2000年の2月と3月
00.02.01
37.8度。ちょっと熱がさがってくるが、こうも続くと朦朧としているのが普通になってくる。 電話では伝えにくいことを、紙になぐり書きしてファックス。やりこぼしていることもありそうな気がするが、そこまで明晰さがもどらず。 仕事関係のメールだけチェック。社長から「明日、打ち合わせするけど、出社できる?」とのメールが来ているが、ムリ。

00.02.02
37.7度。ちょっと下がってくる。もう寝るにも飽きた。が、本を読んだり、パソコンを使って作業するほどの集中力は出ない。電気グルーヴの新譜も聞きたいが買いに行く気力なし。

00.02.03
36.8度。楽になってくる。

00.02.04
やんやややんやややんやんや〜。錯乱。

00.02.05
元気をとりもどしたが、おとなしく寝る。

00.02.06
牧野修「忌まわしい匣」集英社、短編集、半分読む。前半の中では、B1公爵夫人、甘い血、ワルツが好き。
清水玲子「竜の眠る星」白泉社、読了。5巻の階段のシーンでグッとくるねー。
井上夢人「オルファクトグラム」毎日新聞社、読みはじめる。嗅覚を見る描写が面白い。クラゲ〜。

00.02.07
○ひさしぶりに出社。だるい。
「ゲーム批評」31号、米光は、「クーデルカ」レビュー。「カエルブンゲイ」で、いぬいぬわんわんという名の犬井千春氏は、あの馬鹿文体で「ビブリボン」レビュー。 よく考えて見れば1年以上かかすことなくゲーム批評にレビュー書いてるんだが、読んでるよ!と言われることは、ほとんどない(3度ぐらいは、ある)。 ちなみに31号は、「育ちすぎた巨人、RPG」「ゲーム批評はデコを応援します」という素晴らしい2大特集。売ることよりも、もっと大切なものに魂を賭けてるとしか思えないぜ、がんばれ!
○あ、昨日のことだが、、「ほぼ日刊イトイ新聞」の「夢中になりたい」という原稿も更新。「ロジックスアンドレトリックス」という素敵なフリーペーパーを紹介しております。

00.02.08
中村雄二郎・いとうせいこう「哲学」岩波書店読了。メールによる往復書簡であり、そのことが文章にとても影響を与えている感じがする。双方の「お互い簡単にわかりあわないほうがいい」というスタンスが潔い。
○友人と某友人のことを話す。看護婦さんとつきあっていて、週末は、看護婦の女子寮に忍び込んで一泊しているそうである。「看護婦の女子寮に忍び込んで一泊」というのが想像力の貧困なスケベな男の想像みたいで、うらやましい(ことにしておく)。
「黒まめヨーグルト」が、癖になるおいしさ。

00.02.09
井上夢人「オルファクトグラム」毎日新聞社読了。連続殺人犯に頭部を殴られた後から、嗅覚が見えるようになった主人公の物語。物語の骨格は、ミステリー的だが、描かれる物語は、嗅覚が見えるようになった主人公の世界観の変異であり、SF的。
○オルファクトグラム、聞きなれない言葉なので調べてみる。olfactoryが、「嗅覚の」、olfactionで「嗅覚」なので、「嗅覚術」というような意味か?
○余談。鼻の慣用句、have one's nose in a book(読書に熱中しているという意味)は、映像が目に浮かんでくる。

00.02.12
○10日、仕事してたら終電逃して、歩いて帰ろうとするが、思ったより寒いのでタクシーに乗って帰るが、翌日、また熱。貧弱貧弱。
○11日は、1日中寝る。1食もとらず。
○12日、食べないといかんだろーと思い、近所のうどん屋に行くが、半分ぐらいでもうダメ。30時間以上は食べてなかったのに食欲でないか。
○熱も下がってきて、安心。退屈だが、出歩く気力はないので、体温をいろいろ測る。連続してはかってもやはり同じ温度を示すことや、右と左では微妙に違うことなどを発見する。なぜ右と左で違うのだろう、というか、じゃぁ、どっちが体温計の測定値として正解なのだろうか。

00.02.13
○ようやく復活。結局休日がまるまるつぶれてしまった。というか、やらなきゃいけないこと多発だったので仕事する予定だったのだが、寝てた。寒い夜道を歩くのはやめよう。
○スヌーピーのマンガで、「やれやれ」という言葉を知った。
村上龍「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」集英社文庫、読書中。しかし、なんて本だ。各章のタイトルが、バイヨンヌ産ハムとメロンの黒ゴショウ風味とかフレッシュフォアグラのソテーと大根の甘煮とかフランス産仔ウサギのリエット 香草風味などなど。で、その残酷なほど快楽的(P57)な料理を、中学時代の初恋の女性と一緒に食べる。そこで、二人は中学時代を回想し、初恋の女性が、当時の主人公と料理を誉めまくるという話なのである。今のあなたはこんな凄い料理を食べさせてくれるし、昔のあなたは私たちを代表して学校の嫌な先生に反抗してくれたし、ぽわわぁーん、な、初恋の女性。おぉ。自慢小説というかナルシスト小説というか、三代目魚武濱田成夫と勝負させたいというか、ここまでやればあっぱれというか。でも、読んでしまうというのは、村上龍の筆力の凄さ、か。というか、そう思われるのを承知で書けてしまうことの強さ、か。

00.02.14
村上龍「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」集英社文庫、読了。嫌いな教師のことを、あいつの容姿、髪の毛から爪先まで、からだを作っている蛋白分子の一つ一つ、喋る言葉、臭い、存在そのもの、何でもいいんだけど、オレ達に勇気を与えるものがない、気分が落ち込んでいる時にあいつを見て元気になるような人間は地球上に一人もいないだろう、(P101)と言い切れてしまうところが、フィクションとしてきちんと成立したときには、パワーのある小説になるのだろう。作者本人が直接見えてしまう(と思える)エッセイや、作品の場合は、どうも、そこが逆に(たとえば、いや、その先生だって、その先生の生活があって、奥さんとかさ、親とかさ、友達とか、先生に勇気わけてもらってる人がいると思うけどなぁ、と)ひっかかってしまう。とはいえ、ぐいぐいと読まされてしまうのだから、なんとも凄い。
HotDogPress大槻ケンヂの「領域無限 ショック!人間対談」は、スーツアクターの破李拳竜さんとの対談。最後に拳竜さんが語るスーツアクターの上西さんのエピソードが熱い、クリエータ胸に刻むべし!である。
ハンデを持つ子供たちの施設へ慰問に訪れるのだが、そこで着替えるとバレるので、先に着替えていて、セブンの格好で車から降りたら、小っちゃな子供が嬉しそうに走ってきたんですって。そしたら、後ろで看護婦さんが泣いていたんで、何故泣いているのか聞いたら、「このコは動けなかったんです」って。で、それ以後、仕事に対する取り組み方が変わった、そうである。熱い対談なので必読! でも、この号の特集「究極のLOVE&SEXレポート2000」とかって特集なんで、とほほ。しかも内容が、緊急レポート急増するヌレニアムガール徹底特集とかで、さらにトホホ。なんだよ、ヌレニアムガールってのは! ってしっかり読んでるじゃん、俺。

00.02.15
村上春樹「風の歌を聴け」 講談社文庫を読んで、泣く。昔読んだときは泣いた記憶がないので、まえより深く読めるようになったのか、涙腺がゆるくなったのか、泣き上手になったのか、泣かないと損だと無意識が思っているのか。
そういえば、ここで「泣く」と書いているときは、あれです、くーっ泣けるよーという形容ではなくて、本当に涙を流して泣いているのであるよ。泣くのが趣味。

00.02.16
○ちゃんこ鍋。サウンドクリエータを中心に豪華メンバー。「最近どう?」からサントラな話題などなど。
○帰宅して「ベイグランドストーリー」をちょっとプレイ。おお、大人っす! かっこよすぎ。もう、きちきちにかっこよく演出されてます、この調子で進むんでしょーか? 重厚な感じです、凄いです。ふんむっ!って、箱壊すときもリキ入れる主人公が好きです。頭の触覚もいいよ。

00.02.17
最近読んだ本。
有栖川有栖「46番目の密室」 。天上の推理小説について語る部分に興奮。
星野力「ロボットにつけるクスリ」アスキー出版。P182に、エライザとアリスが出ているのにびっくり。対話プログラムの紹介なのである。(何故びっくりかというと、ディレクションしたゲームのバロックのヒロインの名前が、イライザとアリスなのである)
井上夢人「パワーオフ」 。再読なのだが、またもや一気に読んでしまった。ウィルスを作る男、それを利用して儲けようとする者、人工生命の研究者、ネットワーク管理者、それぞれの立場の者たちがウィルスを軸にコンゲームのように動く。1度目に読んだときはラストに示されるビジョンに興奮したが、今回は興奮するというよりも、その予見性に驚く。

○『カンジとパンバニーシャ・天才ザルが見 せた驚異の記録』(NHK)に出てきたカンジたちが使うコミニュケーション用のアイコンパネルが欲しい。意味のないアイコン(鏡文字になっている漢字や記号や模様)がずらーっと並んでいるボードで、押すと、単語を発音して、カンジたちはそれで博士とコミニュケートするのである。そのボードが、かっこいいんだ。

00.02.18
○プレステ2を幕張まで見にいく。リポートはスティングで。

00.02.20
○寝ようとすると、フライドポテトの匂いがする。どこから? 枕? ベットのスキマに落ちてる? でも食べてないよ。 と探索していると、頭から匂っていた。基本的にドライヤー使わないのだが、ひさしぶりに使ったのである。髪のこげた匂いが、フライドポテトの匂いに酷似しているのであった。なかなか眠れなかったよ、ぐー。

00.02.22
厚木十三 水崎ひかる「電子ゲーム70's&80'Sコレクション」オークラ出版 、購入。当時のゲーム機(SG-1000、ゲームウオッチ、もちろんファミコン、ぴゅう太などなど)が、ずらっと紹介されている本。そのマシンの姿のかっこよさったら、たまりません。失われてしまった懐かしき未来よ!

00.02.25
○健康診断のため前日の8時から飲まず食わずだったのに、出社すると、すでにみんな行ってるよ! あやーん。追っかけるのもめんどうなので、さっさと飯を食いにいく。はらへり。
○資料とするために神社でおみくじをひく。早朝の神社は気持ちいい。

00.02.26
○神林長平の「言壷」の文庫を購入して、その値段の高さにびっくり。299ページで933円! 同じ時期に発売の文庫と、比較検討しても、あきらかに高い。どーしてでしょー。まぁ、おもしろいからいいけどさー。

00.02.27
○バロックオンリー「螺旋の妄想」へ行く。バロック本をいろいろいただきありがとう39。聞き覚えある名前なのに恐竜ニューロンなので、すぐに認識できずに、どの人がどの人だか解らないことが多くて、すまぬ。「毎回来て、好きですねー」ときやなかさんに言われる。
○おやつタイム前に、脱走。双数姉妹「偽俺」を観劇するためである。が、最近の双数姉妹にはどうしちゃったんだろ?と思ったり。「サーカスと革命」 「16」 などの重層的な眩暈のような展開を期待してるのだが。

00.02.28
○最近ナムコ「ミスタードリラー」にハマってます。アクションパズル。コンティニューなし、1人プレイのみ、というストイックなプレイ環境。でも、やるんだな、これが。ドリルでブロックを掘ってどんどん下へ進むだけ、なんだが、おもしろい。下を掘ると当然、上のブロックが落ちてきて、おおおおあぶねぇーと思いながら、どんどん下へ突き進む。ブロックが4つそろうと消えることを利用して途中のカプセルを拾いながら進みますって、ルール説明してもわかりにくいだろーからやってみてみて。

00.02.29
○GBの「カードヒーロー」も面白いよ。戦闘の戦略性が高くて、頭使うぜ。通勤電車でもプレイしているので、乗り過ごし2回、駅についてもやめられなくて駅前で寒さに震えながらプレイ7回以上、乗り換え時に電車来たのに気づかずに見逃すこと1回と被害続出。

00.03.01
○橋元淳一郎「われ思うゆえに思考実験あり」早川書房、購入。葉緑体人間は可能かで始まり、人工生命、時間、といったテーマについて語られている模様。
○岡野玲子「陰陽師」白泉社9巻のオビ「真葛、解禁」反則(誉め言葉)。
スティングでプレイステーション2情報を始めると、アクセス数大幅アップ。PS2の威力にあらためて驚く。
○次のドキドキ流行法廷のために「週刊宝島」を入手。今週の「週刊プレイボーイ」に「WELCOME週刊宝島」という記事があってさすが老舗の余裕か。
○GB「カードヒーロー」ひとまずエンドクレジットを見るが、まだまだ遊べそうで、さらにルールが深化していくことに驚く。
○ノッチで〜すというのが最近の口癖。架空のアイドル、ノッチ(正式には野口知久)が今、俺の頭に棲みついている。「ノッチッチとフィンガーシスターズ」というユニットで3枚ほどシングルを出していて、デビュー曲は「晴れノッチブルースカイ」。ライバルは穂崎健司、通称ホザケンである。もう1人のライバルは女の子で、銀河ちゅー、通称ギッチョ。ノッチに恋する乙女であり、ホザケンを恋のライバルと思っているのである。銀河ちゅーのバンドでベースをやってるスージー(正式には杉山次郎)は、ギッチョに恋している。という設定で、バロック2を作ろうと思う(嘘)。

00.03.02
○作る作るといっているカードゲーム「カンフーガエルブンゲくん」だが、ルールが頭の中では固まってきたのだが、絵がたいへんだ、どうしよー、である。でも「そもさんケロっぱ」のほうがタイトルとしては面白いよなぁ、と悩んだり。

00.03.06
○やらねばならぬことまだやっていないのに、明日は引っ越しである。ぎゃー。
○ひさしぶりに両親に会うと、「コンピュータは病気の元だ」「日光を浴びろ」「運動せずにコンピュータを見てばかりだからすぐに死ぬぞ」「最近は小さいパソコンがあるんだから、外へ持っていってやれ」といろいろ息子の健康を心配してくれる。ありがたい。



00.01


00.01.01
2000年問題、奇想天外な事件は発生していないようで残念(不謹慎)。志賀原発の緊急時用システムに異常とか、通信監視システムに異常とか、ちょっと恐いぞ、ってのはたくさんあったようだが、大事も起こっておらぬようである。

それよりも、「SPEED」解散を止めるために東京蒲田変電所の通信ケーブルを放火した少年の事件は、どう考えればいいのか?
変電所が止まれば停電が起こり、パニックになる。ここまでは、よしとしよう。が、理解できないのは、大パニックが起きると、SPEED解散が中止されるっていう論理の飛躍。今年は飛躍の年にしたいと思う。とムリヤリ年頭の挨拶にかえさせていただきたいぐらいである。

「正拳突き2000回カウントダウン」、行ってきました。もらったハチマキをしめて、極真の人にまみれて、2000回突いてきたよ。

00.01.02
「LOST CITIES」をプレイ。2人用ボード(というかカード)ゲーム。カードの配札によって勝敗が影響されるので、思考力のみのシビアなゲームではない。
5つの秘宝が描かれたボードを中央に対峙して、それぞれが探索カードを出していく。山札がなくなった時点で、出したカードによって点数が計算される。相手の探索を直接妨害したり、駆け引きしたりすることはない。もくもくと自分サイドの探索をしていく一人用ゲームのような展開で、ちょっと相手側のでかたが関わってくるといった印象。不要なカードを捨てるとか、交換するということもなく、二人でプレイしているというより、1.5人でプレイしているような奇妙な感じで、新鮮。

彩穂ひかる「法廷士グラウベン」講談社X文庫読了。中世ヨーロッパを舞台にしたファンタジック法廷サスペンスという設定に惹かれた。法廷士が美形だし、芸達者なので、面白いが、ちと長いでしょー。中世でファンタジーである部分が、展開に都合よく使われている所と、真相なりトリックなり動機なりそういった核になる部分が、この特異な設定でなくてもかまわぬ(というか平凡な)所が少し辛い。

00.01.03
「カエルブンゲイ」誌で「カエルグッズで一攫千金」という連載をやっている。そろそろグッズを作るの巻に突入なのだが、自分が欲しいものを作る!というコンセプトなので、ボードゲームかカードゲームを作ってみようじゃないか、と思う。
ボードゲームは、3人以上で遊ぶタイプのものが多い。もちろん2人で遊べるものもあるが、チェスとか将棋とか碁とか、思考力ぎちぎち勝負!のものが多く、気軽に短時間で遊べるものは、あまりないように思う(というか、ひとつも思いつかぬ)。
そこで、2人で、気軽に短時間で遊べるゲームを作りたい。
しかも、ルールはシンプルで、知らない人でも1度説明して、1回やってみれば、全貌が理解できるもの。でも奥は深くて、何度でもいつまでも遊べるもの。
ついでに、3人でも遊べるとなお良い。
さらに、(カイジを最近再読したので、あーいった)心理的な駆け引きが大いに発揮できるモノがよい。
もちろん、ブンゲくんの絵がついているカードなりボードなりで、グッズとしての楽しさも充分にもっているものでなくてはならない。
さて、条件は、でそろった。
どーゆーものにしよーか。

00.01.04
SFマガジンの今月号、牧野修著「バロック あるいはシアワセの国」という短編が掲載されている。いや、タイトルが「バロック」ってだけなんだけどね、好きな作家さんの作品なので嬉しかったりする。

さて、さっそくブンゲくんゲーム、ひとつ作ってみた。「十蛙図」というタイトル、対戦型のブラフ系ゲーム。プリンタの名刺用の用紙を買ってきて印刷。名刺用カードだと裏から透けてみえるのでダメじゃん! 2枚を重ね合わせて貼り付けたりしたが、あまりの手間に挫折。とりあえず裏の透けて見えるカードで、部屋を薄暗くしてプレイしてみる。ひとつも面白くない(T▽T)。薄暗い部屋という演出効果もあって、落ち込んでるるる〜と口ずさみたくなる。ルールを考え直すことにする。

「パラサイト・イブ2」をプレイ。親切設計だし、戦闘と移動とCGムービーの切り替えがスムーズで、面白い。

00.01.05
とりあえずひとつ原稿を書き終えてから、後は「クーデルカ」をひたすらプレイ。進まない、いつになったらセーブポイントが出てくるんだよ(T▽T)。

またブンゲくんゲームのルールを思いつき、ノートになぐり書き。

永盛さんの掲示板への書き込みをそのまんま引用するが、 お正月に「21世紀の君たちへ」とかいうNHKの番組を見ていたら、チェルノブイリ原発のすぐ隣の街(今は廃墟になっている)にある遊園地というのが出てきました。 事故が起きたのが金曜日・住民に避難命令が出たのが土曜日で、その次の日曜日にこの遊園地は開園する予定だったとのこと。結局、人に訪れてもらうことは一日もないまま廃墟になってしまったんだそうです。 なんだかすごく廃墟遊戯的〜と思いつつ見ていました。 おおおお、見たかった〜、その番組。廃墟遊園地! おおおお!

00.01.06
2000年問題、細かいところではいろいろあったよーであり、海外のニュースなどを見ていると面白い。新生児の年齢を100歳にしてしまう病院のコンピュータとか、懲役100年にされてしまった服役囚とか、大金が誤って入金されて即座に使った人とか。

コウモトくんから竹本健治著「入神」南雲堂を借りて読む。小説家竹本健治のマンガデビュー作であり、長編囲碁マンガ。オバーヒート+酸素障害を起こしてしまうほど集中して思考し手を「読み」続ける描写、神の領域に踏み込んでいく描写に興奮する。

00.01.07
今年はどのような年にするのか?なんていう話題が出ると、「精神的地域限定活動をばんばんやる」とか「Local to Globalですよ」とか「デッド・エンドセンター(端末政府)だぜ(いとうせいこう氏がむかし書いてた)」とか「産地直送の時代だよ」とか言っておるのですが、まぁ、なんかそーゆーふーにやっていきたい、と。詳しくはまたいずれ〜。

復活してがんばってる雑誌「スターログ日本版」が良いよー、作りが偏執狂的に密にして、大胆。「IRON giant」のメカ・デザインのラフスケッチがたくさん載ってて、これがまたスゲエかっこいいんだよー。「カプリコン・1」(今だと「エンド・オブ・デイズ」ってと言うべきか)のピーター・ハイアズム特集もあって、嬉しい嬉しい。

ブンゲくんゲームのルールを夢想。タイトルは「カンフーガエルぶんげちゃん」

00.01.08
竹本健治著「入神」南雲堂って本当に面白いの〜? 絵がヘタすぎるじゃない〜と言われて、いやいや、あのヘタな絵がさらに一種独特な雰囲気をかもしだしていて、良い味なのだよと説明。没入していく心理描写で、ぐにゃりと人物が歪んだり、頭から幻世界が飛翔したりする描写と、つねに不安定な絵がぴったり合っていたりするのだよ。集中した一点の極から無限の世界が拡がるというミクロコスモスな世界観。ゲームに没入した時に感じる至福。そういったものが蘇る傑作。

00.01.09
エレファントカシマシ「ガストロンジャー」を試聴したら無性に欲しくなって買ってしまう。昔の曲はよく聴いていたけど、CMに使われるような曲になってからはちょっと聴いてなかったんですが、今回の曲は、ケッって感じでいいねぇ。以前の曲は「ツバ吐いて野っ原に寝転がってる」イメージで、ツバ吐かせれば、エレカシか長渕かでしょーとゆー感じだったが、今回の曲は、「ツバ吐いて人混みを進め」なイメージになっております。

ゲーム批評用「クーデルカ」レビューの原稿とプロフィール送る。ムービーのクオリティとクリーチャーのオリジナリティは凄い(詳しくは次のゲーム批評で)。

ブンゲげーむ考えていて、思い出したマッチパズル。「マッチ6本で正三角形を4つ作れ」

あら、日付がおかしいな。
まぁいいや。風邪。熱はかると38度あって、一日中寝てたけど、薬飲むと楽になったので更新してたりする。
ニュー・サイエンティスト編集部編「つかぬことをうかがいますが…」ハヤカワ文庫によると、寒いことと風邪をひくことはまったく関係がないと書いてあるんだけど、どーも納得がいかない。
ロバート・シルヴァーバーグ「夜の翼」ハヤカワ文庫を読むと、キャラが手塚キャラでイメージされるのは、おれだけ?

00.01.11
風邪ひいてるのに猛スピードで働いており、ゲーム批評の原稿の修正をこなし、某企画をまとめつつあり、某シューテングゲームを遊んでみて修正要望とザコキャラ案を出し、STINGWEBのチェックはちと手を抜いていたりもするがでも毎日だよ、 某ぐるは打ち合わせてきた、某シンドは優秀な担当者なので見守りながら、某カケラは大回転だよ、と、書けないことが多いが、摩擦で燃えてもしかたないような状況である。

00.01.12
以前、デッドエンドセンターで端末政府で産地直送で精神的地域限定活動だぜとか吼えたが、まぁ、単純に、本当に良いと思ってくれた人だけに作品なりなんなりが届けばいいやと思ってるだけなのだなぁ。
キーワードとして、「賛自直送」 ってのも思いついたが、オヤジな社会評論家みたいだな。自分の作品なりなんなりに賛同、共感してくれる人に、直接、届ける、という意味です。
それがとても居心地よいような気がするんだよ。
「バロック」の時でも、社長には、「すごい本数売れたりしないかもしれないけど、きちんとスティングファン、バロックファンというものができる作品にするから。そしたら、うまくいけば、結果として売れることもあるだろうから」と言ってたので、なんら気持ち的には同じなのである。

00.01.15土
○昼から、打ち合わせ。いろいろ〜。
○夜は、プチワラさん新年会に参加、ほとんど初対面の方なのだが、6時から延々話す。しぶがき隊の「Zokkon命」のレコードを見せてもらって感動。

00.01.16日
カエルブンゲイ3号用の表紙を作る。今回は、写真と合成。
森博嗣「そして二人だけになった」(新潮社) 読了。シェルターの中に実験で入った男女六名。次々と殺されていき、二人だけが残る。盲目の天才科学者のキャラクターはかっこいい。アインシュタイン・内山龍彦訳「相対性理論」(岩波文庫)が多く引用されていて、かっこいい。購入しようと思って、本屋で見るが、ちょっと読んだだけで理解できそうにないので、やめる。

00.01.17月
○この日々記録の上に貼っているサイバークリックのクリック数、だいたい1%以下だったのが、ここ数日ちょっとあがる。ありがとう39。
○さて、読者プレゼントにもしようと思っているブンゲくんカード「カンフーカエルブンゲくん」であるが、 頭の中ではルールがかたまる。単純で面白い予定。 カードゲームといえば「6ニムト」がシンプルで面白いよ。
「SPA!」の1/19号に、ソフトバンクが社員6人であると書いてあって驚く。株価10万円の巨大企業が、社員6人である。すごい。

00.01.20木
○復活するぜの「MSXマガジン」を編集したり、MSXイベントをやったりしている方と会って、いろいろ楽しく話す。去年、アキハバラでやったMSXイベントには、2000人ぐらいの人が集まったらしい。すごい。
「多重人格探偵サイコ」を借りて読む。昔、1巻だけ読んで、不快だったので読むのやめてたのだった。「沙粧妙子 最後の事件」「羊たちの沈黙」という感じ。殺し方はもう確信犯的にエグいことやってるとしか思えない。うーん、目にバーコードあるってのは面白いよね。
○古本屋でコリン・ウィルソン著「暗黒のまつり」(新潮社)を見つけて、購入。見たことなかったから買ったのだが、もしかしてタイトル変わって、文庫化したりしてる? コリン・ウィルソン関連のWEBってあるのかな?と探すが、ない。
「巨人のドシン1・公式ファンブック」 メディアファクトリー、本が巨大で、アンケート葉書も巨大なのが素敵(120円切手はらなきゃいけないけど)。

00.01.21金
「賛自直送」のことを書いたら掲示板等リアクション多くて嬉や。多くの人に伝えられないというデメリット、露出する必要性ってのも、もちろんあると思う。けど、がんばってムリに露出しなくても、そこそこ伝えられる世界になってきたんじゃないかなぁとも思う。少なくともインターネットで世界中の人に(技術的には)伝えることができるということは、本当に凄いことだと思う。でも、まだ技術によって変化した世界観に、われわれ個人の意識がついていけてないのじゃないかという気もする。またオヤジ評論家的に「世界観リストラ」って用語を思いついた。

00.0122土
○ワタリウム美術館の先の「ギャラリーアートスペース」 で、ミニコミの1つとして「カエルブンゲイ」も参加。パーティーするってんで、編集長といっしょにもぐりこむ。いろいろあって刺激になったよ、たとえば。
「ミエナイザッシ9」の表紙の少年の写真と、有刺鉄線ごしの鉄塔の写真に感動。撮った人に「少年と鉄塔の写真、すごいです、かっこいい」と伝えると、実は少年じゃなくて少女である、とのこと。さらに感動す。はるかちゃんファンになったよ、おいら。
○シルクスクリーンで 一冊ずつ入魂な手作りの「Wabi&Sabi」。凛として、そそとして、わびさびな作りが素敵。
○廃墟特集で感動の「萬」を作っている人とも話す。北海道や九州の廃墟も加えた廃墟特集の完全版も準備中とのことで、期待。
○宇田川新聞さんの「シラカバ絵巻」 も購入。版画で絵巻で、もう凄い、ポピュラリティのある今のプチ骨董品というか、大量生産不可能であることの心地よさ。

00.01.24月
石黒達昌著「新化」 ハルキ文庫、読了。感動。ハネネズミ研究に関するリポートというスタイルであり、文庫化される前は、横組みで、しかもタイトルがない(文章の書き出しを仮に使用している)という懲り方であった。ハネネズミ絶滅に関する謎、研究者たちの行動、そして驚くべきハネネズミの生態に関する真相、それが生命の捉え方をくつがえす物語へと突き抜けていくさまを、過剰な修飾を排したリポート形式で語っていく。そっけないスタイルでありながら(もしくは、であるがゆえに)、凄まじいイマジネーションを喚起するものになっていて、感動の嵐。SF的な要素もあり、ミステリー的な要素もある。ネタバレになってしまうので、あまり書けないが、あれこれ書いてしまいたい衝動にかられる作品。インターネット読書会でもしたいぐらいである。

00.01.25火
○引越すので部屋さがし。途中、ハンズでサンスター文具「かどまる君」を購入。 ブンゲカードの角を丸く切る必要があるからである。
マーシャ/ダーシャ「マーシャとダーシャ」 講談社、購入。帯は「勝気なマーシャと、泣き虫なダーシャ。姉妹は、一つの体で生きていた。」

00.01.28
平和島さんと呑む。

00.01.29
咳が出る。熱をはかると38.7。寝る。

00.01.30
あいかわらず熱38.6。ひたすら寝る。

00.01.31
熱38.7。病院へ行く。 保険証もってきてないのを怒られて、こっちは弱りきってるというのに、やややんやんと言われて、「なかなか治らないね。寝とくしかないね」などと言われる。帰って寝る。 朦朧としながら、電話とメールでSTINGWEBや某企画の進行の指示。



99.12の記録

10月からここまでの記録は紛失(T-T)。だれか持ってない?

99.12.28
この上にあるサイバークリック、とうとうクリック数がたまったらしい。通帳記入しに行ってみなきゃである。

99.12.29
こどもそ訪れてくれている皆様に、クリックしてくれた皆様に感謝ということで、近々プレゼント!を実施しよう。普通のモノではつまらぬから、あー、なんにしよーか。

99.12.30
クリス・ブルム氏がデザインしたアブストラクトボードゲーム「GIPF」が欲しくて、「プレイスペース広島」というショップへ行ったが品切れ。
ブルム氏がデザインした「TAMSK」の中古があったので購入しようとすると、突然かかってくる店長からの電話。「いやぁ、TAMSKは面白くないよ〜。やめたほうがいいよ〜」
かわりに2人プレイでお勧めの「LOST CITIES」を購入。
素敵な店である。

99.12.31
本年最後の更新だ。
ゲーム批評や新しい所の原稿書きと、そのためのゲームプレイをやっているので、年の暮れだから〜みたいなことあまりやってません。
だが、夜は、「正拳突き2000回カウントダウン」イベントへ行って、正拳突きしながら新年を迎える予定であるオス。

0921
というわけで、バロックPS版の開発もようやく落ち着いて、家にもどってきたよ、ほぼ4カ月ぶりっ。
部屋が残っててよかったよ、郵便があふれてて大変で、そのほかムチャムチャ。

閉鎖した呉ポートピアって、今、どうなってるのか知っている人いたら教えてプリーズ。もしかして廃墟化?

0922
昨日の夜FAXしたバロック広告ラフの補充連絡&ボディコピーの作成。なかなかカッコいいのではなかろうか。

0924
今月は「マトリックス」月間。
屋根走りシーンを観て無性に「カリオストロの城」が観たくなり、観る。いやさ、何度観ても面白い。ちゃんと各シーンがカッコいい絵になっているところが素晴らしい。傑作でしょう。実写化希望。
ウォシャウスキー兄弟の「バウンド」を観る。「マトリックス」のばかちんさを期待して観たら、これがスタイリッシュな犯罪スリラー。 ムショから出てきた女泥棒がマフィアの愛人と恋に落ちて、二人で協力して組織の金を奪い逃亡しようと計画するという展開。薄い壁と電話、白いペンキ、配水管などの小道具の使い方が印象的。しかも、それらが細部の伏線になっていて飽きさせない。信頼というテーマ部分でのひねりがないところは、マトリックスが虚実の部分でのヒネリがないのと同様なんだけど、細部の積み重ねでストレートな流れの物語を語るタイプの人なんだろう。あと男より女がやたらとカッコイイのも両作品の特徴か。

0925
黒沢清監督の「CURE」を観る。あぁ、好き。「その男、凶暴につき」+「沙粧妙子の事件簿」+「誘惑者」な感じ。まぁ、ちょっと、そんな簡単に殺すかなぁって感じがあるけど、萩原聖人演じる記憶障害の放浪者「おまえ、だれだ?」キャラは、いい。空虚そのものなキャラクタで、対話している者が己と話している構造になっている。「おまえ、だれだ? 米光一成、おまえは、だれなんだ?」
見せ方も、画面外の情報(奥の闇やフレームから外れた所)を効果的に使ったり、ある音だけ(洗濯機の音や強風の音)を強調したりして、不気味さを演出する。
因果関係が(おそらくあえて)明確に描写されない部分は、物足りないと思う半面、後々まで気持ちに残る。なんだかんだ考えさせられてしまっているので、効果的であったのだろう。

タワーレコードでみたサントラのジャケットがむちゃむちゃ素敵だったのでWEBを探したよ発見だよ、日本で公開してないのか、する予定はないのか、どうなんだよ、ぜひ観たいよ、THE IRON GIANT

0925
開発コード「もうもうぴくーん」の打ち合わせのための打ち合わせ。

検索したら昔のコンテンツがひっかかって、昔のこどもそを見て楽しむ。今週の呪文とか、そういやいつのまにかなくなってるし。復活させよう。

掲示板にてきやなかさん紹介のアナザーなGIANT。おお、すごい、THE IRON GIANTも観たいけど、こっちのほうが観たい。

0926
休園した呉ポートピアへ行く。休園しただけで、何も変わってなくて、放っておかれているという噂だったが、行ってみると、そうとう解体が進んでいた。観覧車の輪の部分が外され、駐車場に観覧車のパーツがずらずらっと並んでいて、なんだかパーツの掃除をしていたよ。ばらばらにして、どっか別の所へ持っていくらしい。取り外された籠の部分がずらずらっと並んでいるのも奇妙な風景で面白かった。
夜は、ぷこたん鍋。

キャシー・コージャ「虚ろな穴」読了。物置の床に穴があって、実験で虫を入れてみると、その形を変化させはじめた。あらたな羽が二枚生えたもの、頭があらたにひとつ、あるいはふたつに増えたもの。ってなことになって。という導入部に引き込まれる。波乱万丈な展開を期待するが、そういったエンターテインメントではなくて、穴があって、その周りにいる芸術家を目指す若者たちの青春を描くというか、なんというか、カフカの「変身」みたいな感じ。奇妙な物語だ。

0927
昔、流行通院というへんなもの紹介コーナーをやっていたが、写真撮るのがめんどうなのでやめてしまった。が、ひさしぶりに紹介。鈴木方斬著「忍者セラピー」。タイトルがすごいよね。

開発コード「もうもうぴくーん」の打ち合わせ。「もうもうぴくーん」といっても以前、日々記録に書いたような内容とはまったく違うのであった。

0928
開発コード「もうもうぴくーん」打ち合わせ。
元祖もうもうぴくーんの紹介曲が思い浮かぶ。

0929
ごちゃごちゃしてきたので以下のように定義する。現在開発中の「開発コードもうもうぴくーん」は以後「ぐる」と呼ぶことにする。ということで、本日も「ぐる」打ち合わせ。

で、元「もうもうぴくーん」ですが、昔の日々記録に書いた設定は以下の通り。
0704
もうもうぴくーん絡みで、宇宙関係の資料と、牛関係の資料を探している。
なかなか良いものが見つからない。
今は、「ホーキング宇宙を語る」なぞを読んでいるが、理論サイドのものらしく、いまひとつ参考 には向かないみたいだ。
「もうもうぴくーん」、まだまだいいかげんなものだが、どういう設定かちょっと書いておこ う。
この世界で、もっとも一般的なエネルギー源は、牛のゲップである。
牛はより多くのゲップをするように品種改良されている。
ド・ゲプルスキーという高級種は、3秒間に5回の速度でゲップをするほどだ(しかも1匹に頭が 2つある)。
ちなみに牛の品種改良はロシアが最も進んでいて、ロシアには牛人間がいるなどという噂が流れて いる。
ゲプマスクと呼ばれる装置をつけられ、牛のゲップはパイプを通して集められ圧縮される。
その圧縮ガスを点火し、シリンダーを動かしてエネルギーを得るのだ。
そして、「もうもうぴくーん」は、最新牛ゲップ理論の英知を結束し造られた、牛ゲプ型宇宙船エ ンジンの名前であり、その宇宙船の名前でもある。
「もうもうぴくーん」に乗った7人の奇妙な者たちと13頭の牛の使命は、宇宙の秩序を守るこ と。
といっても、宇宙海賊などが出現するわけではない。
この宇宙は精緻たるバランスで保たれている。だが、近年、そのバランスが崩れ始めているのだ。
惑星間の位置が異様なほどに変化し、これ以上のズレは、地球にとっては致命的になりかねない。
なぜ、惑星間の位置が急激に変化しているのか? それを戻すことは可能なのか?
この2つに解答を与えるのが、われら「もうもぴくーん」乗組員の使命なのだ!
という設定のために、宇宙関係、地球環境関係、牛関係の資料を探してるのだ。
特に、惑星の位置が変わると、地球にどのような変化が起こるのか?という資料が欲しい。あとは 宇宙の事についての面白い本ね。
牛のゲップについて詳しい本も、もし存在するなら読みたい。
ので、御存知の方は、御教授ください。お願いします。

0706
もうもうぴくーんエンジンについて質問があったので答えておく。
13頭の牛っていうのは、13匹のことではない。
「7人の奇妙な者たちと13頭の牛の使命」と書いたのは、7人は複数だが、13頭の牛は複数じ ゃないからだ。
13頭というのは、13とうじゃなくて、13あたまだ。
13の上半身が、おしくらまんじゅうのように輪になって1匹として存在している。
下半身は真ん中に1つしかない。
彼ら13頭は、ひとりだ。

あらら、もう1年以上も前なのだな。で、宇宙を行くわれらが7人と13頭の歌って踊って大冒険なゲームという設定なんだけど、その中の1曲「ぼくらは宇宙の冒険者」ができたので、歌詞だけ、ここに記しておく。
いぬいぬわんわーん
いぬいぬわんわーん
もうもうぴくーんに乗り込んだ
ぼくらは宇宙の冒険者
7人と13あたまで
宇宙の謎をときあかす
ゴーゴースペース
ゴーゴーうちゅう

ぼくちゃん名前は絶倫青空
種族はいぬいぬ
担当ドラム
(ドラムソロ)

わがはい名前は螺旋王子
種族はミジンコ
担当コンガ
(コンガソロ)

わたしの名前はアラヤンスッタモンダ
種族は人形
担当ギターよ
(ギターソロ)

いぬいぬわんわーん
いぬいぬわんわーん
もうもうぴくーんは宇宙船
13あたまのゲプエンジン
ロシアの牛だよもうもう飛ぶよ
ゲプゲプスペース
ゲプゲプうちゅう

ミーの名前は無限博士
種族は猫にゃー
担当バンジョー
(バンジョーソロ)

わたしたちの名前はあははといひひ
種族はハーピー
担当はコーラス
(コーラス)

ワタシのナマエは、キェヴィッチヘッド3世
種族はロボット
担当は機械音
(機械音ソロ)

ぼくの名前は鈴木時正
種族は鷲
担当はボーカル

7人と13あたまで
宇宙の謎をときあかす
ゴーゴースペース
ゴーゴーうちゅう
よーろーしーくーねー

うーん、もうちょっと詞は練り直す必要があるな。
では、また。


0523
ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の「ライフ・イズ・ビューティフル」を観た。何も聞くな、観にいってくれ。今年、もっとも泣いたし、もっとも笑った。内容について書くのももったいな気がしているというか、どう書いても嘘になってしまうような気がするほど、ちょっと冷静になれないので、まぁ、また観に行くだろうから、またその時に。

0526
犯罪がね、巧妙になればなるほど、それは上手な手品に似てくるものだよ(江戸川乱歩「孤島の鬼」創元推理P74)

今、企画中のゲーム、実は最初、軸のひとつに「茶」をもってきていたのだが、なかなかうまく他の軸と融合しなかったので、「茶」は外してしまったけれども、それ以来、ちょっと興味を持って本などをちらと読んでいたりするがために、岡倉天心著「茶の本」講談社学術文庫といった面白い本に出会えたりして嬉や。
最初の部分からしてかっこいいので引用してみる。

茶のはじまりは薬用であり、のちに飲料となった。中国では、八世紀になって、茶は洗練された娯楽の一つとして、詩の領域に入った。十五世紀になると、日本で、審美主義の宗教である茶道に昴められた。茶道は、日常生活のむさくるしい諸事実の中にある美を崇拝することを根底とする儀式である。それは純粋と調和を、人が互いに思い遣りを抱くことの不思議さを、社会秩序のロマンティシズムを、諄々と心に刻みつける。(P13)

おお、最初の一文だけ引用しようと思ったら止まらなくなったよ。何にせよ突き詰めることの重要さを(そしてその先に待ち受ける深遠なる奇想を!)感じさせる文章だ。このすぐ後にも、さらに茶の哲学が、それは精神の幾何学である、宇宙にたいするわれわれの比例感覚を定義するが故に。といった素晴らしい文章もでてくる。埴谷雄高のようじゃないか。

0527
というわけで、岡倉天心著「茶の本」講談社学術文庫であるが、第1章、後半は、こーである。
道教徒の説くところによれば、「無始」の大いなる始めに、「霊」と「物」とが死闘をおこなった。ついに大日輪黄帝が闇と大地の魔神祝融にうち勝った。(P23)
なんだか、たいへんな盛り上がりなのである。 かくして愛の二元論が始まった。二個の霊魂は宇宙を流転しつづけ、ついに結合して世界を完成するまでとどまることがない。万人が自分の希望と平和の空をあらたに建てなければならない。(P23)
どこまで盛り上げるのか!? 平井和正か? これは茶の本じゃなかったのか? どう茶に結びつくのか? と思いきや。この凄い事態の、その間に、
その間に、一服のお茶をすすろうではないか。(P24)
って、そーきますかっ! 惚れたぜ、岡倉天心!

0528
「鳩よ!」の今出ている号で、ヤングアダルト系の小説についての米光のインタビュー記事が掲載されているようである、って、まだ本を見てないのである。
ゲーム雑誌の「gM」「オアシスロードを作った男たち」って感じの記事が載っている予定である(こちらもまだ見てないのである)。この記事では、米光は、取材&ベースとなる文章をやっておるよ。


0530
ビデオで「スクリーム」観た。ホーラ映画クイズに答えないという理由で殺されるという設定とか、やたらにホラー映画に対する言及があるホラー映画。
非現実空間に突入するがごときカタルシスはなくて、ちゃんと人間の犯人がいるので、後味が良くないのだけど、逆に現代的っちゃー現代的なのか。例の事件のために公開をいったん中止したとゆー気持ちもわからぬではない。犯人当てのミステリーとしても見ることができる(結構細部まで気を使って作っている)し、けっこーニヤリとさせられるシーンも多いので(特に隠し撮りビデオが30秒遅れることを利用したメタなところとか)、こうやって書いていると、もう一度、観たくなってきたな。犯人が解ってみると、また楽しめそうである。
しかし、映画を見ると、いつも英語がわかればもっと楽しめるのだろうな、と思ってしまう。スクリームでも、ホラービデオの流れているテレビでホラーおたくを押し潰すときの台詞、In your dreamsの訳が、「ご冗談!」になっていたりする。「妄想へお帰り!」とか「素敵な夢を!」ってやると字数オーバーなのか?

0601
ようやく「gM」(ソフトバンク)と「鳩よ!」(マガジンハウス)をゲット。gMのほうは、ゲーム開発理想郷という特集で、オアシスロードを制作したキライ製作所(仮)が、少人数で、自分たちの作りたいゲームにこだわって開発していった様子をリポートしました、6ページ。何か作ってる人や作ろうと思っている人は、ぜひ読んでください。鳩よ!のほうは、ヤングアダルト文学のブックガイド2ページ(といっても、インタビュー記事なので文章自体は書いてないですが)。安部公房からブギーポップまで、って感じのお勧め25冊(ぐらい)。

0603
江戸川乱歩「猟奇の果て」春陽堂読了。むちゃむちゃな話であった。瓜二つの男といった乱歩的な前半の展開は、トリックが成り立つように巧妙に描写されていて、うむうむきっとこうくるな、という予測をさせる展開になっているのだが、裏切る裏切る。きっと書いている乱歩自身も自分で途中から書こうとしていた展開を裏切っているのではないか?
そもそも、犯人! 凄い犯罪計画を実行してるのであるが、いいのかそれは!ってな失策をやらかす。
ちゃんと明智を監禁していると思っていたのだが、犯人の目の前に現れる変装をした明智! どうして!? 今でも監禁部屋からは歩き回る足音がしているのに!?
「あの音かね」明智はクスクス笑いながら説明した。「あれは、きみ、きみたちが実験用にかっているウサギだよ。ウサギがぼくのくつをはいて飛びまわっているのだよ」(P211)
って、気づけよ、あんな凄い大犯罪を計画した人がだね、ウサギぴょんぴょんに騙されるなよ〜。

月宙、昨日は何故かつながらなかったけど、今日はだいじょうぶみたい。いろいろヘンな仕掛がしてあって、なかなか面白いみたいなので、月宙掲示板に書き込んでねプリーズ。

サイバークリックというところに登録してみた。クリックされると10円入ってくる仕組みだが、5000円に達しないと振り込まれない。現在、100クリックには達したようだが、あと400クリックであり、なかなか道は険しい。小銭を儲けようとしているわけではなくスティングHPを維持するための実験である。このテンポでは、単純に比率で計算しても、スティングHPの維持費には程遠い。
良かったらクリックしてみてねと哀願したりしてはいけないという規約があるそうであり、難しい。
あと入手した金額をどうするか考えているが、このページでなんかやるなぁ、ぐらいに思っている。良いアイデアあれば教えてプリーズ。

0427
山田正紀「幻象機械」中公文庫読了。日本人の左右脳の機能差研究のため無中枢コンピュータを構想する大学助手が、死父の残した石川啄木の同人誌を見つけたときから、日本人すべての脳の陰謀と啄木との争いに巻き込まれていく!(勢いで書いたのでちょっと歪んでるな)ってな物語。その中で引用される啄木の歌がすごい。大いなるいと大いなる黒きもの家を潰して転がりてゆく

5月は乱歩再読月間に決定。まずは「孤島の鬼」からスタートすることにする。

0428
ロシア製カメラLOMOをゲット! マニュアルを見ると、まず初期不良チェックからやらされるところがロシアン! フタあけて、シャッター開閉チェックまでやらされます。ドライバーで各ネジを締め直してくれ、ときた! いかすぜ! ストラップは強度が充分じゃないので、使用をお勧めしません!であるよ。
説明書から引用! ロシア製特有の(LOMO特有の)奔放さからくるご愛敬と考えていただければ幸いです。また1個として同じ感触のカメラがないことも、生産管理の甘さということもありますが、LOMOユーザーにとっては大きな魅力となっています。だそうだぜ、ボルシチ! けっこーいいかんじであり、明日、ばんばん撮る予定。

0429
LOMOで写真を撮る日。
あと最近いろいろ調べているホメオパティー関連の本服部伸『ドイツ「素人医師」団』講談社選書メチエを発見入手。
ホメオパティーでは望むような所が見つからないので、ラクリマ・フィリアで、インターネット検索してみるが1つもヒットせず。フィリアのほうのスペルが解らないので、日本語のページでしか検索できてないのだが。ハーネマンで検索すると、ハーネマン研究というページを見つけるのだが、file not foundになっておる。あうー。

0501
インターネットビューカムが良いなぁと思っていたのだが、なにやら編集が難しいらしいのでやめる。SONYのデジタルビデオ3CCDのモノにしようとずっと悩むが大きいの嫌だしなぁと思いHandycamのDCR-PC1購入。
広島駅前に出来た巨大な本屋ジュンク堂へ。専門書の種類が多く、見あきない。ロバート・ヤングソン「危ない医者たち」青土社をコンピュータで検索。在庫ありますと表示されるが、尋ねてみると、実はないことが判明。残念である。
書店の辞典で、ラクリマフィリアのスペルを調査。フィリアはイタリア語でfigliaである。

0502
美女4人と俺様1人で宮島へ。こんなに女性に囲まれたのは、小学生のときに給食運びをさぼってクラスの女子達に糾弾された日以来である(創作)。
東京からいらしたということであり、昼はお好み焼き、夜は(広島名物と個人的に認定済みの)ぷこたん鍋を食べる。

0504
突如、福岡行きが決定。地元の方の権力行使により宿もゲット。
どんたくやら、巨大雑貨店INCUBEやら、会田誠展やら。
どんたくで、ぴかちゅうに似た異星人(内部は熟女か?)を発見し追跡。笑顔共和国という団体であった。奇々怪々なパフォーマンスを満喫する。
広島から行ったということであり、昼は一蘭というラーメン屋(行列を並ぶ!)、夜は餃子やらなにやら。ここでも美女5人男子2人というアマゾネス国的比率。初対面な方が多いのに横チンとかそんな馬鹿話。

0505
柳川の川下り。デジタルビデオを駆使するが、戻ってきて冷静に見ると、撮っているのは猫とかそんなもんばっか。

0506
GWにどんたくで発見したぴかちゅうらしき者の画像。
pica

0508
原稿書きの日。引用しようと思う司馬遼太郎「草原の記」新潮文庫を探すが、見つからない。持ってたはずなんだが、どこにあるやら。しょうがなく図書館へ。だが、見つからず。関係ない本を借りる。書店で「草原の記」を購入。

0509
本日は、原稿書き。購入した「草原の記」は、結局使わず。

0509
「ヒカルの碁」1巻・ジャンプコミックスが面白かった。碁という地味なゲームを題材に、しっかり描こうとしているところが好き。しかも絵がうまいよね〜。

楳図かずお「漂流教室」1巻・小学館文庫も面白かった。そうとう昔に読んだ作品だけど、再読してると、思い出す思い出す。記憶の底に眠っておったな、給食のおじさんの顔とか、燃える先生たちのコマとか。ラストがどうなったか思い出さないのはどうしてだろう?

「オアシスロード」(PS)は、ひとまずエンディングを見て、再度プレイ。あと未だにGB「ドラゴンクエストモンスターズ」をちょこちょこプレイ中。まじで、やめられないぞ、泣きそうだ。

BOMB(←何を読んでるよ、俺)の大槻ケンヂと元セイントフォーの対談で、セイントフォーの人が、体調悪くて休みたいときに、社長が「雨が降ったって大地は休みじゃないだろ!」と言ったというエピソードが心に染みる(^_^;)。あと恋愛もご法度で、その社長さん曰く「他の男にほれるなら、オレにほれろ!」。 勢いで押しきる言葉の美しさよ。


0511
犬型ロボットっすよ、ソニーの犬型ロボットがとーとー発売。インターネットオンリーで、でも25万円。う〜ん、高いっ! いや、ロボットが25万円だというのは安い!と思うべきなのか。
森博嗣「黒猫の三角」講談社ノベルス購入。新シリーズ、一部の人が心配していた女の子1人称ではなかったよ、ちゃんと3人称、しかも(未読の方のために3文字省略)ですらないよーだよ!

0512
今月は江戸川乱歩月間!で、まずは「孤島の鬼」から!とか書きながら、中旬になったのに、まだ第2の殺人が起こった所までしか読んでなかったりする。

バサミンガーっすよ!  洗濯バサミでここまでかっこいいロボット特撮ものが出来るとは!! かっこいいよ!

0513
東京だと時々、電車の中で携帯ゲーム機を遊んでいる人を見るけど、広島では見たことがない。自分だけである。最近はドラモンにハマりすぎなので、通勤時のみと自分に言い聞かせてプレイしている。が、今日、はじめて見たよ。サラリーマン風のおじさんが、キーチェインのロードランナーをやってたよ、レンガっぽいデザインの安いヤツ。画面が小さいのとボタンが押しにくいのでむちゃむちゃプレイしにくいやつを、熱中してやってた。なんか良い感じに見えた。

0513
楳図かずお「漂流教室」2巻・小学館文庫を読了。学校が一瞬にして消え、学校にいた生徒たちにとっては学校以外が一瞬にして消えてしまうというオープニングから、あとは一気に奇想の展開。今回、再読して驚いたのは、女番長のシーン。むかし読んだときの記憶と違うのである。いつ読んだのか覚えていないが、小学生ぐらいだったのではないかと思うのだ。記憶では、女番長に股間を踏まれてしまうというシーンになっていて、いわゆる性への目覚めが、股間ふまれシーンだったのではないだろうかなどと思っていたが、実際は、女番長の太った手下に踏まれている。しかもけっこう思ったよりひどくない感じ。当時は、なんかショック受けてたよーな記憶なのだなぁ。それより、その後の下級生が屋上から「鳥になってパパやママのところへとんでいくんだっ!」のほうがトラウマになりそうなシーンである。襲われる怪獣を回避するエピソードが最高である。「いすになれーっ!! いち、にい、さん!!」の台詞に感動だ。十牛図でいえば「人牛倶忘」であるな。

0515
未だにドラクエモンスターズをやっていて、どうするよ、俺。エンディング見ても、種族系別のとびらは出てくるし、モンスターじいさんというライバルは出てくるし、おみあいはまだまだいろいろあるし、ちいさなメダルも集めなきゃだわだし、なんか、こいつら見えぬたくさんの小人がずるずるとドラモンに俺を引きずり込んでいる感じ。しかもはぐれメタルなんか出てきて、ぐぐぐいっとレベルアップするとお徳な気がして。

0407
「ゲーム批評」最新号が既に書店にならんでいるらしい。ファイナルファンタジー特集で、よねみつは「FFはやんちゃな王子様説」を展開しているはずです(まだ本を見てないっす)。

サイバークリックというところに登録して、バナーを表示するようにしてみた。スティングページを運営していくための実験である。このサイバークリックちゃんは、クリックすると10円だかいくらかだかが入るという寸法になっているそーだが、5000円になってようやく振り込まれるちゅーシステムだから、500回クリックしてもらって初めてゲットであり、こりゃ無謀かもなぁ。クリックを嘆願および強制しちゃだめだし。とはいえ、別に小銭もうけようとしているわけではないので、5000円ゲットしたら、ここを見てもらってる人に還元しようと思っており、なんかそのための企画を考え中。なので、ぜひクリックしてみてね!というふうに書くと嘆願なのか?

0409
きやなかさんの掲示板の書き込みによると、よねみつは、
選挙カーが五月蝿いので、シエーッってポーズをしてあげたら、「ご声援ありがとうございます」と言われた。声援してないっちゅーねん。
である。いいなぁ、シエーッってしてみたい、意味不明すぎる。

よねみつ、今回のゲームショーでバンダイのギャルの次に大好きになったのが、「せがれいじり」ってバカゲーっす! いじりまくるの楽しい楽しい。意味なく むしょうに 楽しい感覚が新しい感じが楽しいバカっぽくて。 秋元きつねさんのページに「せがれいじり」の詳細が!

0410
さて、サイバークリック(0408参)、ひとまず自分でクリックしてみたら(^_^;)、なんかゲームがあって、文字の書いているふうせんをボウガンでうつというシンプルなおまけゲームであったが、意味なくハマる。
その後サイバークリックへ行って、クリック数を調べる。18クリックであり、500クリックまで482クリック。ふぅ〜。

「民宿かしこ」のおみやげ。スティングのプログラマー氏のページ。私信:実吉 俊介の「7人の孤独な宇宙飛行士」のあらすじも書いてください(^_^;)。

LINKを追加&チェックして更新。

0411
顔文字キライッ!って人もいるよーだが、我は寛容であるあるO(≧▽≦)Oいえーい!!!(←宇多田ヒカルさんが使っていたのを借用)、ね。
そういえば、ほぼ日刊イトイ新聞の「夢中になりたい!広島・東京・世界」で、「ドラクエモンスターズについて語る」が更新されておったのであった。ここのリンクはってもらったので、そこから来ている人もいることでしょう。アリガタビーム(ノ・_・)‥‥…━━━━━☆ピー

0421
上記、日々の記録にて、2つの話題に関連があるように思われた方もおられたよーである。言われるまで気づかなかったっすよ。ほぼ日では、顔文字はつかわないほーがいいよ的な表示があるらしく、それで顔文字に寛容であるという話題が連続していれば、それは意図的な感じに読めてしまうかもしれぬ、編集のトリックかぁっ! って、本当に意図していなかったのである。
「週刊現代」の中吊り広告で「夢乳」という言葉を発見。ゆめちち! むにゅうと読ませるのか? 巨乳、爆乳、夢乳っ! 漢字の感じだけじゃなく音の響きまでも総動員してイメージの高ぶりを導き出そうとするその努力、えらいっ! ちなみにgooで夢乳を検索すると19件。
検索の過程で、脳爆女(ボンバーガール)というのも発見。

0422
「鳩よ!」5月号が届く。「メイド・イン・ホンコン」という映画について書いているので、読んでね。「メイド・イン・ホンコン」、今のところ今年一番泣かされた映画である。

ヤマザキのチーズスティックミニが、もちもちっとしてうまい。毎日食べてるな最近。

掲示板でも話題にしてるバトル・ロワイアルであるが、角川ホラー大賞で、みんな面白いといいながら、酷すぎて認めたくないと満場一致で受賞しなかった問題作。金八先生のよーなクラスで生徒が殺し合うとゆー話らしい。読んでないけど。

0423
会社では制作中のゲームのあるポイントがある呪縛から逃れられず苦悶。夜はモリタくんの新たなる門出を祝う呑み会で、帰宅後、某誌の原稿を整理しているが、うまいスタイルが見つからず苦悶。

0424
徹夜っす〜。いまだ原稿が終わらず。取材原稿をまとめるとゆーことは初めてなのでコツがつかめない。

「てれびくん」5月号の「ヒーロー発明コーナー」が素敵。読者の発明したヒーローが載っているのである。「トカゲコブラ2」っていきなりツーなのはどうして?ぐらいは普通で、「ふぶきロボ」「合体ロボゾー」とか、「合体XZC」って、どうしてC? 「ブルードリッダー」の絶妙なネーミング、「スーパージェールロボ」も微妙に妙でいい味だが、「かめんはたい」の歪み具合も素晴らしい。絵も一緒に見ると、そーとー楽しいので、ぜひ「てれびくん」5月号で。

0425
ひとまず原稿ができたのでメールで送って、ごほうびとして「来来キョンシーズ1がんばれテンテンの巻」を観る。テンテン、すいか頭、チビクロ、とんぼ、と少年少女のネーミングからして良いっす。キョンシーと記号化されているが、父親が死んで火葬されるのが嫌な息子が死体を盗んで死父と暮らそうとする物語ともいえなくはない展開。

0426
「でかめろん先生、カマドウマを食べないで」というタイトルでミニゲームを作りたいと思う本日。

今夏公開予の「π」は、カバラ、テクノ、ゲマトリアな数学SFで、かっこいい&へんでした。映像と音楽がスタイリシュで、もしぼくが来年おしゃれなプールバー(死語)を経営するなら、ディスプレイを2台設置して、「π」と「ウィッカーマン」を流がしつづけることを約束しましょう。で、へんでは負けていない空想数学本が根上生也「第三の理-ハノイの塔 修復秘話」。主人公である数学者の所に、ハノイの塔が崩壊した!というメールが送られてくる。という導入から、へんな展開を繰りひろげる数学小説。普通の小説と思って読むと、うううむだけど、あくまで空想数学として読めば、そのへんてこさも魅力。

と、リンクチェックで、根上生也さんのページへ飛んだら、三七栄・おかあちゃん崩壊!である。あいやー!



0303
GO!GO!GAMEBOYという携帯ゲーム機のコーナーを新設。
スティングサイトの猫がらみコーナーの台詞作りで四苦八苦。
某サイトのための都市伝説原稿をメールする。

0304
現在制作中のゲーム用資料で、芦原睦著「自分がわかる心理テスト」ブルーバックスを読む。エゴグラムと交流分析についての本なのだが、う〜ん、星占いとどっこいどっこいか(失礼)。
「わがままである」「言いたいことを言えない」といった質問に○△×をつけて点数化して性格パターンを分類するのだが、そんな質問に客観的に答えられるのなら、すでに自分がわかっているのではないか? わかんないから困るんでしょ、って。
○△×を自己採点するところが、すでに星占いの「誰にでもあてはまる」罠と同様だと思うのだが、どうだろう?

おもしろかった点は 「基本的人間関係のかまえ」を以下の4つに分類するやりかた。
 1)I am OK,You are OK.
 2)I am OK,You are not OK.
 3)I am not OK,You are OK.
 4)I am not OK,You are not OK.
こういう上手い分類を見ると、分類というのは、見るためのひとつの角度を明確にする役割があるのだと再認識させられる。あなたはどのタイプですか?

ゲームデザインの項:ゲームの歴史ページを更新。

0307
エゴグラムがまったくダメだと思っているわけではない。テストを利用して分析する人がいて、補助的にうまく使うのなら良いと思った。
作為的な解答ができるというのも、もちろん問題だが、それだけではなく。
いつも使っているために歪んでいると気がつかずに歪んでいる鏡を使って自分を映し出しているような状態になる可能性があると思うのだ。
もちろん、そのあたりも考慮されていて。
エゴグラムの診断の結果I am OK,You are OK.タイプは日本人の平均パターンであり、ストレスが少ないと判断される。が、このタイプでもストレス病になる人がいて、それは「いいかっこしい」なので、エゴグラムでは理想的なパターンになりやすい(P80)からだそうだ。
もちろん「いいかっこしい」で作為的に解答したのなら問題外だが、いいかっこしいとは意識せずにいいかっこしいの人もいる。
ならば、診断の結果と実像が食い違うということを判断できるのは他者のみである。
そういった矛盾を承知のうえで使うのなら意味があると思う。

木村敏「分裂病の詩と真実」河合文化教育出版によると、[フリートリヒ・ヘルダーリンという詩人は32歳で緊張型分裂病を発病し40年間狂っていた]という定説に対して、ピエール・ベルトーが異論を提出した、ト。彼はズゼッテの死を自分の「罪」として受け止め、一生を捧げてこの罪を担うために狂気を「装う」決心を固めて、その後の四十年間を狂人として(P26)過ごしたという説である。
木村敏は問う。狂気を演じるということ自体が、はたして「正気」というえるだろうか。実際に患者の中には「わざとやっている芝居」だと言う人もいるそうである。
われわれ自身を含めて「正常人」の全員が、ある意味では意図的に「正常」を「演じ」、「正気」の「ふり」をし続けているのだ、と言うことはできないだろうか。(P27)

本来的な自分などというものはなく、個人の「ふるまい」の総合を自分と呼ぶのであるなら、「自分がわかる心理テスト」を作る時は、質問をもっと具体的な行為に置き換えなければならないのではないか?
エゴグラムに「人の気持ちを考えます」という質問がある。いや、でも考えない人っている?

GOGO!GAMEBOYの項を更新。
0306
小学校襲撃。

0307
「カードキャプチャーさくら」を3巻まで読む。ゲームじゃん!スゲェと感動。さくらちゃんが、カードから抜け出た魔物と戦ってカードに封印するって内容(あってる?)。カードを集めて、持ってるカードのパワーをうまく利用して次なる魔物を封印するってシステムなわけです。コスチュームかわいいし(爆)。

0308
みそ通・鈴木みそファンHPに、「都市伝説と旅する魂」という連載をはじめた。

0309
土曜日に小学校襲撃した模様を原稿にする。

0310
資料を探しに本屋へ行くが、「PPK(ピンピンコロリ)のすすめ」という凄く魅惑的なタイトルの本を見てしまい欲しくてたまらなくなるが、自制する。が、やっぱり買えばよかったと後悔。

0311
詳しく書けないのが残念だが、開発中のゲームについて話していて「!」となって便所で実験。便所では実験失敗。うむー。
みそ通・鈴木みそファンHPの「時を刻む男たち」の第3回目「妄想という名の塔に住む男」にて、よねみつが出てるよ。
根上生也「爽快! 2100三話」遊星社を半分読む。2進数から、ひらがな進数(47進数)に話題が展開。ひらがな進数の九九をちょっと覚えたいと思う。ああんがあ、おえんがと、ききんがあい…。

0319
ゲームショーに行く。オメガブーストの綺麗さとか、リモートコントロールダンディの操作方法が楽しい。コントローラーをリモコンに見立て(R1右脚、L1左脚を操作とかね)巨大ロボをコントロールする。せがれいじりのいじるだけで楽しいという操作性の簡素化の勝利とか、バンダイのアクターズスクールの美少女のミニステージなどにメロメロ。

0320
おもちゃショーで最大のお気に入りは Mr.Bill!! 音なしで流れているビデオにかぶりついて見たよ。ねんどのビルくんが、宇宙に行ってアストロノーツの握手につぶされたり、落下してきた箱につぶされたりの大活躍。OH! NOOOOO!って叫んでるらしい。
ジュースや水を小さい容器に入れて数値化して戦わせるリキットボーグや、圧縮した空気でプロペラを回して100メートル近く飛ぶらしいハイパーウイングとか、むちゃくちゃ丁寧な造りのドイツの木のおもちゃ(ノアの箱舟やキリスト誕生を木の人形で再現してるもの)とか、コンビのくまさんこっぷかさねとか、ちっちゃくってイタイワニーなどに夢中。良かったっす。

0323
ひさしぶりの更新であるが、今日はめんどーなんで、この間のことはまた後日に。
「鳩よ!」4月号(マガジンハウス)にて、「男の勧める男のための耽美小説ガイド」2ページ書いておるので、ぜひ見てくだされ。耽美小説っても、タニス・リー「闇の公子」、オーソン・スコット・カード「ソングマスター」、伊藤潤二「死びとの恋わずらい」なんてのも紹介していて、幅広い感じでやってるっす。

0324
ゲームボーイSUNSOFT「BATMAN Return of The Joker」をプレイ。OPTIONを選ぶとタイトル画面がうにょと上につぶれて下からOPTION MODEが現れるのがかっこいい。ゲームスタート! ワイヤーアクションでバットマンを華麗に操作!できんんんんっ! 難しい! タンクに穴があいて水が溢れてきて溺れ死にますよ。アクション駄目なおいら、つまりアクションバッドマンには(ベタで爆死)できません。ゲーム自体は良くできてるみたいなので、アクション好きな人はやってみるが良いか。
最近ヒロ「くねっくねっちょ」にも夢中。GAME Bで1501点!

0325
「鳩よ!」4月号(マガジンハウス)、近所の本屋にはないので入手できません、という人に朗報だ。大きい本屋へ行くべし。もしくは本屋さんに、入荷してして、と頼むべし。そーいったアクティブなあなたの行動がたくさんの人を救うのだ、さぁ!

プレステ2の記事がいろんな雑誌に載ったりしてるが、一番しっくりしきたのは週刊プレイボーイNo.14だったよ、今のところ。セットトップボックス(STB)という言葉も勉強不足であるが、初めて知った。ネットワークにアクセス可能なデジタル家電システムのことらしいっす。ビル・ゲイツが「すべてのメディアはテレビに吸い込まれる」と言っておって、そのテレビに繋がるSTBを支配した者がデジタル家電戦争に勝てる、と。で、それができるのは、ハードもソフトも供給できる巨大な組織であり、そりゃソニーでしょ、で、そのためのマシンがプレステ2だ、ってことなのだ。だけど、そうやってアピールすると見せ方が散漫になってわかりにくいから、ゲーム機としてアピールしてる、と。→関連原稿

0326
ヒロ「くねっくねっちょ」、GAME Bで1512点!
場外寸前でエサを取ると50点ボーナスであり、これを何度ゲットできるかが鍵となる。おそらく2000点ぐらいまでは可能なんだと思うのだが。
最近、うまいなぁと思った、本のタイトル。『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』『明るいクヨクヨ教』『「いい人」はなぜ心を病むのか』
あと、キーボードの片手入力の本があって気になる。片手入力でスラスラ打てると楽そうだなぁ、と。「片手チョイ」という入力の方法で、IMEを設定するだけでOKといった内容であった。

0327
土曜日だけど会社へゴー。いろいろ片づける。
「シムシティ3000」と「パズルコレクション」(パジトノフ氏プロデュース)を購入するが、まだ開けてもない。

さて、「こどものもうそう」では、良かったモノしか取り上げないという裏ルールがあるのでどうしようかと悩んでいたのだが、これはある意味、記念碑的作品だと思うので、ええと誉めるわけじゃないけど、さ。メイキングビデオを今日、見たことだし。
「ガンドレス」である。
劇場へ行ったら、ご覧いただく方は、複数箇所に不完全な部分があることをご了承の上、ご入場ください。といったお詫びとお断りの紙に住所氏名を書かされる。で、後日、見た人には完全版ビデオを送ってくれるらしーのである。
で、作品は、凄かったよ〜。
口パクあってないよ、あ、色が変になったよ、と最初はそんなものだったが。背景の上を単色で塗りわけられたキャラクターが走りはじめ、あ、あの茶色い塊は、効果音と展開から考えて、爆発なのだな? おぉ、単色なうえに色はみだしてますよ、効果音までなくなるし、色ついてないよ、あぁ、口がない! といった見どころ満載。
とくに口の大きさや位置が顔とずれているのは、恐いよ。ねじれ口のキャラクターが、粋なつもりの台詞を吐くさまは、すっごい妖怪より人間の面影が残っている妖怪のほうが恐ろしいのと同様、ちょっと凄いものがあった。
突如、おっさんが巨大化したり(おそらく近づいている表現)、背景のビルが走りだしたり(おそらくカメラが人物を軸にして移動している)、人の背後にあるモノが手前に来ていたり、不思議なシーンも盛りだくさん。
制作の順番のためか、おねーちゃんが電脳世界にダイブして全裸になるシーンは、がんばって色を塗っておったが、ダイブして全裸で決闘って、いつの時代の表現であるか。しまいにゃ男、はうって両手から光線だすしさ。
で、完成してないのにメイキングビデオ売ってるんかいっ!ってんで、買ってしまいました。

0328
本日の気にいったタイトル。SUNTORYのフルーツ飲料「ごめんね.」。う〜ん、飲み物で、ごめんね、ってどういう意味だかわからぬが、ごめんね&困った顔したウサギの絵で思わず買っちゃったよ。なぜ、あやまってる、ウサギ!?

イトイ新聞の原稿で、次に取り上げるのが「ドラゴンクエストモンスターズ」なので、再びプレイしはじめたが、やり出すと、止まらない。

ダイレクトメールをランダムに発送するのは効率悪いと思うのだがなぁ。時々、あにゃ?ってのが来る。ログハウスを買いませんか?ってのが来たことがるが、気軽に言うなよ、おい。今日来たのは※アメリカ合衆国で永住権を取得してみませんか?である。やだ。

0329
今週のスピリッツ掲載の吉野朔美「瞳子」をコンビニで立ち読みしていたら涙落ちそうになってきたのであわてて購入。

R・マイク・ミュレイン著「宇宙飛行士が答えた500の質問」三田出版会が面白い。
たとえば、247どうやってオシッコをするの?の項。その方法も興味深いが、後の捨てられた尿は一瞬で凍ってキラキラと綺麗な氷の結晶になるというのも面白い。しかもシャトルのビデオに偶然記録されたUFOの正体は、この尿結晶だったのではないか?と推測したり。
他にも、気楽なものから専門的なものまで、さまざまな質問があり、しかも簡素に楽しく答えらている。
125宇宙から国境は見えるの?(答えは見える)
168地球にもどれなくなったときのために自殺用の毒薬が渡されるの?
268女性宇宙飛行士は宇宙でもお化粧をするの?
327再突入のときどんな景色が見えるの?
などなど。
0331
左の画像が、おもちゃショーで出会っていらいラブラブであるMr.Billのキーチェイン。
胸のボタンを押すと、OH! NOOOOO!とかHe's going to be mean to me!と喋っているらしい(どうがんばって聞いても聞き取れない)。

本日の気になるタイトル。週刊現代の記事の見出し『若貴!「だんご3兄弟」の爪の垢を煎じて舐めろ!』はいくらなんでも無茶じゃないか。

0401
NASAが宇宙人を発見した瞬間の画像を入手したので、みたいひとはここをクリック!
3月後半の東京入りのときに、キライ製作所へ行ってオアシスロードの制作者と会う。メールのやりとりをしていてオアシスロードをプレイして、ぜひ会いたいと思ったからである。「プレイして、司馬遼太郎の『草原の記』とか思い出したっすよ」と言うと、「そのあたり好きなんですよ〜」と言って、いろいろな資料を見せてくれた。ものを作ることが心底好きな人の表情だった。キライ製作所ページへ
0402
CESA大賞は「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が受賞したそうである。

0404
ケン・ローチ監督「ケス」を観た。69年のイギリス映画。もらった解説紙から引用すると「ハヤブサと戯れることだけが生きがいの労働者階級の少年の姿を、叙情性と冷酷さが同居する鮮やかなタッチで描き出した一編」。ハヤブサの前で国語教師と「ハヤブサは決して人には慣れない。だからハヤブサが好きだ。ぼくたちが声をひそめて話しているのは、ハヤブサが敏感な動物だからという理由だけではない。我々が彼を尊敬しているからだ」という内容の会話をするところや、少年が紐をつけた肉を回してハヤブサを飛ばしているシーンが印象に残る。

0405
Game Designを更新。

みそ通・鈴木みそファンHPにて「都市伝説と旅する魂2」更新。紫の鏡や白いワニや赤い紙青い紙など色の都市伝説について。

0406
東野圭吾「私が彼を殺した」講談社ノベルズを読了。「どちらかが彼女を殺した」同様な趣向である。全編が「読者への挑戦状」!とオビにあるように、犯人があかされず読者が解明しなくちゃならんのである。
ええ、もう1度、読みなおそうと思っています。ひとつ解答らしき仮説を導いているのだが、まだひっかかる所があるので。ネタばれになるから書けないのがつらいっす。

選挙カーが五月蝿いので、シーッってポーズをしてあげたら、「ご声援ありがとうございます」と言われた。声援してないっちゅーねん。

メフィスト5月増刊号歌野晶午「有罪としての不在」が犯人当て。まだ読んでないけど。

ゲームボーイは1988年4月21日発売なんだそーで、もうすぐ丸十年で、いまだ現役って、ちょっと凄いよね。




0201
「ジャイアントピーチ」を見る。実写→人形アニメ→実写という構成で、途中の夢のシーンでは多関節厚紙キャラ的なアニメーションで楽しい。キャラクターの細かい動きが絶妙。ムカデ氏の脚がとるるるるとウェーブを描いて動く様や、クモさんの脚の動きと体の連動など、タイミングが気持ち良い。

0202
NHKBSの「新・真夜中の王国」で、平田オリザのワークショップの様子がチラと見れて興味深かったうえに、びっくりしたのは、平田オリザっていうのが本名だってことで、ラテン語でイネという意味だそうっす。ラテン語の本名すごい。
ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」ハヤカワ文庫。最初の2編を読了。『九マイルは遠すぎる』は、「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、ましてや雨の中となるとなおさらだ」という文章を解析していき真相を暴く論理の小説。数学の華麗な証明問題を短編小説にした感じとゆーか、風が吹けば桶屋がもうかった話とゆーか。屁理屈好きにはたまらん話っすな。

0203
LINK更新。
「古畑任三郎」の新シリーズが4月よりあるそーだ。うれしい。正月の古畑VSスマップのスペシャルは、おもしろかったが、周りでは評判悪い。シリーズならではの話がまたがった伏線とかもちゃんとあって(カスタネットとか何故キムタクがひっかかりやすいか経験として解ってるのかなど)、よかったけどな。みんなにちゃんと見せ場あるし。
広島は雪であり、さっき湯を出そうとしたら出ないよ、凍ってるのかっ。

0204
「シン・レッド・ライン」試写観る。小鳥さんが死ぬシーンしか覚えてないんでやんの(爆)。

0206
双数姉妹の、あああタイトル忘れた、を観劇。話していない人の言葉が聞こえる思春期の少女のエピソードと、鏡を見るシーンが好き。しっかりした構成の長いものを見たいっす。

0207
「バロックオンリー」とゆーバロックの同人即売会へ行く。80近いサークルが参加してくれたそうで嬉しい限りである。いろいろ質問を受けたが、ほとんどてきとーな解答ですまぬね、あれはライブ用の解答なんで、まじめに聞きたい人はメールで聞いてくださいな。

0208
企画志望者の面接やら、あと次の仕込みのいろいろな打ち合わせやら。バロッ*バ**の事とか、バロッ***ネの話とか、いろいろあるけど書けないのである。書きたいなぁ。

0209
「メイド・イン・ホンコン」試写で観て、ラストでぼーぼー泣く。試写場を出て、歩いていると、またぼーぼー泣けてきて、電車に乗って資料を観ていたら、またぼーぼーだった。
その後、豪華なメンバーで呑み。暗喩で表現するなら、「バロックの曲が流れる中、じのちゃんが、YAKATAに入って鳩と戯れながら、ちん毛が舞っている状態」と、こういうのは暗喩とは言わぬ。

0210
「エバー・アフター」「1001Nights」試写。今回、試写はみな面白くて御満悦。

0211
ロボットを観に行く予定だったのだが、部屋にこもって頭からこぼれ落ちる企画アイデアをタイピングする1日。
途中、ちびっとだけ「ファイナルファンタジー」の8をプレイ。先に進むほどはやってないけど、ゲーム内のカードゲームを遊ぶ。

0212
「映画秘宝この映画をみろ99」「98年度映画に負けてないTVゲームベスト10!」天野譲二にて、「バロック」がベスト10入り。生命の在り方や倫理観を超越した不可思議な世界観と、ユーザーを選ぶ、独特の退廃美をもった本作はゲーム界のデヴィッド・クローネンバーグ作品だ!と書いていただき、うれしやありがたや。

0213
原稿やんなきゃならんのに、もくもくとGB「遊戯王デュエルモンスター」をプレイ。
プレイすると随所にゲーム的な弱点がみえてくる。が、そこが逆にハマらせる要素になっているのが面白い。
たとえば。カードゲームなんだけど、戦略性とゆーか考える部分は、ほとんどない。強いカードを持っているほうが勝ちなんである。そんなゲームすぐ飽きるはずなのだが、ついついやってしまう。単純さの勝利というか、男の子はやっぱりパワーが好きなのね、というか、妙な感覚だ。
勝利するとカードを入手できるのだが、そのカードを見るためには、戦闘準備に入らなければならない。ユーザーフレンドリーでない、ゲームの流れが不親切なのである。が、カードを見るため戦闘準備に入っちまうので、ついでにもう1回戦おうかね、という気持ちにさせる。へんなベクトル感がある。
凄いのはセーブデータが消せないことだ。いわゆる「はじめから/つづき」という選択がない。これまたユーザーフレンドリーでない。が、カードを集めるという部分と相まって、自分の持ち物という感覚が生まれる。
あぁ、こんだけ弱点が反転するヘンなゲームってあったろうか。はっきり言って、もう飽きてる。同時に買った「ポケモンカードGB」のほうが深いよーな気がする。が、遊戯王ばっかり遊んでるのだ。あぁ、あぁ。
おともだちと通信対戦したいが、誰も買ってない。小学校に殴り込みに行くか。

0214
明け方ようやく映画評の原稿があがる。次の原稿はちょっと寝てから。

0215
mmpのうちあわせ。mmpは、米光的には、すっげっすよ、これは世界を変えるっすよ!うひょー!ってなゲームの企画のつもりなのに、まわりは冷静なので、こうやってうまく世の中バランスがとれているのだなぁ、とゆーよーな気持ち。
夜は、「鳩よ!」用の原稿。今回はちと長いのでたいへんである。

0216
「鳩よ!」用の原稿あがりっ。その後、映画評をちと修正。
寝てないんで、ハイっす! はい!
mmpのキャラのうちあわせ。周囲はあまり賛成しないが、鼻はいるよ!
って、mmpのことは企業極秘情報なので詳細が書けず意味不明な書き方ですまぬ。発表した後に思い出して、あれはこのことだったのかぁと思ってください。
最近はフルタイム仕事づけなんで、本も読んでないし、映画もみてない。ビデオレンタル屋が100円キャンペーンやってたんで3本借りたのだが、観ずに返却となりそーである(泣)。
あとメールの返事も遅れておる、すまぬ。

0217
mmpをヤング企画者イトーくんと打ち合わせ。しゃべりまくりで喉が痛い。
今まであまりmmpのこと書いてなかったのに、最近よく書くのは何故かといえば、そーとーお気にいりであり、もーmmpのこと以外かんがえられないわ!らぶらぶ〜だからである。
開発コード:mmpもうもうぴくーんなのだが、すでに、だれひとりとしてそう呼ぶ者はいないのであった。ちゅーか、ほぼ正式タイトルも、すっげー良いタイトルなんですよ。

0218
こどもその日々記録の古いのを見ていたら、「0702mmp企画チーム第1回ミーティング」と書いてある。うーん、もう半年以上たっているかぁ〜ららら〜。社長ごめんなさい〜。ふふふ〜(←精神的にひっくりかえりそーな状態なのか俺)。
mmpまとめたりして、ちゃの部分を改善したりして。帰宅後も明け方までmmp企画したりして。

0219
「鳩よ!」3月号来る。米光は「ワンダフル・ライフ」という死んだ後に思い出を探す映画について、宮沢賢治の詩を引用したりして書いています。恩田陸さんのインタビューも掲載されているよ。
東京からプログラマーのミヤウチくんが来る。マンションの鍵が開かぬと慌てていたが、違うマンションを開けようとしていたらしい。がんばれ。
mmp、ちゃの部分をやめて、のせにする。

0220
「鳩よ!」の原稿、註が脇につけられなかったこともあり行数オーバーしまくり。行数減らしに苦心。
ビデオで「鏡の中の女」とゆー作品を観る。恐ろしいっす。精神的に崩壊していく精神科医を描いていて、それがサスペンスなりホラーなりになっていれば虚構だと心構えができるのだけど、そーなってないところが、恐い。どういう背景の作品なのかわからないけど、実話を元に映画にしたのだよと言われれば信じちゃいそうな内容で、あゆーんじわじわと恐いです。いやきっと恐がらせようと思って作ってないかもしれないけどさ。でも、突然存在している老婆とか、患者の口から出ている細い包帯に「Help me 医者がわたしの脳みそを取り出しました」とか書いてあって、それをするするとひっぱり出しながら読むところとか。

0221
ポジポエ更新。



11
あけましておめでとうござます、そんだけ。

12
藤木稟「陀吉尼の紡ぐ糸」徳間書店によると、
神社というのは、自分たちの生を遡るように作られている、ト。鳥居は女性器の形をしており、そこをくぐると参道、つまり産道があり、産道を進むと宮、つまり子宮がある。宮の中には御神体である鏡があり、そこで自分を見ることになる、ということらしい。そう思いながら初詣でするのもまた一興。

13
加藤由子「ゾウの鼻はなぜ長い」講談社の語り口は妙で面白い。たとえば今年はウサギ年なので、ウサギの目は、なぜ赤い?という項を引用しよう。
科学の先端は宇宙技術かもしれないが、ウサギの目の色も理解しないまま宇宙に行くのは恥ずかしいことではないか。今、宇宙時代だからこそ、ウサギの目の色を、おとなとして科学するべきだ。(P71)
いやなにも、そこまで言わなくても、って感じである。楽しい。

14
「はじめてのおつかい」を見て号泣。

15
突如思い立って今さらですが「プライベート・ライアン」を観にいく。壮絶な迫力だという絶賛の声と、凄いけど展開がバカスケだという声を聞いていたので期待してなかったが、あいやー圧倒されました。もちろん映像と音響と見せ方もそうだが、この展開の仕方は、そうとう練ってあるっすよ。バカスケな所は完全に意図しているでしょう。詳しく書くとネタばれ&長くなりそうなんで、キーワードだけ書いてメモとする。見てない人には全くの意味不明ですまぬ。回想のトリック、いきなりの戦場シーン、無名性の犠牲者、ライアンの見つかり方、ドラマとしてのリアリティとドキュメントとしてのリアリティ、ER、虚無感、伏線、ドキュメントのフィクション性。
あと、シリアスなギャグというか、ギャグになりえるんだが、それすらも戦争の馬鹿さかげんを表したのだと言えてしまえそうなシーンが結構あって(たとえば弾なくなってヘルメットを投げ合うとか)、このへんのうまさにも、うなってしまう。うむー。

0112
ひさしぶりに書くので、最近見た映画の感想をまとめていきましょー。
「トゥルーマンショー」 よくできてます。
「黒い十人の女」 女を尾行する女、その女を追う女、その後ろに女、廃墟と化したシャワー壁に集合する10人の女。その導入部のかっこよさで、もう引き込まれて、後は、ライティングと構図のかっこよさ、奇妙な展開と不思議な印象、独特の間と喋り、もうしびれまくりである。他の市川崑監督作品を見なくちゃである。
「スモールソルジャーズ」 バカちーんで良いです。この監督、いつもこのパターンだけど、よしよし、俺だけはいつまでも応援してるよ、って思わせる力があるなり。
「ロストインスペース」 見終わって後の感想は「サントラ買いに行こう」。エンディングクレジットのところの曲が、脳天気に御機嫌な感じで最高。
「シックス・ストリング・サムライ」 試写。ええと資料から抜粋。エルビスのメロディが鳴り響くマッドマックス的世界に、ジェット・リーばりの技と子連れ狼ばりの殺陣を魅せるギターを持った渡り鳥がいた!核弾頭落下後の荒廃した世界。ロックンロール・キングになるためにギターと刀を振り回す荒くれ者どもは最後の自由の楽園ロスト・ベガスを目指す。って、この設定で、見るな!と言われても、見てしまう人は見よ! ロックンロール・カンフー・チャンバラ・ウエスタン!
「愛する者よ、列車に乗れ」 試写。複雑で1度ではちと理解できぬ。タイトル好き。

0113
パーキンソン病を告白したマイケル氏のabcでのインタビューを見て、ほろり。

0115
「バロック本」のための原稿を修正しようとするが、設定とか忘れつつあるよ、もう。

0116
TVドラマ「君といる未来のために」を見る。「リプレイ」やんけと思って、本棚を探すが見つからず。整理すべきだろう。

0117
「IN POCKET」1月号に京極夏彦氏の書斎が紹介されていて、天井まで聳える本棚に囲まれていて、上の本はハシゴで取り出したりするよーな図書館のごとき書斎で、おおおおと、俺の部屋もこんな風にするぜ!と思うが、そもそも部屋の容積不足である。

0118
「鳩よ!」2月号は「パソコンで小説を書く」特集、「江國香織ロング・インタービュー」。米光の映画レビューは「I WANT YOU」という映画と、蝶と人間の見える波長の違いについて。まじめな顔して書いています。新連載の藤沢周「黒曜堂」が黒の礼儀正しい明朝体にこだわって名刺を作る印刷屋の話のよーでおもしろそー。

0119
なんかよくわかってないがREAD ME!というところに参戦。

0120
「こどものおもちゃ10巻」読んで、うるうる。もー圧倒的に王道の少女マンガで、大団円を迎えており、こんだけ気持ちのいい読後感はひさしぶりだなとゆーか、最近ヒネたモンばっか読みすぎなのか、オレ。どんな良い泣けるシーンでも、ちゃんとボケが入ってツッコまれる姿勢がラストの盛り上がりまで貫かれているのも凄いっす。あぁ。ラスト、しょうがないけど、加村くんが呼ばれないのが、加村ファンとしてはちょっと淋しい。

0121
「DreamcastMagazine」2/5号はネットワーク特集で、「こどものもうそう」も紹介していただいていてありがたや、なのだが、コメントに「ゲームをデザインする」というコーナーを新設する、などと書いてしまいましたが、まだできてません、すまぬ。今週中には、どうにか、ぼちぼちと。
で、ドリキャスパスポートでは、フレームありのページは見れるのだろうか? 知ってる方あれば御教授ください。 っていうか、フレーム使いたい気分なんですが、みなさん良いでしょーか?
ドリキャスといえば本日「神機世界エヴォリューション」発売。好評のようで、うれしい。 スティングサイトで、PS「オアシスロード」の開発者の方のインタビューを掲載。

0122
震えておるよ、俺は。おお、おお。「犬神家の一族」っすよ、市川崑監督作品! おお!
むちゃむちゃかっこいいっすよ、あぁ。たとえば回想シーン、2回あって。グレースケールにしてポスタリゼーションで4段階にしたような映像。8重ぐらいの残像が主映像を追いかける映像。と、見せ方が、もぉーちがうっすよ。きゃー。クレジットの明朝体の鉤型レイアウトもさすが本家。「珠世の言ったことは本当だよ」「あ、あんたは誰!?」「アオヌマシズマ!!」だとか、部屋で一人で犬神家ごっこをするしまつ。金田一が犯人と対峙するシーンの短いカットの連射もかっこいいし。「スケキヨに会わせてください」 湖っ! 観てない人は何のことやらわからんでしょうが、かっこいいよー。AとBの会話をBとCがしている様を、時間軸まぜてAとBとCで会話がつながる所とか。「奇妙な因縁じゃないか、狩り出された戦場で」 いいねぇ、出生の秘密、顔の焼けただれた復員兵、巨大な財産をめぐる確執、ヒロインを守る雇い人の猿造、うーん、おもしろかったっす。

0123
「犬神家の一族」をまた観る。
「君といる未来のために」2回目を観る。ますます「リプレイ」である。新潮文庫「リプレイ」(K・グリムウッド著)を本棚の山から見つけたので、ちょっと比較してみよう。
「リプレイ」の導入はこんな感じだ。
1988年10月18日、仲がちぐはぐしていた妻リンダと電話で話している時、ジェフは心臓発作で死亡する。が、次の瞬間、学生寮の一室で目覚める。精神や記憶だけはそのままに、肉体も世界も25年前にもどっている! 人生のリプレイが始まった。
一方、「君といる未来のために」は、
1999年、12月31日。幼馴染みの由香と会う約束を無視して映画を観ていた篤志は心臓発作で死亡する。が、次の瞬間、自分の部屋で目覚める。精神や記憶だけはそのままに、肉体も世界も4年前にもどっている! 人生のリプレイが始まった。
で、「リプレイ」の2度目の人生は、
ジェフは、ケンタッキーダービーに賭けて儲ける。そして知っている未来の知識を使って投資して大儲け。リンダとは結ばれず、別の女と結婚し子供も生まれる。そして再び死んで、3度目の人生に。
で、「君といる未来のために」の2度目の人生は、
2度目の人生で、馬券を買い儲ける。そして知っている未来の知識を使って投資して大儲け。が、結局、友人の茂治のミスで会社は倒産、縁を切られた茂治はまた自殺(1度目の人生でも自殺しているのだ)。すべてを失った篤志は由香に会うため約束の場所に。そしてそこで死んで、3度目の人生に。
主人公以外にもリプレイしている人間がいるらしい、とか、他の部分も、よう似てるんですわ。よく考えたらクレジットをちゃんと見てないんで、これで原作「リプレイ」とかあったら、笑いモンですが。

0124
市川崑監督作品「獄門島」を観る。

0126
会社で「たほいや」(そーゆーゲームっす)をやっていたら終電を逃してしまう。歩いて帰ると1時間どころじゃないので、朝まで仕事でもやるかね、と思いしばらくやるが、めずらしく眠たくなる。たほいやで脳を使いすぎたためか? タクシーで帰る。
プレステの「マール王国の人形姫」(NIPPON ICHI SOFTWARE)を借りてプレイ。
歌い踊るミュージカルRPGって感じなのかなー、「アイドル八犬伝」みたいなのだと良いなぁー、「アイドル八犬伝」またプレイしたくなってきたぞ、と思いながら最初の部分をプレイ。良くできている。グラフィックは綺麗、ウィンドーやレイアウトなども世界観とマッチしてるし、マニュアル読まなくてもプレイできちゃうし。
が、残念なのは、歌い踊るシーンでキャラの動きがリズムとあってないこと。あわせるべきでしょ! 最初、お弁当を食べるシーンで歌い出すとき、イントロの所からコルネットちゃんが口をぱくぱくしてるんだなー、だめーっ。音と動きがシンクロしたときの快感っていうのは、非常に大切なことの一つだと思うっす。

0127
モノを創るときに、「そりゃ、そっちのほうが良いけど、そこまでやることないよ」などと言う者がいると、そんな気持ちなら最初から創るなよ、と思ったりして声を尖らせてしまう。落ち着けよ>俺。

0128
広島駅周辺再開発とかなんとかで、駅前は工事だらけなのである。いや、苦情じゃなくて、うれしくてうれしくて。基本的にこちぇこちぇマニアなので、工事現場とか、むき出しのパイプとか、瓦礫とか、天井からぶらさがる線とか、好きなのである。通勤時、駅降りて10分ぐらいで到着すべき所を、30分近くかけて行ってますからねぇ。おお!とか言いながら写真撮ったりして、寄り道したりして、あ、こっち工事してる!とか思いながら。動物園はじめて行った子供状態。

0129
mmpの打ち合わせ。ようやく大枠が決まった感じ。
「活字倶楽部」99冬号を購入。いや、ヤングさんが読む本だと侮ってはいかんすよ、むちゃ充実した誌面。98年の雑誌に掲載された作品リスト(雑誌のセレクション幅が広い! 文藝、群像もあれば、週刊小説も、コバルト、メフィストも!)98年文学賞作品リスト(これまた芥川賞ありスニーカー大賞ありスポーツノンフィクション新人賞あり)、と資料価値もありそう。

0130
「マール王国の人形姫」は、お使いゲー的な展開なのでプレイが辛くなってきた。
須和雪里「あいつ」角川ルビー文庫を読了。突然チンコが自我を持ち「ゲへゲへゲへ〜」「一発ヤらせろ〜」と喋りはじめるとゆーおバカな展開のコメディなんだが、最後にはジーンとさせてしまう!
なんか、そーゆー奇なるJUNE本があれば御教授くださいプリーズ。

0131
8年前に作った「サナトリウムオブロマンス2」を8年ぶりにプレイ。Hゲーなんですが、メッセージが「悪感がぼくを襲った」「ぼくの歪んだ欲情が未亜との関係をダメにする」「わたしはあなたの妄想、思い通りになるわ」などとバロックキーワードが既にして入っており、びっくり。しかも、主人公の少年は、人工心臓で人工弁の音がカチカチなってるし、同室に入院しているキャラクターは最後まで謎のまま出てこないし、未亜ちゃんは寄生植物に犯されているし、サナトリウムの院長先生は美形という設定だし。俺様、8年前から進歩なしっ!(完成されていると言い直すことによって安心)。

1201
「ビッグスコミックスピリッツ」で、「小津安次郎の謎」っちゅーマンガの連載が始まりました。おもしろそーです。
「RAY」1月号、第1付録の世紀末「H」キーワード図鑑が凄いよー。「裸の世紀末レシピ」(^_^;)で、「濡れごろソファタルト」だの「不器用男の母性本能炒め」だの、すごいレシピ載ってます。「エイトビート風おしりづくし」「オムレット・ア・ラ・突き」だよ、おい! 「ブラジル風天使のディッシュ」のレシピは、「声が1オクターブ上がったら腰はサンバのリズムで小刻みに動かし続ける」でござるよ。
1203
今さらですがプレステの「風のクロノア」をやってまして。わぱぁっぴぷくぱーってな感じのクロノア語が素敵なアクションゲームなんですが、素晴らしすぎっていうか夢中でやらしていただいてます。圧倒的にていねいな造りと、ほんわか独特の世界観、アクションも難易度は高くせず、ちと頭も使いますよ、な感じ。浮いている葉っぱに乗ると重みでしなるし、縁に立つと葉が傾ぐ。ヒモで吊るされた木の看板に頭突きでゴンゴンやると看板揺れるのもむしょうに楽しくて、面クリアそっちのけで、頭突き連発したりしてているヨネミツさんです。(シンイチさんに借りたので、ちょっとシンイチさん文体まねてみました)
あと、「雪割りの花」の体験版やって、衝撃を受けて、あやややややと言いながら、深夜、頭を冷やすために散歩。いや、凄い。堕落邦画系ノリである。 買わねば。
1204
スティングサイトで、何かネットワークゲームが出来ないものかと考えている。いや、プログラム組むのではなくて、もっと原始的な、たとえば「たほいや」的なモノ。いくつかアイデアは出るのだが、こうなんか決定的にイケそうなものができない。ふむー。
1206
眼鏡破損で、5年ぶりぐらいに眼鏡屋に行ったが、すごいねぇ。アイメトリクスってのは、顔の87ケ所を三次元計測してフィットするものを作ってくれるそーなのである。おお! 三次元計測ってカッコよさそー!と、それにしようとしたが、薄いレンズでこれにすると8万円もする。ザウルスが買える値段である。やめて、記憶合金フレームにした。
今発売中の「ゲーム批評」に「ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ!」と「北京原人」について書いてます。
1207
「ジャパンタイムズで読む重大ニュース1998年上半期」のコラムが面白い。「ノーパンしゃぶしゃぶ」を如何にして英訳化するか?といった苦労話や、環境ホルモン、インターネットを30分で破壊、など。ちなみにノーパンしゃぶしゃぶは、"shabu-shabu" beef dish restaurant with pantyless waitressesだそうだ。
スティングでプレゼントのコーナーも始まったよ。どしどし応募してくだされ。
1208
近所のレンタル屋では常に貸出中なので遠いレンタル屋で会員になって「ER」1&2巻を借りる。良いねぇ。「バビンスキー反応は?」などと専門用語の連続。しかもウダウダと状況や用語の説明をしない。膨大な数のエピソードがすべて閉じるわけでもなく矢継ぎ早に発生し、交錯する。その中で(おそらく)静かに太い展開が進行していくだろう構造は、ああああ素晴らしいねぇ。バロックで目指した所の構造に近い。しかも、その構造が、Emergency Roomという舞台にぴったりだ(ついでにテレビというメディアにもぴったりだ)。
1209
「ER」HIT&RUNで、ちと泣く。少年とか出てくると弱いなぁ。しかしそれにしても、エピソードに執着しないトーンを維持しているのが凄い。いや、もうちょっとつっこんで描けば、ぼろぼろ泣いてるなぁ、と思うのだが、それをしないのが凄いところなのか? 「CH」はどうなんだろう?
渡辺茂著「認知の起源をさぐる」岩波書店を読んでいる。おもしろい。ハトって、ピカソとモネの絵の区別ができるか?ってな実験とか(できるらしい!)、じゃぁ、モネに反応するハトは、画風が近いセザンヌには反応するかとか(することが多いらしい!)。さらに、モネの絵を上下さまさまにすると反応が低下して、ピカソの上下さかさまだと反応変わらない(人間と同様!)とか。実験風景が見てみたいよねぇ。
1210
ザウルスの手書き文字認識で、ドラえもんを描くと、どう認識されるか?とゆー疑問メールが届いたので、やってみました。記憶で描いたら、サルみたいになっちゃって、これは、「固」と認識されました。再度チャレンジでは、丸数字の3。さらにチャレンジでは、認識できませんとの答え。以上、報告終わります。
1211
カエルの編みぐるみ帽子のことを書いたのがきっかけで、「耳帽オフ」をひらくか?となっている。 耳帽をかぶった集団がうろうろする図というのは楽しそうではないか、という企画なのである。が、掲示板で、カエルって耳ありましたっけ?  カエルに関しては耳帽とは言えないような気がするです。と、ツッコまれる。おおーん、たしかにぃぃぃ。あれは目ですね。耳帽オフに出れないではないかっ(爆)! って、黒うさぎ帽を持ってるから大丈夫だもん。
1212
東野圭吾「変身」講談社文庫読了。脳移植された主人公が変わっていく自己の原因を突きとめる・・・という信用できない語り手モノだと思って読んだけど、意外とストレートな展開。
1213
読んでない本は山ほどあるのに本を買い込む。
宮部みゆき「今夜は眠れない」中公文庫、ひさしぶりに「かしら」を発見。
1214
牧野修「屍の王」ぶんか社。ホラーというよりダークファンタシーか。娘を失ったエッセイストが、依頼を受けた小説「屍の王」を書き始めてから起る奇怪な出来事。イメージの奔流に圧倒されながら読了。ジョナサンキャロルの作品を連想させる部分もあって、キャロル作品を再読したくなるが本棚の奔流に呑み込まれて探し出せず、どこにいったんだろ。
1215
「君、離脱、螺旋対数、風(仮)」というゲームシステムを思いつく。
1216
スティングで、ボーリングして負けるヤツを当てたら、その人からクリスマスプレゼントがもらえるという企画をやってるが、票数がむちゃ少ないそうである。当たる確率高いから、どぞよろしく、プレゼントコーナーへ。締め切りは18日。
1217
伊藤潤二ファンであるが「うずまき」よりも短編を書いて欲しいと思うのだが、ビックスピリッツのちょっと前の号の「うずまき」を読んで、うひーっとなった。どんな話かというと、いや台詞をひとつだけ引用しよう。「お前、台風1号に見初められたようだな。台風1号はお前にぞっこんだ!!」 そーゆー話です。いやぁ潤二節は生きている。

1221
「有限と微小のパン」読了。うんがー、だだっこのようだが、これで犀川&萌絵シリーズが終りちゅーのは悲しさ爆発、つづきを希望。

1222
誕生日である。おめでとうおれ。

1223
「鳩よ!」1月号の米光原稿は、「メリーに首ったけ」。ばかちん映画で良いですよ、キャメロン・ディアスはキュートだし、という内容。下品ネタが2連続なので、今後下品ねた自粛予定。特集は98年ベスト100この文章に学べ!です。

1224
NHKBS2で手塚治特集をやっていて念願の「ジャンプ」を見ることができる。自分視点で、徐々に高くジャンプするというアニメーション。平穏な田舎から都会、戦争、地獄と、あらゆる世界を1カットでぴょんぴょん跳ねながら見せてくれる。うーん、すげぇなぁ。

1225
会社でクリスマスケーキに歳の数だけ蝋燭を立てていただいたので吹き消したが、ケーキにのっているチョコレートも吹き飛ばし、ひんしゅく。大掃除しがいがあるというものである。
伝説を語ってくれるページがある。
「よねみつかずなり」と入力すると、以下のように。
よねみつかずなりの伝説はこのように語り継がれる・・・
宇宙のはじめから存在したよねみつかずなりはこの世の真理である。
よねみつかずなり、不適切な関係を認める。16歳のことである。
「いや、自分なんてよわよわですから」という「よねみつかずなり式弱々理論」を確立。その年の流行語大勝を獲得する。
よねみつかずなりは遺伝子操作について頑なに反対し続けたが、実は生命科学の初歩も知らなければ、バイオエシックスなんて聞いたこともなかった。「エネルギー充填120%」「漏電20%」
64歳にして『明鏡止水』に目覚めハイパーモードに突入!
89歳になったよねみつかずなりさんは今も御健在で、ため込んだ同人誌とビデオの閲覧が何よりの楽しみだということです。

1226
広島では本日より公開の「がんばっていきまっしょい」を観る。田中麗奈主演の女子ボート部の青春ドラマであり、ちょっとそりゃないでしょってなシーンもあるのだが、やはり真摯に青春のがんばりを見せられると泣いちゃうのは、歳をとったからであろう。リーチェwithペンギンズのサントラも買ってしまう。真野きりなが素敵。

1229
糸井重里さんとこからの年賀状がもう届く。HPをまるまるぶっこんだCD-ROM。すごいなぁ。

1231
マクロスから宗教画富士山に変身して蛾になって飛び立った美川憲一さまを紅白で見て御満悦。

1121
岐阜の養老天命反転地に行く。荒川修作さんの天命を反転した庭らしい。詳しいことは知らぬが、すげぇよ。生バロックというか、生ドラクエというか。
1122
リス村へ。見せ物でつれてこられたリスが脱走して山で野生化。それをまたリス村と称して見せ物化であり、むちゃむちゃかわいいリスが餌目当てに手に乗ってくるが、餌なくなると見向きもしてくれぬ。
1123
せんべいを焼く。東京スティングに持って帰ったゴマせんべいは好評だったが、広島スティングに持って帰ったものはこげていてコーヒー豆を喰っているようだと言われる。今後、広島にはおみやげは持ち帰らぬことに決定。
1124
岐阜ではあみぐるみカエル帽子をかぶっていると、女子高生が後ろ指をさしたりしたが、東京であみぐるみウサギ帽子をかぶっても誰もリアクションしない。さすが都会。あみぐるみアニマル帽子は、丸井で売ってるキュート。
1126
試写。「愛の悪魔」はフランシスベーコン。「ワンダフルライフ」は是枝さん監督のフィクションとノンフィクションが入り交じった独特な作品。ちょっと目うるうる。死んだ人が自分の人生の中で最も大切な思い出を選ばねばならぬという設定もすごい。「T-REX」はアイマックスシアターの3D映画。破片とか飛んでくるシーンでは思わず体が動きますな、これは。
1127
書き忘れていたが、ザウルスのカラーポケットを買ったのである。ポケットに入る大きさ、シンプルな操作性、むちゃむちゃ良いよ。書き文字の入力は、認識率は高いけど、やっぱりキーボードのほうが入力速いだろうなぁ。
1130
書き忘れていたが、スティングページのVOICEコーナーで映画について書いてるので見てね。
1108
「こどもそ」のリニューアル。今までは、軽快さを優先していたが、少しだけレイアウトも気にすることにした。
週刊新潮に載っている99春夏パリコレの毛服で笑う。モデルは裸に見える。着ているのは、首下の毛の塊、わき腹にあばら骨の筋のように毛、そして股間にVの字に毛、それだけである。全裸のあちこちに毛といういでたち。すばらしい。デザインしたの誰だ? 教えてくれぇぃっ。
今年の乱歩賞受賞作の「トゥエルブY.O.」ってのが、エヴァンゲリオンっぽいらしい。挫折した初老の自衛官に少年が自衛隊に導かれるが拒否、逃げ出すが、そこに現れる左頬に絆創膏をつけた少女・・・ってな感じの展開とのこと。読まなくちゃ!だが、読んだ人、どうですか?
1109
「ウルティマオンライン」というゲームで遊ぶ。狼を3匹てなづけて、wolfcheamだ!などと闊歩してたが、腹が減ったらしいペット狼にアタックされて死ぬ。親切な人に方法を教えてもらって復活。立ち話でいろいろと教えてもらう。
1112
「たどんとちくわ」試写。筑紫哲也氏が来てたよ。「IN&OUT」試写。見終わって議論。
1113
この数週間、ザウルスカラーポケットとプリンターが欲しくて欲しくてしょうがない。カラポケは店頭でさわったらむちゃむちゃ使いやすそうで、大きさもこれなら常に持ち歩いてもいいじゃんって感じなので欲しい欲しい病である。
1114
新幹線の空席状況を調べようと JRのサイトへ行った。めんどうな入力方法で、もうあややあややと言いながら、日時、何に乗るか、乗降駅を入力。空席状況をクリック!
営業時間でないので現在は検索できません。
最初に言えよ! JRっ!
1116
講談社現代新書「知性はどこに生まれるか ダーウィンとアフォーダンス」(佐々木正人)を半分ぐらい読む。ミミズの反応を調べるダーウィンの記述が好きだ。音はどうか。耳のないミミズは空中を伝わってくる振動には反応しない。バスーンやピッコロの音を「聞かせても」無反応であった。(P40) もう頭のスクリーンにはミミズに向かって楽しそうにバスーンやピッコロを踊りながら演奏するダーウィンの姿。いいなぁ。でもバスーンってどんな楽器だろう?
1117
扁桃腺が腫れる。
1118
STING HPをいろいろ試行錯誤している。やりはじめるとピンとこない部分が出てくる。考えて考えて、あ!という瞬間がある。あ!を実行すると、さして変わってないようだが確実に良くなっている感じがわかる。おもしろい。今は、ニュースというコーナーがカタい気がするが、どのようにソフトにすれば面白くなるかがピンとこない。
1119
「鳩よ!」が届く。この号よりchinemaのコーナーを毎月書くので読んでやってください。次の号ぐらいからコツをつかんでうまくなる予定です(爆)。
の、横にあるのはcomicのコーナーなのだが、大塚ひかりさんという古典研究家の方が古典文学的視点でマンガを読み解くという文でおもしろいっす。
0701
mmpキャラクターデザインちょっと話す。
デザイナーさん、もめても、後までこじれない方なので助かる。
集団作業なので、もめるのは仕方がないと思う。
問題は、もめても、前進できるかどうか、だ。

ゲームのスタッフでありがちなのは、内向的な性格のためか、不満があっても言わずに陰口をたたいているだけで何も解決しないタイプ。
どんどん毒素をためていって緑色の気を体から放出しているのが見えそーになっちゃってるのに、
「不満や問題点があれば言ってね」と言っても、「いや、ないです」と答えて、最後には自爆しちゃうのだ。
もめることすらできないので、困る。
別にゲーム業界に限った話でもないか。

会社が引っ越したので近所を冒険してる。
ポケットという喫茶店の前にボードが置いてあり、日替わり定食と書いてある下に、
「毎日が22さいの平造です・・・?」
と書いてあるのだ。
いや、乱雑な字なのできっと読み違えている。
良く見ると、「い」は「ん」かもしれぬ。としても、やっぱりわからぬ。
「・・・?」も意味不明度をアップしている。
自分が平造であることに自信がないのか。
記憶を失っているのか。歪んだ妄想なのか? わからないのか?という状態なのか。
店は暗くて、開いているのか閉まってるのか不明だ。入る勇気はまだない。

0702
mmp企画チームミーティング第1回目。
今まで企画は自分1人だったのが、今回はなんとチームがあるのだ。
mmpのコンセプトと概要、次回ミーティングに打ち合わせる内容を説明して今回は終り。
バロ金、だいぶ完成に近づく。
バロックがらみの文章を書く。明日、推敲。

前日に書いた、「毎日が22さいの平造です・・・?」の謎だが、掲示板のmegさんの書き込みによると、
いまちょーど、吉田秋生の「櫻の園」を読んでるんですが、それによく似た言葉が書かれてます。
「あのひとは運が悪くて、毎日何かありますのよ。
うちではあのひとのことを、しきりとからかってね。
二十二の不倖(ふしあわせ)だなんて・・・・・・」

「二十二の不倖・・・今のあたしはまさにそれだわ。
毎日不平不満だらけ」
上の文はチェーホフの「櫻の園」からのセリフの引用、
下は主人公の女の子のセリフです。うむ。どんなもんでしょ?
とのこと。
うーん、喫茶ポケットあなどりがたし。
チェーホフマニアなのか平造!?
それとも喫茶店の中は「櫻の園」なのかッ!?(それなら行く)

0703
「バロックリポート金」、おおよそできあがる。
今回中心になってやってくれているコウモトくん(名前だしたけどいいよね?)は、 キレ者なので、なかなかスムーズに進行。
俺のチェックのほうが甘いため(苦手だ)、そのあたりがいかんなーってなことぐらい。

mmp企画ミーティング2回目。
いまいちだなー。もうちょっと分担決めてやったほうがいいかもしれぬな。
まぁ、こういう方法論でやるのは、はじめてなんで試行錯誤していこうかね。
なぜ今まで、ひとりでやっていた企画を、チーム化したかとゆーと、そろそろ老後を考えないといかんから(嘘)。
複数の視点で検討したほうが、プレイアビリティっていうか、遊びやすさという面ではクオリティが上がるからと考えるからだ。
今回は特に、「全人類が遊べる」のを目標にするから(大きく出ました)、なるべく多くの視点で検討しつつ、でも、とがった所は失ってはいかんので強引に進めるところは進めちゃうよ、という作戦だ。

ノートを持ち歩いていて、思いついた企画はそれに書きなぐっている。ゲームだけじゃなくて、いろんなことを書いてる。
昔、書いたうちのひとつ。
「文字盤が腕の斜めの位置にくるように造られている腕時計。腕を動かさなくても視線の中に文字盤が入っている」
「モノ・マガジン7-16」に、これと同じコンセプトの時計が載っていて、びっくりする。
アンドレ・ル・マルカンさんデザインのサイドウオッチである。
マルカンさん、素晴らしい!

宣伝! ほぼ日刊イトイ新聞という糸井重里さんのホームページで、「夢中になりたい!広島・東京・世界」というページをやっております。
文芸好きゲーム作家よねみつ(広島)さんとゲーム好き文芸編集者アライ(東京)さんが、Eメールのやりとりだけで、それぞれが「いまいちばん面白がっているナニカ」を、相手にわかってもらおうという企画です。
ということらしいです。おいら、企画意図わかってなかったよ(自爆)。
1回目のネタは「キングダム」。どーして、こー趣味に走るかねぇ。

0704
「やおい幻論」(榊原姿保美著・夏目書房)と「もし「右」や「左」がなかったら」(井上京子・大修館書店)を探しに本屋巡り。 だが、どちらも見つからず、他のものwo なんだかんだと買ってしまう。
帰り道、もうもうぴくーんのラストシーンを思いつく。
頭の中で思い描きながら歩いていたら、涙を流して泣いてしまった。
こりゃいいよ、こりゃ、ってんで、急いで帰って、文章化したが、何か違う。
だが、まぁ、いい。後はどうやって表現するか、だ。
目標地点はさだまったので、よしとする。

0706
mmp電話。キャラクターについて。

0707
会社のマックが不調。アルファベットしか入力できなくなる。
なおらぬなおらぬ。ぎゃー。
mmp打ち合わせ。

0708
これが、 「毎日が22さいの平造です・・・?」の黒板である(0701参照)。
ちらっと見て判断したので、「22さい」と読んでしまったが、「い」はあきらかに「ん」だった。
こうやって不鮮明ながら画像にすると、本当はどう読むのか、簡単にわかってしまう(あえて正解は書かないけど)。
やはりあの場の言い知れぬパワーが、読み違いを誘発したのか?
画像が暗いとの指摘あったので、ちと明るくして、コントラストを強くしてみました。

「数奇にして模型」ゲットするが、読んでない。
タイトル見て笑って買った「1999.8.18ノストラダムスの謎をインターネットが解いた!」(堀江健一著・二見書房)を読みはじめたら止められなくなったからだ。

0717
「モーション・グラフィックス'98」バキュングラフィカに行く。
マンガの擬音をモーション・グラフィックスとして動かすとゆーモノである。
モーション・グラフィックスというのは、「バロック」の2つめのオープニングのようなヤツのことだ。
ディスプレイに鏡を使って、2つの映像をダブらせている見せ方が面白かった。

0719
こどもそリニューアル。スタイルシートはやめた(爆)。
以下その理由。
・スタイルシート対応ブラウザの人が予想以上に少ない。
・スタイルシート対応にしてもブラウザによってレイアウトが変わる。
・リニューアルしたいしたい病。
今回の構造は、以下の通り。
・index,text,graphics,notesの4つのフレームを用意する。
・レイアウトはもうあきらめた。ブラウザ間での表示を統一してくれるまでやらん。
・使用するタグを制限する(気にいらないタグは使わぬことにする)。

0720
母親から、最近来てないから来いと電話がある。
あうん?と思うが、まぁ、飯食いに行くことにする。
何かあるな、見合いでもしろというのではないか、という予測。
めんどうだが、対処せざるを得ないだろう。
飯の前に、やはり何か言いたそうである。
「ちょっと用があるんだけど、ご飯を食べてからでいいや」などと、言う。
食べてからでいいや、といいうのは、
たいしたことじゃないから後でいいや、ではなく、
食べてから、じっくりと話すのが良いや、という意味だな、と脳内警報。
飯を食い終わると、母親は、隣の部屋に行って、何やら持ってくる。
「これどうやって観るん?」
「もののけ姫」のビデオである。
3日前に借りたが、ビデオの使い方がわからず観てないが、返さないといかんのだ、と言う。
ビデオデッキの使い方を教習する。
帰りに、レイトショーで「ディープインパクト」やってたんで、再び観る。

0722
「数奇にして模型」読了。
それぞれのリアリティは理解できてもアクチュアリティは理解しがたい、という物語だと感じた。
余談だが、誤植はどうにかならぬものか?
デジタル入校してデジタル出力すれば良いのではないだろうか。

mmp、スティングWEB。

0723
森博嗣氏の作品を読みなおしてる(っても、パラパラ見てるだけという説もある)。
「笑わない数学者」のp313の鏡の問題だが、文系の米光としては、どちらかというと萩原刑事サイドだ。理解できない。
鏡に映った像は、どうして左右だけが反対になるのか?という問いに、
「定義の問題です。左右だけが、定義が絶対的でないからです。上下の定義は空と地面、あるいは人間なら頭と足で定義されます。前後も、顔と背中で定義できます。では、左右はどうでしょう? 左右の定義は、上下と前後が定まったときに初めて決まるんです。人間の体系が左右対称ですし、歩いたりするときも横には動きません。上下と前後の定義が独立していて、絶対的なものであるのに対して、左と右の定義は相対的です。この定義のために、鏡で左と右が入れ替わるんですよ」
と、犀川は説明する。
うーん、わからん。
足もとに鏡を置いたら、上下が反転しているのではないのか?
つまり、左右の定義は関係なくて、鏡の位置によって反転する部分が変わるだけだと思うのだけど。
ややこしい。

mmp企画書、HTML化計画。

0724
ゲームボーイウォーズ、2つめの面は、どうかね?
ユニット数が双方合計60近くになっちまって、1ターンやるのにそーとーな時間が必要とされる。
短気な人間としては、即やめそーなスローテンポなんだが、どーしてかずるずるとやってしまうな。

mmp html化計画推進。STING WEB SITE原稿&チェック。

0725
試写で観た「ビッグ・リボウスキ」をビデオで再度観る。
「ビッグ・リボウスキ」について書かねばならぬからである。
夕方、ビデオ屋へ行ってコーエン兄弟作品の「未来は今」と「バートンフィンク」を借りてくる。 「未来は今」を観る。むちゃむちゃな物語だねぇ。
「ビッグ・リボウスキ」と同じように唐突にダンスシーンが入るのがおもしろい。

0726
「ビッグ・リボウスキ」についての原稿書き。
むちゃむちゃ時間かけてるが、時間かけると良いものができるとゆーわけではないので、困ったものである。
ボーリングフリークたちが主人公なので、役に立つかと思って「アメリカンスポーツ語辞典」(ティム・コンシダイン著・雄松堂出版)を借りてくる。

0727
ゆずの「ゆず一家」を近所のレコード屋で探すが、ない。
入荷したようすも、ない。売れているのかと思ったが、そーでもないのか。

資料で、隕石落下の本を読んでいるが、訳文がヘタ(むちゃむちゃ直訳!)で、寝むくなる。というか、ちょっと寝てた。

「ビッグ・リボウスキ」のシナリオをインターネットで入手。読みはじめるが、英語なので、寝むくなる。というか、寝た。

0728
プログラマがメモリを買いにいくというので、「ゆず一家」を買ってきてくれと頼む。
大きいレコード屋いっても売り切れで、3件目で見つけたよ、と言われる。売れているのであるな。
「夏色」という曲が好きだ。
何か懐かしい感じがするのはアコースキックギターのせいだけでなく、デビュー当時の長渕剛氏にちょっと雰囲気が似ているせいか。
その長渕剛氏の「家族」を聞くが、すごいことになっている。

mmp仮バージョン、キャラクターが画面にたくさん出る。

会社で文章をチェックする機会が増えたので、「読みやすい文章マニュアル」を作成しはじめる。
いちいち同じことを複数の人に指摘したりリライトしたりするのがめんどーになったのである。
0610
今回の風邪は尋常じゃない。
昼間は調子よく、こりゃ明日には治るな
と思ったその夜は、咳咳咳咳咳咳咳咳咳咳。
ノドはハリ裂けそうに痛いし、眠れない、ご近所ごめん、腹筋まで鍛えられる咳である。
朝方、ちょっと眠るが、昼前には咳で目覚める。

0611
熱を測ると38度5分。びびって、医者に行くが、木曜午後休診。
薬屋行って、咳止め購入。飲むが、止まらず。
今日も眠れない。3時間ぐらいしか寝てないのに、眠たくもならぬ。
横になると咳がひどくなることに気づき、まるまってみたり、枕を抱いて犬のようなカッコで寝てみようとしたり、馬はどうだ?とか、ひとり夜中、なにやってるのか。

0612
医者に行く。咳を止めてくれる。さすがドクター。
だが眠れない。何故だ。

0613-17
風邪で植物のような生活。

0618
休んでいる間に引っ越してしまったので、探しながら会社へ行く。
「鳩よ!」7月号が届く。ドラえもん特集で、大槻ケンヂさんの隣で(ってもページ構成上の話だがね)米光が「ウソの中にリアルがある」などといいかげんなウソをついている。
セラピスト藤見幸雄氏のドラえもん精霊あるいは天使説、大槻ケンヂ氏のドラが戻ってこなかったら日本はどうなっていたか妄想、瀬名秀明氏のドラえもん没入状態などなど、おもしろい特集です。

0619
問題はかしらである。頭のかしらではなく語尾のかしらである。
「どこが問題なのかしら?」
と言うと女性だと思う私はおかしいのか?
というのも、今読んでいる江戸川乱歩「疑惑」にも出てくるのだが、男だとばかり思っていた人物が言うのである。
ところで、君はフロイトのアンコンシャスというものを知っているかしら。
翻訳モノにも、ダンディな探偵が、かしらの語尾を使っていた記憶がある。
かしら、って、男が使う語尾なのかしら?

0620
「バロックリポート金」というのは、バロック買ってアンケート葉書を送ってくれた人全員にプレゼントの小冊子なんですが、その中で「バロック辞典」なるものを作らなければならない。ので、ネタをください。掲示板に書いてね。

のび太も使っているというかしら語尾。三省堂の現代国語辞典(電子ブック版)には、用法として、 おもに女性が使う。と書いてある。
うむ。何故使うのび太。

0621
購入していた「日経ゼロワン」7月号を読む。だいたい立ち読みですませてしまう雑誌なのだが、風邪のとき油断してコンビニで買ってしまった。
「デジタルが変える最新Visual world」大口孝之という連載がとても好きだ。
最新作をVFX(ビジュアル・エフェクト)を軸に観ていくという映画レビュー。
ストーリー紹介と個人的な感想だけの映画レビューが多すぎる中、独特のスタンスと知識で非常に面白い。
連載も長く続いているし、1冊にまとめてほしい。
と、思ったのでアンケート葉書を出すことにした。こういう葉書って、みんなが思ってるよりきちんと見られているし参考にされていると思う。
バロックのアンケート葉書も、きちんと見てるよ。
絶賛が多いので、うれしゅーございます。
あと、 アンケート葉書では、クソミソにけなして2度とやらないと書いてあったけど、後からその後やったらめちゃくちゃハマったから感想&おわびです、ってお便りが来てたのが嬉しかった。

0623
「ビッグ・リボウスキ」(コーエン兄弟監督・脚本)試写。ボウリングのピンをたくさん頭から生やして踊る者たち、ヘンだよなー。
後、児童文学について語る。後、呑みながら、人生について語らい。

0624
もうもうぴくーん打ち合わせ。後、バラエティあふれるメンバーで呑む。

0625
新人プログラマーとゲリラプロジェクトの打ち合わせ。そういえばプロジェクトタイトルを決めてなかったよ。今、決めよう。「馬尻(UMAZILI)」にしよう。

0626
「バロ金」の原稿書き&打ち合わせ。もうもうぴくーんのキャラも。
あと、月曜日取材に来られるので、引っ越したときのままの部屋を掃除しろと言われ、ちょっとするが、すぐ飽きる。ダンボール箱と散らばったモノだらけ。
先にあやまっておこう。とっちらかった所でごめんなさい。

0627
「陰陽師」を借りる。散髪に行く。ぷこたん鍋を食べる。

0628
現代美術館へ行く。イタリア美術1945-1995 見えるものと見えないもの。 一定の年輪の層にそって木材を削り、半面は矩形の木材状態、半分は木として生えていた姿になっている「5メートルの木」(ジュゼッペ・ペノーネ)という作品がおもしろかった。

0629
ゲーム批評さんの取材。
取材って慣れないなーと思ってたが、どうも質問に対して簡素にマジメに答えようとするからいけないんじゃないかと、終わってから気づく。
取材されておもしろい人って、質問に対してどんどんつっぱしって答えるタイプのよーな気がするもんな。

もうもうピクーン略してmmpのキャラクターデザインでもめる。
最初に提示した路線は、大きさ的に難しいということで、却下された。
で、今、バロックほどの明確な路線を提示できてないのが問題なのである。
今のデザインでもクオリティはむちゃ高いので、あとはワンポイントっていうか味っていうか、ねぇ、ってところなのだ、という曖昧なのがもめてる所なんだな、ねぇ(自爆)。

0630
mmpキャラクターデザインでもめる。同じことを何度言っても通じないのでイライラするが、通じなかった事を再度繰り返しても通じないのは当然であり、デザイナーさんに気持ち良く描いてもらうのが良いのにね、と修行が足りぬことを反省する。
描き直してもらったので「OK」って言ったのだが、その前に絵を長時間見ていたので、心底OKって言ってないのがバレちゃったんである。
OKにして進めてたら、開発後半「しまったぁっ!」と、泣いていたかもしれないところを、ちゃんと「あんだけ見てたんだから、OKじゃないんでしょー」と斬り返してくれるのは、さすがベテランデザイナー、感謝。

「GBウォーズ」をプレイしている。
ユニットが増えてくると、コンピュータ側の時間が長くなる&たくさんのユニットを動かさなきゃダメになるのが、めんどくさくなってくる。が、バランスが良く前線がグググッと押しつ押されつになるのが面白い。

6/29
日曜日だというのに友人と飲みに行って、帰宅遅。
まとまった更新ができないので、ちょこちょことした更新3連発でごまかす。
すまぬ。
よくわかってないことについて感想を記すのは危険だが、
フィクションをバッシングする前に、
彼が訴えていた「学校のありかたの酷さ」を先に問題にするのが順番ちゅーもんじゃなかろーか。
ホラー映画公開自粛しちゃうのに、どうして学校自粛しないの。

6/28
解雇制度により会社を辞めさせられてしまった。
解雇宣告のメールが来ていたのだ。
とはいっても、CyberneoWorldという仮想空間で就職していた会社だ。
そーいったHPがあるのでした。
なんか、おもしろそうなので入っていたんだけど、2、3度いって、いまひとつだったので、行かなくなって忘れていたのだった。

6/27
広島にもどってくる。
台風のため「のぞみ」は1時間50分おくれるが、2時間おくれてないので払い戻しはナシ。

6/
出張中。打ち合わせの連続であり、口の中からからであり、水分取りまくりである。
6/23
「デザインの現場6月号」買いそびれ、どこに行っても見つからない。
デザイナーさんがたまたま買ってたので借りる。買いそびれた本はどうしてこんなにおもしろいのか。
コンビニで買った「ブルータス」は、コンビニの袋ごと飲み物と一緒に冷蔵庫の中に入ったままなのになー。
デザインの現場は、文字とレイアウト特集。
毎日新聞についての記事が興味深い。
毎日文字というオリジナル文字を使っていて、フォント課があり、日々読みやすい文字を作っているそうだ。レイアウトも通常はやってはいけないという腹切り(真ん中でぶったぎるレイアウト。目線を左から右に大きく移動させなくちゃいけないのでダメ)をあえてやって好評を得た(半分に折って読めるからだそうだ)話など。
明日よりBAROQUEで出張。

6/21
ミキサー売り場の値札に、「象調理器具」と書かれてある。
なんだと?
妄想が走る。象を調理する器具だというのか、この小さなミキサーが!
しかし、あの巨大な象を、我一人、この小さな象調理器具で調理するのは手にあまる。
仲間を集めて、30人ぐらいで、ミキサーを片手にうぃぃぃぃんと象を削っていかねば。それでもたいへんな仕事であろう。
がんばらねば。
というわけで、ハンディーミキサーを購入。
象調理器具の真相は、象印調理器具と表記したかったが、印という字がぬけていたようである。

6/20
>京極夏彦「嗤う伊右衛門」を購入。
BAROQUE、オープニングの画像とムービー(一部分)が送られてくる。 かっこいいよぉ。
××が、ぶしゃらぁ!と×を噴き出すシーン、閃光とか入れてハデにしましょう、と言われるが、いえいえいえこのままですよ、このまま、閃光が出る理由などないのですから何もつけちゃいけません、と答える。
その後、プログラマーと「ソナチネ」の話になる。

6/19
京極夏彦「嗤う伊右衛門」がすでに出てるらしい。が、広島の本屋にならぶのはいつなんだっ!!!
仕事のほうは、異形やNPCの絵などのチェックで1日終わる。うぬぅ。

6/18
1時間はどうして60分なのか?
普通、10進法を使うのだから1時間を100分にしたほうが便利じゃないか、
と思っていたら、「おもしろくても理科」(清水義範著・講談社)に、便利だから12進法を採用した、とある。
1時間が60分なのも、12×5であって、12進法だ、ト。
で、なぜ12進法が便利かと言えば、
十二は二でも三でも四でも六でも割れて、計算しやすいから非常に偉い(P43)からだそうだ。
うーん、本当かなー。

あと、アポロの月着陸のフィルムの中で、空気がないのに立てた旗がゆらめいている! どうして?という問いに、
空気はないけど、引力はあるんだから初めの揺れが続いてたんでしょう(P134)と答えているが、
実は、 旗がだらりと垂れ下がるとカッコ悪いので、旗の上辺に芯を入れていた。
そのため立てたときの揺れで、旗がはためいた、だけ。
ちゅーのを、何か聞いたことある。
こちらのほうが正解っぽいけど、どうか?
まだ読了してないけど、西原理恵子氏の挿絵もあって、おもろい本です。

追加・Telさんからの情報。
NASA JSC Imagery Servicesに、 Flag to be implanted on the moon by the Apollo 11 astronauts(アポロ11号宇宙飛行士によって月に立てられた旗)というタイトルの 画像説明文がる。
説明文には旗を拡げるために上端に管を通してあると書かれ、
画像は、はためいている旗と、管を抜かれてしょぼくれている旗がある。

追加2・「トンデモ超常現象99の真相」(と学会・洋泉社)のP83にも旗ハタハタについて書かれてある。
ウィリアム・ブライアン氏は著作「ムーンゲート」で、旗が揺れたことから、月には大気があるのにNASAが隠している、
と主張しているのだそうだ。

6/9〜15
今週は、日々記録つけてなかったので、1週間をふりかえって書くです。

テックサターンの取材。
いまひとつ最近、このぉ、うぬぬぬぬと困難な壁が多く、
それを乗り越えようと四苦八苦している時なので、ろくな答えができない。
プログラマーにふったが、彼は緊張して喋らない。

わざわざ広島まで来ていただいたのに、ごめんなさいでござる。
東京にも行くらしいので、東京の人たのむ。
もしくは編集高等テクニックで、すてきな記事にしてくださいね。

BAROQUEの企画部分は、1人では手に負えなくなってきた
ので、もう1人ヘルプしてもらうことにする。
そのためのデータ渡し&わかりにくいところを質問してもらって答えて。
アイテム修正したものをプログラマーに渡す。
あとは、例によって、NPCや敵キャラの絵のチェック。
山は険しい。