北摂・中山 縦走路からの雪雲展望    


瀬戸内海へ移る雲
■目的地:中山(478.2m)<山域:北摂・宝塚市>
■2.5万図:広根・武田尾・伊丹・宝塚
■日にち:2005年1月9日(日)
■天気:晴れ時々小雪
■同行者:単独
■コースタイム:
  阪急清荒神駅 発(11:00)〜大林寺(11:20)〜やすらぎ広場分岐(11:35)〜
  林道(11:50)〜中山奥の院(12:05)〜中山最高峰(12:35-12:40)〜
  基準点No.4(13:05-13:35)〜361.7m三角点(13:55)〜
  中山縦走路東端分岐(14:35)〜満願寺(14:45)〜湯山台バス停 着(15:00)

 いつもの出遅れ。天気も良いしとりあえず歩きたい。先日気に入った中山の
清荒神コースにしよう。新春日曜日の昼前。参道は今日も参拝者でごった返している。
人の流れにゆっくりと流されて駐車場へ。すぐ上の大林寺、雑木林の上は青空。
ほんとに良い天気になった。既に多くの人が下りてきている。松の露地を抜けて
沢沿いの道を登るが、先日と陽射しも歩く方向も違うので全く別の道のように見える。
     
松の露地から中山寺コースの尾根を見る
 林道に出てすぐ、今日は「奥の院」の道標から雑木に入る。
林の中でも晴天で明るい。道をくねくねと行とやすらぎ広場への道に合流し、更に先が
奥の院。実はここ初めて来ました。良く踏まれた道は夫婦岩からの道に合流して山頂へ。
さすがにこの辺りは人が多く、道もぬかるんでいる。ついさっきの晴天から急変。雲が
覆い被さり小雪が舞い降りてきた。風を避けて昼食の人多数。

 今日は最高峰から中山寺へ下りる予定だったが何となく縦走路を歩きたくなった。
雪がちらついているのになぜだろう。食事もせずにさらに東へ濡れた道を歩いていく。
先回と向きが逆なのでやはり違う山に感じる。ちょっとおもしろい。基準点のある露地に
来ると展望も開けて日射しが戻る。西を見ると六甲の上に先程の雪雲が被さっている。
今頃、六甲の人は縮みあがっているかな。日が出れば暖かい。南西斜面の露地に腰を
据え昼食とする。腹が満たされたらもう一度展望を楽しもう。
     
大平山と明ヶ田尾山(奥)を見る
 少し足も休んだし縦走路歩きは快調。赤白鉄塔の手前で北を見ると、丁度三草山辺りに
別の雪雲がかかっている。だんだん東に移っている。このまま行けば満願寺あたりで
その雪に遭うかもしれない。その時はその時、さらに東へ進む。焼け跡無惨な道を通って
露岩を下りる。北に南に展望が開けて心地よい。住宅地脇を抜けて満願寺。結局は
雪に遭わずに到着。後半は移ろいゆく雲を見ながら心地よい歩きに浸れました。

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2005.1.29. BY M.KANE