ソエ谷峠の東、タムシバ咲く北摂散歩     

一の谷池から

■目的地:ソエ谷峠の東手前まで  <山域:北摂・兵庫県猪名川町>
■日にち:2007年4月1日(日)
■天気:曇り後小雨
■同行者:嫁さん
■コースタイム:金山彦神社脇 発(10:15)〜一の谷池 (10:50)〜ソエ谷峠東(11:15)〜金山彦神社脇 着(11:55)

 昨夜の雨は上がったが、霧のように白い靄が立ちこめている。気象台によると黄砂の影響もあるらしい。
昼までの空き時間、近場に散歩へ出る。銀山の公民館近くは紅白の幕を立てて催し事のようである。
駐車場はいっぱいなので、その先の金山彦神社近くのふくらみに止めさせて頂く。

 民家の間を抜け近畿自然歩道の道標に従い右に折れる。道端にかわいらしいショウジョウバカマ。
倉庫手前の「火の用心」巡視道標識には今も城山へのテープが巻いてある。
道脇の川は思ったよりもきれいだ。山を望めばミツバツツジのピンクやタムシバの白がちらり。
堰堤向こう斜面
 北の支流へと沿う分かれ道を右に見て、堰堤の脇を上っていくと谷の奥が広がり、城山が出る。
冬枯れの斜面にぱらりぱらりと白いタムシバが咲く。嫁さんもこの眺めには喜んでくれた感じ。
西山橋を渡ってなめた沢に沿った道となる。なかなか良い沢である。地道続きからコンクリート道が出て
わずかに上ると一の谷池。静かな水面が緑になって伸びていく先にもタムシバ。

 池の静かな水面を見ながら上流に進み、気になる巡視道標識を左に見る。チェーンソーの音が聞こえる。
すみれ咲く仕事場のような広場から私有地と書き記された伐採地を過ぎると、やっと山道らしくなった。
松茸山につき11月10日までとめ山の標識。テープも続く。沢はいよいよなめた岩底を見せて流れる。
沢沿い (帰路にて)
 道は少しずつ狭くなり、そろそろ戻らないといけない時刻。右にふくらみのある所を過ぎた辺りで引き返す。
すると待っていたようにぱらりと雨粒が落ちてきた。ゆるりと雨あしが強くなる。カッパの上だけ着た。
霞み空に白い花。もう満開なのかなぁ、のタムシバを愛でながら、谷道の散歩を楽しんだ。


  城山 [猪名川町] について

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2007.4.1. BY M.KANE