つくしうどん と 烏ヶ岳     

行者山  
冬枯れの水辺広場から行者山を眺める
  ( 烏ヶ岳は行者山のすぐ奥です。)
■目的地:烏ヶ岳(528.3m)<山域:北摂・兵庫県三田市>
■日にち:1999年1月31日(日)
■天気:晴れ それほど寒くない
■同行者:家族全員
■コースタイム:

  つくしの里 発(13:20)〜炭焼き窯(13:35)〜七々松上池(13:45)〜
  羽束山展望ベンチ(14:05)〜行者山(14:30)〜烏ヶ岳山頂(14:40-15:00)〜
  行者山(15:05)〜羽束山展望ベンチ(15:30)〜七々松新池(15:40)〜
  つくしの里 着(16:05)

【行者山と烏ヶ岳】 去年の暮れに一人で登ったのですが、今日は家族で。
ちょっと風邪気味のようなので、麓の散歩程度に済ませようかなと思ったのですが、
ついつい...。
 典型的な里山です。麓の「つくしの里」と併せて、ファミリーハイクに最適。

【つくしうどん】 木器から県道三田後川線に入り、北を向いて大船山方面を目指す。
途中左手に「三田・もち処 つくしの里」の看板があります。
 ここで前回、食べられなかった「つくしうどん定食」にありつくことができました。
時季はずれなのでどんなのが出てくるか楽しみでした。餅とすりゴマと揚げ、そして
佃煮の土筆がのっています。そうかぁ、その手があったか。(^^)
草餅もうまい。晴天。
大船山  
大船山と藁葺き屋根  
【炭焼き窯】 腹ごなしに高平の里を散歩。おばさんが出てきて、「山へ登りますか」
「はい、ちょっと」「トイレの横に炭焼き窯ができたところですよ。」
 林道のような広い道を道標に従って歩くと煙が立ちのぼる。真新しい屋根の下に
粘土が大きく盛ってあり、その先から煙が湧く。ほぅ、まさに炭焼きの真っ最中。
なるほどぉ、こんな感じだったのか。三田市もなかなか味なことをやってくれるなぁ。

【ため池】 霜柱や氷に喜ぶ子供達。ため池を回って水辺の広場へ。野鳥が木の上に
集まっているので、香里は双眼鏡でしばし眺める。名称不明。(^^;
 俊一と裕太はため池の側で水遊びをしたいようだが制して、吊り橋へ誘う。その
先は七々松新池、ここからは山登りとなる。今日はため池の回りで遊んで帰ろうかと
思っていたのだが、雑木林の尾根道に惹かれてついつい足を踏み入れる。というか、
子供達が先に先に行ってしまうので監督責任で山へ。(^^)

【尾根道】 今日は何となく体が重い。後ろから付いてくる嫁さんは更に輪をかけて
.....(^^)  前回、ここは下りだったので気にならなかったのだが、だらだらとした
登りが続く。やっと尾根道に出る。既に西に傾きかけた陽が明るく差し込み、赤松の
香りに包まれてなかなかいい感じ。ツツジの芽も見られるので春が楽しみ。
松の道  
松の尾根道  
【烏ヶ岳】 先に登る子供の後から行者山に着くと既に彼らの姿はなく、隣の鳥ヶ岳
の方から声が聞こえてくる。尖った山容が誘うのか自然に足が向くのであろう。
 山頂に着くと日陰に残るわずかの雪を集めていた。少ないのでこぶしほどしかなく
雪だるまにもできない。それでもこれだけで子供達は面白がるのです。(^^)
 今日はよく晴れていて、遠くまで見通せる。大船山の左に昼ヶ岳、そして深山。
更に大野山や峰ヶ畑と前回よりも葉の落ちた明るい山頂です。「こんなんやったら、
もっと見晴らしのいい高い山に行くんだったなぁ。」、「山には登らんって、ゆうて
たんとちゃうのぉ。」と嫁さん。
 おやつを食べた後、雪の残る谷道へ下ろうと思ったが、子供達は先に来た道を下っ
ていたのでそのまま下りる。日の射す雑木の尾根道やため池に映る山を愛でながら
つくしの里へ戻りました。

  烏ヶ岳について   

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1999.2.7. BY M.KANE