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音声認識におけるフォルマントの役割
音声の波形は、人の違いだけでなく話し方の違いでも、その都度変化します。 しかし、細かく分析すると、あまり変化しない部分もあります。そのあまり変化しない部分がフォルマントです。「あいうえお」のそれぞれの母音には、それぞれ固有のフォルマントがある ため、基準となる音声データをできるだけ多く用意すれば、波形が多少異なっていたとしても、分析によって、どの母音の波形なのかを認識させることが可能 になります。
人間は、各フォルマント周波数とその時間変化を判断することにより、どの母音が発音されたかを認識することができます。 ソフトウェアによる波形の分析でも、同じことを行うことができるわけです。ちなみに、子音では、明確な固有のフォルマントが無いため、フォルマントだけでは認識 することができません。
周波数を分析するためのソフト