初秋・歌垣山散歩      

山頂の山道  
山頂の展望台から山道を見下ろす 
■目的地:歌垣山(554m)<山域:北摂・大阪府能勢町>
■日にち:1999年10月10日(日)
■天気:晴れ
■同行者:家族全員
■コースタイム:
  
  堀越峠 [約390m](14:40)〜山頂(15:00-15:05)〜北のピーク(15:15-15:20)〜
  山頂〜堀越峠(15:30)

【歌垣山】 妙見山の北にある私のお気に入りの山の一つ。
今日は家族と亀岡方面に予定があり、途中の歌垣山に立ち寄る。昨日の虚空蔵山で
体力がかなり落ちているのに愕然とした。が、今日も好天なのでお手軽に山の雰囲
気にだけは浸りたい。(^^;

【堀越峠】 毎度の堀越峠も久しぶり。妙見奥の院への林道脇にはツリフネソウの
群落があった。さらにマッタケ山の立て札もある。峠から妙見奥の院方面はマッタケ
山のため、9/23〜11/15は入山禁止と記してある。皆さんご注意を。
 多少は陽の射す府道脇にゲンノショウコの紅が残っている。府道を横断してだいぶ
ん山になじんできた「おおさか環状自然歩道」の道標から山道にはいる。いきなり
茅などのヤブと、先月の台風によるものか松の倒木でかなり荒廃した感じを受ける。
 しかし直ぐに、いつもの歩きやすい山道となった。階段は雨水でかなりえぐれて
いる。日陰なのでぬめるような粘土質の坂に汗を吹き出しながら登る。山道脇には
ギザギザの小さなトゲを付けた葉に白い花のオケラが目立つ。

【秋色はまだ】 かなり伸びてきた檜の植林を右手に、ススキが道を塞ぐほどに生い
茂る道を登っていくと、やがて道は平坦になってくる。振り返ると、妙見奥の院が
まだ濃い緑で座る。ススキはあるものの秋の雰囲気はまだまだ。奥の院の左手前に
見慣れぬ赤白クレーン重機、何の工事をしているのだろうか。

【ススキ繁茂】 山頂までは遠くない。やがてススキに囲まれた展望台があり、先に
行っていた子供達が手を振る。もう西に傾きかけた陽を通してススキの穂が光る。
おやつをすませて、北峰へ向かう。ここも静か。コオロギの鳴き声が寂しく響く。
 ひといきついた後、山頂に戻る途中で裕太がアリジゴクを見つけた。砂の中から意
外と大きな姿が出てきた。さらに子供達はさっきからバッタやトンボを捕まえて遊ん
でいる。

【秋鹿】 下りは粘土の坂で滑らないように気をつける。植林の間から鴻応山や妙見
奥の院がのぞく。亀岡からの帰りに麓で能勢の酒・秋鹿を買う。肌寒くなってくると
やはりこれに限ります。

  歌垣山ついて   

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1999.10.17. BY M.KANE