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占星術用語集

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このサイトに出てくる占星術の専門用語について、
占星術を知らない方向けにごく簡単に説明しています。
(知ってる方は、間違いに気づいたらぜひご指摘ください〜)
もっと深く知りたい方は
「占星術」と「用語集」で検索すれば
きちんとしたサイトがたくさん見つかりますよ〜

....ああ、どうしよう、
日記を書くだけでも
専門用語てんこもりに<気づかないヤツ
とりあえず出てきた順にできるだけ書いてみます....(弱気)

ハーフサム
占星術の新しい技法のひとつで、大ざっぱにいうと「2つ(あるいはそれ以上)の天体等の位置の平均の位置と、その位置から45°、90°、135°、180°、225°、270°、315°の位置」には特別な意味があるとする方法。金星(例:天秤0°)と火星(例:獅子24°)のハーフサム((天秤0°+獅子24°)/2=乙女12°と天秤27°、射手12°、山羊27°、魚12°、牡羊27°、双子12°、蟹27°)にトランシットの天体が来たり、あるいはお目当ての人の天体があると恋愛のチャンス?というような使い方をします(天体の種類にもよりますが)。

調停
複合的なアスペクトの一つで、オポジションを持つアスペクトを持つ天体ABに対して、第3の天体CがAに対してセクスタイル・Bに対してトラインの位置にあることです(スクエアの場合はトラインとセミセクスタイル(30°)になります)。CがABの凶意を和らげる役目をします。

マンデン(マンディーン)
チャートから社会全体の動きを読む場合、個人のチャートを読む場合と区別してマンデンを読むというような呼び方をする場合があります。

ノード(ノースノード、ドラゴンヘッド)
月の通り道(白道)と太陽の通り道(黄道)の交点のひとつです。もう一つの交点はサウスノード、ドラゴンテイルと呼ばれ、180°反対に位置します。どちらも縁を示すと言われていますが、ノースノードの方は未来に関する縁でいい意味に、サウスノードは過去に関する縁で悪い意味に取られたりします。

2003.12.15の「お星様あれこれ」の返信において、ちゃんどらさんから詳しいご説明をいただきました。興味のある方は、ぜひ実際のやりとりもご覧ください。

ーーーーー以下引用
太陽の通り道=これは、地球から見た ”見かけ上の通り道” ですが、これを「黄道」といいます」。
月の軌道=通り道は「白道」と言います。
黄道に対して、月の軌道である「白道」は
ちょっとずれた所(約5度傾斜している)を回っていますから、地球から見ると、交わるところが出て来ますよね。これらを交点(Node)と言います。
それで、当然、2箇所交わる所が出来ますよね。
黄道の南側の方(下の方)から、上のほうに進んで行く時に交わるのがヘッドで「昇交点」と言います。北のほう(上のほう)から南側に進んで行く時に交わる位置がテイルで「降交点」と言います。
別な言い方では、交点から東へみて、月の軌道が北の方に傾いている時には昇交点と言い、これはヘッドになります。また、交点から東へ見て、月の軌道が南の方に傾いている場合は、降交点ですからテイルになります。
この交点であるところのヘッドとテイルの位置は、徐々に移って行きます。それは星座の位置を反対向きに周り(いわゆる逆行)していまして、約18.6年かけて一周します。
ちなみに、この間に41回の日食と、29回の月食が観測されます。

逆行
牡羊→牡牛→双子....というように移動するはずの天体が、地球からの見かけ上逆方向に移動するように見えること。この時、その天体の働きは通常(順行といいます)より弱まっていると考えられています。太陽と月は逆行しません。

ノーアスペクト
ある天体が他の10天体とメジャーアスペクトをとらないこと。ノーアスペクトの天体は結局、他に助けるものも遮るものもいないと言うことで、その天体に関することに対して萎縮したり暴走したり、上手く働きにくいと言われています。

アフリクト
土星や火星など、凶星と言われている天体から凶を示すと言われているアスペクト(オポジション・スクエアなど)され、その天体の本来の働きを妨げられていることです。※合も含むそうです。

キロン(キローン・カイロン)
チャート上で重視される小惑星の一つで、医療・占星術・傷・癒し・芸術・教師などのシンボルといわれています。

プログレス(進行)
ネイタル天体の位置から、法則に則って計算して求めた新たな天体の位置。方法は様々ですが、例えば誕生日の翌日のチャートは1歳の運勢、10日後のチャートは10歳の運勢を示すという1日1年法があります。

年齢域
ある年齢では特定の天体の影響が強く現れると言う考え方。
例えば月は0〜7歳、主に小学校前を支配しますので、その年齢の子供のチャートを見る場合は、全体の中でも特に月の状態を重視して見るようにします。

サビアン
サインを1°ずつ30に細分化してシンボル化させた占星術の一技法。
例えば私のネイタルの太陽、天秤10°のシンボルは「眼鏡越しにのぞき込んでいる教授」です。

ダブルボディー
双子座、射手座(の後半)、魚座のこと。双子は2人、射手座は上半身がヒト、下半身が馬、魚座は双魚宮とも言うように、2匹の魚というように、2つの身体を持つサインです。恋愛や結婚を示す天体やハウスがこのサインだと、再婚したり、複数の恋人を持つ暗示となる....という説もあるらしいです。

月回帰(ルナリターン)
太陽回帰同様、ネイタルの月の位置にぴったり重なる時刻のチャートです。大体28日毎ぐらいにありますので、およそ1ヶ月の運勢を示すことになります。

DSC(ディセンダント)
チャートを作成した時刻の西の地平線と太陽の通り道(黄道)の交点です。ネイタルチャートの場合は配偶者やパートナーを表すと言われています。ASCと反対側になります。

IC(天底)
チャートを作成した時刻の子午線と太陽の通り道(黄道)の北側の交点です。ネイタルチャートではその人の家庭環境や親等を示すといいます。MCと反対側になります。

オーブ
アスペクトの許容範囲の角度のこと。例えば、天体同士の合の場合、きっかり同じ位置にあればもちろん、そうでなくても、ある程度(牡羊座の10°と牡羊座の13°とか)同じところにあれば合と見なします(例の場合はオーブ3°の合)。この許容範囲は占う人やチャートによって変わりますが、オーブが狭ければ狭いほどそのアスペクトの意味は強力になります。

ルーラー(支配星)
それぞれのサインを支配すると言われている天体。牡羊(火星)・牡牛(金星)・双子(水星)・蟹(月)・獅子(太陽)・乙女(水星)・天秤(金星)・蠍(冥王星/火星)・射手(木星)・山羊(土星)・水瓶(天王星/土星)・魚(海王星/木星)となっています(2つある場合は後の方が副支配星)。ハウスのルーラーという場合は、たいていそのハウスカスプサインのルーラーのことです。
ナチュラルルーラーという場合は、ハウスやサインに関係なく、その物事を示す天体という意味で使われます。手紙のナチュラルルーラーは水星、など。

トランシット(経過)
その時刻の天体の位置のこと。ネイタルは出生時におけるトランシットと言えます。

アスペクト
ある意味を持つと言われている特定の角度のことです。天体同士やサイン同士などでよく使います。特にチャートに影響を持つと言われているアスペクトのことを、メジャーアスペクトといい、0°(合/コンジャンクション)、60°(セクスタイル)、90°(スクエア)、120°(トライン)、180°(衝/オポジション)があります。
複数のアスペクトが同時に成り立つ場合には、特別な意味を持つことがあります。グランドトライン(3つのポイントがそれぞれトラインとなり、全体として正三角形のような形になる)グランドクロス(4つのポイントがそれぞれスクエアになり、全体として正方形のような形になる)、Tスクエア(3つのポイントがそれぞれスクエアになり、全体としてTの字のようになる)、ヨード(YOD、3つのポイントでAとBがセクスタイルで、AとBからそれぞれ150°になる共通のポイントCがある場合。全体としてYの形になる)などがあります。

3区分
12サインをその性質により4つずつ、活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊<動くのが得意)、固定宮(牡牛・獅子・蠍・水瓶<持続するのが得意)、柔軟宮(双子・乙女・射手・魚<その場に合わせるのが得意)の3つに分ける方法です。ネイタル天体がどの区分に多いか、また少ないかを見ると、その人の得意な、あるいは不得意なやり方が分かったりします。

カスプ
ハウスの境界線です。

太陽回帰(ソーラーリターン)
ネイタルの太陽の位置にぴったり重なる時刻のチャートです。1年に1度、大体誕生日前後になります。誕生日からのその年の年運を示すと言われています。

チャート(ホロスコープ)
作成した時刻と場所から見て、どこにどの天体があったかを記録した図。記録の仕方はいろいろですが、天体は「天秤座の10°」というように、何座の何度と記録されます。

サイン
太陽の通り道(黄道)に位置する12の星座のこと。牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座。いわゆる「私○○座」というのは、生まれた時に太陽が位置したサインのことです。

ハウス(室)
牡羊座〜魚座まで全サインで360°のチャートを作成した時刻と場所によって12(でない分け方もありますが)に分けたときの区分。分け方にはいろいろありますが、第1ハウスは自分自身、第2ハウスは財産など、それぞれのハウスが示す物事は変わりません。
ASC−DSC、IC−MCから始まるアングル(アンギュラー)と呼ばれる第1ハウス、第4ハウス、第7ハウス、第10ハウスは、そこに天体などがあると特に目立つと言われています。

天体(惑星)
一般的には地球と共に太陽を廻る水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星に太陽と月を加えた10個の星のこと。それぞれが、いろいろな物事に対応します。その他にも小惑星を使ったり、太陽以外の恒星も使ったり、占い方によりさまざまな方法があります。

ネイタル
ネイタルチャートのこと。生まれた瞬間の天体の位置を示します。

MC(天頂、南中点)
チャートを作成した時刻の子午線と太陽の通り道(黄道)の南側の交点です。ネイタルチャートでは社会的な到達点と解釈されます。適職なんかを見るときにはまずチェックします。

ASC(アセンダント、上昇点)
チャートを作成した時刻の東の地平線と太陽の通り道(黄道)の交点です。天体同様、何座の何度と表されます。ここを第1室の起点としてチャートは作成されます。ネイタルチャートの場合は生まれたときの環境や、外見なんかを表すと言われています。

※参考資料
・「しあわせ占星術」 まついなつき・原宿占星術虎の穴著/情報センター出版局
・「最新占星術入門」 松村潔著/学習研究社
・「占星学」 ルル・ラブア著/実業之日本社
・「Stargazer for Windows ではじめるパソコン占星術」 小曽根秋男著/技術評論社 etc...

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