公園化の廃線跡から桜の園散歩
桜の園の谷を見る
■目的地:大峰山(552.4m)下の桜の園[約250m] <山域:北摂・兵庫県宝塚市>
■日にち:2001年4月15日(土)
■天気:曇り一時晴れ
■同行者:裕太
■コースタイム:
武田尾 発(10:15)〜廃線跡〜どんぐりの道〜城ヶ丘広場(10:55-11:30)〜
どんぐりの道〜亦楽山荘(11:35)〜さくらの道〜武田尾 着(12:25)
【廃線跡】 大峰山まで登りたかったのですが、裕太の歩きたい範囲に留めました。
廃線跡は桜の園入口まで公園化されています。2月末時点は工事が緒についたばかりで
さほど気にならなかったのですが、今日来て見ると古い鉄橋は真新しい木の橋になってい
るし、武田尾駅側には公衆トイレ、数箇所に芝生を植えた広場もあり見違えるよう。
気軽に歩けるようになりました。河原にはバーベキューの人で賑やか。
古い寂れた雰囲気が薄れたのは残念ですが、より多くの人が自然に触れられるのはいい
ことです。しかし、何となくゴミが目立ってきたように感じます。
桜の園入口 ...こんなに立派になってしまって...
【桜の園】 桜の園の谷には、整備されたもみじの道から分岐していた細い踏み跡が、どん
ぐりの道として新たに整備されています。今日はここを登って中腹の広場で軽く昼食。
裕太はベンチの下や岩陰にアリジゴクの巣をたくさん見つけました。ヒヨドリやシジュウカ
ラなどの鳴き声が盛んに聞こえます。広場の脇には苔むした古い石積みがありました。
桜は既に花吹雪、ミツバツツジはちらほらという感じで、大峰山の尾根道のツツジがどん
なかはわからないのですが、今年はツツジの花が少なく感じます。
未だ残る山桜を愛でながらさくらの道で戻ります。正午になり子供会のようなグループなど
たくさんの人が入ってきていました。
ヤマザクラ 城ヶ丘広場から
【予告】 アクセスは猪名川町から切畑経由で武田尾です。この道のいたるところに第二名神の
ルートを示す標識が立っています。手放しにきれいな谷とは言いませんが、山の中の雰囲気が
残っている里山の谷に、あと数年で車の音が木霊するのでしょう。多分その中には自分の
車も播州に向けて走っているかもしれません。
裕太がこの里山を覚えていてくれたらいいなと、車窓を過ぎるピンクのツツジに思いました。
予告標識
大峰山について
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2001.4.22. BY M.KANE