黄葉の芦生・野田畑谷から杉尾峠    

上谷にて
■目的地:杉尾峠(約745m)     <山域:芦生・京都府美山町・福井県名田庄村>
■日にち:2005年11月13日(日)
■天気:晴れのち曇り
■同行者:貴公子さん・もぐさん・のりかさん・幸さん・ナカイさん・スナプキンさん・たらちゃん
■コースタイム:   自宅発(6:00)=R477=広河原=生杉ブナ林 駐車場(8:50)着

  生杉ブナ林 駐車場 発[約550m](9:00)〜峰越林道〜地蔵峠(9:35)〜中山神社〜
  野田畑谷出合(10:15)〜野田畑峠(10:55)〜永谷山(11:55-12:35)〜
  杉尾峠(13:45-14:00)〜上谷〜野田畑谷出合(15:10-15:25)〜地蔵峠(15:55-16:05)〜
  峰越林道〜駐車場 着(16:30)

 京北経由で生杉へ。山道が長く山奥に入っていく雰囲気がいい。亀岡からずっと朝霧の中。
久多峠を越えると朝日の比良が見える。まだまだ先がある。朽木村に入って後に貴公子さんの
車を確認、予定より早めに着くかなと思っていたら既に低徘時間であったようだ。
林道になると周りは黄葉が溢れんばかり、天気も良くて先行きを約束されているようなもの。
駐車場は一杯で少し手前の空き地に駐車。みんな早速歩き出すが、今からパッキングの私は
出発が最後になる。
峰越林道
 峰越林道のゲートを抜けた所で自己紹介。しばらくご無沙汰しているので私も新入り同然。
思い思いに話したり写真撮ったりしながら林道を歩く。この時点であまりの黄葉にため息連続。
みなさん木々や花の種類に精通された人ばかりで、ふむふむ、へぇぇぇ、と教えられることばかり。
野田畑谷に入るとさらにため息の連続。晴天の青の下、目映いばかりの錦繍が続く。
野田畑峠から先もしばらく谷を行き標高710m付近で尾根に乗る。若狭側の黄葉もいい。北西の
展望も良い。百里ヶ岳がよく見える。
そろそろ分岐到着かと思っいつつ歩くが、アップダウンが続いて上りもきつい。北面に猿の声を聞く。
百里ヶ岳
 分岐からシンコボへ向かい昼食。無線を聞いてみたが低徘メンバーは聞こえなかった。
ここから野田畑谷源頭を左に見て登り返し、杉尾峠へ尾根の歩きとなる。谷ほどの黄葉はない。
迷点を示す道標があった。尾根に乗ったまま行くと812mピークへ行く丘である。なるほど。
この西下の鞍部が実に素晴らしい落ち葉の庭園。西の尾根へ登り返して歩き少し荒れた斜面を下りて
約795mの鞍部。ここも良い感じだ。やっぱり芦生はいいわぁ。
落ち葉の鞍部
 尾根伝いで杉尾峠まで行く予定だったが、最後のコブの手前で上谷が左手に見えた。
コブの方は杉ばかりで紅葉は谷沿いの方がよさげ。引き込まれるように上谷へ。
5分ほどで杉尾峠。奥地のはずなのに人通りが多い。ここは一人ぽつんと来た方が雰囲気に
合うかもしれない。峠といっても若い杉が生えて道標がなければただの鞍部。
若狭方面に展望があり青葉山の双耳峰がよくわかり、海まで見える。
青葉山と若狭湾
 上谷を戻る。一部足場の悪い所や渡渉しにくい所もあったものの、周りの景色に酔いしれて
気はそぞろ。雲が広がり陽射しがなくなってきたが紅葉を撮るには丁度良い光かもしれない。
野田畑谷も良かったが、こちら上谷もため息の連続。いいわぁ。
上谷を行く
 黄葉に囲まれた野田畑谷出合いで一息入れて名残を惜しみつつ植林の中へ。
駐車場はほとんど車も居なくなり後片付けもそこそこに帰路へ就く。
企画頂いたのりかさん、貴公子さん、差し入れ頂いたたらちゃん、ブナの実を頂いた幸さん、
景色に一緒にため息つきっぱなしのもぐさん、なかいさん、これから芦生にはまりそうな
スナプキンさん、今年最高の素晴らしい秋の一日をありがとうございました。


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2005.12.27. BY M.KANE