見たところ、何の変哲もない、ちょっとくたびれた感じのする鉄塔です。
こういう鉄塔には、「送電線注意」というプレートが張り付いていることが多いですね。
しかし、この鉄塔には恐るべき秘密が隠されているのです。
きっとこの事実を知ったら、JRもびっくりするに違いありません。茨城県五霞町にて
なんと、JRに先駆けて新幹線を開通していた!!
しかも、地上ではなく、空をゆく新幹線です。
とまぁ、そういうことなんです。怒らないでね皆さん。
猪苗代新幹線−711番基。
福島は磐梯山の麓、猪苗代湖のあたりから(?)、はるばる電気を届けに来ているわけです。711基の鉄塔を経て、ようやく茨城県と埼玉県の境界線までやってきたのです。いやぁ、長い長い。
行き着く先は、いやいや、終着駅は何処なんでしょうか?
追加情報:
この猪苗代新幹線については、猪苗代旧幹線とともに JAMMITさんの「送電鉄塔・火の見櫓見聞録」の「歴史ある幹線鉄塔6」にて紹介されています。19990904