ポートランド日記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズキメディア

10月9日（火）──70日目 　今日は一日部屋で仕事。昼は、3Fのカフェテリアでエンチラーダス。 　日本の実家から、雑誌や本が届いて、久しぶりに日本語の雑誌を読んだ。 　僕が、毎月読むのは「本の雑誌」と「ミュージック・マガジン」と「ダンチュウ」の三冊。それ以外に、仕事関係で、インターネットやパソコンの雑誌にも目を通すが、純粋に趣味で読んでいるのはこの三冊だ。 　それぞれ、本、音楽、食べ物の雑誌。本と音楽に関する「本の雑誌」と「ミュージック・マガジン」は、こちらでも読みたいので送ってもらったが、「ダンチュウ」は、おいしいお店について読んでもどうせ行けなくてストレスがたまりそうなので、やめにした。 　「ミュージック・マガジン」10月号は、ボブ・ディランの特集。新しいアルバムが出て、それがかなりいいらしい。ボブ・ディランはもう六〇歳だが、いまだにバリバリの現役で、アルバムもコンスタントに出し続けて、高い評価を受けている。コンサートもコンスタントに続けていて、10月には、オレゴン州でも二回ほどあるが、残念ながらポートランドからはちょっと遠いので行くことができない。 　同世代のミュージシャンは、半ば隠居状態の人が多いなかで、ボブ・ディランの精力的な活動には、目を見張る思い。他には、前にも書いたニール・ヤングくらい。

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