8M ADSLを導入した。
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8M ADSLが開通した。回線業者はACCAネットワークス。大いに期待していたのだが、素直には行かないね
導入経緯
●ASAHIネットが10月1日から8M ADSLのサービス受付けを開始する。
10月中旬にサービスを開始するとアナウンスしているのはACCAとかいう会社だけだったので、
月額料金がE-Accessより100円高いけど、まあいいか、と即日依頼した。
●伊丹のNTTの8M ADSLへの準備が10月19日に完了した。この時は、もうじきにつながるのかと錯覚していた。
●3週間ほど待ったが、一向にACCAから開通のお知らせがこない。
問い合わせてやろうと連絡先を調べている時に、ASAHIネットのHPにACCAに督促しているらしき掲示発見。
●それから1週間しないうちにACCAからメールが来た。
「11月21日にはNTT工事が完了する予定。モデムもその頃つくように送ります」
●11月21日:モデムが来なかった・・・
●11月22日:モデムが来た! でも、ADSL Linkが全く反応しない。
PCの設定はさくさく完了して、LANも繋いだが、ADSL Link ダウンのまま。ADSLラインは何の反応も無い。
●ACCAにメールを入れると、NTTから遅延連絡が来ていないので、工事は終わっている筈との回答が来た。
でも、なんか怪しいので116に問い合わせ。窓口のお姉さんは「工事は終わってない」とキッパリ断言した。
いつ頃完了するか解りますか?という問いには答えられないとの事。
●ACCAにどっちが正しいの?いつ完了するの?とメールを入れると、
翌日には緊急連絡先に指定しておいたPHSに電話がかかってきた。
「NNTさんのミスでした〜」「向こうのミスなので明日11月27日には完了できるそうです」
●で、ようやくADSLがつながった。
申し込みから実に2ヶ月近くが経っていた。遅すぎる〜。
が、これでハッピーエンドかと思ったら、通信速度が遅い・・・。
壁のすぐ横にスプリッタもなしにモデムを直結しても800kbps。予定の1/10だ。
ACCAネットワークスから送られてきた8M ADSLのモデム
見た目は飾り気が無くて面白くないモデムだが、機能が豊富で速度低下の原因調査に役立った。
伝送帯域毎のデータレートを表示したチャート
本来は100KHzから1100KHzまで60kbps辺りまであるかまぼこ型をしている筈らしい。(マニュアルに依れば・・・)
ところが、家ではこのような、広域がすっぱり切れてしまった波形になっている。
どうやら伝送線路の品質に大きな問題が有りそうと言える。
笑えるのが、うちのADSLの回線状態の転送レート。8Mサービスのなごりが見て取れるのが、
上りのスピード。768kbps。下りよりも早い。非対称とは聞いていたが、上りが早い?
これだけだと、もう一回ACCAに文句のメールをいれようかと思ったのだが、伝送距離4.03kmとある。
●あちこちの情報から総合すると、NTT局−自宅の直線距離の倍くらいが伝送距離になる事が多い様で、
しかも、3kmくらいから急激に転送レートが落ち始めるらしい。4kmくらいでは明らかに1Mを割るグラフに
なっていたので、これは無理だなと悟ってしまった。
だからうちではちびちび速度を稼ぐ小細工はしていない。
どーんと5mくらいの宅内配線の後ろにスプリッタを付けてノイズ元となりうるビデオのすぐ横にモデムを
置いている。8Mが800Kに下がっているのに、そこから100k下がってがたがた言うなという感じ。
まあ、前が32kbpsだったのだから文句はないのだが、ADSLは不公平感の残る、むらのあるサービスだなと
思いますね。努力のし甲斐の無い所で最高速度が決まってしまうというあたりが、悲しいような気もするが
逆に言えばサバサバしている。
「安いんだからこんなものさ」と思って割り切って利用する物なのでしょうね。
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