▲ERG.DOS ERG.SYS インデックス
2000/ 06




●2000/06/28 ソフ倫からの返信

 ソフ倫から返事がきた。

 内容自体は予想通り、木で鼻をくくったようなもので歩み寄りの可能性ゼロ
 こちらからのメールでフリーのエロゲ屋と名乗ったことに関して「大変、申し訳ございませんが、どちらのメーカーから、今回の用語集を入手されましたか、お教え願えませんでしょうか」などとさり気なく探りが入った。仕事受けてる会社名書かなくて良かったよ。

 なにを言っても無駄だと思いつつ、「法律上の規定はともかく、(生徒は)もっと広い意味の言葉でありますし、そもそも高等学校は義務教育ではなく、夜間部など、様々な年齢の生徒が学んでいることを考えると、この言葉を規制する方がより差別的に思えます」と返信しておいた。

 しかしこの件に関しては、ソフ倫を責めるのは間違いなんだよなあ。
 元々ソフ倫を作った連中の思慮のなさが最も非難されるべき点だ。もっとも彼らは、役員の任期途中でユーザーからの批判メールに堪えられないなどと甘ったれた泣きを入れて辞めちゃったけど。
 オレたちはみんな黙って10万払ってるのにーっ!
 自主規制のポーズだけするようなゲスなことするのは勝手だが、他人を巻き込まないで欲しい。10万という金で、人は人を殺すし、貧窮に喘ぐ人間は死ぬんだ。実際オレは知っている。

 しかし、利権なんてものは作ろうと思えば何億だろうが簡単に作れるんだなと学んだ次第。声さえでかければ


●2000/06/26 「自主審査におけるNGワード集」

 今日、初めてソフ倫にメールを出した。
 「自主審査におけるNGワード集」という通達で、ゲーム中使っては行けない言葉として「生徒」がリストアップされていたからだ。
 ほかにも無数の単語が指定されており、これを全部使わないとなると、ほとんどクロスワードパズルを解くような苦労を強いられれる。

 年間10万円搾取されるのは我慢するにしても、これには堪忍袋の緒が切れたので、 なぜ「生徒」を使ってはいけないのか説明を求めるメールを出した。返事を待つ。

 しかし人の上前をはねて、こんな浮き世離れしたことをしているソフ倫は、皮肉じゃなく羨ましい。大したビジネスモデルだネ。


●2000/06/24 場違い

 Come! Come! 〜パパママ子ども集まれ!というページの担当者からリンクの連絡を頂いた。
 タイトルの通り、若いパパママ向けの子育て情報を中心とした、とても上品なページだ。

 ごめんなさい


●2000/06/22 ファン心理考察の一環として

 判官贔屓というわけでもないが、もっと褒めてあげたい人間というのがいる。
 例えばそれはクルセイダースのジョー・サンプルだ。
 言うまでもなくジョー・サンプルは一流ミュージシャンだが、もっと金持ちでもいいんじゃないかと思うのだ。
 たとえばジョー・サンプルが黒人じゃなくて、エリック・クラプトンくらいカッコよかったらもっと有名だったろうになあと思う。
 ジョー・サンプルは明らかに、単にムサい親父顔というだけで損をしている。infoseekで検索しても、ジョー・サンプル42件に対して、クラプトン349件とダンチの差だ。
 いや、こんなエロゲ屋に同情されるのも鬱陶しいと思うんだが。<ジョー・サンプル

 さて、日本にも、ニッポン人というだけでその実力ほど報われていないミュージシャンがいる。それは高中正義だ。
 高中がアメリカ人だったら、グラミー賞の常連だったろうになあと思う。いや冗談でなく、マジで。

 infoseekで他にも検索したところパット・メセニーは107件嘘だろ、オイ!?(ナカグロ無しの方がいずれの名前も件数は増えるが比率は変わらず)


●2000/06/20 電話世論調査

 今朝、朝日新聞の世論調査なる電話があった。
 電話の主は舌っ足らず、棒読みで、なんつーかガングロギャルを彷彿とさせる女の子。
 最初はネタか?と思ったが、どうやら本物らしい。結果は23日の朝刊で発表。
 しかし、調査員があんなふざけた相手じゃまともに答える気にならんわな。ていうか説教しようかと思ったヨ!
 結論:朝日の世論調査は当てにならず


●2000/06/16 ラリー・カールトン

 ラリー・カールトンはもちろん史上最もカッコいいギタリストだ。
 作品ではルーム335等が有名だが、私はやはりクルセイダース時代のソロが好きだ。これぞ漢って感じの渋いソロが。
 1988年、暴漢の銃弾を受け一度は死にかけたこともある。
 確かに、客観的にその作品の音楽的価値を判断するなら超一流とは言い難いし、復帰以降、現在までの(ソロ)作品は悪い言い方をすれば陳腐かもしれない。
 でも、The Gift(1995)なんかを聞いていると、ああ、ラリー・カールトンは本当に幸せなんだなあ、と思う。真っ当で幸せな生活がありありと見える。
 ラリー・カールトンは世界一カッコいいギタリストで、真っ当なアーティストだ。

 で、私は「オレは幸せだろうか」と自分の日記を読み返してみた。
 答は言わずもがな


●2000/06/12 木曽の匠

 先日、長野県伊那市からR361権兵衛峠を越えて、R19の旧道鳥居峠越えをした。その途中、早朝でまだ観光客の一人もいない奈良井宿に立ち寄った。
 昔の宿場町の風情が残る素晴らしいところだった。
 宿場の端から端まで歩いた。小雨がぱらつき、家並みが濡れて、文字通りしっとり落ち着いた趣であった。
 まだ7時だというのに、一軒だけ店を開けている漆器店があった。奈良井駅にほど近い柳屋漆器店
 表には、階段タンスの小物入れなどが並べてある。とても可愛らしくて、値段も安い。私は一通り町並みの写真を撮ってから、店に戻り、それを買った。
 店のおじさん、おばさんはとても気さくで、おばさんにはタンスの値段をオマケしてもらい、おじさんには下のバッタをもらった。
 本物のバッタではない。シュロの葉を折って作ったものだ。腹の筋まで作ってある。私は思わず「すごい!」と驚いた。
 ふたりともニコニコして送り出してくれた。次、ここに立ち寄ったときには人へのお土産でも買おうかな。

シュロの葉のバッタ
シュロの葉を折ったバッタ。実によく出来ている。


●2000/06/10 17歳の犯罪

 テレビ,新聞,雑誌を見れば17歳、17歳と喧しいのでオレも一言言いたくなった――、わけでもないけどオレもヒトコト。

 さて、17歳が人を殺しました
 この場合に我々が何をするべきか、考えるべきかといえば、ただ馬鹿じゃねえのと犯人及び親なら親を糾弾しておけばよいのだ。論評はそれだけでいい。少なくとも、自分自身に関わりのない限りは。
 最近の気味の悪い事件の根底にあるのは、一対一関係の喪失だ。
 目の前の相手(子供、親、家族、親類縁者、ご先祖様、友人知人)をすっ飛ばして、すぐに社会が、世界が、私たちの地球が、などと気味の悪いこと(科学的視点の欠けたこと)を言いたがるのが現代人の悪い癖だ。<オマエモナー

 馬鹿な奴が馬鹿な事件を起こした。そんな場合も、自分に関係ないことにいちいちウブな反応を示す必要はない。
 無関係の人間は、ただシンプルに馬鹿じゃねえのと思っていればいいのだ。

 17歳の少年が人を殺した。だからどうした?

 オレの家族、親類縁者、友人知人が殺されたときには、そんときまた考えます。


●2000/06/07 長野の山奥は渋谷よりうるさい

 実家を含めてこれまでに住んだ6カ所の静かさを比べてみると、静かな順に

 1.千葉市 << 2.新宿 < 3.杉並 < 4.渋谷 < 5.川口市 <<< 6.中野

という感じだ。
 1番の実家の千葉市から、4番の渋谷まではコトリとも音が聞こえないほど静かだった。6番の中野は駅の直横だったので別格にうるさい。

 さて、5番の現住所の川口市も住宅地の真ん中で、一般的には静かな方なのだが、県道がやや近く、前の道が弁当工場に通じているので、朝のラッシュ時と、7-11のトラックが通る時だけうるさい。最近眠りが浅いこともあって寝不足だ。

 地方の山奥を抜ける幹線国道を走っている時など、こんな僻地なのに車がうるさくて大変だろうなと思う。東京のど真ん中よりうるさい。これはちょっと不条理だ。
 川口に越してきて、生まれて初めてトラックの乱暴な加速音に殺意を覚えてから、ツーリング中に集落を抜けるときには、せめてスピードダウンするように心がけている。

 実感は大切だなあ。


●2000/06/04 市販ソフト脱却計画

 現在使用中の全市販ソフトからの脱却(シェアウェアを含む)を目指して、とりあえず遊びのレタッチはGIMP等に完全移行することにした。
 普段、仕事でイライラさせられているので、もう意地でもアドビに金は払わねえぞ(バージョンアップしない)とは決めているのだが、来年あたりにはOSも含めて全部タダ、となるよう挑戦してみようと思う。

 と思って、1年間放っておいた古いマシンにLinuxをインストールしたら、CD-ROMかハードディスク(あるいは両方)が錆びついてるか黴びてるかしてインストール失敗しちまったい、タハハ。

 しかし、辞書,事典類はもちろん市販のものを使うにしても、ソフトウェアの中で唯一フリーでは満足できないだろうものがあった。
 それは日本語入力システムだ。ATOKがフリーにでもならない限り、これは買うと思う。
 なんのかんのいってもATOKは偉大だ


●2000/06/03 著作権確認書

 最近のソフ倫についてはまったく無知だったのだが、おととい著作権確認書なるものの存在を知った。
 ソフ倫に申請した作品が、他者の著作権を侵害していないことを約束する誓約書だ。
 だが、これまでの日記で書いたように、エロゲ屋の実態を知っている私は、悪いけど笑ってしまった。

 他者との一対一関係をすっ飛ばして、単に自己実現の手段として、科学的な検討もなしに、いきなりリサイクルとかエコとか男女同権とか差別撤廃とかボランティアなんてことを言い出す人間と同じくらい、この著作権確認書は胡散臭い。

 著作権確認書の前に、もっと本質的な問題を解決するべきだ。
 10万出してフォトショを買うか、それとも買わずにコソコソしているか、そのどちらかだ。

 こんな事を言うと良識ある向きには叱られるだろうが、余計な真似をしなければピーコも結構だと思う。倫理とか、著作権確認書とか言い出さなければ





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