チャイルドシートのはなし

S衣、S乃のチャイルドシートを選ぶに当たっての事など・・・・ (2000.8.12)



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baby seat ベビーシートというべき物
これはS乃のみ使用しているもの。(S衣の時はクーハンという
大型のバスケットだった。当時は道交法上、なくても良かったのだ)
赤ちゃんを乗せるカゴと、車の座席にカゴを固定する台の2パーツで
構成される、合体メカのようなシートである。某HPにもあったね。
発想は衝撃吸収力と車への固定機構付きのクーハンといった所。

カゴにはハンドルがついており、部屋で子供を乗せて、そのまま車に運んでベースにすえつけ、
目的地に着いたらカゴを外して持ち込んで、床においてゆらゆら揺りかごのようにゆすって置ける。
子供を抱っこで抱えてどうにもならないという事がなく、やや便利。また寝たまま運べるのが良い。
ただし、このカゴが極めて重いのが難点。車輪も内蔵してベビーカーに変形して欲しいものだ。
baby seat 2
また、新生児用と謳いながら、フルフラットになっていないので、首が
かくっと曲がってしまうために、病院からの退院時は使えなかった。
この背中の角度は衝突時の衝撃を背中で受けるようにしているために
やむを得ず付けていると推測される。(1ヶ月半では問題なかった)
その点、フルフラット型の新生児シートはどこで衝撃を受け止めるのか
やや疑問を感じる。Gで本体がスイングするような構造なら別だが。


Child seat いわゆるチャイルドシート物
これはアップリカのシートで、クーハンが狭くなってから使用開始。
見た目はしっかり子供を包んで守ってくれそうだが、そうとは思えない。
何といっても固定方法が問題で、非常に圧力をかけて座面に固定しないと
ぐらついてしまう。シートの高さが高いとぐらつきも大きくなる。
しかし、車の座面は実際には柔らかいため、シート前部が凹めばチャイルド
シートは下部後方が固定されており、前のめりに傾く。非常に危ない。
子供の重量はせいぜい15KGぐらいだが、チャイルドシートが10KGあれば、
相当なモーメントがある筈。

power Fig.
これを2点式シートベルト+座面の圧力で支えられると判断している
メーカーの気が知れない。どんな衝突試験をしているのか??
安全なシートが欲しければ、高さの低いチャイルドシートが一番だろう。
どんなに本体が安全になっても、シートが重くて高さが上がれば、本体ごと
子供は前方の物に叩きつけられる筈。

実使用で困るのは暑い事かな。涼しいチャイルドシートがあれば買い。


Junior seat 新しく買ったジュニアシート
これは新しいのでまだ何とも言えないが、背もたれのあるジュニア
シートにした。3点式シートベルトが顔に掛かっても困るが、車のシート
ベルトアンカーはS衣ちゃん用になるほど低い位置の設定はない。
背もたれ式であれば、さらに長距離ドライブで寝込んだ時もサポートして
くれそうというのが選択理由である。
さてはて、本当に良い物なのかどうか・・・


以上、以前から考えていたチャイルドシートの問題点をつらつら書いてみたが、専門的にはもっと
気にすべき事は多いのではないか。エアバックとのからみもあるそうだし・・・
義務化して客に高い物を買わせているのだから、車自体をもっと子供にとって安全なように変えて
貰いたい物である。

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