常夏の太陽と海・ハワイ

オアフ島の地図  今回は今までの旅とはちょっと違います。実は、弟の結婚式ということで、両親を連れてハワイです。
 海外はおろか、飛行機さえ初めてという人達を連れての旅行です。
 日本人はやっぱりハワイ(?)ということで、行ってきましたよ。NYでおこった同時多発テロの影響で、ハワイも日本からの観光客が半減しているということで、州政府観光局も日本へのPRに必死という感じでした。以前の状況がわからないので何とも言えませんが、ワイキキビーチは思ったより狭くて、人がいっぱいのように感じたのだが・・・


   1日目   日付変更線の怪? (名古屋 → ホノルル)

  名古屋を19時20分発のJALウェイズで出発。1999年に誕生したハワイ、グァム、サイパンなど国際線定期路線を運航するJALの子会社らしいが、客室乗務員の制服もいかにもリゾート便という感じのカラーリング。日本人よりもタイ人のスチュワーデスが多い。一応皆、ある程度の日本語は話すので、全くといっていいほど英語は必要としない。やっぱり、観光客は減っているのか、座席も7割程度埋まっているかなという感じ。おかげで、3人掛けシートを一人で占領して、ゆっくりと横になっていくことができました。時差ボケの心配も多少は解消。
 行きは7時間足らずで到着。しかししかし、名古屋を夜の7時過ぎに出発して、到着が同じ日の朝の7時過ぎ!! これぞ日付変更線のマジック? 時間遡ってるぞーって感じ。
 かつて噂でホノルル空港の入国審査はものすごく時間がかかって悪評高いということを聞いた事があったが、案外スムーズに入国完了。昔のことということだったのか、それとも観光客が減っているからなのかな?恒例の(?)レイを掛けてもらっての記念撮影をし、旅行会社の係員のところへ。一応始めてのハワイということで、ホテルチェックインまでの間市内観光をセットしてもらってありました。(今回は弟の結婚式ということで、初めて自分で旅行の手配しませんでした。)カメハメハ大王像、ヒロ・ハッティショッピングセンター、パンチボウル、ヌウアヌ・パリ、ホノルル港を見て回り、アロハ・タワー・マーケットプレイスで飲茶の昼食。その後、DFSへ寄ってホテルへチェックイン。夜は向こうの家族と合流して中華料理。とりあえず初日ということでゆっくりと・・・

           カメハメハ大王像         ワイキキビーチ



   2日目   Wedding in Hawaii (ホノルル滞在)

 2日目は午前10時から弟の挙式。迎えの車にてホテルから教会へ。新郎新婦はリムジンにて向かう。リムジンを利用したオプショナルツアーもたくさんあるように、ホノルルではやたらとリムジンが走っているが、よくもまああんな長いものを運転できるなーと感心してしまう。
 海の見える教会ということらしいが、海が見えるのはいいのだが、自分の中で描いていたものとちょっと違う。教会といえば一戸建て(?)で三角のとんがり屋根に十字架というイメージだったのだが、何かホテルのような建物の1階がチャペルになっている感じのこじんまりしたものだった。
 1通りリハーサルをして、本番。式自体は正味30分程で終了。こんなあっさりしたのもいいかな。
 ということで、まるまる午後からはフリーということで、両親を連れて出掛ける。とりあえず、ワイキキ・トロリーに乗る。レッド、イエロー、ブルーの3ラインで主な観光&ショッピングスポットを回るバス。ほとんど観光客の利用ということで、1日券は$18と少々高めだが、ツアーの中に乗り放題が含まれていたため、ガンガン利用できる。一番人気のオーシャン・コーストライン(ブルーライン)に乗る。海沿いを、映画「ブルー・ハワイ」の舞台にもなったハナウマ湾を経て、シー・ライフ・パークまで走る気分爽快のコースである。バスに乗っているだけでも、結構楽しめるものである。

ハナウマ湾


   3日目   ダイヤモンドヘッド登山 (ホノルル滞在)

 この日は、とりあえず来る前にこれだけはと思っていた、ダイヤモンドヘッドに登ることに。母親は毎日歩いているのでそう心配はしなかったが、父親の方がちょっと心配。でも、火口の中にある駐車場からゆっくり歩いて40分ぐらいということで、そんなにたいしたことはない。途中、真っ暗なトンネルを抜けるということで、懐中電灯持参でいざ出発。思ったより歩きやすい登山道を進み、最後の最後、急な99段の階段を登りきると頂上に出る。
 さすがに頂上は、風がまともにあたり、やや肌寒いが、眼下にワイキキを一望でき、遠くにはホノルル空港に発着する飛行機も見える。天気がいいと非常に気持ちがいい。
 午後からは、またまたワイキキトロリーに乗る。今度はイエローラインで、おそらくハワイを訪れる日本人のほとんどが訪れるであろうアラモアナ・ショッピングセンターへ。その後、やっぱり一度はビーチへということで、ワイキキビーチへ。やっぱり人で一杯。ちょっとだけ泳いでみた。
 週末のホノルル・マラソンに向けて、出場者が増えてきたみたいで、あちこちでトレーニングしている姿が目に付く。例年3分の1が日本からの出場者らしいが、やはり今年は少ないらしい。ナイキタウンで毎年この時期にだけ発売される「ホノルルマラソン限定Tシャツ」をゲット。夕食にやたらと日本の芸能人のサインが貼ってあるラーメン屋さんに入る。

ダイヤモンドヘッド頂上からの眺め


   4〜5日目   ドキッ!! またかー? (ホノルル → 名古屋)

 最終日、13時30分の便で帰るので、出発まで海岸でのんびりと過ごす。
行きは日付変更線のマジックで丸々1日得したような感じだが、当然ながら帰りはその逆。今日の午後に出発して、到着は明日の夕方って、1日どこへいった?という感じ。
 飛行機がタラップを離れ、滑走路へ向かう途中で、いやなアナウンス。「計器類に異常が認められるので一旦戻ります。」って。おいおい。以前パースへ行ったときの帰り、シンガポールで同じような状況で結局6時間以上待たされたことが頭をよぎる。かといって事が事だけに、「かまわないからそのまま飛んでくれ」というわけにもいかないし・・・
 結局、部品交換をして1時間遅れで出発。とりあえず一安心。帰りは9時間程で名古屋到着。うーん風の影響で行き帰りで2時間も変わるのね。
 



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