初音・カラオケ・ミク・プレイヤーヘルプファイル

カラオケ用MIDIを用意する

初音・カラオケ・ミク・プレイヤでは、カラオケ用に作成されたMIDIファイルを読み込むことができます。カラオケ用に作成されたMIDIファイルとは、具体的には、XFフォーマットで作成されたファイルのことです。

通常のMIDIファイルには、歌詞情報が含まれていませんが、XFフォーマットのMIDIファイルには歌詞情報が含まれています。XFフォーマットのファイルは、自分で作成することもできますが、PC用カラオケのデータを販売しているサイトなどで購入することもできます。
自分で、XFフォーマットのMIDIファイルを作成する方法につては、こちらをご覧ください。
購入する場合は、http://pc.music.jp/等のサイトで購入することができます。１曲２００円くらいのようです。（本ソフトは、これらのデータ配信会社とは何の関係ありません。）

再生機能を準備する

初音・カラオケ・ミク・プレイヤーで再生機能を使用するには、ボクロイド・プラグインか、ボーカロイド製品に付属のVSTプラグインのいずれかが、ＰＣにインストールされている必要があります。ボクロイド・プラグインは、こちらからダウンロードできます。ボーカロイド製品は、お店で売っています。ボクロイド・プラグインを使用する場合は、初音・カラオケ・ミク・プレイヤーの起動後、ＶＳＴプラグインの設定を行う必要があります。

VOCALOID VSTiを準備する

初音・カラオケ・ミク・プレイヤで再生機能を使用する場合は、VOCALOID VISiがPCにインストールされている必要があります。再生機能を使用せずに、変換のみ使用する場合は、この項目は読み飛ばしてください。
ボーカロイドのインストール時に、VSTiをインストールしておきます。ボーカロイドのインストール時に「すべて」を選択していると、自動的にインストールされているはずですので、「すべて」でインストールをした方は、それで大丈夫です。（「すべて」は、デフォルトの選択になっています。）
「カスタム」を選択してボーカロイドのインストールを行う場合は、インストール項目に、「VOCALOID2 VSTi V2.0」を選択しておいてください。

上記のインストールを行うと、「Program Files\Steinberg\Vstplugins\VOCALOID2」の下に、VOCALOID2.DLLというファイルができます。これが、ボーカロイドのVSTプラグインのファイルです。（違うフォルダにインストールしていると、プレイヤの起動時に、どのフォルダにインストールしたかをたずねるダイアログボックスが表示されます。）

プレイヤを起動する

デスクトップのアイコンや、スタートメニューの「初音・カラオケ・ミク・プレイヤ」から、プレイヤを起動してください。起動時、数秒の待ち時間のあと、「あ～」という声が表示されますが、異常ではありません。この音は、ボーカロイドが発音までにかかる時間（ミリ秒）を測定するために、プレイヤが出している音です。