ちいさい旅行ガイド
----ワンダー!! 18(+7) TOUR 四国の旅(2002/07/12〜14)----

1日目<7月12日(金)>
朝4時起床。眠い目をこすりながら家を出ます。
途中で山手線が停まったというニュースを聞き、急遽大江戸線を利用して羽田へ。
羽田で西武線利用のラブ子と会う。少し遅れてときぼとてけてけが来て、全員集合。
ギリギリの時間で、飛行機に乗り込み、離陸!
途中、富士山の山頂を真上から眺められたらしい。羨ましい…。
そして、何故か私たちは外を見るより、飛行機の机に向かっている…。それは暑中見舞いを書くため(笑)
高校時代の担任やら、部活の顧問やらに書いているのでした。せっかく集まってるしね。
それにしても「暑中見舞い」を書いたのって久しぶり〜。いつも「残暑見舞い」なもんで(笑)
担任には、てけてけのぬいぐるみ写真つきのハガキで。顧問には、私が以前買った松山の絵葉書で。あれ、でもこの旅、松山には行かなかったような……。

9時、無事に高松空港に着きました。ほっ。
ツアコンお兄さんに連れられてレンタカーのある場所へ。いきなりバンっと何か銃声のような音が何度もしたんだけど、アレはなんでしょう?
お兄さんに道を教えてもらい、うどん屋さんへ直行!
お兄さんってば「綾上ってどっちですか」って訊いただけで「ああ、山越に行くんでしょ」と鋭く指摘。さすがじゃ。
山越うどんにて「かまたま」を堪能。うまい!!うー、感動だあ。
たぶん、これ、朝食、です。

うどんに感動しながら、坂出へ。ここは瀬戸大橋のあるところです。
その途中、「ガム食べる?」とラブ子がてけてけにガムを差し出すと、「いいよ、口の中のうどんの味が消えちゃう」だって。今回の旅を象徴する名言ですね。
相変わらず、瀬戸大橋周辺には何もありません…。
ものすごく良い天気だったので、開放感に浸りながら瀬戸大橋を眺めました。
ついでに瀬戸大橋記念館にも入ってみました。これだけ大掛かりなんだもん、瀬戸大橋を渡る料金が高いのも仕方ないよなあなんて気になりますね。
その後、常盤公園に行きたかったのですが、道がイマイチ判らず、宇多津のゴールドタワーに上ってみることにしました。
遠くからでも見える建物は、太陽に輝くゴールド。
でも、周囲はほとんど人がいないんですけど……。
これ、実は去年に一回閉鎖してるんですね。でも地元の人の要望で展望室だけやっているらしいです。
確かに眺めは良かったんだけど…。ほぼ貸切だったし。
ま、こういうところかぁ、って感じです。
行きは展望室まで直通。入り口のお兄さんの解説付き。
帰りは2階分下がってエレベーターに乗ってくださいねと言われたのでその通りにしたんですが、でもこのエレベーター、行きのと同じだよ?何で?お兄さんを迎えに行かせるためでしょうか?
展望室以外はクーラーがかかってなく、暑かったです。でも2階下がると、結構下がったなーって気になるね。

宇多津や坂出の町、瀬戸大橋などが、360度ぐるりと見渡せます。
でも、近くの酒屋さんの怪しくも大きなカラクリ人形や、ものすごく派手で洋風のお城っぽいウェディング会場の方がインパクトがあったりする…。

高松市へ行こうとして、途中でうどん屋へ。道に迷う…。ものすごーく細い道を不安になりながら行ったところに、中北はありました。
ここは天ぷらが有名。持っていったものも揚げてくれるんだって〜。ときぼは、次回来たら絶対チクワを揚げてもらうと言ってました。
うちらは、タコとナスとインゲンとコロッケを分け合いつつ食べましたが、美味しいよ〜。
最初のナスの一口目、忘れられないです。
これが昼食になりました。
そうそう、満腹になって駐車場から車を出そうとしたら、横の車がきっちり側によっていて、しかも道路も狭く、車が出せない!
ときぼが悪戦苦闘し、残る3人がそれを三方向から監視。すると後ろにいたおじさんの2人組が自主的に「出してあげる」と言ってくれました!なんて親切なんだ!!しかも上手に出してくれたんだよねー。素晴らしい!
どうやら彼らは私たちがいなくなったら、その駐車場に止めたかったみたい。持ちつ持たれつですな。ありがとう、おじさんたち!
高松市はほぼ、素通り。一応「ここが栗林公園ね」とか「ここが高松城です」とか言いながら町を一周しました。

次の目的地は、鳴門。とにかく日が高いうちに着きたかったので、ちょっと急ぐ。
途中の津田の松原の道の駅で一休みしたのみ。ここの海岸では海で遊ぶ人たちが、松越しに垣間見れました。
その甲斐あって、予定通りに鳴門に着くことが出来ました。
平日だからか、ものすごく空いている鳴門公園。駐車場もガラガラです。
鳴門公園にある渦の道は鳴門大橋の真下の道です。海面を真上から覗けるの。
渦潮の時間ではなかったんですが、海面を真上から見るなんて機会めったにないから、結構楽しめました。
特に、高所恐怖症の私たちには…(笑)
渦潮らしきところを探して、あっちこっち廻ってしまいました。
「あ、あの辺、渦潮っぽい」とか言いながら…。
お疲れのご様子で椅子に寝っころがっていたご夫婦、あれからどうしたかしらね。

次は「一番さん」こと霊山寺へ。その愛称のとおり、四国八十八箇所の1番目です。
しかーし、行ったら誰もいない…。そう、明るいから気づかなかっただけど、結構遅い時間だったのです。当然、お寺のお遍路さんグッズの販売所もしまっています。ちぇー。お遍路さん気分を味わってもらおうと思ったのにな。
地元っぽいようなおじさん(最初は寺の人かと思った)がいて、何故か写メールしてました。鯉とかを携帯で撮っちゃったりして。なんだったんでしょう?

さて、いよいよ本日のお宿、徳島市へ入ります。
道を誤って夕飯の予定のラーメン屋さんまで行ってしまったりもしましたが、無事にチェックインすることが出来ました。
部屋は何故か2人部屋×2。ありゃ、4人部屋で取ったのにね。
ラブ子・てけてけの行動型と、ときぼ・ゆりりんののんびり型に分かれました。
だって、毎回何かをしようとするときに、迎えに来てくれるのってラブ子・てけてけ組なんだもん。
ちなみに、エレベーターの中にある各階案内より、それぞれの合言葉が決められました。ラブ子・てけてけ組は「ル・コンタン」(そういう名前の食堂があったの)。ときぼ・ゆりり組は「インペリアル・スィーツ」(「インペリアル・スィート」の複数形?)。この合言葉を言わないと部屋には入れないらしいです。まあ、5分後には忘れてましたけどね〜(笑)
ちょっとのんびりした後、夕飯の徳島ラーメンを食べに出かけました。

今日の徳島ラーメンはよあけ
中華そばっぽいしょう油ラーメンで、うん、美味しかった〜。
思わず全部スープを飲んでしまうほど。
お腹がそんなにすいてないと思って「小」を頼んだのに、なんだか食べたら余計に食べたくなったぞ…。
帰りにコンビニを探してうろうろし、夜食を買ってホテルへと帰りました。

大浴場でお風呂に入った後、例によってラブ子・てけてけ組が待ちきれずに私たちの部屋に。
ツアーのクーポン券がない!という事件も発生しましたが、フロントに渡したということが判明して事なきを得ました。
その頃、東京の新大久保ではSomniumの大人たちが、一杯やってたわけですが…。(笑)
こっちはこれからが本番です。一本ずつお酒などを飲みつつ、九州しょうゆのポテトチップスを食べました。
何故かサンドウィッチを食べていた人もいましたが…(笑)
修学旅行といえば九州しょうゆのポテチよね〜。九州に修学旅行に行ったとき、うちの組のバスガイドさんが1班にひとつ、九州しょうゆ味のポテトチップスを買ってくれたんです。アレには感動したなあ。安上がりかな、私。
しおりに今日の日記を書き込み書き込み書き込み…。それが終わったら他の人へのひと言を書き込んで…。
そして夜は更けて行くのでありました。

ラブ子・てけてけ組が帰った後、ときぼ・ゆりり組が何をしていたかというと。
なんだか幕末談義をしていた覚えはあるんだよなー。
「桂小五郎は格好いい」とか「沖田さんの写真を見ると幻滅する」とか…(笑)



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