ポートランド日記                                     スズキメディア

11月2日(金)──94日目


 PCCでリスニングの中間テスト。昨日の付け焼き刃の勉強が功を奏したのか、けっこう良くできた(と思う)。流されたテープが、水曜日のより簡単だったのかもしれないが、内容もだいたいわかった。
 アステカ文明について勉強して知識を増やしたから、英語が理解しやすくなったのかもしれない。テストの前、繰り返し、リスニングのテープを聞いていたのが良かったのかもしれない。とにかくほっとした。
 15問のうち、もしかしたら、全問正解というくらいに答えられた。

 昼は、ダウンタウンにあるメキシコ料理の「Macheezmo Mouse(発音はよくわからない。マチズモ・マウスか)」へ行った。ここは、ダウンタウン以外にも、いろんなところに店のあるチェーン店。メニューを見ると、ブリトーとかサラダとか、いろいろあったので、どれにしたらいいか迷って、結局タコスにした。でも、タコデルマーのほうがおいしいに量も多い。
 レジで頼んでお金を払い、その奥のカウンターで料理を受け取る形式。天井の高い広い店で、お客はたくさん入っているから、タコス以外の料理を頼めば、もっとおいしかったかもしれない。

 夕食は、Cが英語の聞き取りの手伝いに来てもらっているWさんと一緒に食べる。醤油のステーキ、付け合わせはブロッコリーといんげん、あさりの味噌汁、カボチャの煮物。カボチャ以外の、ステーキ(牛肉)、ブロッコリー、いんげん、あさりは、日本食品店ではなく、普通のスーパーで手に入るもの。
 カボチャの煮物は、マナミさんにもらったもので、日本のと同じもの(こちらのパンプキンは甘すぎてパイとかにしか使えないらしい)。実は僕らは二人ともカボチャの煮物はあまり好きではないが、せっかくもらったので、作ってみた。いつも、醤油や砂糖を入れてこってりしすぎるので、醤油は控えめ、白醤油を入れて、出汁をたっぷり入れて、煮てみた。
 ただし、電気のレンジなので、火加減がなかなかうまくいかず、弱火でコトコトというわけにはなかなかいかず、だいぶ煮くずれしてしまった。でも、薄味で、京料理の炊き合わせのかぼちゃのような感じになった。ほくほくしておいしい。味は、日本のカボチャと変わらないようだ。

 日通から、頼んでおいた段ボールが届いた。あと1か月半、そろそろ帰国準備のことも考えないといけない。


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