読書記録

2011(平成23)年7月〜12月



<凡例>
冊数タイトル出版社
読了日著者初版
評価コメント

<ジャンル分け>
理工系人文系文学社会・実用書未分類

No. 54
2011/12/31
Clefs pour l'Esthétique
美学入門 (りぶらりあ選書)
法政大学出版局
Etienne Souriau
エチエンヌ・スリヨ
1974/03/30

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No. 53
2012/12/23
ミステリ・オペラ ― 宿命城殺人事件 ― 早川書房
山田 正紀2001/04/30

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No. 52
2012/12/17
果しなき流れの果てに ハヤカワ文庫JA
小松 左京1973/03/15

ハヤカワ文庫JAの1冊目(JA1)、通番は126(ということは、ペリーローダンがまだ10数冊しか出ていなかったことを意味する)。 今入手しやすいのはこちら
今回、40年ぶりぐらいに読んで、ストーリーをまったく覚えていないことに気が付いた。 宇宙船内での時間に関する会話のくだりだけ覚えていたが、そこに到る経緯を始めて知った。 後半に到ってはまったく記憶が無かったが、今回読んで見てもやはりわかりにくい。

 
No. 51
2012/12/01
神曲法廷 講談社ノベルス
山田 正紀1998/01/07

解説が笠井潔

 
No. 50
2011/11/24
Reading Pictures
奇想の美術館 イメージを読み解く12章
白水社
Alberto Manguel
アルベルト・マングェル
2010/12/10

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No. 49
2011/11/17
不変量とはなにか ― 現代数学のこころ ブルーバックス
今井 淳/寺尾 宏明/中村 博昭2002/11/20

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No. 48
2011/11/09
チーズと塩と豆と 集英社
角田 光代/井上 荒野/森 絵都/江國 香織2010/10/10

  • 神さまの庭 − 角田光代
  • 理由 − 井上荒野
  • ブレノワール − 森絵都
  • アレンテージョ − 江國香織

 
No. 47
2011/11/07
「有限群」村の冒険 ― あなたは数学の妖精を見たことがありますか? 日本評論社
宮本 雅彦2006/07/20

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No. 46
2011/11/02
プランク・ダイヴ ハヤカワ文庫
グレッグ・イーガン2011/09/25

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No. 45
2011/10/24
次元とはなにか 0次元から始めて多次元、余剰次元まで、空間と時空の謎に迫る!! (サイエンス・アイ新書) Softbank Creative
新海 裕美子/ハインツ・ホライス/矢沢 潔2011/05/25

(コメント)

 
No. 44
2011/10/11
ジェノサイド 角川書店
高野 和明2011/06/25

(コメント)

 
No. 43
2011/09/21
リゾート世紀末 水の記憶の旅 筑摩書房
山田 登世子1998/06/25

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No. 42
2011/09/12
第四次元の小説 小学館 地球人ライブラリー
R.A.ハインライン他1994/09/20

収録作品は、

  • 『タキポンプ』、エドワード・ペイジ・ミッチェル
  • 『歪んだ家』、ロバート・A・ハインライン
  • 『メビウスという名の地下鉄』、A・J・ドイッチェ
  • 『数学のおまじない』、H・ニアリング・Jr.
  • 『最後の魔術師』、ブルース・エリオット
  • 『頑固な論理』、ラッセル・マロニー
  • 『悪魔とサイモン・フラッグ』、アーサー・ポージス
選択があまりにもひどい。これを金を出して買うとかなりがっかりするはず。
ハインラインの『歪んだ家』だけに金を払っているに等しい。
数学小説と銘打っているが、登場する数学者は、高校生レベルの知識さえ持ち合わせていない。
これを三浦朱門に訳させるのはかわいそうだし、森毅にあとがきを書かせるのも失礼。
吉永良正のコラムもひどいが、これは小説とは無関係で本人のレベルだから仕方がない。

 
No. 41
2011/09/10
"If This is Winnetka, You Must Be Judy", and Other Stories
edited by Nozomi Omori

ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
ハヤカワ文庫
大森 望 編2010/09/25

収録作品は、

  • "The Merchant and the Alchemist's Gate", Ted Chang
    『商人と錬金術師の門』、テッド・チャン
  • "An Infinite Summer", Christopher Priest
    『限りなき夏』、クリストファー・プリースト
  • "The Beloved Time of Their Lives", Ian Watson & Roberto Quaglia
    『彼らの生涯の最愛の時』、イアン・ワトスン&ロベルト・クアリア
  • "Light of Other Days", Bob Shaw
    『去りにし日々の光』、ボブ・ショウ
  • "The Bird of Time Bears Bitter Fruit", George Alec Effinger
    『時の鳥』、ジョージ・アレック・エフィンジャー
  • "When We Went to See the End of the World", Robert Silverberg
    『世界の終わりを見にいったとき』、ロバート・シルヴァーバーグ
  • "Yesterday Was Monday", Theodore Sturgeon
    『昨日は月曜日だった』、シオドア・スタージョン
  • "Traveler's Rest", David I. Masson
    『旅人の憩い』、デイヴィッド・I・マッスン
  • "Time and Time Again", H. Beam Piper
    『いまひとたびの』、H・ビーム・パイパー
  • "12:01 P.M.", Richard A. Lupoff
    『12:01PM』、リチャード・A・ルポフ
  • "Absent Thee from Felicity Awhile ...", Somtow Sucharitkul
    『しばし天の祝福より遠ざかり……』、ソムトウ・スチャリトクル
  • "Early, in the Evening", Ian Watson
    『夕方、はやく』、イアン・ワトスン
  • "If This Is Winnetka, You Must Be Judy", F. M. Busby
    『ここがウィトネカなら、きみはジュデイ』、F・M・バスビイ
テッド・チャンが入っているだけでも買い。
『去りにし日々の光』は、ひょっとして、ここで読むまで知らなかった、という人も、今となっては多いのかも知れない。
『限りなき夏』の不気味さ、『旅人の憩い』の絶望感が印象的。

 
No. 40
2011/09/01
デカルコマニア 新潮社
長野 まゆみ2011/05/30

『カルトローレ』の刊行直後、

『カルトローレ』は『メルカトル』に続く三部作で、次は『(仮題)ポルトラーノ』
と、ブログに書かれていたが、結局、この『ポルトラーノ』が『デカルコマニア』となった。 『ポルトラーノ』でも『コンパスローズ』でもよかったが、『デカルコマニア』を使いたくなったのだろう。
それで中味は、『カルトローレ』の感動があっただけに、少し期待外れ。何というか要するに考え過ぎ。
別にタイムパラドックス或いは叙述ミステリー風にしなくてもよかったと思う。

 
No. 39
2011/08/25
Hello Summer, Goodbye
ハローサマー、グッドバイ
河出文庫
Michael Coney
マイクル・コーニイ
2008/07/10

これはかなり収穫。
サンリオSF文庫で出ていてもこれを選ぶことはまず無いし、河出文庫からSFというのもまず気付かない。
破滅物の設定で繰り広げられる青春小説。
ロバート・ヤングとかゼナ・ヘンダースンとか、固定ファンがいそう。
続編があるが、ブラウンアイズが出てこないのは残念。

 
No. 38
2011/08/21
Twelfth Night
十二夜 シェイクスピア全集 [22]
白水uブックス
William Shakespeare
シェイクスピア
1983/10/10

(コメント)

 
No. 37
2011/08/20
ヴェネツィア 水の夢 筑摩書房
和田 忠彦2000/07/25

(コメント)

 
No. 36
2011/08/17
Benquest of Wings
翼の贈りもの (Seishinsha SF Series)
青心社
R. A. Lafferty
R・A・ラファティ
2011/04/23

ある日、本屋で見つけて、その時、実は以前買って思いっきり忘れていたことに気付き、唖然とした。

 
No. 35
2011/08/10
現代思想の系譜学 ちくま学芸文庫
今村 仁司1993/06/07

(コメント)

 
No. 34
2011/08/08
長岡亮介 線型代数入門講義 −現代数学の《技法》と《心》− 東京図書
長岡 亮介2010/09/25

(コメント)

 
No. 33
2011/08/07
As You Like It
お気に召すまま
新潮文庫
William Shakespeare
シェイクスピア
1981/07/25

(コメント)

 
No. 32
2011/08/03
The Full Facts Book of Cold Reading: A Comprehensive Guide to the Most Persuasive Psychological Manipulation Technique in the World (fourth edition) コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術 楽工社
Ian Rowland
イアン・ローランド
2011/05/18

(コメント)

 
No. 31
2011/08/01
現代思想の源流 マルクス ニーチェ フロイト フッサール (現代思想の冒険者たち Select) 講談社
今村 仁司、三島 憲一、鷲田 清一、野家 啓一、矢代 梓2003/06/10

ついにシリーズ全巻読了。

 
No. 30
2011/07/20
フーコー 知と権力 (現代思想の冒険者たち 26) 講談社
桜井 哲夫1996/06/18

(コメント)

 
No. 29
2011/07/16
バルト テクストの快楽 (現代思想の冒険者たち 21) 講談社
鈴村 和成1996/10/10

(コメント)

 
No. 28
2011/07/08
魔術師たちのルネサンス 錬金術からコスモロジーへ 青土社
澤井 繁男2010/03/31

(コメント)

 
No. 27
2011/07/04
ウィトゲンシュタイン 言語の限界 (現代思想の冒険者たち 07) 講談社
飯田 隆1997/09/10

(コメント)

 

読書記録 2011
(平成23年)1月〜6月
『枕草子*砂の本』 読書記録 2012
(平成24年)1月〜6月

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三島 久典