北摂早春・一本松山と近畿自然歩道     

 
烏帽子岩橋からの一本松山
■目的地:一本松山(301.4m)<山域:北摂・兵庫県猪名川町>
■2.5万図:武田尾
■日にち:2008年3月22日(日)
■天気:曇り
■同行者:単独
■コースタイム: 
  道の駅・いながわP 発(11:20)〜展望岩(11:35)〜Ca225m峠(11:45)〜一本松山(11:55-12:10)〜
  Ca225m峠(12:20)〜184m地点のため池(12:25-12:30)〜近畿自然歩道〜ふれあい公園(13:05)〜
  釣り場展望岩(13:25)〜道の駅・いながわP 着(13:45)


 今日は朝から曇り加減。夕方は雨の予報、昼間も陽射しはなさそうな雰囲気。
空山にもう一度行ってみたいが遅い。近場でどこにしようか。掲示板で話題になっていた一本松山。
以前は松茸山の札に遠慮したが、様子が変わっているようなので。

猪名川町南田原にバイパス道ができてきている。一本松山が一段とよく見える。この風景、ずっとあり続けて欲しいが
道ができるとその周りにいろいろ建ってくるのは我が家の近くで見てきたこと。
 
バイパス道から見る  
 道の駅・いながわの第二駐車場に駐めて出発。靴を履き替えていたら小さな草にナナホシテントウが散歩していた。
いよいよ春が来たなという感じ。まだ新しい歴史街道の標識がある川床川の橋を渡って住宅地へ。
突き当たり近くに小川があって歴史街道の札がある。これが判りにくい。そのまま道なりの山道へ入ろうとすると、
近所の方がこっちですよと小川左岸の細いコンクリート道を教えて下さった。なるほど、整備してこんな道になったのか。
山道に入るとヤブな登りになっていたのかもしれない。
 
歴史街道は右  
 かわいらしい護岸工事が終わったばかりという様子の小川道は、すぐに地道になり雑木を抜けてつづら折れから
右手の小尾根に乗っていく。枝の間から山影が見えてきた。尾根道は北側が露地となり、三草山や堂床山が望める。
プラ階段を登れば一抱えほどの岩のあるコブ。道標でまだ歩き始めて500mほどしか来ていないと知る。
展望は東も開けてきた。丸山の両側に雨森山と経堂の空。北西の高圧線の向こうは三蔵山だろうか。
一本松山は間近に大きな三角形で横たわる。

 えぐれた道から付け替えた階段を過ぎると明るい尾根道が続く。左側には古びたヒモが残っている。
峠に着くと、左のシダの多い山道に一本松山の札が掛かっていた。今までの明るい道から少しヤブっぽいものの
よくわかる細い小径が上っていく。時折、先人のテープが雑木に巻いてある。なかなか味のある林を抜けると
杉の木に囲まれた三角点に到着。静かである。展望は枝の間しかない。おにぎりを食べた。
 
峠から南の道  
 山頂からは四方に踏み跡が下りており、楽しめそうな感じ。もとの道を下る。峠から南へ谷道を下りて平坦になると
ため池の横に出た。田畑があるが、静かすぎて置き忘れられた所のように感じる。
近畿自然歩道の道標が銀山方面と屏風岩方面を指す。ため池の堰の上を通って屏風岩へ。
カモが泳ぐ池の横を過ぎて整備された地道を辿る。小さな峠を乗りこし、再びため池の横を下りると植林の中。
小川の横の道。向こう岸には金網が張ってあり、パークタウンの住宅屋根が見えたりする。

 さらにため池の横を抜けると舗装道、元気な子供達が遊ぶ公園の脇を抜けて田畑に点在する民家の横を歩く。
大谷山が目の前。レンゲソウやホトケノザなど春の花が出てきた。
東光寺東の釣り堀にかかる橋を渡って、東光寺・屏風岩を経て駐車場着。約2時間の早春散歩でした。
 
アマナ  


      一本松山について   

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2008.10.11. BY M.KANE