相変わらずの好展望 美作・三平山    

 
 蒜山SAからの三平山 
■目的地:三平山(1009.8m) <山域:美作・岡山県真庭市・鳥取県江府町>
■日にち:2009年10月11日(日)
■天気:曇り
■同行者:嫁さん
■コースタイム:登山口[720m]発(9:10)〜尾根に出る(9:50)〜山頂(10:15-10:25)〜登山口着(11:15)

 三平山は、蒜山高原の西に聳える。お気軽に登れて、大山や蒜山の展望抜群。
12年振りに嫁さんと登った。いつの間にか子供達も成人して夫婦でのんびりという趣向。
 高速道の渋滞はまだかなと、宝塚から中国道にのる。なんとか流れているものの、既に7時近い。
渋滞が始まりつつある危ういところでした。さすがに3連休なのか、いつもの中国道より車が多い。
山崎までは良い天気だったが、佐用辺りかは朝霧が立ちこめていた。朝日が射して幻想的。
 美作に入ると再び明るくなる。落合から米子道。蒜山SAは早くも混雑という電光掲示板。
9時前に蒜山ICを下りるとすぐにR482を江府方面へ。前回からの10年を越える時の流れで
道も様変わり。山奥という風情は薄れて、猪名川町から篠山へ抜けるような感じ。
 
 駐車場  
 キャンプ場を過ぎて登山口の駐車場。8台駐まっていて、身支度していた3人ほどが先に出発。
登山口からは以前と同じ雰囲気。つづら折れにアキノキリンソウやリンドウ、ひとり真っ赤になった
葉っぱなどを愛でながら登っていく。時折、下の景色が垣間見えてワクワクしてくる。
 
 登りはじめの道  
 と、パラリパラリと雨粒。さすがに日本海側は雨が多いか。空身で良いかと思いつつカッパは持ってきた。
その後は雨粒もなく薄日が射したりする。立木が少なくなると見上げる斜面にススキ。
 
 高原を俯瞰する  
 ぐるりと曲がって土塁の説明板がある尾根道の始まり。ここからは北の山並みを振り返りながら
滑りやすい粘土の道を徐々に登っていく。だんだんと展望が広がる。
あいにくの曇り空、大山の頂きも雲、蒜山は雲が動いてだんだん顔を出してきた。
 
 山頂から毛無山方面  
 蒜山から南にすらりと下りる裾野は何度見ても心地良い。所々、スポットライトのように陽が射す。
山頂は広場になっている。南に毛無山の稜線。その手前はススキの原が広がる。
残念ながら青空ではない。しかし、360度山並みが見渡せるので快適。
 
 下山路から皆ヶ山  (右に上蒜山)
 来た道を戻るが、粘土の下りは少し難渋した。そんな中を次々と老若男女が登ってくる。
小さな子供達も元気だ。名残惜しい景色をまぶたに納め、尾根道からつづら折れの斜面へ下りていく。
粘土とはうって変わった砂利混じりの高速道的山道は天国のようでした。
登山口に下りると、おびただしい車の列ができていた。お手軽展望なので人気なのでしょう。
 
 定番の風景  (休暇村前にて)
 そばの館で天ぷらとろろそばを頂き、休暇村の前を少し散歩して、ひるぜんランドのおみやげ屋さんへ。
昔と変わらず、大山椒魚の池もある。住んでる山椒魚は換わっていないのだろうか。
以前よりも賑やかになって、素朴な高原の里の雰囲気が薄れた感はしますが、まだまだのんびりできそうな
里が健在です。そんな家並みの間をゆっくり通り過ごして帰路につきました。


  三平山について   

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2009.10.25. BY M.KANE