THE STORY OF 『千日詣り/ほおづき縁日』

 

 6月24日には「千日詣り・ほおづき縁日」があります。

 昔から、6月23・24日に愛宕神社にお参りすると千日分のご利益があると言われ、かなりのにぎわいをみせていました。

 そして、この日にはほおづきが縁起ものとして出されていたのです。

 さて、この日にほおづきを縁起ものとして出している謂れは・・・

ペペンペンペン (いきなり講談調)

 頃は江戸、愛宕様のお膝元仲間(ちゅうげん)長屋に住むおトラさん(仮名)は、癪(シャク・胃痛)に悩んでおりました。

 薬を飲んだり、こうやくを貼ってみたり、、はては逆立ちまでしてみましたが一向に良くなりません。

 「ホント!シャクに触るんだから・・・」

 と、ある晩夢枕に一人の老人が・・・。まっ白な髭をたくわえ、厳かな雰囲気を漂わせ、

 「庭先に自生するほおづきを煎じて飲みなさい。そうすれば、たちどころに痛みが消え去るだろう。」

 とのお告げを受けました。

 「はて?家には庭なんてないし、どこぞのお方なんだろう。」

 と思い悩みながらも、日課となっている愛宕様へのお参りに山を登ると、今まで気が付かなかったけれども、そこにはほおづきが・・・。

 あれは愛宕様のお告げで会ったかと、恭しくほおづきを頂き煎じて飲めば、これは不思議!

 嘘のように癪(シャク)が治まり、カンの虫が強いお隣さんの息子に飲ませてみれば、これまたピタリと治ってしまった。

 霊験あらたかな「愛宕のほおづき」は、人から人へと伝わり、「愛宕詣り」は江戸ッ子には欠かせない大切なお祭りになりました。

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       ―――――――と、こういう訳でございます――――――――

 当時は小粒の「千成りほおづき」でしたので薬としても作りやすかったのでしょうが、現存はしていません。

 お祓いをしたほおづきをお受けになると(有料です)特別に御社殿の中でお祓いを致します。

 どうぞ千日分のご利益をお受け下さいね。

 また、厄を払う茅の輪くぐりもございます。

 浅草寺の市の発祥となった千日詣りは、緑いっぱいの気持ちの良いお祭りです。

 今年は火・水曜日ですが、どうぞお参り下さい。(朝から夜の8時頃までしています)

 愛宕神社は曜日ではなく、日にち重視なのでお仕事・学校の方ごめんなさい。

 なお、ほおづきは、完売になる可能性大なので、よろしかったらお電話でご予約下さい(エ03ー3431ー0327)。

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