研究テーマ->作曲法->音楽の知識があまり無い人向けの作曲法  
  作曲に関する手法を、独自の視点で解説します。ここで解説する方法は、音楽理論をもとにした一般的な作曲法とは異なっています。 ここで解説したいのは、ある手順に従って、音を並べていけば、誰でも、それっぽい曲が作曲できるということです。  
曲の構成を考える
ここまでに、Aメロのコード進行とメロディの作成について紹介しました。同じ手法で、Bメロ、サビなどの各パーツを作成することができます。
私たちが耳にするポピュラー音楽の構成で、多いのは、
イントロ、Aメロ、Bメロ サビ 
Aメロ、Bメロ サビ 間奏
Aメロ、Bメロ サビ サビ エンディング 
みたいな構成だと思います。
これにあわせて、作成したパーツを並べていくと曲になるはずです。ただし、イントロやエンディングは、Aメロやサビと同じコード進行になっていたりすることが多いです。また、Aメロの最初のコードはC△にしていましたが、サビなど、最後にくるパーツの最後のコードもC△になっている必要があります。つまり、ハ長調の曲は、C△からはじまり、C△で終わるようにしないといけないのです。そして、その最後のC△の前は、たいてい、G7、その前はDmかF△になっています。とりあえず、そこまでは考慮しなくて良いと思いますが、最後のコードはC△で締めくくるようにはしたほうが良いと思います。
曲の構成には、これ以外にも、サビから始まるものや、繰り返しの数が少ないものなど、色々なバリエーションがあります。
曲の作成に慣れてくると、これらの構成も取り入れると良いと思いますが、とりあえず、上記の構成を基本と考えておけば良いと思います。
曲全体が完成したら、テンポや調を決めます。ゆっくりとした曲なら80くらい、速い曲だと120くらいのテンポにすると良いと思います。
曲を歌として歌いたい場合は、自分の音域にあわせて調を決めます。
ポイント
ポピュラー音楽の楽曲構成のバリエーションもさほど多くない

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