曲の構成を考える |
ここまでに、Aメロのコード進行とメロディの作成について紹介しました。同じ手法で、Bメロ、サビなどの各パーツを作成することができます。
私たちが耳にするポピュラー音楽の構成で、多いのは、
イントロ、Aメロ、Bメロ サビ
Aメロ、Bメロ サビ 間奏
Aメロ、Bメロ サビ サビ エンディング
みたいな構成だと思います。
これにあわせて、作成したパーツを並べていくと曲になるはずです。ただし、イントロやエンディングは、Aメロやサビと同じコード進行になっていたりすることが多いです。また、Aメロの最初のコードはC△にしていましたが、サビなど、最後にくるパーツの最後のコードもC△になっている必要があります。つまり、ハ長調の曲は、C△からはじまり、C△で終わるようにしないといけないのです。そして、その最後のC△の前は、たいてい、G7、その前はDmかF△になっています。とりあえず、そこまでは考慮しなくて良いと思いますが、最後のコードはC△で締めくくるようにはしたほうが良いと思います。
曲の構成には、これ以外にも、サビから始まるものや、繰り返しの数が少ないものなど、色々なバリエーションがあります。
曲の作成に慣れてくると、これらの構成も取り入れると良いと思いますが、とりあえず、上記の構成を基本と考えておけば良いと思います。
曲全体が完成したら、テンポや調を決めます。ゆっくりとした曲なら80くらい、速い曲だと120くらいのテンポにすると良いと思います。
曲を歌として歌いたい場合は、自分の音域にあわせて調を決めます。 |
ポイント
ポピュラー音楽の楽曲構成のバリエーションもさほど多くない |
|
|