られても仕方
ないなと思うように、ずっと前から地ならししてるんだもんね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
---
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060821/108338/

web2.0的なものは新しくない、という意味ではこちらの記事は
まだまし。

#と持ち上げてみたり

--
つばめどん

====
標題: Re: 朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
---
 この前、読んでみました。なるほど、そういう考え方もあるのかと思いまし
た。
 で、この記事より、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060705/105731/
中国人は「手先が器用」と思う罠 そろそろやめよう、この手の思考方法
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060718/106419/
万里の長城は月から見えるか? 思い込みの罠はまだまだ残る
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060802/107390/
人民日報も認める『銀英伝』。中国で「愛される理由」は

が面白かった。

ASAHIネットのtti/salonから。

標題: Re: 映画「日本以外全部沈没」が中韓の抗議をうけています。
---
>京同通信ニュース  映画「日本以外全部沈没」に中韓両政府が抗議
>http://www.geocities.jp/keidoutsusin/chinbotu.html

 ここは、完全にニュースのパロディサイトですね。政治の見出しはこんな具
合。
「唯一神」「ブタエモン」は有効? 疑問票に悩む選管、割れる見解
亀井氏 「小泉政権は終わり」と強調
鈴木氏 辻本氏と共に”犯罪者新党”「悪党」結党へ 
泡沫候補集い 新党「次こそ党」結党    
牛肉輸入再開基準に闘牛を提案 米国務長官
首相 激辛カレー食べて気絶 訪印中に
国会で温泉採掘 議員用
首相 どら焼きがのどに詰まる

 今回のも、ネタに決まってますよ。
 それに、中国と朝鮮半島が沈没するのが許せんなどというのは、記事を書い
た奴が映画「日本以外全部沈没」を観てない証拠。
 講義するなら、もっと彼らの逆鱗に触れるシーンがあるではないか。靖国問
題で。^^;

 それから、人民日報と新華社通信で「日本以外全部沈没」で検索してみたけ
ど、該当記事はない。

http://j.people.com.cn/
人民日報
http://www.xinhua.jp/
新華社通信

 ついでに、朝鮮日報でも「日本以外全部沈没」で検索してみたら、なんとヒ
ット。
 でも、それは、驚くなかれ、観たい日本映画のランキングで堂々の2位。\
(^O^)/
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/25/20060825000013.html
『グエムル−漢江の怪物−』、ヤフージャパンで「最も見たい映画」1位に
によると、「2位には『日本沈没』をパロディー化した『日本以外全部沈没』
(2317票)が続いた」そうです。
 これ、好意的なのか敵意的なのか。
 なんにせよ、韓国で人気が爆発かも。\(^O^)/

http://japanese.chosun.com/
朝鮮日報


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