[ 0001 ]

[ 前へ (Previous) |  次へ (Next) ]

きずあとエヴァンゲリオン
第壱話 『使徒、襲来』


まさに特務機関にふさわしい(笑)

「ソフトハウス・リーフ?」
「そう、国連直属の公開組織、な〜んてね(笑)」
「Xゲーム、作っている所ですね」
「まっねー…。リーフの仕事知ってる?」
「初音ちゃんを守る大事な仕事だと人からは聴いてます」
「んな話、誰から聴いたぁ!(笑)」

僕も期待しています(笑)

「今からXゲームの指揮権は君に移った。お手並みを見せてもらおう」
「柏木君、我々の所有ゲームではマニアに対し有効な手段がないことは認めよう
だが、君ならユーザに受けるのかね?」
「その為のリーフです」
「期待してるよ」(いや、マジで…)

ネコの手も借りたい…
でもネコの手ではキーボードが打てない…
しかもマウス食べちゃうし…(笑)

「じゃあ、これ、読んどいてね」
「リーフ… Xゲームの仕事。なんかするんですか? デバッグとか…
そうですね。用も無いのに僕に手紙をくれるはず、ないですよね」
「そっか、苦手なのね、Xゲームが。あたしと同じね」
「いえ、Xゲーム自体は大好きです」
「…あっ、そう」

ソフトハウスはどこも火の車

「そのゲーム、ホントに動くの? まだ一度も動いたことないんでしょ?」
「起動確率は0.00000001%。O7システムとはよく言ったものだわ」
(そんなソフトあるかい!)
「それって動かないってこと?」
「あら失礼ね。0ではなくってよ」
「数字の上ではね…
ま、どのみち「動きませんでした」ではもう済まされないわ。 明日マスターアップしなければ、発売日に間に合わないもの…」
(なんか笑えない…(涙))

まさに決戦!

「わっ! 顔? 巨大ロボット…」
「探しても、載ってないわよ」
「え?」
「リーフの作り出した究極の汎用人型決戦兵器、毒電波人間るりるり!
その初号機、建造は極秘裏に行われた。我々人類の最後の切り札よ(笑)」
「…もしかして、これに乗って月島兄と戦えっていうの?」
「いえ、戦う相手は『鬼』よ! さあ、そこまで第一鬼の『柏木千鶴』が迫っているわ!  さあ、シンジくん! 早くのって」
「無理だよそんなの。見たことも聞いたこともない貧乳相手に戦えるわけないよ」
「たいへんです! 何か知らないけど現在侵攻中の『鬼』が急に暴れ出しました」(笑)

続……かない(笑)


[ 前へ (Previous) |  次へ (Next) ]

[ 0001 ]