黄葉の六甲・桜谷道     

 
桜谷上部
■目的地:掬星台(Ca680m)   <山域:六甲 神戸市>
■日にち:2009年11月23日(月) 
■天気:晴れ
■同行者:嫁さん
■コースタイム:
  森林植物園 P発(11:05)〜東口からトゥエンティクロスへ(11:45)〜桜谷出合(12:30)〜桜谷〜
  掬星台(13:35ー14:10)〜徳川道〜桜谷出合(15:00)〜森林植物園 P着(16:05)

 昨日は朝良く晴れたので有馬口まで来てみたが、着いた時には雲が厚くなり、ハイカーもいない様子。
テンション上がらず引き返した。明けての今日はいい夫婦の日なので、ささやかな嫁さん孝行を。(^^;
朝からすごい霧である。慌てても仕方ないかとゆっくり出発。
十万辻辺りに上がると霧の上に出て、突き抜けるような青空。有馬へ向かう途中の座頭谷も黄葉してきれい。
箕谷から森林植物園の道を間違えて鈴蘭台に入ってしまった。迷ったあげく駐車場に入ったのはお昼近い。
紅葉が見頃なのですごい人出だ。いつもは入ってすぐの駐車場に停めていたのが、今日は一番奥。

 ザックに詰める支度をしていたら、周りの車の人はみんな居なくなっていた。ほとんどの人は園内の紅葉狩りなのだ。
長谷池へ下りるメインの通りはお祭りのような人だかりである。
しかし、それだけのことはある。どこの木々もいい色に色づいている。紅葉ばかりでなくコナラなどもきれいだ。
 
睡蓮の紅葉 (長谷池)
 東口へ下りる谷もいい感じ。トゥエンティクロスに入ると、嘘のように静かになる。そうは言っても河原で食事の人や
歩く人がいつもより多い。道みちの林には植物園ほどの華やかさはないが、素朴な色づきが輝いている。
沢は昨夜の雨で水量が多い。始終せせらぎが耳に入る。
 
トゥエンティクロスにて
 桜谷出合も昼食の人でいっぱいだ。もう、正午過ぎだが腰を落ち着けるところがないので、谷道を上がる。
一段と静かになるが、10分おき位にすれ違う人がいる。杉が茂った雨上がりの林は少し肌寒い。
急な登りを過ぎて沢を渡る所は名残の紅葉が赤かった。思いの外の長い登りに彼女はうんざり気味。
とんだ嫁さん孝行になってしまいそうだ。アジサイが足下で黄葉している。
 掬星台は、六甲縦走の人たちでごった返していた。瀬戸内海も、もやで見晴らし良くない。遅い昼食を済ませると、
子供たちに夕飯の用意があるので、お楽しみのたこ焼きも求めずに下山。
 
黒岩尾根北面 (掬星台下にて)
 天上寺前の車道を通り、アゴニー坂取り付きの道向かいの谷に徳川道へのショートカット道がある。
ササが茂り、本日一番の藪っぽい道。徳川道に合流し、下り一本調子の道は、疲れ気味の嫁さんにありがたい。
静かな道だ。二組とすれ違う。さすがに少ない。トゥエンティクロスを下って名残惜しい黄葉を眺めながら森林植物園へ。
 園から箕谷方面は渋滞していたので、西六甲ドライブウェイを西進して帰る。記念碑台辺りから鉢巻山過ぎまでは、
縦走の人たちが車道に列をなしていた。芦有道路で有馬に降りて船坂と宝塚、多田で渋滞。
紅葉シーズンの連休最終日であることを思い知らされました。なんだか思惑違いだらけの一日となってしまった。
 それにしても、縦走された人たちは明日の仕事は大丈夫かなといらぬ心配をしてしまいます。

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2009.12.28. BY M.KANE