X68なおはなし


某月某日 060turbo来る

 うちに帰ったら、060turboが取り付けられたCZ-500Cが届いていた。

 アルミシールド版が外されて新聞紙に包まれてCZ-500Cの箱の外に貼り付けられていた。

 説明書に、輸送で取り付けが緩んでしまうことがあるので、必ず分解して取り付けが緩んでないか確認してくれとあったので、とりあえずサイドパネルをはずして060turboを拝む。基盤を指でちょいちょい押してみたが緩んでいるかどうかはよく分からない。060は円柱のイボイボがいっぱい立ったヒートシンクが貼り付けてあってチップの表面は見えない。ちなみに、推奨は暑いときは本体カバーをはずしておいてください)^o^(

 で、とりあえず、030Compactのハードディスクをつないで起動・・・しない。画面に何もでないし、HDDもFDDもさわりにいかない・・・。前面スイッチを入れるといきなりPOWERランプが消えちゃう。さらに、背面スイッチを切ってもファンがまわりつづけ・・・(T_T)。マニュアルを来るとQ&AのCPUが動作してないよ症状にピッタンコ。^^;

 コンセントをはずして、060turboのとなりにあるビデオユニットをはずして、ソケットをサイドから覗き込む。NetBSDにも対応させるためか、それとも単に基盤と基盤のスペースを空けるためか、ソケットが2段重ねになっている。で、2段目がしっかり浮き上がってしまっていた。060turboのネジ止め部分をはずし、取り付けし直し。ネジ止めが、片側2個所だけで、ソケットと合わせて3本足でささえるなんだが、ソケットはそれなりに反発力があるため、結構抜けやすそうな構造。でも、ほかにやりようはちょっとなさそう。

 再度、HDDで起動。おお、画面に060turboの文字!今度は起動し、SXがあがる。QuTermを起動するとあっさり落ちる。CONFIG.SYSに060turbo.sysを導入。これで、030からけずられた命令などがエミュレートされるようになるはず。再起動、QuTermを起動。今度は動く。その勢いでNifにつなぎ、SPCVAに訳の分からんメッセージをオン書きしてしまう。

 とりあえず、SXが軽いぞー!!!!!!^^;DMA転送を殺して、ソフト転送にしてもけっこう高速。Mach-2ももう一枚。ほしいかな。

 さぁぁて、ローカルメモリ用のSIMMを買いにいかなくっちゃ!

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某月某日 060にSIMM付ける

 でだ^^;ローカルメモリ用のSIMMを買いに、秋葉原に行ったわけだ。

 最初は、起動デバイスからなにからなにまで、CZ-300Cと共用でいければと考えていたのだが、ローカルメモリを使ったりするには、CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATを結構書き換えなければならないことがわかってきたため、起動用のHD1台(あまり容量の大きくないもの)とローカルメモリ用の32MSIMMと、ディスプレイ切り替え機でハイレゾリューションに対応したのがあれば、買ってこようと秋葉原に出かける。

 で、以下のものを買ってきたのだ。

●32M SIMM・・・OKIのチップ。接点は銀色。仕上がりは並の上くらいか。MADE IN JAPAN
●コンパルの1600*1200まで対応しているというディスプレイ切り替え機・・・正方形の上に正方形の4角をカットしたところに4個所コネクタがあり、1個が出力、3個が入力で、真ん中にプッシュ式の切り替えボタンがある。ACアダプタが必要で、ディスプレイ信号をエンハンスしているようである。\6,800-でケーブル類は付属無しなのでケーブルを2本と98-VGA変換機を1個購入で、計\12,000-ほど(;_;)
●1.2GのHDとSCSIケーブルとターミネータ。いずれもICM製。秋葉原のはずれ、万世橋をわたって交通博物館を過ぎて、本屋の上3Fにあるパソコン工房で大阪で見たことある店員さんたちから購入。ここ、わりとすいていていい。

 で、るんるんと、うちに帰って、CZ-500Cのサイドカバーをはずし、SIMMを付けようとした。が、が、が、付かない。060turboのSIMMソケットの左右のポッチリと、SIMMの左右の穴がほんの微妙な位置関係なんだが、あわない・・・。多少試行錯誤するがあきらめる。SIMMの左右の穴を0.1-0.3ミリもひろげれることができれば、おそらくOKなんだが。

 とりあえず、HDのフォーマット作業をして、必要なものをほりこんで、ディスプレイ切り替え機を試す。ちょっと、エンハンスされぎみの気はなくはないが、まずOK。でも、こいつ、4ほうにケーブルが延びる格好になるのでひどく邪魔だ。

 で仕切り直し。SIMMを加工するか、もう一本買うか。・・・まあ、だめもとでだめだったら、AT互換機にまわすからいいかということで、再度、秋葉原へ。

 で、こんどは観点変更、左右の穴の大きなSIMMを探そう!が、BUT、しかし、店を探し回るとみんなおんなじに見える。ということで、もうわからんちゅうことで下から2番目に安かったパソコン工房で2本目購入。Panasonicのチップ。接点は金色。Assembledin Japan。チップにもJAPANってはいっているから基盤は輸入???

 帰って取り付け。あっさり付く。最初のSIMMはなんだったんだ・・・。

 ちなみに、2枚のSIMMを重ねて穴の位置や大きさを比べると0.1ミリも違わないように見えるのだが・・・。なぜ、つかない???ちなみにメモリチップの厚みなどもほぼ同じである。

 で、今度はソフトウェアの設定。32Mもソフトで使うことはなかろうと、16MはRAMディスクに。ASKの辞書とtmpディレクトリをRAMディスクに。SXのFONTも入れたかったが、いろいろあり過ぎ&大きすぎでこれはあきらめる。

 FSXとSXをハイメモリにロードするようにする。最初、シャーペンの動きが若干変だった。ふとメモリをみると、空きメモリブロックの総量の方が、実メモリより大きい・・・おい。が、ロードの指定をちょっと安全側に倒したら、OKになった。ただし、CONFIG.SYSでハイメモリ関係のツールがどうも動かないようなので、AUTOEXEC.BATでの起動となった。AUTOEXEC.BATは何年ぶりの復活だろう?いままで、ライトスルーモードで動かしていたが、ライトバックモードに切り替える。ハイメモリへのロード優先を指定する。

 で、動作状況。ただし、かなり混乱しているので間違ったり大きな勘違いをしているかもしれない。m(__)m

Quterm・・・とりあえず正常に動作。
SXmomocopy・・・正常に動かない。
refreshg・・・正常にrefreshはしてくれたみたいだが、画面は正常に出ない。と思ったら、でてるときもある???
momocopy・・・正常に動作。
EX + Matier ・・・ハイメモリ動作はだめ。動かない。あたりまえか?コピーバックモードだとアイコン窓が壊れて表示されて、わけわからない(Matier)。ライトスルーモードでとりあえず正常そう。

というところで、時間切れ。モードを気にして、アプリケーションを起動しないといけないのはちょっと面倒だな・・・。動いてそうで動いてないアプリなんかがありそうでちょっと恐い気もする。

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某月某日 付かないSIMMの理由

 う〜ん。最初に買ってきたSIMMが、060turboに取り付けられなかった理由についてなんだが、月刊電脳倶楽部によると『部品の取付位置によって取り付けられないSIMMが存在する』そうだ。そうか、SIMMのサイドの穴の問題とばかり思っていたが、そう言われれば、そうかもしれない。穴に近い位置に取り付けられた裏面のチップが060turboの基盤上の部品にあたってとりつけることができなかったのか。
 とりあえず、そういうことで。観察不足だな。ちなみに、AT互換機のSIMMスロットには実にあっさりと取り付けることができた。060turboのSIMMスロットはかなりSIMMを寝かした状態で取り付けるのでそういうこともありなん。しかし、SIMMを買うときに取り付けられるかどうかって判断するのは難しいような気がするな。

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某月某日 FDS-120をつける

 東京方面に出る用事があったので、ついでにちょっと秋葉原に出てみた。ところが、秋葉原に着いたら夕立が降っているではないか。かさは持っていなかったので、雨の中を小走り気味にT-Zoneミナミに向かった。途中、寄付を強引に求めてくるあんちゃんを振り切り(オイ、雨の中で足止めを食らわせようとするとはなんちゅうことをするんや!!!どあほ)、T-Zoneミナミに入り、アウトレットコーナーから各階をぶらぶらと眺めていった。で、98の周辺機器コーナーに行くとI・OデータのSCSI接続のLF-120フロッピーディスクドライブFDS-120が248という価格がつけられていた。この前日本橋で見たときには298から318くらいしたような記憶・・・。もしかするとちょっと安いかもしれない。ふと、思いが湧きあがってくる。060を積んだCZ-500Cにも3.5インチドライブが付いていたらちょっと便利だろうな・・・。ふと、気がつくとレジに持っていって「ボーナス払いでお願いします」とカードを差し出してしまっていた。(^_^;)
 雨だったので、ほかの店を見てまわるのはあきらめて、帰って、さっそく付けようと・・・あ、こいつのコネクタは最近のSCSI2機器に違わず、ピンタイプのコネクタだった。ケーブル1本とハーフピッチコネクタへの変換コネクタは付属していたのだが、それだけではうちのシステムにつながらない。万一末端につないだりする可能性も考えてピンタイプのターミネータも入手しておきたい。そういうことで、その日は暫定的にLibretto20につないで動作確認だけしてX68への接続はあきらめる。
 翌日、近所のパソコンショップでケーブルとピンタイプのターミネーターを買ってくる。ケーブルだけでも結構な出費。よくこの計算を忘れてものを買ってしまってあとで泣くことになるんだな・・・って、今回もそのパターン。接続に必要なドライバ類や記事は、電脳倶楽部の97/8と97/9に載っている。私もそれに従っただけなので、接続の詳細についてはそちらを参照ということでここでは書かない。
 で、使ってみた感想であるが、やはり3.5インチFDドライブが付いたことはちょっと便利である。とくに1.44MのFDが読み書きできるのはAT互換機ユーザとちょっとデータを交換したりするのに便利である。欠点は、どうもメディアを入れたあと認識するまでがけっこう遅め。X68では今のところ対応するフォーマッタがないのでメディアをフォーマットすることができない。
 でも、まあ、ちょっと小便利になったからまあ満足。それから、LF-120メディアであるがいまのところコストパフォーマンスでMOに負けている状態なので、まあ、ふつうの3.5インチフロッピーしか使わんだろうな・・・たぶん。

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某月某日 電卓を起動すると

 ちょっと、計算をしたくなって、SXで電卓を起動した。256と入力したら、255.9999・・・と表示された。あれ、060turb.sysの浮動小数点の精度がFLOAT?.SYSより低いのかな???

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某月某日 1997年9月23日 ツクモ本店に行くと

 野暮用で秋葉原へ。ツクモ電機本店3Fマルチメディアコーナーへ行くと、なくなったはずのX680x0コーナーが小規模ながら復活?していた。満開製作所製マーキュリーユニットが先着10名様のみの特価だった。NS1(だっけ?)用のJOYSTICKコネクタ-スキャナアダプタとプリンタケーブル、CD-ROM版の電脳倶楽部などがガラスケースの中に置かれていた。FDS-120が「X68への接続は読点では保証しません」というような貼り紙がされてそのケースの上に。その横にデモ実行用にREDZONEがPSと並んで1台。そういえば、むかし、MZ-1P17といっしょに買ったプリンタケーブルのシールドが腐って怪しくなっていたなとプリンタケーブルを買い求めた私であった。

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某月某日 multidot.rをバージョンアップすると

 Nifty ServeのSHARP FORUMにmultidot.rのver.1.30がアップされていたので、これまで使っていたver.1.22からバージョンアップした。何事もなく使えて、OK,OKと思っていたら、お絵描きしようとSXからマチエールを起動し、お絵描きを済ませてSXに戻ろうとした。すると、システムエラーのどくろと対面してしまった。SXerrorには引っかからなかったようなので、SXTASKで各アプリケーションの使用アドレスを見てみたら、どうもmultidot.rの使っているアドレスのようである。で、Niftyで「Multidot.r1.30は正常に動いていますか?」という問い掛けをしてみたところ、どうも世間一般では動いているようである。X68030compactのほうで試してみると、確かに正常に動いているようである。しまった、Niftyに書き込みする前にもっと自分で調べるんだったと思いつつ、060turboとの関係の調査を開始。ライトキャッシュモード、SXをローカルメモリをローカルメモリにロードしている条件を変えてみたが、やはりシステムエラーが発生する。こんどは、060turbo.sysのオプションをいろいろいじってみる。すると、どうもROMとOSなどのワークエリアをローカルメモリにコピーして使っているのを止めると正常に動くようである。それらをローカルメモリに持っていくと、multidot.rがパッチ当てに失敗するのかと思って、multidot.rのソースをちょっと眺めてみるが、よくわからない^^;とりあえず、060turbo.sysのオプションをとると動く旨で解決という報告をNiftyに書く。すると、こんどは、060turboを同じような条件で使っているけれど、システムエラーは発生していないという書き込みがある。その人の使っている060turboは、第3ロットで起動とSIMMアクセスのバグ対策済みのもの。うちのは、第1ロットでその辺は当然、未対策。うむむ、ということで060turboのバグに突き当たっている可能性が大ということになった。
 今まで、取りたてて問題なかったので、満開製作所にバグ対策修理を依頼する気はあまりなかったのだが、これを機に依頼するかな・・・。

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某月某日 年賀状の印刷をする

 毎年、恒例。今年も年賀状をX68で作る。MatierとEX-SYSTEMを使ってイラストを描き、XDTPでレイアウト。それをシャーペンワープロパックのプリンタドライバを使って、EPSONMJ-800Cで印刷。何の問題もなく作業は進み、と、書きたいところだが、なんか、へん?試し刷りを何回かして、これでOK、あとは量産ということで、葉書をプリンタのスタッカにセットし、XDTPのダイアログで印刷部数を設定して印刷実行。あとは、印刷が完了するのを待つだけ。そう思っていたのもつかの間、2枚と半分ほど印刷したところで印刷が止まってしまった。「メモリが足りません。」?????。コントロールパネルからメモリの状況を見ると、たしかに空き領域が異常なほどない。おかしい。今までの経験だと、葉書だと10枚以上部数設定しても何の問題もなく、印刷できていたと記憶していたのだが。いや、確かにXDTP+ワープロパックのプリンタドライバの組み合わせで、印刷部数をあまり多くするとこのような事態になったような気はするのだが、2枚と半分は早すぎる。060turboの所為?それとも、画像データのパターンでたまたま不具合の出やすいパターンにはまってしまったのか???SXを再起動し、もう一度やってみるが、やはり2枚半くらいでメモリを食い潰して、だめになってしまう。ちょっと、解決策が思いつかないので、2枚ずつ印刷してはSXを再起動する。ちょっと、むなしい。面倒くさい。
 宛先は、手書き。去年は、初めてWindows95でポストdeカードを使って宛名書きも印刷にしたのだが、今年は、そのデータが入ったパソコンが大阪、私は神奈川という状態なので、再び手書き。トポスで買ってきた筆ペンで。

 注文していた2枚目のMACH-2が届く。1枚目は、X68030Compactに入っている。この2枚目は、CZ-500Cで060turboと組み合わせて使うつもりなのだが、060turboを満開製作所にバグ対策の修理依頼をする予定なので、しばらく取り付けは延期である。ただ、修理のほうもちょっと年の瀬が迫ってきたので、来年にしようと思う。

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某月某日 060修理から帰る

 満開製作所にISPの書き換え対策を依頼していた060turboが帰ってきた。これで、multidot.rをバージョンアップしたときの不具合を回避できるに違いない。そう思って、さっそく再現テストを試みた。SXからCOMMAND.Xを起動。EXIT!システムエラー1!あれ??リセット。SXからMatierを起動。終了。システムエラー1!あれ、あれ???かーんぺきに再現しやがる。ぜんぜん、直ってないや。どうやら、060turboのISPロジックのバグにはまっていたのではないらしい。では、なぜ?しばらく、考え込んだが、全く無駄。・・・ちょっと、がっくり。
 じゃあ、いったい何なんなんだぁ?・・・・わからん。
 何となく、為す術がなく虚脱感、無力感。
 あまりにもむなしいので、ちょっと060関係の設定で遊び始める。いままで、メモリの割り当ては、すべて通常のメモリから行うようにしていた。060high.x 5 0という指定である。AUTOEXEC.BATでその設定をして、それから060loadhighで、FSXとSXWINをローカルメモリにロードして起動していた。これを、ちょっといたずらに060high.x 5 4という指定に変えてみた。これは、メモリを通常のメモリ優先だが、ローカルメモリの方も割り当てるようになるという指定。で、起動。SX-WINDOWの空きメモリがなんと、12Mを越えているではないか。うーん、すごい。SXアプリをちょこちょこと動かすが取り立てて支障はなさそうである。うひょう、これなら、年賀状印刷でメモリリークによるメモリ不足で苦しんだのも、けっこう軽減されるかな。で、そのとき、ちょっくらMatierをSXから起動してみた。なんだか、Matierの動作も心なしか軽い気がする。Matierを終了し、SXに帰る。あれ、SXに帰る。システムエラー1にならないや。ぬぬぬぬぬ。XDTPを起動する。印刷する。メモリをチェック。・・・・・どうも、メモリの連続領域の空きはさすがに減っているけれど、総量の方のメモリ量はほとんどリークなしになっているようである。ということは?どういうことやー。
 どうも、いままでメモリの割り当ては12M以下の通常の領域でないと駄目なんじゃないかと思って、プログラムはローカルメモリに突っ込んでもメモリのアロケートは12M以下の領域になるようにしていたのが、おーきな間違いだったようである。その方が安全と思っていたのが、結構危険なオプションの組み合わせを使っていたようなのだ。なんだか、なんだか。そういうことか。このモードの組み合わせだと、シャーペンのメニューがどうも正しく動作しないという難を除いていまのところこれという問題点は見つけていない・・・などと書こうとしていたら、電脳倶楽部の118号にシャーペンのメニュー対策パッチプログラムが載っているではないの。なるほど、そーか、このへんは040な時代の先人たちが開拓(?)済みの領域だったのか。で、わたしは、その先人たちの残した隙間のどうでもいい空間にはまっていただけなのか。ふーん。
 とりあえず、ありがたく使わせていただきます。m(__)m

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1998年4月12日 第10回アマチュアCGAコンテストに行く

 例年通り、今年もアマチュアCGAコンテストを見に行く。第8回だけは、見に行くことができなかったが、それ以外は第1回からかかさず、見に行っている。第1回だったか、第2回だったか、当時はシャープの市谷のビルが会場で、トイレに行ったときに隣で用を足されていたのが、かの鳥居部長さんだったのが、初期の思い出だったりする。昨年は、神奈川県にいたので、東京中野に見に行ったのだが、今年は大阪からなので京都会場へと足を運んだ。今回は初めての京都会場ということで場所がわからず、JRの京都駅を出て、ザウルスポケットをカバンから出して、DoGAのホームページからコピーした会場の地図を見て、道と方角を確かめる。ふと、近くを見ると同じ地図を紙に印刷したものを持った人がいる。あたりを見渡すと、同じ方向に向かうその筋な人たちが、結構歩いていて同じ方向に足を向けるだけで迷わず会場に着くことができた。
 会場に入って、パンフレットを貰う。会場の中を見ると、立ち見が出るほどには満員ではなさそうということで、先に今回のCGAコンテストのビデオを買っておくことにする。販売コーナーの列に並んで順番を待つ。私の前の人が代金を払い、係の女の子がお釣りを渡そうとすると、その人は「お釣りはカンパ」にといってさっさと立ち去る。女の子、「どうも」といことでお釣りをカンパ箱に入れたつもり。が、商品の代金の一部もカンパ箱に入れてしまったことに気がついて、「あ」といってオロオロする。まわりの誰かにそのことを伝えたかったようだが、まわりの人もお客の対応で忙しいのと、自分の失敗を恥じているせいとで声が掛けられない。ちょっとかわいそうな気もしたが、「ビデオとロマノフ比嘉氏のCD-ROMとDoGA-L1/L2のマニュアル本を下さい」と声を掛け、商品を受け取り、代金をちょうど払う。彼女、やはりパニクっていて、代金の計算にちょっととまどっていて、お釣りが必要なのかどうか判断できず、となりの男性の助けを受ける。それから、ようやく、カンパ箱に代金の一部を入れてしまったことを誰かに話して、どうすればよいかを聞いている。さて、あれから落ち着きは取り戻せたかな。
 適当な席に着いて、パンフレットをパラパラと見る。使用ソフトに、LightWave3Dとある作品が目立つ。かつては、X68000にDoGA CGA Systemという組み合わせが大半を占めていたのだが、今はLightWave3D+AT互換機というのが主流のようである。まあ、これも時代のながれか。
 上映が始まる。個々の作品の映像的なクォリティの高さに目を見張る。演出や編集のレベルで、プロとは差があるが、ちょっと見ではプロの作品といっても変わらないような作品が続く。いや、ロボットものに至っては何年か先のプロの作る作品を先取りしているのではなかろうか。
 で、今年は、全体的には、レベルの高さは感じるものの、面白味はちょっと薄かったような気がする。かの森山恐竜やワイバーンのような「おお」という突出したものを感じさせるものはなかった。一様にレベルが高く、高いレベルのコンテストになっている。

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某月某日 あれ、印刷できない

 XDTPを起動して印刷しようとすると、なぜかハングしてしまう。「あれ、印刷できないや」と思って、ハングしたCZ-500Cをリセットする。CZ-500Cには060turboが入っていて、この間(といっても結構前)SCSIカードにMACH-2を導入したのだ。060turboとMACH-2には相性トラブルで印刷できなくなる問題があって、それを対策してくれるドライバ060prni.sysもその時同時に組み込んでいた。それで、SX-WINDOWからの印刷も問題ないことを確認していた・・・はずなのに。とにかく、何かまずくなっているのは確かなので、シャーペンでCONFIG.SYSを開いて内容をチェックする。う〜ん、ドライバはちゃんと組み込まれている。「なぜ?」と思いつつ、もう一度、XDTPから印刷、ほんの少し印刷したところでハング・・・。念のため、シャーペンからも印刷してみる。やはり、数行印刷したところでハング・・・。今度は、ハード面で疑ってみる。うちのプリンターケーブルは、エプソン製で、X1の頃から使っている年代物である。ついに断線でもしたか?とりあえず、ケーブルを予備に買ってあったアーベル製のケーブルに交換してみる。が、やはりハングする。少なくともケーブルの問題ではない・・・。
 システム的に何かいじったという記憶がないので、最近やったことを思い出してみる。最近やったこと・・・激電をみる、月刊電脳倶楽部を見る、・・・そのほかには、・・・そうそう、CD2PCMtでCDからハードディスクに録音してみるっていうのをやったんだ。で、うちのCD-ROMドライブはPDドライブなので、PDDRVS.xを導入して、PDモードとCDモードを切り替えられるようにしたんだった。それか?もう一度、シャーペンでCONFIG.SYSを開く。PDDRVS.xを探す。あるある。PDDRVS.xのDEVICE行をコメントに書き換えて再起動。XDTPから印刷・・・できた。ということで、印刷するときにはPDDRVS.xを外すというか、まあPDDRVS.xは必要なとき(CD2PCMtを使うときとか)のみ組み込むということで、と、いうことだな。ふう。

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某月某日 新しいハードディスク

 1Gのハードディスクを3つのパーティションに分けて3ドライブで使っていたんだが、いつの間にやら3ドライブとも満杯状態で余裕がなくなってしまっていた。起動用に使っているドライブを除くと、それほど頻繁に使わないような物が置いてあるので、MOなりPDなりにデータを入れて必要ときに差し込んで使えばそれでいいのだが、じつのところそれも面倒くさい。それほど、使わないデータでもHDに入れておきたい。ということで、ハードディスクを新調することにした。本来は増設でもいいのだが、うちのシステムは、(CZ-500C) - (HD) - (LS-120) - (MO) - (PD)とSCSIデバイスが、4つもぶらさがっているのでこれ以上デバイスの増設はしたくない。なんせ、SCSIデバイスが不安定でひどい目にあったことは過去何度もあるのだ。
 ということで、新しいハードディスクを買いに日本橋へ。4G程度のベアドライブとケースを買ってきて外付けドライブを組み立てようと思っていたのが、実際に店頭を見て歩くと、SCSIのHDドライブは大容量化、高性能化(Ultra SCSIやらUltara Wide SCSI)が進んでいてけっこう高価格である。外付けドライブとして売られているものと、ベアドライブの価格がそんなに違わない。ケースを買っていたら価格的に上回ってしまいそうである。ということで、作戦変更。外付けドライブで低価格のものを探して、DOS/V, PC-98x1用に売られているメルコのDSC-E4000という4.3Gのものを買ってきた。買うときにちょっと迷ったのだが、こいつはSDAT方式と謳われていて、中身はIDEドライブでインタフェースをSCSIで動かすように変換されているという変わり種である。IDEドライブが低価格化したのと、SCSIドライブがハイエンド使用のものしか発売されない傾向になっているために、このようなドライブが出ているようだ。で、これはX68につないで動くか?そういう不安がちょっとヨギル。で、結論。普通のSCSIドライブと同じように領域を割り当てたり、フォーマットすることが出来た。ただし、INQUIRY情報は、MELCO DSC-E4000というのが返ってきて、中のドライブがなんなのかはわからない。まあ、IDEをSCSIに変換しているのだから当たり前か。ということで、ベンチマークを取ってみたので、掲載しておく。う〜ん、とりあえずいままで使っていた1Gドライブより高速で快適だ。
 ところで、このドライブ、ベアのIDEドライブを買ってきて中身を取り替えるとか、簡単に出来るのかなぁ?
Original program:
ASPI SCSI benchmark test V0.2 
 copyright(c) by Tsuru-Zoh, Nov.23,1992

  Initiator is ID7     : SHARP   X68060          0015
  Target device is ID0 : MELCO   DSC-E4000       1.02
  512 Bytes per sector, capacity is 22 Mbytes.
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
        Test mode       |    result   |  Poor |   OK  |  Good | Great | Superb|
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
 Test unit ready command|    0.4[ms]  :**********************************
 No motion seek command |    0.5[ms]  :***********************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
 Sequential seek command|    0.7[ms]  :**************************************
 Random seek command    |    0.7[ms]  :****************************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
 Seq. read    512B/read |  403.9[KB/s]:*********
 Seq. read  16384B/read | 1305.6[KB/s]:***************************
 Seq. read  65536B/read | 1382.4[KB/s]:****************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
 Rnd. read    512B/read |   26.9[KB/s]:*
 Rnd. read  16384B/read |  534.4[KB/s]:******************
 Rnd. read  65536B/read | 1011.2[KB/s]:**********************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+

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某月某日 電脳倶楽部別冊完全保存版CD-ROM

 電脳倶楽部別冊完全保存版CD-ROMが着た。なんと、電子ちゃんのイラスト入りの箱入り。X680x0用の久々のパッケージソフト!?ちょっと、感動してしまって、なんだかもったいなくなってまだパッケージを開封できずにいる。

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1998年10月1日 お帰りなさい。Oh!X

 会社の昼休み、本屋さんがあまり近くにないので、ダッシュして商店街を南へ。喫茶店で、コーヒーとホットドックをほおばり、さらに南へ。本屋さんの前に着く。張り紙。「勝手ながら、本日は棚卸しのため閉店とさせていただきます。」がーん!昼休みに買うのはあきらめるか、それともほかの本屋まで足を延ばすか?後者!さらにさらに南へ。2軒目の本屋。コンピューター雑誌のコーナーに駆け込む。平積みされた雑誌のなかを探す。ない。新刊をたてた棚を見渡す。ない。置いてないのか?発売が遅れたのか?それとも、売れてしまったのか?(それはない。発売日の昼だぜ!でも、入荷が1冊とかだったら・・・)思いが巡る。ムック本を立てて並べてあるところの本の背表紙を目でサーチする。あった、『Oh!X 復刊 1998』!。2冊並んでいる。一冊を棚から抜く。ああ、表紙のレイアウトが昔の通り・・・。あまりにまんまなのでちょっと驚く。ぱらぱらとページをめくるが時間がないことを思い出して、そのままレジへ。さて、早く戻らないと昼休みの時間が終わってしまう・・・。小走りに会社に戻る道を急ぐ。
 お帰りなさい。Oh!X。復刊、まずはおめでとう。

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