うちの近所なので写真を撮ってきました。
この鉄塔のある所は関西文化学術研究都市の中心部として、
研究施設やそこで働く人の為の住宅が整備されつつある場所です。
最近は国立国会図書館の関西館が竣工しました。
そんな場所柄、最新式の鉄塔を建てたのでは?
と想像しています。
(かたおかあつしさんのコメントより)
『鋭い腕』でご紹介した「変わった腕金を持つ鉄塔」の地元の方から写真をいただきました。
やっぱり、ちゃんと撮った写真はいいなぁ(爆)
普通の鉄塔に比べて、薄く鋭い形状に見える腕金の具合がよく分かります。
いただいたコメントによると、関西文化学術研究都市という地域が関係しているようですが、これと似た例では、筑波の万博記念公園の一角に建っている鉄塔があります。(筑波も研究学園都市です)
先端を目指す場所には、相応しい(であろう)形状の鉄塔が必要なのかも知れません(笑)
腕金部分のアップ写真もいただきました。
鋭いといっても実はそうではなく(当たり前ですが)、H型鋼の親戚のような鋼材を、この鉄塔専用に設計されているみたいですね。ちょうど耐張型碍子を取り付ける部分から鉄塔本体に向かって、腕金が太くなり広がっている様子が分かります。
少し条件は異なるのでしょうけど、『黒騎士の系譜』も特徴ある腕金ですが、『鋭い腕』とは設計思想が異なるのは明かです。面白いですね。
ところで。
プレートには、
「平成一一年四月 関西電力株式会社」
「建設年月 平成7年4月」
という記載がありますが、建て替えが行われたのでしょうか? あるいは、建てた時と、使い始めた時?20020818
かたおかあつしさん、ありがとうございました。