手前に立っているのが「富塚線−2」その向こうに見えるのが「富塚線−1」です。さらにその先に見えるのが富塚線への分岐点です。
富塚線の最初から、こういう変形鉄塔ということではなく、富塚線−2が特別だということが分かります。それでは、この鉄塔がこうなっている理由はというと・・・
富塚線−3、および4は、実はドナウ型でした。
富塚線−2の腕金位置が上2段、下1段になっているのは、ドナウ型鉄塔へ送電線を渡すために、あらかじめ送電線の取り回しを考えていたんですね。
いままで何ヶ所かのドナウ型鉄塔を見てきましたが、こういう構造の鉄塔を前段に置いているというのは初めて見ました。
富塚線−3、4はドナウ型鉄塔ですが、富塚線−5は普通の四角鉄塔に戻ります。しかし、富塚線−2と同様の腕金位置に間があいた変形鉄塔です。
いやぁ〜、濃いですね、この区間(笑)。