モンゴルへ行きました



大草原の朝と放牧風景



バイカル湖に近いフプスブル湖



ゴビ砂漠のツーリスト用ゲル


7月にモンゴルへ行ってきました。(ホテルへ3泊、ゲルへ4泊)

年寄3人をモンゴル文化専攻の早稲田の女子大学院生が案内してくれました。
(年寄の1人の姪御さんでモンゴル大に留学し、馬頭琴の演奏家でもある)

北はロシア国境近くの湖から南はゴビ砂漠のど真ん中までという強行軍でした。
(プロペラ機に延べ7H、ロシア製ジープに18Hも乗りました)

前から「遊牧民」って想像できても“実感”がわかず一度実際に見てみたかった
(我々定着農耕民族といつも比較されるので)のと、
13世紀の稀有の英雄「チンギスハン」が蹂躙した「大草原」とはどんな所か立ってみたかった
、のが動機です。(単なるジンギスカンの“ファン”です)

4月から成田−ウランバートル直行便が就航し4時間半で行ける様になったのも楽です。
(以前は成田から北京経由で大変だったようです)

モンゴルの自然と人の営みは日本語では適当な言葉が見つけられないほどの「スケールと落差」です。
(トナカイを飼う北方遊牧民と羊を飼う草原遊牧民を訪ね、その生活・移動・一族等なんとなく分かりました。
また大草原や果てしない砂漠に立つと、もっと先に何があるかという衝動に駆られます)


永くロシアの影響下にあったせいか特にゲルマン系ヨーロッパ人が多いのも意外でした。
(ウランバートルも北欧風の街並ですし、ビールもオランダ・ドイツ・デンマーク製が殆どです。
観光客も大半がトレッキング客です)

ゴビのゲルで朝青龍の大関昇進を知り現地の人達と乾杯しました。




ロシアに近いツァータン族のトナカイ放牧



ゴビの蜃気楼
(砂漠の町が浮かんで見える)



草原を流れる大河、両岸に遊牧民のゲル


藤原 忠のホームページ