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              | 音楽療法にかかわる研究 |  
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                        | 音楽療法を研究されているチームガイアさんの「1/fのゆらぎ音楽」に関する研究を紹介したいと思います。 (理解してもらいやすいように、簡略化して書いていますので、正確な内容と結果は、元の論文を参照してください。元の論文については、このページにあるポストマークのメールホームからお問い合わせください。)
 
 試みその1
 
 1/fλのλの値が、0.9〜1.1の範囲に入る「快適ゆらぎ音楽」、範囲から著しく外れる「過剰ゆらぎ音楽」の2種類をCDプレイヤーで再生する。
 高齢者に聞いてもらい、唾液アミラーゼの変化を調べる。
 唾液アミラーゼの活性値は、値が大きいほど緊張状態、小さいほどリラックス状態にあると考えられる。
 
 結果として、「過剰ゆらぎ音楽」を聞くと緊張状態に移行する傾向があるらしいことが分かった。
 
 試みその2
 
 ゆらぎ解析君を使用して、「ヒーリング音楽」「クラシック音楽」「ヴォーカル」「ムード音楽」「器楽」に分類される計738曲を調査。
 
 結果として、ヒーリングミュージック、α波、医療用ミュージックと呼ばれるものは、極めて高い率で快適ゆらぎ特性を示し、そうなるように意図的に作られているらしいことが分かった。
 クラシック系は快適ゆらぎ傾向を示すが、個性が強い。
 ボーカルは全体としては快適ゆらぎの傾向が低いが、ソプラノ女声は傾向が高い。
 ムード音楽は、ヒーリング音楽に近いという予想に反して、快適ゆらぎの傾向が低かった。
 楽器では、ピアノ、チェロ、クラシックギター、アルパ、オカリナ、オルゴール、二胡をフィーチャーしている音楽で快適ゆらぎの傾向が高い。
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