小田原評定・バックナンバー

過去ログ3601番目から3650番目までの記事です。


(3650) 長尾氏の祖  投稿者:よーぜん  投稿日:07月15日(日)11時58分11秒

三楽堂さま、暑い日が続いております。
長尾氏の祖先について少々ご質問をいたします。
手持ちの資料では、長尾氏は、桓武平氏の流れを汲み、
「鎌倉権五郎景政の孫景行に発す」ということが
書かれていたのですが、この「鎌倉権五郎」なる人物、どのような人
だったのでしょう。
歌舞伎の主人公にもなっているようなのですが、実在したのでしょう
か。


(3649) ゲーム音楽  投稿者:若水  投稿日:07月14日(土)01時37分48秒

まずは作曲家さんを。
将せい録以降は山下康介さんです。
天翔き以前は菅野よう子さんです。

菅野さんの公式ホームページ
http://www.grandfunk.holowww.com/Japanese/cm/kanno.html

あとはCDの宣伝のページくらいですが。
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/media/cd/NEW/cd.htm


(3648) 久々に参上  投稿者:山野上春定  投稿日:07月12日(木)21時47分45秒

久々に参上致しました。

皆様のおかげで、無事合宿へ7月末行くことになりました。
有難うございます。

話しは、変わりますが、ゲーム信長のやぼうの音楽に詳しいホームページ知りませんか?
友人に聞かれたのですが、我の範囲外のことなので・・・・
    ぜひご存知の方、お知らせ下さい。


(3647) 二十四将  投稿者:よーぜん  投稿日:07月12日(木)09時20分10秒

三楽堂さま、中根さま、「二十四」に関する解説、ありがとうございました。
何となくおさまりのいい数字で好まれたのでしょうね。

武田や徳川に対抗して(?)+1将というのもおもしろいですね。

>保科正之お好きなんですか。

はい、会津藩贔屓なものですから(笑)。兼続でなかったら、
正之のHPを作ろうかとも思ったくらいです。
正之にすると、幕末の会津へ飛んでしまいそうだったので
それはほかでおまかせするとして、兼続におさまった次第
です。

>上杉家にとっては、家名存続の恩人ですな。幕末に会津を助けて
>列藩同盟に加わったのも保科正之の恩に報いるためだったかも・・・

それは、よくいわれることですね。
幕末にも「上杉魂」が生きていたことを物語っているようで、
さすが!!と諸手を挙げて喝采したくなるのですが、時流の波に
飲まれてしまったのは、なんとも無念ですね。


(3646) 文書収集・保管に熱心な大名家  投稿者:三楽堂  投稿日:07月11日(水)22時59分17秒

>なにか西国大名は歴史編纂に積極的な気がします。

中国との関わりも関係あるのでしょうか。非常に歴史を大切にしてます
からね。毛利家文書などは、寛永諸家系図伝編纂のために各大名家に文
書差出を命じた幕府の責任者が感嘆するほどだったといいます。

地域的な要因もあるのかもしれませんが、やはり古い家が「文書は大切
に」という意識が強いのではないでしょうか。
浅野は例外としても、伊達・相良・島津・毛利・小早川・吉川・上杉は
いずれも出来星大名ではありません。大日本古文書には入っていません
が、細川、佐竹などもまとまった文書群があります。
やはり、信長以後に誕生した家はだめですね。

>あと三楽堂さん、「中国古代」というのはちょっと・・

ははは。どうも自分のイメージでは明王朝以前は十把ひとからげに「古
代」と。偏見はないつもりなんだけど(笑)
引用元の国語大事典のとおり「中国古来の」とでもすべきでした。

新刊(?)情報に追加。

萩藩閲閥録の名が出たので、山口県史料で有名なマツノ書店の復刻情報です。

『防長歴史暦』限定300部
『防長郷土史料目録』限定500部
『大内氏実録』先着5名
『大内文化研究要覧』先着30名

このうち、大内氏関係の2冊は前回復刻分の残部のようです。
『大内氏実録』は大内氏歴代を記録する「世家」、家臣団を記した「列
伝」から構成されています。大内氏とその家臣団を研究される方は是非!


(3645) いろいろ  投稿者:中根東竜  投稿日:07月11日(水)21時58分13秒

どうもこんばんは、中根です。

>三楽堂さま

>すでに毛利・吉川・小早川・島津・浅野の各家わけ文書が刊行済みです。
>現在、伊達・相良が刊行中。
>そして、来月からいよいよ上杉家文書・・・

詳しく教えて頂いてありがとうございます。
毛利両川、島津、相良、浅野と西国大名が多いですね。
文書の保存率が良いのでしょうか。
毛利両川は毛利家が江戸時代から萩藩閲閥録を編纂したり、
しっかり文書を整理していたのが大きいのでしょう。
島津も山本博文氏によれば膨大な文書が残っているそうで・・
なにか西国大名は歴史編纂に積極的な気がします。

>『史料綜覧』(全17冊)も初回の覆刻分が売りきれのため、急遽、増刷したそ>うです。

これは凄いですね。大学図書館が飛びついたのでしょうか。こういう地味な史料集
が売れるのはいい話ですね。どんどん売れて入手が楽になるとありがたいです。

>普通の書店に置かれることは少ないので、東大出版会へ申し込むかしたほうがよ>ろしいでしょう。ネットでも申し込めるところもあるみたいです。

なるほど。東大出版会に申し込む手がありましたね。
そうすればよいのか・・。

それから、二十四将のいわれ、随分異説があるものですね・・
ちょっと驚きました。
あと二十四では「親鸞聖人二十四輩」というのもありますよ。
親鸞の弟子二十四人を選んだものです。

>二十四孝

これが一番可能性はありますかね。落語にもなっているし普及率も高そうなので・・
あと三楽堂さん、「中国古代」というのはちょっと・・
二十四孝は年代的にはばらばらなんですよ。

例を挙げれば、古代史の舜(三皇五帝の一人)、曾参・子路(いずれも春秋時代)から、中世の陸績(『三国志』の呉の陸遜の一族)・王祥・孟宗、
近世の黄庭堅(南宋の文人)と、古代・中世・近世が混在して居るんです。
元の時代に出来た通俗的なものなので、時代バラバラなのはご愛敬、かな?


(3644) 後藤家の人々  投稿者:秋山如雪  投稿日:07月11日(水)21時37分03秒

いつもながら情報どうもありがとうございます。
仮にも戦国を勉強しているなら本当はこんなこと知っていなくちゃ
いけないんでしょうけどね。
後藤って言われると、後藤又兵衛と六角家の後藤某くらいしか思いつかない
ので。
あと、沢庵が修行した但馬の出石にある寺は確か「崇鏡寺」ですね。
違ってたらすいません。
沢庵関係の史料をもらって見ていると、小出良英とか細川忠興なんかの
書簡が出てきますね。
丁度授業で紫衣事件のことをやっていたので。
そこで天海や崇伝の話も出てくるのです。


(3643) 16と24  投稿者:三楽堂  投稿日:07月11日(水)19時44分50秒

よーぜんさん、どうも。そちらもときどき拝見させていただいております。

24将(上杉は24ではなく、25将だったと思います)とかのいわれ、
ですか。思いつきですが、3説あげてみます。

1.二十四節気にちなんだ
大寒・大暑・啓蟄・冬至・・・といった感じ。あまり関係なさそう。

2.中国の二十四孝子にちなんだ
古代中国の二十四人の孝行者の列伝。孝子を忠臣に置き換えた?

3.人物配置がしやすいから
2・3・4で割れるので、グルーピングした人物配置に便利だから?

じゃあ、16はってことになりますが。

1.仏教の十六羅漢からとった
羅漢とは煩悩を取り去って悟りを得た聖者のこと。

2.十六善神からとった
やはり仏教関係。般若菩薩に忠誠を誓った十六神。

いずれにしても江戸時代の人々に好まれた数字だったと思います。
上杉の場合、二十五は武田二十四将への対抗かな。同じく越後十七将も
徳川十六神将図にプラス1?(笑)

保科正之お好きなんですか。土津神さんでしたっけ?
上杉家にとっては、家名存続の恩人ですな。幕末に会津を助けて列藩同
盟に加わったのも保科正之の恩に報いるためだったかも・・・


(3642) 後藤家  投稿者:三楽堂  投稿日:07月11日(水)19時44分22秒

嶋津兵庫さん、いらっしゃいませ。戦国群像&小田原評定へようこそ。
おっしゃるように、徳乗老と長乗老は、後藤徳乗とその弟長乗でしょう
ね。徳乗は秀吉の天正大判の意匠を手がけた人物でしたっけ。

大学院生の如雪さんには、失礼ながら、質問の仕方も洗練されてきまし
たね。ふつうの人なら、「徳乗老と長乗老って誰でしょう?」としか聞
かないと思いますよ。本光寺国師日記と後藤庄三郎の名前を出してくれ
ていたおかげでピンときました。
沢庵の研究しているんですか。数年前、但馬の水鏡寺(字、違うかも。
スキョウジといった)に行きました。沢庵が修行した寺です。

ちなみに後藤庄三郎は前二者との血縁関係はなく、弟子とか手代といわ
れています。才幹があるので家康にとりたてられました。
後藤家って、なんか日本のロスチャイルド家みたいですね。


(3641) おひさしぶりです  投稿者:よーぜん  投稿日:07月11日(水)09時46分30秒

三楽堂さま、ごぶさたしておりました。
前ページの二十四将シリーズ、楽しく拝見させて
いただきました。武田二十四将、上杉二十四将などありますが、
この「二十四」という数字はなにか意味があるのでしょうか。
(上杉は二十五将もありましたよね?)

>扶桑社の歴史教科書

わたしもパラパラっと、めくった程度で、中身までは
読んでないのですが、(さすがに購入する気にはなれません)

>上杉謙信も武田信玄も教科書から消えて、
>長宗我部とか島津とかは残っているんですね

きっと著者が、長宗我部、島津びいきなんでしょう。(?)
それにしても保科正之って、絶対登場しませんね。彼こそ
名君というにふさわしいのに。
悔しいので、息子の教科書の徳川の系図に正之の名を
書き加えてやりました。(爆)


(3640) 徳乗・長乗  投稿者:嶋津兵庫  投稿日:07月11日(水)06時12分13秒

初めての投稿です。
多分、金工として知られる後藤家の人々のことじゃないかと思います。
 徳乗 天文19年ー寛永8年 後藤宗家5代目。彫金製作とともに豊臣家・徳川家の貨幣政策に従事。
 長乗 徳乗の弟。


(3639) 質問です  投稿者:秋山如雪  投稿日:07月10日(火)23時47分41秒

お久しぶりです。
実は今日学校の授業で偶然沢庵のことをやっていたのですが、
その際金地院崇伝が書いた日記「本光国師日記」というものの一部を
読みました。
そこで家康の側近として「徳乗老」「長乗老」「後藤庄三郎」という人物が
出てきました。
教授に聞くと後藤は「家康のブレーン」、残りの二人も家康の側近としか
わからないと言っていました。
その先生は専門が禅宗で沢庵のことには詳しい人なのですが、戦国武将に関して
はそれほど詳しくはないみたいです。
そこで上記の人物について何かご存じでしたら、簡単に教えていただけませんか?
せめて本名でもわかれば調べようもあるんですけど、本名すらわからないので。


(3638) 大日本古文書  投稿者:三楽堂  投稿日:07月10日(火)22時47分58秒

>入手出来なさそうだなあ・・それから大日本古文書の覆刻企画、
>他はどんなものがでているんでしょう。

すでに毛利・吉川・小早川・島津・浅野の各家わけ文書が刊行済みです。
現在、伊達・相良が刊行中。
そして、来月からいよいよ上杉家文書・・・
『史料綜覧』(全17冊)も初回の覆刻分が売りきれのため、急遽、増刷したそう
です。

普通の書店に置かれることは少ないので、東大出版会へ申し込むかしたほうがよろ
しいでしょう。ネットでも申し込めるところもあるみたいです。

扶桑社の歴史教科書がベストセラーだそうですが、わたしに言わせれば、ベストセ
ラー、ミリオンセラーはふだん本を読まない人たちによって産み出されるもの。
件の教科書も書店でパラパラめくった程度ですが、内容よりも自分たちの中学の歴
史の授業って、たしか平安時代ぐらいまでしか行かなかったような・・・というこ
とが思い出されました。
上杉謙信も武田信玄も教科書から消えて、長宗我部とか島津とかは残っているんで
すね、変な教科書。



(3637) どうぞどうぞ  投稿者:中根東竜  投稿日:07月10日(火)21時49分23秒

仕事が忙しくてお返事が遅れてすいません。

>感想の部分も含めて、よろしければ中根東竜調査員の補足として掲げさ
>せていただきたいと思いますが。よろしいでしょうか。

どうぞどうぞ、掲げて下さるそうでありがたいことです。
よろしくお願いします。

>エクボちゃんについてはメールでも応援歌を戴いております。人気者な
>んですね。原文では味も素っ気もないんですが、悲惨な話ではあるので
>あえてアッケラカンとした少女に仕立ててみた次第です。

人気があるんですね、エクボちゃん。少女が略奪されるという話しですから、
陰惨な人物の書き方もあるのでしょうが、そこをアッケラカンとした少女に
した三楽堂さんの書き方のうまさに脱帽です。
あ、いつか絵が描けたらそちらに送りますよ〜。

しかし、『相良家文書』。八重洲ブックセンターにでも行かないと
入手出来なさそうだなあ・・それから大日本古文書の覆刻企画、
他はどんなものがでているんでしょう。


(3636) 中根東竜さん、ありがとうございます  投稿者:三楽堂  投稿日:07月08日(日)22時55分06秒

「フ子」の件、どうもありがとうございました。そうですね、仰るよう
に「ふね」(サザエさん!?)と表記したほうがよかったかもしれませ
ん。出典は『信綱寺殿御事蹟稿』です。
感想の部分も含めて、よろしければ中根東竜調査員の補足として掲げさ
せていただきたいと思いますが。よろしいでしょうか。

バックナンバーについての感想もありがとうございます。
エクボちゃんについてはメールでも応援歌を戴いております。人気者な
んですね。原文では味も素っ気もないんですが、悲惨な話ではあるので
あえてアッケラカンとした少女に仕立ててみた次第です。
マンガ描いたら紹介させてくださいよ、ぜひ!(笑)

わたしも今回は新刊ラインナップを紹介しておきながら、これ1冊も読
んでません(爆)。どうもお奨めッって本が最近少なくて。
『相良家文書』を含む大日本古文書の覆刻企画はいい機会なのでお気に
入りの巻だけでも入手をおすすめします。


(3635) わぁ、またやってしまった  投稿者:中根東竜  投稿日:07月08日(日)18時16分45秒

前にやったので今度は気を付けていたのですが、
また長い文章がありましたね・・すいません。


(3634) Xファイル見ましたよ  投稿者:中根東竜  投稿日:07月08日(日)18時15分39秒

ども。中根です。ご無沙汰しております。
戦国Xファイル最新作、読みました!
このコーナーはいつも更新されるたびに見ているのですが、
今回は渋い人選でしたね。真田信綱はずっと前から一時期当主になってそこから
信綱の系統が消えているので気になっていたのですが、
これを読んで少しこの人物のことがわかってきました。信綱の系統は
信州の真田本家とは別の道を歩んだわけですか。なるほどそれで消えて居るんですね。

あと、ちょっと文中「村上義清室於フ子」という表記が出てきてちょっと引っかかりました。古文書の表記に忠実に書かれたのでしょうが、これは「於フネ」でいいんじゃないかと思います。子=ネはしばしば古文書で出てくる表記ですが、普通今はこれを「フネ」とは読まないので、読む人が混乱するのではないかなあ・・と。
蛇足ですが・・

なお、僕がこれまでのXファイルで一番好きなのは「エクボちゃん」の回(32回)
です。僕ちょっとマンガも描くのですが、この話は描きたくなる話ですね。三楽堂さんが造形したエクボちゃんのキャラクタが好きです。知られていない史実ながら伊達氏の婚姻戦略のもとみたいな話ですし。かわいらしいエクボちゃんが描きたいだけなのかもしれませんが。(笑)
最後の「え〜、おばあちゃんなんてー(怒)」 という台詞が特に好きです。

<新刊情報を見て

相良文書以外はどうも食指が動かないラインナップですねえ・・『義の旗風―小説北条早雲―』はそもそも趣旨に疑問を感じます。早雲は既得権や旧体制の破壊者なのでしょうか?


(3633) ひさびさに新刊情報です。  投稿者:三楽堂  投稿日:07月06日(金)08時00分06秒

『相良家文書1・2』東京大学史料編纂所
*大日本古文書の家わけ覆刻シリーズ。今回は肥後の小大名相良氏です。

『中世災害・戦乱の歴史』峰岸純夫/著、吉川弘文館

『戦国軍配者嶋左近』山元泰生/著、小学館スクウェア

『御家の狗』岳宏一郎/著、毎日新聞社
*本多父子と大久保一族の暗闘を描く、大作『群雲関ヶ原へ』の後日譚
的作品。

『義の旗風―小説北条早雲―』浜野卓也/著、東洋経済新報社
*ビジネス系の出版社が珍しい本出したと思いましたが、早雲を既得権
や旧体制の破壊者として現代にだぶらせた内容のようです。

『日本中世の一揆と戦争』校倉書房

『織豊興亡史』早瀬晴夫/著、今日の話題社

『ミュージアム・コレクション(CD−ROM)』河出書房新社
*東京国立博、京都国立博、奈良国立博の全3巻です。最近、博物館・
資料館は民間よりも公共のものがサービス・内容ともいいみたいですよ。
各3800円です。


(3632) セレクト  投稿者:三楽堂  投稿日:07月06日(金)07時59分15秒

いえ、別に本見ながら選んでいるわけですから、全然大したことはあり
ません。そもそも、武将の名前を覚えるのは、車の名前を覚えるのと大
差ないのでありまして。
ただ、こういうセレクションは結構面白いですね(だから墓穴だって)

島津義久二十四将に、豊久はちょっと無理あったかなと後悔してます。
義弘二十四将ならば文句ありませんが・・・


(3631) すごいですね。  投稿者:石田 治部  投稿日:07月05日(木)18時27分39秒

私だけではなく、トラマさんまで・・・。

本当によく、24将をあげられましたね、さすが、三楽堂様。


(3630) サンキューです  投稿者:トラマ  投稿日:07月04日(水)21時19分34秒

三楽堂さん、わるのりリクエストにお答えいただきありがとです
しかし島津はよく名前がでてきましたねぇ
10人くらいまでは浮かんできたけど後は・・・


(3629) 島津義久にも  投稿者:三楽堂  投稿日:07月04日(水)21時03分13秒

トラマさん、わるのりリクエストありがとう(-_-メ)

島津修理大夫義久二十四将

島津兵庫頭義弘
島津左衛門督歳久
島津中務大輔家久
島津右馬頭忠長
島津薩摩守義虎
島津又七郎豊久
伊集院大和守忠蒼
伊集院右衛門大夫忠棟
新納武蔵守忠元
山田越前守有信
喜入摂津守季久
鎌田図書助政近
鎌田刑部左衛門尉政広
川上左近将監久朗
川上左京亮忠堅
禰寝月窓入道重長
種子島弾正忠時堯
種子島左近大夫久時
長寿院大善房盛淳
東郷肥前守重位
入来院加賀守重嗣
北郷右衛門尉時久
吉利下総守忠澄
伊地知伯耆守重秀


島津氏。誰を当主とするかによって選び方も変わってき
ますね。ここではあえて義久を据えて、弟たちを二十四
人の中に加えてみました。
今回後ろ向きは伊集院忠棟かなあ(笑)。


(3628) わるのりわるのり♪  投稿者:トラマ  投稿日:07月04日(水)11時53分17秒

あんまりやりすぎると疲れまっせ>三楽堂さん
とか言ってて島津とかどうでしょう
と、さりげなくリクエスト(爆)
あったっけ?島津の武将一覧って?


(3627) さっそくのリクエストですか。  投稿者:三楽堂  投稿日:07月03日(火)22時33分39秒

なんか、この企画、墓穴掘ったような気が・・・(^^;
でも、おなじみの方からのリクエストですのでナントカ
揃えてみました。輝元への二十四将プレゼント!

毛利右馬頭輝元二十四将

吉川駿河守元春
小早川又四郎隆景
毛利甲斐守秀元
吉川民部少輔広家
吉川式部少輔経家
穂井田伊予守元清
桂左衛門大夫就信
堅田兵部少輔元慶
榎本中務大輔元吉
粟屋右近大夫元貞
井原大学頭元茂
佐世石見守元嘉
福原上総介元俊
福原式部少輔広俊
口羽下野守通良
渡辺石見守長
益田玄蕃頭元祥
児玉内蔵大夫就英
村上大和守武吉
乃美孫兵衛丞景継
内藤左衛門大夫隆春
清水長左衛門尉宗治
国司隼人佐元蔵
安国寺惠瓊

上杉と違って一門が多すぎる(元就が子供作り過ぎ)ので、
これを最小限におさえてみました。元春と隆景はおやじのほ
うかな、とも思ったのですが二人に抜けられるとちょっと地
味になってしまうので・・・
さしずめ、惠瓊あたりを後ろ向きにさせて禿げの後頭部を光
らせましょうか。


(3626) シリーズ・二十四将プレゼント    投稿者:石田 治部  投稿日:07月03日(火)18時10分56秒

面白い企画ですね、私は、毛利家に疎いので、よろしければ、そのうち、
毛利 輝元二十四将をおねがいします。


(3625) シリーズ・二十四将プレゼント  投稿者:三楽堂  投稿日:07月03日(火)07時52分03秒

考えてみたら、上杉景勝には十七将とか二十四将とかいない(画像として
伝わっていない)ようなので、つくってあげました(爆)
なんか、外人部隊みたいになってしまった。

上杉中納言景勝二十四将

直江山城守兼続
上条宜順斎政繁
山浦源五国清
山本寺松蔵景長
本庄越前守繁長
黒川豊前守為実
安田上総介能元
色部修理大夫長真
千坂対馬守景親
大国但馬守実頼
黒金上野介泰忠
杉原常陸介親憲
泉沢河内守久秀
須田相模守満親
須田大炊介長義
岩井備中守信能
大石播磨守綱元
春日右衛門尉元忠
平林蔵人佐正恒
島津淡路守忠直
清野周防守長範
芋川越前守正親
藤田能登守信吉
吉江喜四郎資堅

本家・武田二十四将にしてからが諸本によって異同があるので、これも
別の観点から選ぶとまた違った結果になると思います。
結果的に裏切った藤田信吉などは後ろ向きに描いてあげるとか(笑)。
さて、次回は誰に二十四将をプレゼントしてあげようか・・・


(3624) 日本城郭体系  投稿者:三楽堂  投稿日:06月29日(金)20時17分09秒

これ揃えるの、夢だったな〜
はじめて買った歴史読本(黄金の日々特集!笑)だかに広告が載っていて、いいな
あ〜と記事そっちのけで眺めていました。ちょっとお城に興味持ってた頃だったな。
当時6000円って、ちょっと天文学的数字だった。今でも安くはないけど。
本巻18冊の、別巻2冊、計20冊。
その後、図書館で手にふれることはできるようになったけど、結構地味で硬派なつ
くりしてたんですね。縄張り図とかがついてて。

今回、古書店で「新潟・富山・石川」の巻のみ購入しました。今でも全巻揃える金
もないし場所もないけど、あこがれのシリーズの一部を手許に置けてうれしいです。



(3623) 多謝!  投稿者:三楽堂  投稿日:06月25日(月)20時30分51秒

おお、持つべきものは、書庫番だよおおおお(T-T)

さっそくのぞいて来たけど、なんか懐かしい会話だなー
わしも若かった(爆)


(3622) 過去ログ〜  投稿者:久しぶりの書庫番  投稿日:06月24日(日)18時23分59秒

え〜、昨年の12月くらいのところまで、アップしました(^_^)

http://www.people.or.jp/~yakome/oda/oda.htm

取り急ぎ、、、


(3621) 島左近のすべて  投稿者:三楽堂  投稿日:06月24日(日)06時53分36秒

昨日は仕事だったのですが、帰途、いきつけの書店へ寄ったところ、2,3日前ま
で見かけていた『島左近のすべて』がなくなっていて、ぽっかりそこだけ空間がで
きていました。売れた?返品?

内容はわたしもパラパラめくっただけなので、具体的な評価はできませんが、いず
れにしても現時点における島左近・研究書のオンリーワン(数年前に対馬と左近の
関係を著した本があった気がしますが)でしょうから、左近ファンの方はおさえて
おくといいかもしれません。「○○のすべて」シリーズは安定した人気があるもの
以外は結構、入手しにくくなってしまうので。


(3620) 〇〇のすべて  投稿者:秋山如雪  投稿日:06月23日(土)00時56分20秒

〇〇のすべてシリーズで思い出したのですが、この間本屋に行ったら
「島左近のすべて」がありました。あれも今年出たばかりの最新ですよね。
どなたかご覧になった方います?
私はちらっと立ち読みしただけなので、是非感想を聞きたいのですが。
謎の多い左近をどう扱ったのか、ちょっと気になります。


(3619) 大河ドラマ関連本  投稿者:三楽堂  投稿日:06月22日(金)23時57分41秒

やはり出してくるか、と思いましたが・・・
『佐々成政のすべて』が新人物往来社で刊行をすすめているそうです。
年末か来春頃には出るのではないでしょうか。


(3618) いらっしゃいませ。  投稿者:三楽堂  投稿日:06月22日(金)07時10分55秒

戦国群像&小田原評定へようこそ、ゆきさん。城代・三楽堂ともうします。
以前にも同じような質問があったと記憶していますが・・・

基本史料とかはおさえられましたでしょうか?『戦国遺文』とか『群馬県史』とか・・・
それから、沼田問題に直接関わってくる秀吉の惣無事令もありますよね。
また、『史料綜覧』で沼田問題に関すると思われる記述を抜き出していけば、原史
料の名前を知ることができます。
すでにご覧になった(集められた)文献とかはありますか?

また、一般に書店や図書館などで揃っている概説書にも参考文献が掲げられていると
思います。これらには目を通されましたか。単行本になっていれば、国会図書館の
HPで検索することもできます。詳しい書誌事項をチェックして、近場の図書館な
どで所蔵状況を調べるとよいと思います。

わたしのほうで思いついた書名を列挙していってもいいのですが、やはり上記の作
業をご自分でされたほうがよいかと思います。


(3617) 教えてください。  投稿者:ゆき  投稿日:06月22日(金)01時56分08秒

私は北条氏と真田氏との間に起こった沼田領問題について調べています。
このことに関する史料や論文などありましたら教えていただきたいのですが。
よろしくお願い致します。


(3616) わたしも泥沼状態です。  投稿者:三楽堂  投稿日:06月20日(水)23時12分18秒

いささか辛らつな書き方をしてしまいましたが、如雪さんのことですから、このあ
たりのことは心得ていらっしゃるだろうと思いました。
方向性は間違っていないと思います。
「かぶきもの」は「かぶき趣味」に包括されるかもしれませんね。文献を探すのも
大事ですが、美術品(桃山様式や南蛮趣味など)や絵画をとっかかりにしてはいか
がでしょう? 名古屋の徳川美術館には「豊国祭礼図屏風」が所蔵されており、か
ぶきもの同士の喧嘩が描かれています。有名な絵なので、地方でも複製図版とかは
見ることができると思います。
また、「かぶきもの」の関連事件で忘れてはならないのは、慶長十七年六月二十八
日、江戸で「かぶきもの」が処刑された事件です。文献がないということは逆に専
門の研究者がいないということかもしれません。狙い目です。
早々に自分に見切りをつけてはいけません。(←恩師の受け売りです)

わたしも上杉家臣団の調査に着手して、3年目になってしまいました。大学ノート
は4冊目、京大式情報カード(枚数はもはや数えていません)も収納ボックスが4
箱目になりました。採取した人名は600名を超えたと思います。
一向に形になる気配がなく、このままライフワークになってしまいそうな感じです。
しかし、昨日のNHK「プロジェクトX」で広辞苑編纂に一生をささげた新村出・
猛父子の仕事ぶりを目にして、自分がぜんぜんアマちゃんだったことがわかりまし
た。


(3615) ちなみに  投稿者:秋山如雪  投稿日:06月20日(水)23時02分45秒

ちなみに今読んでいる史料は「武辺咄聞書」という史料です。
この史料、江戸時代になって書かれたこともあって、誇張されてる
話が多いですよね。
うちの教授もそんなことを言っていましたが。


(3614) 考えないといけませんね  投稿者:秋山如雪  投稿日:06月20日(水)22時29分07秒

>三楽堂さん
いつもながらご意見どうもありがとうございます。
私としては別に前田慶次という「個人」に注目するのではなく
どちらかといえば「かぶきもの」(歌舞伎も含めて)という大きな
視点から、もちろん江戸初期の「町奴」あたりまで含めて考えて
みようかなと考えています。
なのでどちらかというと文化史や風俗史に近いかもしれません。
とりあえず劇画の幻想は引き摺っていないつもりです(笑)。
ただ、正直言って自分が何を研究したらいいのか、ということが
見えなくなってきているのです。
自分が研究に向いていないとも思うようになってきましたし・・・。
なんとかしないといけないのですが、気ばかり焦ってしまうのです。
今はとりあえず史料を読むことだけをしています。


(3613) 洛中洛外図屏風  投稿者:三楽堂  投稿日:06月20日(水)21時58分00秒

前にも書きましたが、上杉本『洛中洛外図屏風』がCD-ROM版および書籍版で
登場です。
CD-ROM版は94000円なり。書籍版『洛中洛外図大観』は60000円なり。
『越佐史料』などがこの価格でCD-ROM化されたら、いちもにもなく買っちゃい
ますけどね。米沢の新博物館でも、洛中洛外図の世界を見せるコーナーが売り物の
ようです。

わたしは定価2000円の『図説上杉本洛中洛外図屏風を見る』をこれからも使う
ことにいたします・・・これだって、結構、使えるゾ。


(3612) むずかしいテーマですね  投稿者:三楽堂  投稿日:06月19日(火)20時31分24秒

いきなり個人に切り込もうとするのは、どうなんでしょう。近視眼的になりませんか?
幕末ファンと称する輩が、土方歳三やら坂本竜馬やらヒーローにだけ目がいき、そ
の時代相をとらえようとしないのと同じです。

わたしは「かぶきもの」という言葉を聞くとき、説話などで語られる個々の人物を
連想することはありません。どんなに魅力的なエピソードを持った人物がいても、
刀の鞘に「生き過ぎたり二十三」と彫りつけた無名の「かぶきもの」の姿が浮かび
ます。これは豊国祭を描いたものの中に出てきます。たしか、実際にどこかの神社
だかに奉納された刀もあったように記憶してます。凄惨な感じがしませんか、二十
三歳で長生きし過ぎたなんて・・・

「かぶきもの」の代表は言うまでもなく大鳥一兵衛(逸兵衛)でしょうが、彼の事
件を通じて「かぶきもの」とは何なのだろうか。これを時代相とからめて風俗史と
とらえたりすることも可能かと思います。
個々の名前は調べていくうちにおのずと立ち上がってきます。
前時代の「ばさらもの」、江戸初期の「旗本奴」も踏まえておくといいかもしれま
せんね。また、芸能の歌舞伎史を攻めていくのも一手かもしれません。

前田慶次的なキャラクターでしたら、戦国武将(とくに安土桃山期)の人々はみな
大なり小なりその気分を伝えていると思います。戦場ではみんな目立とうとしてま
したから。

くだくだと書きましたが、要するに如雪さんが「かぶきもの」をどう規定している
のか、を確定することです。くれぐれも劇画のヒーローなどの幻想をひきずっては
いけません。


(3611) かぶきもの  投稿者:秋山如雪  投稿日:06月19日(火)10時56分07秒

実は今かぶきものについて調べています。それで前回前田慶次のことを
尋ねたのですが、慶次に関しては「道中日記」も「加賀藩史料」というやつ
も上杉氏の史料にも一通り目を通しました。
で、問題がその他のかぶきものたち。
今、名古屋山三郎と花房職秀について調べようと思っているのですが、
史料がない、のです。というかどんな史料を見ていいのかわからないのです。
どなたかご存知でしたらご意見をください。お願いします。
それと、上に上げた以外に戦国時代の有名なかぶきものっていますか?
戦国から安土桃山、江戸初期まで幅広く史料を当たらなければいけないの
ですが。


(3610) 偏諱のお値段  投稿者:三楽堂  投稿日:06月18日(月)19時59分30秒

孫引きで恐縮だが、将軍家の偏諱の話が出てたので、その関連をちょっと。

「相良家文書」によると、相良氏父子が偏諱を貰いたい、と幕府へ願い出た。
すると、義でも晴でもご希望のものを、と色よい返事。ただし、と続きがある。
「義は礼金100両、晴は30両」
結局、父親が「義」を、息子が「晴」を貰ったそうだが、系図からするとこの父子
は相良義滋と養子の晴広なのだろうか・・・

名前2文字の人は自分の子供に偏諱を与えられていいなあ・・・わたしは一文字の
名前なのであげられない・・・
でも、たとえば○曽根康弘の息子が○曽根弘文。
自分の名の一字を上にもってくるあたり、かなり、封建的な感じがしませんか?
息子よ、おまえの生殺与奪はわしが握っておるぞ・・・みたいな。
そう考えると、一字名でよかったような気がするな(笑)


(3609) ありがとうございました。  投稿者:石田 治部  投稿日:06月17日(日)22時01分05秒

三楽堂様、よーぜん様、トラマ様ありがとうございました。

サミットのメールは、やっと送れました。遅くなり申し訳ございません。


(3608) お宝探訪  投稿者:三楽堂  投稿日:06月16日(土)21時35分21秒

過日、madame minminさんから情報提供を受けたCD-ROM「真田三代」です
が、掲載許可がおりて、本日、戦国群像・お宝探訪記の第4弾として紹介
させていただきました。上田市のマルチメディア情報センターからはご丁
寧なメールまで頂戴いたしました。


(3607) おめでとうございます  投稿者:よーぜん  投稿日:06月15日(金)09時35分57秒

石田治部さん、おめでとうございます。
今日だったのですね。
「じいさんばあさんになっても、仲良く縁側で、お茶の飲める夫婦」
---いいですね。いつまでも仲むつまじく、おしあわせに。
うちは十〇年夫婦やってますが、仲良くお茶飲めるじいさん、ばあさんに
なれるのかなあ。互いに好き勝手なことしてるものですから(笑)


(3606) おめでとうございます  投稿者:三楽堂  投稿日:06月15日(金)08時33分10秒

ジューン・ブライドですね。
気の利いた言葉がみつかりませんが、中島みゆきの歌をショートストーリーにして
みました。

小さな男の子がもっと小さな男の子に言いました。
男の子「おれはおまえとケッコンするぞ」
その母「それはできないことなのよ」
男の子「どうして、できないのさ」
母親はようやく男の子の勘違いに気づきました。
その母「おまえ、ひょっとして、決闘と言いたいの?」
男の子「そうだよ」
翌日、母親は会社でその話を披露。すると、年配の社員が言った。
社員「結婚と決闘。それは同じ場合もある・・・」


(3605) おめでとう!  投稿者:トラマ  投稿日:06月15日(金)07時46分14秒

石田治部さん、ご結婚おめでとう!お幸せに(^^)
ワシは・・・当分ムリだ(泣)


(3604) ときは、いま・・・。  投稿者:石田 治部  投稿日:06月15日(金)00時42分36秒

本日、6月15日に結婚します。目標は、真田太平記の真田信幸夫婦のように、
年を取ってじいさんばあさんになっても、仲良く縁側で、お茶の飲める夫婦(?)
です。  がんばります!


(3603) ML  投稿者:三楽堂  投稿日:06月15日(金)00時19分39秒

>初めて見たとき、いろんなメールが着てるのでパソコンが壊れたかと思いました。

失礼しました。びっくりしますよね。そりゃ。
スケジュール調整が完了するまでなんで、かんべんしてください。
16日以降でも全然構いません。お忙しいでしょうし・・・
メーリングリストのほうは2〜3週間かけて、日程や内容について話し合いましょう。


(3602) メール  投稿者:石田 治部  投稿日:06月14日(木)22時55分51秒

遅くなりますが、サミットに関するメールの発送が、16日になりそうです。
皆様には、ご迷惑をおかけしますが、お許しください。

初めて見たとき、いろんなメールが着てるのでパソコンが壊れたかと思いました。


(3601) 京洛の友、君の名は  投稿者:三楽堂  投稿日:06月14日(木)22時00分02秒

よーぜんさんの解釈、なかなか面白いですね。京洛の友とはいったい誰のことなの
でしょうか・・・

薩摩守忠度はよーぜんさんがお答えくださいました。恋い多き平家の公達で武芸に
も秀でていたという、まるで慶次のような男です。この「忠度(ただのり)」と、
舟の「只乗り」をかけたわけですね。忠度はすでに室町時代にはヒーロー扱いされ
ていたようです。
人名ではありませんが、随所に古今の名詩の断片がちりばめられているんですよ。
たとえば、ラストの「乃て衝宇(しょうう)を瞻(見)、すなわち欣び、すなわち
奔る」の一節は白居易の詩の引用です。

慶次は下ネタも好きだったようです。
「さむさには下腹おこす野尻哉」(下痢でもしたんでしょうか?)
江戸後期に生まれたら、黄表紙でも書いていたんではないでしょうか。

同じ教養の深さでもこういう軽妙さやくだけたところが兼続にはありません。あく
までまじめ。洗練された都の風狂士と土臭い田舎紳士。その対比が非常に面白いです。

慶次が旧友という庭林某の関連文書は『戦国遺文』(東京堂書店)の中に収められ
ていたはずです。同一人物かどうかはわかりませんが、一族かもしれません。


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