X68なおはなし


電脳倶楽部

 最後の『月間電脳倶楽部』が来た。創刊号以来のお付き合いだったので、とにかく来月からはもう出ないと思うと寂しいかぎりである。最後はCD-ROMマガジンとなって頑張っていたけれど、やはり縮小するしかない市場がターゲットであることを考えれば、潮時はとうに過ぎていたとは思うけれど、X680x0への熱い思いを載せて走り続けていた。大きな成功という新しい夢はなかったかもしれないが、ひとつひとつ積み上げられたものはけっして小さな夢ではなかったはずだ。

 とりあえず、スタッフの皆様、ご苦労様。ここから始まる新しい旅立ちは、やはり決して楽なものではないだろうけれど、ふたたび夢の続きを語る時を・・・・。

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2.5インチHDケース

 パソコンショップで、2.5インチのIDEハードディスクをSCSIに変換してくれるケースが売られているのを見つけた。お値段は、19,800円程。「う〜ん、ちょっと値段が高いというか、中身のHDDを買うとけっこう高くつくなぁ」と思って、商品を棚に戻し、お店を出ようとしたところで、『限定3.2GB 搭載モデル!!』というシールが張られた同じ商品が置いてあるのに気がついた。お値段は、同じ19,800円程。おおっと思って思わず衝動買いをしてしまいました。

 で、さっそくX68030に繋いでフォーマット。パーティションを切ってGOVERHDをかけて、と、普通のHDと同じように使える。でも、これSCSIコネクタが1個しか出てない。つまり、ターミネーター内蔵でチェーンの終端にしか置けないのだ。ということで、使えるもののお薦めの商品ではないですね。

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続・ハードディスククラッシュ

 ということで、故障したと思ったら故障してなさそうだということになったハードディスクをX68030に戻し、フォーマットをやり直して、環境再構築。まーきゅりーユニットは当然?抜いておいた。ハードディスクから無事起動。特に問題なし・・・と思ったら、しばらくしてまた飛んでしまった。・・・やっぱり、故障しているんだろうか。それも、ノートパソコンでSCSI PCカードで使うぶんにはOKで、X68030で使う分に不都合な故障???

 なんだか、ちょっと納得いかないけれど、このままハードディスク環境がないのはとっても困る。ということで、急遽、日本橋に行って探し回って型落ちの4Gハードディスクを買ってきた。(どうでもいいけど、ショップ店頭では8G以上が標準的になってきているようで4Gというのはかなり少なくなっていた・・・10Gや20Gなんてのも。そんなのX68につけられるのかな???)今度は、SDAT方式ではなく、普通のSCSIハードディスク。持ち帰って、さっそくフォーマット、環境構築。さて、起動・・・ハードディスクが飛ぶ(:_;)なぜ???SCSIインタフェースがおかしくなってしまったのか?内蔵SCSIでも、MACH-2でもやり直してみたがだめだった。

 なぜ、なぜ、なぜ???X68030の後ろ側を見てじっと考える。ふと、コンセントを見直す。大きめのタップにX68030をはじめ周辺機器すべてが繋がっている・・・。とりあえず、ハードディスクをそのタップとは別のコンセントに挿して、再度フォーマット、環境構築。X68030をハードディスクから起動。問題なく、動く。また、しばらくしたら飛ぶかもしれないと思ったが、今のところ大丈夫そうだ。ちなみに、もともと使っていたSDAT方式のハードディスクでも動かしてみる。こちらも、コンセントを別けてやると正常に動作するようだ。・・・ということで、原因はたこ足配線。まーきゅりーゆにっとは濡れ衣だったようだ。ということで、皆さん、たこ足配線には気をつけましょう。

 しかし、1年以上、一応ちゃんと動いていたのになぁ・・・????

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