奥会津へ/車窓より
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08/08/30
08/07/18左車窓より 07/10/19右車窓より
《浅草》 線路に沿った北の空が真っ黒である。
区間快速電車である。
入ってきた電車の窓には雨露がついている。
松屋5階でクリアフォルダ購入。古本市の催事があったので眺める。
売店でビール500ml2缶と350ml1缶、おにぎり2個、その他ツマミを購入。
3号車に乗る。この列車は6両編成であるが、3号車と4号車が田島行き
1、2と5、6号車は途中で切り離される。
乗った車両には他に1名の乗客あり。
12:00の特急に乗る。
アサヒのウンコビル隅田川には屋形船の風情。
坂本煎餅、日本共産党、釜めし正吉。
《東向島》 屋根に畑のある家がある。
本降りの雨となる。
電車はやけにスピードを落としている。
 
《鐘ケ淵》   右に堤防。
SPACIAとすれ違う。
曇り。セイタカアワダチソウオミナエシがちらほら。
上を高速道路が走る。
隅田水門
(08/08/30追記)
「セイタカアワダチソウ」ではなく、「オミナエシ」のような気がしてきました。
訂正しておきます。以下の記述も同じ。
《堀切》   洗濯物、赤い花、みかん、吉田医院。
《牛田》   マンション、タコ公園がみえる、タコは青色だった。
東町商店街の踏み切り
《北千住》   線路脇に伊藤園の車がある。
5、6人乗車。
社内を手押し車が来た、車内販売かと思ったらベビーカー。
荒川を越えると、社内アナウンス。当列車には個室もあります、自動販売機の車両番号、 座席が回転することの説明、本車両はきぬがわ117であり、両毛号ではないので注意。
停車駅は、春日部、栃木、新鹿沼、下今市、新高徳、鬼怒川温泉には13:58着予定なり。
足立区第四小学校は○○周年記念の垂幕あり。白木屋。
《西新井》   「××住宅」の宣伝多し。
茶色の制服の乗務員が社中検札。
社内には英語の社内アナウンスが続く。
公営住宅が20棟ほど見える。
一駅通過、車内販売社内アナウンス。
《谷塚》   ところどころのマンションビル以外は、個建ての家の屋根ばかり。
《草加》   RICOHの看板、東武スポーツクラブ。
《松原団地》   防音外壁付き高速道路
《越谷》   木が見えた。
白と水色の電車とすれ違う。
SEVEN&Holdingsのロゴ看板。
《北越谷》   20階建てのマンション
柿ノ木と柿の実。
飲み屋の看板多し。
春日部近しの社内アナウンス。2号車と5号車の前のドアしか開かない旨。
ゴルフ練習場。セイタカアワダチソウオミナエシ
《春日部》   線路脇は飲み屋の看板。駅前は商店街にはなり得なかったのか。
駅の壁、柱などの横じま色がオレンジに塗り替えてある。
東武線は縞模様が上から茶色白色オレンジ色が標準らしい。
エレベータもある。雨になりそうな空。
家のつくりに庭らしい風情が見えてくる。庭には松もある。
《北春日部》   全国ワンダーフォーゲル、赤い電車、操車場あり。
家の間隔がだんだん広がっていく。田んぼが見えてくる。
自家用車のある家が見えてくる。BSアンテナが目立つ。
スペーシアとすれ違う。
《東武動物公園》 雨は止んでいる。
このあたりから廻りは緑の田んぼになる。
殆ど徐行運転で通過する。
近くに大学があるのか、コーポ○○の2階建てアパートが多い。
砂敷き公園あり。だんだん緑の平地が多くなる。
JOYFULLHONDAの黒い建物。
サンドラッグ、マルエツ、シネマコンプレックス、郊外型設備
雲が出てくる。前方の空は墨色、家庭用畑(菜園)、高速道路の壁の落書きペイントは同じ。
川が緑色の藻のような色になる。
家が塀付きになり独立している。家の傍には木立あり。
《杉戸高野台》    
《幸手》    
《南栗橋》 田んぼの中にぽつりぽつりと、墓がある。
ホームの時刻表をみる。一時間に3本程度が運行している。
05:32から23:24まである。
大きな工場あり、東武鉄道の操車場
とたんに、家の間隔は離れていく。
桜の葉はだいぶ紅葉して落葉している。
TOSTEMの看板。
駅通過、スピードダウン、踏み切りあり、連続3つあり。
セイタカアワダチソウオミナエシと緑色の田んぼ。
長い陸橋が見えてくる、利根川を渡る。河原にススキ。
広い田んぼの中に墓の区画あり。
スーパー堤防か、堤防には大きな段が5段あり。
高速道路の橋あり、大谷石の蔵あり。
《栗橋》 庭付きの家が多くなる。
駅前は駐車場だらけになる。少し離れて自転車だらけの駐輪場
利根川を渡る。
オレンジ色の花と家の庭にはソテツが見える。
 
《新古河》   利根川の堰あり、川の監視と警報センタービルらしき四角い建物に、高いアンテナに パラボナ数個つき。
1階部分の無い家がある。水防のためか。不明な塔あり、監視塔か。平地に避雷針のよう な棒もある。
溜池、川のまわりの木の柵や杭などが近くなる。
駅を通過。
板倉ニュータウンと石碑がある。
白いコスモス枝豆畑墓と寺
駅を通過。
○○○ファクトリー、蕎麦の花。サギが2、3羽。
田んぼのイネは、円形山型に積んである。
川の傍には廃棄物あり。
だんだんと廻りが迫ってくる感覚がするが、列車のスピードのせいで感覚が狂っているのかも。
竹林と森。トトロの森のような蔦の絡んだ森がある。
低木の栽培畑か、網を張る支えの針金?の格子状の屋根枠。
棕櫚の木のある家。焼畑か、畑に煙あり。蕎麦畑と稲刈前の田んぼあり。黄金色の田んぼ。
かなたの森は杉の木。栃木、金沢工業。スミレの咲いている庭。
《柳生》 紫の草。
 
《板倉東洋大前》 群馬県である。
ニュータウンの分譲地が多い。
小さな低い小山と森(杜)が多くなる。
板壁の家がある。
渡良瀬川を過ぎると少しずつ山が見えてくる。
小川が流れている。ツタに覆われている。
山中に円筒型の建物が見えてくる。
 
《静和》 栃木県岩船市である。
ボタン風のピンクの花あり、タバコ畑らしい畑もある。
 
《新大平下》 網付きの樹木畑
浅草から乗った乗客が降りる。
遠くに山がかすんでいる。
大谷石で作られた倉庫がある、屋根の上には空気穴の装置あり。
見えてきた途中の山は半分ほど削り取られている。
日立レフテクノ工場。工場の周りは街路樹のような風情あり。
まもなく栃木の社内アナウンス。川がきれいになる。
田んぼは半分以上(2/3)は刈取り済。刈り取った稲藁は大きなバウムクー ヘン状に丸められている。ドラム缶より大きいかも。機械でなければできない。 飼料用の稲藁か。それとも燃料用か。
鳥の大群が飛んでいる。籾殻が積上げた山がある。
ヒマラヤ杉棕櫚の葉の庭。
《栃木》 晴れてくる。
前のシート席の客が降りる。2、3人が降車。
プラットフォームでローカル電車を待つ高校生は、地べたにしゃがみこんでマンガ を見ているか携帯電話でにやついている。
ビルの避雷針が目立つ。1つのビルに5、6本あるところもある。これは避雷 針以外の用途かもしれない。
上原園、みどり。資料館、なんだろう。
墓と森と寺。
ビニールハウスが出てきた。ピンクのコスモス
駅通過。
蔵風の建物、下半分だけ矢来模様の塗り壁。
葉がびっしりの畑、芋畑か。
《新栃木》 木に白い花。
5分停車。
が目立ってくる。
 
《合戦場》 ホームの柵が木製枕木になる。
風車がみえる。
鯉のぼりを揚げる木の塔がある。
分譲で同じデザインの建物が、3、4セット。
個人宅の庭には垂れた枝と柿の木。一軒ごとに普通のアンテナがある。
所々に独立した塔がある。電線は張られていないので電柱ではない、監視塔か、それとも 集合アンテナ?。
墓の分譲地。むやみに立派な石だけがある。
鹿沼信金。
里芋の葉。
平成交易、プラスチックリサイクル。
白い石のある川。
稲の藁を刈り散らかした畑、後で焼くのか。
監視塔風の塔が、やはり多いぞ。
つつじの塀、オレンジ色の花。
桜の古木。
が見えてくる。
刈った稲をそのまま倒しておいてある。群青色の紅葉?蕎麦畑。
高い白い煙突あり。
《家中》 トウモロコシ畑。飼料用か。殆ど真っ直ぐである。所々の畑では実が生っているところもある。
田んぼの中にある墓が立派になってくる。
 
《東武金崎》 の木。 近くの小山の林の中に神社と鳥居が見える。 こんもりとした森が多くなる。 電線にカラスの団体が止まっている。  
《楡木》
(にれぎ)
畑が野原状態に荒れている。休耕畑か、カスミ草のような草が生えている。
柳の木にカラスが止まっている。
 
《樅山》
(もみやま)
ニッコウキスゲの花が田の畔に生えている。
 
《新鹿沼》   数人降車。
駅前にぽつんと10階建てくらいのビルあり。
木工の町鹿沼」の看板。
《北鹿沼》   が近づく。
飼料供給用タンク(サイロ)あり、ビニールハウス多くなる。
単独の大き目の墓がぽつんとある。
山が目の前に近づく、山の下半分は杉の木
新芽の出ている生垣、若葉色。
さみしくなる風景、杉の木に蔦が絡まる。
山の傾斜が険しくなる。岩山に杉の木の縦線だけが見える。
送電塔の色が変わった、赤色がはいる。
シダアケビブドウ、桃色の花。
森の中に新葉が見える。ススキ。昔のままの場所にあったような墓場。
空気が冷たい。
まもなく下今市の社内アナウンス。杉並木の説明、370年前に松平マサツナ(正綱?) 公が杉並木を作った。現在は53本が残っているらしい。
稲刈の済んでいない田んぼが目立つが田んぼ自体が少なくなる。
《板荷》
(いたが)
大きな岩山の上にユンボが見える、山は殆ど削り取られている。
山ごと石砂を採取しているのか。
しばらくすると、山と山の間にほぼきれいな三角形の山が見える。
 
《下小代》
(しもごしろ)
曇ってくる。
 
《明神》    
《下今市》 電車が切り離される。先頭2両は日光方面へ。
蔦の葉のがホームの近くまで迫っている。
そこそこの乗客がある。
空は雲多し。一面同じ色で山の端と空の区別がつかない。
とってつけたようなトイレがある。
山の峰に霧、水墨画の趣。遠くの山がきちんと群青色に見える。
河原に公園あり、水は水色。
《大谷向》
(だいやむこう)
改札口に、ICカードの読取装置が単独で設置してある。
春日部駅で気づいた、駅の柱の横じま色(上から茶色白色オレンジ色)の 茶色が無くなっている。
に絡まれた家と、蔦に絡まれた大谷石で出来た建物。
田んぼの色がいやに黒く見える、後から土を撒いているのか。
東照宮への案内と定期観光バスの案内の社内アナウンス。
杉木立の連続風景は、エッシャーの繰り返し模様の絵画を連想させる。
まっ黄色の車検場の建物、目立ち過ぎ。
窓を開けられれば触れそうに木の葉が続く。
《大桑》 アジサイが残っている。
蓮池花ショウブカキツバタコケコッコ花
近くの山裾に赤い小さな祠がある。
石垣が整っている。丸石が多い。
川霧。
通学列車の時間帯か、女子高生が乗っている。
グランドあり。製材所あり、東武建設のビルあり。
まもなく新高徳の社内アナウンス。
《新高徳》
(しんたかとく)
女子高生が降車する友達に、「バイビー」といっている。
山が青々としている。
《小佐越》
(こさごえ)
重そうな桃の木がある。
 
《鬼怒川温泉》 天気雨である。
乗客がだいぶ降りる。
浅草から乗ったポニーテール風のおばさんはまだ乗っている。
窓から見えるホテル街は一部廃墟状態に近い建物もある。
後ろの2両が切り離される。
稲の藁束が、根もとを結わえた形になる、やっと昔に見慣れた稲架(はさ)に 架ける束の形になる。
山は息をしている、山は迫る。
13:58着。
一旦下車して散歩。売店では、「味わい街道弁当」は予約とある。
駅の入口はなんとなく祭りをイメージしたのか、コンクリートの壁に古材風の 柱、柱には注連(しめ)縄を巻きつけてある。
15:15AIZUマウントエクスプレスに乗り換える。
数駅を通過すると、トンネルの連続となる。
眼下に見える川は、乳白色や緑がかった白色である。
そばにうるさい団体がいる。ほんとうるさい。
《鬼怒川公園》 8名ほど降車して、4名ほど乗車。
女子高生が選抜野球大会の話か、「打て打てカズキってあったじゃん」と 話している。栃木弁である。
松の木が目立つ。
山裾の煙、温泉のせいか湿度が高い。霧雨状態である。
 
《新藤原》 PASMO北限の駅」との案内板がある。
駅の改札口前にやはり、ICカード読取装置が立っている。
ここから、野岩(やがん)鉄道となる。
運転手が乗客の切符確認にまわる。
気づくと、走っている電車は蒸気機関車の音がする。
 
《龍王峡》 トンネル、トンネル、沢あり、トンネル。
山は霧で曇る。窓も曇る。
 
《川治温泉》 雨ではないが、窓が曇る。外側が曇っているのである。
温泉の水蒸気か。
 
《川治湯元》 トンネル、窓の曇りはたちまち消える。
 
《湯西川温泉》 ここがトンネルの中の駅である。
改札口は地上にあるのだろう。バスの案内板などがある。
耳がツーンとしてくる。肌寒い。
トンネルを抜けて、次の沢のたたずまいが美しい。
有名なトンネル内の駅
落人料理で有名な旅館などがある。
トンネル内壁には、歴史風壁画が描かれている。スプレー落書きは無い。
駅を出るとトンネルを抜ける、そこは渓谷である。線路に並行して川の少し上流には 道路とトンネルが見える。すぐにトンネル、抜けると一瞬沢の流れが見える。
石だらけのきれいな清流の川。
しばらく人家は見えず。山端に畑。左に集落が見えると、右側には墓場が見える。
《中三依寄温泉》
(なかみよりおんせん)
トンネル、トンネル、トンネル、トンネル、トンネル、トンネル、トンネル。
2両電車の前方も後方も窓となっていて、トンネルを抜けて入って前の線路も 後の線路も見える。電車は「シュッシュッポッポ」と鳴いている。やはり、 蒸気機関車の音声である。
すぐ隣に斜面がある、ファミリースキー場である。
ふるさと体験村の看板あり。そば打ち体験道場あり。
山また山の景色と、その間は渓谷である。
《上三依塩原温泉》   駅舎の屋根の形が円錐形のとんがり帽子型である。
近所の原には萱(かや)を大きく束ねてやはり円錐形のつくりである。円錐形の2箇所ほ どが縛られている。駅舎はこれをイメージしたのだろうか。
放置されたようなソバ畑白樺の木あり、笹原あり、トンネルを抜けると、紅葉が目立ち はじめる。
《男鹿高原》 1名降車。
駅の周りの野原の草刈跡がきれいで丁寧に感じられる。
トンネル。
2両立ての電車で、運転手兼車掌は先頭車両にもいない。自動運転なのか。
 
《会津高原尾瀬口》 ここでは、2分停車。ホームには灰皿もある。一服できる。
右側に、湿原もどき風の池か、田んぼか、沼か。
ススキの原となる。ススキの原に、シラカバ3本の図。
田島に近くなってから田んぼが見えてくる。
人家は塀で囲んではいない。が、境界としての低い石垣がある。雪国のせいだろうか。塀があると確かに雪かきの邪魔になるだけである。
森乃前工業団地の看板。
電柱を支えるワイヤの途中に、ブラスチックの帽子状の器が付いている。 これも雪国の特有設備か。
水なし川がそちこちに見える。
《七ケ岳登山口》
(ななつがだけとざんぐち)
どの山の峰が七つなのか分からないが、七つどころではない山々の峰峰。
 
《会津山村道場》    
《会津荒海》
(あいづあらかい)
このあたりの線路際の電柱を支えているワイヤロープには、ロープの途中に 円錐形状のプラスチックがつけられている。
小動物がワイヤを伝って電柱に登ってしまうのを避けるためか。
黄色のコスモスクローバーキキョウコケコッコ花ニンジン畑
茅葺き屋根の人家がある。天辺のぐしの部分だけは青いトタンでカバーしている。
里芋畑
セブンイレブンの看板はまだ新しくなっていない。
川の向こう側の道沿いに大岩と祠が見える。
ヨークベニマルの看板が見えると、会津田島である。
《中荒井》
(なかあらい)
ホームの畑にはアジサイ、青と白が満開。一部に紫と黄色もある。
 
《会津田島》 電車の終点。雨である。
昭和行きのバスを待つ。
駅の待合室には、運転手さんが来る。新聞紙に包んだカスミ草を持っている。
売店の店員と話をしている。
「匂いのねーのもあんだ」
どうやら、カスミ草の匂いの話である。
からむし織の里ヘア(ママ)は明日明後日(あしたあさって)だな」
などという会話も聞こえる。
雨である。バスの乗客は、2名。運転手とガソリン代、燃料問題の話をしている。
田島町の街道筋は、祇園祭の準備かテント店がちらほらと立ち始めている。
バスは県立南会津病院を廻って、昭和村への峠へと進む。
青と水色の野生のアジサイ
16:12着。
昭和行きのバスは、18:10である。2時間弱の待ち時間である。
AIZUマウントエクスプレスにそのまま乗って、会津若松方面に行ける処ま で行ってユーターンして戻って来る事にする。
塔のへつり駅まで行って下車、16:43。
16:48に田島方面の電車に乗って、再度田島着が、17:12。
昭和行きのバスが出るまで、小一時間。
雨が降っている。駅の売店では、カサ売りの準備もしていない。 地元の皆さんは車生活だからなのでしょう。
そうこうしていると、17:30には売店は閉店、2階の食堂はその前から閉店し ている。
実は、昭和行きのバスは17:30よりも以前にバス停に駐車している。
駅の待合室でうろうろしていると、バスの運転手さんが、「昭和行きかい?」 と声を掛けてくれて、バスのドアを開けてくれた。
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