読書記録

2008(平成20)年7月〜12月



<凡例>
冊数タイトル出版社
読了日著者初版
評価コメント

<ジャンル分け>
理工系 人文系文学社会・実用書未分類

No. 153
2008/12/31
Web 2.0 : A Strategy Guide
Web 2.0 ストラテジー − ウェブがビジネスにもたらす意味 −
オライリー・ジャパン
Amy Shuen2008/11/28

Tim O'Reilly が意図したところの思想に沿って書かれた Web 2.0 に関する本。
これまでに出たどの本以上に的確なケーススタディを行っていると思うが、 ちょっと概念的過ぎて、自分の仕事に直適用するのは難しい。

 
No. 152
2008/12/30
なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか? プレジデント社
瀧口 範子2008/07/20

The BASIC に連載されていた、カリフォルニアからの通信を思い出させるが、文章が短く、内容は堅目。
最初、何か得るところがありそうに思えたが、読み進むうちに、単に筆者にとってアメリカ生活がめずらしいだけ、 という内容であることがわかり、そこから先は飛ばし読み。

 
No. 151
2008/12/30
デカルトの密室 新潮社
瀬名 秀明2005/08/30

かなり練られているが、推理小説だと思って読むと、何が書かれているのかよくわからない。
作者が、『ディアスポラ』の冒頭の数十頁を気に入っているのがよくわかる。
タイトルを見ただけでは読む気が起こらないが、内容的にはお勧め。必読といってもよい。

 
No. 150
2008/12/26
日本沈没 第二部 小学館
小松 左京、谷 甲州2006/08/01

『パンドラ』を思い出す。
このラストだと、第二部で終わり、ということになってしまうが、これでいいのか?

 
No. 149
2008/12/22
Vorlesungen zur Einfuhrung in die Psychoanalyse
精神分析入門 下巻
新潮文庫
Sigmund Freud
フロイト
1977/01/30

長らく読みたいと思っていた本をようやく読了。
ただし、仮に中学の時に読んでいたとしても、その後の人生にあまり変化はなかったと思う。

 
No. 148
2008/12/14
岡潔 数学の詩人 岩波新書 1154
高瀬 正仁2008/10/21
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No. 147
2008/12/14
竹中式マトリクス勉強法 幻冬舎
竹中 平蔵2008/10/10

普通ならこの手の本は読まないし、著者が竹中平蔵となると、立ち読みすることもないが、
それでもわざわざこの本を買ったのは、立ち読みで眺めたところに、「勉強マトリクス」として、

 天井がある勉強天井がない勉強
人生を戦うための
武器としての勉強
A 記憶勉強B 仕事勉強
人間力を鍛えるための
人と人を結ぶ勉強
C 趣味勉強D 人生勉強

というのが書かれていたこと。
去年から大量に出た勉強法に関する本(及び、速読・多読に関する議論)のほとんどは、 上の表のAのみを対象にして、短時間で如何に効率良くこなすかのみを話題にしているが、 この著者は、ちゃんと、他の部分があることも強調している。
また、ポール・クルーグマンの

  1. アップ・アンド・ダウンの経済学
  2. 空港の本屋の経済学
  3. ギリシャ文字の経済学

に対し、

  1. ニューヨークの経済学 −− 実態経済
  2. ボストンの経済学 −− 学問
  3. ワシントンDCの経済学 −− 政策

ということを唱えており、この著者が、実務家というよりも学者肌であることがよくわかる。
いろいろな毀誉褒貶はあるにせよ、このような基本的な姿勢には共感できる。

思うに、竹中平蔵とグリーンスパンに対する世間の評価はよく似ている。

 
No. 146
2008/12/11
Managing in the Next Society (原書) Truman Talley Books
Peter F. Drucker2002
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No. 145
2008/12/08
匣の中 講談社ノベルス
乾 くるみ1998/08/05

面白かったが、ミステリー的には反則ではないのか?

 
No. 144
2008/12/02
[図解]「世界標準」の仕事のやり方・進め方 PHP研究所
新 将命1998/05/28

内容的には米国のビジネススタイルの紹介で、これからは日本もこのような世界の新しい波にさらされる、 という啓蒙書だが、見開き2ページ・図解で説明のムックスタイルになっているところが新鮮でわかりやすい。 最近の、活字が大きくて行間が空いている、いかにも一気に書き下した感じのする本に比べて、はるかに内容が詰まっている。 この本は知らなかったが、なかなかいい本。結構売れたのかもしれない。

ここに書かれている世界観とそれへの対応方法は、『フラット化する世界』とか、最近の本に書かれている内容とまったく同じ。 ということは、最近、世の中で言われていることは、結局、10年前の焼き直しに過ぎない、ということか?

 
No. 143
2008/11/30
How would you move mount Fuji ? - Microsoft's Cults of the Puzzle
ビル・ゲイツの面接試験 富士山をどう動かしますか?
青土社
William Poundstone
ウィリアム・パウンドストーン
2003/07/15

一見、クイズの本のようだが、この本に書かれていることで一番重要なのは、
採用すべき人材を落としてしまうのは、企業にとってそれ程損失ではなく、
入社試験というのは、採用すべきでない人材を弾くためにある、ということ。

 
No. 142
2008/11/29
The Rule of Four (vol. II)
フランチェスコの暗号(下)
新潮文庫
Ian Caldwell & Dustin Thomason
イアン・コールドウェル、ダスティン・トマスン
2004/10 /01

『フーコーの振り子』を爽やかにしたような青春小説。

 
No. 141
2008/11/26
The Rule of Four (vol. I)
フランチェスコの暗号(上)
新潮文庫
Ian Caldwell & Dustin Thomason
イアン・コールドウェル、ダスティン・トマスン
2004/10 /01
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No. 140
2008/11/21
Working with Emotional Intelligence
ビジネスEQ ― 感情コンピテンスを仕事に生かす
東洋経済新報社
Daniel Goleman
ダニエル・ゴールマン
2000/06/08
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No. 139
2008/11/15
A Mathematician Plays the Stock Market
天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方
ダイヤモンド社
John Allen Paulos
ジョン・アレン・パウロス
2004/01/29

タイトルから、もうけ話か失敗談を想像してしまうが、実際の中味は(確かに失敗談は含むものの)、 ワールドコムに投資して、ちょっとした財産を失った著者が、株投信のいろんな理論を、 確率論的、ゲーム理論的観点から分析した本。
本当の数学者が、ちゃんと数式を立てて考えた結果であり、世の中の経済本に書かれているような儲け話は出てこない。 というか、そのようなことは起こらない、ということを、全編を通じて説明している。
この本を読んでから始めると、過度なリターンを期待することはなくなり、株・資産運用そのものにも、 興味を失うことになるかも知れない。

これと関係する、まったく別の本の話。
昨今の株式・金融状況では、いかなるポートフォリオでも、ほとんど悲惨な状況に陥っているはずである。 だから、「お金は銀行に預けるな」という本で小金を儲けた著者の、株・債券×国内・海外の4分割投資信託投資も、 今年に限っては、相当悲惨な状況になっているはずである。
リスクの可能性は排除できないので、あくまでも自己責任で行って欲しい、 などという注釈程度のコメントでは、製造業の世界では、PL法訴訟で絶対勝てないが、 金融の場合はこれで通ってしまうのが恐ろしい。
「お金は銀行に預けるな」に惑わされて投資信託に走って、今年悲惨な目にあった人も多いと思うので、 著者はせめて、今年自分の成績がどうだったかを公表すべきであろう(ブログがあるんだから)。 その上で、行き過ぎたあおりを訂正するような文も発表すべきだろう (その結果、また著者を儲けさせてしまうことになるかも知れないが)。

 
No. 138
2008/11/13
The Accidental Theorist: And Other Dispatches from the Dismal Science (原書) W. W. Norton & Company
Paul Krugman1999

2008年ノーベル経済学賞受賞 Paul Krugman の比較的古い本。"Slate" とか "New York Times Magazine" とかの文を集めたもので、ほとんどが彼の Web でも読むことができる。
図書館で見つけて、薄くて読みやすそうだったので借りてきたが、その後、ランドマークタワーの書店で、 平積みになっているのを見つけた。
雑誌用の記事ということで、意識して易しい英語で書いており、読みやすい。

"The CPI and the Rat Race" の最後のところ、

Frankly, I don't have the time. I have to get back to my research - otherwise, somebody else might got that Nobel.

その後、まさか自分がとることになろうとは、思ってもみなかっただろう。

 
No. 137
2008/11/12
イブン・バットゥータの世界大旅行 14世紀イスラームの時空を生きる 平凡社新書 199
家島 彦一2003/10/20

イブン・バットゥータもすごいが、この著者もすごい。
アラビア語からの全訳(それだけでも十分すごい)というだけでなく、 新たに写本を発見して、そこから訳した、というのだから。
こんなものすごい業績が、新書シリーズの中の一冊として他の本と混じって存在しており、 しかも、おそらく、ごくわずかな人の目にしか留まっていない、というのが何とももったいないが、 平凡社新書から出ているということで(多少知的なイメージがあるので)救われているところはある。

 
No. 136
2008/11/03
ノルンの永い夢 早川書房
平谷 美樹2002/11/30

『エリエリ』に比べると、こっちの方がずっと良い。

 
No. 135
2008/11/02
The Cheating Culture
「うそつき病」がはびこるアメリカ
日本放送出版協会
David Callahan
デービッド・カラハン
2004/08/25
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No. 134
2008/10/26
What the best CEOs Know
ビジネスを変えた7人の知恵者
角川書店
Jeffrey A. Krames
ジェフリー・A・クレイムズ
2003/11/30
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No. 133
2008/10/25
ハイドゥナン(下) 早川書房
藤崎 慎吾2005/07/31

これは傑作と呼んでもいいのではないか。

 
No. 132
2008/10/22
エリ・エリ 角川春樹事務所
平谷 美樹2000/12/08

この著者は結構若いのではないか。扱っているテーマの割りには、文体が軽過ぎる。
評価△をつけるつもりはないが、それでも、一言で言うと駄作。

 
No. 131
2008/10/22
Drucker Sayings on Individuals
仕事の哲学 ドラッカー名言集
ダイヤモンド社
P. F. Drucker2003/07/31
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No. 130
2008/10/19
壁を破る発想法 日経BP社
佐藤 満2003/10/14
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No. 129
2008/10/19
Memoranda
記憶の書
国書刊行会
Jeffrey Ford
ジェフリー・フォード
2007/01/23
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No. 128
2008/10/15
Drucker Sayings on Management
経営の哲学 ドラッカー名言集
ダイヤモンド社
P. F. Drucker2003/07/31
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No. 127
2008/10/15
ハイドゥナン(上) 早川書房
藤崎 慎吾2005/07/31
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No. 126
2008/10/13
Vermilion Sands (原書) Vintage
J. G. Ballard2001

昔、翻訳で読んだ時はかなり濃密な感じがしたが、原書は意外と読みやすかった。

 
No. 125
2008/10/11
ぼくたちは、銀行を作った。―ソニー銀行インサイド・ストーリー 集英社インターナショナル
十時 裕樹2001/07/10
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No. 124
2008/10/11
小説以外 新潮社
恩田 陸2005/04/30
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No. 123
2008/10/10
ザ・プロフェッショナル ダイヤモンド社
大前 研一2005/09/29
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No. 122
2008/10/07
Vorlesungen zur Einfuhrung in die Psychoanalyse
精神分析入門 上巻
新潮文庫
Sigmund Freud
フロイト
1977/01/30
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No. 121
2008/10/05
情報力 情報戦を勝ち抜く“知の技法” イースト・プレス
佐藤 優、鈴木 琢磨2008/05/12
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No. 120
2008/10/04
日本の優秀企業研究―企業経営の原点 6つの条件 (日経ビジネス人文庫) 日本経済新聞社
新原 浩朗2003/09/25

『エクセレント・カンパニー』の日本版。
選ばれている企業は異なるものの、評価がまったく同じなのが面白い。
企業の持続性要因には普遍性があるということか?

 
No. 119
2008/09/24
The Thirteenth Tale (原書) Washington Square Press
Diane Setterfield2006
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No. 118
2008/09/20
No place to hide
プロファイリング・ビジネス 米国「諜報産業」の最強戦略
日経BP社
Robert O'Harrow, Jr.
ロバート・オハロー
2005/09/20
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No. 117
2008/09/15
Die Traumdeutung (Vol. II)
夢判断(下)
新潮文庫
Sigmund Freud
フロイト
1969/11/10

『ドグラマグラ』をこの手法で解析したら、どういう診断結果が出てくるのだろうか?

 
No. 116
2008/09/13
The brand called you
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
東洋経済新報社
Peter Montoya
ピーター・モントヤ
2005/06/14

ざっと斜め読みした感じ、着眼点は悪くないと思うのだが、書評を読むと意外に評価が低くて、 訳がひどい、というコメントも目につく。 実際に読んで見て、確かにその評の通り、ということがわかった。

まず、訳については、原文の冗長な感じの文体を、そのまま訳してしまっていて、無駄な言葉や、 表現の不統一が多い(肯定と否定が入り混じっている、等)。 普通の翻訳者であれば手を入れるところだが、この訳者が普段標榜する レバレッジをかけた効率的なワーキングスタイルで訳してしまっていて、 一言で言うなら、やっつけ仕事に終わっている。
また、内容自体も、かなり細かい例を出して説明しているのにもかかわらず、 何ともいえない薄っぺら感が漂っている。頭の中だけで考えたアイディアに、 架空の成功話を付け加えているだけで、思うに、この著者が実際に経験した成功例は、 ほとんどないのではないか?

ずっと購入予定だったが、図書館で見つけたので読破。 金を出して買わなくてよかった。

 
No. 115
2008/08/27
ITエンジニアのための 仕事を速くする9の基礎力と7のエクササイズ 日経BP社
芦屋 広太2008/07/28
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No. 114
2008/08/26
解決学 15の道具 ― ソリューション 考えるツール 日本経済新聞社
飯久保 廣嗣2004/06/23
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No. 113
2008/08/25
日本錯乱 早川書房
御堂地 章2002/12/20
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No. 112
2008/08/24
出会いをドラマに変える2分の法則 東洋経済新報社
植木 理恵2006/10/26
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No. 111
2008/08/24
50 philosophy ideas - you really need to know (原書) Quercus
Ben Dupre'2007
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No. 110
2008/08/23
この国は誰のものか ― 会社の向こうで日本が震えている 幻冬舎
牛島 信2007/01/25
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No. 109
2008/08/22
Die Traumdeutung (Vol. I)
夢判断(上)
新潮文庫
Sigmund Freud
フロイト
1969/11/10

中学の時読みたいと思ったが別のジャンルの本を読み出してそのまま興味は失ってしまい、 ずっと忘れていたが、ふと思い出し、図書館から借りてきて読了。
内容的には通俗解説書というよりは専門書で、センテンスが長く、かなり細かく書き込まれており、 中学の時なら、読破するのにかなり時間がかかったに違いない。

内容的には、一言でいうと、かなり牽強付会。いくらでも、別の解釈がありそうな気がする。

文学作品というよりも完全な学術書、かつ一般受けしそうもない内容の本が、 何故、長い間、新潮文庫のメニューに入り続けているのか、考えてみると不思議な気がする。

若い男性患者の無意識的な心的生活を深く探る機会もあった。
この男は強迫神経症のためにほとんど生活不可能となり、道も歩くことができなくなっていた。
というのは、自分はすれちがう通行人をすべて殺してしまうにちがいない
という不安に苦しめられたからである。
(中略)
この男の神経症治療のきっかけとなった分析は、このやりきれない強迫観念の原因として、
少々厳格すぎる父親への殺人衝動をあばき出してみせた。
(中略)
肉親の父を山頂から谷底へつき落そうとするほどの気持になったことのある人間なら、
自分と無関係な他人のいのちなどを顧慮しはしないだろう。
だからそういう人間が自分の部屋に閉じこもっているのはもっともなことなのである。
なんだか最近よく聞く話だが、1900年の時点でちゃんと文章化されている普通の話なので、 この手の事件が起きたとき、「犯人の心の闇」とか、或いは逆に、 「幼児期に不遇な環境で育った者が、必ず全部ひねくれる訳ではない」といった的外れなコメントも、 軽々しくTVや新聞でコメントするのはやめて、まずこういう基礎的な部分から勉強して、 社会の共通理解とすべきではないのか。

 
No. 108
2008/08/18
One-minutes stress management
心の1分間トレーニング
東京図書
David Lewis
デイビッド・ルイス1996/02/28
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No. 107
2008/08/12
文藝 秋 2008 特集・長野まゆみ 河出書房新社
 2008/08/01
コメント
 
No. 106
2008/08/12
日本崩壊 早川書房
御堂地 章2001/05/31

これに書かれていることが、明日にでも起こりそうで怖い。
…… と書いたことが、後に、単なる感想で済まなくなりそうで怖い。

 
No. 105
2008/08/08
The picture of Dorian Gray
ドリアン・グレイの肖像
光文社古典新訳文庫
Oscar Wilde
オスカー・ワイルド
2006/12/15

長らく未読だったが、読んでみたら面白かった。 やはり、ちゃんとした作品は面白い。

 
No. 104
2008/08/07
Your erroneous zones
「自分の価値」を高める力 ― 365日、クリエイティブに生きる法
三笠書房
Dr. Wayne W. Dyer
ウエイン・W・ダイアー
2007/09/10
コメント
 
No. 103
2008/08/03
How to be like Rich DeVos
リッチ・デヴォス − 夢をかなえる実践哲学
東洋経済新報社
Pat Williams
パット・ウィリアムズ
2004/11/18
コメント
 
No. 102
2008/08/01
The one true Platonic heaven : A scientific fiction of the limits of knowledge
プリンストン高等研究所物語
青土社
John L. Casti
ジョン・L・カスティ
2004/12/20

"The Cambridge Quintet" の著者。
今回の登場人物は、アインシュタイン、ゲーデル、フォン・ノイマン、オッペンハイマー、ストラウスの5人だが、 メインは、ノイマンとオッペンハイマー。フリーマン・ダイソンが若手の俊才としてチョイ役で出てくる。

 
No. 101
2008/07/31
Pereat mundus
ペレート・ムンドゥス ある物語
新評論
Leena Krohn
レーナ・クルーン
2005/09/10
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No. 100
2008/07/27
Dealing with Darwin : How great companies innovate at every phase of their evolution
ライフサイクル イノベーション − 成熟市場+コモディティ化に効く14のイノベーション
翔泳社
Geoffrey A. Moore
ジェフリー・ムーア
2006/10/25
コメント
 
No. 99
2008/07/21
億万長者専門学校 中経出版
クリス岡崎2008/07/08

翻訳物っぽいタイトルと文体だが、純日本人が書いて日本の出版社が出したものなので、 レイアウト・デザインもキチンとしていて、文章も軽いながらもしっかりしている。 この本に書かれている内容を実行しても、いまどき、年12%の利率は無理なので、 (注:バブル期でも、リスクを覚悟しないと(元本保証のものでは)無理) 20年で1億は貯まらないが、全体を貫く明るさと前向きさは読んでいて好感が持てる。

 
No. 98
2008/07/21
花王の「日々工夫」する仕事術 日本実業出版社
高井 尚久2006/06/01

参考にならない訳ではないが、あまりにもあたりまえの内容で、 この著者は、このような内容の本を書くには、人生経験が足りないのではないか。

花王が一時期フロッピーディスクを出していたことがあったが、 結局、価格競争となったため、撤退したらしい。 仮に撤退せず、市場トップだったとしても、今や、FDを使うことはなくなってしまった。 FDという製品が必要とされていた期間は10年ぐらいだと思うが、 歴史上、こんな短い期間で寿命を終えてしまう製品ジャンルが、他にあっただろうか。

 
No. 97
2008/07/20
100%願望をかなえる ウソの法則 幻冬舎
佐藤 富雄2006/10/25
コメント
 
No. 96
2008/07/19
日本探偵小説全集4 夢野久作集 創元推理文庫
夢野 久作1984/11/30

収録作品

  • 瓶詰の地獄
  • 氷の涯
  • ドグラ・マグラ
長年未読だった『ドグラ・マグラ』をやっと読了。

 
No. 95
2008/07/17
Good to great
ビジョナリーカンパニーA − 飛躍の法則
日経BP社
James C. Collins
ジェームズ・C・コリンズ
2001/12/21
コメント
 
No. 94
2008/07/16
50 management ideas - you really need to know (原書) Quercus
Edward Russell-Walling2007
コメント
 
No. 93
2008/07/13
SEのための価値ある「仕事の設計」学 技術評論社
森川 滋之2008/04/25

  • IT系の技術者のためのスキル習得のためのマニュアル
  • 一般のための自己啓発書
の両方の内容を兼ね備えた本。
一冊にこの両方が書いてある本は他にない。
どちらの内容のレベルもピカ一で、絶対、金を出して買って、所有しておくべき本。

 
No. 92
2008/07/06
コールドリーディング ニセ占い師に学ぶ! 信頼させる「話し方」の技術 フォレスト出版
石井 裕之2008/07/14
コメント
 
No. 91
2008/07/05
Built to last - Successful habits of visionary companies
ビジョナリーカンパニー − 時代を超える生存の原則
日経BP出版センター
James C. Collins & Jerry I. Porras
ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス
1995/09/29
コメント
 


読書記録 2008
(平成20年)1月〜6月
『枕草子*砂の本』 読書記録 2009
(平成21年)1月〜6月

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三島 久典