晩秋の大谷徘徊・高岳北尾根    

 
■目的地:大谷(Ca530m)   <山域:北摂 猪名川町>
■日にち:2009年11月29日(日) 
■天気:曇り
■同行者:嫁さん
■コースタイム:
  杉生新田 発(11:45)〜大谷〜北尾根で昼食(12:40-13:00)〜尾根を少し北上〜広い源頭部へ下りる〜
  大谷に出合う(13:50)〜杉生新田 着(14:20)

 昨日は天気が良くなく風も強かった。
明くる日曜の方が穏やか。青空は広くないがちょっと出かけてみようかなという気になる。
車で県道篠山線を北上すると、コナラ系の雑木林がオレンジ色に色づいて今を盛りと主張している。
これで快晴だったら目がつぶれていたかもしれない。(^^)

 杉生新田に近づくと、軽トラにオレンジベストのハンターがみられる。マッタケ山が終われば次は猟期と
北摂・丹波はハードルが多い。新田の谷を詰めていく途中でもハンターにすれ違った。猟を終えたところなら
入れ替わりでちょうどいい。
 いつもの空き地に停めさせていただき、支度をして大谷入り口の堰堤下を入る。以前は柵の戸があったが
するりと谷に入られるようになっている。堰堤の上を過ぎて赤い鳥居の脇から沢を渡る。植林を抜けると
いよいよ雑木の谷が広がる。もう少し葉が残っているかと思ったがほとんど落ちてしまって明るい谷。
 
 落ち葉の中を沢がチロチロと流れる静かな世界。落ち葉を踏みながら少しずつ谷をつめていく。
巡視道の小さな鉄橋が架け替えられていた。なめた小滝の脇を歩く。ここは唯一足場が悪いので要注意。
 尾根の手前は急斜面。手をつきながらよじ登る。尾根に出ると荒れ果てた黒いネットが残っている。
あちこちに穴が空いて用をなしていない。僅かに日の当たっている南面で昼食。
 
 谷の方から猟犬の鳴き声が聞こえてきた。大丈夫だろうが、会いたいものではない。避けて北尾根をいく。
雑木に囲まれた広い谷の源頭について一息。鳴き声は遠ざかった様子なので、この谷から大谷へ下りていこう。
カメラの電池がなくなったので交換。ん?新しい電池なのに空の表示。なんか変だ。リチウム電池に替えると
何とか残量あり。低温というほど気温は低くもないと思うのだが。この後、何度か調子が悪くなり、撮れる時に
撮っておくしかない状態が続く。
 
 植林を抜けて楽しい谷歩きも終わりという所で、落ち葉に隠れた岩に滑ってズボンの膝が少し破れた。
そろそろ靴を買い替えないとひどい目に遭いそうだなぁ。
 帰り道も黄葉を堪能しながら家路を戻った。短時間の割にしっとりとした時間を過ごすことができた。

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2009.12.29. BY M.KANE