特集 常磐線485系

今年暮れにはE653系の増備により30年近く活躍し続けて来た常磐線の
定期特急列車から遂に引退した485系を特集します。             
現在「国鉄特急色」の「K7」編成は郡山工場の解体線に搬入されており、
残念ながらその生涯を終えようとしています。                   

12/6「さよならひたち号」運転!

12/8のダイヤ改正を前に国鉄特急色K7編成が12/6、「さよならひたち号」
として、「上野−いわき」間を記念ヘッドマークを掲げて往復しました。       

485JNR03.jpg (22752 バイト)

「おもいでのひたち号」運転!!

常磐線100周年記念臨時列車はなんと国鉄色

JNR48501.jpg (30115 バイト)
 国鉄色に塗色変更を受け郡山を出場し勝田に戻って来たK7編成 (1998-07-22)

=ボンネット編成国鉄色に塗色変更終了=
−−9月以降は通常運用で大活躍−−

塗装変更後のK7編成の写真はこちら

485wnder.jpg (31940 バイト)
 京葉線舞浜付近を走る「急行ワンダーランド」この夏は新木場まで運転(1998-03-29) 
7/25・26に運転されたこの列車に塗装変更されたK7編成が充当されました。
 写真の「ひたち色」のボンネット車は今回の塗装変更で消滅してしまいました。

 充当車両となる、「ひたち色・両端ボンネット」の勝田電車区の485系「K7」編
成は、郡山工場へ回送され塗装変更作業を受け7/22に同工場を出場し、同日
夜に勝田電車区に回着しています。                          
 以前は上野方のクハのみにしか無かったボンネット先端の「特急マーク」が仙
台方のクハにも取り付けられて、車体側面への「JRマーク」の書き込みは行われ
ず、美しい「国鉄特急色」となっています。                       

 残念ながら、側面の「JNRマーク」の復活や、14両運転のために改造された、
「スカート」の復元などは行われず、「連結器カバー」もありませんでしたが、これ
は逆に塗装変更後も他の485系と編成を組んで「14両で走る」可能性を残した
わけで、それはそれで楽しみな事ではあります。                  

7/24には「野馬追」、7/25・26は「急行ワンダーランド」の仕業に早速充
当され、武蔵野線、京葉線へも進出しています。予定の定期運用への充当以外 
にも、通常の仕業に充当され、「ひたち色」+「国鉄色」の堂々の14連での運行 
なども行われています。                                  
 期待された「甲子園臨」への充当ですが、茨城県代表の「常総学院」は緒戦
を突破し3回戦は第1試合となったため大阪までの直通応援列車がK5編成を
使用して運転されました。                               

 8月中の金・土・日の指定列車への投入が終了し、その後K7は他の485系
編成と区別されずに運用されている様で、頻繁にその姿を見ることができました。

 また、10/18の郡山工場公開に合わせ、K7編成による臨時快速列車が
東北本線「仙台−郡山」を走りました。                        

      仙台       郡山
上り    0911 >>> 1108
下り    1725 <<< 1527


8/23「おもいでのひたち号」運転ダイヤ


Copyright(C) 川津 重夫 (Shigeo Kawatsu) / 小川野 田西
E-mail to: VZM00707@nifty.ne.jpkawatsu@japan.email.ne.jp