『送電線』でおなじみ、荒畑さんからいただきました
>> 線名の謎ではないのですが、新所沢変電所の南狭山線1−1号基の >>プレートの表記が2種類ありました。 >>−1が大きいのと、小さいのです。 >> 鉄塔は自衛隊機墜落事故の南狭山線2号線でした。
不思議な物件は、ここにもありました。
一つの鉄塔に、二つの表記。
同じように見えるプレートでも、ちょっと違う。
「第1回世界鉄塔調査学会報告・2」「同・4」で報告した通り、鉄塔に取り付けられている大小の線名を表すプレートでは、その表記が異なっている場合がある。しかし、追跡はそこまでであった。
今回、荒畑さんからいただいた画像データからすると、大きなプレート同士でも異なった表記になる場合があるという重大な事実を突きつけられたこととなる。
そもそも、鉄塔1基には大きなプレートが1枚だけ、という場合が多く、2枚取り付けられているのは少数派というのが僕の認識である(特別な場合に2枚取り付けということになるのであろう)。それとは別に小さいプレートと大きいプレートが両方ついているという組み合わせはありふれたパターンである。
この、異なる大プレートの表記からすると、作成された日が異なるのであろう。もちろん、どちらかが後から取り付けられたはずである。(同時に作成したならば、同じモノになるもんね)
20000206