西榛名高原にある当山林の位置や林層、地質、地形、気候等についてご紹介してゆきたいと思います。

[ 位置  林層/地質/地形  気候  山林の沿革 ]




◆群馬県吾妻郡吾妻町大戸地内
北緯 36度29分
東経 138度50分
榛名連峰の西方、掃部ヶ岳の傾斜面に位置する。
吾妻川支流 温川右岸、見城川右岸、細支流大沢川の上流に位置している。
◆海抜
最高部で 1300m
最低部で 650m
平均  900m
地勢西北に面し15度~30度の傾斜をなす。

高崎市より38km、車で約50分、前橋市より40km、車で約60分
展望はすこぶる良好で浅間山、鼻曲山、草津白根山の名峰々が遠くに望まれる









榛名山系の輝石・安山岩を基岩とし、地質は榛名火山の噴出物が厚く堆積し、脆弱な地層です。
多年にわたる天然林の腐殖土を形成し肥沃な林地となっています。 榛名山の上部に位置し水源涵養としての意味が強く、 下流地区の集落は、上水道と農業用水の多くを簡易水道に依存しており、 昭和30年代より当山林より供給する簡易水道が多く施設してあり、 水源林としての機能を発揮している。 森林は、ヒノキ・カラマツを中心とした人工林が52%落葉広葉樹の天然林が48%とし、 針葉樹・広葉樹の混合林で適地適木の森林施行が実施されている。








温度は夏は湿度が少なく涼しい、冬は北風を受けマイナス20度位迄下がる。
年間降雨量は1,233mm
年間最大降雨量は昭和63年の1,656mm
年間最小降雨量は昭和59年の867mm
雨量は比較的夏・秋に多く、冬・春は小雨、積雪は比較的少ない


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