ツツジ咲き始めた石切山へ散歩 

 
  遊歩道に咲くツツジ  
■目的地:石切山(284.1m) <山域:北摂・兵庫県宝塚市>
■日にち:1999年3月29日(月)
■天気:晴れ  寒い
■同行者:俊一・裕太
■コースタイム: 

   湯山台中央バス停 発(14:30)〜石切山山頂(15:20-15:40)〜
   湯山台中央 着(16:20)

【石切山】 池田市の五月山と猪名川を隔てて対峙する山。
せっかくのいい天気の休みでしたが、寒い。しかし、じっと家に居てもつまらない。
とうとう昼過ぎに、息子達と一緒にまた散歩に出かけました。

【桜咲く】 ジャンパーを着て歩き出す。春になるというのに
一昨日から寒さが戻ってきた。風が強い。住宅地を抜けるところに桜の若木があり、
ポツリポツリと咲いていた。やはり街中に近いと暖かいようだ。土手には濃い紫の
タチツボスミレもいくつか咲いている。

【だんご】 谷道を歩いていく途中で、裕太が粘土で土だんごを作り始めた。俊一は
苔からにょきにょきと伸びた穂を発見。先週よりも手前の登り口から山道に入る。
えぐれた谷の道。息子達は土だんごを作りながら登る。鞍部に出て右に登れば三叉路。
その登りの途中に、雑木の木洩れ陽を浴びたピンクがきらきらと輝く。ミツバツツジ。
一年振りに、いよいよ山に彩りが帰ってきた。
 
ステゴザウルスの岩  
  北の展望岩へ駈ける  
【ツツジ】 山頂まで明るい陽射しの中、尾根伝いに歩く。先週の早咲き株は満開。
その横にたくさんのつぼみを膨らませた株がある。まだまだ新芽だけでつぼみも出し
ていない木も多い。山全体でいえば2分咲きというところかなぁ。
 歩いていく度にホッ、ホッと鮮やかなうすい紫のピンクが出てきてとても嬉しい。

【だんごコース】 山頂から先の展望台に着いた。斜面を使って子供達は土だんごを
転がして遊びだす。自然の坂では飽きたらず、小さな溝を掘り塀を作ってコースにし
たて、裕太のズボンは泥だらけとなっていく。
 風が冷たくてなかなか春らしくないが、花はちゃんと咲いてくれるようである。




     早咲きツツジと吹雪の石切山散歩  

■目的地:石切山(284.1m) <山域:北摂・兵庫県宝塚市> ■日にち:1999年3月22日(月) ■天気:晴れたり吹雪 (^^; ■同行者:俊一・裕太 ■コースタイム:     湯山台中央バス停(14:30)〜石切山山頂(15:00)〜湯山台中央 着(15:30) 【石切山へ】 早春の三連休、最終日は晴れ間と吹雪の繰り返し。 三日間何処にも行けずどうにかなりそう。昼過ぎから子供達が外で駆け回るので、 一緒に散歩することにした。 【多田丘陵ハイキングコース】 こんな吹雪模様の春の日におばさん3人が 道に迷った様子。一緒に道標の所までご案内する。こうしてみると住宅地の中の 要所に道標が付いている。  「あっ、さっきのおばちゃん達。知らずに真っ直ぐ行くんとちゃうかなぁ。」と 公園で寄り道していたら裕太が見つけた。ちゃんと道標に合わせて正解のルートへ。 【早咲きツツジ】 ゴルフ場の脇から山道にはいる。昨日の雨で濡れている。今日の 足跡は見られない。やがて別ルートとの合流点。松の林の中。MTBのタイヤ跡が 真新しい。平坦な歩きやすい林の道。道から逸れた雑木林の中に、今年初めての ツツジを見つけた。こんな天気になろうとは、思っていなかったのだろうなぁ。  
北の展望岩から眺める  
  晴天に雪雲が走る  
【萌葱色】 バスから見つけた枯れ木に萌葱色は、ヒメヤシャブシの葉と花穂で
あった。子供達は、花穂をいもむしと呼ぶ。山頂近くには多く見られた。
 北の展望岩は、恐竜岩というそうな。他にも猪岩やさかな岩とかいろいろある。
北摂の山々はめまぐるしい雪雲と晴れ間に忙しい景色である。
去年工事していた西面はすっかりと人工物に変わっている。老人ホームのようである。
街に近い山は変化も激しい。

【展望台】 六甲や甲山が望める場所からすぐに地味な山頂。さらに少し行くと
大阪平野を望む展望台。生駒山も半分は雪雲に隠れている。裕太もこの春は1年生。
兄貴に展望台までは行かんとなと言われて、よそ見してバス停のイスで打った足を
かばいながら頑張った。甘い親父は、帰りにおやつを奮発したのでした。

  石切山について   

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1998.4.3. BY M.KANE